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    元スレほむら「伝説の魔法……騎士?」

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    101 = 99 :


    ???「クレフだ。導師クレフ」

    クレフ「お前達を導き『魔法騎士』となるべく見守るのがエメロード姫との約束」

    「クレフ!!私も一緒に戦う!」

    「あぶない!」

    まどか「落ちるっ落ちるっ!もう結構高く飛んでるから危ないよ!」

    ほむら「今のあなたじゃ無理よ……私が行くわ。後でどうにか合流を……」

    クレフ「心配ない。いいから行け」

    マミ「あなた……!」

    クレフ「魔法騎士達を頼む」

    ほむら「――――っ」

    「クレフ!!」

    クレフ「西へ行け!!西の『沈黙の森』にプレセアがいる!」

    クレフ「そこで武器とモコナを……!!……っ……ぅ……ッ……!」

    さやか「何!?遠くて聞こえないよ!」

    「クレフ!!」

    まどか「クレフさん!!」

    マミ「駄目もう声も届かない……!」

    102 = 99 :


    ??????「お久しぶりですわ。導師クレフ」

    クレフ「ザガートに与するとは、我が教え子ながらあきれた奴だな」

    クレフ「アルシオーネ」

    アルシオーネ「導師には感謝していますわ。さまざまな素晴らしい魔法を授けてくださいましたもの」

    アルシオーネ「こんなふうに……」


    アルシオーネ「 氷 尖 撃 射 !」


    クレフ(アルシオーネ得意の尖った氷を撃ち放つ魔法か。だが、この程度!)


    クレフ「 殻 円 防 除 !!」


    アルシオーネ(円形の結界で阻まれ……やはり魔法で戦うより……)

    アルシオーネ「流石は我が師、セフィーロ最高位の魔導師」

    クレフ「私がお前に魔法を教えたのはエメロード姫付きの魔導師として姫をお守りするためだ」

    クレフ「この『セフィーロ』を脅かすための魔法など教えた覚えはないがな」

    アルシオーネ「ほほほ相変わらず手厳しい事、でもお話している間はないのです導師クレフ」

    アルシオーネ「そこをおどきなさい、でないと……」

    クレフ「でないと……?」


    アルシオーネ「 精 獣 招 喚 !!」


    精獣「グルル……」

    クレフ(双頭一身の犬!?)

    アルシオーネ「ほほほ、まともに戦って私が貴方に勝てるはずもありませんわ」

    アルシオーネ「私の目的はあの何故か七人いる『魔法騎士』の卵たちの抹殺です」

    アルシオーネ「しばらくこの子のお相手をお願いしますわ。その間にあの子たちには……」

    アルシオーネ「死んでいただきます」

    クレフ「待て!アルシオーネ!」

    精獣「ガウウウ!!!」

    アルシオーネ「ではまた、導師クレフ」

    クレフ(逃したか……)

    クレフ(『異世界』より招喚された『魔法騎士』たち……)

    クレフ(もしアルシオーネに破れるなら……『魔神』を蘇らせ『魔法騎士』になる事など不可能だ)

    クレフ(『魔法騎士』の真の敵はアルシオーネなど問題にならぬほど強い)

    クレフ(異世界の子供たちよ数々の苦難を乗り越えこの『セフィーロ』を救ってくれ)

    アルシオーネ「……ァァァァぁぁぁぁぁぁあああああああぁぁぁぁぁぁァァァァ……」

    クレフ(…………今教え子が落ちて行ったような…………?)

