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元スレ提督「それでも艦娘とイチャイチャしたい!」
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加賀「…………」
提督「おい、加賀? 休憩終わったぞ?」
加賀「……あ、そうですね。失礼しました」
加賀(本当に珍しいな。瑞鶴が攻めてこないとは)
加賀(まあ、たまには気が休まっていい……)
提督(まぁ、多分違和感を覚えてはいるんだろうな)
提督(だがこれがプラスに転んでるのかはまだ何とも言えん……)
***
瑞鶴「どう思う、二人とも」
憲兵「逆にリラックスしているようにも見えはするでありますが……」
赤城「なに、まだまだ序の口だよ」
提督「おい、加賀? 休憩終わったぞ?」
加賀「……あ、そうですね。失礼しました」
加賀(本当に珍しいな。瑞鶴が攻めてこないとは)
加賀(まあ、たまには気が休まっていい……)
提督(まぁ、多分違和感を覚えてはいるんだろうな)
提督(だがこれがプラスに転んでるのかはまだ何とも言えん……)
***
瑞鶴「どう思う、二人とも」
憲兵「逆にリラックスしているようにも見えはするでありますが……」
赤城「なに、まだまだ序の口だよ」
《昼休み》
提督「はぁ……飯だ飯ーっと」
提督「加賀、食堂行こうぜ」
加賀「……おかしいですね。いつもの流れだと瑞鶴が突撃してくるはずなんですが……」
提督「んー……そういやそうだな。じゃあ瑞鶴待つか?」
加賀「いえ、行きましょう。たまにはいいでしょう」
提督「お、おう、そう……?」
提督(おいこれ効果あんのか俺判断つかねーぞ……)
提督「はぁ……飯だ飯ーっと」
提督「加賀、食堂行こうぜ」
加賀「……おかしいですね。いつもの流れだと瑞鶴が突撃してくるはずなんですが……」
提督「んー……そういやそうだな。じゃあ瑞鶴待つか?」
加賀「いえ、行きましょう。たまにはいいでしょう」
提督「お、おう、そう……?」
提督(おいこれ効果あんのか俺判断つかねーぞ……)
《食堂》
ザワザワ
提督「ちょっと出遅れたか……加賀、席とっといてくれ」
加賀「わかりました。私はA定食で」
提督「あいよ」
加賀「さて……空いている席は……と」チラッ
瑞鶴♀「――――」
加賀「なんだ、いたのか」
加賀「おい、瑞か――」
赤城「――それで僕も翔鶴に言ったんだけどね」ニコニコ
瑞鶴♀「あはは、やだなあ赤城さんってば」クスッ
ザワザワ
提督「ちょっと出遅れたか……加賀、席とっといてくれ」
加賀「わかりました。私はA定食で」
提督「あいよ」
加賀「さて……空いている席は……と」チラッ
瑞鶴♀「――――」
加賀「なんだ、いたのか」
加賀「おい、瑞か――」
赤城「――それで僕も翔鶴に言ったんだけどね」ニコニコ
瑞鶴♀「あはは、やだなあ赤城さんってば」クスッ
加賀(……赤城さんと食べていたのか)
加賀(そうであれば早く言えばいいものを)
加賀(…………)
提督「……おい加賀? どうした?」
加賀「え? あぁ、早いですね提督」
提督「お前が席見つけるの遅いんじゃねえの?」
加賀「かもしれません」
提督「とっとと座ろうぜ……おい青葉、相席いいか? 答えは聞いてない」
青葉「じゃあ無言で座ればいいんじゃないですかねえ」
加賀(そうであれば早く言えばいいものを)
加賀(…………)
提督「……おい加賀? どうした?」
加賀「え? あぁ、早いですね提督」
提督「お前が席見つけるの遅いんじゃねえの?」
加賀「かもしれません」
提督「とっとと座ろうぜ……おい青葉、相席いいか? 答えは聞いてない」
青葉「じゃあ無言で座ればいいんじゃないですかねえ」
加賀「…………」
提督「どうしたよお前。箸進んでないぞ?」
加賀「いえ……どうしたんでしょうね」
提督「いやこっちが聞きてえよ……」
加賀「…………」
****
赤城「――――」ニコニコ
瑞鶴♀「――――」ニコニコ
****
加賀「……馬鹿らしいな、我ながら」フッ
提督「…………」
提督「どうしたよお前。箸進んでないぞ?」
加賀「いえ……どうしたんでしょうね」
