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    元スレP「765院に就職した」

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    651 = 633 :

    翌年
    事務室


    律子「…………」カタカタ

    コトッ

    律子「?」

    小鳥「コーヒーでもいかがですか? 律子さん」

    律子「ああ、小鳥さんでしたか……ありがとうございます」

    小鳥「だいぶお忙しいみたいですね」

    律子「ええ。更に業務が増えましたから」

    小鳥「そうですね……でも、無理はいけませんよ? 律子院長♪」

    律子「や、やめてくださいよ……」

    小鳥「ふふっ」

    律子「…………」

    律子「あの、小鳥さん。私、思うんです……前院長は、本当は彼に後を継いでほしかったんじゃないか……って」

    小鳥「……そうかもしれませんね。あの人、だいぶ気に入られてたみたいですから」

    律子「彼、どこに行ったんでしょうね……」

    小鳥「……たしか警察の人の話では、窓から落ちた形跡があったんでしたよね?」

    律子「ええ。ただ、そこから移動した跡がなかったみたいで……」

    小鳥「……私、なんとなく、あの人がまだこの院にいるような気がするんですよね……」

    律子「この院に……ですか?」

    小鳥「はい。なんとなく……ですけど」

    律子「そう……ですか……」

    小鳥「…………」

    フワッ

    小鳥「あら、桜の花びら……」

    律子「そういえば、もうそんな季節ですか」

    小鳥「あの人が来たのも、この時期でしたね……」

    律子「……小鳥さん、今夜、飲みにいきませんか?」

    小鳥「あれ? もう飲めるんでしたっけ?」

    律子「いえ、それはもう少し先ですけど……お付き合いしますよ。なんなら、あずささんやおばちゃんも誘って……」

    小鳥「……そうですね。じゃあ、お言葉に甘えようかしら」

    律子「そうしてください。それじゃ、そろそろ仕事に戻りましょう」

    小鳥「ええ。また後で」

    スタスタ

    律子「…………」

    律子「……まだこの院に……かぁ」

    律子「本当に、どこ行っちゃったんですか……Pさん……」

    652 = 633 :


    「わぁ……」


    今年もまた、春が来た。


    「きれいですね、Pさん」


    桜の花は満開で、花びらをひらひらと宙に舞わせている。


    「ふふっ……どうしたんですか? そんな悲しそうな顔、しないでくださいよ」


    春、夏、秋、冬……巡る季節が、俺達の前を通りすぎて行く。

    俺は、この先もずっと、それらを見送り続けるのだろう……。



    「大好きですよ、Pさん」



    この場所で……君と。

    654 :

    春香ENDかぁ・・・

    655 :

    『真美の質問コーナー』

    Q真美は結局何者?

    真美「それは真美ルートで確めてね」


    Q雪歩ルートのあの寄り道は何?

    真美「きっとゆきぴょんのあまりの可愛さにプレゼントがしたくなった兄ちゃんが、ゲームセンターに連れて行ったんだよ」

    QPさんとならいいよとは?

    真美「兄ちゃんとなら(ゲーセンみたいな怖いところに行っても)いいよってことっしょ?」

    QPさんのせいで遅くなったとは?

    真美「兄ちゃんが熱くなって連コインしたせいで遅くなったんだね」

    Q嬉しかったとは?

    真美「連コインの成果のプレゼント(景品)のことっしょ?」


    Qなんか雪歩とかチョロくない?

    真美「本来一年分やるはずだったのに土壇場で三ヶ月分に切り替えたからね、ちかたないね」


    Q伊織は?

    真美「上の理由とかもあって出にくくなっちゃったんだよねー……でも、出せないことはなかったよ?」


    Qなんで春香END?