    103 = 99 :


    ~~少し前~~

    「クレフ……」

    「クレフさん大丈夫でしょうか」

    「だっ大丈夫よ。ほら見たでしょ」

    さやか「でっかい蜘蛛見たいなの簡単に倒してたよね」

    「あんなに強いんだもん!きっとすぐやっつけちゃうわよ」

    まどか「ほむらちゃんうつ伏せになって何を……きゃっ!?なにっ爆発!!?」

    「光が!!」

    「何の音でしょう」

    「きっとあいつがザガートの手先をやっつけた音よ」

    さやか「そうそう、こんなに急いで逃げだす必要無かったよね」

    「でしたらあの方はどなたでしょう」

    まどか「空飛ぶ馬に乗った女の人が向かってくるよ」

    「ひょっひょっとしてあれは……」

    さやか「まっまさかあいつ負kってわゃああ!?」

    マミ「今よ!」

    ほむら「――――っ!」

    「何!?銃!?発砲音うるさっ!!?」



    アルシオーネ「ああああぁぁぁぁぁァァァァ…………」



    「その長い銃みたいなのから放たれた弾が当たったみたいですね。落ちていきますわ」

    ほむら「額に付けてた宝石に当たったみたいね。仕留めそこなったわ」

    さやか「あんた……」

    「今の……何?」

    ほむら「ライフル銃だけど?」

    「そう言う事聞いてるんじゃないわよおぉ!!!」

    「何でここで銃が出てくるのよ!?ファンタジーな世界でしょ!?第一何所に持ってたのよ!!?」

    ほむら「これが私の戦い方よ。ファンタジーな世界だからってそれに合わせる必要はないでしょ?」

    さやか「何所の世界に火薬臭い銃で戦う魔法少女がいるってぇのよ!!!魔法使いなさいよ!!」

    マミ(私もマスケット銃が武器なんだけど……)

    ほむら「銃以外の武器は爆弾ぐらいしかないわよ」

    「まあ、その左腕の盾収納機能が付いてるんですね。拳銃やライフル銃や爆弾や手榴弾がいっぱい出てきましたわ」

    「何が『魔法』少女かああぁぁぁ!!!!」

    ほむら「私だって、さっきのクレフって人が使ってた様な魔法が欲しかったわよ!」

    104 = 99 :

    今日はここまで
    続きはまた今度

    105 :

    さすがまどペンでも一人だけ出てくるゲームを間違えたかのようなカットインが見えるほむらさんや
    AT-4抱えてマシンガンの弾をランボーかメタルスラッグかって感じにクロス掛けしてんだもの

    106 :

    時間停止なんて究極にマジカルじゃん?地味だけど…

    107 :

    時間停止自体も悪役の能力だし

    108 :

    >>107
    承太郎「……」
    ダンテ+時の腕輪「……」
    仮面ライダーブレイド「……」

    109 = 107 :

    >>108
    いや使い方が悪役っぽいってこと

    110 :

    色々とムゴイな。
    次のイベントはプレセアさんの死亡だけど回避とか是非して欲しい。

    111 :

    一応 >>110 の「ムゴイ」は褒め言葉だから。
    しかしアルシオーネの薄幸ぶりはパネエww

    112 :

    >ほむら「きょとんとしないで、貴方しかいないでしょ!」
    確かにwwww
    双頭の犬だからオルトロスか?

    113 :


    「ってあいつはどうしたのよ!!まさか負けちゃったんじゃ……」

    まどか「そんな……」

    「戻ろう!クレフの所へ!」

    「ちょっちょっと……!!」

    「行けば助けられるかもしれない!そのまま見捨てるなんて絶対嫌だ!!戻ろう!」

    まどか「うっうん、行こう!」

    「戻ってはいけませんわ」

    まどか「えっ?」

    「魔法使いさんおっしゃってましたでしょう?「この『セフィーロ』を救って欲しい」って」

    「魔法使いさんは私達があそこにとどまって手助けするより」

    「この『セフィーロ』を救うために先に進んで欲しいから鳥に乗せてくださったんです」

    「だからあの魔法使いさんの事を思うのなら絶対に戻ってはいけませんわ」

    「…………」

    まどか「そんな……」

    ほむら「そうね。さっきのヤツ以外に追手がいないとは限らないし先に進む方が良いでしょうね」

    さやか「……冷たいんだね」

    「武器も何も無いのに戦えって言ったやつよ!今度会ったらあいつ絶対苛めてやる!」

    「あんな小憎たらしいやつがそう簡単にいなくなる訳ないわよ」

    「だいじょうぶ絶対に生きてるって」

    「――――うん!」

    マミ(あら、やわらかい笑顔……何かこの子、子猫っぽいわね)

