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    元スレP「765院に就職した」

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    401 = 387 :

    翌日

    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)

    3 誰かと街に行く(千早、あずさから選択)

    402 = 389 :

    亜美

    403 = 395 :

    雪歩

    404 = 387 :

    亜美の部屋

    亜美「うあうあ~! 退屈だよ~! 兄ちゃんなんとかしてよー!」

    (最近亜美ちゃんの定位置が俺の膝の上な件について……いやいいんだけど、むしろウェルカム)

    亜美「……? 兄ちゃん?」

    (いい匂いするなぁ……膝にも嬉しい感触が伝わってくる……ずっとこうしていたい……)

    亜美「おーい、兄ちゃーん」ベシッ

    「痛っ!?」

    亜美「あ、起きた」

    「……ありがとう、目が覚めたよ」

    亜美「?」

    「それで、えっと、なんだっけ」

    亜美「だからー、退屈だから兄ちゃんがなんとかしてって」

    「なんとかしてって言われてもなぁ……うーん」

    亜美「はやくはやくー」

    「ちなみに、俺がいない時はいつも何してるの?」

    亜美「退屈してるよ」

    「……今度ゲームでも貸してあげようか?」

    亜美「本当!?」

    「うん」

    (焼けちゃったからいくつか買い直したはいいけど、結局ほとんどしてないしな)

    亜美「あ……でもやっぱいいや、いらない」

    「え? なんで?」

    亜美「……なんででも! それよりジャンケンしよ! 負けたら服一枚脱いでくこと!」

    「野球拳は亜美ちゃんにはまだ早い!」

    亜美「えー」


    真美「…………」

    405 = 387 :

    翌日

    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)

    3 誰かと街に行く(千早、あずさから選択)

    406 = 395 :

    雪歩

    407 :

    真美が出来ないからゲームを止めたのかな?
    良い子ダナー

    408 :

    昔は一人用のゲームを交代でやったり、後ろから観てるだけなんてのはよくあったのにな

    409 :

    中庭

    雪歩「……ふぅ」

    「……あれ? 雪歩ちゃん、なにそれ」

    雪歩「あ、Pさん……こ、これは湯呑みと急須と言うもので……」

    「いやそれは知ってるよ!」

    雪歩「ひっ……ご、ごめんなさい」

    「あっ、いやその……」

    (てっきりツッコミ待ちかと思ったのに……まさか素だとは……)

    「……お、お茶が好きなの?」

    雪歩「あ、はい……」

    「へえー」

    雪歩「……えっと、Pさんも飲みますか……?」

    「いいの?」

    雪歩「はい。あ、でも、湯呑みひとつしかない……どうしよう……」

    「んー、それなら今回は遠慮しておくよ。また今度飲ませてくれるかな?」

    雪歩「じゃあ、次からは湯呑みをふたつ用意しておきますね」

    「ごめんね、ありがとう」

    雪歩「ど、どういたしまして」

    410 = 409 :

    翌日

    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)

    3 誰かと街に行く(千早、あずさから選択)

    411 :

    亜美真美

    412 = 409 :

    廊下

    ガヤガヤ

    「……? あっちの方から賑やかな声がするな」


    しばらくして……


    広間

    (ああ、そう言えば今日はレクリエーション?の日だったな)

    (ええと……子供達が友達をつくり仲良くできるようにする時間だっけか)

    「……ん?」


    亜美「…………」


    (あれは……亜美ちゃん? )


    亜美「…………」


    (……見るからに退屈そうだ。無気力そうに隅っこでボーッとしてる)


    亜美「…………」


    (俺の前ではいつもあんなに元気なのに……いや、もしかして元気なのは真美ちゃんと俺の前でだけなのか……?)

    (…………)

    (……とりあえず、ここを離れよう)

    (俺が言っても何にもならないし、なによりこんな所、俺には見られたくないだろうからな……)

    413 = 409 :

    翌日

    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)

    3 誰かと街に行く(千早、あずさから選択)

    414 :

    美希

    415 = 409 :

