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    元スレほむら「伝説の魔法……騎士?」

    SS+覧 / PC版 /
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    タグ : - クロスオーバー + - 魔法少女まどか☆マギカ + - 魔法騎士レイアース + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :


    マミ「大丈夫……未来の後輩にあんまりかっこ悪い所見せられないもんね」

    マミ「おしかったわね。ティロ……フィナーレ!」

    さやか「かっ勝ったの?」

    まどか「すごい……」

    マミ「……これがグリーフシード、魔女の卵の元」

    さやか「卵……」

    マミ「運が良ければ時々魔女が持ち歩いてる時があるの」

    キュウべえ「大丈夫この状態なら安全だよ。むしろ役に立つ貴重なモノだ」

    マミ「私のソウルジェム夕べより濁っているでしょ?でもグリーフシードを使えばほら」

    さやか「わぁっきれいになった」

    マミ「ね?これで消耗した私の魔翌力も元通り、前に話した魔女退治の見返りって言うのがこれ」

    まどか「あっ投げ……」

    マミ「まだ後一度ぐらいなら使えるはずよ。あなたにあげるわ」

    さやか「あっあいつ……」

    マミ「暁美ほむらさん?」

    ほむら「……あなたの獲物よ。あなただけのモノにすれば良い」

    マミ「そう……それがあなたの答えね」


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    2 = 1 :


    さやか「あんたせっかくマm」

    ???「高いな!すごいな!社会見学でこんな所に連れて来てもらえるなんて嬉しいなっなっ!」

    ???「喜んでるわよこの子」

    ???「本気でね」

    ???「まぁ光は単純純真一直線が取り柄だから」

    「あっあの家赤ちゃんがいる!」 ノゾキ ハ ハンザイ デス

    「ああああああ!」

    ???「どうしたの光!」

    「……双眼鏡切れた……」

    マミ「……魔女を倒した事で結界が晴れて人が集まってきたわね」

    キュウべえ「魔女や魔法少女の事はあまり話さない方が良いだろう」

    キュウべえ「一旦僕も離れる事にするよ。後で落ち合おう」

    マミ「そうね……私達も早めにここから離れましょう」

    ほむら「…………」

    まどか「ぁ……」

    マミ(何か言いたそうにしながら帰って行く……人が多いから魔法少女関連の話を振れなくて帰ったのかしら?)

    3 = 1 :


    さやか「なんだよ転校生の奴!!」

    まどか「仲良くできなのかなぁ……」

    マミ「相手がそう思ってなかったら……ね?」

    まどか「あっほむらちゃんさっきの子達とは別の社会見学に来た人達の列に阻まれて止まっちゃった」

    さやか「さっき騒いでた子もちっちゃいからかつかえてるね。あたふたしてテンパってるな」

    マミ「あっ暁美さんとぶつかった……」

    さやか「ちっちゃい子謝ってるね」

    まどか「ほむらちゃんも気にしてないって言ってるみたい」

    マミ「小学生かしらね……きゃあ!何!?窓ガラスの外が」

    さやか「まぶしいっ!」



    ?????「助けて……」



    まどか「え?」



    ?????「この『世界』を助けて……」



    ?????「伝説の魔法騎士たちよ」


    .

    4 = 1 :


    まどか「あっ地面が……!」

    さやか「マっマミさん!?」

    マミ「落ちる――!だめ!間にあわn」

    ほむら「まどかああああ!!!!」










    一般客「何だったのかしら今の光……」





    キュウべえ「!!マミやまどか達の魔翌力反応が……消えた!?」

    5 = 1 :

    続きはまた今度
    2、3日に一度ぐらいの更新を目標に書いていきます

    6 :

    止まらない未来を目指して、ゆずれない願いを抱きしめる奴かな?

    7 :

    確かに両方ともこんなのってないよ…!な話だけど

    8 :

    向こうに行くのか期待

    9 :

    うぉぉなっつかしい、レイアースだ!

