元スレ京太郎「おいでませ!」宥「松実館」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
951 = 1 :
ガチャッ
玄「ただいま!」
京太郎「おかえりなさい!」
玄「やったよお義兄ちゃん!」バッ
京太郎「やったぜ玄!」ガシッ
憧(なに抱き合ってんのあの二人!?)キリキリ
宥「……良いなぁ」ボソッ
晴絵「うらやましぃ」ボソッ
玄「えへへ……はっ!?」カァッ
京太郎「あ、抱き着いてきたから反射で抱き返しちゃったけど……」
玄「ぜぜぜ、全然平気だよ! うん!」バッ マッカ
京太郎「そ、そうですか?」
玄「う、うんっ!」アタフタ
京太郎「なら、良いんですけど」アハハ
玄(あうぅ、わ、私ったらなんてことっ……お、お姉ちゃんに申し訳ないよっ)
晴絵「もしかして、義理の妹とか好き?」
京太郎「ハッ!? べ、別に特にそんなことはないっすよ!」
灼「どもるとこ怪しいよね」
京太郎「ファッ!?」
晴絵「お、お義兄ちゃん」ボソッ
京太郎「え?」
晴絵「え、あ、なんでもないよなんでも!」カァッ
宥「い、行ってくるよ?」
京太郎「ハッ、宥さん頑張って!」
宥「あ、うん……頑張るよ」クスッ
京太郎「応援してますからね!」ニッ
宥「……うん」グッ
952 = 1 :
今回はここまでー
疲れた、寝よう
そんじゃまたー
954 = 945 :
乙
さすがに4日連続はないだろうし明日は早めに寝れるな(フラグ)
955 :
お
957 :
乙
宥ねぇがだいしゅきホールドするのも時間の問題の様な気がしてきた
958 :
痕つけるとか宥姉大胆っすね
959 :
乙
クロチャーは自覚しても秘めたまま京太郎に尽くすんだろうなあ
960 :
まあ実際に付きあうにあたって練習相手が必要だね
「私で練習してみない」とかいうすごくいいシチュ
961 :
本番前の練習を理由にに全ての初めてを掻っ攫ってくクロチャーか……
962 :
少し前なら「私で練習してみない?」は憧の仕事だったんだけどな。
練習で終わるかどうかは作者次第だけどな
963 :
再開するんだなーこれが
間空いちゃったけど
964 :
待ってたぞ
965 :
舞ってた
966 :
まってた
967 = 1 :
―――【会場:控室】
京太郎「マジで?」
晴絵「宥って……」
玄「す、スゴイよお姉ちゃん!」
憧「京太郎の応援が聞いたんじゃない?」
穏乃「凄いね京太郎!」
京太郎「むしろ宥さんのが凄いだろこれ」
灼「確かにそうなんだけどね」
京太郎「てかこんな調子いいことが今まであったか……」
穏乃「本番に強いタイプとか?」
晴絵「なんていうか、本当に京太郎の応援だったら……」
穏乃「愛だよね!」
京太郎「愛ぃ!?」カァッ
灼「なぜそこで愛!?」
晴絵(私も応援してもらったらワンチャン!?)
京太郎「ゆ、宥さんが俺とその、あ、愛とか、あ、あるんっすかね?」
灼「え?」
憧(むしろそれしかないんじゃ)
晴絵「そ、そうだよ!」
灼「ハルちゃん……」カナシイメ
晴絵「なにその目!?」
京太郎「あ、終わった」
灼「負ける気がしない」
968 = 1 :
ガチャッ
宥「ただいまぁ」
京太郎「やったぜ宥さん! 宥さんは最高です!」
宥「え、そ、そうかなぁっ」エヘヘ
京太郎「はい、さすが宥さん! やっぱ宥さん!」
宥「あ、あまり期待されると、そのっ……」カァッ
京太郎「いやいや、宥さんならやってくれるって信じてました!」グッ
宥「そ、その……が、頑張るね、次もっ」
京太郎「はい!」ニッ
宥「そのね……きょ、京太郎くん……」
京太郎「なんですか?」
宥「その、なでなで……して?」
穏乃(ファービー?)
