私的良スレ書庫
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元スレ提督「それでも艦娘とイチャイチャしたい!」
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>>399
逆に「男色なんて、血は争えないのねぇ……」とか言われたらどうしよう
逆に「男色なんて、血は争えないのねぇ……」とか言われたらどうしよう
潜水漢の薄い本がなかった提督は許されないでち♂
>>394
提督が電話でさっきの二人艦息だって言っても逃げるための嘘だと思われるだけだし
そもそも艦息なんて聞いたことないと言われて持病が悪化するだけだろ
>>394
提督が電話でさっきの二人艦息だって言っても逃げるための嘘だと思われるだけだし
そもそも艦息なんて聞いたことないと言われて持病が悪化するだけだろ
逆にこの提督潜水漢以外なら♀だろうが♂だろうが熟女だろうがロリショタだろうが全部行けるんじゃねーか
なんでってそりゃ提督はホモだからわざと黙ってるに決まってんじゃん
>羽黒「私に投票してくれたら提督さんをシェアしても良いですよ」
>榛名「私に票を下さった方には側室の権利を差し上げます♪」
と約束したな?あれはウソだ ってなりそうすぎる
>榛名「私に票を下さった方には側室の権利を差し上げます♪」
と約束したな?あれはウソだ ってなりそうすぎる
これに混ざってる時点で♂濃厚だと思ってたわ
♀差し置いて♂の相手探すのは気が狂ってると思う(真顔
♀差し置いて♂の相手探すのは気が狂ってると思う(真顔
憲兵は♀だと思ったがやっぱ♂なんかな
♀なら唯一の癒やし枠になるかなと思ったが
♀なら唯一の癒やし枠になるかなと思ったが
単純にぱっと見男みたいな女なのかもしれん>憲兵
提督も気づいてないだけとか
提督も気づいてないだけとか
《その日の夜》
ピロリン♪
提督「メール……」
From:榛名『明日は提督の恋人として、全力を賭しますね!』
提督「恋人役じゃなくて恋人ってことになってる……」
ピロリン♪
提督「今度は羽黒か」
From:羽黒『明日は必ずご両親に認めてもらえるように頑張りましょう!』
提督「ちょっと羽黒くん!? 君の頭の中では明日どういうことになってるの!?」
ピロリン♪
From:母『来なかったら持病が悪化して吐血します』
提督「…………」
ピロリン♪
提督「メール……」
From:榛名『明日は提督の恋人として、全力を賭しますね!』
提督「恋人役じゃなくて恋人ってことになってる……」
ピロリン♪
提督「今度は羽黒か」
From:羽黒『明日は必ずご両親に認めてもらえるように頑張りましょう!』
提督「ちょっと羽黒くん!? 君の頭の中では明日どういうことになってるの!?」
ピロリン♪
From:母『来なかったら持病が悪化して吐血します』
提督「…………」
《翌日・鎮守府前》
提督「はぁ……」
憲兵「提督殿。出立でありますか」
提督「ああ、憲兵さん」
憲兵「彼女……ではない、彼らも、準備万端のようでありますよ」
♪ ♪ ♪
榛名「……」キラキラ
羽黒「……」キラキラ
♪ ♪ ♪
提督「めっちゃおめかししてますね」
憲兵「ええ……とても男性とは思えない出で立ちでありますな」
提督「はぁ……」
憲兵「提督殿。出立でありますか」
提督「ああ、憲兵さん」
憲兵「彼女……ではない、彼らも、準備万端のようでありますよ」
♪ ♪ ♪
榛名「……」キラキラ
羽黒「……」キラキラ
♪ ♪ ♪
提督「めっちゃおめかししてますね」
憲兵「ええ……とても男性とは思えない出で立ちでありますな」
提督「思惑はどうあれ……」
提督「確かに完璧に女装をこなして、俺の恋人役を演じてくれている……」
提督「あいつらが全力でぶつかってきてくれる以上は、俺もため息ばかりついてるわけにもいかないですね」