    期待

    10 :




    ?????「助けて……」



    ?????「伝説の」



    ??????「魔法騎士たちよ……」



    ほむら(……私……魔法少女だけど……)



    ?????「……え?」



    11 = 10 :


    「ぷはっ……え゛」

    まどか「地面の中を潜ると」

    さやか「上空を落下中だった。山より高いや」

    マミ「言ってる場合じゃないでしょ!?」

    ???「きゃああああ!!!!」

    「わああああああああ!!!!」

    ????「一体何が起こったんでしょう」

    ???「なんなよのこれー!!」

    ほむら(何が起こってるの?こんなこと今まで一度も無かった)

    ????「『見滝原タワーの床が抜けたんでしょうか?』」

    ???「どうして私達7人分だけ抜けるのよ!!」

    ほむら(新手の魔女の結界?……でもこれは……)

    「火山……?海……?空に浮かんだ山……?」

    「ここはどこだ!?」

    12 = 10 :


    マミ「一体これは……?」

    ほむら「くっ……!!考えるのは後回しよ!!巴マミ!!」

    ほむら「こっちの赤い制服の子は届くけどあっちの青と緑の子達は届かない!何とか確保して!!」

    マミ「!!えっええっわかったわ!鹿目さんと美樹さんも私に捕まって!!」

    まどか「はっはい!」

    さやか「わっわかりました!!」

    マミ「ハッ!!」

    ???「わぁっこっ今度は何!?」

    ????「リボンですね。体に幾重にも巻きつく程長いですけど」

    「え?ええ?」

    ほむら「舌噛むわよ口閉じてなさい!!」

    ほむら「巴マミ!私達も近くに!パラシュートが一つだけあるからそれを強化して!!」

    ほむら「私は乱暴な方法だけど何とか落下速度を落としてみる!!」

    マミ「くっ!!人使いの荒い!!任せたわよ!!……てっ!?」

    まどか「わ!?」







           ボスン


    13 = 10 :


    ???「何これ?」

    さやか「何かつるつるしたモノの上に落下して助かったけど……ほんと何これ?」

    ????「大きな飛び魚の様ですね」

    まどか「飛び魚って本当に空を飛ぶんだ……」

    「どうなってるんだ一体!?」

    「ここはどこなんだ!!」

    ほむら(……こっちが聞きたいわよ)

    マミ(ここは……いやでも……)

    さやか「まどか、ここってやっぱりあれだよね……」

    まどか「さっきマミさんが倒したはずなのに……」

    さやか「新しいヤツが現れたのかな?」

    14 = 10 :


    ~~??????~~

    ????「最後の力で伝説の『魔法騎士』を『異世界』から呼んだか……」

    ????「しかし『魔法騎士』があのような子供とは……」

    ????「果たして真の『魔法騎士』となって姫君を救えるかな」

    ????「……しかし伝説では『魔法騎士』は……?」








    ~~?????~~



    ?????「『魔法騎士』たち……」



    ?????「この世界を……助けて……」



    ?????「…………」



    ?????(……『魔法騎士』たち以外の人達は誰なんだろう……?)


    15 = 10 :


    ???「きゃああああ」

    飛び魚「ぺっ」

    「わあっ!」

    まどか「きゃっ」

    ほむら「!!」

    マミ「ちょっ」

    ????「あらあら」

    さやか「地面が近いからって人を投げ捨てんな飛び魚おおお!!!」




    さやか「ぐえっ!!!」

    ???「こっ腰打った……顔もっ」

    ????「あらあら大丈夫ですの?女の子は腰を大切にしなければ」

    ???「あのね……」

    マミ「美樹さん……大丈夫?」

    さやか「……痛いです……なんで私とあの青い子以外無事着地できてるんですか……」

    さやか「赤い子は10.0って言いたくなるほど足から見事に着地して緑の子はなぜかころんって転がって無事だし」

    さやか「まどかに至っては転校生にお姫様だっこされてる……」

    まどか「そっその……ほっほむらちゃん……ありがとう……」

    マミ「まぁ暁美さんは魔法少女だし赤い子は運動とか得意そうだから……緑の子は謎だけど」

    16 = 10 :

    今日はここまで
    続きはまた今度

    18 :

    光景が目に浮かぶなぁ、乙

    まどか勢は完全にイレギュラーなのか

    19 :



    まどか側がクロス先に行くのはなんか新鮮

    20 :

    QBがセフィーロの柱システムに目を付けたら、かなりヤバそうだ。

    21 :

    >>20
    ぷぅぷぅ様がいらっしゃるから大丈夫だろう…多分

    22 :

    >>21
    原作よりかアニメよりかで変わると思うけどね

    23 :

    なんという俺得!期待

    24 :


    ???「しかし、ここは一体どこなの?」

    ????「『見滝原』でこんなにたくさんの木を拝見できるなんて素敵ですわ」

    さやか「確かにたくさんではあるけど……まるでジャングルだよこれ」

    まどか「えっと……あのねここは……」

    「……違う……ここは『見滝原』じゃない」

    ???「あら、じゃどこかしら」

    さやか(え……知ってるの?もしかしてこの子も魔法少女?)

