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元スレP「765院に就職した」

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251 = 236 :

美希の部屋

コンコン
ガチャ

「……あれ? いない?」

(どこに行ったんだろう……前みたいに廊下をうろついているのかな?)

美希「…………」スッ

「!?」ビクッ

美希「…………」ボフッ

(お、驚いた……突然後ろから隣を通りすぎていくなんて思わなかった)

美希「…………」

「……ねえ、美希ちゃん」

美希「…………」

(寝てるのか……)

美希「…………」

「…………」

(……美希ちゃんにとっては、寝ている時が……いや、寝ている時だけが、幸せなんだろうか……)

252 = 236 :

翌日

「さて、どうしようかな」

1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)

2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)

253 :

律子

254 = 236 :

事務室

「律子ー……は、いないのか」

(忙しいんだろうなぁ、パソコンがつけっぱなしだ……まあ、大した画面でもないから問題ないけど)

律子「あれ、Pさん?」

「おっ、律子か。ちょうどよかった」



1 今度飲みにいかないか
2 貴音について訊きたいんだけど
3 美希について訊きたいんだけど
4 響について訊きたいんだけど
5 真について訊きたいんだけど
6 千早について訊きたいんだけど
7 雪歩について訊きたいんだけど

256 = 236 :

「美希ちゃんについて訊きたいんだけど」

律子「なんですか?」

「あの子、ちゃんと食事とかしてるのか?」

律子「……一応、してはいます。美希はたしかにずっと寝てはいますが、食事や排泄の時は目を覚ますんですよ」

「そうなのか? ……でも、なんだか痩せていってないか?」

律子「どんなに食事をさせたところで、ほぼ一日中寝たきりでいれば当然筋肉が落ちます……そしてなにより問題なのが……彼女自身に、生きる目的がないことです」

「生きる目的?」

律子「ええ。生きる目的がないので、彼女はほとんど活動しません。ただの入院患者とは訳が違いますよ。筋力は低下し、そのうち歩くことさえ困難になるかもしれません」

「……それでも、動かなければ?」

律子「……医者でもないのに、滅多なことは言えませんよ」

「…………」

律子「……できることなら、私だってなんとかしてあげたいんですけどね……」

「…………」

(生きる目的……か)

257 = 236 :

翌日

「さて、どうしようかな」

1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)

2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)

258 = 244 :

小鳥さん

259 :

美希「…………」スッ

「!?」ビクッ

美希「…………」ボフッ

(お、驚いた……突然後ろから隣を通りすぎていくなんて思わなかった)

美希「…………」



ボフッって何なんだよ。屁でもしたのか

260 :

ベットに入ったんだろ
ちゃんと読めよ

261 = 236 :

事務室

小鳥「あら、Pさん。何かご用ですか?」

「そうですね……」

1 小鳥について話をする
2 律子について話をする
3 美希について話をする
4 亜美について話をする
5 あずさについて話をする
6 春香について話をする
7 響について話をする
8 貴音について話をする
9 千早について話をする
10 真について話をする
11 やよいについて話をする
12 雪歩について話をする

263 = 236 :

「律子って、忙しそうですよね」

小鳥「…………」カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

「違います。別に音無さんが暇そうだって言ってる訳じゃないです」

小鳥「まあ、実際律子さんは忙しいですよ。事務仕事もしながらみんなの面倒も見てますし」

「音無さんもじゃないですか」

小鳥「いえ、私は最近はあまりしてないんですよ……その代わり事務や清掃をさせてもらってますけど」

「へー」

小鳥「へーってなんですかへーって」

「いえ別に深い意味は……ところで、律子ってどうしてここで働いてるんですか?」

小鳥「なんで私に訊くんですか。そんなの本人から聞けばいいじゃないですか」

「訊いてみたんですけど、はぐらかされちゃいまして」

小鳥「本人が答えたがらないことを私が言うわけにはいきませんよ」

「そうですか」

小鳥「……ま、ひとつだけ言っておくなら、律子さんは自分の意思でここにいるってことですかね」

「自分の意思で……」


小鳥「ちなみに私も自分の意思でここにいるんですよ」

「そうですか」

264 = 236 :

翌日

「さて、どうしようかな」

1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)

2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)

265 :

律子

266 = 236 :

事務室

「律子ー」

律子「はい?」


1 今度一緒に飯食べに行かない?
2 貴音について訊きたいんだけど
3 美希について訊きたいんだけど
4 響について訊きたいんだけど
5 真について訊きたいんだけど
6 千早について訊きたいんだけど
7 雪歩について訊きたいんだけど