    114 = 113 :


    ほむら「!あぶないっ!!」

    ?????「 氷 尖 撃 射 !」

    ほむら「っ!!」

    さやか「わあっ!なに!?氷の塊が飛んできた!?」

    「あの子の盾からバリアみたいなの出て防いでくれたけど吹っ飛んだわ!このままじゃ落ちるわよ!!」

    まどか「ほむらちゃん!!」

    マミ「くっ暁美さん!!」

    「腕からリボンが伸びて……捕まえましたわ」

    「一体何が……」

    アルシオーネ「初めまして異世界から来た『魔法騎士』の卵さんたち」

    さやか「げっ!あんたは死んだはずの!?」

    アルシオーネ「死んでないわよ!!油断したわ、流石は『魔法騎士』と言ったところね」

    (いえさっきのは魔法少jy……現代火器の力ですし……)

    アルシオーネ「でも手ごわそうなのはそちらの二人だけ……他は本当に子供ですのね」

    アルシオーネ「一人は落ちかけて宙吊り、もう一人はそれを両手で支えている……それじゃあ戦えないわよね?」

    「げっそう言えば……」

    マミ(別に両手ふさがってても、私魔法使って銃撃てるんだけど……わざわざ教える事はないわね)

    115 = 113 :


    マミ(この距離でやり合えば皆が危ないわね……油断してるみたいだし魔法を放とうとする隙をついて反撃しましょう)

    ほむら(宙吊りでも銃は撃てるわね……隙ができたら撃ちこみましょう)

    さやか「ちょっちょっと、あんた達どうにかしてよ!伝説の魔法騎士なんでしょう!?」

    「無理言わないでよ!こちとらさっきまで一般の女子中学生だったのよ!」

    「あんた達も魔法少女候補なんでしょ!どうにかしてよ!!」

    さやか「契約もしてないのにどうにかできる訳ないでしょう!!」

    「あらあら」

    まどか「二人共……言い争ってる場合じゃないよ……」

    アルシオーネ「姦しいわね。そろそろ……さようなら」

    さやか「わぁ!何か持ってる杖が音を出して光ってる!!あれ絶対魔法撃つ準備だよ!!」

    「ちょっと私たちここで終わりなの!?」

    「普通のRPGは、最初っからこんな強そうな敵には遭遇しませんのにねえ。もっとレベルアップしてからでないと」

    「あの魔法使いめぇ絶対に泣くまでいじめてやる!!」

    さやか「その時は手伝うよ!」

    マミ(――――――)

    ほむら(――――――)

    116 = 113 :


    まどか「私がもし契約していたら……皆ごめんなさい……」

    「…………」

    「あっ立つと危ないわよ」

    「この状況ですと立っていても座っていても安全度にはあまり大差はありませんわよ」

    「気持ちの問題よ!」

    「――――――」

    さやか「あのおばさん指さして何してるのよ?」

    アルシオーネ「何の真似かしら可愛いお嬢さん」



    「 炎 の 矢 !! 」



    アルシオーネ「きゃああああぁぁぁァァァ……」

    まどか「すっ凄い、炎でできた矢が何本もあの人に飛んで行った……」

    さやか「あのおばさん、乗っていた馬から落ちてったよ!馬も消えて助かったの!?」

    「――――……」

    マミ「いけない!倒れるわ!」

    海風「わ――っ」

    117 = 113 :


    「すごい!すごい!すごい!」

    「あれがクレフさんがおっしゃていた『魔法』ですのね」

    まどか「マミさんの魔法とは違う感じだったよね」

    さやか「これぞ魔法ってかんじだったね」

    マミ「炎が尾を引いて綺麗な魔法だったわ……ハァ」

    マミ(……やっぱり欲しいわね……)

    ほむら(……よく見えなかった……早く引き上げてくれないかしら……)

