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    元スレ武内P「今日はぁ、ハピハピするにぃ☆」

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    751 : 以下、名無しにか - 2018/07/09(月) 21:58:30.95 ID:+ORpw8Mmo (+35,+30,-172)
    「アピってもぉ、アピピッ! なんかなんか、のーすうぃーてぃー☆」

    武内P「頑張ってください」

    美優「お料理もね? あの人の好物を聞いて、こっそり練習して……まぁす!」

    武内P「頑張ってください」

    心・美優「はい、頑張ります!」

    武内P「笑顔で、頑張ってください」


    「……でも、反応が薄くてさー……はぁと、不安になっちゃう……」

    「んぐっんぐっ……プハーッ!」

    美優「私も、どうやって距離を……縮めたら良いのか……」

    美優「んっんぐっ……プハーッ!」

    心・美優「……ゲフゥ」


    武内P「……良い、飲みっぷりです」
    752 : 以下、名無しにか - 2018/07/09(月) 22:10:49.21 ID:+ORpw8Mmo (+35,+30,-112)
    武内P「しかし……そろそろ、良い時間ですね」


    「おいおーい! 話は、まだこれからだろ☆ 落ち着け!」

    美優「この流れだと……二次会、ですね?」

    早苗「おっ、良いわね! 二次会からなら、他の子も来れると思うわ!」

    「ふふっ! 短い二次会には、なりそうにありませんね、うふふっ!」


    武内P「まだ……飲まれるつもりですか?」


    心・美優・早苗・楓「勿論♪」


    武内P「……」
    753 : 以下、名無しにか - 2018/07/09(月) 22:15:00.34 ID:+ORpw8Mmo (+35,+30,-63)
    美優「――酒は命の水だから」

      ・  ・  ・

    菜々「うっ、おええっ!……ハァ……ハァ……うええっ!」

      ・  ・  ・

    「――大和撫子、ここにあり☆ ある!」

    早苗「今日は朝まで、飲んだくれるわよ!」

    「あ、もしもし? これから二次会なんですけど、どうですか?」


    武内P「……あの」

    武内P「もう少し、その……なんとかなりませんでしたか?」
    754 : 以下、名無しにか - 2018/07/09(月) 22:21:53.92 ID:R5KDmM8S0 (+24,+29,-11)
    ウサミンが死んじゃう…
    あと武内P鬱憤溜まってません?
    755 : 以下、名無しにか - 2018/07/09(月) 22:25:10.01 ID:dqzxxy3wO (+27,+29,-22)
    まさかアイドルをけしかける武内Pがみられるとは……
    756 : 以下、名無しにか - 2018/07/09(月) 22:30:00.80 ID:+ORpw8Mmo (+35,+30,-67)
      ・  ・  ・

    ちひろ「――昨日のお休みは、リフレッシュ出来ましたか?」

    武内P「そう、ですね」

    ちひろ「どこかに出かけたりしたんですか?」

    武内P「いえ……一日中、寝ていました」

    ちひろ「えっ、そうなんですか?」

    武内P「一昨日の夜……いえ、昨日の朝まで飲んでいたので」

    ちひろ「……ああ、成る程」

    武内P「……」
    757 : 以下、名無しにか - 2018/07/09(月) 22:34:38.28 ID:+ORpw8Mmo (+35,+30,-120)
    ちひろ「それは……相当飲んだんでしょうね」

    武内P「ええ、何を話したかも……よく、覚えていません」

    ちひろ「そこまで……?」

    武内P「……はい」

    武内P「彼女達と――佐藤さん、三船さんと飲むと、何故か彼女達の担当から――」


    武内P「ナイスリセット」


    武内P「……と、言われるのですが」

    ちひろ「毎回?」

    武内P「ええ……毎回、ですね」

    ちひろ「……」
    758 : 以下、名無しにか - 2018/07/09(月) 22:45:52.40 ID:+ORpw8Mmo (+35,+30,-152)
    武内P「私は……彼女達に、何か言っているのでしょうか?」

