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    元スレP「765院に就職した」

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    801 = 700 :

    美希の部屋

    コンコン
    ガチャ


    美希「…………」

    「…………」

    (相変わらずずっと眠っているのか……)

    美希「…………」

    (……なんか、前にみた時より痩せてるような……ちゃんと食事してるのか……?)

    美希「…………」

    「…………」

    (無理に起こすわけにもいかないよな……)

    バタン

    802 = 700 :

    27日目


    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、真、美希、雪歩、あずさ、亜美、律子、小鳥から選択)

    3 誰かを街に誘う(春香、響、あずさから選択)

    803 = 715 :

    外庭

    804 = 758 :

    律子

    805 = 700 :

    外庭


    ワーワー


    「子ども達が遊んでるな。あれは……缶けりかな? 懐かしいな」

    (……一見すると微笑ましい光景なんだよな)

    (あの子たちに何があったんだろう。どうしてここにいるんだろう)

    (俺があの子たちにしてあげられるのは、本当にただ話相手になることだけなのか……?)

    「…………」

    「あっ!?」

    ヒュー
    コン!

    「痛っ!?」

    (な、なんだぁ?……ああ、子どもたちの蹴った缶か……)

    「ご、ごめんなさい! 大丈夫ですか!?」

    「い、いや……大丈夫だよ。ほら、これ」

    「あ、ありがとうございます……」

    (この子は……たしか前にも一度見たな)

    「あ、あの……ほんとにごめんなさい!」

    「いや、いいよ。それよりも早く戻ってあげないと、みんな待ってるよ」

    「う……じゃ、じゃあ、えっと……」

    「あ、そうだ。行く前に、名前を教えてくれないかな?」

    やよい「あ、はい。私、高槻やよいです! えっと……じゃあ、その……ほんとにすいませんでした!」


    「やよいちゃん、か……ほんとにみんないい子なんだよなぁ……」

    806 = 700 :

    28日目


    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、真、美希、雪歩、やよい、あずさ、亜美、律子、小鳥から選択)

    3 誰かを街に誘う(あずさ)

    807 = 792 :

    閣下

    808 = 768 :

    2ぴよ

    809 = 700 :

    外庭


    「春香」

    春香「あ、来てくれたんですねPさん」

    「うん。でも、なんでいつもここにいるんだ?」

    春香「私、この場所が好きなんです」

    「へえ」

    春香「春は桜が咲いて、夏は緑でいっぱいになって、秋は紅葉が綺麗で……冬になると、ちょっぴり寂しくなりますけど、ここが好きなんです」

    「そっか……たしかに、いい場所だよな」

    春香「はい」

    「…………」

    春香「ねえ、Pさん」

    「ん、どうした?」

    春香「例えばですよ? 例えば、仲良くなりたいなーって思ってる人がいたとしたら、積極的にいくべきですかね? それとも、相手から来るのを待つべきですかね?」

    「そうだな……」




    1「積極的にいくべきじゃないか?」
    2「相手から来るのを待つべきじゃないか?」

    810 = 800 :

    あれ?街に誘う選択肢減ってる・・・?

    811 = 758 :

    2ですわ

    812 = 729 :

    あっちこっち回ってて大丈夫かちょっと心配になってきた

    813 :

    「相手から来るのを待つべきじゃないか?」

    春香「どうしてですか?」

    「だって、あんまり積極的にいって嫌がられたりしたら本末転倒じゃないか」

    春香「それじゃあ、もし待ってても相手が来てくれなかったら?」

    「えっ? ……うーん……」

    春香「…………」

    「……ごめん、分からないや」

    春香「じゃあ、もし待ってても来なかったら……その時は、Pさん、私の仲間になってくれますか?」

    「え?」

    (仲間? 友達じゃなくて? ……ああでも、この年の差で友達ってのも変だよな。春香なりに考えた友達の言い換えってとこか……)

    「わかった、いいよ」

    春香「ほんとですか?」

    「ああ」

    春香「ふふっ、ありがとうございます」

    「それじゃ、俺はそろそろ行かなくちゃ」

    春香「わかりました。また来てくださいね?」

    「ああ、もちろん」

    814 = 813 :

    29日目


    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、真、美希、雪歩、やよい、あずさ、亜美、律子、小鳥から選択)

    3 誰かを街に誘う(春香、あずさから選択)

    815 :

    ピヨ

    816 :

    おいサクッと除霊の仕方勉強しようや

    818 :

    仲間って引きずり込む気マンマンじゃないか

    819 = 813 :

