のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,062,860人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報

    元スレ京太郎「修羅場ラヴァーズ」透華「永久に、美しく」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - ヤンデレ + - 京太郎 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    751 :

    はやり、京太郎のこと解ってるなww

    752 = 1 :

    「……俺も、前から思ってたんだよ。姉さんに甘え過ぎだって」


    はやりに視線を合わせられないまま、京太郎はぽつりぽつりと心境を語る。

    その様子から、はやりは義弟が本心で話しているわけではないことを確信した。


    「そんなことないよ。料理とか家事とか、手伝ってくれてるし」

    「でも」


    はやりはテーブルから身を乗り出して、義弟の手を取った。

    男の子らしい、大きな手。

    小さい頃からずっと繋いできた手を――離させは、しない。


    「中学の頃は立派に部活やってたし、今だってそう。京くんの毎朝作ってくれるお弁当に、毎日元気を貰ってるから」

    「……仕事で疲れてるのに、麻雀とか教えてもらったりさ」

    「お姉ちゃんだもん。頑張る弟を助けるのは、当たり前だよ?」


    京太郎の目が泳いでいる。

    迷いを含んだ視線を、はやりは自分に向けさせる。


    「例えお友達に何て言われても――京くんは、はやりの自慢の弟なんだから」

    「……」

    「寂しいこと……言わないで、欲しいな」

    753 = 751 :

    はやり真正面から吹き込まれたことを粉砕する気だなww
    それ故に小細工なしで恐ろしい
    しかし京太郎、料理スキルも麻雀スキルも原作より上がってそう

    755 :

    はやりん弟なんていたら猫っ可愛がりして事あるごとに抱きしめてくれそう
    あのおっきなおっぱい顔に押し付けて

    756 = 751 :

    >>755
    正面から抱きしめられた場合、京太郎の息子が元気になってしまったらバレバレww

    757 = 1 :

    食事を終えて、少し時間を置いてからの入浴。

    浴槽に肩まで浸かりながら、京太郎は小さく溜息を吐いた。


    「……はぁ」


    結局、京太郎の姉離れは失敗に終わった。

    はやりに上目遣いに懇願されたら、断われる筈もない。


    『あなたが、はやりさんの重石になっているのではないですか?』


    頭の中で、先日言われた言葉がループする。

    京太郎にとって、瑞原はやりは自慢の姉であり、憧れの人であり――大好きな女の人である。

    姉が忙しい時期であるにも関わらず自分との時間を無理して作っているのは感じていたし、だからこそ、その言葉に後押しされた。


    「はあぁー……」


    なのに――姉の悲しげな瞳を見ただけで、全てが吹き飛んだ。

    姉の重石にはなりたくないが、姉を悲しませたくもない。

    板挟みの心境が京太郎を締め付けるが、どうにも出来ずに出て来るのは溜息だけ。

    いつもなら、こうして悩んでいる時には姉が直ぐに駆け付けて――


    「お姉ちゃんにお任せ、だよ☆」

    「……え゛っ?」


    湯気が漂う浴室の中で。

    何も身につけていないはやりが、いつものように、京太郎の額を優しく撫でた。

    759 = 751 :

    京太郎が重石か、上手い言い方するわ
    はやりに超攻撃的に返されてるがww

    760 :

    自発的に姉から離れてさせて寂しさを感じてるところを攻めるつもりだったんやろな…

    762 :

    もしかして:入れ知恵したのはは戒能さん

    763 :

    >>758
    このはやりんはもう少し若いやろ

    764 = 1 :

    姉と一緒に風呂。

    それは珍しいことではないのかもしれない――互いの年齢を考えなければ。


    「ふぅー……」


    気持ち良さそうに姉が目を細める傍ら、同じ浴槽に浸かる京太郎は心臓が破裂しそうな気分を味わっている。

    小さい頃はよく一緒にお風呂に入ったし、洗いっこもした。

    だが、今の京太郎は高校一年生。恥ずかしさは勿論、姉の肢体は幼気な青少年には肢体が強過ぎる。


    「ダメだよ、きちんと100を数えなきゃ☆」


    少しでも風呂から上がる素振りを見せれば、抱き付いて阻止してくる姉。

    さっきまでの悩みは綺麗さっぱりに吹き飛んだが――今度は、別の案件で京太郎の胸は吹き飛びかけている。

    765 = 751 :

    風呂から逃す気無しww
    学校では介入できないが、家ならはやりのターンだな

    766 = 1 :

    「……それで」


    「姉離れどころか、一緒にお風呂まで」


    「しかも100数えてる途中に逆上せて」


    「着替えと介抱をはやりさんにやってもらい」


    「挙げ句の果てに抱き合いながら添い寝?」


    「……」



    「バッド」

    767 = 751 :