    ちひろ「そうですねぇ……最近、ちょっと元気が無いかな、って思ってたんですけど」

    ちひろ「今日見た時は、前みたいに元気になってましたよ?」

    武内P「そう、ですか」

    武内P「彼女達も、あまりに飲むと記憶が飛んでしまうそうなので……」

    武内P「ですが――何故か、心機一転してやる気が出る――と」

    武内P「……そう、言われます」

    ちひろ「ふわっと……なんとなく、覚えてるって事でしょうね」

    ちひろ「……ふふっ! プロデューサーさんの事ですから――」


    ちひろ「笑顔で、アイドルを続けられるような事を言ったんでしょうね♪」


    武内P「……だと、良いのですが」



    おわり
    759 : 以下、名無しにか - 2018/07/09(月) 22:47:40.45 ID:Mm7QVW9g0 (+24,+29,-11)


    やはり武内Pは根っからのプロデューサーだな・・・
    760 : 以下、名無しにか - 2018/07/09(月) 23:52:24.99 ID:VTaoogzDo (+24,+29,-15)
    美優さんが案外普通だったので安心した
    しかししゅがみゆには担当の方がいるのね…ちょっと残念
    761 : 以下、名無しにか - 2018/07/09(月) 23:54:45.35 ID:dqzxxy3wO (+32,+29,-24)
    まゆに同じケアをしてあげてほしいね
    翌日まゆPが生きていられるのかどうか確認してみたい
    762 : 以下、名無しにか - 2018/07/10(火) 00:43:37.34 ID:fQYW1fOi0 (+25,+30,-42)
    武内PがシンデレラP以外のPやってるという設定でないなら、武内Pがアニメに出てなかったアイドルと担当P差し置いて馴れ合うのも違和感あったから、今回みたいなのも個人的には嬉しい
    763 : 以下、名無しにか - 2018/07/10(火) 01:00:06.65 ID:k3VH87rJO (+24,+29,-1)
    小ネタ拾ってくれて、ありがとうございます!
    764 : 以下、名無しにか - 2018/07/10(火) 08:58:19.30 ID:C1lXVzMBo (+29,+29,-6)
    >>761
    心と美優さんはその、担当Pのイスの上でそういうことしないから
    765 : 以下、名無しにか - 2018/07/10(火) 20:53:13.07 ID:ldCN0/xwO (+22,+29,-22)
    今まで出てこなかった子達との絡みも増えてきて嬉しい反面
    いつ糞尿の被害にあうのかという恐怖も
    766 : 以下、名無しにか - 2018/07/10(火) 21:16:38.80 ID:K/Ppu9o+o (+33,+30,+0)

    「すみません」


     耳に飛び込んできたのは、低い声。
     沢山の花の匂いに包まれながら寝ていた私は、
    その声を聞くまで、誰かが近くに来ていた事に気付かなかった。
     こんな事では、留守を守っているとは言えない。
     けれど、相手がこの人だったからこそ、私は眠り続けていた……なんて。


    「誰か、居ませんか?」


     高い――高い位置から聞こえるその声が、私の耳をくすぐる。
     この人が、此処を訪ねてくる理由は、一つしか無い。
     それは、私にとって、とても誇らしい事。


     だから、私は私の役目を果たさなきゃいけない。



    「――ワンッ」



     寝そべっていたカウンターの陰から出て、声をかける。
     なるべく驚かさないように……けれど、気づいて貰えるように、ハッキリと。
     その甲斐あってか、彼は驚くことなく、ゆっくりとしゃがみ込み、


    「……」


     無言で、手の平を上に向け、差し出してきた。
     凛ちゃんが、スカウトというのを最初にされた時は、こんな感じだったのかな。
     普通の人なら、おいで、とか……何かしらの言葉を言うのに。
     だけど、私は言葉なんてなくても、その差し出された手がどんな意味を持つか、知ってる。


    「クゥ~ン」


     テチテチと、足の爪がタイルに当たって音を立てる。
     掃除をしたばかりで、まだ乾ききっていない床を歩くと、ヒンヤリしていて気持ちが良い。
     けれど、足の裏が濡れたから、飛びつくのは、無し。
     だって、これからお仕事なのに……スーツを汚しちゃ、悪いから。


