元スレ一護「強くてニューゲーム…だと…」
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101 = 73 :
〜勉強部屋〜
浦原「お願いしまスよ…黒崎サン…」
???「インヴェイダーズ・マスト・ダイ」
鉄斎「店長!」
浦原「なっ!?ぐっ!」ズズズズズ・・・
鉄斎「店長!破道の五十七 大地転踊!」ガガゴゴゴ
雪緒「へえ、周囲の岩石を飛ばすんだね。さっさとなんとかしてよジャッキー」
ジャッキー「言われなくても!なんとかするよ!」バキッバキッ
鉄斎「くっ…店長は…」
雪緒「あのレベルだと閉じ込めるには容量は足りないけど、少しの間だけなら入れることができるよ」
雪緒「ギリコの完現術を使えばだけど」
鉄斎「ほう、ではあなたを倒せば店長は戻って来られるようですな」
???「雪緒を倒すか、それはできねぇな!」ズバッ
鉄斎「ぐおっ!?」ガクッ
銀城「じゃあな、この穿界門を使わせてもらう」バッ
鉄斎「ごふっ、待っ…」
ジャッキー「悪いね、邪魔しないでいてもらうよ!」バキィッ!
鉄斎「がっ!?…店…」ドサッ
鉄斎(せめて…門の維持のための霊力だけでも…門…に…)
ギリコ「案外あっさりといったようですね」
リルカ「それでなによりよ。さ、銀城も行ったみたいだしそのおっさんが起きる前にさっさと帰るわよ」
雪緒「浦原もいつ出てくるかわからないし、今回だけはリルカに賛成」
リルカ「今回だけはって何よ!」
102 = 73 :
〜尸魂界〜
石田「着いた…ってなんで上空なんだ!?」
月島「まさかここで全滅なんてことはないよね」
一心「ああ、任しとけ。縛道の三十七 吊星!」バンッ!
月島「ふう、助かったよ」
夜一「喜助め、相変わらずじゃの」
石田「ここが尸魂界か。なんというか思ってた雰囲気とは違うな」
石田「ん?向こうの方の建物はこっちと全然違うぞ」
一護「あっちが瀞霊廷、ルキアはその奥の殲罪宮にいる」
一護「でもあっちに近づけば壁と門、それに門番が来ちまう。ここは俺に任せてくれ」
夜一「ああ、わかっておる。兕丹坊は任せたぞ」
………
……
…
銀城「ようやく来やがったか」
銀城(まさか断界の中で拘突に追われて、しかも無理矢理門を抜けたせいで時軸が1日ズレてやがった)
銀城(さすがに昨日月島達がいなかったのは焦ったぜ)
銀城「…さあ、とっとと俺を瀞霊廷に入れろよ黒崎」
103 = 73 :
………
……
…
兕丹坊「完敗だべ〜!」
一護(やっぱ前と同じ展開になるのか。わかっててやる分心が痛いなおい…)
兕丹坊「ちょっと下がっとくべ。この門を開けてやる」
一心「これもお前の過去にあったことなのか?」
一護「ああ、まあな」
一心「こうなるって知ってて武器を壊したのか。心が汚れちまったなあ。真咲に何て言えばいいんだ…」
一護「うるせぇ」
兕丹坊「う、おおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」ガガゴゴゴゴゴゴ!!!
???「あら、門番が門を開けてどないすんの」
兕丹坊「あ、ああ…、3番隊隊長…市丸ギン…」
夜一「市丸に何人かの死神か。恐らく市丸と藍染と東仙の3、5、9番隊の連中じゃな。」
夜一(ほとんど一護の話通りじゃの…)
一心「奴ら、一護の話じゃ各門に散ってるはずだが、どうやらこの白道門から入る事に賭けたってことか」
市丸「しゃあないなあ。門を開けてまうような門番の腕なんていらんよなあ」
夜一「一護!!!」
104 = 73 :
一護「はあああああ!!!」ギィン!!
市丸「おっと…君が例の死神やな。まさかいきなり突っ込んで来るとは思わんかったわ」
イズル「市丸隊長!」
一護「場所移すぜ、月牙天衝!!!」ガガガガガ!
市丸「うわっ!?」
一護「おおおおおお!!!」ブン!
