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    元スレ八幡「なんだ、かわ……川越?」沙希「川崎なんだけど、ぶつよ?」2

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    601 :

    サキサキは戦場ヶ原さんを凌ぐ電光石火をみせたけど、婚約まて1日開いたらあねのんが介入してきて結構ギリギリだったと妄想

    602 :

    あねのんはダミー情報で迷走中だっけww
    すげーな、八幡完全勝利じゃん

    603 :

    八幡「なんで俺と川崎の話に雪ノ下さんが介入してくるんだろう?」

    八幡「?」

    604 :

    今日はもう来ないのか…

    605 :

    八幡(四限の国語の授業が終わる。さて、昼休みだ)

    八幡(だけどその前に俺は小走りで平塚先生に駆け寄り、廊下で追い付く)

    八幡「先生、すいませんちょっといいですか?」

    平塚「うん? 珍しいな比企谷から話しかけてくるとは」

    八幡「ちょっと進路関係で相談したいことがありまして」

    平塚「何? しかし私でいいのか? 担任でなく」

    八幡「はい、できれば平塚先生の方が…………放課後少し時間いただけないですか?」

    平塚「そ、そうか。わかった。放課後進路指導室を取っておくから来たまえ」

    八幡「はい、よろしくお願いします」

    平塚(ひ、比企谷の目標は専業主夫だったよな。それで私に相談ということはもしかして…………)ドキドキ

    606 = 605 :

    八幡(さて、ベストプレイスに向かうか)

    彩加「八幡、一緒に行こう?」

    八幡「あ、待っててくれたのか。悪いな」

    彩加「ううん。僕が勝手に待ってただけだから」

    八幡(天使だ。守りたいこの笑顔)

    八幡「んじゃ行くか」

    彩加「うん」

    結衣「あ、ヒッキー、彩ちゃん。今からお昼?」

    八幡「おう。混ぜてやらないぞ。俺達の仲を邪魔する者は何人たりとも許さん」

    結衣「ヒッキーキモい! あ、そだ、ちょっといい?」

    八幡(内緒話をするように声を潜める由比ヶ浜。自然と俺も小声になった)

    八幡「何だ?」ボソボソ

    結衣「その、サキサキと付き合うフリってもうやめたの?」ボソボソ

    八幡「ん? ああ」ボソボソ

    結衣「そっか…………」

    八幡「何だよ?」

    結衣「ううん、何でもないし! それじゃあたしはゆきのんとご飯食べるから。また後で!」

    八幡「おう。それと放課後ちょっと平塚先生と話があるから少し遅れていくから。雪ノ下にも言っといてくれ」

    結衣「うん、わかった。彩ちゃんもまたね」

    彩加「うん!」

    八幡(由比ヶ浜と別れ、俺は戸塚と一緒にベストプレイスに向かう)

    607 = 605 :

    八幡「待たせたな」

    八幡(俺は先に待っていた川崎に声をかける)

    沙希「ううん、平気。これあんたの分ね」

    八幡「おう、サンキュ」

    八幡(俺は川崎から弁当を受け取り、腰を下ろす。隣に戸塚も座ってきた)

    彩加「今日はお邪魔します。川崎さん」

    沙希「ん。よろしく」

    八幡(しばらく食事しながらどうでもいい雑談をし、やがて戸塚が少し真面目な顔で聞いてくる)

    彩加「それで八幡、僕に話があるんでしょ? 何かな?」

    八幡「ああ、うん」

    八幡(俺は一旦箸を置く。川崎も手を止めた)

    八幡「戸塚、俺と川崎、正式に付き合うことになったんだ」

    彩加「そうなんだ! おめでとう!」

    八幡「ああ、ありがとう。でも、その、付き合うだけじゃなくて」

    彩加「ん?」

    八幡「もう、互いの両親に言って結婚の約束もしたんだよ」

    彩加「そ、それって、婚約ってこと!?」

    八幡「ああ」

    彩加「うわあ! とっても素敵だね! 八幡、川崎さん、本当におめでとう!」

    沙希「う、うん、ありがとう」

    八幡「こんなことあまり人に言うもんじゃないんだけど、戸塚は川崎の相談に乗ったりしてくれたんだろ? なら報告しないといけないと思ってな」

    608 :

    否!俺は朝日が昇るまで待っているぞ!