灼(なにあの空間、こっちとはまるで違う)
晴絵(これがラブコメ次元の侵攻……絶対に許さんぞ!)
憧(あ~ああいうラブコメしたかった)
京太郎「そ、それじゃあ……失礼して」ナデナデ
宥「えへへ、あったか~い」ニコッ
京太郎「……そりゃ、良かった」フッ
宥「うんっ」エヘヘ
玄「よ、良かったねお姉ちゃん!」
宥「う、うんっ」カァッ コクリ
京太郎(かわいい)
969 = 1 :
―――【東京:会場前】
京太郎「終わりましたね」
晴絵「灼が飛ばしたからね」
灼「ボロボロだったからね、士気が」
京太郎「さすが宥さん!」グッ
宥「そ、そうかなぁ?」
京太郎「はい、可愛いおっぱい強いの三拍子揃って最強に見えます!」
宥「は、恥ずかしいからそんなに褒めないでよぉ」エヘヘッ
灼(おっぱいって褒め言葉……か)ガクッ
晴絵(ワタシノセイシンハボドボドダ!)
京太郎「さて、このあとどうします?」
晴絵「どうするもなにも……」
灼「特訓だね」
京太郎「まぁ当然ですよね」
晴絵「なにぃ、京太郎ったら私とデートでもしたかった?」フフッ
京太郎「まぁデートってのはかなり魅力的だなぁ」
晴絵「へっ?」
宥「えっ」
京太郎「こんだけの美少女に囲まれて……チーム分けどうします!?」
憧「しないわよ、あんたの自尊心満たすためだけに」
京太郎「くっ、このメンツなら誰とデートでも男どもの羨みの視線にさらされるという優越感が」
晴絵「灼と穏乃と組むと通報されるよ?」
京太郎「確かに」
穏灼「え」
晴絵(にしても、だ、誰とでもって……私もかぁっ)エヘヘッ
宥(デート……)カァッ
玄(わ、私のことも、含めて言ってくれたのかな、お兄ちゃん……)
970 = 1 :
―――【ホテル前】
京太郎「そんじゃ俺はここで」
晴絵「えっ、なんでまた?」
京太郎「ちょっと会う約束してる相手が」
宥「宮守の?」
京太郎「違いますよ、咲ですよ。宮永咲」
晴絵「一番凄い奴!」
京太郎「え、そうですか?」
穏乃「100億パワーの凄い戦士!」
京太郎「なんだっけそれ!」
憧「ドラゴンボールでしょ」
京太郎「さすが!」
晴絵「と、ともかく本当に二人はなにもないんだよね?」
京太郎「当然ですよ」
宥「本当に本当?」
京太郎「本当の本当です」ウム
宥「……なら、良いけど」
京太郎(なんか可愛いな……まさか、嫉妬!?)
京太郎「ないな」
灼「あるよ。たぶん、何考えてるかしらないけど」
京太郎「なぜに否定されたんだ俺」
玄「う、浮気はダメだよお兄ちゃん!」グッ
京太郎「そのうちお父さんか宥さんに怒られないか心配、っていうか宥さんに全力否定されていつか死ぬ気がする」
宥「そ、それは無いんじゃないかなぁ……って」カァッ
京太郎「優しいなぁ宥さんは」ナデナデ
宥「あぅっ」カァッ
玄晴「……」モヤモヤ
憧「いつか刺されるわよ」
京太郎「え?」
971 = 1 :
―――【ファミレス】
京太郎(確かここらに)
咲「あっ」
京太郎「あっ」
……
京太郎「Yaaaaa!」グッ
咲「Yo! brother!」グッ
京太郎「Yes!」
コツッ
京太郎「ふぅ、向かい座るぞ」
咲「うん、どうぞどうぞ」
京太郎「よっこらせ」
咲「ックス」
京太郎「うわ、懐かしい。ダチとやったなぁ」
咲「私は記憶にないけどね」
京太郎「友達がっ」ブワッ
咲「一人だけだよ」
京太郎「え、いたのか?」
咲「京ちゃんがね」クスッ
京太郎「お、おう」カァッ
咲「……ごめん、自分で言ってて反吐が出るね」
京太郎「酷いなお前!」
咲「冗談冗談」アハハ
京太郎「どっちが?」
咲「それは置いといて」
京太郎「置いとくんだ」
咲「すみませーんドリンクバーもう一つ!」
京太郎「あとフライドポテト」
972 = 1 :
京太郎「……どうすっかなぁ」
咲「なにが?」
京太郎「わかってないのかお前?」
咲「いや、わかるけど」
京太郎「だよな……」
京咲「……」チラッ
宥「……!」ハッ
京太郎(マスクとメガネしてるけど間違いなく宥さんだよなぁ)
咲(私でもわかるよ……これは、まさか!)
