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    元スレ電「司令官さんは・・・人じゃないのですね・・・」

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    751 = 1 :

    暁ちゃんとアカギ

    アカギ「まだだ、まだまだ終わらせない・・・」

    アカギ「地獄の淵が、見えるまで…」


    「…」


    「…」テテテ

    「チラッ」




    赤城「まだだ、まだまだ終わらない」

    赤城「倍ライスだ」


    「やせ~…」


    ろーちゃんだよ!!






    「…ろ~?」



    赤城「…」ダッ


    「ヒィ」

    752 = 1 :


    暁ちゃんはぷにえちゃん

    スゴイクライ


    提督「ん?」

    「ガクガクブルブル」

    提督(はは、暗いのを怖がってるぞ…」)





    提督「わっ!!!」

    「やああああぁぁぁぁぁ」ジョバアアアァァ

    提督「」

    「うっ…ふぐっぅ・・・・・」

    「びゃああああああぁぁぁぁっぁぁ・・・・・」

    提督「おぅ・・・・・」





    提督「Sugoi cry...]

    753 = 1 :

    最期だけミスった
    いっか、ねよう

    754 :

    乙!
    貴方、相当疲れてるのね
    ゆっくりとお休みなさい………

    755 = 1 :

    すまん…実習さえなければぁ……
    (言えない・・・・今から徹夜マージャンだなんて言えない・・・)

    756 = 754 :

    電&雷『ギルティ』

    757 :

    叢雲が言うように中尉のキャラが変わっているのは、深海棲艦の侵食が精神にまで及んでいるからなのか?

    758 :

    きっと頭がTになったんだろ

    759 :

    深海化して、その上でグチャったけどドロップしたから飛龍は元に戻ったんだろう
    でも中尉はドロップしたら大事なモノ(意味深)を落としてしまったようだがな……

    760 :


    「君たちは…毛利元就の三本の矢という話を知っていますか?」

    「簡単な話です…」

    「矢は一本なら容易く折れるが、三本束ねれば簡単には折れない…」

    「皆で力を合わせろという事ですね…」

    「あの日から半年…貴方達は様々な任務に就き、時には人前で言えないようなものさえも…」

    「しかしその代償に大きな力を得ました、それは経験、知恵、知識…」

    「それらは貴方達の自信であり、誇りです」

    「どうかこの先もそのことを忘れないでください」

    「第六駆逐隊及び春雨、若葉」

    「横須賀鎮守府管轄、四条鎮守府が提督、大日本帝国海軍准将の大鳳がここに命じます」

    「先週南西鎮守府の叢雲が、何者かと共に北上しているのを遠征中だった佐世保鎮守府所属の艦娘が目撃している」

    「足の速い貴方達は先遣隊として、私たちに先んじてその調査…場合によっては討伐を行ってもらいます」

    「以上、作戦開始は明けのヒトマルマルマルです」

    「長期間の任務ですので、潤沢な予算が大本営から支給されますが、無駄遣いはしないように」

    「では解散」


    電たちにその指令が出されたのは寒い冬の事でした
    その日の夜は睦月さんや吹雪さんたちが、私たちの旅立ちを豪華に祝ってくれました
    司令官さんが人口深海棲艦甲級と呼称されるようになってから半年
    皆さんはそのショックから立ち直り、日々を過ごしている様に見えます
    そんな折のこの指令、皆さんは張り切っているようでした
    司令官さんは生きている…と

    電だって嬉しいはず…嬉しいはずなのに
    なんだかすごくイライラします
    勝手に一人で出撃して
    勝手に背負って
    勝手に死にかけるなんて
    なんなのですか…
    1人でヒーロー気取りなのですか?

    気に入らないのです

    春雨ちゃんが銃撃されたとき…あの時に電が闇雲に殴りかかったのを覚えていますか
    木曾さんに止められましたよね

    電は確信していますよ?
    今なら貴方のハラワタを抉りだせるという事を

    もう…司令官さんは・・・人じゃないのですね・・・

    それはつまり

    手加減はいらないという事ですよね?



