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元スレ武内P「今日はぁ、ハピハピするにぃ☆」
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>>347
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「ホント、いい加減にして欲しいわよ!」
ダンッ、とジョッキをテーブルに強く置いた拍子に、琥珀色の液体が大きく揺れた。
早苗さんの白い肌は、もう、すっかり真っ赤になってる。
お家では、もう、あまり飲まなくなったらしい。
今日、こうやって集まるのも、本当に久しぶり。
「わかるわ。私も、苦労してるもの」
ハァ、とため息を付きながら、小鉢に残っていた青菜のおひたしを口に運んでる。
瑞樹さんも、顔色こそ変わらないけど、大分酔ってるみたい。
全然飲んでないらしく、かなり、弱くなってるわね。
だから、今日は楽しみだと、予定を決めてる時から、言ってた。
「「旦那には」」
見た目は全然似てない二人なのに、その口から出た言葉は、同じ。
それがおかしかったからか、早苗さんと瑞樹さんは、顔を見合わせて、笑った。
その笑顔は、昔の……そうね、こうやって、三人で集まってた時とは、違う。
二人の笑顔の先には、愛する人が居るのだから。
「ねえ、楓ちゃんはどうなの?」
早苗さんが、さっきまでとは違う笑い方で、問いかけてくる。
「そうね。私も気になるわ」
瑞樹さんも、少しテーブルに身を乗り出して、同じ様に、笑う。
「私ですか?」
急に言われても、何を……どう、言えば良いのかしら。
二人が聞いているのは、きっと、私が考えている事で、合ってると思う。
けれど、そうだとしたら、それに対する答えを私は持ち合わせていない。
だって、
「今は……仕事が恋人ですから」
そう言って、微笑みを返した。
旦那様は居ないけれど、恋人との関係は、今も続いてる。
手を繋いで、階段を登り続けてきた事に、後悔は無い。
でも、さっきの二人の笑顔を見ると、ちょっぴり、羨ましくなっちゃう。
「……今は、じゃなくてさ」
ハァ、とため息をついて、早苗さんがジョッキの中身をあおる。
「……今も、でしょう?」
言葉を引き継いだ瑞樹さんは、そう言ってワイングラスを傾ける。
「ふふっ! カンパーイ♪」
普通は、余計なお世話と思うのだろうけど……私は、嬉しくなっちゃうの。
どうしようもない人扱いしてくれる二人の目は、とっても、優しいから。
・ ・ ・
「~♪」
駅に向かって、人通りが多い繁華街の中を歩く。
すれ違う人に聞こえないように、小さく、鼻歌を歌いながら。
三人で飲んで、この時間に解散したのは、初めてじゃないかしら。
でも、二人は旦那さんがお家で待ってるんですもの、しょうがないわよね。
「~♪」
二人は、とっても綺麗になってた。
勿論、昔に比べて歳は取ったし、美容にかける時間も減ったって言ってた。
でも、私の目には、今の二人の方が、綺麗に見えたの。
それがおかしいとは、全然思わないし……むしろ、当り前だと思うわ。
「旦那」
小さく……小さく、口に出す。
絶対に、誰にも聞こえないように、タイミングを見計らって。
この言葉を口にした時の二人は、とっても、輝いてた。
とっても素敵な二人らしい、素敵な笑顔で。
「~♪」
あの笑顔を思い出すだけで、自然と、笑顔になっちゃう。
最初の頃は、取られちゃったって、そう思って少し拗ねたりもしたけれど。
私が見たことのない笑顔を見た時、そんな、子供みたいな思いは、消えてなくなった。
そして、心の底から、こう言えた。
――結婚、おめでとうございます。
「~♪」
二人の幸せが溢れて、私にも伝わったのかしら。
足取りは軽いし、気を抜いたら、ステップを踏んじゃいそう。
でも、そんな事をしたら、顔を隠してるとは言え、流石に誰か気付く。
少し飲み足りないから、騒ぎにならないよう、我慢、我慢。
「まだ夜は長い! キャバクラでも行くかい! ええ!?」
ワハハと、楽しそうな笑い声と共に、そんな言葉が耳に入った。
覚えのある声と、笑い方。
そんな偶然はあるわけないと思ったけど、とっても楽しそうで、目が引き寄せられる。
見えたのは、男の人の……三人組。
「お供させていただきます!」
「君も行くだろう?」
「いえ、私は……」
見たことのある、人達。
その内の、背の高い人が、右手を首筋にやりながら、
上司の――部長さんの後ろに居る私に気付き、表情を固まらせた。
「……」
笑顔で、会釈。
「~♪」
駅に向かって、人通りが多い繁華街の中を歩く。
すれ違う人に聞こえないように、小さく、鼻歌を歌いながら。
三人で飲んで、この時間に解散したのは、初めてじゃないかしら。
でも、二人は旦那さんがお家で待ってるんですもの、しょうがないわよね。
「~♪」
二人は、とっても綺麗になってた。
勿論、昔に比べて歳は取ったし、美容にかける時間も減ったって言ってた。
でも、私の目には、今の二人の方が、綺麗に見えたの。