提督「いやこっちが聞きてえよ……」
加賀「…………」
****
赤城「――――」ニコニコ
瑞鶴♀「――――」ニコニコ
****
加賀「……馬鹿らしいな、我ながら」フッ
提督「…………」
***
**
*
赤城「それで、どうです? 昼休みは僕と瑞鶴がとても楽しそうに昼食をとっている様を見せつけてみましたが」
提督「めちゃくちゃ不調だったぞあいつ……箸の進みが俺より遅かった」
憲兵「それは相当でありますな……」
瑞鶴♀「それって効果があるってことでいいんだよね……?」
赤城「少なくともいつもより瑞鶴を意識してるのは間違いないね」
赤城「ここまで効果覿面だとすこし驚かざるを得ないけど……」
提督「このままいけば今日中にはアクション起こすかもな」
憲兵「ではもう少し頑張ってください、瑞鶴殿!」
瑞鶴♀「うん!」
**
*
赤城「それで、どうです? 昼休みは僕と瑞鶴がとても楽しそうに昼食をとっている様を見せつけてみましたが」
提督「めちゃくちゃ不調だったぞあいつ……箸の進みが俺より遅かった」
憲兵「それは相当でありますな……」
瑞鶴♀「それって効果があるってことでいいんだよね……?」
赤城「少なくともいつもより瑞鶴を意識してるのは間違いないね」
赤城「ここまで効果覿面だとすこし驚かざるを得ないけど……」
提督「このままいけば今日中にはアクション起こすかもな」
憲兵「ではもう少し頑張ってください、瑞鶴殿!」
瑞鶴♀「うん!」
よし、あとは駆逐艦が無邪気に揺さぶってとりあえず潜水漢が提督を掘るんだ
《午後》
加賀「では提督、午後は弓道場に出ます」
提督「了解。秘書艦お疲れさん」
加賀「はっ」
提督「……さてさて、弓道場ではどうなるやら」
加賀「では提督、午後は弓道場に出ます」
提督「了解。秘書艦お疲れさん」
加賀「はっ」
提督「……さてさて、弓道場ではどうなるやら」
***
《弓道場》
赤城「――――」ギリギリ
加賀「…………」
赤城「――やあ、加賀くん」
加賀「どうも、赤城さん……」
赤城「調子はどう?」
加賀「可もなく不可もなく、ですよ」
赤城「なるほどね」
赤城(本当にそうなのか、見せてもらおうかな……っと)
《弓道場》
赤城「――――」ギリギリ
加賀「…………」
赤城「――やあ、加賀くん」
加賀「どうも、赤城さん……」
赤城「調子はどう?」
加賀「可もなく不可もなく、ですよ」
赤城「なるほどね」
赤城(本当にそうなのか、見せてもらおうかな……っと)
加賀「…………」チラッ
瑞鶴♀「――――」ギリギリ
加賀「……いるのか」ボソッ
赤城「…………くふっ」
加賀「赤城さん?」
赤城「あ、ごめん……なんでもない……」
赤城(加賀くん、君、心底安堵したような声だったねえ……)
瑞鶴♀「――――!」バシュッ
瑞鶴♀「――――」ギリギリ
加賀「……いるのか」ボソッ
赤城「…………くふっ」
加賀「赤城さん?」
赤城「あ、ごめん……なんでもない……」
赤城(加賀くん、君、心底安堵したような声だったねえ……)
瑞鶴♀「――――!」バシュッ
瑞鶴♀「うーん……的は射ぬいてるけど……」
瑞鶴♀「なんかちょっと違うな……」ガシガシ
加賀「まったく……あいつは少し力みすぎなところがありますね……」
赤城「へえ、そう見える?」
加賀「ええ……少し指導してきます」スッ
赤城「行ってらっしゃい」
加賀「おい、瑞か――」
瑞鶴♀「あっ、翔鶴兄ぃ、ちょっと教えてほしいことがあるんだけど」
翔鶴「ああ、瑞鶴。うん、構わないよ」
瑞鶴♀「ありがとっ!」ニコッ
瑞鶴♀「なんかちょっと違うな……」ガシガシ
加賀「まったく……あいつは少し力みすぎなところがありますね……」
赤城「へえ、そう見える?」
加賀「ええ……少し指導してきます」スッ
赤城「行ってらっしゃい」
加賀「おい、瑞か――」
瑞鶴♀「あっ、翔鶴兄ぃ、ちょっと教えてほしいことがあるんだけど」
翔鶴「ああ、瑞鶴。うん、構わないよ」
瑞鶴♀「ありがとっ!」ニコッ
加賀「…………」
赤城「……く、っ」
赤城(だ……ダメだ、まだ笑うな……こらえるんだ……し、しかし……)
赤城(でもその顔は反則でしょ加賀くん……捨てられた子犬みたいな……!)
