私的良スレ書庫
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元スレ晴絵「個人戦は見学していくからね」
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>>100有珠山は回想も入ったし楽しみです。爽はツッコミのユキが入って来たことでちょっとギリギリアウトの下ネタ振れるようになった挙句、「あ、今ユキいないんだった」テヘペロとかやってそうなイメージ
投下します
わりとアホチャーのおもチャー注意
投下します
わりとアホチャーのおもチャー注意
団体戦における先鋒というのはエースポジション、つまり点取り屋だ
先鋒が稼げば稼ぐだけ後ろの仲間達は余裕をもって打つことができるし、チームの勢いも増すというもので
私はドラを抱えるという体質上、和了ることができれば圧倒的な火力で場を制圧することができる
反面、ドラを切れない以上手は窮屈になり相手からも読まれやすい
結局、県予選や全国一回戦はこちらの情報が出回ってないこともあり活躍することができたけど、関西の名門……千里山の新エース園城寺さんや王者白糸台のチャンピオン宮永さんにはボロボロにされてしまった
団体戦が終わってからプライベートで清澄高校の人たちと打った時にも、宮永咲ちゃん――チャンピオンの妹さんらしい――にはカンでドラを増やされて手牌を完全に縛られてしまったし、和ちゃんのスピードにも追い付くことができなかった
玄「……はぁ」
つい、溜め息が漏れてしまう
阿知賀子供麻雀クラブ時代からNo1を張ってきて麻雀には自信があったのだが、全国に来てからはいまいち戦績も振るわない……
要するに、へこんでいるのです
自信喪失中なのです
いやいや、それでも溜め息はよくない
幸せが逃げてくって言うもんね!
こういう時は楽しいことを考えよう
楽しいこと、楽しいこと……
……そういえば、久々に会った和ちゃんのおもちはすごかったなぁ
小学生の頃から規格外だったけどまだまだ成長してるみたいだし
しかも!おもちといえばその和ちゃんを越える逸材が全国の会場にいたのです!
そう!鹿児島県代表永水女子の大将、岩戸霞さんです!
あの圧倒的な質量!たまらないのです!
地区大会の映像を見たら、副将の薄墨さんがあれを頭に乗せていたりしていて大変羨ましい
私と代わってくれないかなぁ
玄「うへへ……」
おっといけない
楽しくなりすぎてしまった
赤土先生に聞いた話ではどうやらBブロックで和ちゃんたちと対戦した宮守女子の方々と永水女子のメンバーで鹿児島まで海水浴に行っているらしい
赤土先生は宮守女子の監督、熊倉さんとは以前から親しく、東京に滞在している間に何度も会っているようでその時に聞いたらしい
羨ましいなぁ……私も行きたかったなぁ
綺麗な海に真夏の日差しと揺れるおもち
想像しただけで……
玄「……おっと、危ない危ない」
先ほどから周囲の視線が痛い
よほどだらしない顔をしていたのだろう
それにしても今日は暑い
お姉ちゃんはあったかいからお散歩してくるね~って言ってお出かけしちゃったけど、私には少し辛い暑さだ
薄着の女性が増えて大変眼福だけどね
玄「……ん?あれは!」
大変なものを発見してしまった
目の前にある大きな木の下で、ちょうど日陰になっているところにベンチがある
そこに腰かけた人は暑さでへばっているのか、ぐでーっとベンチの背にもたれ掛かっている
そして、存在を主張するおもち
玄「おお……」
つい、視線が釘付けになってしまう
だいたい、阿知賀女子にはおもちが足りないのだ
おもちをおもちなのはお姉ちゃんぐらいで私としては大変寂しい
岩戸さんには会えないし、和ちゃんもおもちを触らせてはくれなかった
慢性的おもち不足なのだ
「ねぇ、ちょっと……」
玄「おもちがしゃべった!?」
「……おもち?」
玄「あ、いえ!なんでもないです!」
よく見たらしゃべったのはおもちじゃなくっておもちの持ち主の方でした
考えてみればそれはそうだろう、暑さにやられているのかもしれない
玄「あ、えーと、なにか用でしょうか?」
とりあえず、見ず知らずの人に話しかけられたのだから用件を聞くべきだろう
「こっちの台詞」
玄「え?」
「……さっきからずっとこっち見てたから」
しまった
じっと見つめていたのは気づかれていたらしい
玄「えっと、それは……その」
さすがにおもちを見てました!とは言いづらい
玄「……って、あれ?小瀬川さん?宮守女子の?」
白望「……そうですけど」
玄「そんな、今は鹿児島に居るんじゃ……」
岩戸さんと一緒に!羨ましい!
