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元スレ武内P「今日はぁ、ハピハピするにぃ☆」
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綺麗な美波は諦めたから綺麗なかな子みたいわ、食欲魔神やないやつ
凛「うん。どうしたら良いか、わからなくて」
武内P「本田さんや、島村さん……他にも、多くの友人の方が……」
凛「違う、そうじゃなくて」
武内P「? では、一体……?」
凛「学校での、友達の作り方」
武内P「……」
武内P「……はあ」
武内P「本田さんや、島村さん……他にも、多くの友人の方が……」
凛「違う、そうじゃなくて」
武内P「? では、一体……?」
凛「学校での、友達の作り方」
武内P「……」
武内P「……はあ」
武内P「渋谷さんは……学校に友人が、その……」
凛「ねえ、言わせたいの?」
武内P「し、渋谷さん?」
凛「ねえ、学校で友達が居るか、言わせたいの?」
武内P「……申し訳、ありません」
凛「居ないから聞いてるんでしょ!? 何なの!?」
武内P「すみません! 渋谷さん、申し訳ありませんでした!」
凛「ねえ、言わせたいの?」
武内P「し、渋谷さん?」
凛「ねえ、学校で友達が居るか、言わせたいの?」
武内P「……申し訳、ありません」
凛「居ないから聞いてるんでしょ!? 何なの!?」
武内P「すみません! 渋谷さん、申し訳ありませんでした!」
凛「居たら、相談なんかするわけない!」
武内P「はい……はい、その通りです」
凛「だよね? プロデューサーの今の確認、おかしかったから」
武内P「そう……ですね、はい」
凛「それで、早速なんだけど、どうすれば学校で友達が作れるかな」
武内P「……」
武内P「……頑張ってください」
凛「……」
凛「は?」
武内P「はい……はい、その通りです」
凛「だよね? プロデューサーの今の確認、おかしかったから」
武内P「そう……ですね、はい」
凛「それで、早速なんだけど、どうすれば学校で友達が作れるかな」
武内P「……」
武内P「……頑張ってください」
凛「……」
凛「は?」
凛「プロデューサー? ねえ、プロデューサー?」
武内P「し、しかし……それ以外に、言い様が……!」
凛「アンタ、私のプロデューサーでしょ?」
武内P「ですが、その……学校生活の方までは……」
凛「あのね、プロデューサーが原因でもあるんだけど?」
武内P「えっ?」
凛「入学早々、スカウトしに何度も来てたでしょ」
武内P「……」
武内P「えっ?」
武内P「し、しかし……それ以外に、言い様が……!」
凛「アンタ、私のプロデューサーでしょ?」
武内P「ですが、その……学校生活の方までは……」
凛「あのね、プロデューサーが原因でもあるんだけど?」
武内P「えっ?」
凛「入学早々、スカウトしに何度も来てたでしょ」
武内P「……」
武内P「えっ?」
武内P「あの、まさか……」
凛「プロデューサーってさ、見た目が怖いでしょ」
武内P「……」
凛「私達はもう慣れたけど、普通の女子高生は怖いと思うの」
武内P「……」
凛「学校では……プロデューサーと、うちの事務所」
凛「――裏社会に通じてるって思われてるから」
武内P「……!?」
凛「プロデューサーってさ、見た目が怖いでしょ」
武内P「……」
凛「私達はもう慣れたけど、普通の女子高生は怖いと思うの」
武内P「……」
凛「学校では……プロデューサーと、うちの事務所」
凛「――裏社会に通じてるって思われてるから」
武内P「……!?」
武内P「待ってください! その話は本当ですか!?」
凛「嘘ついてどうするの」
武内P「私のせいで、渋谷さんにご迷惑を……!?」
凛「ねえ、学校で、どうやって友達作ったら良いかな」
武内P「ご、誤解を解くことは……出来ないのでしょうか!?」
凛「話しかけたら、怯えられるんだよね」
武内P「……!?」
凛「嘘ついてどうするの」
武内P「私のせいで、渋谷さんにご迷惑を……!?」
凛「ねえ、学校で、どうやって友達作ったら良いかな」
武内P「ご、誤解を解くことは……出来ないのでしょうか!?」
