のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,062,857人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報

    元スレ一護「強くてニューゲーム…だと…」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    301 :

    ふむ 面白い
    しかし雀部は一周目で
    一護のグーパンだったが一撃で沈められてたのに
    なんか強化され過ぎじゃない?

    302 :

    あの時はオサレ度合いが足らんかったのさ

    303 :

    強くて(一護以外)ニューゲーム

    304 :

    全力出す前に油断してやられるなど鰤では日常茶飯事よ

    305 :

    (剣八が)強くてニューゲーム

    306 :

    剣八という概念、藍染の鏡華水月、月島さんのブックオブジエンド、陛下の未来視と未来改変、グレミィのつくってあそぼ
    個人的な鰤五大ぶっ壊れ能力

    307 :

    回復役がいないときついな

    308 :

    辛くてニューゲームってフレーズ気に入ったわ

    309 :

    結局壊れ能力の中でも水月が最強だったな

    310 :

    一応鏡花水月も月島さんが差し込んで触ったことにすれば無効化できるよな まあ差し込むまでが遠いし無効化しても勝てないだろうが

    311 :

    触った過去があればいいんじゃなくて
    触ってる間だけ無効なはずだから意味ない

    312 :

    やっぱ双天帰盾ないとキツいなー

    313 :

    あれこれ難しく考えなくていいよ
    大切なのはライブ感だから

    314 :

    元柳斎「何のつもりじゃ、藍染」

    藍染「ここで朽木ルキアを君に殺されると私の計画に支障をきたしてしまう」

    元柳斎「計画…、何を考えている藍染」

    藍染「君に話す義理はない。夜一、朽木ルキアを連れて行け」

    夜一「…まさか貴様に助けられるとはの」

    藍染「助けたつもりはない。恩を感じているのなら後で私に朽木ルキアを差し出すことだ」

    夜一「ふん、貴様が私に追いつけたならじゃがの。行くぞルキア」バッ シュン!

    元柳斎「100年前浦原喜助と同時期に四楓院夜一が消えた事から考えて、今回四楓院夜一や旅禍を寄越したのは浦原喜助で間違いなかろう」

    元柳斎「あやつの拠点は西流魂街。夜一を白道門で待ち伏せればよい。後でゆるりと捕らえよう」

    藍染「君にそれが出来ると思うかい?破道の九十 黒棺」ガガガガガガガガ

    元柳斎「九十番台の詠唱破棄か。撫斬」ズバッ ガシャァァァァン!

    藍染「刀の一振りで黒棺がバラバラか。さすがは総隊長殿だ」

    元柳斎「貴様程度が儂を足止め出来ると思うたか?」

    藍染「足止めと言った覚えはない。君にはここで死んでもらう」

    元柳斎「ほう、儂を殺すか…、大きくでたな藍染惣右助!」ゴオオ!

    315 = 314 :

    元柳斎「松明!」ブオオオオオオ!!

    藍染「…どうした山本元柳斎、届いていない…!なるほど、私の視界を遮るのが目的か。甘い」

    元柳斎「鬼火!」ボンボンボン!!!

    藍染「…やはりか。この程度で私を倒せると思うとは。総隊長の名が泣く」バッ

    元柳斎「甘いわ!」ドシュッ!

    藍染「ぐっ!?後ろからか…く…おのれ…」

    元柳斎「終わりじゃ、藍染」

    藍染「ああ、終わりだ山本元柳斎」ドシュッ

    元柳斎「ぎっ!?貴様!」ドシュッ

    藍染「ごふっ、…咄嗟に後ろを刺すとは。さすがは千年以上死神をしていただけはあるか…」

    元柳斎「なるほど。この斬魄刀の本当の能力は催眠か。最初から皆を騙していたようじゃのお」

    藍染「1度見ただけで完全催眠に気づくとはね。なら君が今刺している私は本当に私かい?」

    元柳斎「腹に刺さった斬魄刀の霊圧を読み違えることなどない。終わりじゃ藍染」

    ???「へえ、さすがは総隊長やなあ」ガシッ

    316 = 314 :