憲兵(いや……提督殿は今すぐ逃げ出しても良いと思うであります、が……)
憲兵(まあ、それを言うのは野暮……なのでありましょうかねぇ……)シミジミ
提督「それじゃ、行ってきます」
憲兵「あ、はい。お気をつけてであります!」
提督「確かに完璧に女装をこなして、俺の恋人役を演じてくれている……」
提督「あいつらが全力でぶつかってきてくれる以上は、俺もため息ばかりついてるわけにもいかないですね」
憲兵(いや……提督殿は今すぐ逃げ出しても良いと思うであります、が……)
憲兵(まあ、それを言うのは野暮……なのでありましょうかねぇ……)シミジミ
提督「それじゃ、行ってきます」
憲兵「あ、はい。お気をつけてであります!」
提督「……すまん、待たせたな」
榛名「いえ、私も今来たところですよ」
羽黒「あっ……私も言いたかったのに……」
榛名「早い者勝ちですよ」フフン
羽黒「そうですか……だったら、えいっ」ギュッ
提督「うおっ、羽黒、急に腕にしがみつくな」
羽黒「えへへ……今日は恋人ですもんね、司令官さん♪」
提督「まあ、そうなる、けど……」
羽黒「だったらこれくらい普通ですよねっ♪」
榛名「むぅ……」
榛名「いえ、私も今来たところですよ」
羽黒「あっ……私も言いたかったのに……」
榛名「早い者勝ちですよ」フフン
羽黒「そうですか……だったら、えいっ」ギュッ
提督「うおっ、羽黒、急に腕にしがみつくな」
羽黒「えへへ……今日は恋人ですもんね、司令官さん♪」
提督「まあ、そうなる、けど……」
羽黒「だったらこれくらい普通ですよねっ♪」
榛名「むぅ……」
提督(傍から見たらとんでもない美少女二人の間に挟まれてるクソうらやまけしからん男なんだよなあ俺)
提督(形かわるほど、むにゅって、とても豊かな双丘を腕に押し付けられてる超役得な男なんだよなあ俺)
提督(……でも、こいつら男なんだよなあ……)
提督(艦娘の榛名と羽黒、写真で見たことあるけど……)
提督(こいつらと寸分違わないんだよなあ……。こいつら本当は艦娘なんじゃねえかなあ……)
提督(そう思った方が俺、幸せになれるんじゃねえかなあ……)
提督(…………)
榛名「あの、提督……?」
羽黒「司令官さん?」
提督「……あ、すまん、ちょっと意識が危ない所に」
提督(形かわるほど、むにゅって、とても豊かな双丘を腕に押し付けられてる超役得な男なんだよなあ俺)
提督(……でも、こいつら男なんだよなあ……)
提督(艦娘の榛名と羽黒、写真で見たことあるけど……)
提督(こいつらと寸分違わないんだよなあ……。こいつら本当は艦娘なんじゃねえかなあ……)
提督(そう思った方が俺、幸せになれるんじゃねえかなあ……)
提督(…………)
榛名「あの、提督……?」
羽黒「司令官さん?」
提督「……あ、すまん、ちょっと意識が危ない所に」
榛名「そうなんですか? だったら、榛名が現実に繋ぎ留めておきますねっ」ギュッ
提督「ふおっ!?」
榛名「これで大丈夫! 榛名がついていますよ、提督!」
羽黒「わ、私だって、お側にいますからね、司令官さん!」
提督「お、おう……」
提督(めっちゃいい匂いする……)
提督(こいつらほんとに男なのかな……)
提督(男がこんないい匂い出せるのかな……)
提督(…………)
榛名「て、提督っ!」
提督「はっ! あ、す、すまん……それじゃ、そろそろ行くか」
提督「ふおっ!?」
榛名「これで大丈夫! 榛名がついていますよ、提督!」
羽黒「わ、私だって、お側にいますからね、司令官さん!」
提督「お、おう……」
提督(めっちゃいい匂いする……)
提督(こいつらほんとに男なのかな……)
提督(男がこんないい匂い出せるのかな……)
提督(…………)
榛名「て、提督っ!」
提督「はっ! あ、す、すまん……それじゃ、そろそろ行くか」
提督「実家は電車で一時間くらいの距離なんだが……」
提督「お前らまさか……俺の腕に引っ付いたまま移動するつもりじゃないよね?」
榛名「え?」