    「……」


     差し出された手、その指先の匂いを嗅ぐ。
     色々な……本当に、色々な匂いが入り混じった、独特な香り。
     私の知っている、誰とも違う、この人だけの、匂い。


    「……」


     鼻先で感じる、手の暖かさ。
     くすぐったかったのか、それとも、なんとなくかは、わからない。
     指先が動き、私の鼻を小さく撫でた。
     それがむず痒くて、お返しにその指先をペロリと舐め、


    「ワンッ!」


     急に何するの、と声をあげる。
     おかげで、勝手に振れてしまう尻尾の付け根が、ちょっと痛いから。
    767 : 以下、名無しにか - 2018/07/10(火) 21:52:55.85 ID:Il6aAHeT0 (+17,+29,-13)
    ハナコ…?
    768 : 以下、名無しにか - 2018/07/10(火) 21:58:33.39 ID:K/Ppu9o+o (+33,+30,+0)

    「……」


     私の声を聞いても、この人は、差し出した手はそのままに、しゃがみ込んでいる。
     少し驚かせようと思ったのに、どこまでも、穏やかな空気で。
     遊んで欲しい、という衝動をグッとこらえ、お淑やかに振る舞う。
     尻尾の動きは誤魔化せないけど、それ位はお手の物。


    「……」


     私の頭が、スッポリ収まってしまいそうな、大きな手。
     ちょっと固い手の平に顔を預け、頬を擦り寄せる。
     その度に、擦り寄せた側――左の耳が、親指の付け根に当たってる。
     フワフワの自慢の毛並みは、凛ちゃんもお気に入り。


    「……」


     人差し指が、遠慮がちに、耳の後ろを撫でてくる。
     一撫で毎に、その強さは増していって、あっ、今が丁度良い!
     うん、そう……んー……悪くないかな。
     自然と目が細まっていくのがわかるけど、しょうがないじゃない。


    「……」


     続いて、親指が、目と目の間の毛を整えるように撫でてくる。
     太い指が撫でてくる場所は広くて、気持ちよさに、思わず眠くなってきてしまう。
     床はまだ濡れてるけれど、横になろうかな。
     だって、眠くなったら、寝っ転がるのが普通でしょ。


    「……」


     ちょっとの間、手が離れるけれど、きっと大丈夫。
     ほら、次に撫でて欲しい所、わかるよね。
     その大きな手で、お腹を全体的に。
     前の足を曲げて、目を見ながら、アピールして――



    「……プロデューサー?」



     ――たけど、その声を聞いて、私はグルリと体を回した。
     温かい手が触れるはずだった場所は、今はもう、冷たい床に接してる。
     今の格好、見られてなかったかな?
     見られてたら……ちょっと、まずいかも。


    「渋谷さん」
    「ごめん。ほんの少しだけ、裏に入ってて」


     凛ちゃんの指が、おいでおいでと、サインを送ってくる。
     だから私は、急いで凛ちゃんの元へと、カチカチと音を立てながら駆けつけた。
     優しく迎えて入れてくれる、大きいけど、小さな手。
     慣れた手付きで、笑いながら、頭を撫でてくる。


    「ハナコ……浮気?」
    「ワンッ!」


     そんなんじゃないから!
    769 : 以下、名無しにか - 2018/07/10(火) 22:31:05.42 ID:K/Ppu9o+o (+33,+30,+0)
      ・  ・  ・

    「何、話してるんだろ」


     カウンターの椅子に座りながら、ソワソワした様子で凛ちゃんは呟いた。
     あの人が来てるのに、凛ちゃんがお店に出てるって事は、
    用事があるのは、お母さんとお父さんだったんだ。
     私はてっきり、凛ちゃんに用事があるんだと思ってた。
     だって、朝からずっと、落ち着きが無かったし。