    609 = 605 :

    彩加「そんな……僕なんか何にもしてないよ。川崎さん、良かったね!」

    沙希「ううん。あの時の戸塚の言葉がなかったらあたしは勇気を持てなかったから、戸塚のおかげだって。本当に、ありがとう」

    八幡「俺はその時の内容は知らないけど、きっかけの一端を担っていたのなら俺からも礼を言わせてもらう。戸塚、ありがとう」

    八幡(そう言って俺と川崎は戸塚に頭を下げる)

    彩加「や、やめてって! 僕は二人に頭を下げて欲しくてやったんじゃないってば!」

    八幡(戸塚が慌てたように言う。わかってる。頭を下げても戸塚が困るだけってのは)

    八幡(それでも俺は感謝の意を一度だけでも示したかったのだ。俺達は頭を上げる)

    彩加「もう…………ねえ、二人のこと、聞いてもいいかな?」

    八幡「おう、遠慮すんな。俺と戸塚の仲じゃないか」

    沙希「ちょっと、あたしを除け者にしないでよ」

    彩加「あはは。じゃあさ…………」

    八幡(その後の時間は戸塚に色々質問され、俺と川崎が答えるといった感じで過ぎていく。戸塚は我が事のように喜んでくれていた)

    八幡(だから教室に戻る際、川崎が聞いてない隙を狙ってこっそり戸塚に言う)

    八幡「戸塚、ありがとう。お前が友達で、良かった」

    彩加「は、八幡…………うん! こちらこそ!」

    八幡(その声に川崎が怪訝な表情で振り向く。俺と戸塚は顔を見合わせて笑い合った)

    610 = 605 :

    ちょっと短いけどここまで
    って思ったけど初期はこんくらいのペースだったような…………

    今日は飲み会だったんで書きためが出来なかったんや

    また明日ノシ

    611 :

    乙です
    飲み過ぎとカロリーにはお気をつけて

    612 :

    乙です
    静ちゃん可哀想にw

    614 :

    乙!
    静ちゃんのフラグを>>1がへし折るのかww

    615 :

    結雪への説明回緊張してきた…

    617 :


    ガハマさん、安定の勘違い・・・

    618 :

    うーんまぁ・・・付き合うフリやめたってのは間違いではないな、ある意味な

    619 :

    乙です
    完全に突き合ったからな

    621 :

    八幡はもうサキサキに一途だし
    俺も見習って戸塚とイチャイチャするわ

    622 :

    >>619
    一方的に突いてただろ

    623 :

    …不安が募るばかりだよ、主に三人分の不安がな!

    624 :

    これより先、八幡に性的アプローチをかけた者は
    漏れなく川崎家からの慰謝料請求と法的処置を受ける権利が与えられます

    625 :

    むしろ川崎公認の愛人ルートまである

    全員ハイライト全消しになったら廃人なっちゃうからねヒキオ

    626 :

    八幡(放課後になり、俺は進路指導室に向かう…………あれ?)キョロキョロ

    雪乃「あら、キョロ谷君。どんな罪を犯して逃げ回っているのかしら?」

    八幡「あ、雪ノ下。ちげえよ、人目を気にしてるんじゃねえって。なあ、進路指導室ってどこなんだ? ここ生徒指導室だったわ」

    雪乃「進路指導室ならもう少し向こうに行ったとこだけど…………珍しいわね。本当は生徒指導室なのではないかしら?」

    八幡「俺は授業態度とかは基本真面目だっつうの。あっちか、ちょっと今日は奉仕部行くの遅れるから。由比ヶ浜にも聞いてると思うが」

    雪乃「ええ、聞いてるわ。鍵を受け取る時平塚先生にも言われたし」

    八幡「そうか。んじゃまたあとで」

    雪乃「ええ。また部室で」

    八幡「………………」

    雪乃「何かしら?」

    八幡「お前、何か良いことあった? 機嫌良さそうに見えるんだが」

    雪乃「そ、そう? 自分ではそんなつもりないのだけれど」

    八幡「いや、気のせいだったらすまんな。じゃ」

    雪乃「え、ええ」

    八幡(俺は雪ノ下と別れて進路指導室へ歩き出した)