    元柳斎(儂を貫いた藍染の刃を掴んだじゃと)

    元柳斎「市丸ギン、何をしに来た」

    藍染「ギン何を…」

    市丸「堪忍してや、総隊長」ズシャズシャ

    元柳斎「ぐっ…おのれ…」

    藍染「がっ!…総隊長ごと私を貫いたのか…。ギン、裏切ったか」

    市丸「一死をもって大悪を誅す。総隊長のお言葉通りにさせてもらうわ。死ろせ 神死槍」ブワッ

    元柳斎「なにっ!?体が…」ドサッ

    藍染「馬鹿な!?なんだこの能力は!…ゴハッ」ドサッ

    市丸「僕の卍解、伸び縮みする時一瞬だけ塵になるんですわ。そんで刃の中には細胞を溶かし尽くす猛毒があるんや」

    藍染「市…丸…」

    市丸「さっき2人を刺した時刃の一欠片を体に入れたままにすればこの通りや」

    市丸「ま、能力の説明したところでもう二人とも聞いてないやろうけどな」

    317 = 314 :

    藍染「」

    市丸「っ!?」ゾクッ

    市丸(なんや今の悪寒は…、藍染隊長は確かに死んだ。そもそも胴体の8割が溶けた状態で生きてるわけない)スッ

    市丸(鏡花水月を触りながら確かめても魄動は止まってる。藍染隊長は『間違いなく死んだ』んや)

    市丸(…それでも妙や。なんで藍染隊長は総隊長に真っ向から戦ったんや)

    市丸(戦闘力なら総隊長の方が確実に上や。それに朽木ルキアをかばったのもおかしい)

    市丸(流刃若火なら双極と同じようにして超高度の熱で魂魄を蒸発させることも可能かもしれん)

    市丸(ならどうして藍染隊長は庇っても損しかない朽木ルキアを助け、総隊長と勝ち目の少ない戦いをしたんや)

    市丸(…まるで目的そのものが『自分自身の死』みたいや)

    市丸「あかん、色々考えるのは止めや。…とにかくこれで終わったんや、これで。藍染隊長の崩玉は隊長自身が持っとるはずや」

    市丸「それさえ手に入れば…」

    ???「藍染…隊長…」

    市丸「!?誰や!」クルッ

    318 = 314 :

    「そんな…藍染隊長が…」

    市丸「…雛森ちゃんか。また面倒なタイミングで来よったなあ」

    市丸(騒がれると面倒や。ここは白伏で気絶しといてもらおか)スッ

    「藍染隊長!!」シュン

    市丸「なっ…」

    市丸(いつの間に藍染隊長の傍に!?)

    「そんな…魄動が無い…藍染隊長が…」

    「…」ブツブツブツ

    市丸(目の前で敬愛してた隊長が死んでもうて気が触れたんか。とにかくさっさと何とかせんと)

    市丸「ごめんなぁ雛「縛道の七十九 九曜縛!!」バチィ!

    市丸「ぐっ!?さっきブツブツ言うてたんわ鬼道の詠唱やったんか!?」

    「よくも藍染隊長を!!!!」スッ

    市丸「待っ「破道の九十一 千手皎天汰炮!」ドドドドドドド!

    市丸(二重詠唱やったんか!?副隊長の鬼道でも九十番台をゼロ距離で喰ろたらあかん!)

    市丸「がっ!?無踏連刃!!」ババババババ!

    319 = 314 :

    市丸「…ふう、危ないなあ」

    「破道の六十三 雷吼炮!」バリバリバリ!

    市丸「縛道の八十一 断空」ガガガガガ

    「っ!弾け 飛梅!!」ボンボン!

