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    元スレ京太郎「修羅場ラヴァーズ」透華「永久に、美しく」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - ヤンデレ + - 京太郎 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 1 :

    「なら、もっと大事にしてよ」


    淡々とした声音。

    その中に、どこか悲痛な――縋るような響きが、聞こえたような気がして。


    「……ああ、わかったよ」


    京太郎は、ゆっくりと頷いた。

    霧は、いつの間にかに晴れていた。

    52 = 1 :

    「……じゃあ、いこっか?」

    「あ、ああ……っ」



    穏乃に握られた手の平に。

    爪の痕が、湖に浮かぶ三日月のように、血で滲んでいた。

    53 = 2 :

    穏乃も女の子になったな

    54 = 1 :

    【穏乃がちょい病みました!】

    【一定期間、穏乃を放置すると……?】

    【キャラ安価は全国編に登場したキャラなら誰でも可】


    とシステムボイス風に

    キャラ安価下3でー

    56 = 43 :

    ガイトさん

    57 = 55 :

    58 = 2 :

    穏乃

    59 :

    「あ、あのぅ……!」


    ゾクリと、背筋に何かが走る感覚。

    天江衣と対局をした時以上のプレッシャー。


    「聞きたいことことが、あるんですけど……!」


    声をかけられて、やっと分かった。

    彼女は恐ろしく強い。

    このプレッシャーを相手に、穏乃は大将戦を勝ち抜かなければいけないのか――!!



    「お手洗い、どっちだかわかりませんかぁ……?」

    「……へ?」

    60 = 2 :

    このプレッシャー!

    61 = 1 :

    ……さて。

    京太郎にも、特別な趣味があるわけではなく。

    目の前の女子が、限界ギリギリと知れば助けないわけにはいかない。


    「……なにが、プレッシャーだよなぁ……」


    殺気立っていたように感じたのは、彼女が色んな意味で危ない状態にあったからだ。

    色々先走って勘違いした自分が恥ずかしい。



    「あ、あの……」


    トイレから戻ってきた咲が、恥ずかしそうに口を開いた。


    咲ちゃん判定直下
    1~30 「あ、ありがとうございました!」
    31~60 「なにかお礼を……」
    61~98 「ありがとう……京ちゃん」
    ゾロ目 ???

    62 = 42 :

    ヘイ

    64 :

    おいおい今日は大放出だな

    65 = 2 :

    さすが咲さん

    66 = 50 :

    コンマ神が荒ぶっていられる

    67 :

    おいおいお前らどれだけゾロ目を出すんだよ

    68 :

    お礼を言いたいのだろうか。

    人見知りのようだし、中々恥ずかしくて口に出せないのだろう。

    そうあたりをつけて、京太郎は――


    「次からは気を付けてな?」

    「うん。そうだね、京ちゃん」

    「……ん?」


    ――先程とは、まるで違う咲の様子に眉を顰めた。

    彼女の口調は、長く一緒にいる幼馴染みに対するような気安さがある。

    さっき会ったばかりの相手に対するものじゃない。


    「それじゃ、帰ろうか」

    「帰るって……なんだよ、お前」

    「なにって」


    「京ちゃんの、彼女だよ。私」

    「……はぁ?」

    69 :

    どこかの世界線と混線してしまったのか

    70 = 1 :

    「はやく、帰ろ?」

    「おい、お前なぁ……」


    麻雀が強い女子は、何処かズレている子が多い。

    穏乃然り、天江衣然り。


    だけど、目の前の女子――宮永咲は、それらとも、更に異なる。



    「あ、そっか」

    「……」

    「また、騙されてるんだよね?」


    「あの二人の、時みたいに」


    71 :

    咲さんの並行世界で何があった

    72 :

    先生編か?プロ編か?

    73 = 1 :

    『違う』人間。

    宮永咲が見ている『京ちゃん』は、自分のことじゃない。


    「大丈夫」

    「今度は、守るから」


    肌が、粟立つ。


    「今度は」

    「ちゃんと、繋いでおくから――」



    京ちゃん判定直下
    0~33 きょうたろうは にげたした!
    34~66 きょうたろうは なかまをよんだ!
    67~99 誰かが騒ぎを聞き付けて来た!

    75 = 71 :

    おまかせあれ!

    76 :

    監禁コースかな?

    77 :

    なんで破局まっしぐらなんですかねぇ...。
    スレタイの透華の呪い?

    78 :

    咲ちゃんさんを選んだけどまさかこんなことになるとは思わなかった

    79 = 1 :

    気が付いた時は、我武者羅に。

    何も考えずに両手足を全力で振り抜いて、走り出していた。


    来た道を全力で引き返して、宿泊先の部屋に戻って、鍵をかけて。

    そこで漸く、京太郎は腰を下ろすことが出来た。


    「なにやってきたの、アンタ……」

    「俺にも、わかんねえ……」


    ずるずると、扉にもたれかかりながら。

    晴絵に返せた言葉は、それだけだった。

    80 = 71 :

    咲と対決する穏乃は大変だww

    81 = 1 :

    久しぶりのリーディングシュタイナー的なアレ
    昔書いた話の咲ちゃんです


    キャラ安価下3でー

    82 = 77 :

    しかもよりによって哩姫に寝取られた世界の咲さんだし。

    83 = 77 :

    灼で

    84 :

    咲さん

    85 = 72 :

    自分から入っていくのか…(困惑)

    86 :

    大魔王からは逃げられない

    87 = 76 :

    この咲ちゃん…待ち構えている!

    88 = 71 :

    穏乃

    89 = 1 :

    「お、メール……?」


    知らないアドレスからの着信。

    タイトルは無い。


    イタズラか、悪質な類のものか。

    京太郎が、メールを開くと――



    『ごめんなさい』


    「……ん?」

    90 = 1 :

    たったそれだけの、簡素な一文。

    イタズラメールだろうと、あたりをつけて。

    京太郎が携帯を閉じた瞬間、また同じメール。



    『ごめんなさい』



    『ごめんなさい』



    『ごめんなさい』



    『ごめんなさい』



    『ごめんなさい』



    『ごめんなさい』



    同じ、メール。



    『ごめんなさい』




    『京ちゃん』



    91 = 71 :

    ホラーですわ

    92 :

    前にどっかのスレで見た
    電波な恋人宣言する咲が実は正しくて実は自分の方が間違った記憶を持ってた~みたいなヤツ思い出した

    93 = 1 :

    「――っ!?」


    『京ちゃん』


    たったそれだけの文章で――さっき出会った少女を、想起した。


    判定直下
    1~33 誰かに相談
    34~66 着信拒否
    67~99 返信しちゃう

    94 = 71 :

    病めるのですぼくたち!

    95 :

    97 = 1 :

    「クソ、なんなんだよ……!」


    指を動かし、喧しい着信音をミュートにする。

    明らかに異質な彼女に、京太郎が返すメールは――


    京太郎返信文 下3ー

    98 :

    誰だ貴様

    99 :

    何で君が俺の名前を知ってるのかは知らない。もしかしたら昔会ったことがあるのかもしれない。だから今度二人きりで会って話そう。


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