それがおかしいとは、全然思わないし……むしろ、当り前だと思うわ。
「旦那」
小さく……小さく、口に出す。
絶対に、誰にも聞こえないように、タイミングを見計らって。
この言葉を口にした時の二人は、とっても、輝いてた。
とっても素敵な二人らしい、素敵な笑顔で。
「~♪」
あの笑顔を思い出すだけで、自然と、笑顔になっちゃう。
最初の頃は、取られちゃったって、そう思って少し拗ねたりもしたけれど。
私が見たことのない笑顔を見た時、そんな、子供みたいな思いは、消えてなくなった。
そして、心の底から、こう言えた。
――結婚、おめでとうございます。
「~♪」
二人の幸せが溢れて、私にも伝わったのかしら。
足取りは軽いし、気を抜いたら、ステップを踏んじゃいそう。
でも、そんな事をしたら、顔を隠してるとは言え、流石に誰か気付く。
少し飲み足りないから、騒ぎにならないよう、我慢、我慢。
「まだ夜は長い! キャバクラでも行くかい! ええ!?」
ワハハと、楽しそうな笑い声と共に、そんな言葉が耳に入った。
覚えのある声と、笑い方。
そんな偶然はあるわけないと思ったけど、とっても楽しそうで、目が引き寄せられる。
見えたのは、男の人の……三人組。
「お供させていただきます!」
「君も行くだろう?」
「いえ、私は……」
見たことのある、人達。
その内の、背の高い人が、右手を首筋にやりながら、
上司の――部長さんの後ろに居る私に気付き、表情を固まらせた。
「……」
笑顔で、会釈。
・ ・ ・
「……」
居酒屋の奥の、仕切られた四人がけの席に、二人。
ゆったりとした席は、大柄な彼が座っても、まだ余裕がある。
なのに……その表情は固く、少し、緊張してるみたい。
良いんですよ? リラックス、してくださいな。
「……!」
眼の前に座る彼が、グイッと、豪快にジョッキの中身を半分程飲み干す。
その、良い飲みっぷりを見て、私も釣られて、お猪口に注がれた日本酒を一息で。
フルーティーな香りで、飲みやすくて、美味しい。
空になったお猪口を見つめていると、
「……どうぞ」
と、両手で徳利を持った彼が、言った。
私の手には大きいその徳利も、この人が持つと、随分と小さく見えるのね。
……なんて、そんな事を考えながら、私も両手でお猪口を持ち、差し出す。
とぷとぷと、ゆっくりと注がれる、透明の液体。
「……」
お猪口の八分目までが満たされ、彼は、徳利の傾きを正した。
それをゆっくりと口に運び、軽く、口をつける。
ああ……本当に、滑らかな舌触りで、良い香り。
香りを楽しむため、口を閉じ、鼻から抜けていくそれをじっくりと堪能する。
「……!」
彼が、ジョッキに半分残っていたビールを一気に飲み干す。
此処は、もう二軒目だと思ってたけど、随分とペースが早いんですね。
ふふっ! スペースに余裕があるから、ペースもあがるのかしら、うふふっ!
まだまだ飲めるようですし、どんどん、注文した方が良さそうですね。
「次は、何を飲みますか?」
タッチパネルを操作しながら、問いかける。
でも、彼は、どうしたものかと、少し迷った様子を見せた。
こういう時は……どうすれば良いのかしら。
「キャバクラでは、どういう風に、聞くんですか?」
行ったことは無いけれど、お酒を注文させる、プロの人が居るのよね。
だからきっと、私の知らないような、良い聞き方があると思うの。
もっと、沢山お酒を飲みたくなっちゃうような、そんな聞き方が。
それを教えてくれれば、遠慮せず、飲めると思うんです。
「……ハイボールで」
二つ目の質問の答えは返って来なかったけど、どうしてかしら。
でも、注文が決まったみたいだから、気にする必要はなさそう。
「はーい♪ ハイボール入りまーす♪」
ええと、ハイボール、ハイボール、と。
「……」
居酒屋の奥の、仕切られた四人がけの席に、二人。
ゆったりとした席は、大柄な彼が座っても、まだ余裕がある。
なのに……その表情は固く、少し、緊張してるみたい。
良いんですよ? リラックス、してくださいな。
「……!」
眼の前に座る彼が、グイッと、豪快にジョッキの中身を半分程飲み干す。
その、良い飲みっぷりを見て、私も釣られて、お猪口に注がれた日本酒を一息で。
フルーティーな香りで、飲みやすくて、美味しい。
空になったお猪口を見つめていると、
「……どうぞ」
と、両手で徳利を持った彼が、言った。
私の手には大きいその徳利も、この人が持つと、随分と小さく見えるのね。
……なんて、そんな事を考えながら、私も両手でお猪口を持ち、差し出す。
とぷとぷと、ゆっくりと注がれる、透明の液体。
「……」
お猪口の八分目までが満たされ、彼は、徳利の傾きを正した。
それをゆっくりと口に運び、軽く、口をつける。
ああ……本当に、滑らかな舌触りで、良い香り。
香りを楽しむため、口を閉じ、鼻から抜けていくそれをじっくりと堪能する。
「……!」
彼が、ジョッキに半分残っていたビールを一気に飲み干す。
此処は、もう二軒目だと思ってたけど、随分とペースが早いんですね。
ふふっ! スペースに余裕があるから、ペースもあがるのかしら、うふふっ!