    真美「ちゃんと対処しなかったから……」

    656 = 655 :

    お陰様で久々の安価スレ完結できました、ありがとうございました
    今更ながら日数表示しておけばよかったと後悔してます

    他のルートがもったいないのでなんとかしたいのですが全ルート書くとかキツそうですし……
    皆様の意見を参考にして決めたいと思います
    別に安価ではないですが

    1 二週目
    2 大まかなストーリーだけあげて終わる

    666 :

    >>1が様々な事情で無理になったらその時点で2
    それまでは1でお願いしたい

    春香ENDもやり方があればハッピーに出きるんだろうし……

    667 :

    我欲攻略全分岐

    668 :

    全ルート
    確かにキツイけど期待してる

    669 :

    1
    一週目乙乙

    二週目以降もすごく期待してる

    670 :

    全ルートみたい

    671 :

    全ルート確かに見たい
    …さすがに無茶苦茶か

    672 = 655 :

    じゃあやれるだけ二週目をやるってことで……別にこのスレ継続利用でいいですよね

    >>617
    言い忘れてましたが、支援絵ありがとうございました

    673 = 655 :

    1日目

    「ここが765院か……なかなか大きな建物だな」

    (大学を卒業したはいいものの結局就職できなかった俺は、道端で出会った高木というおっさんに誘われ、とりあえずここ765院に就職することになった)

    (何をするところなのかはまだ聞いてないけれど、働けるだけ幸せだよな……)

    「…………」

    (あれ……今さらだけど、業務内容すら聞いてないのっておかしくないか?)

    (…………)

    「ま、まあいいや。職が見つかるまでの繋ぎでいいって言ってたしな」

    674 = 655 :

    エントランス

    「!」

    (イメージと違うな……病院かなにかかと思ってたけど、違うのかな?)

    「あら? どちら様ですか?」

    (気がつくと、緑色の髪の女性が側に立っていた)

    「えっと、高木さんに呼ばれて来たんですけど」

    「あ、それなら、あちらの院長室にどうぞ」

    「はい、ありがとうございます」

    675 = 655 :

    院長室

    コンコン
    ガチャ

    「失礼します」

    高木「ん? おお! 君かね、待っていたよ!」

    「はい! 今日からよろしくお願いします!」

    高木「うむ! いい返事だ。それじゃあ頑張ってくれたまえ。私はこれから用事があるので、これで失礼するよ」

    スタスタ

    「……えっ?」

    676 = 655 :

    しばらく後……

    小鳥「私は、事務員の音無小鳥です。すみません、うちの院長が……」

    「いえいえ。それはそうと、ここはどういった場所なんですか?」

    小鳥「ここは765院。通称、社会のゴミ箱です」

    「しゃ、社会のゴミ箱……?」

    小鳥「はい。ここは、いろいろな理由で社会に適合できない子なんかが集められる所なんです」

    「はあ……なるほど。それで、俺は何をすれば?」

    小鳥「一応、事務や清掃なんかの仕事もあるんですけど……一番大事な仕事は、みんなの話し相手になってもらうことです」

    「え? そんなことでいいんですか?」

    小鳥「はい。それだけで、きっとみんな喜ぶはずです。本当は私達の仕事なんですけど、人手不足で忙しくて……事務清掃は私達がなんとかしますから、お願いできませんか?」

    「分かりました。でも、どうして俺なんですか? あなた達の方が相手のことをよく分かってるはずでは?」

    小鳥「既に知っているからこそ、私達には難しいんですよ。一から新しい関係を築ける、あなたが適任なんです」

    小鳥「昨日院長が言ってましたよ、『明日、期待の新人が来る』って。あの院長がそこまで言うんですから、きっとあなたなら大丈夫です」

    (院長はずいぶん信頼されているんだな……俺にはまだ、ただのおっさんにしか思えないが)

    「……わかりました。そういうことなら、精一杯頑張ります!」

    小鳥「はい! お願いします。じゃあ、まずは施設を案内しますね。律子さん、お願いできますか?」

    律子「いいですよ」

    677 = 655 :

    廊下

    律子「私は、秋月律子です。今日からよろしくお願いしますね」

    「はい、お願いします。ところで律子さん、ひとつ訊いてみてもいいですか?」

    律子「律子、でいいですよ。あなたの方が年上ですし」

    「そ、そうですか?」

    律子「あと、敬語もいりませんから」

    「じゃ、じゃあ……律子」

    律子「はい、なんでしょう」

    「律子はどうして、ここで働いてるんだ?」

    律子「いや、なんというか……まあ、色々ありまして」

    「…………」

    律子「ひとつ言っておきますけど、みんなの前では、今みたいに思ったことをなんでもかんでも訊いたりしないでくださいね?」

    「あ、はい。わかりました」

    律子「敬語」

    「あ、すいません」

    律子「…………」

    「あ……えっと、すまん」

    678 = 655 :