市丸「!?」ドガアアアア!
檜佐木「なんて霊圧だ!」
雛森「ま、まるで隊長、いえ…それ以上です!」
夜一「市丸を吹っ飛ばしたじゃと!?」
一護「ここは頼んだ!」バッ
一心「待て!一護、そこまで深追いは…、くそっ、行っちまいやがった」
石田「黒崎の奴!僕達も早く行かないと…」
月島「追いつく前にまずはこの死神達をなんとかしないとね」
檜佐木「市丸隊長への援護は他の旅禍を倒した後だ!油断するなよ!」
イズル•雛森「「はっ!」」バッ
檜佐木「他の護廷隊士は各隊に旅禍の侵入を伝えろ!」
夜一「なるほどのぉ。で、他に動ける隊士がいるかの」ゼンラ
檜佐木「なん…だと…。他の護廷隊士が全滅…。おのれ!ブフゥ!?」
夜一「心配するでない。白打で気絶させただけじゃ。ん?何じゃお主、鼻血が出る程驚いたのかの?」ゼンラ
一心「…いや、自分の姿を見ればわかると思うぞ」
月島「…とりあえず服を着てくれないかい?」
夜一「ああ、そうじゃったの。服を着るなど久しくなかったもんじゃから忘れておった」ゼンラ
檜佐木「ブファッ!」ハナヂダラー
105 = 73 :
夜一「お主、初心じゃのお。おなごの体を見たことがないのか?」
イズル(ブフッ…あの様子だとなさそうだ…)ハナヂダラー
雛森(胸大きい…)
夜一「まあよい、これでは勝負にならん、そうそうに気絶させてやろう」
イズル「面を上げろ 侘助!」ブン
夜一「むっ」スッ
イズル「檜佐木さん、こいつは僕が相手をします」ハナヂダラー
檜佐木「す、すまん吉良、あとこのことは乱菊さんには内緒にしてくれ」ハナヂダラー
イヅル「今度の飲み代は檜佐木さんのおごりでしたら」ハナヂダラー
夜一「儂を前にして雑談とは余裕じゃのぉ。油断していると一瞬で倒れるぞ」
………
……
…
雛森「檜佐木先輩!大丈夫ですか!?」
一心「おっと、悪いなお嬢ちゃん、あんたには俺の相手をしてもらおうか」
雛森「…あなたは…どこかで見たような…」
一心「ん?そりゃナンパか?悪いなお嬢ちゃん。俺は妻子持ちなんでね」
雛森「そんなわけないじゃないですか!!」
………
……
…
月島「じゃあ僕の相手は君にしようかな」
檜佐木「いいだろう、相手をしてやる」ハナヂダラー
月島「鼻血、拭いなよ」
月島(霊圧はまあまあか。とりあえず最初はこいつにしておこう)
檜佐木「舐めるな!刈れ 風死」
106 = 73 :
また書きだめでき次第投下していきます
強くてニューゲーム感があんまりない気がw
107 :
乙
銀城達がいるだけで面白いから平気平気
108 :
面白ければいいのだ!
109 = 83 :
一護のニューゲーム前の記憶にも月島さんはいるのかな?
いくら月島さんでも一護がニューゲームしてることは知らないんだからニューゲーム前の記憶には挟めない気がする
110 :
>>1に力を失った辺りって書いてあるし知らないんじゃね
111 :
愛染撃破直後だから存在すら知らない
113 :
乙
この頃のブリーチは面白かった
114 :
>>109
ちょい間違えた
ニューゲーム前の記憶には月島入るのかな?月島さんの記憶挟めるのかって意味だ
115 :
>>110-111みたいな勘違いが来るのはさすがに>>109にも予想出来なかったろうししゃーない
116 :
ニューゲーム前に挟む必要なんて無いじゃん
勘違いじゃなく妥当な理解だと思うが?
117 :
挟めるかどうかなら月島さんだし出来ても不思議じゃないな
118 :
そもそも挿入するときに相手のことを理解していないとダメだとかいう設定あんの?
僕の考えた最高の捏造記憶をなんか適当にぶっこむだけじゃないのか
119 :
挿したら相手のことが判るとかそういうのがあればよかったんだけどな
120 :
>>119
白夜のとき記憶読んでなかったっけ?