    事務室

    「音無さん」

    小鳥「あら、Pさん。何か御用ですか?」

    「そうですね……」


    1小鳥について訊く
    2律子について訊く
    3美希について訊く
    4亜美について訊く
    5あずさについて訊く
    6響について訊く
    7真について訊く
    8春香について訊く
    9雪歩について訊く
    10やよいについて訊く

    821 = 816 :

    やよい

    823 = 813 :

    「もしかして音無さんって、あずささんが来た時にはもうここで働いてました?」

    小鳥「…………」

    「お、音無さん?」

    小鳥「あずささんから、何か話を聞いたみたいですね?」

    「え、ええ、まあ」

    小鳥「あずささんは、いつ頃ここに来たって言ってました?」

    「え? えーと……小さい頃って」

    小鳥「ほほぅ、つまりPさんは、あずささんが小さい頃に私はすでに働ける年齢だったと思っているわけですね?」

    「あっ……ご、ごめんなさい」

    小鳥「……いえ、いいですよ。実際、ここにいたのは確かですしね」

    「え? じゃあ……」

    小鳥「あ、一応言っておきますけど、働いてはいませんでしたし、ここに入院してたわけでもないですからね?」

    「そうなんですか」

    (じゃあなんでここにいたんだ……?)

    小鳥「そういえば、昔のあずささんはやさぐれてましたねぇ……」

    「へえ?」

    小鳥「流石に本人のいないところでは言えませんけど、中々すごかったですよ」

    小鳥「たぶん、今でも街の方には、あずささんの名前が通じる女の子達がいるんじゃないかしら……」

    「え……? どういう意味ですか?」

    小鳥「……まあ、昔のあずささんは少しやんちゃだったってことですよ」

    (やんちゃ? あずささんのイメージとは正反対だな……)

    小鳥「あら、もうこんな時間……すいません、そろそろ仕事に戻らせてもらいますね」

    「あ、はい」

    824 = 813 :

    30日目


    高木「おはよう、P君」

    「あ、おはようございます」

    高木「その様子だと、ここでの生活にも大分慣れてきたようだね」

    「はい、おかげさまで……」

    高木「新しい住居なんかは探しているのかね?」

    「ああいえ、それが、忙しくて中々……」

    高木「ふむ、まあそう焦らなくてもいいさ。まだ時間はあるからね」

    「え?」

    高木「おっと……すまない、気にしないでくれ。こっちの話だ。それでは私はこの辺で失礼するよ」

    「? はあ……」





    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、真、美希、雪歩、やよい、あずさ、亜美、律子、小鳥から選択)

    3 誰かを街に誘う(春香、あずさから選択)

    826 = 816 :

    図書室

    827 = 825 :

    ごめん人物指定抜けてたピヨさんで

    828 :

    ヤンキッシュなあずささん
    なんかたまに怖くなる真
    繋がりあるのかな

    829 = 813 :

    図書室

    「静かだなぁ……」

    「さて、せっかくだし何か読んでいくかな」


    1 『無尽合体キサラギ ~ 宇宙の果てまでイッテきM@S ~』

    2 『幽霊大全 ~降霊徐霊これ一冊~』

    3 『非言語交流 ~猿から宇宙人まで~』

    831 :

    まとまりがねえなあ

    832 = 813 :

    「たまにはオカルト系の本も悪くないな」

    「…………」ペラ

    「…………」ペラ

    「…………」ペラ


    しばらくして……


    「…………」パタン

    「ま、実用的な知識ではないかもしれないけど、いいリフレッシュにはなったかな」

    833 :

    1周目で真を連れ出した時途中目離したけど防ぐ方法ってあるん?

    834 = 816 :

    まだ何か足りないのか…?

    835 = 813 :

    31日目


    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、真、美希、雪歩、やよい、あずさ、亜美、律子、小鳥から選択)

    3 誰かを街に誘う(春香、あずさから選択)

    836 :

    2小鳥

    837 = 813 :

    事務室

    「音無さん」

    小鳥「あら、Pさん。何か御用ですか?」

    「そうですね……」


    1小鳥について訊く
    2律子について訊く
    3美希について訊く
    4亜美について訊く
    5あずさについて訊く
    6響について訊く
    7真について訊く
    8春香について訊く
    9雪歩について訊く
    10やよいについて訊く

    839 = 813 :