凛「話しかけたら、怯えられるんだよね」
武内P「……!?」
凛「まあ、私自身、未央や卯月みたいなタイプじゃないし」
武内P「ですが……」
凛「この前、教室から出る時に、クラスメイトとちょっとぶつかったんだよね」
武内P「……はい?」
凛「ねえ、何て言われたと思う?」
武内P「それは……ごめんなさい、と、そう言われたのでは?」
凛「ひっ!……って、言われた」
武内P「そこまで怯えられているのですか!?」
武内P「ですが……」
凛「この前、教室から出る時に、クラスメイトとちょっとぶつかったんだよね」
武内P「……はい?」
凛「ねえ、何て言われたと思う?」
武内P「それは……ごめんなさい、と、そう言われたのでは?」
凛「ひっ!……って、言われた」
武内P「そこまで怯えられているのですか!?」
凛「そうだよ。しかも、未央と似たタイプの明るい子に」
武内P「渋谷さんは……どう、反応されたのでしょうか?」
凛「私? 別に、いつも通りだけど」
武内P「お願いします、詳しく、教えて頂けますか?」
凛「だから、普通だってば」
凛「……ふーん、って言って終わり」
武内P「待ってください!」
武内P「その……それは、かなりの威圧感があります!」
武内P「渋谷さんは……どう、反応されたのでしょうか?」
凛「私? 別に、いつも通りだけど」
武内P「お願いします、詳しく、教えて頂けますか?」
凛「だから、普通だってば」
凛「……ふーん、って言って終わり」
武内P「待ってください!」
武内P「その……それは、かなりの威圧感があります!」
凛「威圧感って……何それ?」
武内P「何故、そう言ってしまわれたのですか!?」
凛「だって、出入り口でふざけてたのは、向こうだし」
武内P「それで、ぶつかって来た……と」
凛「うん。なのに、悲鳴をあげたりするんだ、って思って」
武内P「……」
凛「まあ、大人な対応でしょ?」
武内P「……」
武内P「何故、そう言ってしまわれたのですか!?」
凛「だって、出入り口でふざけてたのは、向こうだし」
武内P「それで、ぶつかって来た……と」
凛「うん。なのに、悲鳴をあげたりするんだ、って思って」
武内P「……」
凛「まあ、大人な対応でしょ?」
武内P「……」
凛「文句を言ったら、こじれるかと思ってさ」
武内P「それで……どうされたのですか?」
凛「なんか、教室中が静かになったんだよね」
武内P「……成る程」
凛「おかしいなと思って見ても、全員目を逸らすの」
武内P「……」
凛「だから、そのまま教室を出て、終わり」
武内P「……」
武内P「それで……どうされたのですか?」
凛「なんか、教室中が静かになったんだよね」
武内P「……成る程」
凛「おかしいなと思って見ても、全員目を逸らすの」
武内P「……」
凛「だから、そのまま教室を出て、終わり」
武内P「……」
凛「似たようなことが、何度もあってさ」
武内P「……渋谷さん」
凛「学校で友達、全然出来ないんだよね」
武内P「渋谷さんっ!」
凛「ねえ、どうすれば、友達作れるかな?」
武内P「っ! それ……は……!」
凛「一緒に、考えてくれるよね?」
武内P「っ……!」
武内P「……はい、勿論です」
武内P「……渋谷さん」
凛「学校で友達、全然出来ないんだよね」
武内P「渋谷さんっ!」
凛「ねえ、どうすれば、友達作れるかな?」
武内P「っ! それ……は……!」
凛「一緒に、考えてくれるよね?」
武内P「っ……!」
武内P「……はい、勿論です」
武内P「その……まずは、誤解を解く事から、始めましょう」
凛「裏社会に通じてるって、誤解?」
武内P「はい」
凛「どうやって?」
武内P「そうですね……渋谷さんも、怖がられているようですし……」
凛「待って」
武内P「? はい、どうか、されましたか?」
凛「別に、私は怖がられてないでしょ」
武内P「えっ?」
凛「裏社会に通じてるって、誤解?」
武内P「はい」
凛「どうやって?」
武内P「そうですね……渋谷さんも、怖がられているようですし……」
凛「待って」
武内P「? はい、どうか、されましたか?」
凛「別に、私は怖がられてないでしょ」
武内P「えっ?」
>>166
しっ!聞こえるぞ!
