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元スレ八幡「あれから5年後……」

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302 = 293 :


ブーブー

結衣「ん? ヒッキーにしては早いじゃん♪」チラッ


差出人: 比企谷 八幡
宛先: 由比ヶ浜 結衣
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Re:
____________________

いいよ
____________________


結衣「えっ、どっち!?」

303 = 293 :


八幡「じゃ、小町。行ってくるわ」

小町「うん。ってあれ? 夜じゃなかったっけ?」

八幡「あー、なんかその前に由比ヶ浜が遊ばないかって……」

小町「はは〜ん、それってデート? お兄ちゃん頑張ってね〜♪」

八幡「馬鹿ちげーよ。じゃあな」

小町「うん、バイバーイ」

ガチャ

304 = 293 :

日曜日:昼前
幕張




結衣「あ、ヒッキーこっちこっち!」フリフリ

八幡「おう」スタスタ

結衣「ごめんね〜、急に誘っちゃって」

八幡「別に。暇だったし」

結衣「そう? じゃあ早速いこっか!」

八幡「ん」

305 = 293 :

結衣「ヘぇ〜、じゃあこの辺りは来たことあるんだー」トコトコ

八幡「一回だけな。小町に案内された」トコトコ

結衣「……で、どう? すっごく変わったでしょ?」

八幡「ああ、変わった。都会って感じ」 

結衣「でしょ〜♪ お店屋さんもいっぱい増えたんだぁー」

八幡「へー」

306 = 293 :

結衣「そういえばヒッキー。もう元の生活には慣れた?」

八幡「ん? あー、まあな」

結衣「そっかぁ……仕事とかは決めたの?」

八幡「え、あ、うん。バイトだけど、今土木関係のことやってる」

結衣「……どぼく……あっ、工事のお仕事か!」

八幡「……お前土木って言われて、一瞬わかんなかっただろ」

結衣「え? べ、別にそういうわけじゃないよー」アハハ

八幡「っふ……どうだかな」

結衣「なにその顔ッ! 今失礼なこと考えてたでしょー!」

八幡「別に考えてませんよ」

結衣「もー、絶対考えてたって顔だよ〜……」

八幡「……」

結衣「でもそっかー、ヒッキーが工事のお仕事かぁ〜」

八幡「なんだよ」

結衣「いやさぁー、昔は似合わかったけど、今は有りかもって」

八幡「前と違って、お前より馬鹿になっちまったからな。今はそれぐらいしかできない」

結衣「なっ! それ、私が馬鹿だったってことぉ!?」

八幡「……違うのか?」

結衣「ひどい! ヒッキーのバカ!」プンスカ

307 = 293 :

八幡「そういえばさ、今日誰くんの?」

結衣「ん? あー、えっと……まず私でしょ、あと彩ちゃんに……」

八幡 (やったぜ) グッ

結衣「それにサキサキと材木座くん……」

八幡「げっ、あいつもくんの?」

結衣「うん。誘ったら『待ってろ、我が兄弟ッ!』って言ったよ〜」

八幡「……相変わらずだな」

結衣「で、姫菜に由美子でしょ、あと戸部っっちに……」

八幡「……それ、どっちかというとお前のグループだった奴らじゃん」

結衣「えー、いいじゃ〜ん。いっぱいいた方が楽しいよ?」

八幡「まあいいけどさ……」

結衣「で、最後に隼人くん」

八幡「げ……あいつも?」

結衣「うん。楽しみにしてるって〜」

八幡「へー、葉山もくんのか……帰ろっかな」

結衣「ちょッ! ヒッキーダメだよそんなの!」

八幡「はぁ、冗談だよ……」

結衣「ほんとぉ? ちょっと本気だったでしょ〜。あ、でもね、隼人くんは仕事が忙しくて長くはいられないって」

八幡「仕事? もう入社したのか? まだ3月だろ」

結衣「えーっと、隼人くんは特別っていうか……まあ詳しい話は本人がしてくれると思うよ」

八幡「……まあどうでもいいけど」

308 = 293 :

