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元スレモバP「それでも俺は、やってない!」
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ザワザワ ガヤガヤ
早苗「はーい、静粛にー」コンコン
早苗「ではこれより、プロデューサー君の裁判を開廷しまーす」
マキノ「検察側、準備完了しています」
留美「弁護側も既に準備完了しているわ」
P「………」
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1383744161
早苗「はーい、静粛にー」コンコン
早苗「ではこれより、プロデューサー君の裁判を開廷しまーす」
マキノ「検察側、準備完了しています」
留美「弁護側も既に準備完了しているわ」
P「………」
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1383744161
早苗「じゃあマキノちゃん、簡潔に説明お願いねー」
マキノ「一昨日の午後10時頃、事務所において……」
マキノ「被告人、プロデューサーは三船美優さん(25)を押し倒すという暴挙を働きました」
マキノ「極めて下劣かつ度し難い犯行であったと、目撃した複数の人間が証言しています」
P「ち、違う!誤解なんだ、俺は何も……」
マキノ「本法廷にて、検察側はその点を完璧に立証してご覧にいれましょう」
早苗「はい分かりました。それじゃ審議に入……」
留美「異議あり」スッ
早苗「ん?」
マキノ「一昨日の午後10時頃、事務所において……」
マキノ「被告人、プロデューサーは三船美優さん(25)を押し倒すという暴挙を働きました」
マキノ「極めて下劣かつ度し難い犯行であったと、目撃した複数の人間が証言しています」
P「ち、違う!誤解なんだ、俺は何も……」
マキノ「本法廷にて、検察側はその点を完璧に立証してご覧にいれましょう」
早苗「はい分かりました。それじゃ審議に入……」
留美「異議あり」スッ
早苗「ん?」
マキノ「異議?どこに異議が?」
留美「被害者である三船美優は25歳ではなく、実際の年齢は26歳……」
留美「つまり1歳サバを読んでる事になるけれど。初っ端から虚偽申告かしら?」
マキノ「自己申告ですので。ただの数え間違いでは」
早苗「異議を認めます。マキノちゃん、年齢確認は正確にするように」
マキノ「わ、分かりました……」
留美「……ふっ」
留美「被害者である三船美優は25歳ではなく、実際の年齢は26歳……」
留美「つまり1歳サバを読んでる事になるけれど。初っ端から虚偽申告かしら?」
マキノ「自己申告ですので。ただの数え間違いでは」
早苗「異議を認めます。マキノちゃん、年齢確認は正確にするように」
マキノ「わ、分かりました……」
留美「……ふっ」
マキノ「ではまず、最初の証人に尋問を……」
友紀「………」グデーン
マキノ「……あの、友紀さん」
友紀「何ー?」ダラーン
マキノ「証言してください」
友紀「……証言ー?何のー?」ブラーン
マキノ「一昨日の!午後10時頃!目撃!したことを!」
友紀「………」グデーン
マキノ「……あの、友紀さん」
友紀「何ー?」ダラーン
マキノ「証言してください」
友紀「……証言ー?何のー?」ブラーン
マキノ「一昨日の!午後10時頃!目撃!したことを!」
友紀「あーはいはい、アレねアレー」
友紀「分かってまーす、分かってますよー」
マキノ「………」イラッ
早苗「ちょっとちょっと、何その態度。もうお酒入ってるの?」
友紀「別にー?酔ってませんけどー?」ダラーン
P「一体どうしたんだあいつは……」
留美「………」
友紀「分かってまーす、分かってますよー」
マキノ「………」イラッ
早苗「ちょっとちょっと、何その態度。もうお酒入ってるの?」
友紀「別にー?酔ってませんけどー?」ダラーン
P「一体どうしたんだあいつは……」
留美「………」
マキノ「それで、目撃した内容は?」