    美希の部屋

    ガチャ

    「……あれ? 律子?」

    律子「Pさん!? ど、どうしてここに……」

    「いや、美希ちゃんの様子を見ようと思ってきたんだけど……そういう律子はどうしたんだよ」

    律子「わ、私は……」

    「ん? そのおにぎりは……もしかして?」

    律子「……ええ、はい、そうですよ。この子、いつ起きるか分かりませんから食事の用意が難しいんです。それに、置いといても食べてくれないことが多くて……」

    律子「でも、おにぎりだけは食べてくれるんです。だからこうして、用意しておくんですよ」

    「律子が作ってるのか?」

    律子「ええまあ、衛生面には気を使ってますから大丈夫なはずです」

    「そうか……でも、それじゃ栄養が足りないんじゃないのか?」

    律子「一応具にも気を使ってますが……やっぱりそれだけじゃ足りませんからね、点滴なんかもしてます」

    「……なるほど」

    (相当美希ちゃんを気にかけてるんだな……)

    美希「…………」

    (…………)

    416 = 409 :

    翌日

    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)

    3 誰かと街に行く(千早、あずさから選択)

    417 :

    亜美

    418 :

    廊下

    ガヤガヤ

    「賑やかな声がするな……今日もレクリエーション?をやってるんだったか」

    (…………)


    1 亜美の様子を見に行く
    2 亜美の部屋に行く

    421 :

    広間


    亜美「…………」


    (また一人でいるな)

    (もしかして、たまに部屋にいないときはいつもこれに参加させられてたのか……?)


    亜美「…………」チラ

    亜美「!」


    「!」

    (み、見つかった……!)


    亜美「…………」


    「…………」


    亜美「…………」パクパク


    (なんだ……? 何て言ってる? そう言えば前に読んだ本に読唇術が載ってたな……)


    亜美『あ』

    亜美『ん』

    亜美『え』

    亜美『え』


    「あ、ん、え、え……いや、『ん』じゃないな……そうか」

    (『待ってて』……だ)

    422 = 421 :

    しばらくして……


    亜美「兄ちゃん……ちゃんと待っててくれたんだね」

    「…………」

    亜美「……亜美ね、いっつもこれに参加させられるんだ。やんなっちゃうよ」

    「…………」

    亜美「知らない子達となんて、仲良くしたくないのに……ここの兄ちゃん姉ちゃんは無理矢理仲良くさせようとするし」

    「…………」

    亜美「たまにおじちゃんとも話させられてさ……カウボーイってやつだっけ? あれもいやだし」

    (……カウンセリングのことかな)

    亜美「……亜美知ってるよ、みんな、亜美のことおかしな子って思ってるんでしょ」

    「……そんなことは」


    亜美「あるよ!」


    「!」

    亜美「ある……みんな亜美のこと変な目で見てる! でもいいもん! 亜美はおかしくなんかない! おかしいのは、真美が見えないみんなの方だもん!」

    「…………」

    亜美「なんで!? ねえ! なんで亜美が!? なんで真美が見えてちゃだめなの!? 真美はいるのに! いるよね!? 兄ちゃんも見えてるもん!!」

    亜美「真美はいつもそばにいてくれたよ!? 小さい時からずっと! みんなが亜美をのけものにしても真美はいっしょにいてくれた!」ポロ

    亜美「真美は妄想でも幻でもないのに! 亜美の家族なのに! ずっとずっといっしょの家族なのに!!」ポロポロ

    「亜美ちゃん……」

    亜美「……っ」ポスッ

    「…………」ギュ

    亜美「……亜美は、真美が見えない人とは仲良くしたくないだけなのに……なんでほっといてくれないの?」

    亜美「ずっと亜美をほっといたくせに……なんで今更、どうして真美を取り上げようとするの?」

    亜美「もうやだよぅ……みんな嫌い……真美と兄ちゃんだけがいい……」

    「…………」

    亜美「やだやだやだ……みんな嫌い……もうやめてよ……やだよぉ……やだぁ……」

    亜美「ぐすっ……ぅえっ…………うぁぁ……」ボロボロ

    「…………」ギュッ

    423 = 421 :

    亜美の部屋

    ガチャ

    真美「! に、兄ちゃん!? 亜美、どうかしたの!?」

    「大丈夫、泣き疲れて寝てるだけだよ……っと」ポフッ

    亜美「……zzz」


    真美「泣き疲れた……? なにか……うぅん、なにがあったの?」

    「……色々と溜め込んでたみたいでさ、それを俺に、吐き出したんだよ」

    真美「…………」

    「なぁ……亜美ちゃんに、昔なにかあったのか?」

    真美「……そうだね。兄ちゃんは、知っておくべきかも」

    「…………」

    真美「……でも、また今度でいいかな? もう遅いし、亜美がいつ起きるかも分からないし……」

    「いいよ、分かった」

    真美「うん。じゃあね、おやすみ兄ちゃん」

    「ああ。おやすみ、真美ちゃん」

    バタン


    亜美「……zzz」

    真美「……亜美……」

    424 = 421 :