一緒に修行した云々のところで
121 = 119 :
>>120
相手の過去に自分を挟み込むまでは判るけどそれに伴う記憶情報の改竄で月島がそれに至るまでを網羅するのはいくら完現術とはいえ人間の月島には負担がでかすぎじゃないですかね…
122 :
白夜を斬ることで白夜と一緒に修行したことになって千本桜の弱点全部分かるようになってたから挟み込む設定次第ではできる
産まれたときからいつも一緒の幼なじみとかにすればオッケー
123 :
滅却師は
アスキンやグレミィみたいにちゃんと倒せれば
まだしもリジェやジェラルドをしつこくしすぎた
124 :
滅却師か
銀城への電話もロイドによる死神なりすましかもとか考えたら面白いな
この頃の陛下以外の騎士団戦力ってどれくらいなんだろ
125 :
ちょくちょく続きを投下していきます
月島さんのそこまで考えずに出したから能力大まかにしか覚えてないや…
126 = 125 :
月島「それが君の始解かい?面白い形をしているね」
檜佐木「面白いと思っていられるのも今のうちだ。ハァ!」ブン!
月島(投げた、けど除けるのは簡単…ぐっ!?)ザシュ
檜佐木「読めねえだろ?こいつの動きが」ブン!
月島「っ!甘いね」シュン!
檜佐木(消えた!?瞬歩か、いやあの足元の光はなんだ?)
檜佐木「ふっ!」ギィン!!
檜佐木「遠距離が不利と見て近距離戦にする気か?」
月島「やっぱりばれてたみたいだね」
檜佐木「甘い。縛道の六十二 百歩欄干!!」バババババ!
月島「!?」シュン
檜佐木「ギリギリ避けたか。だがこれでまた距離は空いた」ブン!
檜佐木「これで終わりだ!」グィ!
月島「…」キィン!
檜佐木(一撃目は弾いたか、だが…)
檜佐木「無駄だ!」ブン!
月島「無駄だよ」キン!
檜佐木「なに!?風死の動きを読んだのか!?」
月島「『何度も』その斬魄刀の動きを見てきたからね。手に取るようにわかるよ」
檜佐木(馬鹿な!たった数回で風死の動きを…)
月島「さて、まずは1人目…」シュン ザシュ!
檜佐木「馬鹿なっ…」
月島(他にも倒れている死神から霊圧の高いのを何人か挿んでこうか)
月島(ああ、その前に銀城が後で瀞霊廷に入れるようにしておこう)
127 = 125 :
………
……
…
イヅル「ハァ!」ブン!
一夜「ふむ、さすがの太刀筋じゃ。副隊長レベルじゃの」キィンギン!ギィン!
イヅル「その余裕もここまでだ」
一夜「ほお、一体なにを…なに!?」ズン!!!
イヅル「その短剣、僕の剣を何回受けた?」
イヅル「僕の斬魄刀、侘助は斬った物の重さを倍にする」
イヅル「1度斬れば倍、2度斬ればそのまた倍に…。その短剣、もはや片手で振り回せる重さじゃない」
夜一「そうか、なら捨てればよい」ポイ
イヅル「…え?」
夜一「どうやらこの暗剣を儂の斬魄刀と思ってるようじゃの」
夜一「儂の剣はこの拳じゃ。残念じゃったな!」ゴガァッ!!!
イヅル「げがっ!?な…に…」ドサッ ハナヂダラー
夜一「斬魄刀かどうかなど霊圧をよく察知すればわかるじゃろうに。儂の体もまだまだ捨てたもんじゃないの」ゼンラ
128 = 125 :
………
……
…
石田「まったく、黒崎はどこに行ったんだ」
石田「確かこっちの方に行ったはず…、あの建物、大きい穴が空いている…?」
バンカイ カミシニノヤリ
ナッ!?テメェ!
石田「!?穴から何かが飛んでくる!」
ズガアアアアアアアアアアアアン!!!
石田「何かが落ちて来たのか?」
一護「ンノヤロォ!いきなり卍解かよ!」
石田「黒崎!?なにをしてるんだ!?」
一護「後ろだ石田!クソッ!」バッ!
