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    元スレ京太郎「もし俺が姫松高校に通っていたら」

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    みんなの評価 : ★★
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    51 = 1 :

    愛宕絹恵は幼馴染二号である。


    とは言っても、彼女は愛宕洋榎の妹なので自然と知り合い、自然と仲良くなり、自然と同じ高校に入学してきて、自然と同じ部活に入部した。


    そんな彼女だが中学校まではサッカー部に所属しており、麻雀は俺達にたまに付き合う程度だったのだ。


    当然、実力は並々。レギュラーを取るには程遠い。


    なので、俺はよく放課後や休日に雀卓のある愛宕家にて彼女と特訓をしていた。


    本日も末原たちと激戦を繰り広げ、みんなが帰った後にその時の実戦を参考にして練習している。

    52 = 1 :

    京太郎「――で、ここをこうすれば――ほら、一気に状況が変わるだろ」


    絹恵「ほんまや! 流石、京にぃやね!」


    京太郎「お、おう……」


    彼女は洋榎の真似なのか、よく抱き着いてくる。
    洋榎ならそこまで意識しないので問題ないのだが、絹ちゃんは主張の激しすぎるおもちもちが当たる。


    そうなると、自然と柔らかい感触で幸せいっぱい、最高おっぱい。


    絹恵「……う~ん。なんかこうしてると落ち着くわ~」


    京太郎「小学校まではよく抱き着いてたからな、姉妹揃って……。でも、もう高校生なんだからやめような」


    そう言って彼女を引き離す。男の力には逆らうことはできず、不満げな絹恵は頬を膨らませた。

    53 = 1 :

    絹恵「……京にぃのケチ」


    京太郎「聞こえてるぞ」


    絹恵「京にぃのヘタレ。変態」


    京太郎「ちょっとそれは言いすぎじゃないか」


    絹恵「私の胸、チラチラ見てるくせにー!!」


    バレてた!? 


    まさか気づかれているとは思わなかった俺が呆気にとられているうちに絹恵は階段をドタバタと上がっていく。
    きっと自室に戻ったんだろう。

    入れ替わる形でやってくる洋榎。
    着替えたらしく楽そうなジャージ姿だ。色気のない大きなあくびをして、胸を張っても特に感じるものはなかった。

    54 = 1 :

    洋榎「お、なんやなんや、京太郎。うちのこと見つめて。惚れたか?」


    京太郎「……いや、なんというか洋榎の前では自然体でいれるからいいなと思って」


    洋榎「それ褒められてるんかわからんけど……まぁ、ええわ」


    そのまま洋榎は冷蔵庫から炭酸ジュースを二つのコップに注いで、こちらへと運んでくる。
    俺の隣に椅子を持ってきて、座ると、「ん」と差し出してきた。


    洋榎「おつかれさんさんさんころり。絹に教えてくれてたんやろ?」


    京太郎「気にするなよ。もう何年もの付き合いだろ」


    洋榎「……それもそうか」


    彼女はニコリと笑って、ジュースを一気に飲み干す。そして、到底女の子がしてはいけない声を出した。

    55 :

    なんで末原さんだけ苗字で読んでんだ?

    56 = 1 :

    洋榎「カー! やっぱり疲れた後にはこれやな!」


    京太郎「……やっぱ、お前ってやりやすいわ」


    洋榎「せやろー? 流石やろー?」


    京太郎「……おう。流石だよ」


    自信満々な笑みを浮かべると彼女はドンと胸を叩く。それを見ると何故か胸が温かくなった気がして……。

    そして、苦笑すると俺も真似するように一気にコップを傾けるのであった。

    57 = 1 :

    今日はここまでです。ありがとうございました。

    >>55 いずれエピソードで明らかになるのでお待ちを……!

    61 :

    すばらのよー

    63 :

    乙です
    みなかわいい

    64 :

    どうも、仕事から帰宅したイッチです。

    今日も23:00頃に投下すると思います。
    あと、上重漫ちゃんの出番は多分、明日。

    65 = 1 :

    恭子「メゲるわ……」


    俺の対面に座っている末原は最近、この言葉が口癖になっている。


    洋榎と卓を囲んでは。

    『メゲるわ……』


    俺と卓を囲んでは。

    『メゲるわ……』


    真瀬と卓をか(ry

    『メゲるわ……』


    ……と、まぁ、連敗が続いたのが原因なわけだが。

    67 = 1 :

    絹恵「メゲたいのはこっちですよ、先輩。うちなんかずっと最下位やん……」


    恭子「絹ちゃんはまだ伸びしろあるよ。それに始めたばっかりでここまでできたら上等やで。……むしろ、二年にもなって焼き鳥食らった私の方が不味いわ……」


    京・絹「「あ、あははは」」


    乾いた笑い。なんともフォローのしにくいこと。
    ちら、と俺達と同じように卓を囲んでいた洋榎に視線を送った。

    彼女はニィと笑い、立ち上がる。サムズアップは余計だったが、よかった、これでなんとかなる……はず。
    相手が洋榎というだけで心配度マックスだが、やっぱり根は仲間想いの良い子だ。