しっ!聞こえるぞ!
凛「私自身は怖がられてないでしょ、って言ってるの」
武内P「あ、あの……渋谷さん?」
凛「何?」
武内P「……いえ、何でも……ありません」
凛「怖がられてるのは、プロデューサーと、事務所だから」
武内P「……」
凛「私には、問題なんて無い。そうだよね?」
武内P「……」
武内P「…………」
武内P「はい、その通りです」
武内P「あ、あの……渋谷さん?」
凛「何?」
武内P「……いえ、何でも……ありません」
凛「怖がられてるのは、プロデューサーと、事務所だから」
武内P「……」
凛「私には、問題なんて無い。そうだよね?」
武内P「……」
武内P「…………」
武内P「はい、その通りです」
武内P「では、まず、私が裏社会の人間だと言う誤解を解きましょう」
凛「だから、具体的にどうすれば良いの」
武内P「愚痴です」
凛「……愚痴?」
武内P「はい。私に対する愚痴をクラスメイトの方に、言ってください」
凛「どうして?」
武内P「そうすれば、愚痴を言っても大丈夫な人間なのだと、自然に――」
凛「ねえ、どうしてそういう事言うわけ?」
武内P「……」
武内P「えっ?」
凛「だから、具体的にどうすれば良いの」
武内P「愚痴です」
凛「……愚痴?」
武内P「はい。私に対する愚痴をクラスメイトの方に、言ってください」
凛「どうして?」
武内P「そうすれば、愚痴を言っても大丈夫な人間なのだと、自然に――」
凛「ねえ、どうしてそういう事言うわけ?」
武内P「……」
武内P「えっ?」
武内P「あの……渋谷さん?」
凛「私に、よく知りもしないクラスメイトに、プロデューサーの愚痴を言えって?」
武内P「は、はい……その、色々と、あるでしょうし」
凛「絶対言わない」
武内P「えっ?」
凛「私、文句があったら直接言うから。だから、それは無し」
武内P「……はあ」
凛「もっと真面目に考えて」
武内P「……」
凛「私に、よく知りもしないクラスメイトに、プロデューサーの愚痴を言えって?」
武内P「は、はい……その、色々と、あるでしょうし」
凛「絶対言わない」
武内P「えっ?」
凛「私、文句があったら直接言うから。だから、それは無し」
武内P「……はあ」
凛「もっと真面目に考えて」
武内P「……」
武内P「あの……一つ、気になったのですが」
凛「何?」
武内P「クラスメイトの方は、私がプロデューサーだと、ご存知なのですか?」
凛「知ってるよ。前に聞かれて、答えたから」
武内P「! その時は、会話が成り立っていたのですね!?」
凛「そういえば……そうかも」
凛「うん……凛ちゃんのプロデューサーさん、顔怖いねー……って、皆笑ってた」
武内P「それで、渋谷さんは……何と?」
凛「何が面白くて笑ってるのか教えて、って」
武内P「……」
凛「何?」
武内P「クラスメイトの方は、私がプロデューサーだと、ご存知なのですか?」
凛「知ってるよ。前に聞かれて、答えたから」
武内P「! その時は、会話が成り立っていたのですね!?」
凛「そういえば……そうかも」
凛「うん……凛ちゃんのプロデューサーさん、顔怖いねー……って、皆笑ってた」
武内P「それで、渋谷さんは……何と?」
凛「何が面白くて笑ってるのか教えて、って」
武内P「……」
武内P「渋谷さんは……そう、仰ったのですね」
凛「うん。だって、疑問に思って」
武内P「……疑問、ですか?」
凛「アンタ、私のプロデューサーでしょ?」
武内P「……」
凛「まあ、顔は怖いのは確かだけど……でも、笑う必要は無いよね?」
武内P「そのお心遣いは有り難いのですが……その、怒って、しまわれたのですか?」
凛「まさか。その位じゃ、怒ったりしないってば」
凛「皆に合わせて、笑顔で聞いたから」
凛「……こんな感じで」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
武内P「……」
武内P「……良い、笑顔でですか」
