私的良スレ書庫
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元スレ晴絵「個人戦は見学していくからね」
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淡「そうだ! 個人戦!」
穏乃「どうかしたんですか?」
淡「準決勝ではちょっと……ほんとにちょっとだけやられたけど! 決勝では私が勝ったから!」
淡「まだ一勝一敗!決着は個人戦でつけるからね!」
……もしかしてそっちが本題だったのかな?
穏乃「……残念だけど大星さん」
淡「なに?」
穏乃「私個人戦出ません」
淡「ぅえ!?」
淡「え?え、なんで!?」
穏乃「いや、なんでと言われても……」
淡「あっ! さては予選敗退!? これは不戦勝で私の勝ち……」
穏乃「いやその、予選も参加しなかったので……」
淡「なんで出てないの!? って言うか! それじゃあ奈良は誰が代表なのさ!?」
穏乃「晩成高校の小走やえさんとか……」
淡「知らないよそんなやつ!」
穏乃「知らないのにそんなやつって……というか、王者晩成の小走さんといえば結構有名だと思うんですけど」
淡「王者? ふふん、うちに高校生一万人の頂点、チャンピオンのテルーがいるもんね!」
いや私に勝ち誇られても……
というか、晩成は赤土先生の年まで連続出場して、その後も勝ち続けてる全国区の学校なんだけどなー
穏乃「……今年の団体戦は清澄に持ってかれちゃいましたけどね」
淡「ぐぬっ」
淡「……むー!サキにもちょっとやられただけで!まだ個人戦があるから勝負がついたわけじゃないし!」
穏乃「はぁ」
淡「っていうか! 同学年だから来年も再来年も打って私が勝つから実質勝ちだし!」
穏乃「へぇ」
淡「同学年といっても私は実力でいえば高校100年生だからその差は99年分だけどね!」
穏乃「すごいですね」
淡「そう! すごいの!」
淡「それにそれに……」
うーん……大星さんに嫌われてるのかと思ったけど……
もしかして、ただ構ってほしいだけなのかな?
淡「ちょっと! 聞いてんの!?」
穏乃「あ、聞いてますよ」
淡「そう? それでね? 私は……」
……そう考えたらなんか大星さんかわいく見えてきたな
桜子とかひなちゃんみたいな?
こう、妹分的な……
淡「じゃあ、今から雀荘行って打とう!」
穏乃「あ、はい……ん?」
どこがどう繋がって雀荘に?
淡「ほら、早く行こっ! 一応言っとくけど、私はあんたのことなんかライバルとか思ってないからね!私の方が100倍強いし!」
……これは、ライバル視されてるってことかな?
穏乃「……よぉーし! それじゃあ私も最初から100速に仕上げて全力で行きますよ!」
淡「むっ!それじゃあ私はその100倍の10000速でボコボコにしてやるから!」
穏乃「じゃあ私は更にその100倍の1000000速で!」
淡「ならその更に100倍の……いち、じゅう、ひゃく……とにかく!私はもっとすごいから!」
燃えてきた!沸々と煮えたぎってきた!
穏乃「あ、大星さん荷物いいんですか?」
淡「んー……全部お菓子だし後で一緒に食べよっ!」
穏乃「はい!」
穏乃「大星さん!」
淡「なに?」
穏乃「麻雀って楽しいですよねっ!」
淡「とーぜんじゃん!」
カン!
>>367
なんだ天才か
なんだ天才か
今日中にマホを投下します
>>367誰もあの服装に疑問を持たない以上痴女とは言えないのではないでしょうか?
一「学校で私服姿見られるのは恥ずかしいよ」
純「手枷に比べたら私服ぐらい…」
このやりとりは突っ込みどころ多すぎて戦慄した…
>>367誰もあの服装に疑問を持たない以上痴女とは言えないのではないでしょうか?
一「学校で私服姿見られるのは恥ずかしいよ」
純「手枷に比べたら私服ぐらい…」
このやりとりは突っ込みどころ多すぎて戦慄した…
昔は、なにかあるといつも玄ちゃんに助けてもらってたっけ
でも、やっぱり私はお姉ちゃんだから……助けられるより助ける側になりたいな
宥「あの……どうしたの? 大丈夫?」
知らない人に声をかけるのはやっぱり少し緊張する
でも、泣きそうな女の子を放っておけないよね?