    「『魔法』……あれが私の……『魔法』……」

    マミ「うんしょ……うんしょ……」

    さやか「リボンで縛られてる転校生が引き上げられていく……もうこのまま縛ってても良いんじゃない?」

    まどか「さやかちゃん!?」

    さやか「いや冗談だからね、流石に」

    まどか「ほむらちゃん大丈夫だった?」

    ほむら「ええっありがとう、まどか。助かったわ巴マミ」

    マミ「こちらこそあの人の魔法を防いでくれて助かったわ」

    「でもこれからどうすれば良いのかしら」

    「確かクレフさんが「西へ行け」と……」

    「そうだわ西の『沈黙の森でプレセアって人に会えって、武器がどうこうって言ってたわね』」

    「そこで武器をかしていただけるんでしょうか」

    「だといいけど」

    「……………………」

    まどか「ぼおぅっとしてるみたいだけど……」

    「だいじょうぶ?」

    ほむら「……初めて魔法使ったからそれの影響でしょうね」

    ほむら(私が初めて魔法使った時は……考えるのはやめましょう)

    マミ「一種のショック状態みたいね。しばらくしたら治ると思うわ」

    マミ(私が初めて魔法を使って戦った時は……今は考えない事にしましょう)

    118 = 113 :

    今日はここまで
    続きはまた今度

    119 :


    しかし撃墜された直後に原作通り襲撃とかアルシオーネど根性だな。

    120 :

    次はいつ更新されるか楽しみ

    121 :


    「ここが異世界だなんてなんだか悪い夢みたいね」

    「頬つねって差し上げましょうか」

    「ひゃめてぇ~~」

    さやか「うわぁ~伸びるね……」

    「夢じゃないのは確かだわ」

    「ほほほ」

    ほむら「とにかく西へ行ってみるしかなさそうね」

    さやか「太陽があっちだから、え~と……西から昇ったお日様が……だから太陽って東に沈むんだっけ?」

    まどか「さやかちゃん……」

    マミ「美樹さん、それ逆だからね?」

    さやか「えっ……あ……あっあははは。ジョ、ジョークですよジョーク」

    「西ってどちらでしょうか。太陽はこっちですけれど地球と同じように東から昇って西に沈むんでしょうか」

    さやか「はうっ」

    ほむら(訂正された上に無かった事にされたわね……)

    122 = 121 :


    「クエーーーーーーッ!!!」

    「わあっ!なっ何なの?」

    さやか「びっびっくりさせないでよ」

    「どうしたんでしょう?」

    「クェーーッ!クェッ!」

    まどか「何か言いたい事があるのかな?」

    「きっと……場所を知っているんだ。クレフが言ってた『沈黙の森』」

    ほむら「……コクコクと頷いてるわね……」

    「私達をプレセアの所へ連れて行ってくれるんだな」

    マミ「ゴロゴロ鳴らして懐いてるわね……可愛いわね……」

    「よくこの子の言ってる事がわかったわね」

    「うちにも閃光(ひかり)がいるから……動物の言ってる事は何となくわかるんだ」

    「閃光って……?」

    「うちの犬だよ」

    さやか「犬にしては変わった名前だね……まるで……」

    「兄弟見たいに育った、大切な犬」

    ほむら(落ち込んでる……いや寂しがってる?閃光って子に会いたいの?)

    「ね、帰ったら私にその閃光紹介してよ」

    「私もお会いしたいですわ」

    まどか「猫派だけど私も行っていい?ビーフジャーキー好きかな?」

    さやか「私骨持ってくるよ。大きくて噛みごたえあるやつ」

    「――――――――うん!!」

    123 = 121 :


    ~~??????~~

    エメロード姫「どうか……この『セフィーロ』を救って……手遅れになる前に……」

    エメロード姫「――――!」

    ザガート「最後の力を振り絞ってい世界から『魔法騎士』を招喚しましたね」

    エメロード姫「ザガート……」

    ザガート「無駄な事はおよしなさい。エメロード姫」

    ザガート「例え伝説と違って数多く招喚されたとしても『魔神』が蘇る事はない」

    エメロード姫(わざと多く招喚した訳ではないのですが……)