    「春香のことなんですけど……」

    小鳥「え?」

    「え?」

    小鳥「……えっと……すみません、何の話ですか?」

    「いえ、春香について話をしたいなって思ったんですけど……」

    小鳥「……えーっと……その、ハルカ……ちゃん? って、誰ですか?」

    「え? 天海春香ですけど……この院の」

    小鳥「…………」

    「……音無さん?」

    小鳥「……ごめんなさい、ちょっと知らない名前です……私も、この院にいる全員の名前を知ってるってわけじゃないんで……」

    「あ、そうなんですか? すいません、てっきり知ってると思って、つい……」

    小鳥「いえ、構いませんよ。ですが、その子についての話を聞きたかったら、他の方にあたってください」

    「ええ、わかりました」

    小鳥「お力になれず、すみません……」

    「いえ、こちらこそ、すいませんでした」

    840 = 813 :

    32日目


    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、真、美希、雪歩、やよい、あずさ、亜美、律子、小鳥から選択)

    3 誰かを街に誘う(春香、あずさから選択)

    841 :

    図書室

    842 = 813 :

    図書室

    「静かだなぁ……」

    「さて、せっかくだし何か読んでいくかな」


    1 『無尽合体キサラギ ~ 宇宙の果てまでイッテきM@S ~』

    2 『どんと来い、育児問題』

    3 『非言語交流 ~猿から宇宙人まで~』

    844 = 813 :

    「あれ? これ、先生の本かな?」

    「……違うのか、紛らわしいタイトルだなぁ」

    「育児本ね……役に立つ日がいつか来るといいんだけど……」

    「…………」ペラ

    「…………」ペラ

    「…………」ペラ


    しばらく後……


    「……ん? 『イマジナリーフレンド』?」

    (『空想の友達』……か。真美ちゃんに似てるけど、ここに書いてあることが本当なら、俺に見えるのはおかしいよな……?)

    (そういえば、真美ちゃんはいったい何者なんだろう? 不思議と今まで考えたこともなかった……)

    (……とりあえず、ここの院としては真美ちゃんのことをイマジナリーフレンドだと考えているのかな……?)

    845 = 813 :

    33日目

    律子「あ、Pさん。ちょっとお話したいことが」

    「なんだ?」

    律子「今晩、夜の見回りお願いできませんか? ちょっと私、用事がありまして」

    「ああ、うん。いいよ」

    律子「ありがとうございます」




    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、真、美希、雪歩、やよい、あずさ、亜美、律子、小鳥から選択)

    3 誰かを街に誘う(春香、あずさから選択)

    846 :

    雪歩

    847 = 813 :

    中庭


    「やあ、雪歩ちゃん」

    雪歩「こ、こんにちは……Pさん」

    (また穴から顔だけ出してる……)

    「……ちょっと訊いていい? その穴はいったいなんなのかな?」

    雪歩「あ、えっと、これは……私のお父さんが作ってくれたんです」

    「え? 雪歩ちゃんのお父さんはここの職員なの?」

    雪歩「ち、違います……」

    「……ここの職員じゃないのに、ここで穴を掘ったの?」

    雪歩「あ、掘ったのはたぶん、お弟子さん達ですぅ……」

    (お弟子さん? なんだそりゃ)

    雪歩「お弟子さん達が、私のために……わ、私の……」

    雪歩「……うぅ……わ、私なんかのために穴を開けちゃって……ご、ごめんなさい!」シュポッ


    「えっ」


    「…………」


    「…………」ズズズ……

    848 = 813 :




    律子「それじゃ、お願いしますね。一応戸締まりを確認したら、後は時間まで適当にしてていいんで」

    「ああ、わかった」


    しばらくして……


    「よし、窓もドアもちゃんとしまってるな」

    「まだ時間はあるし……どうしようかな」


    1 時間まで廊下を見て回る
    2 屋上で夜風にあたる
    3 事務室で暇をつぶす

    850 = 813 :

    屋上


    ヒュウゥゥ……

    「……いい風だな」

    (それに……静かだ。街の方とは大違いだな……やっぱり、環境を重視しているんだろうか)

    「……ん?」


    「…………」


    (あの子は……たしか食堂の……)

    「ねえ、君」

    「…………」クル

    「えっと……その……よかったら、名前を教えてもらえないかな?」

    貴音「……四条貴音……と、呼ばれています」

    「そっか。じゃあ、貴音ちゃん」

    貴音「なんでしょうか」

    「えっと……」

    (どうしよう、消灯時間はとっくに過ぎてるのに……ここまで堂々とされると何も言えない)

    貴音「……? どうかされましたか?」

    「ええと、いや……なんていうか……なんでここにいるのかなって思ってさ」

    貴音「私は、月を見るためにここに来ました」

    「いや、そうじゃなくて……」

    貴音「?」

    (どうしようかな……)

    「えっと……」



    1「月が好きなの?」
    2「部屋に戻らなくていいの?」


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