羽黒「ダメなんですか?」
提督「Oh……」
提督(どんだけ罪深い男に見られるんだ俺……)
提督(本当は哀れにドナドナされる男なんだがな……)
提督(でも……)
提督(今日は……今だけはこいつらが艦息であることを忘れて、艦娘だということにすれば……)
提督(それってひょっとして俺の求めてた艦娘とイチャイチャできる日々なんじゃないか……)
提督(…………)
提督「お前らまさか……俺の腕に引っ付いたまま移動するつもりじゃないよね?」
榛名「え?」
羽黒「ダメなんですか?」
提督「Oh……」
提督(どんだけ罪深い男に見られるんだ俺……)
提督(本当は哀れにドナドナされる男なんだがな……)
提督(でも……)
提督(今日は……今だけはこいつらが艦息であることを忘れて、艦娘だということにすれば……)
提督(それってひょっとして俺の求めてた艦娘とイチャイチャできる日々なんじゃないか……)
提督(…………)
提督「――って、だからやべーぞ俺! 堕ちかけてる! 堕ちかけてるぅぅぅぅぅぅぅ!」
榛名「!?」ビクッ
羽黒「!?」ビクッ
提督「しっかりしろ俺! あああああでもお前ら良い匂いするし柔らかいしなんなんだよぉぉぉぉぉ!」
榛名「鍛えてますから♪」
羽黒「女子力磨きに余念はないんですよ♪」
提督「男が女子力磨いて何になるんですかねぇ……」
榛名「対提督用の武器になります」
羽黒「リーサルウェポンです」
提督「……まあ効果はでかいよね、思わずトリップするくらいにね……」
榛名「じゃああと少しですね!」
羽黒「頑張ります!」
提督「やべえ」
羽黒「女子力磨きに余念はないんですよ♪」
提督「男が女子力磨いて何になるんですかねぇ……」
榛名「対提督用の武器になります」
羽黒「リーサルウェポンです」
提督「……まあ効果はでかいよね、思わずトリップするくらいにね……」
榛名「じゃああと少しですね!」
羽黒「頑張ります!」
提督「やべえ」
《電車》
羽黒「司令官さんの実家にお邪魔するなんて……」
羽黒「私たちが初めてですよね」
提督「まあ、そりゃな」
榛名「こんなことでもなければお邪魔なんて出来る所ではありませんし……」
榛名「……でも提督、どうして私たちを連れて行って下さるんですか?」
提督「へ?」
榛名「あの、私が言うことではないですけれど……断ることもできましたよね」
提督「いや……」
提督「なんかさ……」
提督「……慣れって怖いよね……断るって選択し、ほぼほぼ思いつかなかったもんね……」
羽黒「司令官さんの実家にお邪魔するなんて……」
羽黒「私たちが初めてですよね」
提督「まあ、そりゃな」
榛名「こんなことでもなければお邪魔なんて出来る所ではありませんし……」
榛名「……でも提督、どうして私たちを連れて行って下さるんですか?」
提督「へ?」
榛名「あの、私が言うことではないですけれど……断ることもできましたよね」
提督「いや……」
提督「なんかさ……」
提督「……慣れって怖いよね……断るって選択し、ほぼほぼ思いつかなかったもんね……」
>>431
もうそこまで行ったらレイプよ
もうそこまで行ったらレイプよ
榛名「提督……!」パァァ
羽黒「司令官さん……!」パァァ
提督「や、やめろ、まだ、まだ俺は薄氷の上でぎりぎり踏みとどまってるだけだ……!」
榛名「だったら背中を押してあげれば完璧ですね♪」ギュッ
羽黒「全力で参ります♪」ギュッ
提督「や、やめ……ああ柔らかい……」
提督「ってだからしっかりしろよ俺……」
羽黒「司令官さん……!」パァァ
提督「や、やめろ、まだ、まだ俺は薄氷の上でぎりぎり踏みとどまってるだけだ……!」
榛名「だったら背中を押してあげれば完璧ですね♪」ギュッ
羽黒「全力で参ります♪」ギュッ
提督「や、やめ……ああ柔らかい……」
提督「ってだからしっかりしろよ俺……」
***
**
*
《提督の実家》
榛名「ついに……」ゴクリ
羽黒「き、来ましたね……」ゴクリ