    翌日

    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、真美、律子、小鳥から選択)

    3 誰かと街に行く(千早、あずさから選択)

    425 :

    小鳥

    426 = 421 :

    事務室

    小鳥「あら、Pさん。何かご用ですか?」

    「そうですね……」

    1 小鳥について話をする
    2 律子について話をする
    3 美希について話をする
    4 亜美について話をする
    5 あずさについて話をする
    6 春香について話をする
    7 響について話をする
    8 貴音について話をする
    9 千早について話をする
    10 真について話をする
    11 やよいについて話をする
    12 雪歩について話をする

    428 :

    結局真美ってなんなん?スタンド?

    429 :

    各キャラについてはピヨで行動に関することは律子って感じかな?

    430 :

    急に765院が何処ぞの州立刑務所ばりにゴゴゴゴして来やがったぜ

    431 :

    会いに行くの選択肢に真美増えたんだな

    432 :

    全員ルートをやってくれなんて我儘は言えないけど、ある程度話が進んだ子のエンディングは全部見たいな

    433 :

    「雪歩ちゃんって、もしかして対人恐怖症かなにかですか?」

    小鳥「むしろ男性恐怖症ですかね。女性は平気みたいなんで」

    「ああ、そうなんですか。なるほど、そりゃ怯えられるわけだ」

    小鳥「雪歩ちゃんに会ったんですか?」

    「はい、中庭で見つけました」

    小鳥「見つけたって……まあ、さほど間違ってもないですけど」

    「中庭以外にもどこかよく出るところがあるんですか?」

    小鳥「んー、どうなんでしょう。少なくとも私は知りませんね」

    「じゃあ、やっぱり中庭が一番よく会える感じですか」

    小鳥「ま、そうですね。私なんかも雪歩ちゃんに会いたい時は中庭に行きますから。部屋に行ってもあんまり会えないんですよ」

    「へえ? どうしてそんなに中庭にいたがるんでしょうか」

    小鳥「さあ? 中庭がよっぽどお気に入りなんじゃないですか?」

    「…………」

    (それもそうなんだろうけど……なんか引っ掛かるような気もするなぁ)

    434 = 433 :

    翌日

    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、真美、律子、小鳥から選択)

    3 誰かと街に行く(千早、あずさから選択)

    435 :

    437 :

    屋上


    「ふぅ……もうすぐ今日の見回り当番も終わるな。後はここだけか」

    (……ん?)


    「…………」ボーッ


    「珍しいな、こんなところにいるなんて」

    「!?」ビクッ

    「よっ」

    「え? P? な、なんでここに……」

    「当番だから、ここを閉めないといけないんだよ」

    「あ、もうそんな時間なのか……」

    「どうしたんだ? 普段なら、あの施設にいる時間だよな?」

    「うん……」

    「……なにか悩みでもあるのか?」

    「…………」

    「よかったら話してみてくれないか。俺でよければ、力になるぞ」

    「…………」

    「……実は、将来について悩んでるんだ」

    「将来? 進路か何かか?」

    「あ……えっと、そうじゃなくて…………」

    「……ごめん、やっぱりなんでもない」

    「え? あ、おい、響!?」


    タタタ……


    「……なんなんだいったい」

    438 = 437 :

    翌日

    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、真美、律子、小鳥から選択)

    3 誰かと街に行く(千早、あずさから選択)

    439 :

    真美

    440 :

    亜美の部屋

    ガチャ

    「おはよう真美ちゃん」

    真美「おはよ、兄ちゃん」

    (やっぱりか。亜美ちゃんがレクリエーションに参加させられている間、真美ちゃんはいつもここにいるんだ)

    「それで、この前のことなんだけど……」

    真美「その前にさー……その話し方、苦しくないの? ホントはそんな話し方じゃないんでしょ? 真美は別に気にしないから、好きにしていいよ」

    「……えっと……別に無理してるわけじゃないんだけどな。普通にした方が楽なのは確かなんだけど……」

    「……ん、まあいいや。これでいいんだろ? 真美」

    真美「うん。やっぱりそっちの方がいいね。対等に扱われてるって感じがするよ」

    「そうか。それで、話は?」

    真美「んー……どこから話そっかな。兄ちゃんは、何から聞きたい?」

    「何からって言われてもな……まず、どんな話なのかも分からないんだけど」

    真美「そっか、そうだよねー……それじゃ、真美が覚えてる限りのことを話そうかな」

    441 :

    とうとう確信に

    442 :

    あれ?終わり?