白望「なんでそんなことまで……」
玄「あ、それは!うちの先生が熊倉さんから聞いたそうで……!」
白望「先生が……?えっと、あなたはたしか……」
……ちょっとドキドキする
インターハイ決勝まで行ったことだし名前も知られていたりするのかな?
白望「ダル……誰だっけ?」
……やっぱり私ダメなのかなぁ
玄「うぅ……阿知賀女子の松実玄と申します」
白望「あぁ……ドラの方」
ドラの方って……お姉ちゃんはさしずめ赤い方だろうか
……とにかく、なんとか誤魔化さなければ
玄「えっと、鹿児島にいらっしゃると聞いていたものですから!お姿を見かけて気になりまして……その、お一人でどうされたのですか?」
白望「……さっきみんなで帰ってきて」
白望「暑くてダルかったから……」
白望「あー……しゃべるのダルい」
玄「これだけ暑いとそうなりますよね!私、水筒持ってるので冷たいお茶でもいかがですか?」
白望「……いただきます」
玄「あ、汗とか気持ち悪くないですか?」
ハンカチを取り出して小瀬川さんの額に浮かぶ汗を拭き取る
白望「……ありがと」
玄「いえいえ気にしないでください!……大丈夫ですか?」
白望「うん……それで、休んでたらいつものことだって置いてかれて……」
白望「ダルくて……動けなくなってた」
玄「それは大変ですねぇ……でも日陰は少し涼しいですし、風も気持ちいいですね!」
お話しながら、少し手持ち無沙汰になったので鞄から団扇を取りだして小瀬川さんを扇いであげることにした
白望「…………」
白望「……きもちいい」
そのままベンチで小瀬川さんとしばらくのんびり過ごす
白望「ん……」
玄「あ、眩しいですよね?私の帽子お貸ししますよ」
白望「……どうも」
……なんだか落ち着くと思ったら、小瀬川さんは少しお姉ちゃんに似ているかもしれない
玄「あ、小瀬川さんはこたつはお好きですか?」
白望「……今夏だよ?」
夏にこたつを使うのはお姉ちゃんだけでした
白望「……岩手の冬は寒いから、こたつは外せない」
玄「!……そうですか!そうですよねっ!」
白望「……ダルい」
ダルいって言いながらも、なんだかんだくだらない話に付き合ってくれる小瀬川さんはとってもいい人だ
玄「あ!私、クッキー持ってるんですけど食べますか?」
白望「……いただこうかな」
玄「では、どうぞ!」
白望「ダルい……あーんして」
玄「はい!えへへ……あーん」
白望「ん……おいし」
――――――
白望「……松実さん」
玄「なんですか、小瀬川さん?」
白望「……いや、なんだかお世話になっちゃって」
玄「そうですか?」
白望「快適だった……うちにも一人欲しい」
玄「えへへ……そんなに言われると照れちゃいます」
白望「……なにかお礼がしたいな」
玄「そんな!お礼がいただきたくてしたことではありませんので……」
白望「でも……」
玄「あ、それじゃあおもちを少し触らせてください!」
白望「……?さっきから言ってるそのおもちというのは……?」
玄「あ、これはこれは失礼しました」
玄「では、改めて……」
玄「おっぱい触らせてください!」
白望「え?」
玄「え?」
白望「……ごめん、今なんて?」
玄「おっぱい「ちょいタンマ」
白望「…………」
どうしたのかな?なにか考え込んでるみたいだけど……
あ、あんなに素晴らしいおもちだもんね!出し惜しみするのも分かるよ!
白望「……え?」
玄「え?」
白望「いや……え?じゃなくって」
玄「?……なにか?」
白望「……あれ?私がおかしい?」
小瀬川さんどうかしたのかな?