友紀「えーっと……プロデューサーがー、美優ちゃんをー」
友紀「……押し倒してたんじゃないのー?うん」
ザワザワ ガヤガヤ
P「」
友紀「えーっと……プロデューサーがー、美優ちゃんをー」
友紀「……押し倒してたんじゃないのー?うん」
ザワザワ ガヤガヤ
P「」
マキノ「押し倒してたんですね?」
友紀「みたいだねー、良く分かんないけど」
マキノ「押し倒してたんですね?」
友紀「だからー、そうじゃないのー?って言うかマキノちゃんそう言っt」
マキノ「以上です」ダンッ
留美「……どうやら、選ぶ証人を誤ったようね」
友紀「みたいだねー、良く分かんないけど」
マキノ「押し倒してたんですね?」
友紀「だからー、そうじゃないのー?って言うかマキノちゃんそう言っt」
マキノ「以上です」ダンッ
留美「……どうやら、選ぶ証人を誤ったようね」
弁護人がいるだけ良心的に感じる…許さなそうなアイドルが結構いるのに
早苗「えーと……留美ちゃんからも、何か尋問する?」
留美「もちろん」
早苗「そりゃそうよね~」
友紀「何ー?」グデーン
留美「一昨日の午後10時頃は、どこに?」
友紀「んー?ソファーに……座ってた、かなー」ダラダラ
留美「つまり犯行現場を背にしてる位置のソファーにいたのね?」
友紀「そうだけどー?」ブラブラ
留美「もちろん」
早苗「そりゃそうよね~」
友紀「何ー?」グデーン
留美「一昨日の午後10時頃は、どこに?」
友紀「んー?ソファーに……座ってた、かなー」ダラダラ
留美「つまり犯行現場を背にしてる位置のソファーにいたのね?」
友紀「そうだけどー?」ブラブラ
留美「背にしてるのに、どうやって目撃を?」
友紀「……じゃあ、後ろ向いてたんじゃないのー?」
留美「……ねぇ、友紀ちゃん」
友紀「んー?」
留美「今年日本一になったのは、どこだったかしら?」
友紀「」ピクッ
友紀「……じゃあ、後ろ向いてたんじゃないのー?」
留美「……ねぇ、友紀ちゃん」
友紀「んー?」
留美「今年日本一になったのは、どこだったかしら?」
友紀「」ピクッ
留美「日本シリーズは確か一昨日、勝敗が決したはずなのだけれど」
友紀「………」プルプル
マキノ「友紀さん、余計なことは喋らずとも」
留美「こっちはまだ尋問中よ」
マキノ「ぐっ……」
留美「日本一が決まったのなら、その記念セールがあるはずよね?」
友紀「……………」プルプルプルプル
留美「それでね、どこの球団が日本一になったのかチェックしt」
友紀「快楽天んんんんんんんんんんんっ!!!!」ダンッ
友紀「………」プルプル
マキノ「友紀さん、余計なことは喋らずとも」
留美「こっちはまだ尋問中よ」
マキノ「ぐっ……」
留美「日本一が決まったのなら、その記念セールがあるはずよね?」
友紀「……………」プルプルプルプル
留美「それでね、どこの球団が日本一になったのかチェックしt」
友紀「快楽天んんんんんんんんんんんっ!!!!」ダンッ
留美「一昨日の試合内容は?」
友紀「キャッツ対快楽天ズッ!」
留美「勝敗は?」
友紀「0-3の空振り三振でがっくしだよっ!!」ダンッ
留美「それは新聞で?」
友紀「テレビで観戦してたに決まってるでしょっ!!?」
友紀「何で打てなかったかなぁー!?現地で応援できてればなぁー!!あぁーっ!もぉー!!」
早苗「友紀ちゃん、もう少し声押さえて。この部屋結構響くから」
友紀「キャッツ対快楽天ズッ!」
留美「勝敗は?」
友紀「0-3の空振り三振でがっくしだよっ!!」ダンッ
留美「それは新聞で?」
友紀「テレビで観戦してたに決まってるでしょっ!!?」
友紀「何で打てなかったかなぁー!?現地で応援できてればなぁー!!あぁーっ!もぉー!!」
早苗「友紀ちゃん、もう少し声押さえて。この部屋結構響くから」
留美「午後10時過ぎまで試合をやってたわよね、確か」
友紀「そうだよ」
留美「証言の通りだと、貴女は試合中に他所見をするのかしら?」
友紀「何で?」
留美「いや、何でって……」
友紀「そもそもあたしは一番近くにいたってだけだし。目撃なんかしてないけど」
