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    元スレP「765院に就職した」

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    551 :

    春閣下に会いに行こう

    552 = 548 :

    食堂


    「おーやPちゃん、何か用かい?」

    「いえ。ただなんとなくぶらぶらしてるだけです」

    「そうかい。ま、せっかく来たんだ。茶でも飲んでいきなよ」

    「あ、いただきます……この時間は、いつもこうして休憩してるんですか?」

    「そうだね。特にすることもないし、テレビ見ながらのんびりしてるよ」

    「へー……」

    「…………」

    「おば……えっと、お姉さんは……」

    「あはは。いつもみたいにおばちゃんって呼んでくれて構わないよ。そっちの方がお互い楽だからね」

    「じゃあ……おばちゃん」

    「はいよ、なんだい?」

    「おばちゃんは、なんでここで働いてるの?」

    「あー、そうだねぇ……」

    「おばちゃんはね、昔、街の方の商店街でまんじゅう屋をやってたんだよ」

    「へえー」

    「ただ、商店街もだんだん寂れて、売れなくなっちゃったからね……店を畳むことにしたんだよ。田舎にでも帰ろうと思ってね」

    「ところが最終日、閉店間際にふらっと来た客に、ここで働かないかって誘われてさ」

    「その客って……」

    「そ、ここの院長。まあ、他にやることもなかったからね……それ以来、ここで働いてるよ」

    「なるほど……ところで、ひとつ訊いていいですか?」

    「なんだい?」

    「おいくつなんですか?」

    「あっはは! こんなおばちゃんの年齢に、興味なんか湧かないだろうに」

    「え、いや……」

    (話の割にはめちゃくちゃ若く見えるから、すごく気になってるんだけど……音無さんと同い年って言われたら信じられるくらいの見た目だし……)

    「ふぅ……さってと、そろそろ晩御飯の準備しなくちゃね……ほら、Pちゃんも仕事に戻りなよ」

    「あ、はい……」

    「最近は商店街も活気を取り戻してるみたいだねぇ……よかったよかった」

    (うーむ、気になるなぁ)

    553 = 548 :

    翌日

    「…………」

    (もうすぐ期限か……)

    (今日を含めると、あと三日……その間に、どっちにするか決めないとな)

    律子「おや珍しい、考え事ですか? Pさん」

    「まあ、ちょっとな」

    律子「そうですか。何か力になれることがあったら、言ってくださいね」

    「ああ」




    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)

    3 誰かを街に誘う(春香、響、真、やよい、あずさから選択)

    554 :

    雪歩

    556 :

    ぷちます要素だと……

    557 :

    ぷちますのおばちゃんならここの問題全部解決できるんじゃないすかね

    558 :

    万能おばちゃんなのか…?

    559 = 548 :

    中庭

    「…………」ズズ……

    雪歩「…………」

    「……ふぅ」

    雪歩「…………」

    「……なあ、雪歩」

    雪歩「はい」

    「外に、出てみないか?」

    雪歩「……無理です」

    「ちょっとだけでも」

    雪歩「……無理……です」

    「……どうしても?」

    雪歩「……はい」

    「なんでだ? 中庭には、こうして出れるようになったじゃないか」

    雪歩「こ、ここは……穴みたいなものですから」

    「……そうか。でも、ちょっとでいいから挑戦してみないか? 何かしなきゃ、ずっとこのままかもしれないだろ?」

    雪歩「…………」

    「別に一回で成功しろとは言わないからさ」

    雪歩「……む、無理ですよ……こ、こんな……」

    「こんなダメダメな私なんかじゃ、できない?」

    雪歩「…………」コク……

    「さっきも言ったけど、ここには出れたじゃないか。雪歩はダメダメなんかじゃない」

    雪歩「あれは……Pさんが、応援してくれたから……」

    「だったら、今度も応援するよ」

    雪歩「……でも……」

    「…………」

    560 = 548 :

    「……なあ雪歩。雪歩は、どうしていつも病室じゃなくて中庭にいるんだ?」

    雪歩「え?」

    「広い所が怖いなら、狭い所に閉じ籠っていればいい……なのに、どうして病室という箱よりも、穴の中にいたがるんだ?」

    「その先に世界があるからじゃないのか? 外は怖いけど……それでも、繋がっていたいんじゃないのか?」

    雪歩「…………」

    「雪歩……あと一歩なんだ。あと、ほんの少し勇気を出すだけでいいんだよ」

    「いつまでも、こんな所にいたら駄目だ。俺でよければ力になる、だから……外に出よう」

    雪歩「…………」

    雪歩「……Pさん」

    「ん?」

    雪歩「もしも……もしも私が、外に出れたら……」

    雪歩「私と一緒に、お出掛けしてくれますか……?」

    「もちろんだ。一緒に街に行こう。そして茶葉でも買って、一緒にお茶を飲もう」

    雪歩「…………分かりました」

    「! じゃあ……」

    雪歩「でも、せめて心の準備をさせてもらえますか?」

    「ああ、いいとも。それじゃあ、今日はもうやめておいて、また次会った時にするか」

    雪歩「…………」コク

    「なら、今日はそろそろ戻るとするかな……またな、雪歩」

    雪歩「はい、また……」

    雪歩「……待って……ますね」

    561 = 548 :

