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    元スレ京太郎「修羅場ラヴァーズ」透華「永久に、美しく」

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    みんなの評価 : ★★★×4
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    551 = 1 :

    ――それは、何度目かの入院。

    竜華と京太郎が二人並んで見舞いに来るのも、怜には見慣れた光景だ。


    「それじゃあ、またな?」


    二人が並んで帰るのも、いつも通り。

    何も、おかしいことはない。


    「……」


    だから、怜が窓のカーテンを捲って外を眺めたのにも、特に理由は無い。

    病院から出た先の道で――見知った二人が抱き合い、口付けを交わす瞬間を見てしまったのは、単なる偶然だ。


    気が付けば、床に花瓶の破片が散らばっていた。

    552 :

    よりにもよって窓から見える場所でするなんて、絶対狙ってるよね

    553 = 1 :

    怜には――竜華を、咎められなかった。

    自身が病弱であることを自覚していたし――京太郎という、若い男の欲を満たせていないことも。


    「怜ー、見舞い品持ってきたでー」


    竜華は、それを見越していたのだろう。

    だからこそ、あの時。

    見せ付けるように、していたのだ。


    「ありがとなー……新しい、花瓶」

    「ん。この前の、割れちゃったしな」


    歪な関係。

    亀裂が入る音に、耳を塞いで。

    少しずつ壊れていくものからは、目を背けて。


    二人は、京太郎を満たし続けた。

    554 = 1 :

    「京ちゃん」


    怜が手を伸ばす。

    京太郎は、その手をとった。


    「京くん」


    竜華が手を伸ばす。

    京太郎は、その手をとった。


    心は怜を向いていても、体は竜華に応えてしまう。

    もう、どうしようもなく、嵌り過ぎている。


    ずぶずぶと、深みに進んで行くことしか出来ない。

    もう、誰にも止められなかった。

    555 = 1 :

    なんか変な具合に収まっちゃいそうなイメージ

    小ネタ安価下3時ー

    556 :

    京太郎を巡る白糸台バトルロイヤル全滅エンド

    557 = 483 :

    過保護な義妹明星ちゃん

    558 :

    恐れていた石戸霞の監禁宣言

    559 :

    シロが依存してると思ったら京太郎が依存してた

    560 = 523 :

    久と美穂子の修羅場

    561 = 522 :

    これは収まっているといえるのか……

    562 = 1 :

    「京太郎くんには――今日から、この部屋で暮らしてもらいます」


    朝――かどうかは、部屋の中に窓すらないため分からない。

    兎に角、目が覚めた京太郎に理解できたことは、自身の手足が縛られているということだけ。

    全ては、目の前の霞が握っている。


    「……意味が、わからないんですけど」

    「あら……なら、いずれわかるようになるでしょう」

    「……食事とか、トイレとか」

    「私たちがちゃんとお世話します。勿論、下の方もね」


    霞には、取り付く島もない。


    「……」

    「今は窮屈でしょうけど……いずれ、それも解ける日がくるわ。あなたが、その意味を理解できた日にね」


    「ああ……そうそう」


    「理解できたフリ……をして逃げ出したりなんてのは、やめてちょうだい?」



    「そしたら――手足とか、切り落としちゃうかもしれないから」


    くす、と小さく微笑んでいても。

    京太郎には、それが冗談だとは、微塵も思えなかった。

    563 = 1 :

    明星ちゃんって原作で台詞あったっけ


    キャラ安価下3ー

    564 :

    私様的には絹恵との話が見たいのよね?

    565 :

    由子

    566 = 522 :

    >>536

    567 = 522 :

    すまん、上のとこの書き込みはなかったことにしてくれ

    568 = 523 :

    >>560

    569 = 564 :

    おいおいこの場合どうすんだってばよ・・・

    570 = 486 :

    キャラ安価っつったじゃん…

    571 = 522 :

    今回の小ネタの永水安価だと思ったけど違うのかな

    572 = 1 :

    よくわからんので最安価、下2で

    573 = 480 :

    574 = 523 :

    575 = 484 :

    すこやんの若い燕京太郎

    576 :

    姫様

    577 = 484 :

    キャラ安価か

    578 = 1 :

