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    元スレほむら「伝説の魔法……騎士?」

    SS+覧 / PC版 /
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    タグ : - クロスオーバー + - 魔法少女まどか☆マギカ + - 魔法騎士レイアース + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    252 :

    なんやて!?そしたらこのスレどうするの?

    253 :

    >>1はセフィーロに召喚されるのだ
    我々は>>1が使命を果たすまで待つ事しか出来ぬ…

    254 = 252 :

    >>253
    なるほど、俺達ができるのは>>1の無事を祈るだけか

    255 :

    意志の力が全てを決めるセフィーロなら魔女になっても呼びかけて戻せる可能性が存在する……?

    256 :

    >>255
    まあ、世界の仕組みを作り替えることさえできるわけだしな

    257 :

    流石にそれは ほとんど死人を蘇らすようなものじゃないか?難易度的には
    仮に可能でもエメロード姫並かそれ以上が必要なレベルじゃね

    258 :

    時間を巻き戻す的なことはできないみたいだったし魔女化したのを戻すのは無理かも。
    ルール改変は本編(後編)最後で次期の柱として実行してるんで、魔女化しないルールをなんらかの形で設定することができるかもしれん。できないかもしれん。
    ただし、改変できるのは宇宙全体のルールじゃなくセフィーロ世界のルール限定っぽい。ので、改変しても元の世界に帰ってしまったら改変の影響を受けられない気はする。

    259 :

    べえやんがいない以上まどさやは契約すらできないから足手まといかな?
    それとも活躍の場は用意されてるのか

    260 :

    >>259
    召喚されるまでは一緒にいたんだしキュゥべえも一緒に召喚されて別の場所に飛ばされたと見るべきだな
    そしているとしたら十中八九敵側にいるだろう

    261 :

    >>260
    >>4の最後

    262 :


    「なんで!?どうしてよ!!?」

    ほむら「話を聞いた限りでは、貴方達が成長して魔法騎士にならなければこの世界は救えないみたいじゃない」

    「まっまぁそうね……」

    ほむら「それに、どれくらい戦えるのか知らなきゃ守る事も鍛える事もしづらいわ」

    「鍛える……ですか?」

    ほむら「ええ、実戦が基本になるでしょうけど旅している間に私と巴マミで貴方達を鍛えるつもりよ」

    まどか「実戦って……それはちょっときつ過ぎない?」

    マミ「確かにきついでしょうけど、そうも言ってられないわね」

    さやか「マミさん?転校生の案に賛成なんですか!?」

    マミ「ええ。時間があれば安全に鍛えれたでしょうけど……そんな余裕はないみたいだし、旅もしながらじゃなおさらね」

    ほむら「貴方達が『魔法騎士』なれなければ、私達もこの世界も未来はないわ。多少の無茶は覚悟して」

    「うっうん……がんばる!」

    「でっでも私達だけでって……どーすればいいぉ!?」

    ほむら「武器があるでしょ?」

    「そうそう、プレセアさんに武器を貸していただいたんでしたわ」

    光・海「おおっ!」

    さやか「何で忘れてるのよ……」

    263 = 262 :


    「――――――――」

    「――――――――」

    「――――――――」

    さやか「おおっ!本当に手の宝石から武器が出てきた!」

    ほむら「これは……」

    マミ「へぇ……」

    「なかなか様になってるじゃない、二人共」

    「私、学校では弓道部ですの」

    「私は家が剣道の道場やってるから、小さい時からずっと剣道やってたんだ」

    「なるほど。確かに『今の私達に一番合った武器』だわね」

    魔物「シャーーッ!!!」

    「!!」

    まどか「ああっ今まで傍観していた魔物が襲いかかってきたよ!」

    ほむら「数が多かったから誰から狙うか迷ってたんでしょうね」

    マミ「それで武器を出したから優先して襲いかかってきた、と言う訳ね」

    さやか「のんきに解説してる場合ですか!?今のところ皆避けてるですけど」

    「ねえ試しに魔法唱えてみてよ」

    「えっでもプレセアがここは『沈黙の森』で魔法は使えないって……」

    さやか「そうだよ!使える訳ないじゃない」

    「クレフさんの精獣も消えてしまいましたしね」

    「ものは試しよ。ほら魔法だったら、あの馬に乗った女王様みたいなおばさんもやっつけられたわけだし」

    「使えたらきっと便利よ」

    ほむら「……まぁ一度検証するのは良いかもしれないけど」

    「うっう、うう……うん」

    「すぅ…………炎の矢!!!!」

    264 = 262 :