凛「うん。だって、疑問に思って」
武内P「……疑問、ですか?」
凛「アンタ、私のプロデューサーでしょ?」
武内P「……」
凛「まあ、顔は怖いのは確かだけど……でも、笑う必要は無いよね?」
武内P「そのお心遣いは有り難いのですが……その、怒って、しまわれたのですか?」
凛「まさか。その位じゃ、怒ったりしないってば」
凛「皆に合わせて、笑顔で聞いたから」
凛「……こんな感じで」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
武内P「……」
武内P「……良い、笑顔でですか」
凛「そう言えば……その時から、渋谷さん、って呼ばれるようになった」
武内P「……はい、当然の結果です」
凛「おかしくない? 怒り顔ならともかく、笑顔だよ?」
武内P「それは……パワー過多スマイルと言いますか……」
凛「納得できない。ちゃんと説明して」
武内P「クラスメイトの方は、怖い顔のプロデューサーで……ですね」
凛「うん」
武内P「渋谷さんが苦労しているのではないか、と」
武内P「……それで、愚痴を聞いてあげようと、そう、考えたのだと思われます」
凛「……」
凛「……成る程、そういう事ね」
武内P「……はい、当然の結果です」
凛「おかしくない? 怒り顔ならともかく、笑顔だよ?」
武内P「それは……パワー過多スマイルと言いますか……」
凛「納得できない。ちゃんと説明して」
武内P「クラスメイトの方は、怖い顔のプロデューサーで……ですね」
凛「うん」
武内P「渋谷さんが苦労しているのではないか、と」
武内P「……それで、愚痴を聞いてあげようと、そう、考えたのだと思われます」
凛「……」
凛「……成る程、そういう事ね」
凛「つまり、皆は私の心配をしてくれてたんだ」
武内P「! そうです! 渋谷さん、その通りです!」
凛「うん、確かにそれで苦労したのは、何度かあるね」
武内P「はい、職務質問を受ける等です!」
凛「ふふっ、なんで少し元気になってるの? 変なの、急に」
武内P「……ですので、笑っていたのは面白くてではなく、ですね」
凛「私を気遣って、笑ってたんだよね。クラスメイトの皆は」
武内P「はい! その通りです、渋谷さん!」
凛「でも、私も楽しそうな雰囲気に合わせて……気遣って、笑ったんだけど」
武内P「……」
武内P「……はい、そうですね」
武内P「! そうです! 渋谷さん、その通りです!」
凛「うん、確かにそれで苦労したのは、何度かあるね」
武内P「はい、職務質問を受ける等です!」
凛「ふふっ、なんで少し元気になってるの? 変なの、急に」
武内P「……ですので、笑っていたのは面白くてではなく、ですね」
凛「私を気遣って、笑ってたんだよね。クラスメイトの皆は」
武内P「はい! その通りです、渋谷さん!」
凛「でも、私も楽しそうな雰囲気に合わせて……気遣って、笑ったんだけど」
武内P「……」
武内P「……はい、そうですね」
凛「そうしたら、皆静まり返っちゃってさ……何なの?」
武内P「それは……」
凛「そんな雰囲気の中、一人で笑ってるの、馬鹿みたいでしょ」
武内P「……」
凛「笑顔になんてなれないから、合わせて表情を消してさ」
武内P「……」
凛「……でも、このままじゃいけないと思って、友達を作ろうと思ったんだ」
武内P「……はい。私も、可能な限り、協力しようと思います」
凛「プロデューサー……うん、ありがとう」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
武内P「まず、学校で笑顔はやめましょう」
おわり
武内P「それは……」
凛「そんな雰囲気の中、一人で笑ってるの、馬鹿みたいでしょ」
武内P「……」
凛「笑顔になんてなれないから、合わせて表情を消してさ」
武内P「……」
凛「……でも、このままじゃいけないと思って、友達を作ろうと思ったんだ」
武内P「……はい。私も、可能な限り、協力しようと思います」