留美「は?」
マキノ「………」
友紀「そうだよ」
留美「証言の通りだと、貴女は試合中に他所見をするのかしら?」
友紀「何で?」
留美「いや、何でって……」
友紀「そもそもあたしは一番近くにいたってだけだし。目撃なんかしてないけど」
留美「は?」
マキノ「………」
早苗「説明してもらえる?」
マキノ「証人、姫川友紀は現場から一番近くのソファーにいました」
マキノ「当時はビール缶片手にテレビにかじりついており、今回の騒ぎにも一貫して我関せず……」
マキノ「とは言え、まだ何か新しい情報を持っているとも限らない、と期待していたのですが」
マキノ「まさか本件に関する証言が全て伝聞や推測だとは……私も想像外でした」
早苗「そう。想像外なら仕方ないわね~」
P「えぇー……」
マキノ「証人、姫川友紀は現場から一番近くのソファーにいました」
マキノ「当時はビール缶片手にテレビにかじりついており、今回の騒ぎにも一貫して我関せず……」
マキノ「とは言え、まだ何か新しい情報を持っているとも限らない、と期待していたのですが」
マキノ「まさか本件に関する証言が全て伝聞や推測だとは……私も想像外でした」
早苗「そう。想像外なら仕方ないわね~」
P「えぇー……」
留美「言い訳はそれだけ?」
マキノ「………」
留美「小細工を弄してもムダよ。とっととカードを切りなさい」
マキノ「……では、次の証人を」
P「る、留美さん……」
留美「プロデューサー君……ピンチの時ほど、ふてぶてしく笑うものよ?」
マキノ「………」
留美「小細工を弄してもムダよ。とっととカードを切りなさい」
マキノ「……では、次の証人を」
P「る、留美さん……」
留美「プロデューサー君……ピンチの時ほど、ふてぶてしく笑うものよ?」
椿「江上椿です。19歳A型、利き手は左で趣味は写真を撮ることです」
早苗「……マキノちゃん、尋問をお願い」
マキノ「江上さん。貴女は一体、何を目撃したのですか?」
椿「見てもいるんですけど、撮りもしました。このカメラに、バッチリと」
マキノ「何を撮影されたんです?」
椿「プロデューサーさんが美優さんを押し倒している、決定的瞬間ですね」グッ
P「」
早苗「……マキノちゃん、尋問をお願い」
マキノ「江上さん。貴女は一体、何を目撃したのですか?」
椿「見てもいるんですけど、撮りもしました。このカメラに、バッチリと」
マキノ「何を撮影されたんです?」
椿「プロデューサーさんが美優さんを押し倒している、決定的瞬間ですね」グッ
P「」
>>22
それはただの乱数の偏りだから…
それはただの乱数の偏りだから…
>>22
ワロタ
ワロタ
スレタイからするとバッドエンド確定なんだが
内容の元ネタからすると勝ち確なんだよなぁ
内容の元ネタからすると勝ち確なんだよなぁ
>>22の意味がわからない…
マキノ「……えー、こちらがその写真になります」
ザワザワ ガヤガヤ
早苗「……完全に押し倒しちゃってるわね~」
椿「『_| ̄|○』そのものですよね」
早苗「?……今何て?」
椿「『_| ̄|○』ですよ、『_| ̄|○』」
早苗「えっ?」
ザワザワ ガヤガヤ
早苗「……完全に押し倒しちゃってるわね~」
椿「『_| ̄|○』そのものですよね」
早苗「?……今何て?」
椿「『_| ̄|○』ですよ、『_| ̄|○』」
早苗「えっ?」
P「だ、だから違うんだ!俺から押し倒してなんか……!」
マキノ「こちらからは以上です」
早苗「留美ちゃんからは何かある?」
留美「えぇもちろん。江上さん」
椿「はい」
留美「写真はこの正面一枚だけ?」
椿「いえ、まだありますよ」
マキノ「え?」
マキノ「こちらからは以上です」
早苗「留美ちゃんからは何かある?」
留美「えぇもちろん。江上さん」
椿「はい」
留美「写真はこの正面一枚だけ?」
椿「いえ、まだありますよ」
マキノ「え?」
椿「正面と左右からの180度展開で、被写体が動く前に素早く激写しました」
早苗「……どんだけ撮ってんのあなた」