    しばらくして……

    律子「えっと……施設の紹介はこんなもんですかね。じゃあ、肝心のここの子達の紹介ですけど……」

    律子「最初に言っておきますが、ここのみんなの紹介は最小限にします。小鳥さんも似たようなことを言ってましたが、あまり先入観を持って接してほしくないですから」

    「わかった」

    律子「じゃあ、今からその最小限の紹介が必要な子達のところへ行きますね」

    679 = 655 :

    美希の部屋

    ガチャ

    律子「美希? 起きてる?」

    美希「…………」

    (うわっ、随分かわいい子だな……)

    律子「うーん……やっぱり寝てるみたいですねぇ。じゃあ、出ましょうか」

    「あ、ああ」




    廊下

    律子「今の子が、星井美希です。あの子は普段ずっと今みたいに寝ています」

    「ずっと?」

    律子「ええ、ずっと」

    「それは……どうして?」

    律子「分かりません。精神的なものだと考えられるそうです」

    「……原因は?」

    律子「……性的暴行、です」

    「…………」

    律子「そういう訳ですから、あまりあなたと関わることはないかもしれません」

    律子「でも、たまに院内をうろつくことがあるんです。ですから、見かけた時は声をかけてあげてください……ただし、慎重にお願いしますね」

    「……ああ」

    680 = 655 :

    亜美の部屋

    ガチャ

    律子「亜美ー? 入るわよー?」

    律子「……あら、いない」

    「え?」

    律子「ここは、双海亜美という子の部屋です」

    「え、あ、ああ……」

    律子「? どうかしました?」

    「いや、別に……」

    律子「そうですか。じゃあ、えっと……亜美はですね、子供の頃から空想の友達と話している子なんです」

    「空想の友達?」

    律子「はい。名前を双海真美と名付けてます」

    「……なるほど」

    律子「まあそういうわけですから、会った時は話を合わせてあげてくださいね」

    「ああ、わかった」

    681 = 655 :

    廊下

    律子「こんなもんですかね……あとの子はまあ、出会って話したりする中で掴んでください。どうしてもって時は、私や小鳥さんなんかに訊いてくださいね」

    「ああ、わかった」

    律子「あ、それと最後に一つだけ」

    「?」

    律子「ここにいる子は誰であれ、大なり小なりデリケートな部分を持っています。そしてそれは、大抵の場合ここにいる理由と関係があります」

    律子「ですから、接する時はくれぐれも気をつけてくださいね」

    「……肝に銘じておくよ」

    律子「それでは、私はここで」

    「うん。ありがとう」

    682 = 655 :

    「なるほど……孤児院やら精神病院やらをごっちゃにした感じだな。確かに、社会のゴミ箱って言う人がいてもおかしくないな」

    (しかし、こんなところでやっていけるかなぁ……不安だ)

    「……ま、とりあえずやるだけやってみよう」



    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場から選択)

    2 誰かに会いに行く(美希、亜美、律子、小鳥から選択)

    683 = 659 :

    2ぴよ

    684 = 655 :

    事務室

    「音無さん」

    小鳥「あら、Pさん。何か御用ですか?」

    「そうですね……」


    1小鳥について訊く
    2律子について訊く
    3美希について訊く
    4亜美について訊く

    686 = 655 :

    「亜美ちゃんって、どんな子なんですか?」

    小鳥「……えっと、さっきの私の話聞いてました?」

    「え?」

    小鳥「もう……律子さんに言われませんでしたか? あまり先入観をもって接してほしくないって」

    「あ……あー……」

    小鳥「あーじゃないですよ、まったく……気持ちは分かりますけど、安易に私達に頼ろうとしないでください。私達は何も知らないあなたに期待してるんですから」

    「すいません……」

    小鳥「いえ、いいんですよ」

    「じゃあ、とりあえず色々手探りで頑張ってみますね」

    小鳥「ええ。応援してます」

    小鳥「あ、それと本当に困った時なんかは、遠慮なく頼ってくださいね? いつでも力になりますから」

    「はい、ありがとうございました」

    687 = 655 :