268 :

「あのさ、雪歩が使ってる穴って、どういう理由で作られたんだ?」

律子「あー、あれですか。えっと、雪歩がここにいる理由ってもう知ってますかね?」

「いや、知らないな」

律子「そうですか……そことちょっと関係があるんですよね」

「そうなのか?」

律子「はい。まあざっくり説明しますと、雪歩が穴に入るのが好きなんですよ。それで、雪歩の父親がどうしてもと頼むんで、作ることを許可したんです。色々してくれた上に、工事費は向こうが全面負担してくれましたしね」

「へえ……じゃあ、あの中庭の穴は雪歩の病室に通じているのか」

律子「…………」

「え、なんで黙るの」

律子「……ここだけの話、あの穴は施設のあちこちに通じてるんです。蟻の巣みたいに」

「えっ!?」

律子「他の人には内緒ですよ? とくに、小さい子達が勝手に入ったりすると困るんで……まあ、一応そうと知ってなければ見つけられないようにカモフラージュはされてるんですけどね」

「なんか怖いな……」

律子「ちなみに、事情を知ってる人の中には、あの穴をユキホールと呼んでいる人達がいるそうですよ」

(ユキホール……不思議な響きだ)

269 = 268 :

翌日

「さて、どうしようかな」

1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)

2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)

270 :

律子

271 :

屋上!

272 = 268 :

事務室

「律子ー」

律子「はい?」


1 今度一緒に映画見に行かないか?
2 貴音について訊きたいんだけど
3 美希について訊きたいんだけど
4 響について訊きたいんだけど
5 真について訊きたいんだけど
6 千早について訊きたいんだけど

274 :

ユキホール・・雪歩の穴・・・
何だかエロいな

276 :

「千早の件、何か思いついた?」

律子「あ! そうでした、時間がある時に話そうと思ってたのに、すっかり忘れちゃってましたよ」

「つまり、何か思いついたのか?」

律子「ええ。ま、何もしないよりはましだろうって程度の案ですけどね」

「なんでもいい、聞かせてくれ」

律子「Pさん、千早と一緒に街に出てみてくれませんか?」

「……どういうことだ?」

律子「えっとですね……今の状況って、千早にとって良くないと思うんですよ」

律子「自力で立ち直るような感じでもない以上、誰かのサポートが必要なのに……私達は忙しくてあまり役に立てませんし、千早自身、友達を作るようなタイプでもありません」

「まあ、そうだな……」

律子「だから、ここはいっそ治療のためだとか適当な理由をつけて、多少強引でもいいので千早といっしょに過ごしてみるんです」

律子「せめてリフレッシュぐらいさせてあげられれば、あの子が前に進む手助けになると思うんですけど……どうですかね?」

「ふむ……」


1 いいと思う
2 それはどうかな

278 :

RPG好きそうだな

279 = 276 :

「いいと思う。今のままじゃ、ろくに話もできないからな」

律子「そうですか。じゃあ、お願いします」

「ああ……でも、俺が街に行ってる間、他の子達の相手ができないな」

律子「大丈夫ですよ。別に毎日朝から晩までってわけでもないですし、そもそもちょっと前まではPさん抜きでやってきてたんですから」

「……ま、そうだな。じゃあ、えっと……」

律子「ええ。千早には私の方から話しておきます」

「悪いな、ありがとう」

律子「それはこっちの台詞ですよ。Pさんが来てくれたおかげで、私達みんな助かってるんですから」

「そんなに大したこともしてないけどな……」

律子「すごいことをしてる人は、大抵そう言うんですよ」

280 = 276 :

翌日

「さて、どうしようかな」

1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)

2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)

281 :

オクジョー

282 = 276 :

屋上


千早「…………」

「えっと、千早ちゃん。律子から話は聞いてるかな?」

千早「…………」コク

「そっか、じゃあ、改めて自己紹介するよ。俺はここの職員のP。よろしくね」

千早「…………」サラサラ

(メモ帳?)