提督「来ちまったな……」
榛名「羽黒さん、わかっているとは思いますが」
羽黒「はい。……抜け駆け禁止」
榛名「提督の不利になるようなことは禁止」
羽黒「全力で艦娘のフリをする」
榛名「ご両親をリスペクト……以上」
提督「……まあ、そんな畏まらなくても良いぞ。恋人っつーか、部下連れてきたって言うつもりだし……」
**
*
《提督の実家》
榛名「ついに……」ゴクリ
羽黒「き、来ましたね……」ゴクリ
提督「来ちまったな……」
榛名「羽黒さん、わかっているとは思いますが」
羽黒「はい。……抜け駆け禁止」
榛名「提督の不利になるようなことは禁止」
羽黒「全力で艦娘のフリをする」
榛名「ご両親をリスペクト……以上」
提督「……まあ、そんな畏まらなくても良いぞ。恋人っつーか、部下連れてきたって言うつもりだし……」
榛名「えっ、そんな!」
羽黒「お義母様は司令官さんの恋人をご覧になりたいと……」
提督「いやそうだけど……」
榛名「ダメです提督! お義母様は恋人をご覧にならなければ持病が悪化すると!」
提督「それもそうだけど……俺おふくろが持病抱えてるなんて聞いたことな」
羽黒「大丈夫です! ボロは出しません! 完璧にこなします!」
提督「ああ、はい……わかったよ」
提督「まあ、おふくろは多分喜んでくれるだろうけどさ……」
提督(艦息連れて来て親喜ばせるっていうのも、それはそれでいったいどうなんだ……)
羽黒「お義母様は司令官さんの恋人をご覧になりたいと……」
提督「いやそうだけど……」
榛名「ダメです提督! お義母様は恋人をご覧にならなければ持病が悪化すると!」
提督「それもそうだけど……俺おふくろが持病抱えてるなんて聞いたことな」
羽黒「大丈夫です! ボロは出しません! 完璧にこなします!」
提督「ああ、はい……わかったよ」
提督「まあ、おふくろは多分喜んでくれるだろうけどさ……」
提督(艦息連れて来て親喜ばせるっていうのも、それはそれでいったいどうなんだ……)
榛名「それでは羽黒さん、行きましょう」
羽黒「え、ええ、榛名さん……」
ピンポーン ハーイ
ガチャッ
提督母「あらあら、いらっしゃい! 待ってたわよ~!」
榛名「はじめまして、お義母様!」
羽黒「お目にかかれて、光栄です!」
提督「お前ら、そんな堅苦しいこと言わんでもいいから……」
提督「つーわけで、ただいまおふくろ。家上がるよ」
羽黒「え、ええ、榛名さん……」
ピンポーン ハーイ
ガチャッ
提督母「あらあら、いらっしゃい! 待ってたわよ~!」
榛名「はじめまして、お義母様!」
羽黒「お目にかかれて、光栄です!」
提督「お前ら、そんな堅苦しいこと言わんでもいいから……」
提督「つーわけで、ただいまおふくろ。家上がるよ」
提督母「はいはいおかえり。……いやー、それにしてもあんたがこんな別嬪さんを捕まえてくるなんてねえ!」
提督「うぐっ」
提督母「しかも二人も!」
提督「ぐふっ」
提督母「世間的にはどうかと思うけど……榛名ちゃんも羽黒ちゃんも納得しての事みたいだし」
提督母「ちゃんと甲斐性見せなさいよ、このバカ息子!」バシバシ
提督「ははは……」
提督(母上、この二人が男といったらあなたはどうしますかね……)
提督母「それじゃ榛名ちゃんと羽黒ちゃんもどうぞどうぞ!」
羽黒「ありがとうございます!」
榛名「お邪魔します……」
提督「うぐっ」
提督母「しかも二人も!」
提督「ぐふっ」
提督母「世間的にはどうかと思うけど……榛名ちゃんも羽黒ちゃんも納得しての事みたいだし」
提督母「ちゃんと甲斐性見せなさいよ、このバカ息子!」バシバシ
提督「ははは……」
提督(母上、この二人が男といったらあなたはどうしますかね……)
提督母「それじゃ榛名ちゃんと羽黒ちゃんもどうぞどうぞ!」
羽黒「ありがとうございます!」
榛名「お邪魔します……」
提督「…………」
提督(冷静に考えたら)
提督(俺、ピンチじゃねえか?)