凛「プロデューサー……うん、ありがとう」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
武内P「まず、学校で笑顔はやめましょう」
おわり
亜希「そうなのであります! 何か、いい方法はありませんか!?」
武内P「いえ、あの……何故、その様な事を?」
亜希「プロデューサー殿は、炎陣をご存知でしょうか?」
武内P「はい、勿論です」
亜希「では、率直にお聞きします!」
亜希「私は、炎陣で浮いているとは思いませんか!?」
武内P「……」
武内P「ん、んんっ……いえ、その……」
武内P「いえ、あの……何故、その様な事を?」
亜希「プロデューサー殿は、炎陣をご存知でしょうか?」
武内P「はい、勿論です」
亜希「では、率直にお聞きします!」
亜希「私は、炎陣で浮いているとは思いませんか!?」
武内P「……」
武内P「ん、んんっ……いえ、その……」
武内P「み、皆さんは……とても、良いユニットだと思います」
亜希「それは、わかっています! ですが!」
武内P「あの……何か、きっかけはあったのでしょうか?」
亜希「きっかけ、でありますか?」
武内P「はい」
武内P「今更、不良にまでなろうと思った、きっかけがあるはずです」
亜希「きっかけ……ん? 今更?」
武内P「空耳です」
亜希「それは、わかっています! ですが!」
武内P「あの……何か、きっかけはあったのでしょうか?」
亜希「きっかけ、でありますか?」
武内P「はい」
武内P「今更、不良にまでなろうと思った、きっかけがあるはずです」
亜希「きっかけ……ん? 今更?」
武内P「空耳です」
亜希「きっかけは……はい、あります」
武内P「! それを教えて頂けますか?」
亜希「プロデューサー殿は、自分が炎陣で唯一の成人だとご存知で?」
武内P「……はい、そうですね」
亜希「つまり、打ち上げで、私一人がお酒を飲めるのです」
武内P「あの……それが、どう、きっかけになるのでしょうか?」
亜希「不良になれば……」
亜希「良いではありませんか、少し位飲んでもバレないであります!」
亜希「……そう、言えると、考えた末に至りました!」
武内P「待ってください! 絶対に、いけませんよ!?」
武内P「! それを教えて頂けますか?」
亜希「プロデューサー殿は、自分が炎陣で唯一の成人だとご存知で?」
武内P「……はい、そうですね」
亜希「つまり、打ち上げで、私一人がお酒を飲めるのです」
武内P「あの……それが、どう、きっかけになるのでしょうか?」
亜希「不良になれば……」
亜希「良いではありませんか、少し位飲んでもバレないであります!」
亜希「……そう、言えると、考えた末に至りました!」
武内P「待ってください! 絶対に、いけませんよ!?」
亜希「しかし、よく考えてみてください!」
武内P「何をですか!?」
亜希「炎陣の打ち上げは、焼き肉なのであります!」
武内P「それは……はい、聞いています」
亜希「焼き肉と言ったら、ビールでありましょうが! ビールで!」
武内P「……はあ」
亜希「にも関わらず!」
亜希「いや、アタシらは未成年だから、お酒は飲まない」
亜希「……などと! そんな事を皆は言うのです!」
武内P「大和さん、落ち着いてください!」
武内P「とても、普通の事を言われているだけです!」
武内P「何をですか!?」
亜希「炎陣の打ち上げは、焼き肉なのであります!」
武内P「それは……はい、聞いています」
亜希「焼き肉と言ったら、ビールでありましょうが! ビールで!」
武内P「……はあ」
亜希「にも関わらず!」
亜希「いや、アタシらは未成年だから、お酒は飲まない」
亜希「……などと! そんな事を皆は言うのです!」
武内P「大和さん、落ち着いてください!」
武内P「とても、普通の事を言われているだけです!」
亜希「私も、そう思います……思うのですが!」
武内P「一人で飲むのが寂しい、と?」
