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元スレ提督「艦娘とスイーツと」

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253 :


~ 数時間前 鎮守府大食堂 ~

艦娘s「「「「「えええぇぇぇ~!!!」」」」」

提督「すまない…本当にすまない」

イク「ちょっと提督、一周年記念パーティが中止ってどういうことなの!?」

五月雨「もうみんなで協力して準備も万端だったんですよ」

夕張「今日だけは演習も遠征しないでみんなでおもいっきり楽しもうって言ったのは提督ですよね?」

神通「流石に今回ばかりは納得できないです」

秋雲「そーだそーだ!!」

提督「お前達が言いたいこともわかる。ただな…今回ばかりはパーティとか言ってられなくなったんだよ」

254 = 253 :


長門「大げさだな。まさか深海棲艦たちが攻めてきたのではないのだろ?」

提督「……ついさっき、上から命令が届いた」

提督『南西海域、及び中部、北大西洋に深海棲艦の拠点を発見。規模が拡大しないうちに直ちに出撃し、殲滅せよ』

提督「…まあ早い話が緊急の出撃翌要請だな」

金剛「シット!何で向こうは空気を読まないんデスか!!」

榛名「いえ、流石にそれを提督に言うのは酷かと…」

伊勢「にしてもタイミング最悪じゃん。案外向こうも狙ってたんじゃないの?」

日向「ない…とは言い切れないか」

255 = 253 :


飛龍「けどさー別に一日ぐらい遅れてもいいんじゃないの?」

瑞鳳「いくら深海棲艦と言っても、一日でそこまで規模が大きくなるとは思わないけど」

提督「…さっきも言ったがこれは上からの命令だ」

提督「しかもこれはここに直接届けられた。これがどういうことかわかるだろ?」

飛鷹「…拒否権はないってこと?」

瑞鶴「しかも何かあるようならそれなりの処罰があると…全く嫌なもんね」

提督「本当だったら俺と鳳翔さんもみんなのために料理を準備するつもりだったんだが、こうなった以上それもできない」

赤城「」ガクッ

加賀「」バターン!

翔鶴「二人とも、しっかりしてください!!」

霧島「この二人の反応はもはや恒例行事みたいなものですね」

256 = 253 :


提督「そんなわけで俺はすぐに指揮をとる準備をする。各艦隊は早急に戦闘準備に入ってくれ」

北上「いやいや、そう急に戦闘準備に入ってくれって言われてもね~」

鈴谷「まったくやる気が湧かないんですけどー」

摩耶「ま、まあ戦闘って言うなら仕方ねーよな、うん、そうだ…」シュン

鳥海「言動と態度が全くかみ合ってませんよ、姉さん」

那智「むぅ、提督の手料理というのを期待していたんだが…」

妙高「仕方ないですね。事故だと思って今回は諦めましょう」

足柄「いい事思いついたわ、今から上に圧力かけにいかない?物理的に」

加古「あ、いいね。やっちゃう?」

青葉「やります?やっちゃいます!?」

羽黒「や、止めてください!!」

衣笠「あんたたちも悪乗りしないの」

257 = 253 :


隼鷹「ちっくしょー、せっかく酒が無礼講で飲めると思ったのによ~」

千歳「ああ、お酒たちが飛んでいく…」

千代田「…この二人にとってはこれでよかったのかも」

最上「それにしても、ここどうしようか?」

名取「片付ける…にはもったいないですよね」

三隈「装飾とかもそろえて本格的に作りましたからね」

龍田「そうね。特に天龍ちゃんもものすごく張り切ってたわね~」

天龍「お、俺を比較に出すなって!!」

「それをいきなり中止だなんて、流石に提督でも許せないわ」

「まあまあ、提督も好きで中止したわけじゃないんだから」

初春「にしても難儀じゃな、さて、どうしたものか…」

258 = 253 :


不知火「…提督、一つ質問が」

提督「何だ?不知火」

不知火「まず一つ。今回の作戦では攻略に必要な資源の提供はされるのですか?」

提督「ああ、緊急の作戦ということで予算はしっかり割いてもらったぞ」

不知火「…ではもう一つ」

不知火「先ほど提督は『出撃、殲滅せよ』といいましたが、今回は上からは調査等の指令は出ていないのですか?」

提督「あ、ああ…、今回は特に何も出てないな」

不知火「ありがとうございます。さて、今提督の言ったことをまとめますと…」

不知火『手段は問わず、敵拠点の殲滅さえできれば、今回の任務は終了』

不知火「…ということでよろしいのですね?」

艦娘s「」ガタッ!