提督(男の部下を恋人と偽って自分の親と面会させてる……それも二人も……)
提督父「……ああ、戻ってきていたのか」サスサス
提督「親父。久しぶりだな」
提督父「ああ……」サスサス
提督「……どうした? 腰でもいわしたか」
提督父「まあ、ちょっと、色々あってな」サスサス
提督「はぁ……?」
提督(冷静に考えたら)
提督(俺、ピンチじゃねえか?)
提督(男の部下を恋人と偽って自分の親と面会させてる……それも二人も……)
提督父「……ああ、戻ってきていたのか」サスサス
提督「親父。久しぶりだな」
提督父「ああ……」サスサス
提督「……どうした? 腰でもいわしたか」
提督父「まあ、ちょっと、色々あってな」サスサス
提督「はぁ……?」
提督母「はいはい、それじゃ座って座って!」
榛名「あ、お義母様、あの、つまらない物ですが……」スッ
提督母「あらあら、気を遣わなくていいのに。んもう!」
提督母「美味しそうなお菓子じゃないの、ありがとうねぇ」
提督母「お茶淹れてくるから、ちょっと待っててね!」
羽黒「お、お手伝いいたします」
提督母「いいのいいの、二人は座ってなさいな!」
提督「まあ、おふくろはお前らをもてなしたいんだよ……。とりあえず任せていいと思うぞ」
榛名「は、はい」
羽黒「申し訳ないですけれど……」
榛名「あ、お義母様、あの、つまらない物ですが……」スッ
提督母「あらあら、気を遣わなくていいのに。んもう!」
提督母「美味しそうなお菓子じゃないの、ありがとうねぇ」
提督母「お茶淹れてくるから、ちょっと待っててね!」
羽黒「お、お手伝いいたします」
提督母「いいのいいの、二人は座ってなさいな!」
提督「まあ、おふくろはお前らをもてなしたいんだよ……。とりあえず任せていいと思うぞ」
榛名「は、はい」
羽黒「申し訳ないですけれど……」
提督父「昨日妻から話を聞いたばかりなんだが、君達は……息子の部下の?」
榛名「はい。艦娘です」
提督(表情一つ変えずに言い切った)
提督父「そうかそうか……実は私も元提督でね」
提督父「艦娘に好かれているとは……お前も少しはましな司令官になったということかな?」
提督「だといいんだけどな」
羽黒「司令官さんは最高の司令官ですよ!」
榛名「はい。榛名が保証します!」
提督「二人ともありがとう」
提督父「ほっほっほ」
榛名「はい。艦娘です」
提督(表情一つ変えずに言い切った)
提督父「そうかそうか……実は私も元提督でね」
提督父「艦娘に好かれているとは……お前も少しはましな司令官になったということかな?」
提督「だといいんだけどな」
羽黒「司令官さんは最高の司令官ですよ!」
榛名「はい。榛名が保証します!」
提督「二人ともありがとう」
提督父「ほっほっほ」
提督母「あら、何盛り上がってるの? 私も混ぜてちょうだいな」
榛名「あ、お義母様」
羽黒「ぜひ!」
提督母「うふふ、こんな可愛い子が二人も恋人で、ホントうちの息子も隅におけなかったのねえ」ニコニコ
提督(笑顔が痛い! おふくろの笑顔が胸にくる!)