まだまだ飲めるようですし、どんどん、注文した方が良さそうですね。
「次は、何を飲みますか?」
タッチパネルを操作しながら、問いかける。
でも、彼は、どうしたものかと、少し迷った様子を見せた。
こういう時は……どうすれば良いのかしら。
「キャバクラでは、どういう風に、聞くんですか?」
行ったことは無いけれど、お酒を注文させる、プロの人が居るのよね。
だからきっと、私の知らないような、良い聞き方があると思うの。
もっと、沢山お酒を飲みたくなっちゃうような、そんな聞き方が。
それを教えてくれれば、遠慮せず、飲めると思うんです。
「……ハイボールで」
二つ目の質問の答えは返って来なかったけど、どうしてかしら。
でも、注文が決まったみたいだから、気にする必要はなさそう。
「はーい♪ ハイボール入りまーす♪」
ええと、ハイボール、ハイボール、と。
・ ・ ・
「キャバクラ、行こうとしてましたよね?」
少し、強い口調で彼に言う。
「していません。私は、行くつもりはありませんでした」
彼は、普段よりも舌の滑りが良いのか、少し早口。
「本当ですか?」
「本当です」
似たようなやり取りを数回はしてる。
だって、この人が正直に認めないんですもの。
貴方がキャバクラに行くなんて、意外でした、って。
そうしたら、この調子で、必死になっちゃって。
「そんなに必死になられると……怪しく思えちゃいます」
「待ってください。そう言われると、否定が出来なくなってしまいます」
喋りすぎて渇いた喉を潤すため、お猪口の中身を飲み干す。
彼も、ウィスキーのグラスを同時に傾けていて、
空になったそれをテーブルに置いた時、カラリと、氷が音を立てた。
じいっと、お互いの、空になった器に、視線を落とす。
「店を……」
「……はい、変えましょうか」
どっちが先に言いだしたのかは、別に良いわよね。
だって、意見が同じなら、どっちが先でも、結果は変わらないもの。
会計の場所をタッチした彼が、腕の時計に目をやる。
時間を気にしてるのかしら? それとも、気にされてる?
「明日はオフなので、大丈夫です」
変に気遣われるのは、妙に癪な気がして、予め言う。
その言葉を聞いた彼は、そうですか、と、低い声で返した。
私は、今日は早苗さんと瑞樹さんと集まる予定だったから、明日は空けておいたんです。
でも、貴方が明日仕事なら、無理はなさらないでくださいね。
「私も、明日は休日なので、はい、大丈夫です」
つまり、お互い、明日を気にせず飲めるって事よね。
……そんな飲み方をするの、いつ以来かしら。
そのせいか、気づかない内に、私もお酒に弱くなっちゃってたみたい。
立ち上がる時に少しふらつきそうになったけど、そんな姿、見せたくないもの。
「「……」」
見られちゃったら、お開きになるかも知れないでしょう?
今日は、まだまだ飲み足りない気分なんです。
……ううん、少し、違うかしら。
今日は、もっともっと、飲みたい気分なの。
「行きましょうか」
「ええ、行きましょう」
だって、とっても楽しいんですもの!
「キャバクラ、行こうとしてましたよね?」
少し、強い口調で彼に言う。
「していません。私は、行くつもりはありませんでした」
彼は、普段よりも舌の滑りが良いのか、少し早口。
「本当ですか?」
「本当です」
似たようなやり取りを数回はしてる。
だって、この人が正直に認めないんですもの。
貴方がキャバクラに行くなんて、意外でした、って。
そうしたら、この調子で、必死になっちゃって。
「そんなに必死になられると……怪しく思えちゃいます」
「待ってください。そう言われると、否定が出来なくなってしまいます」
喋りすぎて渇いた喉を潤すため、お猪口の中身を飲み干す。
彼も、ウィスキーのグラスを同時に傾けていて、
空になったそれをテーブルに置いた時、カラリと、氷が音を立てた。
じいっと、お互いの、空になった器に、視線を落とす。
「店を……」
「……はい、変えましょうか」
どっちが先に言いだしたのかは、別に良いわよね。
だって、意見が同じなら、どっちが先でも、結果は変わらないもの。
会計の場所をタッチした彼が、腕の時計に目をやる。
時間を気にしてるのかしら? それとも、気にされてる?
「明日はオフなので、大丈夫です」
変に気遣われるのは、妙に癪な気がして、予め言う。
その言葉を聞いた彼は、そうですか、と、低い声で返した。
私は、今日は早苗さんと瑞樹さんと集まる予定だったから、明日は空けておいたんです。
でも、貴方が明日仕事なら、無理はなさらないでくださいね。
「私も、明日は休日なので、はい、大丈夫です」
つまり、お互い、明日を気にせず飲めるって事よね。
……そんな飲み方をするの、いつ以来かしら。
そのせいか、気づかない内に、私もお酒に弱くなっちゃってたみたい。
立ち上がる時に少しふらつきそうになったけど、そんな姿、見せたくないもの。
「「……」」
見られちゃったら、お開きになるかも知れないでしょう?
今日は、まだまだ飲み足りない気分なんです。
……ううん、少し、違うかしら。
今日は、もっともっと、飲みたい気分なの。
「行きましょうか」
「ええ、行きましょう」
だって、とっても楽しいんですもの!
・ ・ ・
「楽しいと……ついつい、時間を忘れちゃいますね」
気がつけば、もう、終電は無くなっていた。
だから、今は、夜風に吹かれながら、タクシー乗り場に向かってる。
朝まで飲み明かす程の無茶は、しない。
それに、ほら……もう、足元がおぼつかないの。
「はい。ですが……とても、良い時間でした」
彼が、小さく微笑みながら、言う。
大分飲んだ筈なのに、それでもしっかりとした足取りの、彼。
それが、なんだか憎たらしくて、よろけたフリをして、軽く、体当たり。
突然体重を預けられる形になったのに、彼は少しもふらつかない。
「まだ、元気なんですね」
問う。
「はい。体力は、自信があります」
そうでなければ、プロデューサーは務まりませんから、って。
この人の、仕事に対する情熱は、まるで衰えていない。
それが、とっても眩しくて、自分の事じゃないのに、嬉しい。
だけど、私も負けてられないと、そう、思っちゃいます。
「えいっ、えいっ」
グイグイと、なんとかふらつかせてやろうと、押す。
細い足に力を込めて、肩を押し付ける。
なのに……全然、びくともしないの!