市丸「神死槍 舞踏」グオッ
一護「ぐっ!」ガガガガガガ
一護(始解じゃ防ぎ切れねぇ!卍解する余裕もない。だったら!)
一護「オオオオオオオ!!!」ズアッ
石田「止めた!それにこれは虚の霊圧。黒崎の奴何を…」
市丸(虚化か。藍染隊長の言うとった通りや)
一護(虚化)「月牙天衝!」ギィィィィィィン!!!
市丸「あーあ、まさか僕の卍解が始解に弾かれるなんて…」
市丸「ほんま、悪い冗談や」
一護(虚化)(始解に虚化じゃ、あいつの卍解相手に刀を弾くぐらいはできるみたいだな…)
石田「動くな、動けば即座に矢を放つ」バッ
市丸「2対1か、怪我せんうちに退散させてもらうわ。縛道の二十一 赤煙遁」バシュウウウウ
石田「くそっ、煙幕か!」
市丸「ほなさいなら」シュン
石田「…逃げたのか。大丈夫か、黒崎」
一護(虚化)「なんとかな。咄嗟に虚化しなかったらやられてた」
一護「卍解でなんとか止められるレベルの技を始解相手に使いやがって」ズァッ
一心「一護!!無事か!?」
一護「みんなも怪我はないようだなブフッ!?」
石田「みんなも追いつてきたようだブフッ!?」
一護「なんでまた裸になってんだよ!?」
石田「いつの間にか痴女が仲間になってる!?」
一心(『また』ってどういうことだ…一護…)
一心(いや、未来で同じようなことがあっただけかもしれん。いや…でも…まさか…一護がいつの間にか大人の階段を…)
夜一「ああ、そうじゃったな。お主には言っておらなんだか」
夜一「儂が夜一じゃ」
石田「あ、あの猫が…、まさか人間になれるなんて…。だから裸なのか」
夜一「そもそも人語話す猫などおるわけなかろう。少し考えればわかるじゃろうに」
石田「いるわけないような猫だったから軽くトラウマになりかけたんだが…」
夜一「しかたないのぉ…。少し待っておれ。適当な服を持ってくる」
一護「持って来なくていいから着て来てくれ」
129 = 125 :
………
……
…
夜一「待たせたの」シュン
月島「死神の衣装だね。なるほど、この瀞霊廷で動くには1番理に叶ってるよ」
夜一「月島と石田の分もある。着替えておくのじゃ」
夜一「死覇装はさっきの護廷隊士から貰っておいた」
一心「剥いできたの間違いだろ」
夜一「そういえばお主の相手はどうしたのじゃ?」
一心「あの嬢ちゃんならデコピンで吹っ飛ばしておいた。そんなに霊圧は込めてねえから数時間で目を覚ますだろうよ」
夜一「ならよい。ではこれからは二手に分かれてそれぞれルキアが囚われているであろう懺罪宮を目指すのじゃ」
一心「手筈通り、俺と一護に石田、夜一は月島とだな」
一護「親父と一緒にか…マジかよ…」
一心「ふんっ!」ゴツン!