    市丸「まだまだ甘いで。舞踏」シュッ グサッ

    「あっ…」ドサッ

    市丸「刃の欠片は残してへんから安心しい」

    「…藍染隊長」グググ

    市丸「仕方ないなあ」スッ

    「あ…う…」ゴト

    市丸「白伏や。急所は外してあるけどこれ以上動いたら血がなくなってまう」

    市丸「これで邪魔は…!?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

    市丸「この霊圧…ほんま…ついてへんなぁ」

    ???「雛…森…」

    320 = 314 :

    市丸「なあ、日番谷隊長」

    日番谷「卍解 大紅蓮氷輪丸!!!」

    市丸(いきなり卍解か。これは話したところでどないしようもないな)

    日番谷「おおおおおおおおおおお!!!!」ギュン!

    市丸(速い!)

    市丸「無踏」シュン!

    日番谷「うおっ!?ぐおおおおおおお!!!!」ガガガガガガ

    市丸(刀で受けおった!?刀が凍らせれてまうか。縮めんと!)ピキピキ

    日番谷「…なるほどな、刀を交えてわかったぜ。この霊圧…市丸、てめえ卍解してるようだな」

    日番谷「それに今の伸縮速度、それが卍解の能力ってとこか」

    市丸「へえ、案外冷静なんやな。まあ能力を知ったところで勝ち目はないで…ごふっ!?!?」グサッ

    日番谷「なっ…」

    市丸「な…なん…や…」

    「…藍染隊長の…敵…」

    市丸(僕の白伏をこの短時間で破ったんか)

    市丸「…まあええわ…目的は達したしなあ…」ドサッ

    321 = 314 :

    〜昨日 白道門付近〜

    市丸「痛いなあ。僕相手に1人で突っ込んで来るなんて自分の力過信しすぎやで」

    市丸「いくら一対一でもな」

    一護「俺はあんたに話があってわざわざここまで吹っ飛ばしたんだ」

    市丸「ほんま舐められたもんやな。聞かれた事素直に答えると思わん方がええで」

    一護「音速の200倍で攻撃出来る相手に舐めてかかるわけねよ」

    市丸「…へえ、僕、その事ほとんど誰にも話してないんやけど。どっから聞いたんかな」

    市丸(まあ嘘なんやけど)

    一護「時間が無え、それは話を聞けばわかる。あんたに聞きたいことはあんたの目的だ」

    市丸「僕の目的…ね。そんなん分かりきったことやと思うけど」

    一護「あんたは本当に藍染の仲間なのか?」

    市丸「…なんや藍染隊長から聞いてた話以上に君悪い子やね、君」

    市丸「ちょっと詳しく聞こか」

    ………
    ……


    市丸「僕が藍染隊長に殺される…なるほどおもろい話や。それに未来から来たから僕の卍解を知ってたって事か」

    一護「そういうことだ。とにかく藍染に殺される前から何かおかしかった。特に俺と戦った後の藍染との会話だ」

    一護「藍染は俺を食らうって言ってた。でもあんたは俺を逃がそうとしたり殺そうとした」

    一護「藍染の命令を真っ向から無視してな」

    市丸「なるほどなぁ。つまり君は僕が藍染を裏切るつもりなら今協力して欲しいいうことやね?」

    一護「ああ、俺達も藍染からルキアを護る。目的は同じのはずだ」

    市丸「…さっきから君、僕が藍染隊長を裏切る前提で話してるけどほんまにそう思ってるん?」

    市丸「君が言うてるだけで僕は一言も裏切るなんて言うてないで」

    一護「…!待て!」

    市丸「卍 解 神死槍」

    一護「なっ!?テメェ!?」

    ズガアアアアアアアアアアアアン!!!

    石田「何かが落ちて来たのか?」

    一護「ンノヤロー!?いきなり卍解かよ!」

    322 = 314 :

    〜現在〜

    市丸(わざわざ志波隊長にトドメ刺さへんかったんや…。崩玉の事は頼むで…)

    市丸(乱菊…ごめんな…。やっぱり先に謝っとけば…)

    「やっ…た…」ドシャッ

    日番谷「雛森!今すぐ救護詰所に連れて行くぞ!」

    日番谷(…悪いな、俺が協力できるのはここまでだ。朽木は任せるぞ)シュン!

