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元スレ女提督「甘い時間は溶けるように」
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江風「それにしても、あの人が江風らの提督かぁ」
時雨「第一印象はどう?」
江風「んー、ちょっと頼りなさそうな感じだけど…姉貴たちの信頼っぷりを見てると結構すごい人なンだってのは分かるよ」
時雨「そっか、好印象でよかったよ」
江風「あんな優しそうな人嫌う方が珍しいンじゃねえの?」
時雨「…そう言われてみれば、提督はここの人みんなに好かれてるね」
江風「え、マジ?ここ、全員で百人ぐらいいるぞ?」
時雨「その全員が提督を好いてるんだよ」
江風「…マジかよ…どんな人間なんだ……」
時雨「まあ、一緒にいれば分かるんじゃないかな…」
時雨「第一印象はどう?」
江風「んー、ちょっと頼りなさそうな感じだけど…姉貴たちの信頼っぷりを見てると結構すごい人なンだってのは分かるよ」
時雨「そっか、好印象でよかったよ」
江風「あんな優しそうな人嫌う方が珍しいンじゃねえの?」
時雨「…そう言われてみれば、提督はここの人みんなに好かれてるね」
江風「え、マジ?ここ、全員で百人ぐらいいるぞ?」
時雨「その全員が提督を好いてるんだよ」
江風「…マジかよ…どんな人間なんだ……」
時雨「まあ、一緒にいれば分かるんじゃないかな…」
そのうち何人ぐらいと夜の相手してるんだろう
お相手に関してはSSで描写された数人だけかな
お相手に関してはSSで描写された数人だけかな
翌日
コンコン
提督「時雨ー、いるー?」
「提督?ちょっと待ってね」
パタパタ
ガチャ
時雨「どうかしたの?」
提督「次の作戦のことなんだけど…」
時雨「……?相談か何かかい?」
提督「え?いや、指示の話」
時雨「指示?僕に出してもしょうがないと思うんだけど…」
提督「えっ、どうして?」
時雨「いや、次の作戦、僕たちは参加できないし…」
提督「………えっ!?」
コンコン
提督「時雨ー、いるー?」
「提督?ちょっと待ってね」
パタパタ
ガチャ
時雨「どうかしたの?」
提督「次の作戦のことなんだけど…」
時雨「……?相談か何かかい?」
提督「え?いや、指示の話」
時雨「指示?僕に出してもしょうがないと思うんだけど…」
提督「えっ、どうして?」
時雨「いや、次の作戦、僕たちは参加できないし…」
提督「………えっ!?」
提督「な、なんで?もしかして怒ってる…?」
時雨「ち、違うよ!ただ…ほら」
提督「……?これ…」
時雨「お札だよ。今回の攻略海域はお札が付いてる艦娘は出撃できないって報告書に書いてあったけど」
提督「…………あっ」
時雨「……忘れてたの?」
提督「ハイ……」
時雨「もう……提督なんだからしっかりしないと」
提督「ご、ごめん…」
時雨「ち、違うよ!ただ…ほら」
提督「……?これ…」
時雨「お札だよ。今回の攻略海域はお札が付いてる艦娘は出撃できないって報告書に書いてあったけど」
提督「…………あっ」
時雨「……忘れてたの?」
提督「ハイ……」
時雨「もう……提督なんだからしっかりしないと」
提督「ご、ごめん…」
提督「ごめんね、休んでるのに邪魔しちゃって」
時雨「いいよ、気にしないで。何か困ったことがあったら相談してよ」
提督「うん、そうさせてもらうね。それじゃ」
バタン
提督「そうか、札が付くんだったか…まずい、色々と計画が狂った…」
提督「………とりあえずご飯食べよう…」
時雨「いいよ、気にしないで。何か困ったことがあったら相談してよ」
提督「うん、そうさせてもらうね。それじゃ」
バタン
提督「そうか、札が付くんだったか…まずい、色々と計画が狂った…」
提督「………とりあえずご飯食べよう…」
提督「…………」
加賀「……どうかしたの?箸が止まっているけれど」
提督「うーん……今回の海域、一度出撃した子には札が付いて出撃できなくなるんだよね」
加賀「前にもあったわね」
提督「そう、それで編成をどうしようかなーって…」
加賀「…難しいものね」
提督「うん……一度決めたら他の子と入れ替えるわけにもいかないし……」
加賀「攻略、できそう?」
提督「………どうだろう。たぶん、かなり厳しくなるかな…」
加賀「……どうかしたの?箸が止まっているけれど」
提督「うーん……今回の海域、一度出撃した子には札が付いて出撃できなくなるんだよね」
加賀「前にもあったわね」
提督「そう、それで編成をどうしようかなーって…」
加賀「…難しいものね」
提督「うん……一度決めたら他の子と入れ替えるわけにもいかないし……」
加賀「攻略、できそう?」
提督「………どうだろう。たぶん、かなり厳しくなるかな…」
〜〜〜
提督「……とは言ったものの」
加賀「南太平洋海域は難なく制圧したわね」
提督「うん…結構厳しくなると思ったんだけど、ただの思い過ごしかなあ」
加賀「きっとそうよ、私たちならやれるでしょう?」