    「何話してるんだろうね~ハナコ~」


     凛ちゃんは私を抱き抱え、背中を撫でながら聞いてきた。
     花と、凛ちゃんの匂いに包まれながら、考えてみるけれど、答えは当然出ない。
     だけど、私にも、わかることがある。
     今日の凛ちゃんは、いつもと違って、どこか不安そう。


    「クゥ~ン」


     私が凛ちゃんのために出来る事なんて、数える程しかない。
     だから、その出来る事を精一杯、やろうと思う。


     傍に寄り添う。


     それが、望まれている事で……私も、それを望んでいるから。


    「もう、ちょっと……くすぐったいって」


     私にだけ見せる、弱気な表情の凛ちゃんの顔を……ペロリと舐める。
     そうしたのは、凛ちゃんがアイドルになってから、二回目。
     アイドルになってから、凛ちゃんは顔に何かを塗るようになったの。
     その味が苦手だからしてこなかったけど――


     ――するべきだと思ったし、したいから、する。


    「……ありがと」


     ぎゅうと、抱きしめられる。
     その声は、少しだけど、いつもの凛ちゃんに戻った気がする。


     私は、凛ちゃんを撫でてあげたりも、抱き締めてあげる事も出来ない。


    「……」


     でも、ちょっと強く抱き締められた時、声を上げずに我慢する事は出来る。


    「……」


     凛ちゃんは、何も言わずに私を抱き締め続ける。
     これで、背中を撫でてくれれば私としては、言うこと無いんだけど。
     でも、こうやって抱っこされるだけっていうのも……まあ、悪くないかな。
     せっかくだから遊んでも欲しいけど、我慢しないとね。


    「後で、ボールで遊ぼうか」


     ボール!? 本当に!?
    770 : 以下、名無しにか - 2018/07/10(火) 23:07:10.46 ID:Il6aAHeT0 (+22,+29,-17)
    飼い主に似るって本当ですね…
    771 : 以下、名無しにか - 2018/07/10(火) 23:07:18.84 ID:K/Ppu9o+o (+33,+30,+0)
      ・  ・  ・

    「ねえ、何話してたの?」


     お散歩の途中、公園のベンチで一休み。
     後ろの木が、照りつける日差しを遮ってくれていて、少し涼しい。
     アスファルトを歩いてきた足を地面につけ、休ませる。
     私の右には、凛ちゃん。左には、プロデューサー。


    「渋谷さんの、スケジュールについてのご相談を」


     タシタシと、尻尾を揺らして葉っぱを散らす。
     付け根の所に葉っぱがあると、落ち着いて寝転がれないし。
     うん、これで大丈夫。
     これなら、ゆっくり出来るかな。


    「……それだけ?」


     遠くで、男の子達がボールで遊んでるのが見える。
     良いなぁ、とっても楽しそう。
     私も混ぜて欲しいんだけど、紐は、しっかり握られてるし。
     前に駆け出した事があって以来、凛ちゃんは気をつけてるみたいなの。


    「はい。それだけです」


     さっきは、寝てる途中で起こされちゃったから、まだ眠い。
     此処に来るまでに、かなりはしゃいじゃったのもあるけど。
     話はまだ続きそうだから、寝てても問題無いと思う。
     フワァと、一つ、大きなアクビをする。


    「でも……だって……!」


     凛ちゃんが、少し大きな声をあげたけれど、私の瞼は開かない。
     それよりも、頭の位置を決める方が、今の私には大切だ。
     あっ、顎をベターっと地面につけると、ヒンヤリして涼しい。
     ……うん、眠れそう。


    「大丈夫です。何の問題もありません」


     声が、どんどん遠くなっていく。


    「渋谷さん、私を信じてください」


     帰ったら、ボール遊びをして貰うんだから。


    「……わかった、信じる」


     きっと、沢山遊んでくれるに違いない。


    「頼りにしてるから」
    「はい。私は、貴女のプロデューサーですから」


     凛ちゃん、元気になったみたいだし。
    772 : 以下、名無しにか - 2018/07/10(火) 23:57:40.76 ID:K/Ppu9o+o (+33,+30,+0)
      ・  ・  ・