一護「痛ってえええ!!何しやがる!!」
一心「不意打ちも避けられないガキは親の後ろにくっついとくんだな。あと無責任な行動は絶対にするな」
一護「前半はまだわかるけど後半はどういうことだよ」ピキピキ
石田「黒崎、さっきの虚の霊圧、進みながら説明してもらうぞ」
一護「ああ…」
月島「それじゃ、よろしくお願いするよ。夜一さん」
夜一「…うむ」
夜一(月島…、こやつ喜助の紹介と言えど得体が知れぬ)
夜一(目を光らせておくに越したことはない)
………
……
…
???「おんもしろいの見ーつけた!早く剣ちゃんを呼んで来ないと!」ヒュン
130 = 125 :
〜流魂街〜
銀城「…そろそろあいつらが突入して30分弱ってところか」
銀城「頃合いだ。月島の奴が上手くやっていればいいが」
………
……
…
銀城「でかいな。テメェがこの門の門番か?」
兕丹坊「おめぇも旅禍だべ?今日は客が多いだ」
銀城「俺は月島の仲間だ。月島から聞いてるはずだぜ。銀城って奴が後から門に来るから入れてやれってよ」
兕丹坊「そういえばそうだべ〜。おだも月島さんにお世話になったべよ」
兕丹坊「月島さんのお願いなら職責も賭けて中に入れてやるべ!」
銀城「ああ、よろしく頼む」
銀城(ちゃんと隙を見て門番に挿んで俺のことを伝えていたか。あとは月島の携帯に仕込んだ発信器を追うだけか)
銀城(しかしあの伝令神機の言う通りに上手くいくってのが納得いかねぇ。ご丁寧にこっちでも使える発信器を送ってくるときたもんだ)
銀城(…こいつの狙いはなんなんだ。どうも無理やり黒崎共に近づかされた気分だ)
131 = 125 :
〜瀞霊廷〜
夜一「ついて来ておるか、月島」
月島「なんとかね。浦原から聞いていたけど瞬神って言われるわけだよ」
月島「気を抜いたら置いて行かれそうだ…!?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
月島「…へぇ、なんだいこの化物じみた霊圧は?まるで喉元に刀を押し付けられてる気分だ」
夜一「ぐっ!?この霊圧は…」
剣八「よお、テメェラが旅禍みてえだなァ」
夜一「更木…剣八じゃと!よりにもよってお前が来るか!」
月島「どうして僕達が旅禍だってわかったんだい?一応変装したつもりなんだったんだけどね」
やちる「はいはーい!私だよ!門の近くで偶然戦ってるの見つけたから剣ちゃん呼んできたんだよ」
剣八「おいやちる、市丸の野郎と戦ってたのはどっちだ?」
やちる「んー、いないよ。二手に分かれちゃったみたい」
剣八「ちっ!仕方ねぇ。ならテメェラをとっとと斬って追いかけるぞ」
剣八「せめて準備運動程度にはなってくれよ、なあ旅禍ァ」スラァ
夜一「…仕方ない、ここでこやつを倒す。手を貸せ月島!」
月島「そうするしかないみたいだね」
剣八「ほう、まあまあの霊圧じゃねえか、悪くねえ。だがその男はまだ俺と差があるな」
剣八「なんなら先に切らせてやろうか?」
月島「願ってもない、遠慮はしないよ」ズバッ!
132 = 125 :
………
……
…
一護「なんとか他の死神にバレずに先に進めてるな」
一心「油断はするな。さっきの白道門の騒ぎがそろそろ瀞霊廷全体に広まる頃合いだ」
石田「僕と黒崎さんは目立たないが、黒崎のオレンジ頭はさっきから目立ってしょうがない」
一心「この機会にいっそ坊主にしてやろうか?」
一護「…さすがに勘弁してくれ。あと俺と親父の呼び分けはなんとかならねえのか?」
石田「それにしても殲罪宮は遠いな。まだかなり距離がある」
一心「焦るな、それでも慎重に行くぞ…!!」ドドドドドド!!
石田「あれは…死神の大群か!?」
一護「こっちに来るぞ!仕方ねぇ、ここは俺が…」
一心「待て、あいつら俺たちを見つけても刀に手をかけようともしねえ。このまま端によってろ」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
一護「…ふう、なんとかやり過ごしたな」
石田「白道門の方へ向かっているようだ。恐らく門の周りの警戒や索敵人員だろう」
石田「隊長格はともかく一般の死神にはまだ僕達の情報は回ってはいないようだ」
一護「そうみたいだな。…おい、石田、親父は?」
石田「そういえばいない、どこへ…」
一心「うおおおおおおおお、お前ら押すんじゃねえええええ!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
石田「巻き込まれてるぞ…」
一護「…このまま放っていこうぜ」
???「おい、お前ら」
133 = 125 :
石田「!?」
一護「!?…冬獅郎」
氷番谷「氷番谷隊長だ。無礼なのは見逃してやるが…見ない顔だな。ここで何をしてる?」
一護「っ!…」
石田「瀞霊廷に侵入者が現れた事を各隊士に伝令するよう指令をいただいております」
氷番谷「なるほどな。なら俺から1つ教えておいてやる」
氷番谷「瀞霊廷ではそういった緊急の伝令については裏廷隊が任についている」
氷番谷「もう一度聞くぞ。お前ら、何者だ?」ゴオオオオオオオオ
石田「この霊圧…!!」
氷番谷「隊長連中には旅禍の内情報が入った1人の風貌は伝令済みだ。そのオレンジ頭、お前が旅禍だな」
一護「俺の情報ってことは伝えたのは市丸か…。最初っからバレてたのかよ」
氷番谷「その霊圧で隠れ切れると思ってたなら甘かったな。俺もここに来たのは偶然だったが」
氷番谷「ここで副隊長3人の仇を打たせてもらうぜ!」
石田「銀嶺弧雀!」ババババババ!