提督「…そうだね。じゃあ次の海域は……」ピラッ
加賀「どこ?」
提督「………遠っ!?」
加賀「これは……最深部到達までかなり時間がかかりそうね…」
提督「うん、夜戦は避けて通れないかも…」
加賀「…なら空母の出番はないみたいね」
提督「ごめんね、ずっとお留守番で…」
加賀「いいわ、今は目先のことを考えるべきよ」
提督「うん…」
提督「……とは言ったものの」
加賀「南太平洋海域は難なく制圧したわね」
提督「うん…結構厳しくなると思ったんだけど、ただの思い過ごしかなあ」
加賀「きっとそうよ、私たちならやれるでしょう?」
提督「…そうだね。じゃあ次の海域は……」ピラッ
加賀「どこ?」
提督「………遠っ!?」
加賀「これは……最深部到達までかなり時間がかかりそうね…」
提督「うん、夜戦は避けて通れないかも…」
加賀「…なら空母の出番はないみたいね」
提督「ごめんね、ずっとお留守番で…」
加賀「いいわ、今は目先のことを考えるべきよ」
提督「うん…」
〜〜〜
提督「………というわけで、この海域は基本的に夜戦強い組で挑みます」
川内「うおっしゃああああああああああああ!!!夜戦じゃあああああああああああ!!!!!」
ヒュドッ
川内「う゛っ」
ドサッ
神通「すみません提督、姉さんが騒がしくて…」
提督「う、うん…慣れたものだから…」
木曾「六人で行くのか?」
提督「うん、今回は通常通りの編成で」
霧島「戦艦2、軽巡2、雷巡1に駆逐が1ですね」
榛名「あの、榛名達が選ばれた理由は…」
提督「ターゲットが飛行場姫だから、三式弾を積める戦艦が有効なの。それと秋月、防空をお願い」
秋月「はい、頑張ります!」
榛名「なるほど…火力の底上げですね」
提督「………というわけで、この海域は基本的に夜戦強い組で挑みます」
川内「うおっしゃああああああああああああ!!!夜戦じゃあああああああああああ!!!!!」
ヒュドッ
川内「う゛っ」
ドサッ
神通「すみません提督、姉さんが騒がしくて…」
提督「う、うん…慣れたものだから…」
木曾「六人で行くのか?」
提督「うん、今回は通常通りの編成で」
霧島「戦艦2、軽巡2、雷巡1に駆逐が1ですね」
榛名「あの、榛名達が選ばれた理由は…」
提督「ターゲットが飛行場姫だから、三式弾を積める戦艦が有効なの。それと秋月、防空をお願い」
秋月「はい、頑張ります!」
榛名「なるほど…火力の底上げですね」
霧島「………ん?ちょっと待ってください、ターゲットは飛行場姫と言いました?」
提督「え?うん、言ったよ」
霧島「飛行場姫って、陸上型深海棲艦だから雷巡は無意味なのでは…?」
提督「…………」
木曾「…………」
提督「………あっ」
木曾「おいっ」
提督「え?うん、言ったよ」
霧島「飛行場姫って、陸上型深海棲艦だから雷巡は無意味なのでは…?」
提督「…………」
木曾「…………」
提督「………あっ」
木曾「おいっ」
提督「ごめん!木曾、ほんとごめん!」
木曾「いや…いいさ、札が付く前に気付けてよかった」
霧島「しかし、空いた枠はどうするのですか?」
提督「そうだね、そこが迷うね……うーん……」
榛名「戦艦だけだと露払いは厳しいのでは…夜戦になっても狙いが逸れることもありますし」
提督「確かに…相手の装甲も硬いだろうしね…」
神通「かと言って私たちの火力ではブチ抜けませんし……」
提督「だからって空母を入れると夜戦の時に置物になるしなぁ……」
川内「置物になっても私たちが守れば済む話でしょ?」
提督「………それしかないかぁ…」
木曾「いや…いいさ、札が付く前に気付けてよかった」
霧島「しかし、空いた枠はどうするのですか?」
提督「そうだね、そこが迷うね……うーん……」
榛名「戦艦だけだと露払いは厳しいのでは…夜戦になっても狙いが逸れることもありますし」
提督「確かに…相手の装甲も硬いだろうしね…」
神通「かと言って私たちの火力ではブチ抜けませんし……」
提督「だからって空母を入れると夜戦の時に置物になるしなぁ……」
川内「置物になっても私たちが守れば済む話でしょ?」
提督「………それしかないかぁ…」
提督「……というわけで蒼龍、よろしくね」
蒼龍「う、うん……でも、本当に大丈夫なの?」
提督「大丈夫だよ、蒼龍はみんなを信じられないの?」
蒼龍「………ううん、信じる」
提督「よし、ならいける!川内、よろしくね」
川内「りょーかい!それじゃあみんな、ついて来て!」ザザザッ
提督「頑張ってねー!」ブンブン
蒼龍「う、うん……でも、本当に大丈夫なの?」
提督「大丈夫だよ、蒼龍はみんなを信じられないの?」
蒼龍「………ううん、信じる」
提督「よし、ならいける!川内、よろしくね」
川内「りょーかい!それじゃあみんな、ついて来て!」ザザザッ
提督「頑張ってねー!」ブンブン
道中
蒼龍「あ、え……?みんな、どこ…?」
スッ
榛名「静かに……敵の探照灯に照らされると危険です」ボソ
蒼龍「っ……」コクコク
ザッ
霧島「もし見つかっても、私たちが守りますから…今はあの子達に任せましょう」
蒼龍「う、うん……」
ドォン!!