結衣「……ねぇヒッキー?」

八幡「ん?」

結衣「ゆきのんのことなんだけどさ……」

八幡「あー、平塚先生から聞いたよ」

結衣「先生と会ったの?」

八幡「ああ」

結衣「そっか……じゃあ聞いてるよね……」

八幡「……まあな」

結衣「今日も誘いたかったんだけど、最近ゆきのんと連絡取れなくて……ごめんね」

八幡「いや、別に謝ることじゃないだろ」

結衣「……でも」

八幡「まあなるようになるだろ。もう会えないっていうわけでもないし」

結衣「……そう、だよね!」

八幡「それより飯食おう。もう昼だろ?」

結衣「あ、うん! じゃあオススメのお店あるからさ、そこいこっ!」

八幡「おう」

309 = 293 :

結衣「ヒッキーここココ!」

八幡「ん……パスタか」

結衣「うんっ。人気店だからちょっと並ぶけど、とっても美味しいんだよ!」

八幡「ふーん。なら期待して待つか」

結衣「うん! そうしてそうして!」



???「あれッ!? もしかして、結衣先輩ですか!?」


八幡「ん?」

結衣「あっ」

310 = 293 :

結衣「あっ、いろはちゃん! 久しぶり!」

いろは「お久しぶりです! 高校のとき以来ですよね?」

結衣「うん! そうだよねー、あれからあってなかったもんね〜……いろはちゃん、懐かしいなぁ〜」

いろは「はい、私もです。――で、そちらの方は……あっ、もしかして彼氏さんですか?」ニヤニヤ

結衣「えっ、違うよいろはちゃん! ヒッ――」

プルルルル

八幡「あ、ごめん。電話」

結衣「あ、うん」

いろは「……」

八幡「……」スタスタ

311 = 293 :

いろは「あの人メチャクチャかっこいいじゃないですかー! 本当に彼氏さんじゃないんですか?」

結衣「違う違う! だから――」

いろは「えー、じゃあ狙っちゃおうかなぁ〜」

結衣「へっ!?」

いろは「なーんて嘘ですよ〜。私、彼氏いますし。一応」

結衣「あはは、そっかぁー……」

いろは「じゃあ誰ですか? お友達とか?」

結衣「え? だから――」

いろは「あっ、わかりました! 今は友達だけど、絶賛攻略中とか?」

結衣「だ、だから違うっていろはちゃん!」

いろは「え〜、そんな照れなくてもいいじゃないですかぁ〜」

結衣「て、照れてないし!」

いろは「ほんとにそうですかね〜?」ニヤニヤ

結衣「ヒッキー!!!」

いろは「え?」

結衣「だからヒッキーだって! あの人!」

いろは「……は?」

312 = 293 :

仮面『もしもし』

傭兵A『少々不手際がありました』

仮面『なんだ?』

傭兵A『昨日雇ったホームレスの一人が、一命をとりとめたようです』

仮面『ほう、あの毒を飲んで生き残るとは』

傭兵A『どういたしますか? このままでは……』

仮面『いや、いい。この裏でマフィアどもが絡んでいる以上、警察も簡単には手出しできない。それに我々の存在がバレたところで、むしろ都合がよくなるだけだ』

傭兵A『では』

仮面『ああ、放っておけ。――あと例の件はどうなった?』

傭兵A『順調です』

仮面『よし、これから大量に必要となる。なるべく多く仕入れとけ』

傭兵A『わかりました。では……プツッ』

プープー

八幡「ふぅ……」

スタスタ

313 = 293 :

八幡「悪いな、話の最中だったのに」トコトコ

結衣「ううん。それより大丈夫?」

八幡「ああ、何でもない。ただの勧誘」

結衣「そっか」


いろは「……せ」

八幡「……ん?」

いろは「……せ、せん……ぱい?」

八幡「ん、おお、一色。悪かったな、挨拶が遅れて」

いろは「ほ、ほんとうに……せんぱいですか?」

八幡「まあな。だいぶ変わったから、わからなかったろ」

いろは「い、いえ……そんな……」

結衣「ねぇヒッキ〜! いろはちゃんね、ヒッキーのことメチャク――」

いろは「あーあー!!! 何でもないですー!」

八幡「ん?」

いろは「そ、それよりせんぱい帰って来てたんですねー。あははは〜……」

八幡「まあ……テレビ見てなかったのか?」

いろは「あ、いやぁー、そういう意味じゃなくて〜……」

八幡「ん?」

いろは「い、いえ、なんでもないです……」

八幡「そ、そうか……」

結衣「?」

314 = 293 :