白望「……え?つまり、私の……胸を、触りたいの?」
玄「はい!大変素晴らしいおもちをおもちですから!」
白望「……それは、どうも」
玄「そういうわけで是非お願いします!」
白望「……松実さんってさ」
玄「はい?」
白望「……あー、女の子が好きな人?」
玄「……?好きですけど」
穏乃ちゃんや憧ちゃん、灼ちゃんもみんな大好きなお友だちだもんね!
白望「……ダルい」
小瀬川さんはしばらくなにやら考えたあと口を開いた
白望「……まぁいっか」
玄「本当ですか!?」
白望「なんか、凄く快適に過ごしちゃったし……なにも返さないのもダルいから」
白望「あ、でも……ここだとさすがに」
玄「そうですね!それじゃあ宿の方までお送りします!道はわかりますか?」
白望「うん……あ」
玄「どうしました?」
白望「ダルくて動けない……おんぶして」
玄「!?」
おんぶ!?
そんなことしたら……
あの素晴らしいおもちが私の背中に……
答えは一つだ
大きく息を吸い込み返事をする
玄「おまかせあれ!」
ベチャ
玄「お、重い……」
白望「……ダルい」
玄「……でも、背中におもちが……うへへ」
白望「……失敗したかなぁ」
カン!
くろちゃーは人がダメになる甘やかし方をする。宥姉を見ればわかる
そういうわけで甘えさせてくれるけど最終的には「ほら、しっかりせぇ!」とか言いながら尻叩いて送り出してくれる染谷先輩が好きです
なんでもいいからワカメ「」とかって表現されてないSSください
そういうわけで甘えさせてくれるけど最終的には「ほら、しっかりせぇ!」とか言いながら尻叩いて送り出してくれる染谷先輩が好きです
なんでもいいからワカメ「」とかって表現されてないSSください
あ、見てる人いるかわからないですけど↓1~3までのキャラ拾うとか言ったら名前出してくれます?(乞食並感)
寝る前に埋まってて安心した……
思いついたのから形にして投下する予定です
一応一日一本を目標にしていますのでどうぞよろしくお願いいたします
思いついたのから形にして投下する予定です
一応一日一本を目標にしていますのでどうぞよろしくお願いいたします
いいスレ発見乙
久々にベンティ略見て吹いた そろそろ懐かしいな
久々にベンティ略見て吹いた そろそろ懐かしいな
面白い
あこちゃーと竜華とか見たことないし見てみたいな
買い物的な
あこちゃーと竜華とか見たことないし見てみたいな
買い物的な
ラーメンを食べ歩き、メグさんと別れた帰り道
いっぱい食べて、いっぱい話して
気づけばすっかり遅い時間になってしまった
東京の夜は明るすぎるのだ
地元だったらこの時間になったら外は真っ暗になってるもんね
なんて、ちょっと現実から目を逸らしてみたがこれはヤバい
帰りに通りがかった公園はさすがに暗い
しかも、さっきからなにやら……か細い女の子の声が聞こえるのだ
「――」
「――」
ヤバい、ちょっと……本気で怖い
早く帰ろう
本気で走ればすぐに……
「――ラ~」
穏乃「!?」
心なしか、近づいてきている?
「――ラ~」
「――ラ~」
いや、おばけがどうとか言うつもりはないけど!
そんなオカモチあり得ないって和も言ってたし!
「――ラ~」
穏乃「……うぉぉぉぉぉぉぉぉ! 走れぇぇぇぇぇ!」
一歩踏み出した瞬間、目の前に自分と同じぐらいのサイズの影が飛び出す
「スエハラ~」
穏乃「うわぁぁぁぁぁぁ!?」
穏乃「ごめんなさい! 食べないで! 私体も小さいし、おいしくないです!」
「? 私は人を食べる趣味はないのよー」
穏乃「……あれ? 人?」
「そういうあなたは阿知賀女子の高鴨さんなのよー」
穏乃「あ、はい! 高鴨穏乃です!」
由子「私は姫松高校の真瀬由子なのよー」
穏乃「あ、どうも……こんばんは!」
由子「こんばんはー」
ほわほわとした笑顔に少し気持ちも落ち着く
由子「怖がらせちゃったみたいで申し訳ないのよー」
穏乃「こちらこそ失礼なことを……」
さすがにおばけと思ったなんて――おばけなんていないけど!――失礼だった
由子「気にしなくていいのよー」
由子「ところで、こんな時間に女の子の一人歩きは危ないのよー?」
穏乃「ご飯食べてたら遅くなっちゃって……って、それは真瀬さんもですよ! どうしたんですか? こんな時間に?」
由子「私はちょっと探しものなのよー」
探しものって……まさか!