そりゃあ、体格差はあるけれど……アイドルと、プロデューサーなのよ?
頑張ったら、ふらつかせる位はさせないと、いけないと思うわ。
「あの……高垣さん?」
彼が、怪訝そうな顔で、こちらを見る。
……あっ、思いついた!
「ふふっ! 楽しくて、何時何時か、ついつい、忘れる……うふふっ!」
アイドルとして、ファンの人達と、一緒に笑顔で歩いてきた。
それが楽しくて、気づけば、時間が過ぎていた。
シンデレラが、魔法の解ける時間を忘れてたみたいに。
もしも、最後まで思い出せずに、魔法が解けてたら、どうしたのかしら?
「そこまで責任は……持てませんね」
まあ! なんて、つれない事を言うの!
時間が迫ったら、一声くらいかけてくれても、良いじゃありませんか。
サービスの悪い、魔法使いさんね!
「……!」
色々な抗議を手に載せて、パシリと彼の腕を叩く。
おかげか、彼をふらつかせるのに、成功した。
おわり
「楽しいと……ついつい、時間を忘れちゃいますね」
気がつけば、もう、終電は無くなっていた。
だから、今は、夜風に吹かれながら、タクシー乗り場に向かってる。
朝まで飲み明かす程の無茶は、しない。
それに、ほら……もう、足元がおぼつかないの。
「はい。ですが……とても、良い時間でした」
彼が、小さく微笑みながら、言う。
大分飲んだ筈なのに、それでもしっかりとした足取りの、彼。
それが、なんだか憎たらしくて、よろけたフリをして、軽く、体当たり。
突然体重を預けられる形になったのに、彼は少しもふらつかない。
「まだ、元気なんですね」
問う。
「はい。体力は、自信があります」
そうでなければ、プロデューサーは務まりませんから、って。
この人の、仕事に対する情熱は、まるで衰えていない。
それが、とっても眩しくて、自分の事じゃないのに、嬉しい。
だけど、私も負けてられないと、そう、思っちゃいます。
「えいっ、えいっ」
グイグイと、なんとかふらつかせてやろうと、押す。
細い足に力を込めて、肩を押し付ける。
なのに……全然、びくともしないの!
そりゃあ、体格差はあるけれど……アイドルと、プロデューサーなのよ?
頑張ったら、ふらつかせる位はさせないと、いけないと思うわ。
「あの……高垣さん?」
彼が、怪訝そうな顔で、こちらを見る。
……あっ、思いついた!
「ふふっ! 楽しくて、何時何時か、ついつい、忘れる……うふふっ!」
アイドルとして、ファンの人達と、一緒に笑顔で歩いてきた。
それが楽しくて、気づけば、時間が過ぎていた。
シンデレラが、魔法の解ける時間を忘れてたみたいに。
もしも、最後まで思い出せずに、魔法が解けてたら、どうしたのかしら?
「そこまで責任は……持てませんね」
まあ! なんて、つれない事を言うの!
時間が迫ったら、一声くらいかけてくれても、良いじゃありませんか。
サービスの悪い、魔法使いさんね!
「……!」
色々な抗議を手に載せて、パシリと彼の腕を叩く。
おかげか、彼をふらつかせるのに、成功した。
おわり
何年後かなんだろうか
ちゃんと籍入れろやとも思うけど、変わらないのもなんだからしくていいね…
ちゃんと籍入れろやとも思うけど、変わらないのもなんだからしくていいね…
これは責任取らないといけませんね……途中で吐いたとかそういうのではなく
卯月やアーニャに卑猥な言葉を教える→Pにどういう意味か聞くって流れを見たい
莉嘉「P君、枕営業したい!枕営業すればお仕事たくさん貰えるんでしょ?」
ミナミィの行動はナチュラルに卑猥だから、周りに悪影響与えちゃいそうでヤバいヤバい
何故部長は地雷を踏ませに行くのだろうか
諸悪の根源なのでは…?
諸悪の根源なのでは…?
莉嘉「そう、ヘソ出し! ねー、良いでしょP君!」
みりあ「ねえねえ、お願い! セクシー路線!」
武内P「はあ……ですが」
ありす「わっ、私は、そういうのには反対です!」
莉嘉・みりあ「えー!?」
ありす「三人でLIVEをやる時の、大事な衣装なんですから!」
武内P「……」
みりあ「ねえねえ、お願い! セクシー路線!」
武内P「はあ……ですが」
ありす「わっ、私は、そういうのには反対です!」
莉嘉・みりあ「えー!?」
ありす「三人でLIVEをやる時の、大事な衣装なんですから!」
武内P「……」
莉嘉「大事な衣装なんだから、セクシーに行こうよ☆」
みりあ「うんうんっ! ねえ、良いでしょありすちゃん!」
ありす「橘です! 大事な衣装だから、落ち着いた大人の雰囲気にしたいんです!」
莉嘉・みりあ「むー!」プクー!
ありす「ほ、ほっぺを膨らませないでください!」
武内P「……」
ありす「プロデューサーさんも、おヘソは出さない方が良いですよね!?」
武内P「そう、ですね……私は――」
ガチャッ
小梅「こ……こんにちは」
みりあ「うんうんっ! ねえ、良いでしょありすちゃん!」
ありす「橘です! 大事な衣装だから、落ち着いた大人の雰囲気にしたいんです!」
莉嘉・みりあ「むー!」プクー!