    中尉

    761 = 1 :


    四条鎮守府で宴が行われている頃


    榛名「死神が生きているというのは本当ですか!?」

    戦艦榛名
    中尉を撃沈したその本人である

    金剛「Oh...榛名」

    「…」

    榛名「そんなはずはありません!!確かに!奴に砲撃は当たっていました!!」

    比叡「榛名?とりあえず落ち着こうよ」

    榛名「比叡姉さま…」

    霧島「…どうしますか?この情報が真実であれば…姉さま」

    金剛「今はそれどころじゃないネー」

    「その通りだ」

    霧島「何かあったんですか?」

    「呉提督と雪風が失踪した…」

    霧島「…今となっては用済みでは?」

    「馬鹿者、実験部隊の旗艦は雪風、奴等は旗艦の命令しか聞かない」

    「つまりアンコントロールだ」

    榛名「実験部隊?」

    比叡「?」

    「こちら工廠!!間もなく隔壁を破られます!!」

    「了解、全員直ちに避難せよ」

    「金剛、艦隊を率いて奴等の追撃を行え」

    金剛「ハー…面倒ネー…」

    霧島「お待ちください!!実験部隊には姫級に匹敵する奴等もいるんですよ!?」

    霧島「ろくな準備もせずに行くなんて無茶です!!」

    「腰抜け共め…」

    金剛「…」

    「構わん、追撃しろ」

    「奴等の総数は数十の連合艦隊に昇る」

    「多くの実験体を撃沈しろ、砲撃でも雷撃でも爆撃でも構わん」

    「確実に始末しろ」

    「我々に背いたことを後悔させてやれ」

    金剛「了解ネー♪」スタコラ

    榛名「あっ!榛名もお供します!!」

    比叡「私も行きます!!」

    霧島「あぁ…もう!!」

    バタン


    「…」

    762 = 1 :

    何故か下げてた





    「因果応報か…」

    「踏んだり蹴ったりだな」

    ガチャ...プルルルルル....

    「こちら横須賀鎮守府です」

    「呉の客員提督、友大佐だ」

    「我が呉鎮守府近海に多数の深海棲艦を確認、奴等の狙いは鎮守府ではないようだ」

    「ただ沖に向かっている」

    「近くの部隊を援軍に回してくれ、挟撃する」

    「了解です」

    「よろしくどうぞ」

    ガチャ


    「なぁ死神・・・・」

    「…貴様は今、どこにいるんだ?」

    763 :


    金剛達が出撃したころ


    叢雲「……もうすぐで沖縄よ」

    中尉「沖縄の俺はなんだ?」

    叢雲「・・・・・・は?」

    飛龍「なにが有名かってことでしょ?中尉それじゃあわかりにくいですよ」

    中尉「周知かとな」

    中尉・飛龍「「HAHAHAHA!!」」

    叢雲「しばくぞ…」ボソッ

    青葉「沖縄だと…ソーキソバが有名ですよ!!」

    飛龍「さすが記者さんですね!!」

    中尉「汽車さん?」

    飛龍「せーの!!」

    中尉・飛龍「せーんろはつづくーよー」

    中尉・飛龍「どーこまでーもー」

    青葉「へーいへーい!」


    叢雲「あんたら頭おかしいんじゃないの!!!」

    叢雲「夜よ!よ・る!!潜水艦に気付かれたらどうするのよ!!」

    中尉「まかせろ叢雲」ブクブクブク

    飛龍「おー…潜った…」

    叢雲「そう言えば半分深海棲艦だったわね…」



    叢雲「はやく雪風見つけて帰りたい…」




    叢雲「はぁ…」


    764 = 1 :