瑞鶴♀「なるほど、わかりやすい!」
翔鶴「弟は感覚で詰めていくタイプだったけど……理論も教えてあげないといけなかったから」
瑞鶴♀「さっすが私の兄艦だね!」
翔鶴「ありがとう、瑞鶴」
加賀「…………」
赤城(あ、今イラっとしたな加賀くん)
赤城「……く、っ」
赤城(だ……ダメだ、まだ笑うな……こらえるんだ……し、しかし……)
赤城(でもその顔は反則でしょ加賀くん……捨てられた子犬みたいな……!)
瑞鶴♀「なるほど、わかりやすい!」
翔鶴「弟は感覚で詰めていくタイプだったけど……理論も教えてあげないといけなかったから」
瑞鶴♀「さっすが私の兄艦だね!」
翔鶴「ありがとう、瑞鶴」
加賀「…………」
赤城(あ、今イラっとしたな加賀くん)
葛城「ふう……」アセフキ
瑞鶴♀「お疲れ、葛城。はいこれ、ドリンク」スッ
葛城「あ……瑞鶴……さん」
瑞鶴♀「しっかり水分補給しなきゃダメだよ?」
葛城「ええ……ありがとうございます」
瑞鶴♀「ん、よろしい。じゃね」
葛城「俺は瑞鶴先輩一筋だ……!」ゴクゴク
葛城「……あんな女の瑞鶴さんに惑わされるほど落ちぶれちゃ……」
加賀「…………」
葛城「ひいっ!?」ビクッ
瑞鶴♀「お疲れ、葛城。はいこれ、ドリンク」スッ
葛城「あ……瑞鶴……さん」
瑞鶴♀「しっかり水分補給しなきゃダメだよ?」
葛城「ええ……ありがとうございます」
瑞鶴♀「ん、よろしい。じゃね」
葛城「俺は瑞鶴先輩一筋だ……!」ゴクゴク
葛城「……あんな女の瑞鶴さんに惑わされるほど落ちぶれちゃ……」
加賀「…………」
葛城「ひいっ!?」ビクッ
***
**
*
赤城「加賀くんが近づこうとするたびに、絶妙なタイミングで瑞鶴が躱す……ってのを続けられたね」
瑞鶴♀「うぅ……加賀さん分が足りないよぉ……」
提督「このバカップルめ……」
憲兵「でも効果は抜群そうでありますな」
赤城「うん。加賀くん、大分イラついてたね、あれは」
瑞鶴♀「嫌われてないかなあ……心配だよ……」
提督「絶対それはないから」
赤城「今の加賀くんは瑞鶴欠乏状態だし」
憲兵「何というか……やっぱりお似合いなのでありますなあ」シミジミ
**
*
赤城「加賀くんが近づこうとするたびに、絶妙なタイミングで瑞鶴が躱す……ってのを続けられたね」
瑞鶴♀「うぅ……加賀さん分が足りないよぉ……」
提督「このバカップルめ……」
憲兵「でも効果は抜群そうでありますな」
赤城「うん。加賀くん、大分イラついてたね、あれは」
瑞鶴♀「嫌われてないかなあ……心配だよ……」
提督「絶対それはないから」
赤城「今の加賀くんは瑞鶴欠乏状態だし」
憲兵「何というか……やっぱりお似合いなのでありますなあ」シミジミ
《夕飯時》
加賀(瑞鶴に避けられている……のだろうか)
加賀(……理由は、思い当たらないな)
加賀(…………)
加賀(いや……別に避けられていたところで気にすることではないだろう、加賀)
加賀(むしろいつもベタベタひっついてくるのから解放されて……)
瑞鶴♀「…………」スタスタ
加賀「あ、瑞鶴」
瑞鶴♀「……へ? あ、加賀さん。どしたの?」
加賀「いや……もうすぐ夕飯だが……食堂に行くか?」
加賀(瑞鶴に避けられている……のだろうか)
加賀(……理由は、思い当たらないな)
加賀(…………)
加賀(いや……別に避けられていたところで気にすることではないだろう、加賀)
加賀(むしろいつもベタベタひっついてくるのから解放されて……)
瑞鶴♀「…………」スタスタ
加賀「あ、瑞鶴」
瑞鶴♀「……へ? あ、加賀さん。どしたの?」
加賀「いや……もうすぐ夕飯だが……食堂に行くか?」
瑞鶴♀「あ……ごめん、ちょっと先約が」
加賀「そうだったか」
瑞鶴♀「ごめんね、ほんと!」
加賀「いや……気にするな」
瑞鶴♀「じゃね、また部屋で――」
加賀「…………」
ガシッ
瑞鶴♀「――へっ?」
加賀「……ん?」
瑞鶴♀「あの、加賀さん……なんで私の腕、掴んで?」
加賀「あ、いや……すまない……なんでだろうか……」
加賀「そうだったか」
瑞鶴♀「ごめんね、ほんと!」
加賀「いや……気にするな」
瑞鶴♀「じゃね、また部屋で――」
加賀「…………」
ガシッ
瑞鶴♀「――へっ?」
加賀「……ん?」
瑞鶴♀「あの、加賀さん……なんで私の腕、掴んで?」
加賀「あ、いや……すまない……なんでだろうか……」
瑞鶴♀(来てる来てるめっちゃ加賀さんから来てる!)