ありす「ほ、ほっぺを膨らませないでください!」
武内P「……」
ありす「プロデューサーさんも、おヘソは出さない方が良いですよね!?」
武内P「そう、ですね……私は――」
ガチャッ
小梅「こ……こんにちは」
莉嘉「小梅ちゃん、ヤッホー☆」
みりあ「こんにちは、小梅ちゃん!」
ありす「こんにちは、小梅さん」
小梅「莉嘉ちゃんに、みりあちゃん……橘さんも、こんにちは」
武内P「白坂さん、何か、御用でしょうか?」
小梅「えっと、皆の、こ、声が聞こえたから……何してるのかな、って」
莉嘉・みりあ「――そうだ! 小梅ちゃんも、一緒に!」
小梅「……えっ?」
みりあ「こんにちは、小梅ちゃん!」
ありす「こんにちは、小梅さん」
小梅「莉嘉ちゃんに、みりあちゃん……橘さんも、こんにちは」
武内P「白坂さん、何か、御用でしょうか?」
小梅「えっと、皆の、こ、声が聞こえたから……何してるのかな、って」
莉嘉・みりあ「――そうだ! 小梅ちゃんも、一緒に!」
小梅「……えっ?」
・ ・ ・
小梅「……そ、それで、衣装について、話し合ってたんだ」
莉嘉「ヘソ出し、小梅ちゃんはオッケーだよね!?」
みりあ「四人で、セクシーな格好して、メロメロにしちゃおうよ!」
ありす「私は反対です! は、はしたないと思います!」
小梅「えっ、えっと……その……」チラッ
武内P「? どうか、されましたか?」
小梅「おヘソ……見たいのかな、って思っ……て」モジモジ
武内P「えっ?」
小梅「……そ、それで、衣装について、話し合ってたんだ」
莉嘉「ヘソ出し、小梅ちゃんはオッケーだよね!?」
みりあ「四人で、セクシーな格好して、メロメロにしちゃおうよ!」
ありす「私は反対です! は、はしたないと思います!」
小梅「えっ、えっと……その……」チラッ
武内P「? どうか、されましたか?」
小梅「おヘソ……見たいのかな、って思っ……て」モジモジ
武内P「えっ?」
武内P「私が、ですか?」
小梅「う、うん……どう、かな?」モジモジ
莉嘉「P君は、モチロン見たいよね! アタシ達のぉ、お・ヘ・ソ☆」
みりあ「ねえねえ、プロデューサー! どうなの? ねえねえ!」
ありす「見たいだなんて……そんな事、ありませんよね!?」
武内P「……それ以前に、私は――」
莉嘉・みりあ・ありす・小梅「……!」ゴクリ
武内P「皆さんには、そういった衣装は……少し、早いかと」
莉嘉・みりあ・ありす・小梅「……早い?」
武内P「はい」
莉嘉・みりあ・小梅「……」
ありす「……」
小梅「う、うん……どう、かな?」モジモジ
莉嘉「P君は、モチロン見たいよね! アタシ達のぉ、お・ヘ・ソ☆」
みりあ「ねえねえ、プロデューサー! どうなの? ねえねえ!」
ありす「見たいだなんて……そんな事、ありませんよね!?」
武内P「……それ以前に、私は――」
莉嘉・みりあ・ありす・小梅「……!」ゴクリ
武内P「皆さんには、そういった衣装は……少し、早いかと」
莉嘉・みりあ・ありす・小梅「……早い?」
武内P「はい」
莉嘉・みりあ・小梅「……」
ありす「……」
武内P「似合わない、とは言いません」
莉嘉「だよね!? 絶対、チョー似合うし☆」
小梅「見たくない訳じゃ……無いん、だ?」
武内P「今までとは違う衣装で、新しい魅力も引き出されると、そう、思います」
莉嘉「……そーゆー事じゃないんだけどなぁ」
小梅「でも……えへへ、良かった」
武内P「しかし、赤城さんと、橘さんは、まだ小学生です」
みりあ「えーっ!? みりあ、ヘソ出ししたいしたーい!」
ありす「……まだ、ですか」
莉嘉「だよね!? 絶対、チョー似合うし☆」
小梅「見たくない訳じゃ……無いん、だ?」
武内P「今までとは違う衣装で、新しい魅力も引き出されると、そう、思います」
莉嘉「……そーゆー事じゃないんだけどなぁ」
小梅「でも……えへへ、良かった」
武内P「しかし、赤城さんと、橘さんは、まだ小学生です」
みりあ「えーっ!? みりあ、ヘソ出ししたいしたーい!」
ありす「……まだ、ですか」
武内P「お二人には、その……セクシー路線よりも、ですね」
武内P「年齢相応の、可愛らしい衣装の方が、似合うかと思います」
みりあ「そうかなぁ?……でも、プロデューサーが言うなら、そうかも」
武内P「それに、橘さんは、反対されています」
ありす「……」
武内P「なので……ヘソ出しは、無しの方向が良いかと」
武内P「それでも、皆さんの魅力は、十分にファンの方に伝わる筈です」
ありす「……出します」
武内P「えっ?」
ありす「出します! おヘソ!」
莉嘉・みりあ・小梅「!」
武内P「たっ、橘さん!?」
武内P「年齢相応の、可愛らしい衣装の方が、似合うかと思います」
みりあ「そうかなぁ?……でも、プロデューサーが言うなら、そうかも」
武内P「それに、橘さんは、反対されています」
ありす「……」
武内P「なので……ヘソ出しは、無しの方向が良いかと」
武内P「それでも、皆さんの魅力は、十分にファンの方に伝わる筈です」
ありす「……出します」
武内P「えっ?」
ありす「出します! おヘソ!」
莉嘉・みりあ・小梅「!」
武内P「たっ、橘さん!?」
莉嘉・みりあ「ありすちゃん、良いの!?」
ありす「はい! 私は、構いません!」フンス!