京太郎「……宥さん!」
宥「っ!?」ビクッ
咲「こ、こちら、どうぞ?」
宥「……な、なんでわかったの?」
咲(わからないはずないと思うけど……)チラッ
京太郎「あ、愛の力とか?」
宥「そ、そっかぁ」エヘヘ
咲(なぁにこれ)
973 = 1 :
咲(ということで正面に二人なわけだけど)
宥「あ、このパンケーキおいしいよ」
京太郎「え、マジっすか、そっちにすれば良かった」
宥「な、なら……あ~ん」
京太郎「あ、あ~ん」パクッ
宥「どう?」
京太郎「お! おいしい!」
宥「えへへ、でしょ?」ニコッ
京太郎「はい!」
咲「……帰って良い?」
京太郎「ん、用事か?」
宥「え、そうなの?」
咲「いや、っていうかその……二人きりの空間を楽しんだ方が良いかなって」
京太郎「ば、ばか、それじゃその……俺達が、あれみたいじゃんか」
咲「え、付き合ってるんじゃないの?」
宥「ふぇっ!? ちちち、違うよぉ!?」
京太郎「全力否定……」
宥「い、嫌なわけじゃないよ!?」
京太郎「ああ、なら良かった」ホッ
咲「もうマジで帰るよ?」
宥「そ、そういえば宮永さんに聞きたいことがっ」
咲「……なんですか?」
宥「その、京太郎くんと本当になにも」
咲「ないですね」キッパリ
宥「ええ~」
咲「今後一切ないとも言い切れます」
宥「そ、そうなの?」チラッ
京太郎「まぁ、おそらくきっと」
咲「メイビー」
京咲「Yes!」パンッ
宥(仲良い……)
974 = 1 :
宥「ほ、他にも」
咲「え、なんですか? 京ちゃんのことならなんでも答えますよ」
京太郎「そのなんでも知ってるみたいな言い方やめろよ」
咲「大体知ってる……はず」
京太郎「否定できない」
宥「その、中学の頃の京太郎くんの話とか、聞きたいなぁ……とか」カァッ
咲「……こんなかわいい人とどんな汚い手を使って仲良くなったの京ちゃん?」
京太郎「正攻法の可能性はないのか」
咲「まぁ」
京太郎「否定しろよ!」
咲「はいはい、松実さんのお願いを聞いて中学の頃の京ちゃんの話をしようか」
京太郎「やめて! やめろ! おやめになって!」
咲「断る!」
京太郎「ひどい!」
975 = 1 :
今回はここまでー
ユウチャールートみたいなもんよ
クロチャーも頑張るけど
ハルちゃんはいつか単発で建てたいなぁ
そんじゃまたー
976 :
乙です
やっぱりここの咲さん好きだ
977 :
乙なのです
979 :
松実一強だなぁ
アラチャーのターンはないのか…
980 :
そら松実スレだからしゃーない
981 :
幼馴染ルートは最初に解放されたのか最後に解放されるのか
982 :
今出てきたヒロイン8人全員スレ建ててもいいのよ
983 :
乙~
松実スレだしなぁ
でも、ハルちゃんのご褒美は見てみたい
984 :
投下開始なんだなぁ
とうとう次スレ、まさかの次スレ
985 :
待ってました
次スレで完結できるかな?