    2日目


    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場から選択)

    2 誰かに会いに行く(美希、亜美、律子、小鳥から選択)

    688 = 667 :

    亜美

    689 = 667 :

    取り敢えず、前回出現しなかったいおりんとこんばんやよやよの出現を目指すべきだろうか

    690 = 667 :

    あぁやよいはあんまり選択されなかっただけで、出現はしていたのか

    691 = 655 :

    亜美の部屋

    コンコン
    ガチャ

    「えっと、亜美ちゃんはいるかな?」

    亜美「あれ? 兄ちゃん誰?」

    「ああ、えっと、ここでしばらく働くことになったPって言うんだけど……」

    亜美「ふーん。で、亜美に何の用?」

    「いや、用って言うか……」

    「とりあえず、君が亜美ちゃんってことでいいのかな?」

    亜美「? どーゆー意味?」

    「いや、そっちの子は誰なのかなーって思ってさ」

    亜美「! 真美が見えるの!?」

    「ああ、やっぱりその子が真美ちゃんなんだ」

    亜美「すごいよ真美! この兄ちゃん、真美が見えるって!」

    真美「知ってるよ。昨日亜美がトイレにいってる間にここに来たもん」

    (なるほど、これが空想の友達の真相か……普通、人には見えないんだな)

    亜美「すごい! すごいよ! 今まで誰にも見えなかったのに、なんで兄ちゃんには見えるの!?」

    「さあ? なんでだろう……」

    真美「ねえ亜美、そろそろ……」

    亜美「あっ、そっか……」

    亜美「ねえ兄ちゃん。亜美、これから行かなきゃいけないところがあるんだ」

    「あ、そうなんだ。ごめんね、そんな時に」

    亜美「ううん、いいよ。その代わり、絶対また来てね! 約束だよ!」

    「うん、わかった」

    692 = 655 :

    3日目


    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場から選択)

    2 誰かに会いに行く(美希、亜美、律子、小鳥から選択)

    693 :

    律子

    694 = 655 :

    事務室

    「律子」

    律子「Pさんですか。用件はなんですか?」

    「いや、特にはないんだけど……」

    律子「そうですか。ところで、お仕事にはもう慣れましたか?」

    「ああ、いや、まだ慣れないかな」

    律子「まあ、そうでしょうね」

    「でも、ここの子達はみんないい子だよな、何て言うか、見てると笑顔になるよ」

    律子「ええ。分かりますよ……その気持ち」

    「……よし、また仕事してくるかな」

    律子「はい、頑張ってください」

    695 = 655 :

    4日目


    高木「やあ、P君」

    「あ、院長」

    高木「この間はすまなかったね」

    「いえいえ」

    高木「自分で言うのはなんだが……私には人を見る目があってね」

    高木「君なら、必ずうちの子たちをいい方向に導けると信じているよ」

    「が、頑張ります」

    (期待されてるなぁ……)



    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場から選択)

    2 誰かに会いに行く(美希、亜美、律子、小鳥から選択)

    696 = 655 :

    二週目も二週目でキツいことに気づいた……イベ抜けあったらすいません

    697 = 667 :

    屋上

    698 = 668 :

    かすかな記憶みたいので改変してもいいのよ

    699 = 670 :

    うっ...一週前の記憶が......



    好きだわ

    700 :

    「屋上にでも行ってみようかな」



    屋上


    ガチャ

    (あれ、先客がいる……)

    「…………」

    (きれいだな……それと、なんだろう……儚げな感じだ)

    「…………」チラッ

    「あ、えっと……こんにちは?」

    「…………」

    「……え、えっと……」

    「…………」スッ

    スタスタ……

    「…………」

    (む、無視された!?)


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