小梅「む、無理は……してない……?」
ありす「平気です! だって、私はもうプロですから!」フンス!
ありす「プロのアイドルだから、おヘソを出すのも平気です!」
ありす「むしろ、いずれはそういった衣装も着る機会が出てきます!」
ありす「今の内に慣れておくのは、良い事だと思います!」
ありす「はい、論破!」フンスー!
武内P「で、ですが……」
ありす「私……おヘソ、出しますから」
武内P「……」
ありす「はい! 私は、構いません!」フンス!
小梅「む、無理は……してない……?」
ありす「平気です! だって、私はもうプロですから!」フンス!
ありす「プロのアイドルだから、おヘソを出すのも平気です!」
ありす「むしろ、いずれはそういった衣装も着る機会が出てきます!」
ありす「今の内に慣れておくのは、良い事だと思います!」
ありす「はい、論破!」フンスー!
武内P「で、ですが……」
ありす「私……おヘソ、出しますから」
武内P「……」
・ ・ ・
文香「……それで……おヘソを出すことに?」
ありす「……はい」
文香「ありすちゃんは、本当にそれで……良かったの?」
ありす「……私は、早く文香さんみたいな素敵な女性になりたいんです」
ありす「文香さんみたいな……大人の女性に」
文香「……ありすちゃん」
ありす「だから……子供じゃないから、おヘソを出すなんて平気です!」
文香「……」
文香「……それで……おヘソを出すことに?」
ありす「……はい」
文香「ありすちゃんは、本当にそれで……良かったの?」
ありす「……私は、早く文香さんみたいな素敵な女性になりたいんです」
ありす「文香さんみたいな……大人の女性に」
文香「……ありすちゃん」
ありす「だから……子供じゃないから、おヘソを出すなんて平気です!」
文香「……」
美波「――あら?」
美波「こんにちは、文香さん、ありすちゃん」
文香「……美波さん」
ありす「美波さん、こんにちは」
美波「二人共、どうしたの? そんな顔をして……」
ありす「文香さんに、今度の衣装の事をお話してたんです」
美波「今度の衣装って……莉嘉ちゃんと、みりあちゃんと一緒の?」
ありす「はい。そこに小梅さんも加わって、四人でやることになりました」
美波「まあ! とっても素敵なユニットね!」
ありす「はい……凄く、良いユニットだと思います」
ありす「……それで、衣装が――」
美波「こんにちは、文香さん、ありすちゃん」
文香「……美波さん」
ありす「美波さん、こんにちは」
美波「二人共、どうしたの? そんな顔をして……」
ありす「文香さんに、今度の衣装の事をお話してたんです」
美波「今度の衣装って……莉嘉ちゃんと、みりあちゃんと一緒の?」
ありす「はい。そこに小梅さんも加わって、四人でやることになりました」
美波「まあ! とっても素敵なユニットね!」
ありす「はい……凄く、良いユニットだと思います」
ありす「……それで、衣装が――」
・ ・ ・
美波「……なるほど、そういう事だったの」
文香「私は、可愛い衣装でも……ありすちゃんに似合うと思うのですが」
ありす「今回は、絶対ヘソ出しです」
美波「う~ん……でも、そうねぇ……」
ありす「もしかして……美波さんは、反対なんですか?」
美波「あっ、そういう事じゃないのよ?……ただね?」
美波「おヘソを出して、セクシーな格好をして……」
美波「せっかくの、ありすちゃんの可愛さが隠れちゃわないかな、って思ったの」
ありす「えっ?」
美波「……なるほど、そういう事だったの」
文香「私は、可愛い衣装でも……ありすちゃんに似合うと思うのですが」
ありす「今回は、絶対ヘソ出しです」
美波「う~ん……でも、そうねぇ……」
ありす「もしかして……美波さんは、反対なんですか?」
美波「あっ、そういう事じゃないのよ?……ただね?」
美波「おヘソを出して、セクシーな格好をして……」
美波「せっかくの、ありすちゃんの可愛さが隠れちゃわないかな、って思ったの」
ありす「えっ?」
ありす「どういう事ですか?」
美波「私も、文香さんも、ありすちゃんはすっごく可愛いと思うわ」
文香「はい……見ているだけで、優しい、笑顔になれます」
ありす「……あ、ありがとうございます///」
美波「でも、おヘソを出すって、セクシーな格好でしょう?」
美波「ありすちゃんの、その可愛さとは違う方向の魅力だと思うわ」
ありす「でっ、でもっ!」
美波「……多分、プロデューサーさんはね」
美波「おヘソを出したり、セクシーな方向の魅力を探す前に」
美波「今の、ありすちゃんの等身大の、可愛らしさを活かしたい」
美波「……そんな風に、思ってたんじゃないかな」
ありす「!」
美波「私も、文香さんも、ありすちゃんはすっごく可愛いと思うわ」
文香「はい……見ているだけで、優しい、笑顔になれます」