    「……………………」

    「……………………」

    「……………………」

    まどか「……………………」

    さやか「……………………」

    マミ「……………………」

    ほむら「……………………」

    魔物「……………………」

    「はれ?」

    さやか「な……何も起こらない」

    まどか「しぃ……んん、とした感じが痛々しいよ……」

    「やっぱり駄目みたいですわね」

    「じゃあクレフが私達にくれた魔法が、一体何なのか全然わからないじゃないの!」

    マミ「使えないのは仕方ないから武器で戦う様にしなさい!」

    「ああっせっかく『魔法少女』になれるチャンスだったのに」

    「この『沈黙の森』を抜ければきっと憧れの『魔法少女』になれますわ」

    ほむら「貴方達は『魔法少女』じゃなくて『魔法騎士』になりなさい!」

    265 = 262 :


    魔物「シャーーアアアッ!!!」

    「!」

    さやか「おおっ!あの子、体格差が十倍ぐらいあるのに剣で魔物の攻撃受け止めたよ」

    「くっ!」

    「――――――――」

    まどか「あっ弓を……」

    「!」

    魔物「!――――オオオオ!!!!」

    さやか「うわっ目玉に命中したよ!」

    「!」

    魔物「ガアアア!!!!」

    マミ「脇腹を剣で斬り裂いたわね……」

    まどか「あっ跳んd」

    「たああぁっ!!」

    魔物「――――――――」

    ほむら「頭頂部から一刀両断……やるわね」

    266 = 262 :


    「やったわね!」

    「皆さんご無事で良かったですわ」



    さやか「うわぁ……」

    まどか「すっ凄い……」

    ほむら「これは流石『魔法騎士』と言ったところかしら」

    マミ「皆予想以上ね。本当に今まで普通の中学生だったのか疑問に思う程に」

    まどか「本当!凄い!凄いよ皆!」

    さやか「特に一刀両断した子ただ者じゃないよ!!」



    「強い強い!凄いのね」

    「――――」

    ほむら(抱きしめられて撫でられてる姿は猫みたいに可愛いのに……)

    「……えっと名前は」

    「獅堂光」

    「光ね。『光』って呼んでいい?」

    「うん!!」

    「貴方は?」

    「鳳凰寺風ですわ」

    「じゃ『風』ね」

    「貴方は龍咲海さん。『海さん』ってお呼びしてよろしいですか?貴方は『光さん』でよろしいですか?」

    「これから私達は『運命共同体』なんだから呼び捨てで良いわよ」

    「私も光で良いけど」

    「いえいえ、私はさんづけでお呼びするのが親愛の証ですから」

    「へえ」

    「じゃ私は『海ちゃん』と『風ちゃん』でいいかな?」

    「いいわよ」

    「『風ちゃん』なんて呼んでいただくのは初めてですわ」

    「海ちゃん。風ちゃん」

    ほむら(にこにこしながら笑顔で名前を呼んでる……気の所為か猫の耳が見える気がするわ……)

    「……光って今時珍しく純朴そうな娘さんよね」

    「ほんとうに」

    267 = 262 :