蒼龍「! 今の音…」
霧島「大丈夫、上手くやってくれています」
蒼龍「あ、え……?みんな、どこ…?」
スッ
榛名「静かに……敵の探照灯に照らされると危険です」ボソ
蒼龍「っ……」コクコク
ザッ
霧島「もし見つかっても、私たちが守りますから…今はあの子達に任せましょう」
蒼龍「う、うん……」
ドォン!!
蒼龍「! 今の音…」
霧島「大丈夫、上手くやってくれています」
トプンッ…
リ級「…………?」
ガカカッ
リ級「ガ……」
ブクブク…
川内「まずは一隻…」
スゥ…
神通(すごい……姉さん、音も立てずに仕留めてる……)
神通(あ…もう、闇に溶けて…どこにいるのか分からなくなった……)
神通「………私も、負けられない…」ガシャン
リ級「…………?」
ガカカッ
リ級「ガ……」
ブクブク…
川内「まずは一隻…」
スゥ…
神通(すごい……姉さん、音も立てずに仕留めてる……)
神通(あ…もう、闇に溶けて…どこにいるのか分からなくなった……)
神通「………私も、負けられない…」ガシャン
ドゴォッ
蒼龍「また音が……」
シーン…
榛名「………?静まった…」
ザザッ
神通「ふぅ……終わりました」
霧島「よかった、無事だったのね…」
神通「はい…ところで姉さんは…?」
川内「ん、呼んだ?」ヒョコ
蒼龍「きゃあ!?いつの間に後ろに…」
川内「ごめんごめん、まだ残りがいると思って気配消しちゃった」
蒼龍「もう……ってあれ、一人足りなくない?」
神通「秋月ちゃんがいない……ライトを点けてみれば目印になるでしょうか」
カチッ
蒼龍「また音が……」
シーン…
榛名「………?静まった…」
ザザッ
神通「ふぅ……終わりました」
霧島「よかった、無事だったのね…」
神通「はい…ところで姉さんは…?」
川内「ん、呼んだ?」ヒョコ
蒼龍「きゃあ!?いつの間に後ろに…」
川内「ごめんごめん、まだ残りがいると思って気配消しちゃった」
蒼龍「もう……ってあれ、一人足りなくない?」
神通「秋月ちゃんがいない……ライトを点けてみれば目印になるでしょうか」
カチッ
秋月「……あ、いた!」
川内「おっ、こっちこっちー!」ブンブン
秋月「すみません、なんとかお二人の影を追ってはいたんですが…敵を発見したと思ったらすでに残骸ばかりで、見失ってしまって…」
神通「姉さん、やりすぎなのでは…」
川内「えー、神通だってすごい動いてたじゃん」
蒼龍「私には何も見えなかったんだけど…」
榛名「それが普通です、ましてや空母なのに…夜戦慣れしていてもあの動きを捉えるのは無理がありますから」
川内「ねー、そろそろ行こうよー」
霧島「そうね、増援が来ると厄介だし…それじゃ引き続きよろしくね」
川内「任せて!」
秋月「…………」
川内「おっ、こっちこっちー!」ブンブン
秋月「すみません、なんとかお二人の影を追ってはいたんですが…敵を発見したと思ったらすでに残骸ばかりで、見失ってしまって…」
神通「姉さん、やりすぎなのでは…」
川内「えー、神通だってすごい動いてたじゃん」
蒼龍「私には何も見えなかったんだけど…」
榛名「それが普通です、ましてや空母なのに…夜戦慣れしていてもあの動きを捉えるのは無理がありますから」
川内「ねー、そろそろ行こうよー」
霧島「そうね、増援が来ると厄介だし…それじゃ引き続きよろしくね」
川内「任せて!」
秋月「…………」
秋月「…………」
秋月(私は……私には、見えていた…)
秋月(暗闇の中で光る、赤い眼…あれは深海棲艦なんかのものじゃない…)
秋月(もっと活き活きとしていて、強くて…無慈悲なもの)
秋月(それに睨まれた瞬間、私は…恐怖で動けなかった…)
秋月(殺される。本気でそう思った…すぐに私を敵じゃないと認識して、殺意が消えても…私はその場から動くことさえ……)
秋月(あれが、本当の川内さんの……)
秋月「……………」
川内「秋月ー?はぐれたら会えなくなるよー?」
秋月「あ……は、はいっ!」
秋月(私も………もっと、強くならなきゃ……)
秋月(私は……私には、見えていた…)
秋月(暗闇の中で光る、赤い眼…あれは深海棲艦なんかのものじゃない…)
秋月(もっと活き活きとしていて、強くて…無慈悲なもの)
秋月(それに睨まれた瞬間、私は…恐怖で動けなかった…)
秋月(殺される。本気でそう思った…すぐに私を敵じゃないと認識して、殺意が消えても…私はその場から動くことさえ……)
秋月(あれが、本当の川内さんの……)
秋月「……………」
川内「秋月ー?はぐれたら会えなくなるよー?」
秋月「あ……は、はいっ!」
秋月(私も………もっと、強くならなきゃ……)
秋月「……もう陽が昇り始めましたね」
霧島「そろそろ目的地ね…みんな、気を引き締めて行きましょう」
川内「さすがに一晩明かすと眠いな…」
神通「姉さんは夜に張り切りすぎです…」
川内「まあ大丈夫でしょ、ここまでほとんど被害はないし」
蒼龍「うん、私もまだ艦載機は飛ばせる」
榛名「準備は万端、ですね…」
ブゥン
秋月「……!敵艦載機、来ます!」
飛行場姫「ウフフッ……キタ…ノネ……?」
川内「秋月、空は任せた!」ザッ
秋月「はいっ!」
霧島「そろそろ目的地ね…みんな、気を引き締めて行きましょう」
川内「さすがに一晩明かすと眠いな…」
神通「姉さんは夜に張り切りすぎです…」
川内「まあ大丈夫でしょ、ここまでほとんど被害はないし」
蒼龍「うん、私もまだ艦載機は飛ばせる」
榛名「準備は万端、ですね…」
ブゥン
秋月「……!敵艦載機、来ます!」
飛行場姫「ウフフッ……キタ…ノネ……?」
川内「秋月、空は任せた!」ザッ
秋月「はいっ!」
ボン ボボンッ
秋月「くっ……」
ビュン
秋月(まずい、撃ち漏らしが……!)