氷番谷「チッ!」バッ!
黒崎「その弓、お前…」
黒崎(虚圏の時の…)
石田「不思議そうな顔をしているな黒崎」
石田「穿界門の準備の間、僕が何もしていなかったと思っていたのか?」
石田「現世に現れた藍染の霊圧と僕の霊圧の差が大きすぎたからね。仕方なく浦原さんと頼み込んで竜弦に修行をつけてもらったのさ」
一護(確か前の時は滅却師の力を取り戻した後にその力を手に入れてたはずだ。それが力を失う前にこの力を手に入れたのか)
一護(そんなことが…本当にできたのか…?だったら何故以前は最初からそうしなかったんだ)
一護(石田の親父の機嫌か?それとも他に理由があるのか…)
一護(そういえば浦原さんが病院への抜け道がどうとかいってたな。ってことは浦原さんがうまくやったってことか?)
石田「黒崎!ここは僕がやる、お前はさっさと先に進め!」
一護「なっ!馬鹿かよ!あいつは隊長だぞ!」
石田「心配するな黒崎、僕にはいくつかとっておきもある」
黒崎「石田…その手袋は…」
黒崎(浦原さんから聞いたことがある。あれは確か散霊手套。こいつまさかまた力を失う覚悟で…!!)
石田「その顔、最終形態の事を知っていたのか。とにかく黒崎は先に行け。力を失う覚悟ならとっくにしている」
黒崎「石田…」
氷番谷「おしゃべりは終わったようだな。ならいくぜ…、霜天に挫せ…」
???「始解はちょっと待ってもらうぜ。氷輪丸を使えば付近にいる隊士も危ねえだろ」ガシッ
氷番谷「腕を!?誰だ…!!」
134 = 125 :
一護「なっ!馬鹿かよ!あいつは隊長だぞ!」
石田「心配するな黒崎、僕にはいくつかとっておきもある」
一護「石田…その手袋は…」
一護(浦原さんから聞いたことがある。あれは確か散霊手套。こいつまさかまた力を失う覚悟で…!!)
石田「その顔、最終形態の事を知っていたのか。とにかく黒崎は先に行け。力を失う覚悟ならとっくにしている」
一護「石田…」
氷番谷「おしゃべりは終わったようだな。ならいくぜ…、霜天に挫せ…」
???「始解はちょっと待ってもらうぜ。氷輪丸を使えば付近にいる隊士も危ねえだろ」ガシッ
氷番谷「腕を!?誰だ…!!」
135 = 125 :
一護が黒崎表記になってたので訂正しました
続きは出来次第投下していきます
136 :
おっ 一心かな?
137 :
ワシじゃよ
139 :
オープニングじゃ石田と日番谷激闘繰り広げてたのに戦うどころかまともな会話もなかったな
140 :
乙
剣八っつぁんがなんだか月島さんにあっさり洗脳されてそうで吹く
141 :
一心「よお、2、30年ぶりってとこか冬獅郎」
氷番谷「志波…隊長…、なんでここに…」
一心「一護、石田、お前らは先に行け。冬獅郎…その羽織を着てるってことは隊長になったのか」
氷番谷「…質問に答えろよ」
一心「そういや乱菊はどうした?あいつは俺と違ってサボリ魔だからな。もしあいつが副隊長ならお前も苦労「質問に答えろォ!!!」ギィン!
一心「…」
氷番谷「俺達を放っていきなり失踪した挙句、突然戻って来て瀞霊廷を攻撃して…なにが目的だ!?」
一心「すまねえな…。俺だってお前らと離れるとは未練タラタラだったさ」
一心「でも悪いな。ここに来た理由は答えられねえ」
氷番谷「そうかよ…。なら力尽くで喋らせてやる!」
氷番谷「氷輪丸!!」ブオオオオ!