    さやか「ちょっとちょっと!呼び方決めてるの?私達も入れてよ!」

    まどか「その……三人とも凄かったよ!何かこう……上手く言えないけど本当に凄かった!」

    ほむら「ええ、思ったより動けて強かったわ。初めての実戦なのにあれは驚いたわ」

    マミ「本当、これなら教えるのも楽そうだし何とかなりそうね」

    「ふっふ~~ん、もっと言っていいわよ」

    「ふふっありがとうございます。皆さんもさんづけで呼んでかまいませんか?」

    マミ「ええっかまわないわよ。さっきの話聞こえてたけどさんづけで呼ぶのが親愛の証なのよね?」

    さやか「じゃあ私は海みたいに呼び捨てで良い?」

    「良いけど、もう呼んでるじゃないの」

    まどか「私は光ちゃんと同じでちゃんづけでも良いかな?」

    「うん!おそろいだね」

    「あらあら、風ちゃんって呼ばれるの二人目が現れましたわ」

    「皆もちゃんづけで呼んでいいのかな?」

    さやか「まどかで慣れてるからどんどん呼んじゃってよ」

    「うん!『さやかちゃん』と『まどかちゃん』と『ほむらちゃん』と『マミt」

    「光、待った!」

    「え?なっなに?」

    「マミさんは年上で先輩の様ですし、ちゃんづけは失礼になりませんか?」

    マミ「え?いや別n」

    「それにこれから戦い方とかを教えてくれる言わば師匠になるんだから、さんづけの方が良いんじゃないかしら?」

    さやか「そう言えば、まどかもマミさんだけはさんづけで呼んでるね」

    「なるほど……それじゃあ『マミさん』って呼ぶね」

    マミ「えっあっ……うん」

    マミ(一人だけ皆から『さん』づけ……わかっていた事だけどやっぱり寂しい……)

    268 = 262 :


    「私もマミさん以外は呼び捨てでかまわないわよね?」

    さやか「OK!OK!」

    マミ「私は……苗字にさんづけで良いかしら?」

    「先輩ですし、これから師事する事になるのですから呼び捨てでかまいませんわ」

    マミ「いえ、鹿目さん達もそう呼んでいるからそっちの方が慣れてるのよ」

    「そう言う事なら良いと思いますよ」

    さやか「え~~とこれで全員決まったかな?」

    まどか「さやかちゃん、ほむらちゃんがまだだよ」

    ほむら「…………」

    「 ワク ワク 」

    さやか「あ~~……転校生の呼び方って……」

    ほむら「フルネームで呼ぶわ」

    「え!?」

    ほむら「もうその呼び方の方が慣れてるから」

    「そっそうなのか……」

    「フルネームって……珍しいわね……」

    「そんな呼び方で呼んでいただくのも初めてですわ」

    さやか「なんで少し嬉しそうなのよ……」

    「名前で呼んで欲しいけど駄目かな?」

    まどか「私もそっちの方が良いと思うけど……どうかな?」

    ほむら「……そうね、考えとくわ」

    さやか「これ絶対変える気ないよ!?」

    モコナ「ぷぅ」

    「モコナ!大丈夫だった?モコナ」

    「あっこのぉお!いったいどこに隠れてたのよ!!」

    さやか「いないと思ったら一人逃げてたのね!?」

    モコナ「ぷぅぷぅ」

    まどか「喜んでるね……」

    「ああ、全然反省してない!!この子が一体何の役に立つと言うのよ!!」

    ほむら「丸々太ってるし囮になら使えるかしら?」

    マミ「!今、向こうの茂みから物音が聞こえたわ!」

    ほむら「皆警戒して!新手かもしれないわ!」

    「!!」

    「また魔物ぉ!?」

    さやか「よぉ~~し今度は私達の番だあぁ!!行くよまどか!」

    まどか「えっあっ、うっうん……」

    ほむら「ばっ!ちょっちょっと待ちなさい!!」

    「武器を取り出して二人が音のしたらしき方へ駆け出しましたわ!」

    マミ「鹿目さん!美樹さん!!近づいちゃ駄目!!」

    魔物「シャアアアアッ!!!!」

    269 = 262 :

    今日はここまで
    続きはまた今度
    次は遠くに行く事になったので少し間が空くと思います

    270 :

    とおいところ
    さむいさむい
    とおいところ
    息災でな

    271 :

    海ってフェンサーで初期の武器もレイピアなのに切る攻撃ばっかりで全く突きを使わないんだよなー
    フェンシングにも斬撃は無い訳じゃないけどメインは飽くまでも刺突なのにね

    272 :

    二ヶ月たつ前に来てくれればいい

    273 :

    転勤?