穏乃「もしかして、す、スエハラって姫松の大将の末原さんですか!? 行方不明とか!?」
一大事だ!なにか事件とかに巻き込まれてたら――
穏乃「け、警察に!」
由子「高鴨さん、落ち着いてほしいのよー」
穏乃「で、でも!」
由子「恭子は今頃ホテルで牌譜の整理をしてるのよー」
穏乃「……?」
穏乃「え、じゃあなんでスエハラ~って……」
由子「探し物の呪文なのよー? 唱えながら探し物をするとすぐに見つかるって言うのよー」
……今日は謎の呪文をいっぱい聞くなぁ
穏乃「そうなんですか……良かったぁ、事件とかじゃなくって」
由子「さっきから紛らわしくて申し訳ないのよー」
穏乃「いえ!私こそすぐに勘違いしちゃって」
穏乃「あ! 何を探してるんですか? 私で良ければお手伝いします!」
困っている人を放ってはおけないもんね!
由子「それはとっても助かるのよー! 探してるのは……こういう赤い腕時計なのよー」
真瀬さんはそう言って左腕を私に見せる
そこにはたしかに赤い腕時計が……
ん?
穏乃「……持ってるじゃないですか、腕時計」
由子「あ、これは違うのよー……ほら、よく見ると」
穏乃「……折り紙?」
暗くて気づかなかったが、よくよく見ると、折り紙が腕時計の形に折られている
穏乃「え!? うわ、凄い! 上手に折ってありますね!」
由子「時計が見当たらないって言ったら監督が折ってくれたのよー」
穏乃「優しい監督さんなんですね!」
由子「そうなのよー!前にリボンをなくしちゃった時も折ってもらったし、絹ちゃんが眼鏡をなくしちゃった時もこれで代わりを作ったのよー」
いや、折り紙じゃ眼鏡の代わりにはならないんじゃ……
由子「……でも、見当たらないのはお父さんに買ってもらった大事な時計なのよー」
穏乃「お父さんに?」
由子「うん……形見なのよー」
穏乃「形見……って」
真瀬さんも家族を亡くしているのか……
玄さんと宥さんもお母さんを亡くしているし、そのことが与える影響が大きいことも知ってる
おもち好きとか
まぁそれはともかく、別れはどんなものであれ辛い
身近な家族のことなら尚更だろう
穏乃「……絶対見つけましょう! 私もできる限り手伝いますから!」
由子「本当に助かるのよー……あ、ごめんね?電話出るのよー」
由子「もしもし?お父さん?」
あれ?
由子「えー? 大丈夫なのよー! 大阪のほうが治安悪いくらいよー?」
由子「うん……うん? もう! いい加減娘離れしてほしいのよー」
由子「はいはい、個人戦終わったら帰るのよー」
由子「……ごめんねー? 高鴨さん、電話終わったのよー」
穏乃「いやいや! え? お父さん!? 形見なんじゃないんですか!?」
由子「んー? そうよー? そのうち形見になる予定なのよー」
真瀬さん、いい人なんだろうけど微妙に会話が噛み合わないというかなんというか……
……まぁいいか!悲しいことが無かったんだから!
穏乃「……えっと、それでこの公園で落としたんですか?」
由子「たぶんそうだと思うのよー……今日はみんなで気分転換にプールに行って、そのあとこの公園でカバディしたのよー」
穏乃「だいぶハードですね!?」
由子「かなり疲れたしもうおねむなのよー」
真瀬さんが大きくあくびをする
……私もお腹いっぱいだし、なんだか眠くなってきた
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