    翌日

    (あと二日……か)

    「はぁ……」

    小鳥「悩んでるみたいですね」

    「音無さん……そりゃそうですよ。一生ものの決断なんですから」

    小鳥「そうなんですかね?」

    「え?」

    小鳥「別に正式に働きだしたからって辞めれない訳じゃないですし……そんなに重く考えることでもないと思うんですよね。それこそ、気になる女の子がいるって理由で決めてもいいぐらいですよ」

    小鳥「正直、どうして院長が期限を決めたのか、私には分かりません」

    「……たしかに」

    小鳥「ま、院長なりの考えがあるのかもしれませんけどね……どっちにしろ、あんまり深く考えすぎる必要はないと思いますよ」

    「なるほど……」

    小鳥「さて、私もそろそろ仕事始めますか……それじゃ、今日も一日頑張りましょうね」

    「ええ」





    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)

    3 誰かを街に誘う(春香、響、真、やよい、あずさから選択)

    562 :

    雪歩

    563 :

    ヤンデレ化待ったなし

    564 :

    中庭


    「……あれ? いないな……ちゃんと連絡しておいたはずなのに」

    「……ん、なんだこれ……手紙?」

    『Pさんへ
    正面玄関前で待ってます
    萩原雪歩』

    「……え?」

    「…………」

    ダッ

    565 = 564 :

    外庭


    「……Pさん」


    「ゆ、雪歩……」

    (玄関前、夏の照りつけるような日差しの中、純白のワンピースを着て麦わら帽子を被った雪歩がいた)

    雪歩「……ど、どうですか? この格好……」

    「……あ、ああ……可愛いと、思う」

    雪歩「そ、そうですか……え、えへへ……よかったぁ」

    「……というか……えっと……?」

    雪歩「……ごめんなさい。実を言うと、中庭に出たあの日から、出られるようにはなっていたんです」

    「そ、そうだったのか……じゃあ、なんで……」

    雪歩「だって、外に出られるようになったら、ここを出ていかないといけないじゃないですか……」

    「……駄目なのか? 広い所が怖いのを、治したかったんだろ?」

    雪歩「…………」

    雪歩「Pさん……あなたのおかげで、あの日、私は穴から出ることができたんです」

    「それは違うよ。出られたのは、雪歩が頑張ったからで……」

    雪歩「違います。あなたがくれた勇気のおかげです」

    「勇気?」

    雪歩「はい」

    雪歩「ダメダメな私に、あなたはたくさんの勇気をくれました」

    雪歩「あなたの笑顔が……あなたが発した言葉が……あなたと過ごした時間のすべてが、勇気となって、あの時私の背中を押してくれたんです」

    雪歩「私、あなたがいれば、どんなことだってできます……してみせます」


    雪歩「だって、あなたが好きだから」


    雪歩「お願いします、私と、付き合ってください」


    雪歩「これからもずっと……私に、勇気をください……」



    「雪歩……」


    1 Yes
    2 No

    568 :

    ちょろすぎて怖い

    569 :

    春香さんが来るでー

    570 = 564 :

    「……雪歩の気持ちは、分かった」

    雪歩「…………」

    「ありがとう、嬉しいよ……俺でよかったら、付き合おう」

    雪歩「ほ、ほんとですか!?」

    「ああ」

    雪歩「う……ううっ」グスッ

    「え!? ど、どうしたんだ!?」

    雪歩「ご、ごめんなさい……嬉しくて、つい……」

    雪歩「こんなことなら、もっと早く言えばよかった……ごめんなさい、外に出れないふりしてて」

    「いや、いいよ……とりあえず、中に入ろう。律子あたりに報告しないとな」

    雪歩「え?」

    「ん?」

    雪歩「そ、その……少し、気が早すぎませんか? まだ私達、付き合ったばかりですし……」

    「? いや、雪歩の症状が治ったって報告だぞ?」

    雪歩「え、あっ……」

    「何の報告だと思ったんだ?」

    雪歩「う、うぅ……ご、ごめんなさい! こ、こんな勘違いしちゃうようなダメダメな私は、穴に埋まってますぅ~!」ダッ

    スポッ

    「え!? 雪歩!?」

    「き、消えた……だと? これが噂のユキホールか……」

    571 = 564 :