千早『如月千早です。よろしくお願いします。それと呼び捨てで結構ですから』

「……わかった。よろしく、千早」

千早「…………」コク

「じゃあ、今日はこのくらいで。外に出る日は、事前に連絡するから」

千早「…………」コク


(よかった。ちゃんとコミュニケーションはとってもらえるみたいだ)

(それにしても、メモ帳は前から持ってたのかなぁ…………持ってたんだろうなぁ……)

283 = 276 :

翌日

「さて、どうしようかな」

1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)

2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)

284 :

ちっひー

285 = 284 :

あ、違った、
ちはやww

286 :

一気に眠気覚めた

287 :

エントランス

「……お、来たか。おはよう千早」

千早「…………」コク

「じゃあ、行こうか」

千早『どこに行く予定なんですか?』

「んー、今日はとくに予定はないかな」

千早「……?」

「今はここに住んでるけど、元々俺は少し離れた所に住んでたからこの辺りのことをよく知らないんだよ」

「だから、ちょうどいい機会だしこの辺を千早と一緒に見てまわろうと思ってるんだけど……駄目だったか?」

千早「…………」

千早「…………」フルフル

「そうか、よかった。それじゃあ行こう」

288 = 287 :




「へぇー」

(いつもまっすぐ院に向かってたから気がつかなかったけど、そんなに小さな街でもないんだな)


しばらくして……

(うん、だいたい見てまわれたかな)

(千早の様子は……)チラ

千早「…………」

(いつも通りの表情……いや、微かに不快な感情が表れてるな。まあしょうがないか)

「悪いね、俺もこの辺りに慣れてないから……退屈だったかな?」

千早「…………」コク

「うっ……ごめん、次からはちゃんとできるようにするよ」

千早「…………」

289 = 287 :

翌日

「さて、どうしようかな」

1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)

2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)

290 :

動物保護施設

291 :

動物保護施設


「うーん……相変わらず凄いな。犬に猫にハムスターに……」

「シマリスにオウムにウサギにブタに……」

「ヘビにワニにエリマキトカゲ……いったいこんなにどこから連れてきたんだ」

「飼い主が連れてきたり、警察が連れてきたり、いろいろだな」

「へー……で、餌代は院がもってるわけか?」

「……そりゃそうでしょ。自分じゃ……」

「……絶対に……無理だぞ」

「ふーん」

(これだけ数がいたら、餌代も結構かかるんだろうなぁ……)

「……あれ? そう言えば、この前いたあの犬がいないな。人懐っこくてかわいかったのに……どうしたんだ?」

「…………」

「響?」

「……いつまでも喋ってないで、手を動かしてよ。まだ餌やり終わってないでしょ」

「? わ、わかった」

292 = 291 :

翌日

「さて、どうしようかな」

1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)

2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)

293 :

律子

294 :

保護施設兼食料庫じゃったか

295 = 291 :

事務室

「律子ー」

律子「はい?」


1 お茶でも飲んで……話でもしようや……
2 貴音について訊きたいんだけど
3 響について訊きたいんだけど
4 真について訊きたいんだけど

297 = 291 :

「響ってどういう経緯で中庭の動物保護施設の管理任されてるんだ?」

律子「経緯って言われても、別に大したことはありませんでしたよ?」

律子「院長が動物保護施設を作ってはどうだろうとか言い出して、たまたまそれを聞いた響が猛賛成しまして」

律子「人手不足だから駄目って言ったのに二人がどうしてもって言うんで、仕方なく響が全面的に管理責任をもつことを条件に許可したんです」

(要するに、スケールの大きい『ママ、ペット飼いたい!』か……)

「……しかし、それだけ熱心に頼むってことは、よっぽど動物が好きなんだな」

律子「そのようですね。実家でも何匹かペット飼ってたそうですよ?」

「ふーん」

298 = 296 :

犬は誰かにもらわれたのかな

299 = 291 :



「ふぅ、仕事も終わったし、そろそろ部屋に戻ろうかな……」

春香「お疲れ様です」

「うおっ!? ……なんだ春香か……おどかすなよ」

春香「あはは、ごめんなさい」

「えっと、何か用なのか?」

春香「いえ、特には。見かけたから話しかけただけです」

「そうか」

春香「疲れてそうですね、肩でも揉みましょうか?」

「え? ああ、じゃあ、頼もうかな」

春香「それじゃ、失礼しますね……」

グッグッ

「おお、いい感じだ……最近肩がこってるからなぁ……」

グッグッ

春香「そんなに気持ちいいですか?」

グッグッ

「うん、いいよ……」

グッグッ

春香「それじゃあ、これからもずっとしてあげましょうか?」

グッグッ

「ははは、それじゃ流石に春香も大変だろうから、遠慮しておくよ」

グッグッ

春香「そうですか……」

グッグッ

「……おっと、もうこんな時間か。春香、そろそろ消灯だぞ」

グッ

春香「そうですね。それじゃ、私はそろそろ部屋に戻りますね」

「ああ、おやすみ春香」

春香「おやすみなさい、Pさん」

300 = 291 :

翌日

「さて、どうしようかな」

1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)

2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)


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