椿「30度間隔で3回程ですね。それから出来が良いのを吟味しますので」
留美「じゃあ、それも見せていただける?」
椿「いいですよ。全て現像済みですから」ゴソゴソ
ザワザワ ガヤガヤ
留美「………」
P「………」
早苗「……どんだけ撮ってんのあなた」
椿「30度間隔で3回程ですね。それから出来が良いのを吟味しますので」
留美「じゃあ、それも見せていただける?」
椿「いいですよ。全て現像済みですから」ゴソゴソ
ザワザワ ガヤガヤ
留美「………」
P「………」
早苗「……えーと、留美ちゃん?」
留美「何かしら」
早苗「全部の写真でプロデューサー君が押し倒してる訳だけど……これが、何?」
P「る、留美さぁん!?」
留美「早苗さん。残念だけど、見るべきところはそこじゃないの」
留美「注目すべきはプロデューサー君ではなく、その隣……」
早苗「ん?……脚立と、段ボール?」
マキノ「何ですって……!?」ガタッ
留美「何かしら」
早苗「全部の写真でプロデューサー君が押し倒してる訳だけど……これが、何?」
P「る、留美さぁん!?」
留美「早苗さん。残念だけど、見るべきところはそこじゃないの」
留美「注目すべきはプロデューサー君ではなく、その隣……」
早苗「ん?……脚立と、段ボール?」
マキノ「何ですって……!?」ガタッ
留美「椿さん」
椿「あ、はい」
留美「どうして貴女はこの決定的瞬間に居合わせて、撮影することができたのかしら」
椿「寮に帰ろうとしていた矢先に、大きな物音がしたんです」
留美「物音、と言うと?」
椿「ガシャンって、何かが倒れる音がして……」
椿「それで音のした方に駆け付けてみたら、丁度写真の様になっていたんですよ」
椿「あ、はい」
留美「どうして貴女はこの決定的瞬間に居合わせて、撮影することができたのかしら」
椿「寮に帰ろうとしていた矢先に、大きな物音がしたんです」
留美「物音、と言うと?」
椿「ガシャンって、何かが倒れる音がして……」
椿「それで音のした方に駆け付けてみたら、丁度写真の様になっていたんですよ」
>>27
留美さんの言ったセリフは逆裁の千尋ってキャラクターのやつってこと
留美さんの言ったセリフは逆裁の千尋ってキャラクターのやつってこと
>>33
そういうことか、ありがとう
そういうことか、ありがとう
留美「その時の現場の状態は、本当に写真の通りだったのね?」
椿「もちろんです。状態そのままで、弄ったりなんかしていません」
留美「そう。ところで、その時聞いた物音というのは……この音?」ピッ
ガシャン
椿「あ、それです!その音です。ハッキリと聞きました」
マキノ「そのレコーダーは……」
留美「これは脚立が倒れた音を録音したものよ」
椿「もちろんです。状態そのままで、弄ったりなんかしていません」
留美「そう。ところで、その時聞いた物音というのは……この音?」ピッ
ガシャン
椿「あ、それです!その音です。ハッキリと聞きました」
マキノ「そのレコーダーは……」
留美「これは脚立が倒れた音を録音したものよ」
早苗「……つまり、どういうこと?」
留美「周囲に散乱してるファイルは、後ろの本棚の上に置かれた段ボールに入っていた物なの」
留美「その日の夕方頃に整理した物だと、ちひろさんに確認を取ったわ」
留美「現場には本棚があり、上に積まれていたはずのファイルが下に散乱……」
留美「脚立は倒れ、折り重なる二人……これらが示すものは?」
椿「それって、まさか……」
マキノ「……度し難いな」
留美「周囲に散乱してるファイルは、後ろの本棚の上に置かれた段ボールに入っていた物なの」
留美「その日の夕方頃に整理した物だと、ちひろさんに確認を取ったわ」
留美「現場には本棚があり、上に積まれていたはずのファイルが下に散乱……」
留美「脚立は倒れ、折り重なる二人……これらが示すものは?」
椿「それって、まさか……」
マキノ「……度し難いな」
早苗「じゃあ何?留美ちゃんは、これをラッキースケベ的な事故だと主張するの?」
留美「そう考えざるを得ないわ」
P「だからあの時も事故だって言ってたじゃないか!これは不可抗力だったんだ!」