    274 :

    まだかな?

    275 :

    一ヶ月以上経過しましたがまだですか?

    276 :

    このまま2ヶ月たたないよね?

    277 :

    あけおめことよろーでだ、まだですか?

    278 :

    年が明けた

    279 :

    >>259
    べえやんだとジュゥべえのことになるぞ
    いや、キュゥべえもそう呼ばれていたのかもしれないけど

    280 :

    あと3日で終わりか…

    281 :

    明日で終わりかよ…生存報告でいいからしてくれ

    282 :


    「おっきな花!?」

    「花型……植物型の魔物ですわ!」

    さやか「こんなの私達だけで……でえええいいっ!!!」

    魔物「シャアアアッ!!!!」

    マミ「美樹さんが剣で魔物を斬りつけたわ!」

    「駄目だ!あんな斬り方じゃ斬れっこない!!」

    ほむら「二人共下がりなさい!!」

    さやか「わっわっま……まどかぁ!!」

    まどか「えっえーいっ!!」

    ほむら「貴方達じゃむrきゃっ!」

    マミ「危なっ!」

    「ちょっ!?こっちに飛んできたぁ!!?」

    「構えからできてませんからあれでは何所に飛ぶかわかりませんわ!」

    魔物「キシャアアアアッ!!!!!」

    さやか「うわっ!マっマミさぁぁん!!!」

    「駄目だ!さっきの矢で追いかけてた二人がバランス崩してる!間に合わない!!」

    まどか「さやかちゃぁああん!!!」

    マミ(くっ!魔法で間に合え間に合え間に合え間に合え間に合……わない!?)

    魔物「ガアアアアアッ!!!!!」

    ほむら(――――――っ!!!)

    283 = 282 :


    さやか「あっあれ?」

    「魔物の動きが……止まった?」

    ほむら「いえ、これは……」

    魔物「――――――――」

    光海風「え!?」

    まどか「魔物が真っ二つに……」

    マミ「割れた……」

    さやか「もっもしかして、さっきの私の攻撃で……」

    ほむら「そんな訳ないでしょ。魔物本体どころかツルさえ斬れなかったのに」

    さやか「うぐっ……それじゃあ一体誰が……」



    ????「お前たち何者だ!?」



    さやか「えっ!?木の上に誰かいるよ!?」

    まどか「男の子?大きな剣を持ってる、あの人が助けてくれたんだ」

    さやか「そっか、お~~い!」

    マミ「待って美樹さん!」

    さやか「え?」

    ほむら「警戒をしておきなさい、まだ味方と決まった訳じゃないのよ」

    「……敵かしら?」
                                        アルシオーネ
    「……さあ、一応『人型』はなさってますけど先程のおばさんの例もありますから安心できませんわね」
    .      アルシオーネ
    まどか「おばさんの仲間かも知れないんだ……」

    284 = 282 :


    「あっ」

    モコナ「ぷぅ」

    さやか「ああっあの白いマシュマロ、あの男の子に飛んで行ったよ」

    ????「……!!」

    マミ「まとわりついてるわね」

    モコナ「ぷぅぷぅ」

    ????「な……なんだこれは……」

    ほむら「頭の上で踊ってる……」

    光海風まどかさやかマミほむら「「「「「「「……………………」」」」」」」

    「…………」

    「光の剣が……!」

    「手の飾りに戻ってしまいましたわね」

    「…………」

    さやか「ちょっ!?なんで近づいて行ってるの!?」

    「光!!」

    「なるほど、光さんが戦う『意志』をなくしたから剣もなくなったんですわ」

    ほむら「『意志』……」

    「戦う『意志』をなくしたって……」

    さやか「あっ光が!」

    「あっだめよ!まだ敵が味方かもわからないんだから!」

    「大丈夫だ、だってモコナが……あんなに嬉しそうなんだもの」

    モコナ「ぷぅ」

    ????「…………」

    まどか(頭の上にしがみつかれてブスッとしてるけど追い払おうともしてない……良い人なのかな?)