    まどか(魔法少女が3人も……これなら安全……かな?)

    マミ(…………)

    ほむら(…………)

    「わからない」

    さやか「違うんかい!!」

    まどか「あっあのね……落ち着いて聞いてほしいんだけど……ここは魔女の結界の中で」

    ????「魔女?」

    まどか「あっ、えぇと魔女って言うのはその……」

    さやか「簡単に言うと悪い化物の事よ。そしてこっちの金髪ロールの人はその悪い化け物を倒す正義の魔法少女なの」

    ???「魔法……少女?……現実と空想は分けなさいよ」

    ????「あら、実際に先程とは違う場所に移されたのですからあながち空想とは言いきれませんわよ?」

    ???「だからって魔法少女よ魔法少女!そんな漫画やアニメじゃないんだから」

    ????「さっきの身体に巻きついたリボンも自由に動かしていたようですから否定できないと思いますわ」

    25 = 24 :


    ほむら「……ここは魔女の結界じゃないわ」

    まどか「え?ほむらちゃん?」

    さやか「転校生!?何言ってるのよ!!あんたも見たでしょ!!海に!空に浮かんだ山!遠くに火山も!!」

    ????「確かに見滝原には空に山は浮かんでいませんわね」

    ???「火山もないわよ」

    ????「あら近隣の山が爆発したのかも」

    ???「不吉なギャグはやめてよ!!」

    マミ「……私もその意見に賛成よ」

    さやか「マミさん!?近くの山が爆発したって言うんですか!?!」

    マミ「そっちじゃなくて魔女の結界かどうかって話よ」

    ほむら「あなたもやっぱりそう思うのね」

    さやか「え?それって……どう言う事ですか?」

    ???「どう言う事かはこっちが聞きたいんだけど……」

    26 = 24 :


    飛び魚「にゅっ」

    さやか「わあっ!」

    ???「ななななによぉ!この巨大な魚は!」

    ????「あらきっと魚じゃありませんわ」

    ????「だって魚には羽は生えていませんもの」

    まどか「あっ本当に羽がある……」

    ???「それ以前にあんな大きな魚がいたら築地の魚市場に入らないでしょ!?」

    さやか「あれを食べる気!?」

    ???「例えよ!!」

    「…………」

    マミ「あっ近づいたら危ないわ!離れなさい!!」

    ほむら(くっ!魔女ではないでしょうけどあんな大きな魚が暴れたら……)

    飛び魚「びちびち♥」

    「だいじょうぶ!この子大人しいよ!」

    まどか「……びちびちしてつぶらな目が可愛い」

    ???「この状況でその子が大人しくて何になるのよ」

    ????「あらちゃんと良い事がありますわ」

    さやか「なに?」

    ????「私達が自己紹介する時間ができましたわ」

    マミ「いえまぁ……確かに自己紹介は必要でしょうけど……」

    ????「ついでに魔女とか魔法少女の事とかも教えて下さいね」

    27 = 24 :


    ????「私は鳳凰寺風」

    「一四歳中学二年生です。血液型はA型で射手座です」

    ???「何で自己紹介に血液型がついてくるのよ」

    「輸血する時に困りますでしょ」

    さやか「輸血って……」

    ???「コホン……龍咲海」

    「同じく中学二年生で一四歳よ。魚座のA型」

    マミ(全員二年生以下……年上は私だけかぁ……)

    「獅堂光!」

    「十四歳、中学二年生!」

    海・風「「えええええ!?」」

    「?」

    「あなた私と同じ年なの!?」

    「見えませんわー―見えませんわー―!」

    まどか(私よりもちっちゃい……よしっ!)