    323 = 314 :

    〜旧市街地跡〜

    勇音「ここは…旧市街地跡ですか?」

    卯ノ花「ええ、ここなら誰も来ません。じっくりと旅禍の方の話を聞けます」

    石田「話をするのは構わない。だが話が終わった後僕は朽木さんを追う」

    卯ノ花「ええ、構いませんよ」

    卯ノ花「あなたがその時生きていればですけど」ドス

    勇音「え?…ガフッ!た、隊長…なん…で…」ドシャ

    石田「なに!?自分の部下を…切り捨てただと!?」

    卯ノ花「さあ、邪魔は消えました。これで思う存分あなたと戦えます」

    石田「…全て嘘だったということか」

    卯ノ花「自身の浅慮を棚に上げるべきではありません。私は話したい、話す必要があると言いましたが、話し合いを行うとは一言も言ってはいません」

    石田「なるほど、となると最初から僕が狙いだったのか」

    卯ノ花「そこまでわかっているのなら早く武器を構えないと…」シュン

    石田「消え…」

    卯ノ花「簡単に首が落ちますよ」

    石田(目の前に!?まずい!)

    石田「くっ!?」バッ

    卯ノ花「その程度の距離を取っただけでひと呼吸おけると思うとは」シュン!

    卯ノ花「甘い」バッ

    石田「…!」ゾクッ

    324 :

    ついてなさすぎる…

    325 = 314 :

    石田「銀嶺弧雀!」バババババババ!

    卯ノ花「…」バババババババ

    石田「なん…だと、その場から1歩も動かずに銀嶺弧雀の連射を避けきった…」

    石田「ゼーレシュナイダー!<魂を切り裂く者>」

    卯ノ花「…」ガシッ

    石田(素手で掴んだ!?霊子のチェーンソーだぞ!)

    卯ノ花「この程度の玩具で私を殺すことなどできません」

    石田(このままだと僕は間違いなくこの場で殺される。なら…)スッ・・・

    卯ノ花「使うのですね。完聖体を」

    石田「完聖体?なんだそれは」

    卯ノ花「…おや、そういえばあなたのそれは別の名前でしたね」

    石田(最終形態の事を知っているのか!?それでもここで使わないと!)ゴオオオオオオオオオオオオオオオ

    石田「これで終わりだ」バシュ!

    卯ノ花「ぐう!?」ガガガガガガガ

    石田「やったか!?」

    卯ノ花「…卍 解 皆尽」グシャァ!

    石田「なんだ…あの刀は…それに最終形態の矢を潰しただと!?」

    卯ノ花「そうして呆けていては勝ち目はありません」シュン!

    石田(加減した矢だと効かない。指が壊れるがこの一撃に賭けるしかない!)

    石田「はあああ!!!」バシュッ!!!

    卯ノ花(疾い!が…私の力には届かない)ゴシャッ!

    卯ノ花「さあ、此れにてお仕舞い」シュン!

    石田「矢を潰し…ガフッ!くそっ…ここまでか…」ドシャ

    卯ノ花「惜しかったですね、滅却師…石田雨竜」

    石田(なんで…僕の名前を…それに僕でも聞いたことのない完聖体…。まさかこいつも黒崎と同じ…未来か…ら)

    326 :

    最初からこうなることが分かってたみたいに

    327 = 314 :

    〜瀞霊廷 白道門付近〜

    銀城「…追ってこねえか、月島は犠牲になったが仕方ねえ。さっさとここからずらからねえと」

    ???「ようやく見つけたぜ!今日も俺はツイてるみてえだ」

    ???「そうみたいだね一角。他の2人はいないみたいだけど」

    銀城「誰だ!?」

    班目「人の戦いに水差しやがったんだ。そのまま帰られると思うなよ!」

    弓親「同感だね。ここで昨日の決着をつけさせてもらうよ」

    銀城「はっ、なんだと思えば昨日の雑魚共じゃねえか」

    銀城(こいつら程度なら霊圧を消費した今でもなんとかなりそうだ)