今日はここまで
あまり進まず、すみません

316 :


あまり進まなくても構わない。あまりにも進まないのは困るけど
何にせよ楽しみにしているのできちんと完結してほしい

318 :

こうやって区切りをちゃんと言ってくれるとF5連打しなくていいから助かるわ

319 :

乙です
戸部と海老名の関係が気になる

320 = 288 :

戸部ならストーカーで捕まったよ

321 :

乙でした

ストーカーで捕まった戸部っちなら刑務官と囚人の兄貴たちに可愛がられてるよ

322 :

ダークヒーローは良いけどこの八幡を
(正体知ったら)雪のんやガハマさん達は絶対嫌悪するだろうな

323 :

いろはす…

「なにか」 知ってるのか

324 :

傭兵がいろはすな可能性が微レ存

326 :

イコライザーのデンゼルワシントンぽくもある

327 :

八幡より由美子が変わり過ぎてワロタ

328 :

>>327
優美子でしたねw
以降修正して書いてます

329 = 328 :

眠くて推敲が出来ていません
明日まとめて投下します

330 :

期待しゅる

331 :

おう

332 :

投下します
0時までには全部投下しますが、ちまちま推敲しながら投下するので、まとめて見たい人は少々お待ちください

333 :

待ってたぜ

334 = 332 :

結衣「そういえば、いろはちゃんもここに?」

いろは「あ、はい」

八幡「一人で食べに来たのか?」

いろは「……いえ、とも――」


タッタッタ

イケ「ごめんいろは! 待たせた!」

いろは「っ……」

結衣「ん?」

八幡「……」

335 = 332 :

イケ「……って、あれ? いろは、知り合い?」

いろは「……うん。高校の時の先輩方」

イケ「あっ、そうでしたか! はじめまして。いろはの彼氏をやらせてもらってます、イケ男です!」

結衣「へ〜、いろはちゃんの彼氏かぁ! はじめまして〜、由比ヶ浜結衣です」

八幡「どうも」(典型的な二枚目って感じだな、こいつ)

いろは「……」

イケ「どうしたいろは?」

いろは「……ううん、何でもない」

八幡「?」

336 = 332 :

イケ「すいません、無理言って席一緒にさせてもらって!」

結衣「ううん、全然いいよ〜。むしろそっちの方が楽しいし、ねっヒッキー!」

八幡「え? あ、おうそうだな」

いろは「……」

イケ「でも高校の先輩かー。あの、もしよければいろはの高校時代の話、聞かせてもらえませんか?」

いろは「え……」

結衣「いろはちゃんの? いいけど……本人から聞いてないの?」

イケ「ええ、もちろん聞いてますよ。でも第三者から見たいろはを、是非聞きたいんですッ!」

結衣「あ〜、彼女のことなら何でも知りたいって感じ〜?」ニヤニヤ

イケ「まあ、そんな感じです///」

八幡「……」

結衣「いいかな、いろはちゃん?」

いろは「……はい。大丈夫、です」

337 = 332 :

結衣「うーん、そうだね〜……高校の頃のいろはちゃんといえばー……」

八幡「まて由比ヶ浜。俺が話そう」

結衣「えっ、ヒッキーが?」

いろは「っ!」

八幡「ああ。なんだかんだ言って、この中だと俺が一番、一色と関わっていたからな」

結衣「あー、言われてみればそうかも!」

イケ「えっ、もしかして元彼とかですか?」

八幡「いや、そんな関係じゃない。ただのビジネスパートナー的なやつだ」

イケ「ビジネス……はぁ」

いろは「……」

八幡「ちなみに、今の一色はどんな感じなんだ?」

イケ「いまのいろはですか? そうですね……誰にでも優しくて、特に男子に大人気です! まあそん中で、この俺がゲットしちゃったんですがっ」テレテレ

八幡 (うわぁ……)

イケ「まあ誰にでも優しくて、人当たりがいいって感じですね!」

八幡「そうか」

338 = 332 :