    真剣な表情で末原にアドバイスを授けていた。


    洋榎「恭子は考えすぎやねん。一回、肩の力抜いてやってみ?」


    恭子「そんなん言うてもうちは主将みたいに強いわけやないですし……」


    洋榎「ええから、ええから。練習なんやし、いっぺんやってみ? なにか変わるかもしれへんで」

    68 = 1 :

    絹恵「そうですよ、先輩! うちも『心構えはしっかりしぃや」っていつも言われてるから気ぃつけてますもん!」


    京太郎「俺もだな。そういう気持ちも大切だと思う」


    とりあえずの便乗。

    末原はこちらをチラと見ると、しばし考え込んで、顔を上げた。


    恭子「……わかった。一回やってみるわ」


    『おおっ』と嬉しい声があがる。これで彼女が強くなればまた姫松の底上げにもなるし、一石二鳥。
    それに俺や洋榎も否定はしないが、末原の考えは『もったいない』とも思っていた。

    強気でなおかつ最善の一手を選択する。これができれば彼女の実力はもっと飛躍するはずだ。

    69 = 1 :

    洋榎「その意気やで、恭子!」


    恭子「よし! じゃあ、一丁打ちますか!」


    絹恵「あ、なら、うちは変わりますんで真瀬先輩どうぞ」


    由子「それではお言葉に甘えるのよー」


    京太郎「うおっ、いつのまに……」


    由子「今ちょうど来たところなのよー」


    そんな感じで揃ういつもの面子。組み上げられた山から手牌を取っていく。

    70 = 1 :

    京太郎「おおっ……」


    いきなりのリャンシャンテン。かなり運がいい。ついてんなー、俺。
    でも、こんなところで運は使わなくていいから出会いが欲しい。

    もっとおもちが大きい子と出会いたい。具体的には千里山の清水谷さんとか、牌のお姉さんとか……。
    そういえば、この前見てたインターミドルチャンピオンも相当のおもちだったような……。


    ……グヘヘヘ


    絹恵「京にぃ、京にぃ」


    京太郎「ん? なんだ?」


    絹恵「遠慮せずにうちの使ってええねんで?」


    京太郎「え? なにを?」


    絹恵「こ~れっ」


    そう言って絹ちゃんは抱き着くようにして、その兵器を押し付けてきた、


    柔らかい  ああやわらかい  ヤワラカイ  

                           ―京太郎―

    71 = 1 :

    京太郎「――って、そうじゃねえ! なにやってんの、絹ちゃん!?」


    絹恵「なにって……京にぃが『おもち』とか言い出したから願い叶えたろうかなーと思て」


    なんて、ええ子や…………じゃないっ!


    京太郎「な、なんで俺の考えてることが筒抜けに!?」


    絹恵「そりゃうちらの仲やん? ――って言いたいところやけど……普通に漏らしてたよ?」


    京太郎「なっ!?」


    慌てて視線を同級生メンバーへと向ける。

    全員が自分の胸を抱きしめ、絶対零度の目をしていた。

    まるで感情がない。ゴミを見ているかのようだ。

    72 = 1 :

    恭子「……変態」


    京太郎「ぐふっ」


    由子「……発情猿なのよー」


    京太郎「がはっ」


    洋榎「絹のアホ!」


    京太郎「ごわぁ!?」


    絹恵「なんでうちなん!? ていうか、京にぃもなんで倒れとんねん!」


    この後、不覚にも変態と言うレッテルが張られそうになった俺は全員にアイスを奢ることで青春の危機を乗り越えた。

    ちなみに、麻雀は三人に狙い撃ちされてトバされたのは言うまでもない。

    73 = 1 :






    恭子「……あれ? うちのターンやったはずやのに……なんか絹ちゃんがメインヒロインっぽくなっとる……。メゲるわ……」





    末原恭子は新たな麻雀の打ち方を覚えた。

    末原の知識が3上がった。

    末原の分析力が2上がった。

    末原の精神力が3上がった。

    末原のメゲ度が10上がった。

    74 = 1 :

    というわけで、今日は以上です。
    みなさん、『乙』ありがとうなのよー

    ところで、明日はある子の誕生日だそうですね……
    もしかすると、もしかするかも

    75 :

    乙ですメゲ度上げたい

    76 :

    乙なのよー。
    エイちゃんの誕生日か…

    78 = 66 :

    おつー
    絹ちゃんかわいい

    80 :

    茜色の夕日が射し込む教室。たまにカーテンを揺らしながら吹き込む風が冷たい。冷えてきたなと思うと同時に冬が近づいてきていると肌で感じた。時計を見ると五時過ぎ。日が沈むのも早くなったものだ。