986 = 1 :
―――夕方【ファミレス】
咲「でね、その時に京ちゃんのお母さんが言ったんですよ」
宥「え、なんて?」
咲「京ちゃんお弁当忘れて言ったわよって」
宥「へぇ~だから京ちゃんなんだぁ」
京太郎「いや、良いから」
咲「え~凄いおもしろいのに、まだ中1の頃の話だよ?」
京太郎「そこらでやめとけ」
咲「中1もラストだよ? もうすぐちゅっ……ちゅ、中学二ねっぶふっ……に、二年の時のっ」プルプル
京太郎「やめろォ!」
宥「どうしたの?」
咲「か、カッコいい京ちゃんのは、はなっ、はなしでっ、ぶふぉっ」
京太郎「笑うな! ぶっとばされたくなかったら笑うなぁ!」
咲「し、深淵の炎でっ、や、やきつくされちゃうっ」プルプル
京太郎「オイコラァッ!?」
宥「……楽しそう」ボソッ
京太郎「どこが!?」
987 = 1 :
宥「でも、良いなぁ宮永さん」
咲「え、なんでですか? 京ちゃんですよ?」
京太郎「おいこら」
宥「京太郎くんと、長く一緒にいるってことでしょ……?」
咲「腐れ縁ですけどね」
宥「それでも、私……もっと京太郎くんと一緒に、いたいなって、思うからっ」エヘヘ
京太郎(なに、宥さん俺のこと好きなの?)
咲「……京ちゃん」
京太郎「な、なんだよ?」
咲「松実さんカワイイ、もらって帰って良い?」
宥「ふぇっ!?」カァッ
京太郎「ダメに決まってんだろ!」
咲「ええ~」
京太郎「俺達の宥さんだ!」
宥(そこは、俺の……とか言ってほしかったなぁ)
咲「そこは俺のって言うとこだよ!」
京太郎「ば、ばかっ!」カァッ
咲「ぶっとばすよ!?」
京太郎「なぜに!?」
宥「え、えっと……」
咲「こんなところにいられるか! 私は帰る!」
京太郎「一人で帰れるのか!?」
咲「染谷先輩が近くにいるらしいからね!」
京太郎「お疲れさんです!」
咲「じゃあね!」
京太郎「じゃあな!」
宥「え、えっと……ま、またね」フリフリ
咲「かわいい!」
宥「ふぇっ!?」
京太郎「おいこら」
咲「はいはい、邪魔者は馬に蹴られないうちに退散しますよ~」
宥「じゃ、邪魔なんて……ね?」カァッ
京太郎「え、俺は、宥さんと二人の方が良いですよホント」
宥「えっ……」
京太郎「……あ! アイツ金払ってねェ!」
宥(ううっ、く、詳しく聞ける感じじゃなぃ……)
988 = 1 :
―――【街中】
京太郎「結局、俺が奢ることになるとは」
宥「ご、ごめんね?」
京太郎「いや、宥さんにならいくらでもおごりますけど、貢いでも良い」
宥「み、みつぐって……」
京太郎「いや、咲ってのがあの女……今度なんか奢らせよ」
宥「……わ、私も今度お返しするからねっ!」
京太郎「い、いや良いですよホント! 普段のお礼ってことで!」
宥「普段?」
京太郎「麻雀教えてくれたりとかの」フッ
宥「そ、そのぐらい……私がしたくてしてるん、だし……」フフッ
京太郎「う、嬉しいんですけどねっ」
宥「だからえっと、こ、今度……う、うちに泊まりにくるとか……?」
京太郎「近いのにいいですよ別に~」アハハ
宥「え、あ、うん」
宥(ま、松実館の方じゃなくって……なんて言い出せない……)
京太郎「そんじゃ今度デートでもしてください」アハハ
宥「えっ」
京太郎「ああ、嫌なら全然」
宥「ううん! 行く!」
京太郎「そ、そうですか、それじゃ約束ってことで」アハハ
宥「うんっ」ニコッ
京太郎(守りたい、この笑顔)
宥(デートかぁ~……えへへっ)
989 = 1 :
―――【ホテル】
京太郎「ただいま~」
宥「ただいま」
晴絵「おかえり二人共、遅かったね」
京太郎「ああ、咲に会ってたもんで」
穏乃「ああ、宮永さん……」トオイメ
憧「あれ、宥ねぇも?」
宥「うんっ、良い人だったよ」エヘヘ
玄「そっか、二人っきりじゃなかったんだ……」
京太郎「さすがに心配ですか?」アハハ
玄「う、ううん! お義兄ちゃんたちデートだと思ってたから!」アハハ