    中尉「叢雲!!めっちゃウニいた!!ウニ!!」

    叢雲「うるせぇ!!!」

    飛龍「www」

    青葉「はい!はい!青葉砂浜でお米炊いてうに丼食べたいです!!」

    中尉「よっしゃ!!もう一回獲ってくる!!」

    叢雲「だから!!中尉「食べないの?」

    叢雲「ぁ・・・・うぅぅ・・・・」

    叢雲「・・・・・」






    叢雲「食べる…」

    中尉「おっしゃ!」






    第二部 雪風「ここで全部返してもらいます!!」


    765 = 1 :

    ねば
    わかめご飯食って寝るぜ

    768 :

    おつ

    770 :


    四条鎮守府の面々が明日に備えて眠りについた頃
    呉の金剛姉妹が深海棲艦の駆逐に当たっている頃

    中尉達はというと


    中尉「ひりゅー米炊けたー?」

    飛龍「なかぱっぱですよ」

    青葉「うにーうにーうにうにー」

    飛龍「ウに好きなんですか?」

    青葉「なんとなく歌ってみただけです」

    飛龍「あっそ」

    青葉「え」


    飛龍に声をかけた中尉
    その目線の先に皆と距離をとっている叢雲を見つけ歩み寄る


    叢雲「…」

    中尉「賑やかなのは嫌いか?」

    叢雲「戸惑ってるだけよ、久々の仲間って奴とあんたにね」

    中尉「俺か?」

    叢雲「当たり前じゃない…何よその意味不明なテンション…」

    叢雲「はっきり言ってムカつくわ」

    中尉「話しただろうに…」

    叢雲「だから尚更よ…」

    中尉「…」

    叢雲「別に責めてるわけじゃないのよ…」

    中尉「…人それぞれに命の使い方があるのだ」

    中尉「私は今、好きでこの命を使っている」

    中尉「気負うことは無い」

    中尉「さぁ、食べに行こうじゃないか」

    中尉「新鮮なうに丼を」



    叢雲「一つだけ覚えておきなさい」

    中尉「?」

    叢雲「アンタは今の行為を自分が好きでやっている…」

    叢雲「だからそれは肯定されてしかるべきだ…そんな免罪符を得ているつもりなんでしょうけどね…」

    叢雲「そんなのに付き合わされるこっちはたまったもんじゃないのよ」

    叢雲「覚えておきなさい」

    中尉「付き合わせてるのはそっちじゃないか」

    叢雲「うるさい、行くわよ」

    中尉「…気難しいお姫様だ…」






    771 :

    またいつの間にか別スレで狂ったSSを書きおってからに

    772 = 1 :

    別スレで頑張り過ぎた
    寝ねば

    773 :


    中尉さんたらすっかりタガが外れてしまわれて…

    774 = 1 :


    叢雲「…」モグモグ

    青葉「叢雲ちゃん、むすっとした顔で食べてもおいしくないですよ?」パクパク

    叢雲「うるさい」

    青葉「あら手厳しいですね」

    中尉「青葉ちゃん随分馴染んだな」ガツガツ

    青葉「飛龍さん軽いんで青葉も軽いノリで行けば輪に入れるかなと」

    飛龍「テヘペロ♪」

    中尉「さて…腹も膨れたところで確認しなきゃいけないことがある」

    中尉「俺たちは俺と飛龍の傷が癒え次第ここに来た」

    中尉「主に情報収集の為にな」

    青葉「もー!青葉が教えるって言ったじゃないですか!!」

    叢雲・飛龍「うさんくさい」

    青葉「えへ☆」

    中尉「というわけだったから…俺たちは互いに目的の周知をしていなかった」

    飛龍「あぁ…そう言えば」

    中尉「という事ではい、青葉ちゃんから」

    青葉「青葉は横須賀の提督から四条の少佐を探す様に命じられています!」

    叢雲「…」チラッ

    飛龍「…」チラッ

    中尉「…そっか」

    青葉「?」

    中尉「叢雲は雪風の捜索、飛龍は蒼龍との再会」

    叢雲「…」コクッ

    飛龍「まぁ…最初はね?」

    中尉「そして俺は…叢雲の手伝いしたら旅する」

    飛龍「旅?どこに」




    中尉「ベーリング海だ」

    叢雲「ベーリング海ですって?」

    775 :