早苗「じゃあその時何をやってたのか、プロデューサー君に話してもらいましょうか」
P「い、いいだろう!俺は無実なんだ、やましい事は何もない!」
留美「………」
マキノ「………」
留美「そう考えざるを得ないわ」
P「だからあの時も事故だって言ってたじゃないか!これは不可抗力だったんだ!」
早苗「じゃあその時何をやってたのか、プロデューサー君に話してもらいましょうか」
P「い、いいだろう!俺は無実なんだ、やましい事は何もない!」
留美「………」
マキノ「………」
早苗「今度は留美ちゃんからね。彼に尋問をお願い」
留美「事故の前は何を?」
P「美優さんの手伝いを……ファイルの積まれた段ボールを降ろそうとしていたので」
留美「脚立に乗っていたのは誰?」
P「もちろん美優さんです」
留美「プロデューサー君は何を?」
P「バランスを崩さないよう、足下を押さえていました」
留美「それでも事故が起きたのは何故?」
P「どうも降ろす段ボールの重さが予想外だったみたいで……」
留美「事故の前は何を?」
P「美優さんの手伝いを……ファイルの積まれた段ボールを降ろそうとしていたので」
留美「脚立に乗っていたのは誰?」
P「もちろん美優さんです」
留美「プロデューサー君は何を?」
P「バランスを崩さないよう、足下を押さえていました」
留美「それでも事故が起きたのは何故?」
P「どうも降ろす段ボールの重さが予想外だったみたいで……」
留美「つまり、引き降ろした勢いでぶちまけちゃったわけね」
P「俺は美優さんが何とかケガをしないよう、受け止めようとして……」
P「そしたら、あんな体勢になってしまって。それだけなんだよ」
留美「弁護側からは以上よ」
早苗「はーい。じゃあ次マキノちゃん」
マキノ「……プロデューサーは、足下を押さえていた」
P「あぁ、そうだ」
P「俺は美優さんが何とかケガをしないよう、受け止めようとして……」
P「そしたら、あんな体勢になってしまって。それだけなんだよ」
留美「弁護側からは以上よ」
早苗「はーい。じゃあ次マキノちゃん」
マキノ「……プロデューサーは、足下を押さえていた」
P「あぁ、そうだ」
マキノ「足下、と言うのは?」
P「そりゃあ、脚を掴んd」
早苗「は?」
P「えっ?」
マキノ「脚、と言うのは……もしかして、太ももを?」
P「そ、そうだが」
ザワザワ ガヤガヤ
P「そりゃあ、脚を掴んd」
早苗「は?」
P「えっ?」
マキノ「脚、と言うのは……もしかして、太ももを?」
P「そ、そうだが」
ザワザワ ガヤガヤ
マキノ「脚立ではなく、太ももを掴んだ。それは一体何故?」
P「いや、何故って……その方が安定するかなーって」
マキノ「しません」
P「えっ」
マキノ「質問を変えるわ。貴方はその状態で上を見上げたりした?」
P「あ、あぁ。大丈夫かどうかの確認をする為に、一度……」
留美「プ、プロデューサー君!」
P「へっ!?」
P「いや、何故って……その方が安定するかなーって」
マキノ「しません」
P「えっ」
マキノ「質問を変えるわ。貴方はその状態で上を見上げたりした?」
P「あ、あぁ。大丈夫かどうかの確認をする為に、一度……」
留美「プ、プロデューサー君!」
P「へっ!?」
マキノ「当時、被害者はワンピースを着用していました」
マキノ「プロデューサーは、無遠慮にもそのイヤらしい手で彼女の太ももを掴み……」
マキノ「それだけでなく、何食わぬ顔で被害者の下着を拝み己の性的欲求を満たしていた!」
P「いやまぁ確かにそういう事も出来たかもしれないが……あ、いや!違う!違うぞ!」
マキノ「手伝うフリをしながら、堂々と被害者にセクハラを行っていたのです」
マキノ「手のこそばゆさに耐えきれなくなった被害者は案の定、バランスを崩して転倒」
マキノ「もちろん助けようと受けとめはしたのでしょう。しかし彼はその後の状況さえも利用しようと」
P「ち、違う!俺はそんなつもりじゃ……本当だ!」
マキノ「プロデューサーは、無遠慮にもそのイヤらしい手で彼女の太ももを掴み……」