「うぅ……先輩と一緒にインターハイの応援に来たんですけど……はぐれてしまったのです」
宥「えっと、電話とか……連絡手段はあるかな?」
「電話……充電切れてました」
宥「番号がわかるなら、私の電話貸すよ?」
「えっと、ごめんなさい……わからないです……」
宥「そっかぁ……」
困ったなぁ……こういう時にパッと解決できればかっこいいんだけど
宥「あ、私は松実宥といいます。 よかったら名前を教えてもらってもいいかな?」
マホ「夢乃マホ、中学二年生です!」
宥「マホちゃんかぁ……よろしくね」
マホ「はいっ!よろしくお願いしますっ!」
とっても元気のいい返事だ
いつの間にか笑顔でいっぱいになってるし、少しは安心してもらえたのかと思うと私もひと安心だ
宥「ねぇ、インターハイの応援に来たって言ってたけど、もしかして麻雀かな?」
マホ「はい!長野から和先輩の応援に来ました!」
宥「長野の和先輩……って、昨年のインターミドルチャンピオンの原村さん?」
マホ「はい!マホは中学の後輩なんです!」
……もしかして、解決したかな?
宥「私、奈良の阿知賀の選手で……原村さんとも一応知り合いだし、泊まってるホテルなら案内できるよ?」
マホ「本当ですかっ!?……そういえばマホ、松実先輩が打ってるのテレビで見ました!」
宥「本当?私、どうだったかなぁ」
マホ「すごかったです!ぽかぽかした感じのがぐわーって来てどーん!ってなってて……憧れちゃいます!マホもあんな風に打ってみたいです!」
宥「えへへ……そうかなぁ」
っと、浮かれてる場合じゃなかった
まだ問題は解決してないし……
宥「とりあえず原村さんに連絡しておいた方がいいよね?」
マホ「わわっ!言われてみるとそうですね!忘れてました!」
宥「それじゃあ電話してみるから、ちょっと待っててね」
ポケットから携帯電話を取りだし、原村さんに電話を……
宥「…………」
そういえば清澄の人たちに会いに行ったときは、染谷さんや福路さん、それに龍門渕の執事さんがこたつやらなにやらをパッと用意してくれたからのんびりし通しで連絡先も交換してなかったような……
マホ「松実先輩?どうかしましたか?」
宥「え!?いや、その……ごめんね?ちょっといい天気だからぼーっとしちゃった」
マホ「あ!それわかるのです!マホもよくぼーっとしちゃってムロ先輩に叱られてしまうのです……」
なんとか誤魔化せたみたいだ
だけど、このままだとどうにもならないし……こうなったら
玄『もしもしお姉ちゃん?』
宥「くろちゃん助けてぇ……」
――――――
結局、玄ちゃんに頼ってしまった
お姉ちゃんなのに情けないなぁ
マホ「あの、どうでしょうか?」
宥「……もう大丈夫! 原村さんの方にも連絡がいったはずだし、一緒に来た……ムロさん?にも伝わると思うよ~」
マホ「わぁー!ありがとうございます!松実先輩頼りになりますっ!かっこいいですっ!」
こう素直に褒められると……ズルしちゃってるしなんとなく罪悪感が……
宥「……それじゃあ、清澄の宿泊先まで送るね」
マホ「お世話になりますっ!」
ぴょこんぴょこんと跳ねて感情を表す様子は元気いっぱいで穏乃ちゃんを思い出す
私が穏乃ちゃんに思うように、原村さんもマホちゃんをかわいい後輩に思ってるのかもしれないなぁ
宥「マホちゃんも麻雀を打つの?」
マホ「はい!……あまり上手にできないですけど」
マホ「一生懸命頑張ってるんですけど……毎回なにかチョンボしてしまうのです……」
……それはなんとも、大変だなぁ
マホ「うぅ……どうすればいいのでしょうか……」
すっごく悩んでるみたいたし、なんとか励ましてあげたいなぁ
宥「うーん……それじゃあ反対に、マホちゃんが得意なことってなにかな?」
マホ「得意なことですか?」
宥「そう、得意なこと」
マホ「えっと、えっと……ちょっと違うかもしれないですけど……」
宥「なぁに?」
マホ「マホは物真似が上手だって言われます!」
宥「……物真似?」
マホ「はい!」
麻雀で、物真似?……ちょっとよくわからないなぁ
宥「……たとえば、どういうことかな?」
マホ「んーと……たとえば私がタコスを食べると、ゆーき先輩みたいにタコスぢから全開になれるのです!」
宥「へぇ……」
つまり……麻雀の特性のようなものを物真似するってことかな?