    ザガート「『伝説の魔法騎士』も誕生しない」

    エメロード姫「なぜ……」

    エメロード姫「なぜ神官である貴方がこんな真似をするのです……」

    エメロード姫「『セフィーロ』が、この世界がどうなっても良いのですか」

    ザガート「……………………」

    124 = 121 :


    ~~沈黙の森へ鳥に乗って移動中~~

    マミ「そう言えば暁美さんの固有の魔法はその盾なの?」

    「固有の魔法?」

    さやか「マミさん、なんですかそれ?私達も聞いてないんですけど」

    マミ「そう言えば言ってなかったわね。私達魔法少女はそれぞれ特別な魔法が使えるの」

    まどか「特別?必殺技とかですか?マミさんのティロ・フィナーレの様な」

    「てぃろふぃなーれ?」

    「必殺技かぁ……良いわね。それがあれば手強い敵も一撃なんでしょ」

    「でもRPGとかでは、そう言うのは使うのに何か条件があったり消耗が激しかったりするものではありませんか?」

    ほむら「盛り上がってる所悪いんだけど……固有の魔法は別に必殺技ではないわ」

    マミ「願い事によってそれぞれ身に付く魔法が違うの」

    マミ「……誰かの説得とかの願いだと幻惑の魔法。命を繋ぎ止める願いならリボンの魔法と言う風にね」

    「……てぃろふぃなーれは?」

    マミ「そっそれは……私の決め技と言うか……」

    「必殺技?」

    マミ「…………うん」

    「そうなんだ。やっぱり必殺技はあるんだ、かっこいい名前だな」

    ほむら(純粋な笑顔で……巴マミ、顔が真っ赤になってるわね)

    まどか「願いで……それなら固有魔法が盾の魔法のほむらちゃんの願いは……誰かを守る事?」

    ほむら「……ごめんなさい……言いたくないの」

    「どうして?」

    マミ「願い事は人には言いたくないって事は多々あるの……辛い事もあるから……」

    まどか「ほむらちゃん……ごめん……」

    ほむら「まどかが謝る事ないわ。隠し事する私が悪いのだから」

    まどか「そんな事ないよ……でも無理には聞かないけどいつか教えてくれたら嬉しいな」

    ほむら「……そうね……いつか……」

    125 = 121 :


    「森だわ。あれかしら?」

    さやか「あっ木がちょっと広く開けてる所に降りて行くよ」

    マミ「ここでいいみたいね。降りましょう」





    「ありがとう」

    「ゴロゴロ」

    ほむら(撫でると嬉しそうに喉を鳴らしてるわ……鳥って喉鳴らせるのね)

    「見て!」

    まどか「丸いお家があるね」

    「どなたかのお家でしょうか」

    「あれがプレセあの家かもしれない!!」

    マミ「行ってみましょう」

    さやか「この鳥はどうしようか」

    「待ってて」

    「…………」

    ほむら(泣いてる。短時間でよく懐いたわね……鳥って泣くのね)

    126 = 121 :

    今日はここまで
    続きはまた今度

    127 :


    キャラが良い感じで絡んでるな。

    128 :

    本人も自覚はあったが褒められて恥ずかしくて顔赤くするマミさん可愛いな

    129 :