    627 = 626 :

    八幡(ノックをしたが返事がないのでドアを開ける。部屋は衝立で四つに仕切られており、それぞれに椅子と机が用意されていた。が、どこにも平塚先生の姿はない)

    八幡(とりあえず端の椅子に座って待つことにする。しばらくするとドアが開く音がした)

    平塚「悪い、待たせてしまったようだ。ちょっと化粧…………コホン、私用があってな」

    八幡「いえ、こちらがお願いした側ですから」

    平塚「ふむ…………それで進路の相談とは何だ? た、確か比企谷の希望は専業主夫とか言っていたが、その、私を相談相手にというのは」

    八幡「あー……その前に確認しますけど、ここって他に誰も使わないすよね? ちょっと他人には聞かれたくない話もあるんで」

    平塚「! そ、それは大丈夫だ。今日他に使用予定はない。それに万が一突然誰か使おうとしたらドアは一つしかないしすぐにわかる。安心していい」

    八幡「そうですか。ちょっと言いにくい内容や恥ずかしいこともあるんで助かります」

    平塚「う、うむ。私もここで聞いたことは必要なく口外したりしないし、比企谷の希望にはできる限り沿えるようにしたいと思う」

    八幡「ありがとうございます」

    628 = 626 :

    平塚「で、では早速聞いてもいいか? その相談内容とやらを」

    八幡「………………」

    平塚「比企谷?」

    八幡「先生。俺、以前は教師なんてみんな敵だと思ってました」

    平塚「ふむ。以前そんなことを言っていたな」

    八幡「どいつもこいつも一応の生徒である俺のことなんか気にも留めず、リア充や目立つやつばかり気にして構って、何かあったら一方的に俺を悪者にして…………いや、この辺は俺にも原因がありますけどね…………でも平塚先生は違った」

    平塚「比企谷……」

    八幡「あの時、奉仕部に入部させられたことは煩わしいと思ってましたけど、俺を気にしてくれたこと自体はすげぇ嬉しかったんですよ、今だから言いますけど」

    平塚「そ、そうか。心底からありがた迷惑だったらどうしようかと気にしてはいたのだが……そう言ってくれると私も動いた甲斐があったというものだよ」

    八幡「向き合って構ってくれる教師なんていないと思ってましたが…………俺には平塚先生がいた。担任じゃなくても恩師を一人挙げろと言われたら間違いなく平塚先生と答えます」

    平塚「ひ、比企谷、お前、私を泣かすために、放課後呼び出したのか?」グスッ

    八幡「す、すいません、そんなつもりじゃ」

    629 = 626 :

    平塚「ふふふ、だがそう言われると教師冥利に尽きるというものだ」

    八幡「はい。ちょっと鉄拳が飛んでくるのはあれですけど、俺は平塚先生を尊敬していますし、憧れもしています」

    平塚「あ、憧れ……な、何を……」

    八幡「だから先生、俺、俺……」

    平塚「ひ、比企谷」

    八幡(その先をまともに言うのが恥ずかしく、俺は下を向いて俯きながら叫ぶように言う)

    八幡「俺、先生みたいな教師になりたいんです!」

    平塚「お前の想いは嬉しいが、わ、私達は教師と生徒であって、でもどうしてもというなら卒業後に私の専業主夫として……………………え?」

    八幡「え? 今何か言いました?」

    八幡(頭を下げていたのと声が小さかったので平塚先生の言葉が良く聞こえなかった。俺は頭を上げる)

    平塚「な、何でもない! そ、それよりお前が教師に?」

    八幡「はい。おかしい、でしょうか?」

    平塚「い、いや、ただいきなりだったから驚いてな」

    八幡「…………もともと漠然とは考えていたんですよ。俺が教師だったら俺みたいなのにも目を届けてやりたいって。でも、そんなこと言っても俺だって結局楽な道に行くんだろうなって思ってました。目に写る実例がそんなのばかりでしたから。でも、平塚先生、あなたがいました。俺は、平塚先生のように、俺みたいな生徒を救ってやりたい」

    630 = 626 :

    平塚「比企谷……」

    八幡「もちろんなるのが楽な道じゃないのも、なった後も大変なのもわかっています。でも、俺は…………」

    平塚「比企谷っ!」

    八幡(平塚先生は身を乗り出して腕を伸ばし、がっと俺の両肩を掴む)