    あー、キャラ安価と小ネタ安価書き間違えてました
    申し訳ない

    とりあえず監禁ネタで巴さん書いた後に先生編の小ネタ書きます

    579 = 1 :

    テレビも、携帯も、外の情報が知れるようなものは何も無い。

    定期的に訪れる六女仙との会話。

    それだけが、今の京太郎の知ることのできる全てだった。


    「起きてる?……朝食の、時間だから」


    控え目なノックの音と同時に、開かれる扉。

    今日の「世話係」は、巴のようだ。


    「……手足、痛いんですけど」

    「……ごめんなさい。でも、それを取るわけにはいかないから」


    少し京太郎が強めに言うと、巴は後ろめたそうに視線を逸らした。

    罪悪感のようなものを、彼女は持っているようだ。


    「……」


    もしかしたら。

    彼女になら、話が通じるかもしれないと。

    京太郎は、少しだけ期待を抱いた。

    580 = 484 :

    巴さんならきっとなんとかしてくれる! ww

    581 :

    共有財産にすべく監禁された時の、一般的な打破策は、甘っちょろい誰かに「貴方だけは特別」と唆すことだとか

    582 :

    多分監視されてると思うんですけど(名推理)

    583 = 526 :

    怒濤の更新でワイ歓喜
    仕事辞めたのかな?

    584 = 1 :

    「巴さん……あなた、だけです」

    「……」


    巴は、答えない。

    事務的に、淡々と食事の準備をしようとしている。


    「春やこまっちゃんも……自分のこと、だけで」

    「……」

    「俺を心配してくれるのは、あなた――巴さんしか、いません」


    「で、でも……」

    「巴さん、俺は――」



    「早くしないと、朝ごはん冷めちゃうわよ?」

    585 = 1 :

    迷い、戸惑っていた巴の手を動かした一言。


    「霞さん……」

    「あら――朝ごはんに、埃が入っちゃってるわね。巴ちゃん、新しいのを持って来てくれる?」


    霞は、巴に一瞥もくれず。

    ゆっくりと、一歩ずつ京太郎に近付いて。


    「大丈夫――それまでのお務めは、私が代わるから」


    その衣服に、手を掛けた。

    586 = 484 :

    ひえー
    さすが霞さんだ

    587 = 1 :

    監禁京ちゃんが頑張って巴さんを落とす話、あるかもしれない

    コーチとの昔話は学生編でいいですかね

    588 :

    そして駆け落ちへ...か

    589 = 460 :

    逆の発想で
    すこやんが清澄コーチになり須賀家に居候、咲さん、タコスと麻雀大戦が勃発。

    590 = 522 :

    >>587
    オナシャス

    591 = 1 :

    「先輩ッ!!!」


    部室に顔を出すなり、耳を劈く怒声。

    思わず耳を塞げば、三白眼を釣り上げて迫る後輩。


    「聞きましたよっ! また怪しいヤツらと打ってたと!」

    「怪しいヤツらって……ただの、お友達だよ。ネットで知り合った――」

    「ネットでっ!?」

    「いやさ、ふぐ刺し奢ってくれるって言うから――」

    「食べ物くれるからって、知らない人に付き合うなって言われてるでしょうがっ!!」

    「いや、俺子どもじゃないし、それに知らない相手でも――」

    「とにかく! 今度から変な場所に行かないで下さい! いいですね!?」

    「変な場所じゃあ」

    「い・い・で・す・ね!?」

    「……はい」



    響く怒声は、愛情の裏返し。

    それは、今も昔も変わらないこと。

    592 = 522 :

    愉快な仲間と打ってれば、そりゃあ強くなるな

    久保かわ

    593 :

    ふぐ刺し…あっ(察し)

    594 = 484 :

    コーチになる前のコーチかわかわ

    595 = 508 :

    愉快な仲間達とかいう京太郎SSの準レギュラー

    コーチきゃわわ

    596 = 1 :

    お友達を最初に出した人は凄い


    小ネタ安価下3ー

    597 :

    らぶらぶひっさ

    598 = 593 :

    ここまでの話混ざった千里山の日常

    599 :

    >>556

    600 = 523 :

    >>556


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