    班目「弓親!先に俺が行くぜ!」ザッ

    銀城「2人がかりじゃなくていいのか?昨日のことを忘れちまったみてえだな」

    班目「そんなもん忘れちまったなァ!!感謝してやるぜ、テメェが人目を避けて逃げてきてくれたことによォ!!」

    班目「いくぜ…万に1つもねえだろうが、こいつことは誰にも言うじゃねえぞ!」

    班目「卍解ィ!!!」ゴオオオオオオオ!!!

    銀城「なん…だと!?」

    班目「龍紋鬼灯丸!!!!」

    328 = 314 :

    銀城(こいつが卍解だと?この程度の霊圧なら問題ねえ)ニヤ

    班目「余裕じゃねえか、まあ今の状態なら仕方ねえ」

    銀城「今は…か、だったらこのまま潰してやるよ!」

    班目「オラァ!」ブン!

    銀城「ぐっ!!がァ!!」ギン!

    班目「1本防いだぐらいで油断してんじゃねえぞ!」ブン

    銀城「くそっ!」ギギギギ!

    銀城「ああああああああ!!!」バギィン!

    銀城「ふぅ…これで…!」

    銀城(さっきより霊圧が上がってるだと。この禿…なにしやがった)

    班目「刃を少し砕いたぐらいでいい気になってんじゃねえ!!」ブンブンブンブン!!!

    銀城「でけえもん振り回しやがって!おおおおおおおお!!!」ガキィン!!!! ズバッ!

    班目「うおっ!?片方の鎖を切り落としやがるか!」グラッ

    329 = 314 :

    銀城「はっ!」ヒュン! ギィン!

    班目「ぐらついた程度で喰らうかよ!」

    銀城(!…刃の紋様が赤くなっていきやがる…。これが霊圧が上がっている事を表してやがるのか!)

    班目「…わかったみてえだな。俺の龍紋鬼灯丸は叩いて殴ってやらねえと目を覚まさねえ」

    班目「敵に何度も斬りかかってかかられてでもしねえと本調子が出せねえんだよ。さあ、締めにしようじゃねえか!!!」ブン

    銀城「ぐっ!?クソが!!」ザッ

    銀城(撤退だ!他の死神にバレる心配してる場合じゃねえ!あの霊圧相手じゃ今の俺は勝てねえ!)

    班目「ここまで来といて逃がすかよ!!!」ビュン!

    銀城(野郎!俺が切断した方の刃を投げやがっ)ズン!

    銀城「ただ…と…あ…」ドサッ ドチャッ

    班目「綺麗に真っ二つか」

    班目「ツイてなかったな旅禍。やっぱり俺は護廷十三隊一ツイてる男みてえだ」

    班目「弓親!さっさと次の奴を探しに行くぞ!」

    班目「…おい、弓親どこにいやが!?」ギュオ!! ガシャアアアアアン!!

    弓親「ぐ…ふ…」ドサッ

    班目「弓親!クソッ、新手か!」

    330 = 314 :

    ???「すみませんねえ、邪魔されるわけにはいきませんので」

    ???「少し眠っていてもらいまス」

    班目「ガッ!?テメェ…まさか…」ドサッ

    ???「おや、ようやく到着したみたいっスね、夜一さん」

    夜一「喜助!お主なぜここにおるのじゃ!?永久追放になったはずじゃろに」

    ルキア「なっ!?この悪徳商人!なぜここにいる!?何の用だ!?」

    浦原「助けに来たに決まってるじゃないっスか。ま、来ようと思えばいつでも来れるんスよ」

    浦原「どうやら朽木サンの救出に無事成功したみたいでスね」

    夜一「まあの、とにかく早く瀞霊廷から脱出じゃ。お主のことじゃ、現世に戻る方法も用意しておるのじゃろ」

    浦原「もちろんス!まあちょっと向こう向いててくだサイ。その間に準備は終わってるっス」

    浦原「現世に戻ったらまずはその腕の治療からでスね」

    夜一「そうじゃ……のう!!!」ゴッ!!!