ありす「……あ、ありがとうございます///」
美波「でも、おヘソを出すって、セクシーな格好でしょう?」
美波「ありすちゃんの、その可愛さとは違う方向の魅力だと思うわ」
ありす「でっ、でもっ!」
美波「……多分、プロデューサーさんはね」
美波「おヘソを出したり、セクシーな方向の魅力を探す前に」
美波「今の、ありすちゃんの等身大の、可愛らしさを活かしたい」
美波「……そんな風に、思ってたんじゃないかな」
ありす「!」
美波「ふふっ! おヘソを出したのに、可愛さを隠すのは、勿体ないでしょ?」
文香「美波さんの言葉を聞いて……私の中の想いが、ハッキリと形を成しました」
文香「焦らなくても、ありすちゃんは……十分に、魅力的」
文香「ページを一度にめくるのは、本当に、勿体無い位に」
ありす「美波さん……文香さん……」
ありす「でも、私は……」
ありす「……」
美波「もうっ、そんな顔しないで、ありすちゃん!」
美波「笑顔じゃないと、キュートもセクシーも台無しになっちゃうわ!」
美波「だけど……そうねぇ……」
美波「おヘソを出してセクシーさをアピールしつつ、可愛さもとなると……」
美波「――そうだっ! こういうのは、どうかしら?」
ありす「……えっ?」
文香「美波さんの言葉を聞いて……私の中の想いが、ハッキリと形を成しました」
文香「焦らなくても、ありすちゃんは……十分に、魅力的」
文香「ページを一度にめくるのは、本当に、勿体無い位に」
ありす「美波さん……文香さん……」
ありす「でも、私は……」
ありす「……」
美波「もうっ、そんな顔しないで、ありすちゃん!」
美波「笑顔じゃないと、キュートもセクシーも台無しになっちゃうわ!」
美波「だけど……そうねぇ……」
美波「おヘソを出してセクシーさをアピールしつつ、可愛さもとなると……」
美波「――そうだっ! こういうのは、どうかしら?」
ありす「……えっ?」
・ ・ ・
ありす「……――と、いうのはどうでしょうか?」
小梅「良いかも……それなら、おヘソも出して……うん、可愛いね」
莉嘉「チョーヤバイよ、ありすちゃん! ナイスアイディアー!☆」
みりあ「うんうん! みりあも、すっごく良いと思う!」
ありす「実は……美波さんに、アドバイスして貰ったんです」
莉嘉・みりあ「美波ちゃんに?」
小梅「そ、それなら……きっと、大丈夫……だね」
ありす「はいっ! とっても頼れる、大人の女性ですから!」
ありす「……――と、いうのはどうでしょうか?」
小梅「良いかも……それなら、おヘソも出して……うん、可愛いね」
莉嘉「チョーヤバイよ、ありすちゃん! ナイスアイディアー!☆」
みりあ「うんうん! みりあも、すっごく良いと思う!」
ありす「実は……美波さんに、アドバイスして貰ったんです」
莉嘉・みりあ「美波ちゃんに?」
小梅「そ、それなら……きっと、大丈夫……だね」
ありす「はいっ! とっても頼れる、大人の女性ですから!」
莉嘉「よーっし! アタシ達のおヘソでぇ」
みりあ「プロデューサーをメロメロにしちゃおー!」
小梅「そうなったら……エヘヘ、嬉しい……ね?」
ありす「わっ、私は別に……ちょっとは、嬉しいですけど……そ、それだけです!」
莉嘉「それじゃあ、輪になろうよ!」
みりあ「あっ、それ良いね! 手を出して、重ねてぇ……」
小梅「う、うん……こういうの、大事」
ありす「? ど、どうして私を見てるんですか?」
莉嘉・みりあ・小梅「作戦隊長だから」ジーッ
ありす「……わ、わかりました……ゴホン!」
ありす「ふぁ、ファイトぉ……!」
莉嘉・みりあ・小梅「おーっ!」
みりあ「プロデューサーをメロメロにしちゃおー!」
小梅「そうなったら……エヘヘ、嬉しい……ね?」
ありす「わっ、私は別に……ちょっとは、嬉しいですけど……そ、それだけです!」
莉嘉「それじゃあ、輪になろうよ!」
みりあ「あっ、それ良いね! 手を出して、重ねてぇ……」
小梅「う、うん……こういうの、大事」
ありす「? ど、どうして私を見てるんですか?」
莉嘉・みりあ・小梅「作戦隊長だから」ジーッ
ありす「……わ、わかりました……ゴホン!」
ありす「ふぁ、ファイトぉ……!」
莉嘉・みりあ・小梅「おーっ!」
・ ・ ・
莉嘉「と、言うワケでぇ……ジャーン!☆」
みりあ「見て見て、プロデューサー!」
小梅「おヘソを出してるけど……可愛い、よね」
武内P「み、皆さん……それは、一体……!?」
ありす「…出したおヘソの下に――」
ありす「♡を書きました!」フンス!
武内P「……!?」
莉嘉「と、言うワケでぇ……ジャーン!☆」
みりあ「見て見て、プロデューサー!」
小梅「おヘソを出してるけど……可愛い、よね」
武内P「み、皆さん……それは、一体……!?」
ありす「…出したおヘソの下に――」
ありす「♡を書きました!」フンス!