    「……ァフ」


     ふかふかの、私専用のベッドで丸まりながらアクビ。
     あれから、いっぱいボールで遊んで貰った。
     今日は、たくさん寝たけど、その分動いたから、もうヘトヘト。
     いつもよりも、グッスリ眠れそう。


    「ふふっ……信じてください、か」


     凛ちゃんが、自分のベッドに寝転がりながら、呟いた。
     今日は、一日落ち着きがない日みたい。
     今もまた、ベッドの上で、コロリと寝返りをうったのがわかる。
     だけどそれは、嬉しくて転がったみたいで、笑い声も聞こえてきた。


    「何それ?……ふふっ」


     凛ちゃんは、アイドルになってから忙しくなった。
     お家に居る時間も減ったし、遊んでくれる時間も……短くなった。


     ――でも、前よりも、キラキラしてる。


     ふとした瞬間見上げる横顔は、今までに無いほど、輝いて見える。
     だからきっと、凛ちゃんはアイドルになって良かったんだと思う。


    「……ァフ」


     アイドルになって、今までに無い悩みも増えたみたい。
     けれど、凛ちゃんは、いつもそれを乗り越えてる。
     プロデューサーも、凛ちゃんを助けてくれてる。
     だからきっと、何の問題も無い。


    「……」


     アイドルが何なのか、私にはわからない。
     プロデューサーが、何をする人なのかも知らない。
     今日だって、何があって、あの人が此処に来たのかも、サッパリ。


     ――でも、それで良い。


    「……ふふっ!」


     凛ちゃんが、幸せそうに笑っていれば、私にとってそれが一番だから。


    「……ァフ」


     ……そろそろ、寝ようかな。
     そうだ……今度あの人が来た時は、ボールを持って行こう。


    「プロデューサー……ふふっ!」


     凛ちゃんをこんな笑顔にさせるんだから、きっと、楽しいに違いない。



    おわり
    773 : 以下、名無しにか - 2018/07/11(水) 00:42:49.69 ID:agjOLVZc0 (+24,+29,-19)
    プロデューサーって業が深いわ…色々と
    774 : 以下、名無しにか - 2018/07/11(水) 00:47:33.96 ID:4njSy8q+0 (+19,+29,-2)
    シリアスなしぶりん良い
    775 : 以下、名無しにか - 2018/07/11(水) 01:17:53.94 ID:APELrH7d0 (+29,+30,-22)
    ふと思ったけど千枝ちゃんはこの世界でも合法なのだろうか?
    776 : 以下、名無しにか - 2018/07/11(水) 02:05:30.62 ID:63bcasxoO (+24,+29,-19)
    描写されてないけど、ハナコもプロデューサーの前でうんちしたんだろうな
    777 : 以下、名無しにか - 2018/07/11(水) 02:19:39.71 ID:ozzpTNy6o (+24,+29,-24)
    乙す。無関係な第三者からみると、多分全員まともなんだろうなあ(目をそらしながら
    778 : 以下、名無しにか - 2018/07/11(水) 07:43:02.52 ID:lcFzqtZSO (+28,+29,-32)
    >>775
    千枝PとまゆPと武内Pは同期らしい
    779 : 以下、名無しにか - 2018/07/11(水) 07:59:04.08 ID:LG2JNx5FO (+24,+29,-17)
    ハナコはそんなはしたないことはしないよ
    780 : 以下、名無しにか - 2018/07/11(水) 12:36:17.72 ID:cf1g39tjO (+24,+29,-25)
    己のなかの邪念といつも張り合ってる千枝Pとか面白そう。
    781 : 以下、名無しにか - 2018/07/11(水) 15:09:01.28 ID:KbOyAehnO (+14,+29,-13)
    ハナコかわいい
    782 : 以下、名無しにか - 2018/07/11(水) 15:12:43.16 ID:hFI6jIkZO (+25,+30,-33)
    みりあと千枝ちゃんはどっちも合法だろう、二人のpは大変だな
    783 : 以下、名無しにか - 2018/07/11(水) 16:11:37.21 ID:aFHGOmlSO (+30,+30,+0)
    クロスとかのまとめ