亜希「そう、それ! それなのであります!」
武内P「確かに……一人で飲むのは、はい」
亜希「しかし、相手は未成年! バトルフィールドには、入れない!」
亜希「規律を守れない者は、兵士失格でありますからな!」
武内P「規律の前に、法律で定められていますから、ね」
亜希「しかし……不良兵士ならば、どうでありましょうなぁ?」ニヤリ
武内P「……大和さん」
武内P「それは……悪い、笑顔です」
武内P「一人で飲むのが寂しい、と?」
亜希「そう、それ! それなのであります!」
武内P「確かに……一人で飲むのは、はい」
亜希「しかし、相手は未成年! バトルフィールドには、入れない!」
亜希「規律を守れない者は、兵士失格でありますからな!」
武内P「規律の前に、法律で定められていますから、ね」
亜希「しかし……不良兵士ならば、どうでありましょうなぁ?」ニヤリ
武内P「……大和さん」
武内P「それは……悪い、笑顔です」
亜希「不良兵士ならば、待機中の飲酒も存分に行う事でしょう」
亜希「未成年に飲酒を勧めるなど、引き金を引くより容易いかと」
武内P「それで、不良になりたい……と」
亜希「そうであります! 常識が、邪魔をするのです!」
武内P「あの……大和さんが、お酒を飲まないという選択肢は?」
亜希「……実は、一度試そうとしたのですが」
亜希「あ、大和さんは、遠慮せずにビールで良いですよ」
亜希「……と! こう、こんな感じで! 敬語を使われたんでありますもん!」
亜希「おかしいとは思いませんか!? さっきまで、亜希、って呼んでいたのに!」
武内P「……はあ」
亜希「未成年に飲酒を勧めるなど、引き金を引くより容易いかと」
武内P「それで、不良になりたい……と」
亜希「そうであります! 常識が、邪魔をするのです!」
武内P「あの……大和さんが、お酒を飲まないという選択肢は?」
亜希「……実は、一度試そうとしたのですが」
亜希「あ、大和さんは、遠慮せずにビールで良いですよ」
亜希「……と! こう、こんな感じで! 敬語を使われたんでありますもん!」
亜希「おかしいとは思いませんか!? さっきまで、亜希、って呼んでいたのに!」
武内P「……はあ」
亜希「自分は! あんなにも、困難な状況に陥るとは想定しませんでした!」
武内P「それは……はい、大変ですね」
亜希「そうでありましょう!? そうでありましょう!?」
武内P「しかし……未成年者に、飲酒を勧めるために、不良になると言うのは……」
亜希「ならば! 他に方法はありませんか!?」
武内P「打ち上げで、壁を感じなくなる方法……ですか」
亜希「むむっ! もう、こんな時間に!」
亜希「プロデューサー殿! 現時刻をもって、このフィールドを終了!」
亜希「次の戦場へ、移動するであります!」
武内P「えっ?」
武内P「それは……はい、大変ですね」
亜希「そうでありましょう!? そうでありましょう!?」
武内P「しかし……未成年者に、飲酒を勧めるために、不良になると言うのは……」
亜希「ならば! 他に方法はありませんか!?」
武内P「打ち上げで、壁を感じなくなる方法……ですか」
亜希「むむっ! もう、こんな時間に!」
亜希「プロデューサー殿! 現時刻をもって、このフィールドを終了!」
亜希「次の戦場へ、移動するであります!」
武内P「えっ?」
・ ・ ・
亜希「カンパーイ!」
武内P「か、乾杯」
亜希「んぐっんぐっ……プハーッ! やはり、一日の締めはビールでありますなぁ!」
武内P「……良い、飲みっぷりです」
亜希「カレーとビールは、戦士の栄養源です! 必須栄養素ですぞ!」
武内P「は……はあ」
亜希「んぐっんぐっ……プハーッ!」
亜希「生一つ、追加で!」
武内P「ペースが早くないですか……!?」
亜希「カンパーイ!」
武内P「か、乾杯」
亜希「んぐっんぐっ……プハーッ! やはり、一日の締めはビールでありますなぁ!」
武内P「……良い、飲みっぷりです」
亜希「カレーとビールは、戦士の栄養源です! 必須栄養素ですぞ!」