    28 = 24 :


    「私『見滝原タワー』の上でお会いした時てっきり小学生かと……だってかわいいんですもの」

    「うん、どう見ても十一歳くらいだわ」

    「ムッ」

    さやか「では次はこのさやk」

    ???「いつまでじゃれとるんだ」

    ほむら「誰!?」

    マミ「あそこよ!逆光で姿が見えにくいわ!!」

    まどか「あっ飛び降りた!」

    ???「お前達がエメロード姫が『異世界』から召喚した『伝説の騎士』達か」

    マミ(子供?……でも……)

    ほむら(見た目は十歳ぐらい……何か……)

    まどか(こんな所で会ったんだから普通の子じゃないよね……)

    ???「エメロード姫は何をお考えになって、こんな子供を……」

    「ちょっと、何が子供よ。そっちこそどう見たって十歳前後じゃない!」

    さやか「そうだよ!子供は子供らしくもっと年上を敬いなさいよ」

    ???「何が子供だ」

    まどか(あっ二人が持ってた杖で殴られた)

    ほむら(結構良い音がしたわね)

    ???「私は745歳だ」

    海&さやか「えええええ!?」

    「まあお若く見えますわね」

    「若づくりで許せる限度超えてるわよ」

    さやか「あんなの詐欺レベルよ」

    ???「ほほう」

    マミ(あっ少し怒ってる……気にしてるのかしら)

    ほむら(中身と外見があってない……私も周りから見たらあんな感じなのかな……)

    29 = 24 :

    今日はここまで
    続きはまた今度

    30 :

    おお知らない間に更新されていた おつー

    31 :


    ???「せっかくこのフューラを招喚して助けてやったのに礼の人事も言えんのか、この娘どもは」

    飛び魚「びちびちびち」

    ほむら「…………」

    「助けた?ひょっとしてこの子貴方が?」

    ???「そうだ。これはフューラ、私の精獣だ」

    マミ(精獣……招喚…………ゴクリ)

    「なら、わかるだろ?ここはどこなんだ?一体私達はどうしてここに……」

    さやか「魔女の結界じゃないって本当なの?」

    ???「魔女の結界?何を言ってるんだ?ここは……」



    ???「ここは『セフィーロ』」

    ???「お前達は伝説の騎士『魔法騎士』となるべくエメロード姫に招喚されたのだ」


    32 = 31 :


    「伝説の騎士!?」

    マミ(何それカッコイイ!?)

    「『魔法騎士』ってなによそれ」

    「新しいゲームソフトの名前みたいですわね」

    ほむら「…………」

    まどか「『魔法騎士』って……魔法少女とどこが違うの?」

    さやか「さっさあ、名前が違うだけだったりして」

    マミ「それはやっぱり伝説の武器とか振るって魔王や邪神と戦ったりするんじゃないかしら♪」

    さやか「何か生き生きしてますねマミさん……」

    マミ「そりゃあやっぱり伝説に語り継がれてるとか憧れるじゃない?魔法少女とかしてたら余計にね」

    ほむら(……あの魔女も語り継がれてるのよね……あまり良いイメージにならないわね)

    ???「盛り上がってる所悪いが……『魔法騎士』になれるのはそこの三人の娘だけだ」

    マミ「…………え゛……?」

    「私と」

    「私と」

    「私?」

    ほむら「……そう」

    さやか(マミさん……固まっちゃったよ)

    まどか(ほむらちゃんもどこか残念そうだよ)

    33 = 31 :


    「何でも良いから早く『見滝原タワー』に帰してよ」

    ???「『セフィーロ』は今危機に瀕している。お前達は伝説に従って『魔法騎士』となり、この世界を…………って」

    海・風「きゃあきゃあ」

    フューラ「テレテレ」

    ???「こら!話を聞かんかお前達!!」

    「フューラちゃんって言うの?ねね、私達を『見滝原』まで連れてって」

    「早く帰らないと社会見学が終わってしまいますわ」

    「伝説の『魔法騎士』……」

    さやか「もっ燃えている……」

    まどか「いいなぁ……」

    ほむら(魔法騎士……セフィーロ……ここは私達のいた世界とは違う世界?)

    ほむら(でも、そんな事ありえるの?誰かがあいつに願った……それならそれは誰?)