ボンッ
蒼龍「私だってやるんだから!」
秋月「蒼龍さん…!」
川内「えっ!?ちょまっ、蒼龍さんがそっち行ったら…!」
ル級「」ガシャン
榛名「あっ」
ドゴォッ
秋月「くっ……」
ビュン
秋月(まずい、撃ち漏らしが……!)
ボンッ
蒼龍「私だってやるんだから!」
秋月「蒼龍さん…!」
川内「えっ!?ちょまっ、蒼龍さんがそっち行ったら…!」
ル級「」ガシャン
榛名「あっ」
ドゴォッ
蒼龍「いたたた…」
提督「蒼龍、大丈夫?」
蒼龍「うん、なんとか平気……でもごめんなさい、私の不注意で作戦が…」
霧島「私も、もっと早く敵戦艦を撃沈させていればこんなことには…」
提督「いいよいいよ、そんなこと気にしなくていいから。それよりみんな、損傷もあるし早く修復に入ってきて」
川内「やー、さすがにあれだけ数が残ってるとね…狙いが絞れないや…」
蒼龍「うー…私があの時中破せずにちゃんと他の敵艦を沈めてたらよかったんだ…」
神通「そんなに自分を責めないでください、まだチャンスはありますから」
蒼龍「うん…」
ゾロゾロ
バタン
提督「……やっぱり一筋縄じゃいかないか…」
提督「蒼龍、大丈夫?」
蒼龍「うん、なんとか平気……でもごめんなさい、私の不注意で作戦が…」
霧島「私も、もっと早く敵戦艦を撃沈させていればこんなことには…」
提督「いいよいいよ、そんなこと気にしなくていいから。それよりみんな、損傷もあるし早く修復に入ってきて」
川内「やー、さすがにあれだけ数が残ってるとね…狙いが絞れないや…」
蒼龍「うー…私があの時中破せずにちゃんと他の敵艦を沈めてたらよかったんだ…」
神通「そんなに自分を責めないでください、まだチャンスはありますから」
蒼龍「うん…」
ゾロゾロ
バタン
提督「……やっぱり一筋縄じゃいかないか…」
ガチャ
提督「んー……」カリカリ
加賀「……忙しそうね」
提督「うん……」カリカリ
加賀「少し休んだら?」
提督「うん……」カリカリ
加賀「…………」
提督「…………」カリカリ
加賀「…お茶でも淹れて来ましょうか?」
提督「うん……」カリカリ
加賀「……………」
提督「んー……」カリカリ
加賀「……忙しそうね」
提督「うん……」カリカリ
加賀「少し休んだら?」
提督「うん……」カリカリ
加賀「…………」
提督「…………」カリカリ
加賀「…お茶でも淹れて来ましょうか?」
提督「うん……」カリカリ
加賀「……………」
提督「……………」カリカリ
加賀「……………」スッ
チュッ
提督「ひゃっ!?」ビクン
加賀「あまり根を詰め過ぎないようにね」スタスタ
提督「え?え、あ…え…?」
ガチャ
バタン
提督「………な、なんだったの…?」サスサス
提督「……根を詰め過ぎないで、か…」
加賀「……………」スッ
チュッ
提督「ひゃっ!?」ビクン
加賀「あまり根を詰め過ぎないようにね」スタスタ
提督「え?え、あ…え…?」
ガチャ
バタン
提督「………な、なんだったの…?」サスサス
提督「……根を詰め過ぎないで、か…」
翌日
川内「よっし、リベンジだー!!」
神通「今日こそは必ず…!」
提督「頑張ってね、応援してるよ」
蒼龍「昨日の借りを返してやるんだから!」フンス
提督「気合い十分だね…これならやれそう?」
蒼龍「もっちろん!!」
提督「よし、なら行ってらっしゃい」
蒼龍「はーい!」
川内「行くよー!」
川内「よっし、リベンジだー!!」
神通「今日こそは必ず…!」
提督「頑張ってね、応援してるよ」
蒼龍「昨日の借りを返してやるんだから!」フンス
提督「気合い十分だね…これならやれそう?」
蒼龍「もっちろん!!」
提督「よし、なら行ってらっしゃい」
蒼龍「はーい!」
川内「行くよー!」
蒼龍「ふふ〜ん♪もう夜も慣れてきたな〜」
霧島「ちょ、だからと言ってあまり動きすぎると…」
蒼龍「大丈夫大丈夫!これくらいじゃバレな
ガシャン
ドゴォッ
蒼龍「っっぶ」
榛名「あっ」
霧島「ちょ、だからと言ってあまり動きすぎると…」
蒼龍「大丈夫大丈夫!これくらいじゃバレな
ガシャン
ドゴォッ
蒼龍「っっぶ」
榛名「あっ」
蒼龍「…………」プスプス
提督「…………」
蒼龍「……あ、あの……」
提督「うん」
蒼龍「ご、ごめんなさい…慢心してました……」
提督「うん」
蒼龍「次は必ず成功させるので…」
提督「いいよ、別に怒ってるわけじゃないから。でも慢心したら死ぬよ?」
蒼龍「痛感しました…」
提督「今度からは気を付けてね?それじゃ修復に入ってきて」
蒼龍「はい……」
バタン
提督「…………」
蒼龍「……あ、あの……」
提督「うん」
蒼龍「ご、ごめんなさい…慢心してました……」
提督「うん」
蒼龍「次は必ず成功させるので…」
提督「いいよ、別に怒ってるわけじゃないから。でも慢心したら死ぬよ?」
蒼龍「痛感しました…」
提督「今度からは気を付けてね?それじゃ修復に入ってきて」