    誰だろ
    しかしはやりとのお風呂を京太郎喋らされたのかなww

    768 = 758 :

    やはりかいのーさんか

    769 :

    やはりお前か

    770 :

    大丈夫、かいのーさんが姉だった時と比べりゃまだ狂気はない

    771 = 1 :

    戒能良子は、京太郎にとってもう一人の姉のような人物だ。

    年齢も姉より近く、ある意味では、はやりよりも身近な存在かもしれない。


    「……京太郎、キミは強く行かなければダメだったんだよ」

    「……」

    「例えはやりさんが悲しそうでもね」

    「……」


    京太郎が知る仕事場での姉の姿は、テレビ越しに見るものだけ。

    だが、良子は違う。

    良子の強い口調から見るに、やはり家での姉はかなりの無理をしているのだろう。


    「……オーケイ、わかったよ」

    「……どうするんですか?」

    「簡単なことさ」



    「キミが姉離れ出来なくて、はやりさんが重石を捨てられないのなら」


    「私がはやりさんの代わりに――キミという重石を背負うことにしよう」

    772 = 762 :

    なんでそんなこと(日々の生活の細かい内容)言う必要があるんですか(正論)

    773 = 769 :

    このプロ怖いお…

    774 :

    同僚を気遣う社会人の鑑

    775 = 751 :

    もう一人の姉のような人物か
    これは色んな意味で寝取られたらはやりのショックがでかそうだ

    776 :

    あ^~ここに貴姉と靖姉を投入して姉々の黄昏(ラグナロク)を成就させたいんじゃ~

    778 = 760 :

    草生やしてるからわかりやすい

    779 = 751 :

    >>777
    作者さんから注意されてたことあった?
    忘れてたなら俺は凄いダメなんだが……

    780 :

    >>779
    草生やしまくってて目につくってことでしょ。止めろとは言わないが自重したほうがいいかも

    781 :

    やだ…このプロコワイ……

    782 :

    かいのーさん、引いてだめなら押してみな(最後にものを言うのは実力行使)で京太郎奪取する気だ。

    783 :

    別に1からなんかあったわけでなくいいだろ

    784 :

    タスマニアたけしみたいな名物キャラで死後評価されそう

    785 :

    書く側からすると(煽りや荒らしじゃなければ)レスしてくれるのはモチベーションの元になります
    あんまりスレと無関係な話題で盛り上がられるとちょっと困りますけれども、気になるなら各自対処でお願いします

    とにかく読書同士の修羅場はNGってことでー

    786 :

    1を巡っての修羅場か

    787 = 784 :

    大人な対応ですね
    いっぱい修羅場書いてください おなしゃす!

    788 :

    しゅばら?

    789 :

    すばら!

    790 :

    すばらで、しゅ、ら、ば!

    791 :

    このすばらしき修羅場世界

    792 :

    アラフォーが、魔王が、女達がロン(物理)で一人の男を求め続ける世界か

    793 :

    某ヤンデレスレみたいに赤文字使い始めたらえらいことになりそうだな(小並感)

    794 :

    あぁぁぁぁぁぁぁ心がキリキリするんじゃ~

    795 :

    京太郎は、はやりの運命の人。

    小さな手を繋いでくれる。

    それだけで、はやりは何でも出来た。


    『ねーちゃん……?』


    血が繋がっていないからこそ、はやりは京太郎という存在に救われた。

    愛を持ってきてくれた。


    『ねーちゃん、大好き!』


    だから、はやりは許さない。

    二人の仲を引き裂くのは、みんな敵。


    ――お姉ちゃんが、京くんを守らないと☆

    796 :

    うわキツ

    797 :

    このプロキツい

    798 = 1 :

    ある日の夕方。

    京太郎が帰宅した時、既に夕食の準備まで終わっていた。

    多忙な日々を過ごしている姉が京太郎よりも先に帰宅していることは珍しい。

    食卓に並ぶメニューも京太郎の好物ばかり。


    「今日はね……とっても、いいことがある日だから☆」


    問いかけても、姉は笑顔でそう答えるだけ。

    そんな姉にこれから京太郎がすることを思うと――少なからず、心が傷んだ。

    799 = 788 :

    戒能さんに調教されてるのを見てはやりんが絶望する展開はやめてください!何でもしますから!

    800 :

    >>799
    はやりんがかいのんをころころしてしまってもかまわないとな?

    やったね京ちゃんメニューが増えるよ!


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS+一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - ヤンデレ + - 京太郎 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について