    ほむら(ここが作られた世界だとしたら、そんな途方もない願いなんて……まどかしか……)

    ほむら(でも、まどかは魔法少女にはなってない。何が起きてるの?)

    34 = 31 :


    ???「精獣戻界!」

    さやか「うわっ!?あの大きい飛び魚がちみっ子の持ってる杖に吸い込まれた!?」

    マミ「招喚していた招喚獣を返還したのね。他にも呼び出せたりできるのかしら?」

    まどか「可愛かったのに……」



    ???「お前達は元の世界には戻れん」



    「なんだって……?」

    まどか「え……なにを……?」

    ???「お前達は元の世界には戻れんと言ったのだ」

    さやか「何言ってんのよあんた!?」

    「どう言う事ですの?」

    ???「異世界からこのセフィーロに招喚された者は、自らの意志ではもう元の世界には戻れん」

    「そんな……!」

    マミ「そ……れは困るわ……帰れなかったら魔女の被害が……」

    ほむら「…………」

    35 = 31 :


    「じゃ一生この世界にいなきゃならないの!?飛び魚ちゃんと、この若づくりのおじいちゃんと」

    「このハーゲンダッツもデニーズもモスバーガさえないこの世界で!?」

    さやか「何か違くない!?」

    ???「なんだそれは?」


    「もう……戻れない……」


    ほむら(……なんて事……このままではワルプルギスに何もかも……)

    ほむら(いえ……ここはキュウべえもいない)

    ほむら(と言う事は、まどかが魔法少女にはなれない?)

    ほむら(魔法騎士と言うのがどんなモノなのかは分からないけれど、まどかがなる訳では無い様だし)

    ほむら(ワルプルギスを放っていた場合の被害を考えなければ……)

    ほむら(……ここには魔女もいないでしょうから私も巴マミもやがて……)

    ほむら(それでもまどかが無事なら私は……)

    36 = 31 :

    今日はここまで
    続きはまた今度

    37 :


    「困りましたわ。私先生に提出するレポート作成が残ってますのに」

    「もう戻れないなら、レポートの心配なんてしなくていいんじゃないの?」

    「でも、共同作成のモノですから私の分担が仕上がらないと班の皆さんに御迷惑がかかってしまいますわ」

    さやか「なんかずれてない?もっと気にする事あるでしょ!?」

    「私だってフェンシング部の試合明後日だったのよ。代表選手だったのに」

    「フェンシングをなさるんですの?素敵ですわねー」

    「あら、よかったら見に来てよ。御招待するわ」

    さやか「いや、だから……その……」

    「よろしいんですの?」

    「ええ、明後日の午後三時国技館で……」

    ???「だから戻れんと言っとるだろうが!!」

    さやか(もっと言ってやって!)

    「あ☆そうだった」

    38 = 37 :


    「もう絶対に戻れないのか」

    まどか「そんなの……嫌だよ……」

    ???「…………」

    「母様や兄様達や閃光にも、もう会えないのか……」

    まどか「ママ……パパ……タツヤ……皆にもう……」

    ほむら(…………まどか)



    ???「戻る方法が無い訳では無い」



    「どうすれば戻れるんですの!?」

    「ちょっと、嘘教えるとためにならないわよ!!!」

    さやか「騙してたのね!」

    マミ「どう言うつもり!?」

    「いくら年長者だからって身長はこっちの方が高いんですからね!」

    ???「こら!威嚇するな!!身長でっ」


    「教えてほしい、どうすれば『見滝原』に戻れるんだ」

    まどか「お願い、教えて」



    ???「この『セフィーロ』を救ってほしい」


    39 = 37 :


    ~~?????~~


    ?????「ザガート様、水鏡の様子はいかがでした?」

    ザガート「『伝説の騎士』が『異世界』より招喚された」

    ?????&?????&?????&????「「「「!!」」」」

    ?????「それはそれは……」

    ?????「さすがは『セフィーロ』の『平和』と『秩序』を支えるエメロード姫」

    ?????「囚われの身となってもそれだけの力を使えるとは……」

    ?????「『伝説』と同じように『三人』?」

    ザガート「……七人」

    ?????「へ?」

    ザガート「異世界より招喚されたのは七人だ……」

    ?????「……何で?」

    ザガート「分からん、だが招喚された異世界の者達はまだ子供だ。魔神が蘇る事は無い」

    ザガート「しかし今、導師クレフの元にいる」

    ?????「あの目障りな魔導師の元か」

    ?????「それは面倒ね」

    ザガート「アルシオーネ」

    ?????「はっ!」

    ザガート「邪魔な芽は早めに摘むがよかろう」

    アルシオーネ「仰せのままに」

    40 = 37 :