    ああもう人間関係が複雑すぎてわけわかんないよ!
    でも面白い、乙

    776 :


    「…」

    静かな四条鎮守府
    そこで海を静かに眺める者が一人いた
    駆逐艦電

    死神亡き後、まるで自らを鼓舞するかのように常に最前線に立ち続けた彼女
    駆逐艦でありながら数多くのル級を一人で沈め
    あのレ級に対し勝るとも劣らない戦闘を繰り広げた彼女
    彼女の戦闘スタイルは単純明快
    近付いて白兵戦に持ち込む
    ただそれだけ

    その名は海軍全体に広がり
    突いたあだ名が”乱麻”

    戦局が詰まればとりあえず彼女を送ればいい
    そのような上層部を皮肉ったようにも聞こえる
    しかし彼女のあだ名はもう一つあった
    それは”笛吹き”
    かの童話からとったものだ

    それは彼女のスタイルにあこがれ、散る艦娘が後を絶たないからだ
    いつか大鳳が心配したそれは、奇しくも彼女の鎮守府の艦娘が切っ掛けとなってしまった

    そんな彼女が見つめる先
    月に照らされたニ人の艦娘
    あの日からずっとだ
    皆が寝た後にずっとニ人で練習を重ねている


    「…」

    彼女はただそれを見つめている

    「響ちゃん…暁ちゃんは優しすぎるのです…」

    「司令官さんは私たちを信じずに死んだバカです」

    「…」


    そんな彼女の独白を二人は知らない


    777 = 1 :


    「暁!まだだ!遅いぞ!!」

    「うるさいわね!わかってるわよ!!!」

    「このままじゃ電の足を引っ張ってしまう!!」

    「だから言ってるじゃない!!その考えがおかしいのよ!!」

    「電ははっきり言っておかしいのよ!夕立さんと同じよ!」

    「しかし!!」

    「でも吹雪さんと睦月さんはついていけてる!それを考えなさいよ!!」

    「役割分担よ!!暁たちには電より優れてるものがあるじゃない!」

    「響は総合的に上だし暁は索敵ができるわ!!」

    「司令官さんを探したいのはわかるけどもう少し冷静になりなさいよ!!」

    「あ…う…」

    「…」

    「すまない…」

    「ふんっ」

    (司令官……)

    「くそっ!!」


    彼女が不死鳥と呼ばれるのはまだ先の話である

    「…」ポリポリ

    彼女がレディ扱いされるのはもっと先の話である

    778 = 1 :

    前回宣言なく消えたのは大帝国が届いたからだ
    そして今日までそれをやっていたのだ(ユリウス可愛い)
    また書き進めてく

    779 :

    大帝国なら仕方ない(ゲッベルスさんに本番ないことを嘆きながら)

    780 :

    大悪司もやろうぜ

    782 :

    sage忘れに今気付いたorz

    783 :

    蜜蟻さんがやらかしました
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1440940144/

    784 :


    榛名「ふぅ…あらかた片付いたというか…」

    霧島「どちらかと言えば逃げたって感じかしら?」

    榛名「霧島…」

    金剛率いる呉艦隊
    彼女達は呉の軍港から逃げ出した実験部隊の追撃を行っていた
    その様相は金剛達の圧倒的勝利
    敵はただ逃げ、反撃の一つも見せなかった