提督母「いろいろお話聞かせてちょうだいね、羽黒ちゃんに榛名ちゃん!」
榛名「はい!」
羽黒「喜んで!」
提督父「…………」
提督「……親父……?」
榛名「あ、お義母様」
羽黒「ぜひ!」
提督母「うふふ、こんな可愛い子が二人も恋人で、ホントうちの息子も隅におけなかったのねえ」ニコニコ
提督(笑顔が痛い! おふくろの笑顔が胸にくる!)
提督母「いろいろお話聞かせてちょうだいね、羽黒ちゃんに榛名ちゃん!」
榛名「はい!」
羽黒「喜んで!」
提督父「…………」
提督「……親父……?」
提督父「……ああ……」
提督「どうした、親父」
提督父「血は争えないか……」
提督「は? 急に何言ってんだ」
提督父「なんでもない……何でもないが……強く生きろよ、息子」
提督「なんだよその急に死ぬようなフラグ」
提督父「…………」
提督父「もし結婚するなら、母さんのような女が良いと思うぞ」
提督「急に何言ってんの……」
提督「どうした、親父」
提督父「血は争えないか……」
提督「は? 急に何言ってんだ」
提督父「なんでもない……何でもないが……強く生きろよ、息子」
提督「なんだよその急に死ぬようなフラグ」
提督父「…………」
提督父「もし結婚するなら、母さんのような女が良いと思うぞ」
提督「急に何言ってんの……」
その後も、榛名と羽黒、そして提督母の談笑はつつがなく進んでいった――!
そしてそれと反比例するように、何故か提督父は口を噤み始めたのだった――!
何かある……だがわからない……。妙な焦燥感が、提督の胸を焼いた――!
提督(なんだ、なんなんだこの違和感……!)
提督(母親を騙している罪悪感と……!)
提督(妙に悟ってまるで菩薩のような瞳で俺を見つめる親父への不信感……!)
提督(そして調子に乗った母親により俺の幼少期の恥ずかしいエピソードがバラされていくことへの焦り……!)
提督(オカズがみんなの前でバレるよりはマシか)
そしてそれと反比例するように、何故か提督父は口を噤み始めたのだった――!
何かある……だがわからない……。妙な焦燥感が、提督の胸を焼いた――!
提督(なんだ、なんなんだこの違和感……!)
提督(母親を騙している罪悪感と……!)
提督(妙に悟ってまるで菩薩のような瞳で俺を見つめる親父への不信感……!)
提督(そして調子に乗った母親により俺の幼少期の恥ずかしいエピソードがバラされていくことへの焦り……!)
提督(オカズがみんなの前でバレるよりはマシか)
提督母「あらあらまあまあ、もう、この子たちってば絶対いいお嫁さんになるわよぉ!」
榛名「そ、そんな、お嫁さんだなんて……」テレテレ
羽黒「私たちにはまだ早いですぅ……」テレテレ
提督母「いいじゃないの! 早く孫の顔みせてほしいわ、なんてね!」
榛名「ま、まご……」
羽黒「孫……」
提督「孫はちょっとなあ……」
提督母「なによ、無理って言うの?」
提督・榛名・羽黒(間違いなく無理……)
提督父「……なあ、ちょっと、いいだろうか」
榛名「そ、そんな、お嫁さんだなんて……」テレテレ
羽黒「私たちにはまだ早いですぅ……」テレテレ
提督母「いいじゃないの! 早く孫の顔みせてほしいわ、なんてね!」
榛名「ま、まご……」
羽黒「孫……」
提督「孫はちょっとなあ……」
提督母「なによ、無理って言うの?」
提督・榛名・羽黒(間違いなく無理……)
提督父「……なあ、ちょっと、いいだろうか」
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