    「ふぅ……」


    一息つき、そっとノートパソコンを閉じた。うんと背を伸ばして固まった筋肉をほぐす。

    もう残り一週間と迫った宮守高校の文化祭。共学化してからこれで3回目の祭りになる。

    文化委員の仕事を果たした俺は隣で悪戦苦闘を繰り広げている相方に声を掛けた。


    「なぁ、エイスリン。大丈夫か?」

    「…………」


    だが、一向に反応は帰ってこない。いつものことではある。

    留学生の彼女は日本語がお世辞にもうまいとは言えない。なので、首にぶらさげているホワイトボードに絵を描いて意思疎通を図るのだ。

    81 = 1 :

    「……俺はもう帰ろうと思うんだが、エイスリンはどうする?」


    彼女は首を左右に振る。どうやらまだ仕事が完成していないらしい。

    ……まいったなぁ。これじゃあ例のサプライズは行えない。


    「じゃあ、俺も手伝うよ。貸して」

    『ブッブー』


    可愛らしい効果音でも出そうな×印。


    「いや、でも帰るのが遅くなるぞ?」

    『ブッブー』

    「疲れてきただろ? 俺に任せておけって」

    『ブッブー』

    「……ふむ」


    どうやら意地でも自分でやりきるつもりらしい。

    ……これは困ったなぁ。早く帰らないと我が家でスタンバイしている部活仲間に申し訳がつかない。

    82 = 1 :

    「………………」 


    じっとエイスリンを見つめる。

    イラストを描く時、彼女はいつも表情豊かだ。透き通る碧眼は人の視線を自然と吸い寄せる。

    日の光に照らされて輝く金色の髪。そよ風に揺れ、絵画のように完成された美しさが彼女からあふれ出す。

    そんな魅力に満ちたエイスリンが俺は好きだった。


    「…………」

    「……キョウタロ?」


    小首を傾げて彼女は話しかけてくる。

    自分の名前を呼ばれたのが、なんだか嬉しくて身を乗り出してしまう。

    83 = 1 :

    「なんだ?」

    「ソノ……ズットミラレテタラ、ハズカシイ……」

    「あ、悪い! 嫌だったよな?」

    「ア……ウウン!」


    否定するようにブンブンと彼女は首を振る。

    すると、急にピタリと動きを止めておろおろとして、俯いてしまった。


    「……どうかしたのか?」

    「……ゴメンネ?」


    唐突に彼女の口から紡ぎだされた言葉は謝罪だった。

    84 = 1 :

    「ソノ……ワタシ、ワガママイッテ……」

    「……いや、それなら気にしなくていいぞ。俺だってエイスリンの嫌がること言ってごめんな?」 

    「チ、チガウノ! ワタシハ……ソノ……」


    エイスリンは上手く言葉が見つからないらしい。

    あたふたとして、ボードに絵を描いては消して、描いては消すを繰り返す。やがて、彼女は手を止めて。

    そして、ポタポタと水粒が零れ落ちた。


    「エ、エイスリン!?」


    予想外の展開に思考がついていけない。

    とりあえず、ハンカチを取り出すと彼女の双眼から滴り落ちる涙をぬぐった。

    すると、自然と二人の距離は近くなって――エイスリンが抱き着いてきた。

    85 = 1 :

    「っっっっ!?」


    言葉にならない叫び。好意を寄せる少女が突然抱擁をしてきたら誰だってそうなると思う。腰に回された腕の力は強く、他人の温かさを直に感じる。


    「エ、エイスリン……?」

    「…………ワタシ、ネ? サミシイ……」


    たったその一言が彼女の心境を如実に表していた。

    彼女は交換制度でやってきた留学生。つまり、来年には向こうへ帰ってしまう。国内ならばどれだけ良かったか。

    彼女が戻るのは外国だ。学生がそうやすやすと通える場所じゃない。

    そう思うと、彼女が急に遠くまで行ってしまうような気がして、いてもたってもいられなくて、その華奢な体を抱きしめた。

    86 = 1 :

    「ッ…………キョウタロォ……!」


    泣くな、泣くなよ。

    俺がいつまでも一緒にいるから。

    頑張って働いて、金稼いで、お前に会いに行って、思い出作って、昔話に花咲かせて、それでそれでそれで!

    溢れ出てくる気持ち。もうそれを止めることはできなかった。


    「エイスリン…………俺、俺さ……お前のことが――」


    消える言葉。ふさがれる唇。

    数秒を経て、視界一杯の金色が小さくなっていく。

    柔らかな感触は一瞬で失われたが、きっと忘れることはない。

    そんなキスだった。


    「キョウタロ……」


    そして、その相手は見事に俺のすべてを奪っていったのである。

    87 = 1 :






    ――ダイスキ!