    武内P「大人の魅力、ですか」
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1510490903/

    機動武闘伝Gガンダム(東方不敗編)

    武内P「便秘、ですか」
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1513243315/

    GS美神

    武内P「起きたらひどい事になっていました」
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1510316855/

    機動武闘伝Gガンダム(ドモン編)
    DQ(勇者タケウチ)
    仮面ライダー555
    仮面ライダー555(魔法少女編)
    涼宮ハルヒ(仮面ライダーキョン)

    武内P「結婚するなら、ですか」
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1510232193/

    カウボーイビバップ
    北斗の拳
    キン肉マン(CP編)
    プリキュア(大人組)
    機動戦士ガンダム(シャア編)
    シティーハンター

    武内P「クローネの皆さんに挨拶を」
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1509970245/

    聖闘士星矢(ギャグ)
    覇王大系リューナイト
    銀魂
    らんま1/2
    聖闘士星矢(クロス)

    武内P「アイドル達に慕われて困っている?」
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1509802732/

    キン肉マン(アスタリスク編)
    ハローキティ(サンリオピューロランド編)
    ポケモン

    武内P「今日はぁ、ハピハピするにぃ☆」
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1509708830/

    水曜どうでしょう(マレーシアジャングル探検)
    ハローキティ(新幹線編)
    キン肉マン(Krone編)
    784 : 以下、名無しにか - 2018/07/11(水) 20:13:44.29 ID:RoXloI2do (+29,+29,-7)
    書きます


    武内P「ドッキリ、ですか」
    785 : 以下、名無しにか - 2018/07/11(水) 20:16:55.10 ID:RoXloI2do (+35,+30,-57)
    未央「そうそう! でさ、協力して欲しいんだよね!」

    武内P「協力……私が、ですか?」

    卯月「プロデューサーさんと言い争ってるフリをして、ですね?」

    武内P「……はあ」

    「皆が、どういう反応をするか見たいんだって」

    武内P「……成る程」


    武内P「お話は、わかりました」
    786 : 以下、名無しにか - 2018/07/11(水) 20:20:36.97 ID:RoXloI2do (+35,+30,-76)
    未央「協力してくれるの!?」

    武内P「いえ、申し訳ありませんが……お断りします」

    卯月「あー……プロデューサーさんなら、そう言うと思いました」

    武内P「ドッキリを仕掛けるにしても、別の方向性はどうでしょうか?」

    「そうだね。あまり、趣味が良いとは言えないし」

    未央「……」


    未央「……どうしてそんな事言うの?」


    卯月・凛「……」

    卯月・凛「えっ?」

    武内P「……」
    787 : 以下、名無しにか - 2018/07/11(水) 20:23:28.89 ID:RoXloI2do (+35,+30,-111)
    未央「ただのおふざけじゃん! ねえ、そんなに駄目!?」

    卯月「みっ、未央ちゃん!?」

    「おっ、落ち着いてよ、未央!」

    未央「……もう良いよ」


    未央「私、アイドル辞める!」


    卯月・凛「!?」


    武内P「待ってください!」


    卯月・凛「!?」


    武内P「本田さんは、アイドルを辞められてしまっては――」

    武内P「――ただの美少女になってしまいます!」


    卯月・凛「ほあっ!?」
    788 : 以下、名無しにか - 2018/07/11(水) 20:27:03.97 ID:lfdpvK0lo (+24,+29,-6)
    ただのというか距離感が近いドスケベ系美少女に
    789 : 以下、名無しにか - 2018/07/11(水) 20:30:50.05 ID:RoXloI2do (+35,+30,-105)
    卯月「ぷっ、プロデューサーさん!? 何言ってるんですか!?」