蒼龍「はい……」
バタン
ギシッ
提督「はぁ………」
提督(まずいなぁ…こんなところで足止めされてるなんて……)
提督(時間も資材もまだまだたくさんあるけど、ここから先でどれだけ消費するかも分からない…)
提督(下手したら全海域制圧もできないかも……)
提督「…………」
キィ…
提督「…………?」
ヲ級「…………」ジー
提督「…ヲ級ちゃん?入っていいよ?」
ヲ級「…………」パタン
提督「はぁ………」
提督(まずいなぁ…こんなところで足止めされてるなんて……)
提督(時間も資材もまだまだたくさんあるけど、ここから先でどれだけ消費するかも分からない…)
提督(下手したら全海域制圧もできないかも……)
提督「…………」
キィ…
提督「…………?」
ヲ級「…………」ジー
提督「…ヲ級ちゃん?入っていいよ?」
ヲ級「…………」パタン
提督「どうかしたの?お腹でも空いた?」
ヲ級「……悩ミ事カ?」
提督「え?」
ヲ級「イツモミタイナ顔ジャナイ……トテモ、迷ッテル……」
提督「あ、ああ…今ちょっと、色々とやらなきゃいけないことがあってね…」
ヲ級「…………」シュルシュル
ギュ
提督「う、ん……?」
ヲ級「…ユックリデイイ」
提督「え?」
ヲ級「焦ッテモ、イイ結果ニハナラナイ……ッテ、テイトクガ言ッテタ…」
提督「………そういえば、そんなことも言ったっけ……」
ヲ級「……悩ミ事カ?」
提督「え?」
ヲ級「イツモミタイナ顔ジャナイ……トテモ、迷ッテル……」
提督「あ、ああ…今ちょっと、色々とやらなきゃいけないことがあってね…」
ヲ級「…………」シュルシュル
ギュ
提督「う、ん……?」
ヲ級「…ユックリデイイ」
提督「え?」
ヲ級「焦ッテモ、イイ結果ニハナラナイ……ッテ、テイトクガ言ッテタ…」
提督「………そういえば、そんなことも言ったっけ……」
提督「…そうだ、焦らなくてもいいんだよね。ゆっくり行けばいいんだ」
ヲ級「……テイトク、イツモノ顔ニナッタ」
提督「そう?ヲ級ちゃんのおかげかな」
ヲ級「ソノ顔……優シクテ、好キ……」ギュム
提督「う、うん……その触手を巻きつけてくるのは愛情表現だって最近気付いたけどさ、これされてると仕事ができないから離してもらっていい?」
ヲ級「コウシテルト、安心スル…?」
提督「するけど、今はいいかな」
ヲ級「ソウカ…」シュン
提督「あー………これが片付いたら一緒に遊んであげるから、そこで待ってて?」
ヲ級「……分カッタ」パァッ
提督(可愛いなこの子…)
ヲ級「……テイトク、イツモノ顔ニナッタ」
提督「そう?ヲ級ちゃんのおかげかな」
ヲ級「ソノ顔……優シクテ、好キ……」ギュム
提督「う、うん……その触手を巻きつけてくるのは愛情表現だって最近気付いたけどさ、これされてると仕事ができないから離してもらっていい?」
ヲ級「コウシテルト、安心スル…?」
提督「するけど、今はいいかな」
ヲ級「ソウカ…」シュン
提督「あー………これが片付いたら一緒に遊んであげるから、そこで待ってて?」
ヲ級「……分カッタ」パァッ
提督(可愛いなこの子…)
前スレまだ待ってる人居るみたいなんで誘導レスしてあげてくれませんか
外野が勝手に誘導していいものなのかと思ったので
外野が勝手に誘導していいものなのかと思ったので
前スレに新スレ建てたよってこのスレのタイトル入れてレスするだけでいいかと
乙です
お節介だったかもしれないけど向こうでまだ待ってる様なレスがあったので…
お節介だったかもしれないけど向こうでまだ待ってる様なレスがあったので…
翌日
提督「……………」ペラッ
コンコン
「提督、いるー?」
提督「川内?うん、いるよー」
ガチャ
川内「おじゃまー」
提督「どうかしたの?」
川内「いや、今日も作戦あるんだよね?」
提督「うん、あるよ」
川内「もうお昼前になるけど、行かなくていいの?」
提督「ああ、今日は夕方から」
川内「夕方?なんで?」
提督「ちょっと時間を遅らせようかなって」
川内「遅らせる…?」
提督「……………」ペラッ
コンコン
「提督、いるー?」
提督「川内?うん、いるよー」
ガチャ
川内「おじゃまー」
提督「どうかしたの?」
川内「いや、今日も作戦あるんだよね?」
提督「うん、あるよ」
川内「もうお昼前になるけど、行かなくていいの?」
提督「ああ、今日は夕方から」
川内「夕方?なんで?」
提督「ちょっと時間を遅らせようかなって」
川内「遅らせる…?」
提督「うん、前までの時間だったら昼ぐらいにターゲットに到達してたでしょ?」
川内「んー…そうだね」
提督「だから、夕方に出たら目的地に着く頃には夕方になってるから、すぐ夜戦に入れるってこと。これなら敵艦載機も無力化できるでしょ?」
川内「なるほど……こっちの空母が先手を取れば済む話だし、狙いも絞れるね」
提督「だから、今度こそ蒼龍には頑張ってもらわないとね」