    285 = 282 :


    「助けてくれてありがとう」

    ????「お前達何者だ?」

    「私は獅堂光、見滝原から来たんだ」

    ????「……ミタキハラ?なんだそれは」

    ほむら「止めなさい」

    「私達はエメロード姫に招喚され……むぐむぐ」

    「むぐぐ……海ちゃんどうして急に……?」

    「まだあの方が私達にとって『良い人』なのか『悪い人』なのかわかりません」

    まどか「私には悪い人には見えないよ?」

    「もしあの方がザガートさんとやらの関係者だったら」

    「私達がエメロード姫に呼ばれて『セフィーロ』に来た『異世界』のモノだと知れたら……」

    「私たちきっとここで殺されますわ」

    マミ「まぁもし襲って来ても大人しく殺されはしないけどね」

    「……でもモコナが……」

    「モコナはいつもああなのかも知れないわよ」

    「でも……助けてもらったのに……」

    さやか「そっそうだよ!さっきあの子がいなかったら私危なかったんだから!」

    ほむら「その事については二人には後で話があるわ」

    マミ「私もよ……」

    さやか「なっ何か二人が怖いんだけど……」

    「親切で助けてくださったのかは、これから確認すれば良い事ですわ」

    286 = 282 :


    「私は鳳凰寺風、こちらは……」

    「龍咲海よ」

    まどか「鹿目まどかです」

    さやか「わたし、美樹さやか」

    マミ「巴マミよ」

    ほむら「……暁美ほむら」

    ????「多いな……」

    「よろしかったら、お名前をお聞かせいただけませんか」

    ????「俺はフェリオ」

    フェリオ「お前たちどうして『沈黙の森』何かでうろちょろしてるんだ?」

    フェリオ「ここは『魔法』も『呪文』も使えない、もちろん『魔法書』も『魔法具』もだ。使えるのは自分の『頭』と『体』だけ」

    マミ(魔法書……何所かで手に入らないかしら)

    ほむら(魔法具……何所かで手に入れられないかしら)

    フェリオ「相当の剣技がないと生きて出られない所だぞ」

    「そう言う貴方はどうしてここにいるの?」

    フェリオ「俺はこれから『エテルナ』に行くところだ」

    光海風まどかさやか「「「「「『エテルナ』へ!?」」」」」

    ほむら《敵かしら?》

    マミ《まだ分からないわ》

    「エ……『エテルナ』に何しに行くの!?」

    フェリオ「『伝説の鉱物・エスクード』を取りに」

    光海風まどかさやか「「「「「えええええ!?」」」」」

    ほむら《取りあえず拘束してから話を聞く?》

    マミ《そうね、その方がよさそうね》

    287 = 282 :

    今日はここまで
    続きはまた今度
    色々あって腰が横に曲がってて碌に座れないから少し投下感覚が空くかも知れません

    288 :

    よかった、今回みたいにギリギリじゃなくたまに生存報告するくらいでいいから続いてくれたら嬉しい

    289 :

    なつみ生きとったんかワレ! おつです
    まあ強化バットならまだしもぶっつけで剣や弓を扱えるわけないよなあ

    290 :


