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    元スレP「765院に就職した」

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    102 = 50 :

    屋上

    ヒュウゥゥ……

    「……いい風だな」

    (それに……静かだ。街の方とは大違いだな……やっぱり、環境を重視しているんだろうか)

    「……ん?」


    「…………」


    (あの子は……たしか食堂の……)

    「ねえ、君」

    「なんでしょうか」

    「えっと、君は貴音ちゃん……だよね?」

    貴音「はい、そうですが」

    「えっと……」

    (どうしよう、消灯時間はとっくに過ぎてるのに……ここまで堂々とされると何も言えない)

    貴音「はて……? どうかされましたか?」

    「ええと、いや……なんていうか……なんでここにいるのかなって思ってさ」

    貴音「私は、月を見るためにここに来ました」

    「いや、そうじゃなくて……」

    貴音「?」

    (どうしようかな……)

    「えっと……」



    1「月が好きなの?」
    2「部屋に戻らなくていいの?」

    104 = 50 :

    「貴音ちゃんは、月が好きなの?」

    貴音「……どうなのでしょうか、自分でも、分かりません」

    「え?」

    貴音「私には、記憶がないのです」

    「記憶喪失……ってこと?」

    貴音「はい。ここのすぐそばの森の中で倒れていたそうです」

    「それで、ここにいるのか」

    貴音「ええ。たまたま通りがかった高木殿が、私をここに置いてくださりました」

    「なるほどね……」

    (なんだかすごい話だけど、これが本当なら、食堂のおばちゃんが言ってたのはただの噂ってことか)

    (まあ、あのおっさんからこんな子が産まれるわけないよな)

    「……おっと、もうこんな時間か」

    貴音「お帰りになるのですか?」

    「うん。あ、でもそういえばここの鍵って……」

    貴音「ご心配なさらずとも、私が帰り際にきちんと施錠いたします。私もここの鍵を持っておりますゆえ」

    「そっか。じゃあ、おやすみ貴音ちゃん」

    貴音「はい。おやすみなさい」

    105 = 50 :

    翌日

    律子「昨日はありがとうございました。何もありませんでしたか?」

    「うん、変わったことは何もなかったよ」





    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、貴音、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)

    106 :

    春香

    107 = 50 :

    外庭

    「春香」

    春香「あ、来てくれたんですねPさん」

    「うん。でも、なんでいつもここにいるんだ?」

    春香「私、この場所が好きなんです」

    「へえ」

    春香「春は桜が咲いて、夏は緑でいっぱいになって、秋は紅葉が綺麗で……冬になると、ちょっぴり寂しくなりますけど、ここが好きなんです」

    「そっか……たしかに、いい場所だよな」

    春香「はい」

    「…………」

    春香「ねえ、Pさん」

    「ん、どうした?」

    春香「例えばですよ? 例えば、仲良くなりたいなーって思ってる人がいたとしたら、積極的にいくべきですかね? それとも、相手から来るのを待つべきですかね?」

    「そうだな……」




    1「積極的にいくべきじゃないか?」
    2「相手から来るのを待つべきじゃないか?」

    110 = 89 :

    ヤンデレのかほりがする…

    111 = 50 :

    「積極的にいくべきじゃないか?」

    春香「そうですか?」

    「ああ、相手から来てくれるとも限らないしな」

    春香「そうですか……そうですよね」

    春香「わかりました、ありがとうございます」

    「役に立てたならうれしいよ」

    春香「また来てくださいね?」

    「ああ、もちろん」

    112 = 50 :

    翌日

    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、貴音、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択

    113 :

    小鳥

    114 = 50 :

    事務室

    「音無さん」

    小鳥「あら、Pさん。何か御用ですか?」

    「そうですね……」


    1小鳥について訊く
    2律子について訊く
    3美希について訊く
    4亜美について訊く
    5あずさについて訊く
    6春香について訊く
    7響について訊く
    8貴音について訊く

    116 :

    夕焼けフィルターかかってそうなこのふいんき好き

    117 = 57 :

    背景は写真を水彩画っぽく加工したものを使ってそう

    118 :

    脳内でBGMが流れ始めた

    119 :

    安価下って普通は「このレスがアンカーを踏んだ場合は下のレスを拾え」って意味で使うよ

    120 = 94 :

    流れ遅ければこの下のレスが安価先って使い方もよくあるぞ

    121 = 50 :

    「たまには音無さんともお話しようと思いまして」

    小鳥「ほほう、それはそれは……おっと失礼」

    (な、なんか一瞬すごい悪そうな顔にならなかったか?)

    小鳥「そういうことでしたら、お相手しますよ」

    「ありがとうございます」

    小鳥「そろそろお仕事にも慣れてきましたか?」

    「ええ、まあ、おかげさまで。みんなすごくいい子ばかりで、なんとかやっていけてます」

    小鳥「そうですね。みんな、本当にいい子ばっかりで……」

    小鳥「……だからこそ、どうしてこんな所にいなくちゃいけないんだって、思うんですよね」

    「…………」

    小鳥「あっ、すいません……こんなこと、話してもしょうがないですよね」

    「いえ、いいんですよ。付き合います」

    小鳥「……ありがとうございます」

    (考えてみれば、音無さん達も大変だよなぁ。俺が来てから頻度は減ったとはいえ、まだみんなの相手もしてるんだし)

    (……俺が他の職を見つけたら、また逆戻りか……)

    (…………)

    122 = 50 :

    翌日

    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、貴音、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)

    123 = 89 :

    亜美

    124 :

    外庭

    125 = 50 :