    まどか「これがこの世界の家かぁ……何か外国のお家みたい」

    「ごめんください」

    「すいませーーーーん」

    ほむら「……反応ないわね」

    「誰もいないのかしら?」

    さやか「どうしよう。いっその事扉壊す?」

    マミ「さすがにそれは……せめて鍵を開けるぐらいにしましょう。私が魔法で……あら?この扉鍵穴が……」

    ほむら「無いわね。あるのは取っ手だけみたいね」

    「…………」

    まどか「あっ取っ手を……」

    「わぁっ!」

    まどか「開いたね。鍵かかってなかったみたい」

    「びっくりしたー」

    「鍵も掛けずに不用心ですわね」

    ほむら「……………………」

    「ここで立っててもしょうがないわ。入ってみましょうよ」

    「あら、それはいけませんわ」

    マミ「そうね。断りもなく家の中に入るのはちょっと……ね」

    さやか「空き巣みたいだけど……TVゲームのRPGとかじゃ勝手に入るよね」

    「この世界そのものが非常識なのよ。私達が多少常識から外れた事したとしてもノープロブレムよ」

    「そうでしょうか」

    ほむら「……いつまでも待ってる訳にはいかないし入りましょう」

    ほむら(ここで躊躇するのは、ヤクザの事務所に武器調達する為に無断で入っていたし、今更かしら……)

    130 = 129 :


    まどか「……おじゃましまぁす~~」

    「あらあら」

    さやか「誰もいないね。奥に行ってみる?」

    ほむら「そうね、罠が無いとも限らないから気を付けて進みましょう」

    「罠って……」

    マミ「壺が多いわね……あっこの石と言うか鉱物見た事ないわ、異世界の鉱物よね。ミスリルかしら」

    「まあまあ」

    「……って言ったわりには楽しそうね」

    まどか「!あっちの部屋で物音がしてるよ」

    「誰かいるわ」




    ???「ガタガタ ガサッ」

    さやか(椅子に座って何かガサゴソやってる……後ろ向いてるからどんな人かわからないよ)

    「あの……プレセアさん……ですか」

    「私達クレフから言われてここに……」

    ほむら(椅子が回ってこっちを……って)

    ???「…………」

    まどか「!?……?!!?」

    さやか「えっ!?大きいマシュマロ?」

    マミ「違うんじゃ……これは魔物……精獣?」

    「プ、プレセアさん……?」

    ???「…………」

    まどか「何か、うにーーっってしてて可愛い……」

    マミ(あの椅子浮いてる……帰る時にこの世界の家具とか持って帰りたいわぁ……)

    ほむら「!あぶない!!」

    131 = 129 :


    光海風さやか「「「「わああああぁ!!!!!」」」」

    マミ「……あれ?」

    ほむら「まどか無事?」

    まどか「うっうん、私はほむらちゃんが連れて避けてくれたから大丈夫だけど……」

    まどか「みっ皆が上から落ちてきた檻に閉じ込められちゃったよ!?」

    ほむら「くっ!やっぱり罠だったのね!」



    ????「おーーーーほほほほほ!!」



    まどか「!!」

    ????「かかったわねモコナ!!」

    ほむら「…………」

    ????「いつもいつも私の書斎をめちゃくちゃにしてたのはやっぱりモコナだったのね!やっと証拠をつかんだわ!」

    「…………」

    ????「さっどんな折檻をしてやろうかしら!」

    「…………」

    ????「お耳がどこまで伸びるか引っ張ってやろうかしら!」

    マミ(すっかり自分に酔っているわね……)

    ????「それとも逆さまにして家の扉に吊るしておこうかしら!!」

    さやか(何と言うか……騒がしい人ですね)

    ????「おーーほほほほほ」

    ???「ぷぅ」

    ????「の、ほ……」

    ???「ぷぅ」

    ????「モ、モコナ!?」

    (先程から隣で椅子に座って散らかしてる生物にようやく気が付きましたわね)

    132 = 129 :


    ほむら(白い身体に長い耳そして真っ赤な丸い宝石が額に……あいつに似ている……まさかね)

    さやか(あっこっち向いた)

    ????「……………………」

    「……………………」

    ????「私の書斎をいつも荒してたのは貴方達?」

    「違う!!」

    ????「ならどうして檻の中にいるの?」

    「この部屋に入ってきたら突然この檻が天井から落ちてきたんだ」

    ????「この檻はこの部屋に誰か入って、書斎を荒らしたら落ちる様になってたのよ」

    さやか(なにか嫌な予感が……)