川内「いい作戦……だけど、いいの?」
提督「何が?」
川内「勝手にこんなことしたら大本営に怒られない?」
提督「それくらい大丈夫だよ、道中で座礁して時間食ったとか言えばごまかせるし」
川内「…意外と狡い手使うね」
提督「楽な方がいいでしょ?」
川内「まあ、そりゃそうだけど」
川内「んー…そうだね」
提督「だから、夕方に出たら目的地に着く頃には夕方になってるから、すぐ夜戦に入れるってこと。これなら敵艦載機も無力化できるでしょ?」
川内「なるほど……こっちの空母が先手を取れば済む話だし、狙いも絞れるね」
提督「だから、今度こそ蒼龍には頑張ってもらわないとね」
川内「いい作戦……だけど、いいの?」
提督「何が?」
川内「勝手にこんなことしたら大本営に怒られない?」
提督「それくらい大丈夫だよ、道中で座礁して時間食ったとか言えばごまかせるし」
川内「…意外と狡い手使うね」
提督「楽な方がいいでしょ?」
川内「まあ、そりゃそうだけど」
提督「それに、もし川内たちが怒られても私が全面的に責任を負うから。心配はいらないよ」
川内「むう…それだと提督に悪いんだけど」
提督「ふふっ、なら揉み消しちゃう?」
川内「え?」
提督「私もそれなりに偉い立場だからね。ちょちょいっと顔を利かせればこの程度どうにでもなるよ…くくく」
川内「…………」
提督「……冗談だよ冗談。交戦記録なんて映像があるわけじゃないんだから、バレやしないって」
川内(割と汚いところがあるなこの人)
提督「それじゃ、また夕方に招集かけるからその時までに準備は済ませておいてね」
川内「はーい」
バタン
川内「むう…それだと提督に悪いんだけど」
提督「ふふっ、なら揉み消しちゃう?」
川内「え?」
提督「私もそれなりに偉い立場だからね。ちょちょいっと顔を利かせればこの程度どうにでもなるよ…くくく」
川内「…………」
提督「……冗談だよ冗談。交戦記録なんて映像があるわけじゃないんだから、バレやしないって」
川内(割と汚いところがあるなこの人)
提督「それじゃ、また夕方に招集かけるからその時までに準備は済ませておいてね」
川内「はーい」
バタン
カチッ
提督「………ヒトハチマルマル。準備はいい?」
川内「もちろん!」
神通「ええ、いつでも」
秋月「私もやれます!」
蒼龍「みんな、気合い入ってるね…」
提督「蒼龍も頑張らなきゃダメだよ、向こうに着いたら夜が来る前に随伴艦を潰さなきゃいけないからね」
蒼龍「………うん、わかった。やってみせる!」
提督「よーし、いい意気込み!それじゃ川内、任せたよ!」
川内「了解!みんな、行くよー!」
「「「おー!!」」」
提督「………ヒトハチマルマル。準備はいい?」
川内「もちろん!」
神通「ええ、いつでも」
秋月「私もやれます!」
蒼龍「みんな、気合い入ってるね…」
提督「蒼龍も頑張らなきゃダメだよ、向こうに着いたら夜が来る前に随伴艦を潰さなきゃいけないからね」
蒼龍「………うん、わかった。やってみせる!」
提督「よーし、いい意気込み!それじゃ川内、任せたよ!」
川内「了解!みんな、行くよー!」
「「「おー!!」」」
道中
蒼龍「………入道雲、綺麗…」ポー
榛名「あまりぼーっとしていると危ないですよ?」
川内「そうそう、昨日までと違って昼だから普通に敵襲はあるからね」
蒼龍「うん、ちゃんと警戒はしてる」
霧島「しかし、アレね……」
秋月「はい…暑いですね…」
神通「帰ったら、アイスでも食べたいですね」
川内「ふふん、きっと提督がご馳走してくれるよ」
霧島「そうね、そのためにも必ず成功させましょう」
榛名「はいっ!」
蒼龍「………入道雲、綺麗…」ポー
榛名「あまりぼーっとしていると危ないですよ?」
川内「そうそう、昨日までと違って昼だから普通に敵襲はあるからね」
蒼龍「うん、ちゃんと警戒はしてる」
霧島「しかし、アレね……」
秋月「はい…暑いですね…」
神通「帰ったら、アイスでも食べたいですね」
川内「ふふん、きっと提督がご馳走してくれるよ」
霧島「そうね、そのためにも必ず成功させましょう」
榛名「はいっ!」
霧島「……現在時刻、ヒトキューマルマル。そろそろね」
秋月「どうします?」
蒼龍「陽が沈むまでに、全力で私が攻撃するから。夜になって、飛行場姫が無力化したら叩いてもらえる?」
霧島「隙も与えずに潰す、というわけね」
蒼龍「うん、奇襲に近いかな」
秋月「それなら敵艦載機も楽に捌けますね。みなさんは自分の役割に従事してください、空は私が守ります」
川内「頼りになるねえ」
神通「では、作戦の合図を」
川内「んー…当てなくてもいいから、榛名さんが主砲を撃って注意を引き付けて、蒼龍さんが爆撃するって感じで」
榛名「了解、それでは行きますよ?」ガシャン
川内「うん」
榛名「3、2、1…」
霧島「撃てっ!!」
ドォン!!