一心「解号も無しに始解か。途中だった卍解の修行は完了したみたいだな」
氷番谷「黙れ!水氷鱗!」ガキュッ!!!
一心「…やるしかないか、燃えろ 剡月!」ゴオオオオオオオオオ
一心「月牙天衝!!」
142 = 141 :
………
……
…
石田「これが隊長格の霊圧…何て高さだ。…なにぼうっとしている!早く助けに入るぞ黒崎!」
一護「…いや、俺たちは先に行くぞ。たぶん親父と冬獅郎の間には何かがある」
一護「俺達が割って入れば到底解決しねえ何かがな…。ほら、さっさと行くぞ石田」
石田「そんな理由で、って待て黒崎!」
143 = 141 :
………
……
…
剣八「ははっ!ははははははは!!!」ギィンギンキィン!!!
月島「ぐっ!僕は君の恩人のはずだ!その僕と戦って心は痛まないのかい?」
剣八「何言ってやがる月島ァ!俺を最高に愉しませてくれるテメェと戦える、それ以上に優先するもんなんざねェだろうがよ!!!」
剣八「さあ!この戦いを楽しもうぜ!!オイ!!」ギィィン!!
月島(挿んで分かった。更木剣八に僕の能力は相性が悪過ぎる)
月島(更木剣八にとっての恩人は戦いの愉しさを教えた人。ここまでの戦闘狂に挿んだ経験がなかったのが失敗だったようだ)
月島(自分から斬らせてくれる相手と、あの巨大な霊圧で思考が鈍ってしまったか)
月島(彼にとって『最高の恩人の僕』をとっさに挿んだ結果がこれとはね…)
月島(もし全力の力を出されれば、…『何年も一緒にいて彼の全てを知っている僕』でも対抗する手段はない)
夜一(月島…あやつは何を言っている。なぜあやつは剣八と知り合いのような会話をしている)
夜一(なぜ剣八は月島の名を最初から呼ばなかった…)
剣八『ほう、まあまあの霊圧じゃねえか、悪くねえ。だがその男はまだ俺と差があるな』
夜一(その男と呼んでいたのが変わったのはいつじゃ…。月島は何かを剣八に行ったと考えるのが妥当じゃろう)
夜一(恐らくそれは月島が無防備の剣八を斬ったとき…。まさかあやつの能力は…!)
夜一(恐らく儂以外の全員が月島に騙されていると見て間違いない。奴の能力は斬った相手の過去の改竄じゃ!)
夜一(月島め、恐らく剣八の過去を変え自身の仲間にしようとしたか。だが剣八の戦いの優先度を自身が越えられなかったようじゃの)
夜一(さてどうする。このまま月島を放っておくか…。いや更木剣八は厄介な上、狙いは一護じゃ。ここは月島に助太刀してでも奴を行動不能にすべきじゃろう!)ザッ!
やちる「剣ちゃんの邪魔しちゃダメだよー!」
夜一「悪いの、そこを通してもらうぞ」
一角「そりゃ無理な話だ。隊長の邪魔させられねぇなぁ」
弓親「君はまずこちらの相手をしてもらうよ」
夜一「増援か…仕方ないようじゃの」
一角「はっ!元二番隊隊長と戦えるなんざツイてるぜ!延びろ!鬼灯丸!」
一角「悪いな弓親、俺が先にいくぜ!」
144 = 141 :
夜一「1対1か、十一番隊らしいの。じゃが儂を相手に何秒もつ…!?これは…」ゴオオオオ!
弓親「虚の霊圧!?馬鹿な!ここは瀞霊廷だぞ!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!
一角「あれは虚閃か!?更木隊長!」
剣八「ああ?ごがっ!?」ゴオオオオオオオオオオ!!!
一角「隊長!!!」
やちる「剣ちゃん!!」バッ!
???「よお、間に合ったみてえだな月島ァ」
月島「思ったよりも遅かったね銀城」
夜一「あれは…初代死神代行銀城空吾!?馬鹿な!なぜあやつがここに!?」
銀城「尸魂界に来たのは久しぶりだから仕方ねえだろ。そら、さっさとずらかずぞ」
一角「逃がすかァ!!!」
弓親「咲け 藤孔雀!!」
銀城「うるせぇーんだよ!!三下がァ!!」ズバッ!