    亜美の部屋

    コンコン
    ガチャ

    亜美「あ、兄ちゃん!」バフッ

    「うおっ!」

    亜美「もー遅いよー」

    「いや、ごめんごめん……」

    真美「仕方ないよ亜美。兄ちゃんは他の子のところにも行かないといけないもん」

    亜美「わかってるよ、そのくらい……」

    「ま、まあまあ。そんなことより、今日は何して遊ぶ?」

    亜美「うーん……しりとりしよ!」


    しばらくして……


    「じゃあ、そろそろ帰るよ」

    亜美「……また来てね」

    「うん、また来るよ」

    亜美「絶対だよ! 約束だかんね!」

    「うん。約束する」

    亜美「……またね」


    バタン


    (……寂しそうだったな)

    126 = 50 :

    翌日

    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、貴音、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)

    127 :

    ひたすら屋上

    128 = 94 :

    129 :

    屋上


    「…………」


    (お、今日はいる)


    「…………」


    「…………」


    「…………」


    「……何を見てるの?」


    「…………」チラ

    スタスタ……

    「…………」

    (やっぱり、俺に気がつくとどこかへ行ってしまうんだな……)

    (……一度、誰かに話を聞いてみようかな)

    130 = 129 :


    廊下

    「ふう……いいお湯だった」

    (立派な浴場だよなぁ……ここ、やけに設備がいいけどいったいどこから金が出てるんだろう)

    「……ん?」

    春香「こんばんは、Pさん」

    「春香……どうしたんだ? そろそろ消灯だぞ?」

    春香「いえ、ちょっと散歩でもしようと思いまして」

    「ふうん。じゃあ、俺は部屋に戻るから」スタスタ

    春香「…………」スタスタ

    「……なんでついてくるんだ?」

    春香「気にしないでください」

    「まあ、いいけど……」


    しばらくして……


    「じゃあ、部屋に着いたから……」

    春香「はい、おやすみなさい」

    「ああ、おやすみ」

    バタン

    (……なんだったんだ?)

    131 = 129 :

    翌日

    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、貴音、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)

    132 :

    2 はるかっか

    133 :

    閣下がこえぇ

    134 = 129 :

    外庭


    「春香」

    春香「あ、Pさん」

    「……桜、終わっちゃったな」

    春香「また来年咲きますよ」

    「ま、それもそうだな」

    春香「…………」

    (……思えば、春香とは何度かこうして一緒に話してるけど、俺はほとんど春香のことを知らないよなぁ)

    「なあ、春香……」

    春香「なんですか?」



    1「他の子と遊んだりはしないのか?」
    2「春香はどうしてここにいるんだ?」

    136 :

    結局真美はユーレイでいいの?
    安価ならst

    137 = 129 :

    「春香はどうしてここにいるんだ?」

    春香「……どういう意味ですか?」

    「ああいや、なんで765院にいるのか、ちょっと気になってさ……」

    春香「ああ、そういうことですか」

    「うん」

    春香「……頭です」

    「え?」

    春香「頭……つまり、脳の病気です」

    「……で、でも、それなら普通の病院に行けばいいんじゃないのか? どうしてここに?」

    春香「……………………いよ」

    「……え?」

    春香「いえ……すいません、今日はもう、帰ってもらえませんか?」

    「え、あ、ああ……わかった」


    (まずいこと訊いちゃったかなぁ……)

    138 = 129 :

    翌日

    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、貴音、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)

    139 :

    聞くなって言われたのに聞いたから・・・・

    140 = 139 :

    みきで

    141 = 129 :

    美希の部屋

    コンコン
    ガチャ


    美希「…………」

    「…………」

    (相変わらずずっと眠っているのか……)

    美希「…………」

    (……なんか、前にみた時より痩せてるような……ちゃんと食事してるのか……?)

    美希「…………」

    「…………」

    (無理に起こすわけにもいかないよな……)

    バタン

    142 = 129 :

    翌日

    律子「すいません、Pさん。また見回りお願いできませんか?」

    「ああ、いいよ」

    律子「ありがとうございます」



    「さて、どうしようかな」

    1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場から選択)

    2 誰かに会いに行く(春香、響、貴音、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)

    143 :

    ひたすら屋上

    144 = 132 :

    ある程度平行して選ばないと死人出たりするんだろうか

    145 = 129 :

    屋上


    「…………」


    「…………」


    「…………」


    「…………」


    「…………」


    「…………」


    「…………」チラ

    スタスタ……


    (……どうしたものかな)

    146 = 143 :

    どうにかちひゃー解禁したいんだがなぁ

    147 = 129 :



    律子「それじゃ、お願いしますね」

    「ああ、わかった」


    しばらくして……

    「よし、窓もドアもちゃんとしまってるな」

    「まだ時間はあるし……どうしようかな」


    1 時間まで廊下を歩き回ってみる
    2 屋上で夜風にあたる
    3 事務室で暇をつぶす

    149 :

    >>146
    屋上に通い詰めるだけじゃだめなのかもね
    何か別の一手が必要っぽい

    150 = 129 :

    「暇だし、適当にうろついてみるか……」


    しばらくして……


    「…………」

    (……ん? 今、向こうにだれかいたような……)


    「…………」


    (あれ、あの金髪はもしかして……)

    「み、美希ちゃん?」

    美希「…………」

    (あの美希ちゃんが、立って歩いてる……夢、じゃないよな……)

    美希「……だれ?」

    「えっと、ここの職員のPだけど……」

    美希「…………」スッ

    「あ、ちょ、ちょっと待って!」

    美希「……なに?」

    「いや、消灯時間過ぎてるんだけど……」

    美希「そんなこと……ミキにはカンケーないの」

    「あっ……」

    「…………行っちゃった」

    (……なんだろう、会話をしてる気がしなかった……まったく興味をもたれていないみたいだ)


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