    浦原「うわっ!!いきなり何するんでスか!」

    夜一「化ける相手を間違うたの、浦原がこちらに来れるわけなかろう」

    夜一「のう、藍染」

    浦原「ちょっと待ってくだサイ!誤解でス!…って戦う気満々か…仕方ないっスね…、起きろ 紅姫」

    夜一「ほう、まさかここまで誤認させられるとはの!瞬閧!!」バリバリ!

    浦原「啼け 紅姫!」ギュン!

    夜一「っ!弾いたじゃと!」

    浦原「さて、行っちゃいますよ!」シュン!

    浦原「こんなのはどうでス…よっと!剃刀紅姫!」ギュン!

    夜一「ふっ!甘いの喜助!」バシュ!

    浦原「瞬閧状態だと片手で払われちゃいまスか」

    浦原「でもこれでわかってくれたでしょ、本物っスよ。ほんと酷いなあ夜一サンは」

    331 = 314 :

    浦原「今度からうちの店ペット禁止にしまスよ?」

    夜一(藍染の鏡花水月は姿形に質量、霊感までも誤認させる。じゃが動きや仕草まではそうはいかないはずじゃ)

    夜一(それにわざと手に受けた先の一撃…、いくら誤認させるとはいえ何度もあの洞窟での修行時に何度も受けたそれと同じじゃ。もちろん細かい仕草や動きまでも)

    夜一(どうやら儂の思い過ごしだったようじゃの)

    夜一「この戦い方に、実際に手に受けた霊圧…、あの洞窟で互いに腕を上げていた頃と変わらぬな喜助」

    浦原「ここまでしてようやく信じてもらえて嬉しいような悲しいような…。ま、それはともかく、追手が来ないとも限りません」

    浦原「黒崎サン達も心配でスけどまずは朽木サンをここから逃がしましょう。念のため夜一サンも着いて行きまス?」

    浦原「一応地下の勉強部屋で鉄斎サン達が待っていまスけど」

    夜一「なら儂はここに残るとするかの。元大鬼道長に任せておけば安心じゃ」

    浦原「さ、それじゃあ行きましょうか…」スッ

    332 = 314 :

    〜白道門付近〜

    一護「はあ…はあ…」ダッ

    一護(体が重くなってきてやがる…、早く夜一さん達と合流しねえと)

    一護「うおっ!」グラッ

    一護(片腕がない分バランスが取れねえ)

    大前田「見つけたぜ旅禍!昨日の恨みは忘れねえぞ!」ザッ

    一護「くそっ!こんな時に!はあ!」ブン!

    大前田「鈍ま!隠密機動の俺様がそんな程度にやられるわけねえだろ!」シュン

    大前田「ぶっ潰せ!五形頭!」ゴッ!!!

    大前田(五形頭を弾かれた時用の対策はしてある、さあ来やがれ!)

    一護「よっ!」スッ

    大前田「えっ?今度は避けブヘァ!?!?」バギィ

    一護「じゃあな!」ザッ

    大前田(た、隊長…やっぱり無理でした…)ガクッ

    333 = 314 :

    ………
    ……


    浦原「黒崎サン!こっちっス!」

    一護「浦原さん!?なんでここにいるんだよ!?」

    浦原「助けに来たに決まってるじゃないっスか。夜一サンと同じ事聞かないで下サイよ…」ズーン

    一護「そうだ、夜一さんとルキアは!?」

    浦原「落ち着いて下サイ、お二人とも無事です。朽木サンは現世に転移させました。もう安全でス」

    一護「そうか…よかった…」

    一護(これで俺は変えられたのか…藍染から崩玉を取られた過去から…)