マキノ「それだけでなく、何食わぬ顔で被害者の下着を拝み己の性的欲求を満たしていた!」
P「いやまぁ確かにそういう事も出来たかもしれないが……あ、いや!違う!違うぞ!」
マキノ「手伝うフリをしながら、堂々と被害者にセクハラを行っていたのです」
マキノ「手のこそばゆさに耐えきれなくなった被害者は案の定、バランスを崩して転倒」
マキノ「もちろん助けようと受けとめはしたのでしょう。しかし彼はその後の状況さえも利用しようと」
P「ち、違う!俺はそんなつもりじゃ……本当だ!」
ザワザワ ガヤガヤ
「インターネットでそういうことをする漫画を見たことがあります」
「その漫画はまだ早すぎるッス。未成年は見ちゃダメッスよ」
「プロデューサーさん。あなたを、犯人です!」ビシッ
「おや。今日はレナ君のおごりかな?」
「わ、私はプロデューサーさんを信じてるから」
P「(ま、マズいぞ。このまま心象が悪化すれば、俺は……)」チラッ
早苗「はいはい、静粛にー」コンコン
P「(……確実に、シメられる……!)」ガタガタ
「インターネットでそういうことをする漫画を見たことがあります」
「その漫画はまだ早すぎるッス。未成年は見ちゃダメッスよ」
「プロデューサーさん。あなたを、犯人です!」ビシッ
「おや。今日はレナ君のおごりかな?」
「わ、私はプロデューサーさんを信じてるから」
P「(ま、マズいぞ。このまま心象が悪化すれば、俺は……)」チラッ
早苗「はいはい、静粛にー」コンコン
P「(……確実に、シメられる……!)」ガタガタ
留美「早苗さん」スッ
早苗「なぁに?留美ちゃん」
留美「弁護側は被害者、三船美優の証言を要求します」
マキノ「!」
早苗「そういえば美優ちゃん、まだ見てないわね」
マキノ「彼女の精神的外傷を鑑みても、証言させると言うのは……」
留美「セクハラと感じたかどうかは当人にしか分からない。そうでしょう?」
早苗「なぁに?留美ちゃん」
留美「弁護側は被害者、三船美優の証言を要求します」
マキノ「!」
早苗「そういえば美優ちゃん、まだ見てないわね」
マキノ「彼女の精神的外傷を鑑みても、証言させると言うのは……」
留美「セクハラと感じたかどうかは当人にしか分からない。そうでしょう?」
……認める…認めるよ
ぼかぁ…ぼかぁ…
…ミス・ワクイを…
あの…プロデューサー像で…
…殴ったんだ!
ぼかぁ…ぼかぁ…
…ミス・ワクイを…
あの…プロデューサー像で…
…殴ったんだ!
マキノ「で、ですが!」
早苗「別にいいんじゃない?美優ちゃんの証言で決着、つきそうだし?」
早苗「これ以上裁判が長引いてもね~」
マキノ「くっ……」
P「だ、大丈夫なんですか?」
留美「それはあの子次第ね」
P「うぐっ……」
早苗「別にいいんじゃない?美優ちゃんの証言で決着、つきそうだし?」
早苗「これ以上裁判が長引いてもね~」
マキノ「くっ……」
P「だ、大丈夫なんですか?」
留美「それはあの子次第ね」
P「うぐっ……」
美優「み、三船美優と申します……出身は岩手で、趣味はアロマテラピーです」
マキノ「貴女は一昨日の午後10時頃、何をしていたのですか?」
美優「プロデューサーさんに、頼まれて……その、ファイルを取ろうと……」
マキノ「では、プロデューサーが頼んだ仕事をしていた訳ですね?」
美優「は、はい」
P「た、たまたま必要になったファイルをちひろさんが片付けてしまってたんだよ、それで」
早苗「プロデューサー君はちょっと黙ってて」
マキノ「貴女は一昨日の午後10時頃、何をしていたのですか?」
美優「プロデューサーさんに、頼まれて……その、ファイルを取ろうと……」
マキノ「では、プロデューサーが頼んだ仕事をしていた訳ですね?」
美優「は、はい」
P「た、たまたま必要になったファイルをちひろさんが片付けてしまってたんだよ、それで」
早苗「プロデューサー君はちょっと黙ってて」
>>27
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