瑞鶴♀(きゅんきゅん来ちゃう!)
加賀(……馬鹿か私は)
加賀(…………)
加賀「……ちなみに……先約とは」
瑞鶴♀「え? 翔鶴兄ぃだけど……」
加賀「そうか……兄妹水入らずの食事だな。まあ、楽しむといい……」
瑞鶴♀「う、うん」
加賀「ではな」
瑞鶴♀「あ、うん……」
瑞鶴♀(きゅんきゅん来ちゃう!)
加賀(……馬鹿か私は)
加賀(…………)
加賀「……ちなみに……先約とは」
瑞鶴♀「え? 翔鶴兄ぃだけど……」
加賀「そうか……兄妹水入らずの食事だな。まあ、楽しむといい……」
瑞鶴♀「う、うん」
加賀「ではな」
瑞鶴♀「あ、うん……」
***
**
*
瑞鶴♀「ってことがあったんだけど!!!!」
提督「もうほとんど目的は達してるじゃねえか」
赤城「まだまだ。加賀くんに「愛してる」って言ってもらって、かつ、今晩は加賀くんから求めてもらわないとね」
瑞鶴♀「ふぇっ……そ、そうだね、うん……」
提督「さんざん逆レしといて今更赤面するかぁ?」
赤城「乙女心は複雑なんですよ」
提督「だからモテねーんだよこいつは見たいな雰囲気やめてくんない!?」
憲兵「ゴールは間近でありますな!」
**
*
瑞鶴♀「ってことがあったんだけど!!!!」
提督「もうほとんど目的は達してるじゃねえか」
赤城「まだまだ。加賀くんに「愛してる」って言ってもらって、かつ、今晩は加賀くんから求めてもらわないとね」
瑞鶴♀「ふぇっ……そ、そうだね、うん……」
提督「さんざん逆レしといて今更赤面するかぁ?」
赤城「乙女心は複雑なんですよ」
提督「だからモテねーんだよこいつは見たいな雰囲気やめてくんない!?」
憲兵「ゴールは間近でありますな!」
《加賀と瑞鶴の部屋》
加賀「…………」
加賀「……今日は調子が狂ったな」
加賀「まったく……なんだというんだ……」
加賀「女心と秋の空というやつか……?」
加賀「…………」
***
瑞鶴「――――」ニコニコ
***
加賀「…………」
加賀(まずいな……今日の私はどこかおかしい……)
加賀「…………」
加賀「……今日は調子が狂ったな」
加賀「まったく……なんだというんだ……」
加賀「女心と秋の空というやつか……?」
加賀「…………」
***
瑞鶴「――――」ニコニコ
***
加賀「…………」
加賀(まずいな……今日の私はどこかおかしい……)
ガチャッ
瑞鶴♀「ただいまー」
加賀「…………」
瑞鶴♀「加賀さーん?」
加賀「……ああ、戻ったか。おかえり」
瑞鶴♀「うん、ただいま」
加賀「…………」
瑞鶴♀「どうしたの? なんか今日、ちょっとおかしいよ加賀さん?」
加賀「それはお前もだろう」
瑞鶴♀「ただいまー」
加賀「…………」
瑞鶴♀「加賀さーん?」
加賀「……ああ、戻ったか。おかえり」
瑞鶴♀「うん、ただいま」
加賀「…………」
瑞鶴♀「どうしたの? なんか今日、ちょっとおかしいよ加賀さん?」
加賀「それはお前もだろう」
瑞鶴♀「え? そうかな……」
加賀「……いつものような過度のスキンシップがない」
瑞鶴♀「それは、ほら、加賀さんが嫌がってるかも、ってちょっと思ったし、今日は控えめに……」
加賀「…………まあ、それはいい」
瑞鶴♀「他にもあるの?」
加賀「赤城さんと楽しそうにしていたな」
瑞鶴♀「それはほら、赤城さんは翔鶴姉ぇと仲良いし、共通の話題が」
加賀「翔鶴に教えを請うてもいたか」
瑞鶴♀「近場にいたしね。……あの、加賀さん?」
加賀「…………」
加賀「……いつものような過度のスキンシップがない」