    比叡「ねぇ…あれって深海棲艦・・・・だよね?」

    榛名「…霧島は何か知ってるの?」

    霧島「私の口からは何も…」

    霧島「…金剛姉さまに聞いてみましょう」

    榛名「その姉さまは?」

    比叡「あれっ?」キョロキョロ

    霧島「…お戻りになられたのでは?」



    前線から離れた呉鎮守府
    その執務室に二人はいた
    金剛と新しい呉の提督
    友大佐だ

    金剛はとある新聞を何とも気味悪そうに読み
    友提督は冷めたコーヒーを口に含んだ


    金剛「なんですカこのマッカなペーパーハ?」

    「アカの新聞だ…」

    金剛「アナタ…アカなんですカ?」

    「それは奴の金庫から見つかったものだ…」

    そう言い指を指すのは
    扉の空いた金庫

    金剛「ヘェ…つまりどういうコト?」

    「俺たちは私怨に我を忘れ、奴の隠れ蓑にされたという事だ」

    金剛「…」

    「奴の艦娘深海棲艦化論…その実現の為に俺たちは手を貸した」

    「実験部隊の管理などの裏の仕事は俺たちがやり、あいつは表で無害な人間を演じていた」

    「そもそもそれが間違っていたのだ」

    「奴は機を窺っていた・・・我々を出し抜く機を」

    「怪しまれぬように飼い犬を俺に付けてな…」

    金剛「雪風…」

    「そして機は熟した、実験部隊旗艦雪風は完成した」

    「クソッたれめ…」

    金剛「……やることは決まっタ?」

    「あぁ…」

    「我々は死神を見つける前にやる事が出来たようだ…」

    785 = 1 :


    「これからは奴等の動向に目を向ける必要があるな」

    「実験部隊については呉の艦娘達こう伝えろ」

    「奴等は我々の母港に住み着いていたシロアリである」

    「見つけた場合には何よりも優先して撃沈せよ」

    「手段は問わない…と」

    金剛「…」

    「どうした?早く行け」

    金剛「ハァイ」

    バタン


    金剛「なんだかタノシソウ…」

    金剛「ハァ…面倒ネー」

    786 = 1 :


    叢雲「ベーリング海まで何しに行くのよ?」

    中尉「何って…味方を増やすんだよ」

    飛龍「北方に私たちの味方がいるの?」

    中尉「いるぞ?とびっきりの女がな」

    叢雲「…北方棲姫とか言わないわよね?」

    中尉「ビンゴ」

    叢雲「アンタ何考えてんのよ!!」

    飛龍「そうですよ!!自殺行為です!!」

    中尉「まぁ聞けって」

    そう言って二人の首に手を回し小声で話す

    中尉「いいか、雪風は今友と共に呉にいる…らしい」

    叢雲「そうらしいわね…」

    中尉「呉の提督は俺に深海棲艦になるためにヒントを与えてくれた」

    飛龍「あっ…」

    中尉「理解できたか?雪風を取り戻すとなればあいつ等との戦闘を想定しなきゃいけない」

    中尉「そしてあいつらの戦力には深海棲艦もいる事を考慮しなきゃならん」

    叢雲「いないかもしれないじゃない…」

    中尉「全て未知数だ…」

    叢雲「交渉材料はあるの?」

    中尉「あるさ…」

    飛龍「ホントですか?」

    中尉「あぁ…美人に悪い奴はいない…」

    叢雲「なにそれバカみたい、失敗したらどうするのさ?」

    中尉「失敗したら…」







    中尉「笑ってごまかすさぁ!」

    飛龍「ヒュー!!」

    叢雲「」

    青葉「ハフッハフッ…」

    787 = 1 :


    ベーリング海



    レ級「シャー!!」

    ほっぽ「キャー!シッポ!!シッポ!!」

    港湾「…」ニコニコ

    イ級「イッイー!!」

    港湾「ハァ…」



    港湾「クルナト…イッテイルノニ…」

    788 = 1 :

    さて…ドクツ救うために南下するか…
    ハイル貧乳(   ・ω・ )/

    789 :