京太郎「だったら良かったんですけどね」ハハッ
玄「そ、そうだよぉお義兄ちゃんったら!」
灼(胃が痛くなってきた)
晴絵「若くておっぱい大きいもんね、宥」
宥「ふぇっ!?」カァッ
京太郎「セクハラですよ」
晴絵「うっさい!」
灼「ハルちゃん、そんな必死にならなくても」
晴絵「必死じゃないもん!」
憧「もんって……」
京太郎「ちょっと可愛い」
「えっ!?」
990 = 1 :
―――翌日【会場】
京太郎「気づけば二回戦目か」
憧「あれ、二人が帰ってきたあとってどうしたっけ?」
穏乃「特訓」
灼「特訓」
玄「特訓」
宥「御飯たべて寝たね」
憧「途中から記憶飛んでる」
京太郎「気のせいだ、たぶん」
晴絵「よし!」
京太郎「おめぇの出番だ!」
晴絵「玄!」
玄「あ、うん」
灼「先鋒だからね」
晴絵「まぁそうなんだけど」
京太郎「頑張ってくださいね玄さん!」
玄「うん!」グッ
憧「上手くやったら京太郎がご褒美くれるって」
玄「えっ!?」パァッ
京太郎「なんだよご褒美って」
憧「えっと……デート」
京太郎(昨日からデートって単語良く聞くなぁ)
玄「頑張るねお義兄ちゃん!」
京太郎「え、あ、まぁそんなんで良ければ、はい」
玄「よしっ!」グッ
京太郎「?」
宥「頑張ってね、玄ちゃん」アハハ…
灼「余計なこと言ってからに」
憧「あれ?」
991 = 1 :
京太郎「ふむ、始まりましたか……」
憧「あれ……あの人」
晴絵「千里山の園城寺怜か……知り合い?」
穏乃「会ったよね」
晴絵「同じ関西からだしそういうこともある、か……」
京太郎「なんか良いですね、ライバルって感じで……ロマンチックだ」フッ
灼「とんだロマンチストだね」
京太郎「男ってやっぱそういう運命的な好敵手って憧れるんですよ」ハハッ
晴絵「わ、私は運命の出会いとか信じるかな~お、女の子だし?」
京太郎「こ……?」
晴絵「ん、なに?」ニコニコ
京太郎「い、いえ」メソラシ
宥(は、初めて会った時も……う、運命的だったなぁ、とかぁ……)カァッ
穏乃「麻雀部がヤバい!」
灼「気づくの遅いから」
憧「それな」
992 = 1 :
京太郎「……強いっすね、千里山」チッ
晴絵「まぁこの強さがずっと続くわけじゃあないとは思うけどね」
京太郎「根拠は?」
晴絵「強いのを先鋒に持ってくるのはセオリーだからね」
京太郎「まぁ、そう願いましょうか」
宥「玄ちゃん……」ギュッ
憧「なんか唐突にシリアスムードやりはじめたけどどうする?」
灼「こんなこと言ってるから私たちが逆にシリアスムードじゃないんだけど」
穏乃「こっから巻き返せば良いよね!」
京太郎「にしてもあれ、未来でも読めるんですか?」
晴絵「そんなわけないでしょ、そんなの超能力の域だよ」
宥「でも、案外ありえなくもないんじゃ……」
晴絵「まぁね、あれってどうなってるんだと思う?」
京太郎「さて、そんなの全部に言えることでしょ」
晴絵「確かにね……うらやましいねぇ、ああいうの」ハッ
京太郎「俺は晴絵さんみたいなガチンコでやるタイプ好きですけどね」
晴絵「えっ」カァッ
宥「むぅ……」
993 = 1 :
ガチャッ
玄「た、ただぃま……」シュン
京太郎「お疲れさまです玄さん」
晴絵「しかしまぁ、他の二つの学校も同レベルの状態か」
穏乃「二校が進めるなら十分いけますよ!」
玄「でも……」
京太郎「次の糧にすれば良い。まだチャンスはあります。いやきっと……」チラッ
憧「当然、私たちが作るわよ!」ニッ
灼「ま、当然」フッ
晴絵「カッコいいじゃん」フッ
穏乃「よっし、宥さん頑張って!」
京太郎「応援してますよ!」グッ
宥「……うん!」コクリ
京太郎(さて、どうなるか……)
玄「わたし……」
京太郎「……」ポン
玄「ふぇ……?」
京太郎「大丈夫、お姉ちゃんを信じましょう……」ナデナデ
玄「……うんっ」コクリ
晴絵(いいなぁ)
憧(ああもう、またこじれても知らないわよ!)