    ????「やっぱり貴方たちが書斎にいたずらしてたのねーーっ!!」

    「違うわよっ!!なんなのーーっ」

    さやか「むちゃくちゃだよこの人!!」

    「まあまあ、私達が貴方の書斎にずっといたずらするのは不可能ですわ」

    「だって七人共この『セフィーロ』に来たのはついさっきですもの」

    マミ「そうね。書斎を荒らしていたのがこの数時間内でもないなら無理ね」

    「それに、ほら」

    ????「?」

    「あの方が好きかって絶頂に遊んでらっしゃいますわ」

    ???「ぷう♪ぷう♪」

    ????「はっ!」

    133 = 129 :


    ????「モコナーーーー!!」

    モコナ「ぷぅ」

    さやか「怒ってプルプル震えてるよ」

    「とにかくこの檻を開けてよ!!」

    ????「だめよ」

    「―――――」

    まどか(あっこけた)

    ????「私貴方達をお招きした覚えが全くないわ」

    ????「書斎を荒らしたのが貴方達でなくても侵入者である事に変わりはないもの」

    「私達は!!」

    ????「さっどんな折檻をしてやろうかしら!」

    さやか「目がいっちゃってるよ、この人……」

    ????「お口がどこまで広がるか引っ張ってやろうかしら!」

    マミ「自分の世界に浸りやすい性格みたいね……」

    ????「それとも五人一緒に釜の中でゆでてみようかしら!!!!」

    「ちょっと!私達はねぇ!!」

    ????「ああ、久しぶりに楽しい時間が過ごせそうよーーーー!!おほほ」

    「人の話を聞けというにーーーー!!」

    「可愛いね。モコナっていうの?」

    モコナ「ぷぅ」

    「私は光だよ。獅堂 光」

    モコナ「ぷぅぷう」

    まどか(コクコク頷いてる……可愛い)

    134 = 129 :


    ほむら「……茶番は終わりにしてくれるかしら」

    ????「?檻の外にまだ仲間がいたの?折檻を受ける人数が七人に増えたわね♪」

    ほむら「…………」

    「ちょっ!なんで銃構えてるのよ!?」

    さやか「転校生あんた!!」

    ????「え?……え?」

    ほむら「……皆を解放しなさい」

    ????「え……そんな!まだ折檻してないのよ!」

    「あっこの檻を開けさせるためなのね」

    さやか「でも、いくらなんでもこんな事……」

    「勝手にお家にお邪魔してしまったのは本当ですし……ここは折檻されるのが妥当でしょうか」

    さやか「いやそれも何か違う……」

    ほむら「それが問題なのよ」

    「えっ折檻が?」

    ほむら「そっちじゃなくて……いくらなんでもこんな家の中に檻の降ってくる罠を仕掛けるなんておかしいわよ」

    ほむら「まるで来ると分かっていた獲物を誘い込んで捕まえるために仕込んでいたみたいに」

    さやか「何言ってんの!私達が来るなんて分かる訳ないでしょう!ここに来たのほんの数時間前よ!!」

    「それに来ると分かっていたなら捕まえる理由がないわよね」

    「……いえ、理由はあります」

    「?」

    「私達がここへ来ると予測したら捕まえようと罠を仕掛けるであろう人たちに心当たりがありますわ」

    さやか「そんなのいる?ここには来たばかりなのに……」

    ????(……話についていけない……)

    ほむら「ザガート一味よ」

    さやか海光????「!!」

    まどか「確かにあの人達なら捕まえようとする理由もあるよ……でもなんでプレセアさんの家に……」

    ほむら「ここで武器を調達しようとしている事を知られていたんでしょうね」

    ほむら「この世界についてそんなに時間がたってないのに、追手を差し向けてきた様な奴等よ」

    ほむら「この場所を知られていても不思議じゃないわ……恐らく本物のプレセアさんはもう……」

    まどか「「そんな!」」

    ????「いっいや私本物……」

    ほむら「巴マミも怪しいのに気がついていたんでしょ?」

    ほむら「だから檻が降って来た時も、全員は逃がせないと思ったから一緒に残って守る方についた……違う?」

    さやか「本当ですかマミさん!?」

    マミ「えっええ、気づいていたわよ。だって扉に鍵さえかかってなかったんだもの」

    マミ「悪の魔導結社と敵対しているのに不用心すぎるわよ」

    ????「今何と言ったの!」

    135 = 129 :