    「ちょちょっと『エスクード』ってプレセアが取ってこいって言ってた『武器のもと』よね!」

    「うっうん」

    さやか「それってつまり……」

    「フェリオって子はライバルって事!?」

    「ええ!?」

    まどか「そう言う事に……なるのかな?」

    「…………」

    「『エスクード』って沢山あるのかしら!?私達の分無くなっちゃわないでしょうね!?」

    さやか「それは困る!!せめて私とまどかと光と海と風とマミさんの分はないと困るよ!!」

    「ほむらちゃんの分は!?」

    さやか「転校生は元々魔法少女だし、どうとでもなるって」

    「マミさんも魔法少女でしょ?」

    さやか「いや、ほらマミさんは……今武器が……鞭だし」

    「ああ……」

    まどか「あっあの子、木の上から跳び降りてくるよ」

    さやか「よっよし、何とか交渉して『エスクード』分けてもらえるよう頼んd……」

    ほむら「っ!!」

    フェリオ「え?――ぐえっ!?」

    まどか「あっ、跳び下りてる最中にほむらちゃんの投げた石が直撃して体制を崩して落ちたよ!」

    マミ「はあっ!!」

    「あっマミさんが鞭を振るってあのフェリオって子を絡めとったわ……鞭でも大丈夫そうよ?」

    さやか「さすがマミさん……って二人共何やってるの!?」

    ほむら「敵か味方が分からないから、取りあえず捕縛してみたわ」

    291 = 290 :


    フェリオ「なっ何しやがる!?」

    さやか「確かに敵か味方か分からないけど、これはやりすぎじゃ……」

    「一応さっき助けてもらったんだし……ぐるぐる巻きの簀巻はさすがに……」

    フェリオ「解いてくれよ!俺が一体何したって言うんだよ!!」

    ほむら「剥き身の剣を手に持ったまま跳び下りて近づいてきたわ」

    フェリオ「……………………いや……まぁ……」

    マミ「こんな魔物がウヨウヨしている様な森に来る目的なんて『エスクード』以外にないでしょうね」

    ほむら「そんな森で、私達武装をした集団を見つけて、数を頼りに先に手に入れられたら堪らないと」

    ほむら「推定ライバルを蹴落としにかかった……そうも考えられるのよ」

    さやか「うっう~~ん……でもちょっと攻撃的すぎじゃぁ……」

    フェリオ「いやそんなつもりじゃ……単に魔物に襲われてると思って助けただけだったんだけど……」

    マミ「そりゃあ美樹さんを助けてくれたのは事実だけど……武器を収めてから降りてきてくれたらここまではしなかったわ」

    フェリオ「だって何所から魔物が襲ってくるかわからないから……」

    ほむら「それならあのまま木の上で話すべきだったわね」

    フェリオ「うっ……ぶっ武器を出したまま近づいたのは悪かったよ……」

    フェリオ「でも、近づいたのは単にあの距離じゃ話をし難かったからなんだ、信じてくれよ」

    まどか「嘘を言ってる様には見えないけど……」

    「信じても大丈夫じゃないか?」

    ほむら「嘘は言ってないけど真実を喋っているとは限らない、そんな喋り方もあるのよ」

    292 = 290 :


    「フェリオさん……でしたわよね」

    フェリオ「あっ?……ああ」

    さやか「風?一応、危ないかもしれないから近づかない方が良いよ」

    「『エテルナ』に行かれるんでしたわよね」

    フェリオ「ああ」

    ほむら「…………」

    「『エテルナ』までの道はご存じですの?」

    フェリオ「さっきも言っただろう。この『沈黙の森』では魔法は一切使えない」

    フェリオ「もちろん『魔法磁石』も何の役にも立たない」

    まどか「魔法磁石って何だろう?」

    マミ「察するに方位磁石の魔法版かな?さっき言ってた魔法具かしら」

    フェリオ「『エテルナ』へはこの『沈黙の森』を通らなきゃいけない事は知ってるが、『森の出口』は自力で探すしかない」

    フェリオ「だから俺に頼られても無理だぜ」

    さやか「この状況で頼られてもとか言われても……」

    「『出口』は知っていますわ」

    フェリオ「なんだって!?」

    さやか「ちょっ!?」

    「ふ……風?」

    「…………」

    まどか(にっこり人差し指を立てて笑ってる)