灼(まぁ、玄を慰めるなら宥か京太郎だよね)
穏乃(気持ちよさそうだなぁー……まぁとりあえず、麻雀のことだけ考えるとするかな!)
994 = 1 :
―――【会場外】
京太郎「なんだかんだ終わってみれば……」
穏乃「か、かなりギリギリ……」
晴絵「ヤバいね、次の準決勝じゃ白糸台がいるのに……」クッ
玄「わ、私がもうちょっと……」
灼「玄だけのせいじゃないよ」
穏乃「うん、私も大将とぶつかるには全然力が足りてないって感じる……」
京太郎「……となれば特訓、ですか」
晴絵「徹夜する?」
穏乃「感覚を忘れないうちに……打つ!」
京太郎「……」
晴絵「そんじゃ、私用事あるから行くねーちゃんと帰りなさいよ」
京太郎「おい顧問」
晴絵「私も色々あんの、女の秘密を暴こうだなんて関心しないゾ☆」
京太郎「きつ」
灼「わずらわし」
憧「歳考えなさいよ」
穏乃「はやりんでさえきついのに」
晴絵「ごめん、あやまるからもうやめて」ガクッ
玄「ま、まだ大丈夫だよ!」
宥「う、うん!」
晴絵「フォローになってねぇから!」
995 = 1 :
―――夜【街中】
穏乃「買い出しも終わったし~」
憧「さっさと帰って特訓するわよ」
京太郎「おいシズ、ぶつかるぞ」グイッ
穏乃「え?」グラッ
??「おっと、助かったッす」
京太郎「いえいえ……すげぇ」
??「なにがっすか? ってなんか見えてる!?」
京太郎「見ちゃいけないもの見ちゃった!?」
玄「お、お義兄ちゃん一体なんの話を?」
京太郎「これマジでヤバい奴だ!?」
憧「いや、そこに、人が……」
??「あ、す、すみません」スゥッ
京太郎「出たあ~!!?」
宥「ひっ!?」ギュッ
京太郎(ああ~宥さんのおもちぃ~)
玄「あ、長野の東横さん!」
穏乃「和より点数稼いだ東横桃子さん!?」
桃子「え、あ、はい」コクリ
京太郎(すげぇおっぱい)
玄(大変すばらしいおもちをおもちなのです!)
桃子(私が普通に見えるなんて、何者っすか……?)
宥(なんか寒い……)
996 = 1 :
よし、次スレ!
京太郎「おいでませ!」宥「松実館」玄「GX!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1479656898/
そして寝る!
次回は鶴賀と風越が絡んだり絡まなかったり
とりあえずインハイを終わらせたい
そんじゃまたー
999 :
乙です
宥姉、超可愛いよ~!
1000 :
乙ー
次スレ行ったかー>>1000ならはるちゃんの大人サイドのライバル(28)はやりんが京ちゃんに一目惚れ
みんなの評価 : ★★
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