秋月「どうします?」
蒼龍「陽が沈むまでに、全力で私が攻撃するから。夜になって、飛行場姫が無力化したら叩いてもらえる?」
霧島「隙も与えずに潰す、というわけね」
蒼龍「うん、奇襲に近いかな」
秋月「それなら敵艦載機も楽に捌けますね。みなさんは自分の役割に従事してください、空は私が守ります」
川内「頼りになるねえ」
神通「では、作戦の合図を」
川内「んー…当てなくてもいいから、榛名さんが主砲を撃って注意を引き付けて、蒼龍さんが爆撃するって感じで」
榛名「了解、それでは行きますよ?」ガシャン
川内「うん」
榛名「3、2、1…」
霧島「撃てっ!!」
ドォン!!
飛行場姫「………!」
ドゴォッ
へ級「ギッ……!?」
蒼龍「今よ!全艦載機、発進!」
ロ級「…………!!」ガシャン
蒼龍「! まずい、撃ち落とされ…」
ドォン!!
ロ級「ガ…グ……」
霧島「こっちを見なさい!この腐れ共!!」ドンドン
ル級「………!」ガシャン
蒼龍「霧島ちゃん…!」
榛名(霧島、怖っ…)
ドゴォッ
へ級「ギッ……!?」
蒼龍「今よ!全艦載機、発進!」
ロ級「…………!!」ガシャン
蒼龍「! まずい、撃ち落とされ…」
ドォン!!
ロ級「ガ…グ……」
霧島「こっちを見なさい!この腐れ共!!」ドンドン
ル級「………!」ガシャン
蒼龍「霧島ちゃん…!」
榛名(霧島、怖っ…)
飛行場姫「行ケ……!」ブゥン
ドドド ボボンッ
飛行場姫「………!?」
秋月「ここから先は一機も通しません!」
飛行場姫「クッ……アイツヲ狙イナサイ…!」ビッ
ル級「…………」ガシャン
秋月「! まずっ……」
ドオッ
川内「秋月!?」
秋月「げほっ……大丈夫、損傷は軽いです!」
ドドドドドンッドンッ
ル級「グッ……!?」メシャッ
霧島「こっちを見ろって言ってんだよオ!!さもなくば死ね!!今すぐ死ねっ!!骨まで砕けろォ!!!」ドン ドォン
ル級「ウ………ゴ…」ブクブク
榛名(妹が怖い…)
ドドド ボボンッ
飛行場姫「………!?」
秋月「ここから先は一機も通しません!」
飛行場姫「クッ……アイツヲ狙イナサイ…!」ビッ
ル級「…………」ガシャン
秋月「! まずっ……」
ドオッ
川内「秋月!?」
秋月「げほっ……大丈夫、損傷は軽いです!」
ドドドドドンッドンッ
ル級「グッ……!?」メシャッ
霧島「こっちを見ろって言ってんだよオ!!さもなくば死ね!!今すぐ死ねっ!!骨まで砕けろォ!!!」ドン ドォン
ル級「ウ………ゴ…」ブクブク
榛名(妹が怖い…)
ボンッ
飛行場姫「キャアッ!?」
蒼龍「いけるいける!もう随伴艦は全滅させたもんねー!」
飛行場姫「ウ、ク…」
霧島「オラァ!!」
ガスッ
飛行場姫「ッ!?」バシャア
榛名「え…き、霧島、なぜ今素手で…?」
霧島「ムカついてたので」
榛名「えぇ…」
蒼龍「川内ちゃん、あとは任せたよ!」
川内「りょーかい!待ちに待った夜戦だー!!」ザザザ ギュンッ
飛行場姫「………!」バッ
飛行場姫「キャアッ!?」
蒼龍「いけるいける!もう随伴艦は全滅させたもんねー!」
飛行場姫「ウ、ク…」
霧島「オラァ!!」
ガスッ
飛行場姫「ッ!?」バシャア
榛名「え…き、霧島、なぜ今素手で…?」
霧島「ムカついてたので」
榛名「えぇ…」
蒼龍「川内ちゃん、あとは任せたよ!」
川内「りょーかい!待ちに待った夜戦だー!!」ザザザ ギュンッ
飛行場姫「………!」バッ
バッ
飛行場姫「……!?消エ……」
「夜の海って怖いよねえ、敵どころか自分の足元すら見えないんだもん」
飛行場姫「ッ!」サッ
「仲間にすら存在を知られずに、ただ敵の息の根を止める…でもその感覚が癖になるんだよね」
トプンッ…
飛行場姫「…後ロカ…!」
「無駄無駄、艦載機を飛ばしてるようなヤツじゃ夜の私には勝てないよ」
飛行場姫「違ウ………ッ!?」
バシャッ
「夜は、私だけの時間だから」
飛行場姫「上、カッ……!」
ザンッ
飛行場姫「……!?消エ……」
「夜の海って怖いよねえ、敵どころか自分の足元すら見えないんだもん」
飛行場姫「ッ!」サッ
「仲間にすら存在を知られずに、ただ敵の息の根を止める…でもその感覚が癖になるんだよね」
トプンッ…
飛行場姫「…後ロカ…!」
「無駄無駄、艦載機を飛ばしてるようなヤツじゃ夜の私には勝てないよ」