    ほむら(黙ってろって事ね……どうするつもりかしら)

    293 = 290 :


    フェリオ「出口を知ってるだって?おいおい寝言は寝てから言えよ」

    「あら?どなたか眠ってらっしゃいました?」

    フェリオ「…………っ」



    さやか「強いて言うなら、縛られて転がされているこの人が寝ているとも言えなくはないかも」

    「いや、今そう言うのはいいから」



    フェリオ「……『出口』を知ってると言うのは本当か」

    「本当ですわ。でも、信じないのならそれまでですけれど」

    フェリオ「…………『出口』はどこだ」

    「……知りたいですか?」

    フェリオ「お前達が知ってるのならな」

    「お教えしてもよろしいですわ」



    「風ちゃん何するつもりだろう」

    「……わかってきたわ」

    マミ「……ちょっと危なっかしいわね」



    「でも条件があります」

    フェリオ「条件?」

    「私達を『出口』まで一緒に連れて行って下さい」



    「ふ」

    「にゃっ?!」

    294 = 290 :


    「風ちゃん!?」

    「やるわね風」

    さやか「どう言う事!?」

    まどか「わかんないよ!?」

    マミ「……一つの手ではあるけど」

    ほむら「まだ信用して良いかわかってないのに……」



    「この森には魔物がたくさんいるようですね。私達だけで、この森から脱出するのはかなり難しそうですわ」

    「だから私達と一緒にこの『沈黙の森』で行動してくだされば『出口』までご案内しますわ」

    フェリオ「……嫌だと言ったら?」

    「私達の後をつけても無駄ですわよ。私達だけでは、この森からは生きて出られそうにもありませんもの」

    「貴方も遭難なさるでしょうけど」



    「にやり」

    「風ちゃんかっこいい」

    さやか「えっでも魔法少女の二人がいるし生きて出られないってのは言いすぎじゃ……」

    ほむら「しっ!ああ言ってた方が相手も油断するでしょ?わざわざ敵かも知れない相手に情報を渡す必要はないわ」

    まどか「え?でも……」



    フェリオ「…………俺は護衛ってわけか……でもあっちの二人はやたら強そうだけどな」

    フェリオ「俺あっさり拘束されたし、護衛いらなくないか?」



    まどか「うん……捕まえて縛り上げてるんだから、やっぱり二人の方があの人より強いと思うよね……」

    295 = 290 :

    今日はここまで
    続きはまた今度

    296 :

    2人とも思考が殺伐としてるな乙

    297 :

    エクスペンダブルズ少女版かww

    298 :

    相変わらず面白いな
    できれば必ず完結してほしいな

    300 :


    「あの御二人は確かに強いですわ……ですが私や残りの方々はどう見えますか?」

    フェリオ「どうって……まぁ、さっき魔物に襲われていたのは『武器を持っただけ』の女の子に見えたけど」



    さやか「う……」

    ほむら「的確だけどそのままね……」



    「その通りですわ」

    フェリオ「ん?」

    「あちらの二人は武器を持ったのも今日が初めてなのです。それに残った私達三人も実戦は今日が初めてです」

    フェリオ「なんだって?おいおい、いくらなんでも……」

    「ええ、あの御二人がいくら強いと言っても私達五人も足手まといがいたらどうなるか……」

    「少なくとも全員無事にこの森を抜けられる可能性は高くはないでしょう」

    フェリオ「だから俺を護衛にって訳か……」



    まどか「うぅ……分かってはいたけどやっぱり私達って足手まといだよね……」

    さやか「こっこれから強くなれば良いんだよ」

    ほむら「……………………」



    「『世の中持ちつ持たれつ』ですわ」

    フェリオ「なんだそれは」

    「私達の国の格言ですわ」

    フェリオ「国……?お前たち旅行者か?」

    「…………」

    フェリオ「何所から来た?」

    「…………」



    さやか「にっこり笑ってる……」

    マミ「ああ言う場面であんな風に笑える子はいざとなったら恐いわよ」


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