宥「……え? そ、それって凄いことだよマホちゃん!」
マホ「そうなんですか?」
インターハイでいろんな人と打ったけど、たとえば玄ちゃんとチャンピオンの真似をしながら打つことができるとしたら……
マホ「マホがかっこいいって思った打ち方を真似しようとするとできる時があるのです」
マホ「それでも対局中に一回ぐらいしかうまくいかなくて……和先輩には真似ばっかりしてないで基本をしっかり頑張りなさい、って叱られてしまうのですけど……」
宥「…………」
つまり、力になにか縛りがあるのかな?
赤土先生に相談して研究してもらえばもうちょっと詳しくわかるかも……
マホ「松実先輩?」
宥「……あ、ごめんねマホちゃん」
うーん……私がいろいろ言っちゃってもいいのかな?
原村さんたちが指導してるなら、よそ者の私が口を出すのも悪いし……
宥「そうだなぁ……私は、マホちゃんが楽しく打てるのが一番だと思うな」
宥「だから、今言ってたみたいに真似っこして打つのもいいと思うし……原村さんに言われているみたいに基本を身につけるっていうのもいいと思うよ?」
マホ「マホは……やっぱり先輩たちみたいにかっこよく打ちたいです」
マホ「それで、先輩たちみたいに仲間たちと全国優勝するのがマホの夢なのです!」
宥「うん、得意なことを伸ばすのもとっても大事なことだと思うし……そのために頑張るのはとってもいいことだと思うな」
宥「……でも、団体戦でチョンボしちゃうと仲間に迷惑かけちゃうから気をつけないとね?」
マホ「あぅ……気をつけます」
これくらいなら、言ってもいいよね?
マホちゃんが自分で考えることも大事だと思うし……
宥「あ、見えてきたよ……ほら、あそこ」
マホ「あ! 和先輩! ムロ先輩!」
裕子「あ!じゃないだろマホ!ふらふらしないでちゃんと着いてこいって言っただろ?」
マホ「す、すみません……」
和「松実さん、わざわざすみません。 後輩が迷惑をかけてしまって……」
宥「ううん、私も散歩中で……特に用事もなかったから気にしないで」
マホ「松実先輩! ありがとうございました! とってもとっても助かりました!」
宥「どういたしまして……それじゃあ、またね」
マホ「えっ!? 帰っちゃうんですか……?」
宥「え……だって……」
和「良かったら、少し寄っていってください。 お茶ぐらいは出せますから」
宥「……それじゃあ、少しだけ」
マホ「わーい! マホ、松実先輩と打ってみたいです!」
裕子「マホ、ただでさえ迷惑かけたのにあんまりわがまま言うなって」
宥「あ、いいよいいよ! 私もマホちゃんと打ってみたいなぁ」
マホ「わーい! 松実先輩松実先輩! どうやったら松実先輩みたいに打てますか?」
宥「えっと……私は、あったかいの来て~って思いながら打ってるけど……」
マホ「なるほど……」
マホ「それじゃあマホ、とりあえずマフラー買ってきます!」
裕子「夏場にマフラーは売ってないよ!」
カン!
あとは
エイスリン
ともきー
華菜
憩ちゃん
胡桃ちゃん
爽
もーちゃん
でーちゃん
シズ+はっちゃん+はじめちゃん
ゆーこ
咲+憧
咲+シズ
ですかね?のんやりと書いていきますのでよろしくお願いします
エイスリン
ともきー
華菜
憩ちゃん
胡桃ちゃん
爽
もーちゃん
でーちゃん
シズ+はっちゃん+はじめちゃん
ゆーこ
咲+憧
咲+シズ
ですかね?のんやりと書いていきますのでよろしくお願いします
女子高生にもなって普段着ジャージはやめなさい!