    浦原「それじゃ黒崎サンも一度現世に戻ってくだサイ。その腕…早く治療しないと手遅れになりまスよ」

    浦原「とにかくあまり時間がありません。急ぎましょ」

    一護「ああ、悪いな、浦原サン」

    浦原「…少し準備するんで向こうにでも行っててくだサイ。敵が来たら迎撃を」

    一護「わかった……!」

    一護(なんだ…あれは、浦原さんの後ろ…向こうの曲がり角から何か…。あれは手?いや誰かが這って出てきやがる。あの人は…)

    一護(夜一さん!…何だ、何か言おうとしてるけど声が出てない)

    一護(あれは…)

    一護(…ニ・ゲ・ロ?)

    334 = 314 :

    一護(!!!)バッ!

    浦原「すみませんねぇ黒崎サン」ザシュ!

    一護「あぐっ!?ガッ!」ガクッ

    一護「なんで…だよ、浦原さん」

    一護「いや、まさかお前藍染なのか!?」

    浦原「違いますよ、私は正真正銘浦原喜助っス」

    浦原「色々聞きたい事ありまスよね?ま、あなたが覚えていれば後で教えてさしあげマス」

    浦原「ここは大人しく死んでいただきマスね、黒崎サン」

    夜一「っ!!」ヒュン!

    浦原「おっと!」キィン

    浦原「夜一さん、まだ暗剣持ってたんスね。油断も隙もない人だ」

    夜一「逃げろ一護!」

    浦原「まだ話す力までありましたか。この頃の夜一さんの実力を侮ってましたね」

    一護「この頃って…まさか浦原さん…」

    浦原「おっと…いけませんねえ、喋り過ぎました。黒崎サン、あなたの思っている事は恐らく正しいっス」

    一護「!?…浦原さん、この世界はいったい…」

    浦原「だから言ったじゃないでスか。時間がないって、それに機会があれば後で教えると」

    浦原「今はさっさと殺されて頂きまス」

    一護「っ!?」ゾク

    浦原「啼け 紅姫!」シュパッ!

    一護「月牙天衝!」ガガガガガ

    335 = 314 :

    浦原「うわっ!血霞の盾!…最初の一撃が少し浅かったみたいでスね」

    浦原「あまり手間をかけさせないで欲しいっス。全部黒崎サンのためなんスから」

    一護「だから…どういうことだって聞いてんだろ!」

    浦原「理由を話したところで納得していただけるとは思えません。ならさっさと終わらせちゃおうということでス」

    夜一「はあ!!」ゴッ!

    浦原「おっと、甘いっスよ夜一サン」ヒョイ ザン!

    夜一「ぐっ…」シュン!

    一護「夜一さん!…が消えた!?」

    浦原(これは空蝉!)

    夜一「歯を食いしばれ喜助!瞬閧!!」ゴアッ!!

    浦原「だから甘いって言ったじゃないっスか」キィィィィィン

    夜一(刀の先で止めた…じゃと)

    浦原「夜一サンの攻撃の速度やタイミング、霊圧は全部把握してるんスよ。これらがわかれば相殺することは出来まス」

    浦原「何年一緒に修行したと思ってるんスか」ザン!

    夜一「がっ…喜助…なん…で…」ドサッ

    浦原「ふう、さすが夜一サンでス…ねっ!!!」ガガガガガガガ!!!

    一護「てめぇ!夜一さんを!」ググッ

    浦原「いきなり襲いかかって来ないで欲しいっス。まあこっちに来てくれたのは有難いでスけど」

    一護「…ルキアは…ルキアはどうした!?」

    浦原「夜一サンが死んだすぐ後に朽木サンの心配でスか。随分と薄情っスね」

    浦原「夜一サンがこんな状態で無事だと思いまスか?」

    336 = 314 :

    一護「う…おおおおおおああああああああ!!!」ギィン!!!!

    浦原(重い!くっ…、でもその分怒りで太刀筋が乱れきってまスよ!)ザシュッ!