    翌日

    「…………」

    (今日が最後だ……明日には、院長に報告しないと)

    (…………)

    (やっぱり……俺は……)




    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)

    3 誰かを街に誘う(春香、響、真、やよい、あずさから選択)

    572 = 567 :

    雪歩

    573 :

    2小鳥に春香について訊く

    574 :

    雪歩ラッシュ

    575 :

    序盤の千早はどこへ…

    576 = 564 :

    中庭


    「……あれ、珍しい。今日はいないのか」

    「ちょっと残念だな……まあ、そういう日もあるか」

    ドン……ドン……

    「ん? なんだ? この音」

    ガタガタ……

    「マンホールが揺れてる……?」

    「……よいしょっ……と」ガタン

    ズズズ……

    雪歩「!」

    「あ、やっぱり雪歩……」ギュッ!

    「え!? ちょ、ちょっと……雪歩?」

    雪歩「ひっく……ぐすっ……」

    「……! ど、どうした? 何かあったのか?」

    雪歩「ま、マンホールが……あ、あかなくて……」

    「え? でも……今、簡単に開いたぞ?」

    雪歩「で、でも……私が何度開けようとしても……開かなかったんですぅ……」

    「うーん……もしかしたら、ちょっと蓋に問題があるのかもしれないな」

    雪歩「ぐすっ……」

    「というか、もう外に出れるんだから穴を通ってくる必要もないんじゃないのか?」

    雪歩「こ、こっちの方が近くて……それに、穴が好きだから……」

    「でも、今回はたまたま俺が来たけど、次こんなことがあったときも誰かが来るとは限らないだろ? できるだけ、使わないようにした方がいいんじゃないか?」

    雪歩「…………そう、ですね……」

    「そんなに落ち込むなよ……」


    (でも、あんなに簡単に開けれたのに、どうして雪歩は開けられなかったんだろう……?)

    577 = 575 :

    閣下の影が……

    578 = 564 :

    翌日

    「……よし」

    (もう決めた……あとは、院長に報告するだけだ……)

    「でも、院長はどこにいるんだろう……院長室にいるかな?」


    小鳥「た、たいへんですPさん!」

    「ん? 音無さん、どうかしましたか?」

    小鳥「い、院長が……病院に運ばれたそうです!」

    「ええ!?」

    579 = 564 :

    病院
    高木の病室


    ピッ……ピッ……

    高木「…………」


    「い、院長……」

    小鳥「あ、あの! 院長の容態はどうなんですか!?」

    「……極めて危険な状態です。もって一週間と言ったところでしょうか」

    小鳥「そ、そんな……」

    「……もしかして、院長はよくここに来てましたか?」

    「はい。検査に来られた時には既に遅かったのですが、少しでも延命できるよう、通っていただいておりました」

    「じゃあ、院長は自分の残りの寿命を知っていたんですか……?」

    「ええ。四ヶ月ほど前には」

    (四ヶ月前か……俺がここに来る少し前だ)

    小鳥「もう、本当に助かる見込みはないんですか……?」

    「ええ……残念ながら」

    「……院長は、もう目を覚ますことはないんですか……?」

    「それは分かりません……もしかすると、あるのかもしれませんが……なんとも言えませんね」

    「……分かりました。ありがとうございます」

    「いえ……それでは、失礼します」


    小鳥「院長……」

    580 = 564 :

    事務室


    律子「そう……ですか。院長が……そんなことに……」

    「……もっと早く、院長に報告するべきだった……」

    律子「え?」

    「医者は、院長が四ヶ月前に寿命を知ってたって言ってた。院長は、たぶん自分が死ぬ前に俺が正式に働きだすのを見たかったんだと思う……俺と話す時はよく、時間を気にしてたから……」

    律子「……そうかもしれませんね。院長、あなたが来る前の日に言ってましたよ『明日、期待の新人が来る』」

    (ああ、ここに初めて来た日に音無さんに聞かされたな……)

    律子「『いずれは私の跡を継いで院長になる男だ。みんな、よろしく頼むよ』って……」

    「え?」

    律子「院長は……ああ見えて人を見る目は確かですからね、きっと、あなたに何かを感じてたんでしょう」

    「…………」

    (本当に……もっと早く伝えて、院長を安心させるべきだった……)