そんな風によく憧に怒られるけど……
動きやすいし、この格好が好きなんだからいいじゃないか
穏乃「いいですよね?ジャージ!」
一「ボクもジャージ自体はいいと思うけど……まあ、もう少しお洒落してみてもいいんじゃないかな」
穏乃「でも今日のジャージはよそ行き用だからちょっと素材に違いが……」
一「なるほどね……こう、見えないお洒落ってやつ? 見えてるけど」
穏乃「そんな感じです! 普段のは山も登れるくらいに丈夫なやつなんですけど……」
一「いくら丈夫でもその格好で登山は本当に危険だからダメだよ!?」
……まあたしかに、お洒落する事自体に興味がないわけではないし、ジャージとはいえいろいろ気は遣ってるんだけど……普段ジャージを着ない憧にはなかなか理解してもらえない
……それにしても国広さんの私服はお洒落だ
結構肌出てるから山は行けなそうだし、手枷なんて私だったらちょっと恥ずかしいけど……攻めのファッションってやつだよね
一「あ、服装と言えば鷺森さんってさ」
穏乃「灼さんですか?」
一「センスいいよね」
穏乃「かわいいですよね!」
一「最近よくボクらの宿の方に来てるからよく見かけるんだけどさ……」
穏乃「宮永さんと話に行ってるみたいですねー」
一「うん、それでさぁ……この前鷺森さんが着てたシャツの三つ首のうさぎって」
穏乃「うさギドラちゃんですね!みんなで大阪行ったときに買ったんですよ」
一「大阪かー……ネットとかで探せば似たようなの見つかるかなー」
穏乃「あれいいですよね!私は左の頭が凛々しくてかっこいいなって思うんですけど……」
一「わかるわかる! でもボク的にはやっぱり右の頭のキュートさがたまらないっていうか……」
ヤバい……!国広さんと話すの楽しい!
話が合うっていうのはいいね!
そりゃ憧は親友だけどジャージに対する情熱を理解してくれないっていうか……
穏乃「……あ! あそこですね、神代さんに教えてもらったお菓子屋さん!」
一「みんな待ってるしパパっと買ってこうか」
一「それにしても阿知賀のみんなは顔広いよね……大阪の荒川さんたちとも打ったんでしょ?」
穏乃「いやーたまたま縁がありまして……元々は赤土先生の顔の広さからですかねー」
「おや?阿知賀の高鴨さんではありませんかー?」
穏乃「……あ、永水の薄墨さんですか? こんにちは!」
初美「こんにちはー! 先日は姫様と巴ちゃんがお世話になったそうで……」
穏乃「いえいえ! こちらこそお世話になってしまって……」
初美「そちらの方は……どこかで見かけたような気もするのですが……?」
一「はじめまして、長野の龍門渕高校、二年の国広一です」
初美「ああ! 龍門渕の……去年のインターハイの放送で見たんですねー」
初美「しかし……長野の個人戦代表は風越の福路さんと、清澄の原村さん、宮永さんではありませんでしたかー?」
一「長野はわりと各校仲良くて……みんなで応援に出てきたんですよ」
初美「それはいいですねー! うちはぽっと出ですし、赤山なんかには敵視されてるような気もしますよー」
穏乃「この前藤原利仙さんと打ちましたけど、敵視というかライバル視って感じでしたよ?
うちも晩成が壮行試合してくれたぐらいで県内で仲いいとこって他にありませんねー」
一「長野は決勝参加の四校で合同合宿なんかもやってるから……」
初美「……あれ?それじゃあお二人はどういう繋がりですかー?」
一「阿知賀とは全国前に練習試合をしてて……阿知賀と原村さんが個人的に友人っていうのもありますね。 龍門渕は清澄と同じ宿とってますから」
穏乃「集まって麻雀打ってるので、おいしいお菓子でもと思いまして」
初美「そういうことですかー! あ、私のお薦めはこっちとこっちと……」
穏乃「ありがとうございます! えっと、どれくらい買ってけばいいんでしたっけ?」
一「今日は……長野三校に阿知賀のみんな、萩原さんと須賀くん、久保コーチに赤土先生で22人かな?」
穏乃「よーし……それじゃあ、棚のそこからこっちまで全部ください!」
初美「おお……豪快ですねー」
穏乃「一回言ってみたかったんです!」
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