    「変な事言ってないで、未央を止めてよ!」


    未央「な~んちゃって! ドッキリ大成功~!」

    武内P「……」


    卯月・凛「……はい?」


    未央「いやー! どうだった? 私の演技!」

    卯月「え、演技……?」

    未央「プロデューサーも、良い演技だったよ!」

    「プロデューサーも、って……アンタもグルだったの!?」

    武内P「……すみません。どうしてもと、そう、言われて」


    卯月・凛「……!?」
    790 : 以下、名無しにか - 2018/07/11(水) 20:36:10.75 ID:RoXloI2do (+35,+30,-91)
    未央「ほら! 騙すには、まず味方からって言うじゃん?」

    武内P「私は……駄目だと言ったのですが」

    「でも、結局流されてるし……有り得ないんだけど」

    未央「まあまあ、しぶりん! そう怒らないでってば!」

    未央「……って、しまむーは、驚いて固まっちゃったかな?」

    卯月「……」


    卯月「……ひどいです」


    未央・凛「……」

    未央・凛「えっ?」

    武内P「……」
    791 : 以下、名無しにか - 2018/07/11(水) 20:41:31.98 ID:RoXloI2do (+35,+30,-129)
    卯月「私……もう、ニュージェネをやっていく自信がありません」

    未央「しっ、しまむー!? ご、ごめん! そこまで怒るなんて!」

    「うっ、卯月落ち着いて! ただの悪ふざけだってわかったんだし!」

    卯月「……もう良いです」


    卯月「私、プロデューサーさんと一緒になります!」


    未央・凛「!?」


    武内P「待ってください!」


    未央・凛「!?」


    武内P「島村さんは、まだ17歳です! 一緒になるのは――」

    武内P「――3年後、20歳になった時と約束したはずです!」


    未央・凛「ほああっ!?」
    792 : 以下、名無しにか - 2018/07/11(水) 20:45:49.72 ID:RoXloI2do (+35,+30,-98)
    未央「何!? 何!? 約束って何!?」

    「二人共何言ってるの!? ねえ、ちょっと!」


    卯月「……な~んちゃって! ドッキリ大成功です♪」

    武内P「……」


    未央・凛「……はい?」


    卯月「実は……未央ちゃんから話を聞いて、すぐに……」

    未央「プロデューサーに相談してたって事……!?」

    卯月「それで、逆ドッキリを……えへへ♪ 頑張りました!」

    「逆ドッキリ、って……ねえ、またグルだったの!?」

    武内P「……すみません。どうしてもと、そう、言われて」


    未央・凛「……!?」
    793 : 以下、名無しにか - 2018/07/11(水) 20:48:50.14 ID:RoXloI2do (+35,+30,-107)
    卯月「こうでもしないと、未央ちゃんは止まらないかな、って」

    武内P「私は……他に方法があると、そう、思ったのですが」

    未央「いやー、効いた……良薬口に苦しって言うけど、思い切り効いたよ」

    卯月「えへへっ♪ 演技も、ちょっと勉強したんですよ!」

    卯月「島村卯月、頑張りました!」

    「……」


    「……ふざけないでよ」


    未央・卯月「……」

    未央・卯月「えっ?」

    武内P「……」
    794 : 以下、名無しにか - 2018/07/11(水) 20:54:22.54 ID:RoXloI2do (+30,+30,-86)
    「プロデューサーは、どうして私に黙ってたの?」

    未央「し、しぶりん? もしかして……マジギレしてる?」

    卯月「ごっ、ごめんね凛ちゃん! これしか思いつかなくて……!」

    「……もう良い」


    「エッチまでしたのに、ふざけないでよ!」


    未央・卯月「!?」


    武内P「?」


    「!?」


    未央「えっ……プロデューサー、なんかキョトンとしてない?」

    卯月「何だか、話がまるで伝わってないみたいな……」


    「ちょっと!? ねえ、ちょっと!?」
    795 : 以下、名無しにか - 2018/07/11(水) 20:58:27.32 ID:RoXloI2do (+25,+30,-92)
    「エッチまでしたのに、ふざけないでよ!」

    武内P「……?」

    「……!?」

    未央「ねえ、しぶりん……まだ、続ける?」

    卯月「あの、凛ちゃん……もう、見てられないんです……けど」

    「二人は黙ってて!」

    未央・卯月「……はい」


    「エッチまでしたのに、ふざけないでよ! プロデューサー!」


    武内P「えっ!?」

    武内P「す、すみません……先程から、私に言っていたのですか!?」


    「ふうううぅぅぅん!」ジタバタ!