    今日はここまで
    続きはまた今度

    136 :


    マミさんェ……

    137 :

    でもマミさんさっきからなんの反応もしてないし冷静だからその可能性もあるんだよな…

    138 :


    まぁたややこしいことにww

    139 :

    ファンタジー世界を火薬臭い思考で考えていくと胡散臭い事だらけだろうなぁ。
    乙でした。

    140 :

    むせる

    141 :

    この先が楽しみだ

    143 :

    144 = 143 :

    中沢と恭介も出せ

    145 :

    前の奴は名前を出すだけで荒れるか落ちるってジンクスがあるからやめとけ。

    146 :

    >>145
    お前なにsageもしないSSLに触ってんの?荒らし?

    147 :

    恭介と中沢

    /nox/remoteimages/b2/5c/9670809dae2307d140dfd4619bed.png

    148 :


    マミ「え……あっ悪の魔導結社と敵対……」

    (何で顔が赤くなってるんだろ?)

    ????「違う!その前よ!」

    マミ「入口に鍵かかってなかったの!何度も言わせないで!!」

    ????「うちの鍵は導師クレフの特製……」

    ????「この『セフィーロ』の何人たりともこの鍵なしで開ける事は不可能なはず……」

    さやか「あっ服に付いてる宝石みたいな所から鍵が出てきた」

    ????「貴方達はひょっとして……」

    ????「エメロード姫に招喚された、伝説の『魔法騎士』たち……?」

    マミ「私は違うわよ」

    ????「あれ!?」

    さやか「私も違うよ」

    まどか「その……私も違います」

    ????「えぇ…‥」

    ほむら「一応言っておくけど私も違うから」

    ????「……なんで開けられたのよ……」

    ほむら「いいから早く皆を解放しなさいよ……」

    149 = 148 :


    ????「なんなのよ……」

    まどか「あっ、たれさがってた紐引っ張ったら檻が上がったよ」

    「あの私達は……」

    ほむら「待って!」

    「え?」

    ほむら「巴マミ、何人か連れて鍵の確認をお願いできる?」

    マミ「……そうね、わかったわ。鹿目さんはここに残っていて、他の人はついて来てちょうだい」

    「何をするのよ?」

    さやか「マミさん?どうするのか分かりませんけど、転校生とまどかを一緒に残して行くのちょっと……」

    「いいから行きましょう。すぐにすみますわよ」

    さやか「えっ、でっでも……」

    マミ「鍵を貸してくれますか?」

    ????「えっええ、いいけど……」

    マミ「さあ、行くわよ。すぐに帰ってくるから」

    さやか「マッマミさぁ~~ん」

    150 = 148 :


    まどか「行っちゃった……」

    ほむら「すぐ帰ってくるわよ」

    まどか「あの、ほむらちゃん。マミさん達何をしに行ったの?」

    ????「あの……その武器そろそろ降ろしてくれないかしら……」

    ほむら「まだ駄目よ」

    ????「…………」





    マミ「行ってきたわよ」

    まどか「あっおかえりなさい。何をしに行ってたんですか?」

    ????「ここ私の家なのに……」

    マミ「ちょっと鍵の確認にね」

    まどか「鍵……ですか?」

    ほむら「それでどうだったの?」

    「それが、鍵かけれたと思ったのに簡単に開いたわよ」

    「念の為に一人ずつ開けられるか試してみたのですけど……全員開きましたわ」

    さやか「一体何が目的だったんですかマミさん?」

    マミ「この人が助かりたいが為に嘘を言ってるんじゃないかと思ったのよ。本当なら鍵がかかるはずだし嘘なら……」

    さやか「鍵がかからない……と言う事はこの人……」

    まどか「偽物……」


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