一角「ごあっ!?」
月島「遅いよ」ズバッ!
弓親「グッ…くそっ…」
銀城「卍解してりゃこんなもんか。席官程度じゃ話にならねえな」
銀城「おい月島、そいつには挿まねえのか?」
月島「更木剣八に挿んでも意味がないどころか逆効果だったからね。更木に関係のある死神には挿まないよ」
月島「何が起こるかわからないからね」
銀城「そうかい。さて、面倒臭ェ連中が出張って来る前に移動するぞ」
夜一「ほう、お主ら、瞬神と言われた儂の前で逃げる算段とは肝が座っとるの」
銀城「夜一か。確かに逃げるのは難しいが…倒すだけなら問題ねえよ」
月島「あの小さい女の死神は更木のとこに行ったから2対1。それに僕達は別に朽木ルキアの奪還を阻止する気なんてないよ」
月島「ここは見逃してくれてもいいんじゃないかな?」
夜一「そうやすやすと信じられると思うかの」
銀城「仕方ねぇな…。てめえらはなるべく殺したくはなかったんだけどよ」
銀城「じゃあな!!」キイイイイン!!
夜一「虚閃か!?」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!
夜一(なんとか掠っただけですんだが…、このまま2対1ではきついの)
夜一(奴らの目的がルキア救出の阻害ではないらしい…だがあの初代死神代行なら尸魂界で何をしでかすかわからぬ)
夜一(銀城の狙いは恐らく尸魂界への復讐じゃろうからの。月島はその駒と言ったところか)
夜一(とにかく奴らをここで倒さねばならぬか。他の隊長格が来るかもしれぬが仕方ないの)
夜一(虚閃による土埃が消える前に瞬閧で倒すしかあるまい…!?これは!?)ヒュン!
夜一(鎌か!?なに!?)ズバッ
夜一「ぐっ!なんじゃ、今の軌道は…、貴様は…」
145 = 141 :
檜佐木「月島さんの邪魔はさせん」
夜一「門でおった席官じゃと。そうか月島め、こやつの過去に何かしたようじゃの」
月島「へえ、僕の能力がわかったようだね。そう、僕のブックオブジエンドは斬った相手の過去に僕という存在を挟み込むのさ」
夜一「なん…じゃと…」
月島「今の彼にとって僕は命の恩人だよ」
月島「じゃあここは任せたよ修兵。いくよ銀城」
夜一「逃がさん!瞬閧!!」
バリバリバリバリバリバリバリバリ!!!
………
……
…
夜一「…浦原の言っておった携帯用義骸か。本物は逃げたようじゃの。倒せたのは操られた席官のみか」
檜佐木「」
夜一「剣八の霊圧もない…か。恐らくあの小さい死神が連れて行ったようじゃの」
夜一「まさかここまで早く1人になるとは…。これからどうするか…」
146 = 141 :
………
……
…
銀城「追って来ねえか。なんとか逃げ切れたな」
月島「これからどうするんだい、銀城」
銀城「そろそろ旅禍の侵入が瀞霊廷中に広がる頃合いだ。今暴れれば面倒なことになる」
銀城「別の場所で騒ぎが大きくなるまで身を隠す。黒崎達が朽木とやらを助けるために動き出した頃合で俺たちも動くぞ」
月島「じゃあ誰かに見つかる前に早く隠れ場所を見つけないとね」
銀城「そういうことだ。どこか倉庫あたりでも使うか」
銀城「ああ、道中死神がいれば脅すか挿むかで朽木ルキアの処刑時間を調べとかねえとな」ザッ!
………
……
…
???「…」ズズズズズ・・・
???「2つ目の代行証を持つ巨大な霊圧の死神に興味をそそられていたが…」
???「初代死神代行に斬った相手の過去の改竄できる人間とは随分と面白い能力だネ」
???「実に興味が湧いたヨ…」
147 = 141 :
今日はここで終わり、続きはまた夜に投下します
月島さんの能力ほんと簡単なようで難しい
149 :
一護の霊圧が消えそう
150 :
うーんこのモルモット候補感
みんなの評価 : ○
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