    乙!
    提督は元に戻る気があるのだろうか…

    790 :

    またエロゲにハマってるのか

    791 :

    もうドクツ滅んだだろ
    あきらメロン

    792 :


    中尉一行、四条鎮守府、呉鎮守府それぞれの夜が明けた半日後の報告であった
    呉鎮守府海域に出没した深海棲艦の援軍に向かい、これを撃退
    呉鎮守府で補給を終えて帰港していった佐世保の艦隊が行方不明になったというのは

    以下は呉提督から大本営宛に提出された、呉の近海に出現した深海棲艦と艦娘との戦闘記録である


    突如として呉の近海に出現した深海棲艦
    彼等は複数の縦列でただただ沖合に向かって針路を進めていた
    しかしその数は膨大にして強大、とても呉の残存部隊だけで対応できるモノでなかった
    ただ弱点はあった、観測部隊がそれを突き止めた
    実験部隊は姫級を中心に外に広がるほど個々の能力の弱い艦が配置されていた

    これに対し主に高速艦で構成された金剛率いる呉の追撃部隊は、隊を四つに分けて攻撃した

    背後から攻める金剛艦隊
    右翼から攻める榛名艦隊
    左翼から攻める霧島艦隊
    そして前方から来るはずの援軍との合流を急ぐ比叡艦隊である

    それに対し実験部隊
    統率者のいない烏合の衆がそれぞれの艦隊を襲った
    無論戦術など無いそれらは脅威でなかった
    だが倒せど倒せど湧いてくる敵たち
    数のなせる業、慈悲無き戦法”人海戦術”
    命の概念を覆す実験部隊のその戦法に、金剛達は徐々に追撃の速度を落として行った

    しかし彼女等はその程度では音をあげない
    雷撃、砲撃、白兵などを用いて確実に敵を始末していった

    その後、佐世保からの援軍と合流
    佐世保の援軍は呉で補給を済ませ当鎮守府を出港した

    以上が昨日の戦闘記録である
    なお、戦闘時には呉近海において原因不明の電波障害が発生
    それにより音声記録は残っていない

    呉鎮守府 友提督

    793 = 1 :


    ”佐世保鎮守府の遠征艦隊行方不明”
    ”呉近海の警戒度最大か!?”

    比叡「…」

    比叡「……金剛姉さま…」

    比叡「本当にこれは正義なのですか?」

    比叡「私は馬鹿だからわからないです…」

    比叡「金剛姉さま…」




    ―――――
    ―――


    半日と少し前



    金剛「Hey,Sister's.現状の報告をよろしくネー」

    霧島『こちら霧島、実験部隊の足は予想以上に早く…襲ってくる敵が邪魔で殲滅は出来ませんでした』

    榛名『榛名です、霧島に同じく湧いてくる敵に阻まれて…』

    金剛「ドンッマイネーみんなよくやったヨ」

    金剛「…」

    金剛「比叡チャン?比叡チャン?」

    比叡『……こちら比叡、援軍らしきものを視認』

    金剛「モー!ちゃんと返事しなきゃダメデショ!!」

    比叡『ごめなさい……』

    霧島『比叡姉さま?どうされたのですか?』

    比叡『報告します……』


    その報告に金剛達は震撼する


    比叡『援軍の艦隊……全滅です…』

    榛名『ウソ…』

    霧島『チッ……』

    金剛(マズイ…近海に突然一艦隊を蹴散らすほどの深海棲艦が現れタ…)

    金剛(そんな不可思議なことが起これば、当然呉の鎮守府も監査が入るネ…)

    金剛(呉の地位を下げたい奴等からすれば…これは好機…)

    金剛(ただでさえ前の提督が失踪してるってのニ…)

    金剛(今アイツに失脚されたりでもしたら…)

    金剛「比叡チャン?落ち着くネー」

    比叡『姉さま…』

    金剛「大丈夫…全部ワタシに任せるネ!」

    比叡『…ありがとうございます……』


    794 = 1 :