瑞鶴♀「それは、ほら、加賀さんが嫌がってるかも、ってちょっと思ったし、今日は控えめに……」
加賀「…………まあ、それはいい」
瑞鶴♀「他にもあるの?」
加賀「赤城さんと楽しそうにしていたな」
瑞鶴♀「それはほら、赤城さんは翔鶴姉ぇと仲良いし、共通の話題が」
加賀「翔鶴に教えを請うてもいたか」
瑞鶴♀「近場にいたしね。……あの、加賀さん?」
加賀「…………」
加賀「どうも今日の私はおかしいらしい……」
瑞鶴♀「え、あ、うん……」
加賀「だが……今抱いている感情は、本物だ。間違いないだろう」
瑞鶴♀「うん……」
加賀「……今日は、落ち着かなかったし、苛々したんだ」
加賀「お前を、取られたような気分になった……」
瑞鶴♀「か、加賀さん……」キュン
瑞鶴♀「え、あ、うん……」
加賀「だが……今抱いている感情は、本物だ。間違いないだろう」
瑞鶴♀「うん……」
加賀「……今日は、落ち着かなかったし、苛々したんだ」
加賀「お前を、取られたような気分になった……」
瑞鶴♀「か、加賀さん……」キュン
加賀「瑞鶴」スッ
瑞鶴♀「な、なに?」
加賀「……お前は誰にも渡したくない」
瑞鶴♀「か、がさん……」
加賀「…………」
瑞鶴♀「わ、私、加賀さんにそんなこと言ってもらえて……」グスッ
加賀「……瑞鶴」
瑞鶴♀「な……んっ――ぅ……」
瑞鶴♀「な、なに?」
加賀「……お前は誰にも渡したくない」
瑞鶴♀「か、がさん……」
加賀「…………」
瑞鶴♀「わ、私、加賀さんにそんなこと言ってもらえて……」グスッ
加賀「……瑞鶴」
瑞鶴♀「な……んっ――ぅ……」
加賀「…………」
瑞鶴♀「加賀さん……」
加賀「今晩は……加減が効かないかもしれない」
瑞鶴♀「うん……いいよ、大丈夫……」
***
**
*
瑞鶴♀「加賀さん……」
加賀「今晩は……加減が効かないかもしれない」
瑞鶴♀「うん……いいよ、大丈夫……」
***
**
*
《翌日・執務室》
瑞鶴♀「……」ニコニコ
加賀「……」ズーン
提督「どうしたお前ら、朝から対照的だな」
瑞鶴♀「えへへ、ちょっとねー」
加賀「……たかだか一日瑞鶴の様子がおかしかっただけで私は何を錯乱して……」ズーン
提督「あーなるほど、賢者モード」
瑞鶴♀「最初は私が主導権持ってても、いつも最後は主導権握られちゃうんだけど……」
瑞鶴♀「昨日は最初から最後まで凄かったなぁ……えへへ」
加賀「……やめろ瑞鶴……」
提督「いやほんとやめて。部下の情事の詳細なんて聞きたくない」
瑞鶴♀「……」ニコニコ
加賀「……」ズーン
提督「どうしたお前ら、朝から対照的だな」
瑞鶴♀「えへへ、ちょっとねー」
加賀「……たかだか一日瑞鶴の様子がおかしかっただけで私は何を錯乱して……」ズーン
提督「あーなるほど、賢者モード」
瑞鶴♀「最初は私が主導権持ってても、いつも最後は主導権握られちゃうんだけど……」
瑞鶴♀「昨日は最初から最後まで凄かったなぁ……えへへ」
加賀「……やめろ瑞鶴……」
提督「いやほんとやめて。部下の情事の詳細なんて聞きたくない」
加賀「…………」
瑞鶴♀「ね、加賀さん。私、ずっと加賀さん一筋だからね」
加賀「……わかっている。昨日さんざん聞いた……」
提督「うわぁ……ノロけてる……」
瑞鶴♀「加賀さんも……私一筋でいてくれる、よね?」
加賀「あたり前だ。……昨日さんざん言ったろう……」
提督「とてもつらい」
瑞鶴♀「だったら、ね、もう一回、言ってよ!」
加賀「…………」
瑞鶴♀「かーがーさーん?」ユサユサ
加賀「わかった、わかった……」