    443 :

    真美「あ、最初に言っておくけど、変な期待はしないでね。この話って、案外どこにでもある、フツーのことなんだから」

    「普通?」

    真美「うん、フツーだよ。亜美にはひとつだけ、みんなにはないものがあったってだけなんだから」

    真美「真美がいた……ただ、それだけだったんだから」

    「…………」


    真美「じゃあ、えっと……そだね」

    真美「亜美の両親はね、病院で働いてるんだ」

    「病院?」

    真美「うん。だから忙しくて、二人ともあんまり亜美に構ってあげられなかったの」

    「…………」

    真美「亜美はいつも独りで、寂しそうだった……だから真美が、亜美と一緒にいてあげたんだ」

    真美「でも、今思うとこれが間違いだったんだと思う」

    「間違い?」

    真美「亜美もまだ小さかったからね……真美が、ホントにいるって思っちゃったんだ。だから、どこにいても真美と話すようになっちゃった」

    「…………」

    真美「当然お父さんとお母さんは変に思ったんだろうけど……たぶん、そこは二人とも大人だから、大丈夫だったんじゃないかな」

    真美「でも、周りは大丈夫じゃなかった」

    「周り……?」

    真美「亜美は、幼稚園に通いだしても真美を現実に見てたの。そんな亜美を、周りの子は変に思ったんだと思う。それで……」

    「……いじめ、か」

    真美「そう。毎日仲間外れ。先生もなんとかしようとしたけど、ダメだった」

    444 :

    自分がイマジナリーフレンド的な存在である自覚はしているのか……

    445 :

    亜美「まず真美を具現化しようと決めてからはイメージ修業だな
    最初は実際の真美を一日中いじくってたな。とにかく四六時中だよ
    目をつぶって触感を確認したり、何百回何千回と真美で射精したり
    ずーっとただながめてみたり、なめてみたり、音を立てたり、嗅いでみたり
    真美で遊ぶ以外何もするなと師匠に言われたからな
    しばらくしたら毎晩真美の夢を見るようになって、その時点で実際の真美をとりあげられた
    そうすると今度は幻覚で真美が見えてくるんだ ←今ここ
    さらに日が経つと幻覚の真美がリアルに感じられるんだ
    重さも冷たさもすれあう音も聞こえてくる
    いつのまにか幻覚じゃなく自然と具現化した真美が出ていたんだ」

    446 :

    タルパかよ

    447 :

    俺も修行すれば真美を具現化できるだろうか……

    448 :

    真美「小学生になっても、いじめは続いたよ……しかも、もっともっとひどくなっていった」

    「…………」

    真美「それでも亜美は、ずっと我慢してた……ずっと、真美の存在を主張してた。誰になんと言われても、どんなひどい目にあわされても……真美が、いじめの原因なのに」

    (……『家族』が否定されるのを、受け入れられなかったんだろうな……)

    真美「でもやっぱり、無茶だったんだね……そのうち亜美は、真美が見えない周りの方が異常だって言って、周りに当たりだしたの。きっと、耐えられなかったんだろうね」

    真美「周りを突き放すようになって味方を失って、孤立して……最後には、学校の三階から突き落とされちゃった」

    「三階……!?」

    真美「すごいよね? 真美も驚いたよ……どうしてここまでできるの?って思った。正直、真美は真美でよかったって、思っちゃったくらい」

    (集団心理ってやつか? 小学生じゃまだ倫理観もしっかりしてないかもしれないし……いやでも、それにしたって……ひどすぎないか……?)

    真美「……まあ、奇跡的にひどいことにはならなかったけど……もう色々と限界だってことになって、亜美はここに入れられた」

    「……なるほどな」

    真美「ねえ兄ちゃん」

    「なんだ?」

    真美「あの時の、亜美を妹みたいに思ってるって言葉に……ウソはない?」

    「ああ、ない」

    真美「だったら、亜美のこと、お願いできない……? 亜美を支えてあげてほしいんだ……真美には……できないから」

    「…………」


    1 約束する
    2 それはできない

    449 :

    約束する

    450 :

    結局なんでPには見えるんだ


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