    平塚「まさかお前の口からそんな言葉が聞けるなんてな…………いいだろう。教職への道を進みたいというなら私が全力でサポートしてやろう」

    八幡「はい、よろしくお願いします」

    八幡(俺が頭を下げると平塚先生は椅子に座り直した)

    平塚「とりあえず理系でないなら成績はそこまで問題はなかろう。あとはもう少しコミュニケーション能力を鍛えなければな。毎年毎年沢山の付き合いが必要になるのだから」

    八幡「はは、それを言われると…………まあ、少しずつでも何とかしていきますよ」

    平塚「ふむ、本気、のようだな…………人付き合いを否定せんとは」

    八幡「ええ。今回ばかりはマジですんで」

    平塚「しかしどんな心境の変化だ? 専業主夫というのもある程度本気のようだったが」

    八幡「ええ、それも名残惜しいんですけどね。相手が許してくれそうにないですし、むしろ家事なら向こうの方が得意ですから」

    平塚「…………え?」

    631 = 626 :

    充電切れそうなので一旦書き溜めた分を投下
    色々考えましたが、このスレの八幡には教職を目指すことにしてもらいました

    帰宅したら平塚先生への婚約報告を書き溜めます
    今日中には来れるかわからんけど
    またノシ

    633 = 617 :

    >>631
    いよいよゆきのん・ガハマさん・平塚先生への私刑宣告か・・・
    かな~し~みの~むこ~うへと~♪

    635 = 616 :

    乙!
    全員完封負けするんですね!

    636 :

    …………え? じゃないんですよ教職員さん…

    637 = 624 :


    平塚先生 折れなきゃいいけど……

    638 = 623 :

    ここで悲しみを堪えて、応援出来るんなら尊敬出来るんだけどなぁ…
    懸念事項が…

    639 = 621 :

    だれかもらってやれよ…

    641 :

    ゆきのんとガハマさんは土俵にも上がらせてもらえなかったんだよ!

    642 = 626 :

    八幡「まあいざ家庭を持つってなったらやっぱり甘えた事は言ってられないですからね。なら……」

    平塚「ちょ、ちょっと待て比企谷!」

    八幡「はい?」

    平塚「えっと…………すまん、少し時間をくれ。すぐ戻る」

    八幡(平塚先生はそう言って席を立ち、出て行ってしまった。どうすりゃいいんだこれ?)

    八幡(あ、煙草か? うーむ、先生もヘビースモーカーじゃなければかなりの優良物件なんだがなあ。川崎がいなきゃあの人の専業主夫になっていた可能性すらある)

    八幡(というか川崎とのことを言おうとしたけど信じてもらえねえんじゃねえかな、考えてみりゃ)

    八幡(よし、ちょっと川崎に連絡してみよう。電話電話っと)ピッピップルルル

    沙希『はい、もしもし』

    八幡「あ、俺俺、俺だけど」

    沙希『あたしを差し置いてどこの女を孕ませたの? すぐに排除しに行くから』

    八幡「オレオレ詐欺じゃねえよ。しかも内容が俺がやりそうにない内容だしその返答も怖いから! 突っ込みどころ多過ぎだろ」

    沙希『あんたってコミュニケーション能力低いのにそういう突っ込みはキッチリできるんだよね…………何か用だった?』

    八幡「ああ、まだ学校だろ? 図書館寄るって言ってたし」

    沙希『うん。今玄関向かってるとこだけど』

    八幡「悪い、ちょっと進路指導室に来てくれねえか?」

    643 = 626 :

    八幡(川崎との電話を終え、しばらくすると平塚先生が戻ってきた)

    平塚「悪いな急に。ちょっと動揺したようだ」

    八幡「いえ」

    平塚「それで、その、私の聞き間違いだとは思うが、先ほど比企谷は『専業主夫は相手が許さない』みたいなことを言ったように聞こえてな」

    八幡「合ってますよ」

    平塚「ははは、大人をからかうもんじゃないぞ。だいたいお前はまだ高校生じゃないか。結婚後のことを今から考えてどうするのだ」

    八幡「まあ確かに俺はまだ子供ですけど…………別に相手がいないって理由にはならないでしょう?」

    平塚「まだ言うか。いい加減に…………」

    沙希「失礼します」ガラガラ

    八幡(お、来た。川崎が俺を見つけるとこちらにやってくる)