    「そう言えば聞こえた……『見滝原タワー』の空が光った時……」

    まどか「うっうん私も聞いた気がする」

    「私も聞きましたわ。確か……『この世界を助けて』」

    「『伝説の……』」

    「『魔法騎士たちよ』!」

    ほむら(魔法少女よって答えたら驚いてたわね。混乱させたかしら?)

    ???「このセフィーロの柱であるエメロード姫が捕らわれの身となられた日から」

    ???「この世界の平和と秩序は失われてしまった」

    ほむら(ん?なにか彼の後ろで動いた様な……)

    ???「皆がそれぞれ幸せに生き人や精霊、精獣達が仲良く暮らしたセフィーロは」

    マミ(精霊や精獣……良いわねぇ……ハフゥ……)

    ???「エメロード姫を失ってから闘争と混乱であふれた悪夢の世界と化したのだ」

    「あぶない!!」

    さやか「後ろ!!でっかい蜘蛛みたいなのが!!」

    41 = 37 :


    大蜘蛛型怪物「ゴアアアアッ!!!!!」

    まどか「魔女!?」

    マミ「しまっ……間に合わなっ」

    ほむら(くっ!時間を……)


    ???「稲妻将来!」


    大蜘蛛型怪物「グアアアアアッ!!!!」


    「すごい……」

    「光があの変なモノを引き裂いたわ」

    さやか「マミさんより派手かも」

    マミ「むっ」

    ほむら「そんな所で張り合わないで」

    ???「あのような魔物はこのセフィーロにはいなかった」

    ???「この場は『精霊の森』聖なる場の一つであるこの森にも、魔物が闊歩するようになっているとは……」

    ???「やはり急がねばならんようだ……」

    42 = 37 :

    今日はここまで
    続きはまた今度

    43 :


    「どうしてそのお姫様がいなくなるとセフィーロは平和じゃなくなるんだ?」

    マミ「確かにその因果関係がわからないわね」

    ???「先程も言ったようにエメロード姫はこの世界の『柱』なのだ」

    「『柱』……?」

    ???「エメロード姫はその祈りでこのセフィーロの平和と秩序を支えておられた」

    「祈りで?」

    ほむら「そんな事可能なの?」



    ???「この『セフィーロ』では、何よりも『意志』が勝るのだ」

    ???「『信じる心』こそがこの『セフィーロ』での『力』となる」



    まどか「何よりも意志が……」

    「信じる心……」

    ???「エメロード姫は、その平和と秩序を信じる心でセフィーロを恐怖と争いの無い平和な世界に導いて下さっていた」

    ???「しかし……」

    「……誰かに捕らわれてしまった……」

    ほむら(つまりそのお姫様を助け出さないと、この世界はさっきみたいな魔物が闊歩する様な危険な世界になると言う事……)

    ほむら(そんな世界にまどかを……あと美樹さやかを残す訳にはいかない……か)

    「誰なんだ!?そのお姫様をさらったのは!?」



    ???「神官・ザガート」


    44 = 43 :


    「ザガート?」

    ???「ザガートは姫をさらい『どこか』に込じこめたのだ」

    ほむら「場所はわからないの?貴方でも?」

    ???「ザガートは姫様に次ぐ力の持ち主」

    ???「それに……」

    「それに?」

    ???「いや、何でもない」

    「じゃさっきの元の世界に戻れる方法ってもしかして……」

    マミ「そう言う事……よね」

    ???「さっきも言ったが、この世界では何よりも意志の力が強い」

    ???「姫の『願い』がお前たちをこの世界に呼んだ」

    ???「エメロード姫の願いどおり『伝説の魔法騎士』となって、この『セフィーロ』を救う事が出来れば姫の『願い』はかなえられ浄化される」

    ???「お前達は元の世界に戻れるだろう」

    「……なんだか信じられないわ」

    「完璧にRPGですわね」

    さやか「魔法少女とかいるんだから、こんな事があってもおかしくない……のかな?」

    マミ「それはちょっと一緒にされたくは……」

    「お姫様を救う『伝説の魔法騎士』になって……」

    ほむら「……随分と勝手な事ね」

    まどか「ほむらちゃん?」

    45 = 43 :