    89 = 1 :

    ……というわけで、唐突でしたが、エイスリン誕生日おめでとうー!!

    突貫で作ったから、おかしいところがあるかもしれませんが、許してください。


    ……よし、これで今日の投下は達成したな!

    それではおやすみなさい……

    91 :

    乙なのよー

    92 :

    おつですよー!

    93 :

    ??「去年のインターハイで先輩のファンになりました! よかったら、その……ここにサインください!!」


    差し出されたのは水性マジック(黒)と彼女の広いおでこだった――。


    ……うむ、わけがわからない。


    思考をまとめるためにもしばし回想する必要があるようだ。確か……あれは朝の事――。

    94 = 1 :

    桃色の花が咲き誇り、新たな出会いを祝う時季も過ぎた。代わって新緑が芽吹きだすこの頃。


    『須賀京太郎先輩へ

    お話があります。放課後、屋上へ来てください』と書かれた手紙を見つけたのが数時間前。


    洋榎に自慢し、末原にスルーされ、由子に罵られる。


    そうしてやってきた約束の時間。


    屋上に着くと、そこには黒髪のロリ巨乳ちゃんがいた。


    圧倒的おもち! 圧倒的おもち!


    しかし、表情には出さない。ついこの間、絹ちゃんに怒られたばかりなんだ。

    同じ過ちを繰り返してはいけない。

    95 = 1 :

    京太郎「えっと……君がこの手紙をくれたのかな?」


    「は、はい! 私、上重漫って言います! 麻雀部に所属してます!」


    上重さんか……。手紙を見るに一年生だろう。


    顔は年齢にそぐわず幼さが残っていて、身長も小柄なため、まだ中学生といっても疑われないと思う。


    だけど、一部分は年相応、いやそれ以上に成長していた。


    ……正直に言おう。好み直球ど真ん中である。

    96 = 1 :

    京太郎「…………」


    「……須賀先輩?」


    京太郎「っ、ああ、何でもない。それで話って何かな? いきなりで悪いけど俺も部活があるから、なるべく急いでもらえるとありがたいんだけど」


    「そ、そうですよね! ……ええぃ!」


    上重さんはペチンと自分のおでこを叩いた。そこは頬っぺたじゃないんだ……。


    「す、須賀先輩!!」


    京太郎「お、おう」


    彼女は俺の名前を叫ぶと息を吐いて、一気に吸い込み、思い切り頭を下げた。


    「去年のインターハイで先輩のファンになりました! よかったら、その……ここにサインください!!」

    97 = 1 :

    ――で、今に至るわけだが……。

    どうすればええんじゃい!?

    「す、須賀先輩? 遠慮せずに書いてくださっていいんですよ?」


    京太郎「いやいやいや! 普通は、こう色紙とかにさ!」


    「持ち合わせがないんです! だから、ここで勘弁してください!」


    京太郎「じゃあ、なぜ今日を選んだ!? と、とにかく明日にしよう。教室に来てくれたらいつでも書くからさ」


    「書き心地いいっていつも褒められてるんですよ! だから、よろしくお願いします!」


    京太郎「わ、わかった! わかったから肩を揺らさないで!」


    「ありがとうございます!」


    ぱぁっと笑顔を咲かせるた彼女はズイズイっとおでこを突き出してくる。瞳はランランと輝いていた。


    もう……引き下がれないっ!

    98 = 1 :

    キャップを外し、たくさん練習した自分のサインを彼女の丸っこい額に書いた。

    ポケットから取り出した鏡で確認すると、嬉しそうに笑顔を浮かべる。


    「あ、ありがとうございます、先輩! うち、感激です!」


    京太郎「お、おう。なら、よかった」


    「はい! あ、それでは失礼しますね! 先輩も部活、頑張ってください! では!」


    それだけ言い残すとダダダーっと爆発的な加速力で上重さんはこの場から去っていった。


    京太郎「……面白い逸材がいるもんだなぁ」


    このことを話せば洋榎はあの子を捕まえようとするだろう。

    いや、もしかしたら麻雀部だし、すでに知っているかもしれない。


    京太郎「……帰りにちょっと聞いてみるか」


    そう呟いて、俺もその場を後にした。


    その帰り道、洋榎に尋ねると何故か末原が自慢げに上重さんのことを語りだしたり、あの罰ゲームは洋榎が仕組んだことだったり、そのせいで俺と末原から折檻をくらったりするのは、また別の話である。

    99 = 1 :

    やっとこさ、漫ちゃん登場。これで全員、登場しましたね
    いくのん? いたっけ、そんな子。忘れちゃった

    時間に余裕があればもう一本投下する予定。

    ネタとか書いて下さったら適度に拾いますので、どうぞ。
    ただ、私の実力では全部とはいきませんので、それはご勘弁を


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