    平塚「どうした川崎? すまないが今比企谷の相手をしていてな」

    八幡「いや、川崎は俺が呼んだんです」

    平塚「なに?」

    八幡(俺は立ち上がって川崎の隣に立ち、肩に手を回した)

    八幡「平塚先生、俺と川崎、婚約しました」

    平塚「………………………は?」

    644 = 626 :

    八幡「将来結婚するつもりです。これが、俺が専業主夫の夢を捨ててでも働きたいと思った理由です。家庭を持つならば、俺はこいつに家にいてほしい」

    沙希「あのさ比企谷、その言葉は嬉しいけどストレート過ぎない? 先生固まっちゃってるよ」

    八幡「いや、他にどう言えっていうんだよ。嘘言ってるわけじゃないんだし」

    平塚「ほ、本当なのか川崎!?」

    沙希「え? ええまあ。指輪も受け取ったし」

    八幡「あんな大して高くない、しかも親の金で買ったものだってのもアレだけどな」

    沙希「いいの。あたしにとっては最高の婚約指輪だから」

    平塚「こ、こんやくゆびわ…………し、しかし君達はまだ高校生だろう。将来を決めるには早過ぎやしないかね。それに親御さんも良い顔しないのでは?」

    八幡「ああ、それならもうどっちも許可はもらってますんで」

    平塚「は?」

    沙希「むしろあたし達より乗り気なとこあるよね」

    平塚「ひ?」

    八幡「一切反対されなかったのが逆に怖いよな。なんでお前んちって俺のことあんなに信用してんの?」

    平塚「ふ?」

    沙希「前もって根回ししといたからね。弟妹達からも色々吹き込ませといたし」

    平塚「へ?」

    八幡「初耳だぞおい」

    平塚「ほ?」

    沙希「嘘は言わせてないよ。あんたに遊んでもらったとか世話になったとかを伝わらせといただけだから」

    645 = 626 :

    平塚「…………すまん、二人とも」

    八幡・沙希「「はい?」」

    平塚「私の体調が少し優れないようだ。続きの話はまた後日にしてもらえないだろうか……」

    八幡「え? はあ、それは構いませんけど、大丈夫ですか?」

    平塚「ああ…………もう行っていいぞ。比企谷、お前の相談事は色々調べておいてやるから」

    八幡「わかりました、よろしくお願いします」

    八幡(俺達は進路指導室を退室する。なにやらぶつぶつと『教え子が……婚約』とか『行き遅れ……先を越された』とか聞こえてきたのは空耳だろう)

    沙希「ところで何を相談してたの?」

    八幡「ああ、進学先についてな。そろそろ真面目に考える時期だろ。そのついでに俺達の報告をと思ってさ。悪かったな、突然呼び出して」

    沙希「ん、こんくらい別にどうってことないって。あ、それよりあんた今から奉仕部でしょ?」

    八幡「おう、そうだ」

    沙希「じゃ、その階段のとこでお別れだね」

    八幡「そうだな」

    八幡(川崎が立ち止まってこちらに顔を向けて目を瞑る。俺は周囲に人目がないのを確認し、唇を合わせた)

    沙希「ふ…………」

    八幡「ん…………っと。また明日な、沙希」

    沙希「また明日ね、八幡」

    八幡(俺達は軽く手を振り合いながら別れた。さて、部室に向かうか)

    646 = 626 :

    ここまで
    本当はサキサキは出ない予定だったけど一日一沙希のために出張ってもらったという作者都合の裏事情が。信じてもらいにくいというのも事実だけど
    そのせいで平塚先生へのダメージが極端にデカくなったのは悪いことをしたと思ってる。修正するつもりは一切ないが

    ではまたノシ

    648 :

    犠牲になったのだ…

    乙!

    649 :

    店員「あの人独りで泣きながらウォッカ飲んでるよ」

    650 = 617 :

    >>646

    ゆきのん:暴言で八幡の心を削る
    ガハマさん:二言目には「キモイ!」
    これで自分の事を好きになって貰おうとする方が無理が有る。


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