武内P「……!?」
莉嘉「どう、P君! アタシに、メロメロになったでしょ!☆」
武内P「なったと言いますか……なられていると言いますか……!?」
みりあ「ねえねえ、プロデューサー! 似合う? 似合う?」
武内P「それに関しましては……その、ですね……!?」
小梅「よ、喜んで……う、ううん……喜ばせてあげられた、かな……?」
武内P「待ってください……大きな誤解を招きそうな発言は……!?」
ありす「どう、ですか? 変じゃない……ですか?」
武内P「それ以前に……あ、あの……!?」
武内P「待ってください……少し、時間をください……!」
莉嘉・みりあ・ありす・小梅「?」
武内P「なったと言いますか……なられていると言いますか……!?」
みりあ「ねえねえ、プロデューサー! 似合う? 似合う?」
武内P「それに関しましては……その、ですね……!?」
小梅「よ、喜んで……う、ううん……喜ばせてあげられた、かな……?」
武内P「待ってください……大きな誤解を招きそうな発言は……!?」
ありす「どう、ですか? 変じゃない……ですか?」
武内P「それ以前に……あ、あの……!?」
武内P「待ってください……少し、時間をください……!」
莉嘉・みりあ・ありす・小梅「?」
・ ・ ・
ガチャッ
ちひろ「おはようございま――」
莉嘉「ねえ、Pくぅ~ん、良いでしょ~?」
みりあ「お願いお願い、プロデューサー!」
小梅「あの子も……仲間に入りたい、って言ってる……よ?」
ありす「あの子? 五人目……って事ですか?」
武内P「み、皆さん……! あの、離れてくださ――」
モミクチャ~!
武内P「――千川さん!?」
ちひろ「……淫紋……!?」…フラリ
武内P「待ってください! 誤解です!」
莉嘉・みりあ・ありす・小梅「……いんもん?」
ガチャッ
ちひろ「おはようございま――」
莉嘉「ねえ、Pくぅ~ん、良いでしょ~?」
みりあ「お願いお願い、プロデューサー!」
小梅「あの子も……仲間に入りたい、って言ってる……よ?」
ありす「あの子? 五人目……って事ですか?」
武内P「み、皆さん……! あの、離れてくださ――」
モミクチャ~!
武内P「――千川さん!?」
ちひろ「……淫紋……!?」…フラリ
武内P「待ってください! 誤解です!」
莉嘉・みりあ・ありす・小梅「……いんもん?」
ちひろ「だ、だって……おヘソの下に、♡が! ♡が!」
武内P「これは、違います!」
ちひろ「手出しした、証拠じゃないですか!」
ちひろ「シンデレラに、なんて魔法をかけてるんですか!?」
武内P「落ち着いてください、千川さん!」
武内P「そもそも、私にそんな魔法は使えません!」
ちひろ「そんなの、わからないじゃないですか!」
ちひろ「魔法じゃないなら、パワーオブスマイルですか!?」
武内P「私は、笑顔は苦手です!」
莉嘉「いんもん、って……何だろ?」
みりあ「この、おヘソの下の♡のこと?」
小梅「魔法って……言ってたね……?」
ありす「ちょっと、タブレットで調べてみます」
武内P「これは、違います!」
ちひろ「手出しした、証拠じゃないですか!」
ちひろ「シンデレラに、なんて魔法をかけてるんですか!?」
武内P「落ち着いてください、千川さん!」
武内P「そもそも、私にそんな魔法は使えません!」
ちひろ「そんなの、わからないじゃないですか!」
ちひろ「魔法じゃないなら、パワーオブスマイルですか!?」
武内P「私は、笑顔は苦手です!」
莉嘉「いんもん、って……何だろ?」
みりあ「この、おヘソの下の♡のこと?」
小梅「魔法って……言ってたね……?」
ありす「ちょっと、タブレットで調べてみます」
・ ・ ・
莉嘉「P君ならぁ、おヘソの下に♡……描いても良いよ☆」
みりあ「えへへ……みりあも、プロデューサーなら♡描いても良い!」
小梅「わ、私も……あの子が一緒なら、うん……頑張るね」
ちひろ「……すみません」
武内P「……いえ」
ありす「わっ、私は、そういうのには反対です!」
武内P「……橘さん」
ありす「で、でも、もし……♡を描かれたら……」
ありす「……ありすで……良いです///」
武内P「……」
莉嘉「P君ならぁ、おヘソの下に♡……描いても良いよ☆」
みりあ「えへへ……みりあも、プロデューサーなら♡描いても良い!」
小梅「わ、私も……あの子が一緒なら、うん……頑張るね」
ちひろ「……すみません」
武内P「……いえ」
ありす「わっ、私は、そういうのには反対です!」
武内P「……橘さん」
ありす「で、でも、もし……♡を描かれたら……」
ありす「……ありすで……良いです///」
武内P「……」
・ ・ ・
ちひろ「……すみませんでした」
武内P「いえ、彼女たちを心配しての事なので、仕方が無かったかと」
ちひろ「ぷっ、プロデューサーさんの事は、信じてましたよ!?」
武内P「……」
ちひろ「……本当に、すみませんでした」
武内P「いえ、彼女たちに言い聞かせるのに、協力して頂いたので」
ちひろ「そんなの、当り前じゃないですか! 信じてましたから!」
武内P「……」
ちひろ「……本当に、本当に、すみませんでした」
武内P「いえ、彼女たちも、今後はああいった事は無いと思います」
武内P「ああなったきっかけを作った人物に、釘を差し――」
武内P「雷を落としておきましたので」
おわり
ちひろ「……すみませんでした」
武内P「いえ、彼女たちを心配しての事なので、仕方が無かったかと」
ちひろ「ぷっ、プロデューサーさんの事は、信じてましたよ!?」
武内P「……」
ちひろ「……本当に、すみませんでした」
武内P「いえ、彼女たちに言い聞かせるのに、協力して頂いたので」
ちひろ「そんなの、当り前じゃないですか! 信じてましたから!」
武内P「……」
ちひろ「……本当に、本当に、すみませんでした」
武内P「いえ、彼女たちも、今後はああいった事は無いと思います」
武内P「ああなったきっかけを作った人物に、釘を差し――」
武内P「雷を落としておきましたので」
おわり
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