    比叡の返答を聞くと金剛は姉妹専用の回線を艦隊全体の回線に切り替えた

    金剛「アー…こちら金剛……戦いの中で不吉なモノも見たデショウガ…」

    金剛「このことについては箝口令デス、秘書艦権限で最高機密に指定しまス」

    金剛「万一喋った子は…お仕置きデス」

    金剛「大丈夫、全部ワタシに任せるデス…」

    金剛「鎮守府に帰ったラ他の子が不安にならないようにあえて反撃は無かったと報告してくだサイ」

    金剛「以上デス…サァ、帰りマショウ」




    ―――
    ―――――


    比叡「…」

    榛名「比叡姉さま…」

    比叡「榛名…」

    榛名「金剛お姉さまを信じましょう…今は…」

    比叡「今は?」

    榛名「金剛姉さまは…あの陸軍中尉と関わってからどこかおかしい」

    榛名「でも…それでも私たちのお姉さまです…だから信じましょう?ね?」

    比叡「…でも」

    榛名「大丈夫です…大丈夫ですから…」サスサス

    榛名「勝手は榛名が許しませんから…」

    榛名「例え…相手がお姉さまであろうと…」

    比叡「…ありがとう…なんかこれじゃあ榛名がお姉ちゃんみたいだね」

    榛名「比叡姉さまは今は妹でもいいんですよ?」

    比叡「ふふっ…」

    榛名「えへへ…」







    霧島「・・・・」

    霧島「…」クルッ スタスタスタ






    795 = 1 :


    呉鎮守府 執務室


    友提督「…これはどういう事だ金剛?」

    金剛「…」

    友提督「貴様、昨日は反撃は無かったと言ったな?援軍は補給を済ませすぐに帰ったと言ったな?」

    友提督「誤報はまだいい…だがなんだこれは?何故大本営に私の名で勝手に報告書を送った!!」

    金剛「…」

    友提督「弁解があるなら述べてみろ…」


    金剛「箝口令も、その後の対応も全てワタシの判断デス」

    金剛「イッタデショウ?役割分担デスヨ?」

    金剛「表はアナタ裏はワタシッテ」

    友提督「…チッ」

    友提督「とにもかくにも、勝手な真似は止めろ…あの男に復習したいと今も思ってるのなら名…」

    金剛「当然ネー…ソウジャナケリャ…」

    金剛「オマエナンカニシタガワナイヨ?」


    バタン


    友提督「…化物め」

    796 = 1 :


    金剛「まったく…肝のスモールな男ネー…」

    霧島「金剛姉さま」

    金剛「霧島?どうしたの?」

    霧島「少し問題が…」





    金剛「フーン…比叡と榛名がネー…」

    霧島「二人は純粋ですから…こうなるのも仕方がないかと…どうしましょうか?」

    金剛「どうするっテ?」

    霧島「消s金剛「Hey,霧島」

    霧島「なんでし――」

    霧島の言葉を遮り、言葉も言い終わらぬうちに金剛は彼女を睨んだ


    金剛「ワタシ…仲良くしない子は嫌いネ…」

    霧島「…」

    金剛「言っていること…ワカル?」


    霧島は自分の体が一気に冷や汗に包まれた気がした
    殺気というものはきっとこういうのを言うんだろう…
    目の前の敬愛する人からは、まさしくそれがひしひしと感じられた


    霧島「…失言でした」

    金剛「それでイイネ…これからは皆で行動スルネー…」

    霧島「…はい」

    797 = 1 :


    ハァ…ハァ…誰か・・・・助けて

    助けて…助けて…








    助けて




    798 = 1 :

    ユーフォリアやってた
    人として第二ステージに進めた気がする

    安価下コンマ偶数で助かる奇数でユーフォリアする

    799 :

    ユーフォリア

    800 :

    助かった


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