イケ「で、高校のころはどうだったんですか?」

いろは「……」

八幡「そうだな……。――お前相変わらずだな、一色」

いろは「え?」

八幡「高校の頃もそんな感じだったぞ。男子に人気で、誰にでも優しくて。そのおかげで生徒会長もやっていた」

イケ「えっ、いろは生徒会長だったの!?」

いろは「あ、うん……」

八幡「他に立候補がいないってぐらい人気だったぞ。特に男子に」

イケ「へ〜、やっぱさすがだわ!」

いろは「あははは……そんなことないよ」

八幡「……」

結衣「ん〜……?」

339 = 332 :


結衣「あー、美味しかった!」

八幡「まあまあだったな」

結衣「えー、美味しかったじゃん!」

八幡「はいはい」

いろは「では先輩方、私はこれで……」

イケ「今日はお話聞けて楽しかったです! ありがとうございました!」

結衣「いえいえ、こちらこそ〜」

八幡「……」

イケ「じゃあいろは、また明日な!」

いろは「うん……」

タッタッタ

340 = 332 :


結衣「あれ? 彼氏さん帰っちゃったの?」

いろは「はい。昼ごはんだけの約束だったんで……」

結衣「へー、そうだったんだぁ……あっ、じゃあいろはちゃんも!」

いろは「?」

結衣「今日さ、これから空いてる?」

いろは「えっ、あ、はい。空いてますけど……」

結衣「じゃあさ、いろはちゃんも来ない?」

いろは「何にですか?」

結衣「ヒッキーのおかえり会!」

341 = 332 :

いろは「っ、先輩の?」

結衣「うん。ヒッキーが帰ってきてからさ、まだそういうのやってなかったから。みんなも呼んでるんだ」

いろは「……でも」

結衣「隼人くんとか、トベっちも来るよ?」

いろは「……いいんですかね、私参加しても」

結衣「え、なんで? もちろんだよ!」

いろは「……」チラッ


八幡「ふぁ〜」アクビ


いろは「じゃあ、参加……します」

結衣「やったー! じゃあそれまで一緒に――」

いろは「あ、いえ! お金もないんで、一旦帰ります。どこに集まればいいですか?」

結衣「うーんと、稲毛海岸駅の焼き肉屋さんなんだけど……わかるかな?」

いろは「はい。裏路地にあるやつですよね」

結衣「うん、そうそう! じゃあそこに8時に集合!」

いろは「はい、わかりました。ではまた後で」

タッタッタ

342 = 332 :

結衣「後でね〜いろはちゃん!」

八幡「……何話してたんだ?」

結衣「ん? いろはちゃんも誘ったの。今日のやつ」

八幡「あいつ彼氏とデートじゃねーのか?」

結衣「ううん。お昼食べに来ただけだって〜」

八幡「へー、変なの。でもそうか、あいつも来んのか」

結衣「あれ、やだった?」

八幡「いや、そういうわけじゃねーよ」

結衣「そっか! なら良かった!」

八幡「ん……」

結衣「でもいろはちゃん。ちょっと変わったよね〜」

八幡「そうか?」

結衣「うん。大人しくなったかな?」

八幡「いや。あれはあの時だけだろ」

結衣「そうなの?」

八幡「ああ」

343 = 332 :

結衣「そういえばさ、いろはちゃんって、そんなに人気だったっけ?」

八幡「ん?」

結衣「いや、高校のときの話。ヒッキー言ってたんじゃん」

八幡「あー、あれか」

結衣「うん。それに生徒会長だって――」

八幡「体裁を守った、ていえばわかるか?」

結衣「……ていさい?」

八幡「やっぱお前アホだわ」

結衣「なっ!? いきなりなんだし!」

344 = 332 :