    一護「っあ!なん…だと…」ドサッ

    一護「はぁ…はぁ…」

    浦原「まだ意識がありまスか。生命力が高いっスね」

    浦原「それじゃ…これでトドメっスよ!」

    ???「そうはさせません、浦原喜助」ガシッ

    浦原「…あらら、見つかっちゃいましたか。卯ノ花隊長」

    卯ノ花「この方にはまだ用があります。ここで殺されるわけにはいきませんよ」

    浦原「ここは見逃していただけませんかね?」ピクッ

    卯ノ花「…クク」ザン

    浦原「ガッ!?」ドシャ

    卯ノ花「貴方相手に油断はありません。最初から筋一本動かせば四肢の腱全て断つつもりでした」

    浦原(手足を動かせない…このままじゃ黒崎サンが…)

    卯ノ花「心配しなくても貴方もまだ殺しません」

    浦原「それは…余計に不安になりまスね」

    一護「卯ノ花さん、助けてくれたのか?」

    卯ノ花「ああ、そうですね。貴方には浦原喜助は敵で私こそが味方に見えるのでしょう」

    卯ノ花「本当は逆なのにも気づかずに…」

    一護「どういう…ことだ」

    ???「それはこういうことだ」

    浦原「ようやく現れましたか。黒崎サン…彼が今回の全ての元凶です」

    一護「…お前は」

    337 = 314 :

    続きはまた明日か明後日の夜に投下します
    たぶんそれで終わりになります
    そこまできれいなオチはたぶん無理でライブ感万歳になりそう!

    338 :



    そういや水月でも親しい者に化けた場合は
    見破ることも可能っちゃ可能だったか

    確か平子の場合は藍染に心開いてなかったから見破れなかったけど

    339 :


    もうなにがなんだかサッパリだ!
    誰が味方で誰が敵なんだ!

    341 :

    一護まだ高校生なのに腕千切れたりなんか火さんだな

    342 :

    この単行本一気読みしてる感じがたまらないね
    漫画だったら何巻分になってることやら

    343 :

    この戦況の混乱加減まさにブリーチ

    344 :

    こいつらに現世を守られてると思うとゾッとするな

    345 :

    隠し玉多すぎなんだよ

    346 :

    この滅茶苦茶感完全に鰤

    347 :

    師匠続きはまだですか?

    349 :

    ライブ感がたまらない

    350 = 314 :

    続きの投稿は明日になりそう
    とりあえず今までの戦況だけまとめときます

    --------------------------------------------------------------------

    一護:砕蜂と戦闘、剣八を腕一本と引き替えに倒す。大前田を倒した後浦原に斬られる

    夜一:ルキアを助け出すもそう隊長に腕を落とされ、その後浦原に殺される

    石田:狛村を撃破。卯ノ花に殺される

    一心:東仙を倒す。市丸と戦い敗北し重傷

    銀城:浮竹、京楽を殺すも一角の卍解に真っ二つにされる

    月島:剣八に過去をさらに捻じ込むが破られて死亡

    --------------------------------------------------------------------

    日番谷:白哉を倒した後、重症の雛森を救うため戦線離脱

    恋次:雀部と卍解同士で相討ちで互いに重傷

    --------------------------------------------------------------------

    東仙:一心に敗れ重症

    市丸:元柳斎と藍染を殺すも雛森と日番谷の前に敗北し死亡

    藍染:元柳斎と戦闘中市丸の卍解で死亡

    --------------------------------------------------------------------

    剣八:月島を殺し、一護と戦うも紙一重で敗れる

    砕蜂:一護と戦闘中に乱入した剣八に敗れ気絶

    卯ノ花:勇音を殺し、石田も殺害。その後一護と戦闘中の浦原の四肢の腱を切り裂く

    ???:銀城と月島と戦闘後のマユリを殺した後行方不明

    --------------------------------------------------------------------

    ざっと自分で読み直してこんな感じだと思います
    とりあえず明日最後まで投稿できると思います、たぶん


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS+一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について