武内P「は……はあ」
亜希「んぐっんぐっ……プハーッ!」
亜希「生一つ、追加で!」
武内P「ペースが早くないですか……!?」
亜希「何を言うでありますか! まだまだ、飲みますよ!」
武内P「そ、そうですか」
亜希「むっ、料理の気配が! いただきますであります!」
武内P「ど、どうぞ」
亜希「むぐむぐ……んぐっんぐっ……プハーッ!」
武内P「……良い、飲みっぷりです」
亜希「はっはっは! この程度、余裕でありますよ!」
亜希「ささっ! プロデューサー殿も、飲みましょう!」
亜希「いやー! 飲む人間が共に居るというのは、違いますなぁ!」
武内P「……はい、いただきます」
武内P「そ、そうですか」
亜希「むっ、料理の気配が! いただきますであります!」
武内P「ど、どうぞ」
亜希「むぐむぐ……んぐっんぐっ……プハーッ!」
武内P「……良い、飲みっぷりです」
亜希「はっはっは! この程度、余裕でありますよ!」
亜希「ささっ! プロデューサー殿も、飲みましょう!」
亜希「いやー! 飲む人間が共に居るというのは、違いますなぁ!」
武内P「……はい、いただきます」
・ ・ ・
亜希「だからねぇ、私もねぇ、辛いんでありますもん」
亜希「ヤンキーって言ってもねぇ、皆案外真面目なんですもん」
亜希「炎陣なのにねぇ、アルコール燃料はねぇ、一人だけでありますもん」
亜希「コーラとかねぇ、烏龍茶じゃねぇ、自分は動きませんもん」
亜希「カレーとねぇ、ビールとねぇ、あとねぇ……」
武内P「大和さん! 酔い過ぎです、大和さん!」
亜希「酔い過ぎ? 誰がでありますか?」
亜希「まさか、プロデューサー殿は、もう酔っているでありますか?」
武内P「酔っているのは、貴女です!」
亜希「だからねぇ、私もねぇ、辛いんでありますもん」
亜希「ヤンキーって言ってもねぇ、皆案外真面目なんですもん」
亜希「炎陣なのにねぇ、アルコール燃料はねぇ、一人だけでありますもん」
亜希「コーラとかねぇ、烏龍茶じゃねぇ、自分は動きませんもん」
亜希「カレーとねぇ、ビールとねぇ、あとねぇ……」
武内P「大和さん! 酔い過ぎです、大和さん!」
亜希「酔い過ぎ? 誰がでありますか?」
亜希「まさか、プロデューサー殿は、もう酔っているでありますか?」
武内P「酔っているのは、貴女です!」
亜希「私に酔うだなんて、何を言ってるでありますか~も~!」ケラケラ!
武内P「物凄くお酒に弱いではないですか!」
亜希「誰がですか? そんな人間、確認できませんが?」
武内P「大和さん、貴女です!」
亜希「はっはっは! 何をおっしゃいますか!」
武内P「二杯目のビールも、ほとんど残っていますよ!?」
武内P「まだ、飲み始めて10分しか経っていません!」
亜希「いえいえ、飲み始めたのは、フタマル……」
武内P「はい、二十時の」
亜希「マルマルモリモリ♪」
武内P「何を言っているんですか!?」
武内P「物凄くお酒に弱いではないですか!」
亜希「誰がですか? そんな人間、確認できませんが?」
武内P「大和さん、貴女です!」
亜希「はっはっは! 何をおっしゃいますか!」
武内P「二杯目のビールも、ほとんど残っていますよ!?」
武内P「まだ、飲み始めて10分しか経っていません!」
亜希「いえいえ、飲み始めたのは、フタマル……」
武内P「はい、二十時の」
亜希「マルマルモリモリ♪」
武内P「何を言っているんですか!?」
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- 武内P「また犬になってしまいました」 (709) - [47%] - 2016/1/26 3:00 ☆
- 武内P「風邪を……ひいてしまいました」 (219) - [47%] - 2016/10/29 12:15 ☆
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