日曜日:午後7時頃
東京都内


先輩刑事「っち、今日も手がかりなしか……」

葉山「そうですね……」

先輩刑事「目撃者もいないし、これといった証拠も見つからない。今回の事件は厄介だな」

葉山「はい……」

先輩刑事「そうだ。お前も知ってると思うが、昨日銀座の銀行でちょっと騒ぎがあったろ」

葉山「はい。死亡者が出たアレですか?」

先輩刑事「ああ。実はな、その銀行は◯◯財閥のグループらしい」

葉山「◯◯財閥って、あの……」

先輩刑事「ああ。今回の被害者、そしてその遺体が置き去りにされてたとこの会社だ」

葉山「……」

先輩刑事「銀行の方は事故として片付けられたから、警察は介入しなかったらしいが……」

葉山「……」

先輩刑事「謎の殺人事件に、謎の死亡事故。立て続けに◯◯財閥が絡んでやがる。なんかありそうだと思わないか?」

葉山「たしかに……」

先輩刑事「……まあそんなこと考えたってしょうがないがな。よし新米、一旦本部に戻るぞ」

葉山「はいっ……あ、先輩!」

先輩刑事「ん、どうした?」

葉山「あの、この前言った……」

先輩刑事「……ああ、そうか。今日だったか」

葉山「はい」

先輩刑事「まあどうせ捜査も進展してないだろうし、正直帰っても暇なだけだ。秘密にしといてやるから、行ってこい」

葉山「すみません」

先輩刑事「ただし酒は飲むなよ」

葉山「はい、もちろんです。では!」

先輩刑事「おう」



345 = 332 :

日曜日:午後8時ちょっと前
焼き肉屋外


八幡「やっぱ帰りたい」

結衣「ここまで来て何言ってんのヒッキー!」

八幡「だって……せめて小町呼ぼうぜ」

結衣「ちょっ……相変わらずシスコン!」

八幡「否めない」

結衣「認めたッ!?」


三浦「ゆい〜、こっちこっち!」

結衣「あ、優美子〜!――ほら行くよヒッキー!」

八幡「はぁ……」

346 = 332 :

三浦「来たね結衣……って、まさかこいつがヒキオとか言わないよね……」

結衣「え?」

八幡「あー、そのヒキオなんですが……久しぶり」

三浦「え? う、うん、久しぶり……ってあんた誰?」

八幡「は?」

三浦「こんなんヒキオのはずないじゃん! ちょっと結衣!」

結衣「あはは〜。でも優美子、ほんとにヒッキーなんだよー……」

三浦「ハァ〜?」

八幡「あの、高校の頃お世話になった比企谷八幡です。あの時はいろいろ調子のってすみませんでした」

三浦「……マジか。マジでヒキオか」

八幡「……はい」

347 = 332 :

三浦「ちょっ、あんためちゃくちゃ変わったじゃん! どうしちゃったの?」

八幡「ま、まあいろいろあってだな……」

三浦「いろいろあったて……変わりすぎでしょ」

結衣「だよね〜、私も最初思った。でも中身はヒッキーのままだよ」

三浦「へ〜……まあなにヒキオ……おかえり」

八幡「え、お、おう……」(あーしさんマジおかん)


結衣「そーえば優美子、他のみんなは?」

三浦「ん? あー、いま姫菜と戸部は中入ってなんか手続きしてる。他の連中はまだだよ」

結衣「そっか。じゃあここで待ってよっか!」

348 = 332 :

タッタッタ

彩加「ごめ〜ん、待たせちゃった!」

八幡 (天使来た!)

材木座「皆の者、待たせたな!」

八幡 (……)

結衣「あ! さいちゃんに材木座くん! やっはろー」

彩加「こんばんわ〜」

材木座「おうッ!」

彩加「あれ、八幡はまだ来てないの?」キョロキョロ

材木座「そうだな、八幡がいないぞ?」

結衣「あ、さいちゃん。ヒッキーは……」

349 = 332 :

八幡「……とつか、俺だ。俺が八幡だ」

彩加「え?」

材木座「む? むむむむぅ!?」

八幡「……なんだよ」

彩加「えー! ほんとに八幡!?」

八幡「お、おう……」

材木座「っふ……わ、我にはわかっていたぞ」

彩加「うそー、全然わかんなかった〜」

八幡「まあ、みんな最初はそうだ」

彩加「そっかぁ……でも、おかえり! 八幡!」ニコッ

八幡「おう」(ただいま、この笑顔)

材木座「おかえり! はちまんッ!」

八幡「あ、うん」

350 = 332 :

沙希「……」トコトコ

結衣「あ、サキサキ! やっはろ〜」

沙希「うん……」

八幡「……」

沙希「ねえ……一応、きたよ」

八幡「お、おう」

結衣「サキサキも会うのは久しぶりだね!」

沙希「そうだっけ」

結衣「そうだよ!」

三浦「へ〜、あんたも来たんだ」

沙希「……何、なんか文句あんの?」

三浦「別にー」

沙希「あっそ」

三浦「……」

沙希「……」

八幡 (バルカン半島)


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