    (せっかく、ここで働いていく覚悟ができたって言うのに……)


    律子「……なに暗い顔してるんですか」

    「え?」

    律子「今は勤務中ですよ。もっと明るくしてください……じゃないと、みんなにも影響がでちゃいますよ?」

    律子「院長は、そんなこと望んでいませんよ……きっと」

    「……そう、だな……ありがとう、律子」

    律子「いえ……別に」

    「じゃあ、そうだな……さっそく仕事に戻るとするよ」

    律子「ええ、そうしてください……どうしても仕事が手につかないなら、院長の様子を見に行ってもいいですからね」





    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設、病院から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)

    3 誰かを街に誘う(春香、響、真、やよい、あずさから選択)

    581 :

    雪歩

    582 = 564 :

    中庭


    「雪歩」

    雪歩「あ、Pさん。今お茶淹れますね」

    「うん、いつもありがとう」

    雪歩「いえ……好きでやってることですから」

    「治ってからもここにいるけど、他の所に行ったりはしないのか?」

    雪歩「特に居たい所もないですから……それなら、Pさんとの思い出があるここにいたいなって思って……」

    「ふぅん……えっと、出発は六日後だっけ?」

    雪歩「はい」

    「そっか……寂しくなるな」

    雪歩「大丈夫ですよ。Pさんはあんまり時間がないかもしれませんけど、私が時間を作って遊びにきますから」

    「……いや、俺もできるだけ時間を作るよ。雪歩だって、これから大変だろうしな」

    雪歩「そうですね……まずは、勉強の遅れを取り戻さないと……」

    「ああ、そうか……うーん……そう考えると、この先しばらくはあまり会わない方がいいんじゃないか?」

    雪歩「そう、かもしれませんけど……」

    「大丈夫。会えなくても、電話やメールがあるだろ? 俺達にはまだ時間があるんだから……お互い落ち着いてから、ゆっくり会えばいいさ」

    雪歩「……そうですね」

    「うん、そうだよ」

    雪歩「……じゃ、じゃあ! 今の間だけは……その……」

    「分かってるよ。まだ約束も果たしてないしな……今の間だけは、精一杯一緒にいよう」

    雪歩「……え、えへへ」

    583 = 564 :

    翌日

    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設、病院から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥、高木から選択)

    3 誰かを街に誘う(春香、響、真、やよい、雪歩、あずさから選択)

    584 :

    2 小鳥

    585 :

    高木

    586 = 564 :

    事務室

    小鳥「あら、Pさん。何かご用ですか?」

    「そうですね……」

    1 小鳥について話をする
    2 律子について話をする
    3 美希について話をする
    4 亜美について話をする
    5 あずさについて話をする
    6 春香について話をする
    7 響について話をする
    8 貴音について話をする
    9 千早について話をする
    10 真について話をする
    11 やよいについて話をする
    12 雪歩について話をする
    13 高木について話をする

    588 = 564 :

    「この前、真の話したの覚えてます?」

    小鳥「ええ。それがどうかしましたか?」

    「いえ、俺も一応何回か真に会って話してるんですけど、どうも周りの態度がしっくりこないんですよ」

    小鳥「と言うと?」

    「音無さんや律子は、どうも真のことをあまり良く思ってないような感じがするんですよね……なんでですか?」

    小鳥「はあ……そういえば、Pさんはこの前のとき、真ちゃんを外に連れていくとか何とか言ってましたよね? あれ、結局どうなりました?」

    「え? ああ、律子にも一応許可貰えたんで、この間連れていってあげましたよ」

    小鳥「え……? 本当に、律子さんが許可したんですか?」

    「ええ……なにか?」

    小鳥「いえ別に……そうですか、Pさんはどうやら相当律子さんに信頼されてるみたいですね」

    「もう、なんなんですかさっきから、自分だけ納得して……説明してくださいよ」

    小鳥「あ、あはは……すいません。じゃあヒントをあげますね」

    「ヒント?」

    小鳥「はい。ヒントは、真ちゃんの所属です。そこから先は、頑張って答えを探してくださいね」

    「所属……?」

    (そういえば、真はどこの所属なんだ……? 孤児院? 精神院? 少年院?)