    未央・卯月「……」
    796 : 以下、名無しにか - 2018/07/11(水) 21:07:24.11 ID:RoXloI2do (+35,+30,-192)
    「なんで!? どうして自分じゃないと思ったわけ!?」


    武内P「あ、いえ、その……」

    武内P「島村さんと、渋谷さんが、実は……という関係で」

    武内P「本田さんに対する、二段ドッキリだと……そう思っていました」


    「なんで!?」


    武内P「し、島村さんと、渋谷さんが、ですね」

    武内P「逆ドッキリを仕掛けようと提案されたタイミングが……はい、ほぼ同時期で」

    武内P「……なので、企画に変更があったのだと、そう、考えました」


    「……!?」


    未央・卯月「……あー」
    797 : 以下、名無しにか - 2018/07/11(水) 21:13:00.02 ID:RoXloI2do (+35,+30,-152)
    未央「それは……しょ、しょうがないよね! うん!」

    卯月「は、はい! むしろ、タイミングが良すぎたんですよ!」


    「っ……な~んちゃって! ドッキリ! ドッキリだから!」

    「だから、もうこの話は無し! 良い? 終わり!」


    未央「う、うん」

    卯月「は、はい」


    武内P「待ってください」


    未央・卯月・凛「!?」


    武内P「渋谷さん……貴女は、それで良いのですか?」

    武内P「ドッキリが失敗……いえ、空振りしても、笑顔でいられますか?」


    「……そんなの……出来るわけない……!」


    未央・卯月「……」
    798 : 以下、名無しにか - 2018/07/11(水) 21:17:16.32 ID:RoXloI2do (+35,+30,-106)
      ・  ・  ・
    一時間後

    未央「……なんかごめんね、しまむー」

    卯月「……いえ、私もふざけちゃったのがいけないんです」

    未央「っと……そろそろ、時間だね」

    卯月「……ですね」

    未央「しっかり打ち合わせして、練習時間も取るから……ってさ」

    卯月「私達に言ったら……ドッキリになりませんよね」


    未央・卯月「……」


    未央「……まあ、良いか」

    卯月「……はい、早く終わらせましょう」
    799 : 以下、名無しにか - 2018/07/11(水) 21:22:38.66 ID:RoXloI2do (+30,+30,-219)
    ガチャッ

    未央・卯月「……失礼します」


    「ずっと見てるって、プロポーズでしょ!?」

    武内P「渋谷さん! 台詞が! 台詞が打ち合わせと違います!」

    「LIVEは打ち合わせ通りにいくとは限らないから!」

    武内P「待ってください! ですが、その流れはあまりにも!」

    「打ち合わせ通りにすれば満足!? それで良いの!?」

    武内P「お願いします! どうか! どうか、打ち合わせ通りに!」

    「エッチしてよ!」

    武内P「助けてください! 本田さん! 島村さん! 助けてくださ――い!」


    未央・卯月「……」

    未央・卯月「うわぁ」
    800 : 以下、名無しにか - 2018/07/11(水) 21:30:55.22 ID:RoXloI2do (+35,+30,-118)
    「ねえ! なんで、二人に助けを求めるわけ!?」

    武内P「す、すみません!」

    「謝って欲しくなんかない! 訳を聞いてるの!」

    武内P「――!」


    武内P「……渋谷さん」

    武内P「どうして、貴女に言う必要があるのか……私には、わかりません」


    未央「あっ、台本の流れに入ったね、今」

    卯月「はい。私も、わかりました」


    「はあっ!? わからない!? ふざけないで!」

    「アンタ、私のプロデューサーでしょ!?」


    未央「おっと、しぶりん気づいてないね」

    卯月「今の凛ちゃん……凄く、イライラしてます」
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