瑞鶴♀「ね、加賀さん。私、ずっと加賀さん一筋だからね」
加賀「……わかっている。昨日さんざん聞いた……」
提督「うわぁ……ノロけてる……」
瑞鶴♀「加賀さんも……私一筋でいてくれる、よね?」
加賀「あたり前だ。……昨日さんざん言ったろう……」
提督「とてもつらい」
瑞鶴♀「だったら、ね、もう一回、言ってよ!」
加賀「…………」
瑞鶴♀「かーがーさーん?」ユサユサ
加賀「わかった、わかった……」
加賀「――瑞鶴、お前を愛している」
加賀「……これでいいだろう?」
瑞鶴♀「うん! 一日一回、ちゃんと言ってね♪」
加賀「……勘弁してくれ」
提督「俺も勘弁してほしい」
瑞鶴♀「えへへっ」
【加賀くんと瑞鶴さん編 おしまい】
途中から自分は何を書いているんだろうと真顔になりました。ホモスレではなかったのか!?
まあ加賀♂×瑞鶴♀は前スレから続く私的ベストカップルなのでこんな感じで……
次回こそ憲兵殿主役回にいくのね……多分…… それではまた次回
まあ加賀♂×瑞鶴♀は前スレから続く私的ベストカップルなのでこんな感じで……
次回こそ憲兵殿主役回にいくのね……多分…… それではまた次回
憲兵主役回?
「榛名もしかして、あいつのことが好きなのでありますか?」(青春)
「榛名もしかして、あいつのことが好きなのでありますか?」(青春)
じゃあ、次は瑞鶴が姉のために赤城を正式に「お義兄さん」にする番だな
てことは加賀にとっても「お義兄さん」な訳で、義兄弟艦になれるな
てことは加賀にとっても「お義兄さん」な訳で、義兄弟艦になれるな
《執務室》
ガチャッ
伊19「ぬるぬるマット押し相撲の時間なのね♂」ムキッ
伊168「いえーい!」ムキッ
ろーちゃん「男気男気♂」ムキッ
提督「やめてくれよ……」
ガチャッ
榛名「あっ、潜水漢のみなさん……! また性懲りもなく!」
金剛「参ったね、どうも」
ガチャッ
伊19「ぬるぬるマット押し相撲の時間なのね♂」ムキッ
伊168「いえーい!」ムキッ
ろーちゃん「男気男気♂」ムキッ
提督「やめてくれよ……」
ガチャッ
榛名「あっ、潜水漢のみなさん……! また性懲りもなく!」
金剛「参ったね、どうも」
伊58「どの口が言うでち♂」
伊19「休憩になった瞬間執務室に飛び込んでくるのはそっちも同じなのね♂」
榛名「う……で、でも、私たちはそういうあれじゃなくて……」
金剛「提督を守りに来たんだよ」
瑞鶴♀「人気者だね、提督さん」
提督「……今日も騒がしいなあ相変わらず」
伊168「戦艦が潜水漢に勝てるわけないでしょ♂」
ろーちゃん「男気男気♂」
伊19「休憩になった瞬間執務室に飛び込んでくるのはそっちも同じなのね♂」
榛名「う……で、でも、私たちはそういうあれじゃなくて……」
金剛「提督を守りに来たんだよ」
瑞鶴♀「人気者だね、提督さん」
提督「……今日も騒がしいなあ相変わらず」
伊168「戦艦が潜水漢に勝てるわけないでしょ♂」
ろーちゃん「男気男気♂」
五十鈴「俺はそのために連れてこられたのか……」
夕張「部屋に籠って実験続けたいのに……」
伊58「ゲェッ! 対潜番長!!」
伊19「まっずいのね♂」
金剛「フッ、どうする潜水漢?」
伊168「ぐぬぬ……♂」
夕張「部屋に籠って実験続けたいのに……」
伊58「ゲェッ! 対潜番長!!」
伊19「まっずいのね♂」
金剛「フッ、どうする潜水漢?」
伊168「ぐぬぬ……♂」
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