    589 = 564 :

    翌日

    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設、病院から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥、高木から選択)

    3 誰かを街に誘う(春香、響、真、やよい、雪歩、あずさから選択)

    590 = 581 :

    3 雪歩

    591 = 564 :

    エントランス


    雪歩「お、お待たせしましたぁ」

    「おお……今日もまた可愛いな」

    雪歩「そ、そんな……それを言うなら、Pさんだって今日もまたかっこいいですよ?」

    「かっこいいとか生まれて初めて言われた気がするなぁ」

    雪歩「……そ、それで、今日はどこへ?」

    「そりゃあもちろん……」

    592 = 564 :

    茶葉店


    雪歩「わぁ……」

    「おお、すごい匂いだな……お茶のいい匂いだ」

    雪歩「ちょ、ちょっと見てきますね」

    「うん」



    雪歩「……あ、このお茶……でも、こっちもいいかも……」



    (すごく真剣に見てるな……どうやら堪能できてるみたいだ……よかった)


    雪歩「Pさん。ここのお店、喫茶コーナーもあるみたいですよ!」


    「そうか。じゃあ、雪歩の買い物が終わったら一緒に飲んでいこう」

    雪歩「はい♪」

    593 = 564 :

    帰り道


    「あれから色々店を回ったけど……随分買ったな」

    雪歩「ご、ごめんなさい……久しぶりで、つい……」

    「いや、謝らなくていいけど……ほら」スッ

    雪歩「?」

    「荷物持つから、貸してくれ」

    雪歩「え、そ、そんなのいいですよ」

    「いいから、そのくらいさせてくれよ」

    雪歩「……じゃ、じゃあ……こっちの荷物をお願いしてもいいですか?」

    「いいよ」

    雪歩「あ、そっちじゃなくて、もう片方の手で持ってください」

    「え? いいけど……なんで?」

    ギュッ

    雪歩「こ、こういうことです……」

    「…………」

    雪歩「? Pさん……?」

    「雪歩」

    雪歩「は、はい」

    「今から寄り道するから、嫌だったらいつでも言ってくれ」

    雪歩「え? べ、別に寄り道くらい構いませんけど……?」

    「そうか。じゃあ、こっちだ」グイ

    雪歩「え? こ、こっちの道ってたしか……」

    「……嫌か?」

    雪歩「……え、えっと……私……その……」

    「…………」

    雪歩「……Pさんとなら……いいですよ?」

    594 = 564 :

    数時間後
    外庭


    「うわー、すっかり遅くなっちゃったな」

    雪歩「もう……Pさんのせいですよ?」

    「すまん……」

    雪歩「で、でも……嬉しかったです」

    「……あ、そういえば雪歩っていくつだっけ?」

    雪歩「え? 17ですけど……」

    「よかった」

    雪歩「?」



    雪歩「痛っ……?」

    「ん? どうかしたのか?」

    雪歩「さ、さぁ……なにか、硬いものにぶつかったみたいで……」

    「え? ……うーん、暗くてよく分からないな……虫じゃないか?」

    雪歩「ひぃ!? こ、怖いこと言わないでください!」

    「はは、ごめんごめん」

    雪歩「でも、たぶん虫じゃないと思います……石かなにかのような感じでした」

    「ふーん……?」

    595 = 564 :

    翌日

    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設、病院から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥、高木から選択)

    3 誰かを街に誘う(春香、響、真、やよい、雪歩、あずさから選択)

    596 :

    2小鳥に春香について訊く
    可能なら雪歩とマンホールが開かなかった件、昨日の石?のことも

    597 :

    >>596が決定打になればいいけど

    598 :

    ヤバい嫌な予感しかしない…
    閣下が降臨するぞ

    599 :

    事務室

    「音無さん」

    小鳥「…………」

    「……お、音無さん?」

    小鳥「Pさん、ちゃんとルールは守りましょうね?」

    「え? 俺、なにかしました?」

    小鳥「いえ、別に……それで? なんの御用ですか?」


    「ああ、そうそう。音無さん、春香のことなんですけど……」

    小鳥「え?」

    「え?」

    小鳥「……えっと……すみません、何の話ですか?」

    「いえ、春香について話をしたいなって思ったんですけど……」

    小鳥「……えーっと……その、ハルカ……ちゃん? って、誰ですか?」

    「え? 天海春香ですけど……この院の」

    小鳥「…………」

    「……音無さん?」

    小鳥「……ごめんなさい、ちょっと知らない名前です……私も、この院にいる全員の名前を知ってるってわけじゃないんで……」

    「あ、そうなんですか? すいません、てっきり知ってると思って、つい……」

    小鳥「いえ、構いませんよ。ですが、その子についての話を聞きたかったら、他の方にあたってください」

    「ええ、わかりました」

    小鳥「お力になれず、すみません……」

    「いえ、こちらこそ、すいませんでした」

    600 = 599 :

    翌日

    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設、病院から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥、高木から選択)

    3 誰かを街に誘う(春香、響、真、やよい、雪歩、あずさから選択)


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