    ほむら「だってそうでしょ?違う世界に勝手に呼び出して帰りたかったら戦ってお姫様を救えって」

    ほむら「戦いも知らないで平和に暮らしてた子に生死のかかった戦いを強要するなんて許されていい事じゃないわ」

    さやか「ちょっ転校生あんた!」

    ???「いや……わかっている。自分達がどんなひどい事をしているか……しかし私達には他に方法はないのだ」

    「……どうして『私達』なんですの?」

    「そういえばそうね・どうしてこの『セフィーロ』の人じゃなく私たちなの?」

    「そうだ!このセフィーロの人達はどうしたんだ!?」

    「そんな大切なお姫様がさらわれてどうして黙ってるんだ!」

    「誰も助けにいかなかったの!?」

    マミ「魔法とか招喚術使える人いるんでしょ?」

    ???「色んな魔道師、戦士、騎士達が姫を助けるためザガート達と戦った。しかし勝てなかったのだ」

    「そっそんなに強いの……」

    ???「もちろん今も戦っている。だが……」

    ???「この『セフィーロ』の者は勝てない……」

    さやか「なんで?」

    ???「…………」

    「……どうしたんだ?」

    ???「何より『伝説の魔法騎士』になれるのは『異世界』の者だけだ」

    「どうしてですの?」

    ???「『伝説の魔法騎士』となるためには『魔神』を蘇らせなければならない」

    「『魔神』?」

    マミ(これはまたワクワクするワードね)

    46 = 43 :


    ???「その前に、その装備をなんとかせねばな」

    「装備?」

    まどか「服装の事?」

    ???「ふむ」

    「?」

    さやか「すっスカートをめくって鷲掴みに……!」

    「なんて事すんのよ!!変態!」

    ???「誰が変態だ!!」

    ほむら「そこの変態、いいからその手を放して私達から三メート以上離れなさい」

    マミ「放すのを拒否する様ならこっちにも考えがあるわ」

    「よしよし怖かったですわね」

    まどか「もう大丈夫だからね」

    「何騒いでるんだ?」

    「お返しにめくってやる!」

    さやか「手伝うよ!」

    ???「装備を確かめただけだ!そんな薄布でこれからの戦いに備えられるか!」

    「薄布?」

    まどか「う……ん、制服だし装備って言うには……」

    47 = 43 :


    ???「ていっ!!」

    さやか「ああっ!?杖から出た光があの三人に纏わりついて……」

    「わあああああ」

    マミ「胴と片方の肩を守る鎧と手甲とブーツになったわね」

    「なにこれ」

    「ますますRPGですわねぇ」

    ほむら「……私達には何も無いのかしら?」

    ???「う……伝説では魔法騎士は三人だったから専用のやつしか準備しとらんかったのだ」

    ???「何とか用意できなくもないが……後二人分ぐらいしか……」

    ほむら「そう。なら、そっちの二人に用意してあげて」

    マミ「そうね……少し欲しいけど鹿目さん達の安全が大事だわ」

    ???「……いいのか?今のセフィーロはお前達が考えているより危険な世界だぞ」

    ほむら「そんな危険な世界に一般人を招きこんどきながら今更何を言ってるの」

    ほむら「それに、私達は魔法少女よ。危険な事には慣れているわ」

    ???「……魔法少女とは一体何だ?そんなもの私は聞いた事も無いぞ。そちらの世界の戦士の名か?」

    「魔法を使える女の子の事だけど……空想の産物ね」

    「空想の産物だった……が正しいと思いますわ。実際に不思議なリボン操ってましたし、こうして目の前にいますのですし」

    ???「お前達もよく知らないのか?」

    「うん。本当に魔法少女が存在してるなんて知らなかった」

    48 = 43 :

    今日はここまで
    一~二週間ぐらい少し遠くに行かなくてはならなくなったので暫く書き込めません
    続きはまた帰って来てから

    49 :



    原作は流し読みしかしてないな


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