飛行場姫「違ウ………ッ!?」
バシャッ
「夜は、私だけの時間だから」
飛行場姫「上、カッ……!」
ザンッ
蒼龍「………音がしなくなった……」
榛名「うまくやれたのでしょうか…?」
「おーーい!終わったよー!」
神通「姉さんの声ですね。ライトを点けましょう」
カチッ
川内「うおっ、まぶし」
秋月「ふぎゃあ!??」ビクッ
蒼龍「ひぃい!?な、なんでそんなに血塗れになってるの!?」
霧島「もしかして、怪我でもしたんじゃ…」
川内「え?あー、これ?これね、上から首刈ったらすっごい血が出てさ」
榛名「く、首を…?」
川内「たぶんまだ向こうに浮かんでるよ。見る?」
神通「け、結構です!」
榛名「うまくやれたのでしょうか…?」
「おーーい!終わったよー!」
神通「姉さんの声ですね。ライトを点けましょう」
カチッ
川内「うおっ、まぶし」
秋月「ふぎゃあ!??」ビクッ
蒼龍「ひぃい!?な、なんでそんなに血塗れになってるの!?」
霧島「もしかして、怪我でもしたんじゃ…」
川内「え?あー、これ?これね、上から首刈ったらすっごい血が出てさ」
榛名「く、首を…?」
川内「たぶんまだ向こうに浮かんでるよ。見る?」
神通「け、結構です!」
蒼龍「というか、首を刈ったって…どうやったの?」
川内「これ。提督にもらったくない」
神通「いつの間にこんなものを…」
川内「他にも……ほら、手裏剣とか、短刀とか…」ゴソゴソ
霧島「連装砲や魚雷は…?」
川内「音が鳴るからナンセンス。って提督に抗議したらくれた」
神通「姉さんが夜戦で音を立てずに仕留めていたのはこれのおかげだったんですね…」
榛名「しかし、なぜ提督はこんなものを持っているのでしょうか…」
川内「さあ…?なんか、渡される時に『ジョナサンみたいでカッコいい』とは言われたけど」
秋月「は、はぁ…」
川内「これ。提督にもらったくない」
神通「いつの間にこんなものを…」
川内「他にも……ほら、手裏剣とか、短刀とか…」ゴソゴソ
霧島「連装砲や魚雷は…?」
川内「音が鳴るからナンセンス。って提督に抗議したらくれた」
神通「姉さんが夜戦で音を立てずに仕留めていたのはこれのおかげだったんですね…」
榛名「しかし、なぜ提督はこんなものを持っているのでしょうか…」
川内「さあ…?なんか、渡される時に『ジョナサンみたいでカッコいい』とは言われたけど」
秋月「は、はぁ…」
川内「まあそんなことより、さっさと帰って提督に報告しようよ。血も洗い流したいし」
榛名「そうですね、ちょっと臭いますし」
川内「うぇ、ほんと?帰り私後ろの方がいい?」
蒼龍「正直…」
神通「あの、報告は私たちが済ませておきますので…姉さんは先にお風呂へ…」
川内「……勝ったのにすごく居た堪れない気持ちなんだけど」
榛名「そうですね、ちょっと臭いますし」
川内「うぇ、ほんと?帰り私後ろの方がいい?」
蒼龍「正直…」
神通「あの、報告は私たちが済ませておきますので…姉さんは先にお風呂へ…」
川内「……勝ったのにすごく居た堪れない気持ちなんだけど」
執務室
ガチャ
蒼龍「ただいま帰投しましたー」
提督「おっかえりー!!」ガバッ
蒼龍「わっ、ちょ!?」
ギュ
提督「作戦、上手くいったみたいだね!お疲れ様!」ギュー
蒼龍「わかったわかった、嬉しいけど苦しいってばぁ!」
霧島「司令、そのあたりで勘弁してあげては…」
提督「あ、霧島もお疲れ様!よく頑張ったね!」 ギュー
霧島「……もう……///」
榛名「てっ、提督!榛名も頑張りました!」
提督「榛名〜!榛名も偉いよぉ〜!」ギュー
榛名「は、はいっ…ありがとうございます…///」
ガチャ
蒼龍「ただいま帰投しましたー」
提督「おっかえりー!!」ガバッ
蒼龍「わっ、ちょ!?」
ギュ
提督「作戦、上手くいったみたいだね!お疲れ様!」ギュー
蒼龍「わかったわかった、嬉しいけど苦しいってばぁ!」
霧島「司令、そのあたりで勘弁してあげては…」
提督「あ、霧島もお疲れ様!よく頑張ったね!」 ギュー
霧島「……もう……///」
榛名「てっ、提督!榛名も頑張りました!」
提督「榛名〜!榛名も偉いよぉ〜!」ギュー
榛名「は、はいっ…ありがとうございます…///」
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