259 = 253 :


提督「ま、まあそうなるかもしれないが、流石にそれはm」

「何だ。そういうことならはじめに言ってくださればよろしかったのに…」

武蔵「仕方ない、パーティは夕方からだな」

大鳳「…やりますか?」

赤城「もちろん」

加賀「全力でやらせていただきます」

扶桑「…山城、艦隊の援護準備は」

山城「問題ないですが、別に完全に倒してしまってもいいのでは?」

比叡「ちょっと、私たちの分もとっといて欲しいんだけど」

龍驤「まあ資源が問題なのなら…こっちのやりたい放題やな」ニヤッ

祥鳳「弾薬の制限のない支援艦隊のの恐ろしさ、思い知らせましょう」

260 = 253 :


利根「筑摩、我らも出るぞ」

筑摩「はい、重巡の底力見せつけてやりましょうカ」

愛宕「私たちも忘れないでね―」

高翌雄「…ついにあのビームの封印を解く時が…!!」

古鷹「それは止めてください」

長良「じゃあ私が」

五十鈴「止めなさいっての」

由良「さて、私たちは後片付けね」

鬼怒「っていっても海域攻略後のだけどねー」

阿武隈「潜水艦とかは、私たちじゃないと処理できないし」

那珂「そういう仕事なら那珂ちゃんにお任せ!!」

川内「夜戦なら私が!!」

神通「え、わ、私は…」

木曾「無理に乗らなくていいからな、頼むから神通はそのままでいてくれ…」

神通「は、はいっ」

多摩「いいハナシだニャー」

大井「うんうん、木曾も立派に成長したのね」

矢矧「…原因のいくつかはお前達だと思うぞ」

261 = 253 :


睦月「睦月型、問題なし!」

吹雪「吹雪型、問題ないです」

綾波「綾波型、問題ありません」

「暁型、大丈夫よ」

初春「初春型もじゃ」

白露「白露型、問題ない…というよりすぐにでも出撃したいのが約一名」

夕立「ガルルルルル!!!」

陽炎「陽炎型、同じく」

島風「夕雲型と島風、問題ありません!!」

長波「なーんで島風が仕切ってんだ?」

夕雲「しっ!!」

262 = 253 :


シオイ「魚雷はつめるだけ積む?」

イムヤ「そうね、少しでも殲滅できるようにしないと…」

ゴーヤ「クルージングで鍛えた射撃を見せるときなの」

イク「震えて眠れ、なのねぇ…」

ハチ「イク、キャラが壊れてるよ」

Z1「で、僕らはどうする??」

ビスマルク「おい、私たちはすでにここの一員だ。だったらすることは一つだろ」

Z3「…そうだね」

ビスマルク「国籍など関係あるか、殲滅あるのみだ」

提督「え、えーっとみんな、なんでそんな殺気を出してるんだ~?」

艦娘s「「「!!!」」」ギロッ

提督「」

「あ、失礼しました。それでは今から海域の制圧に行ってまいりますので提督はパーティの準備をお願いします」

提督「い、いやだから海域の攻略が優先だから今回は」

「お 願 い し ま す ね ?」ゴゴゴゴゴ…

提督「は…ハイ」

263 = 253 :

 ~ ~ ~

戦艦棲姫「ってもうここまで来てるってどういうことなのよ!?道中には装甲空母姫も他の戦艦棲姫もいたわよね!なんでそんなホイホイ突破されてるのよ!!」

ル級「えーと、お二方から伝言をいただいてますので伝えさせていただきますね」

離島棲鬼「いやな予感しかしないんだけど…」


○あっちのほうが私たちよりも深海棲艦っぽかった、正直無理です   装甲空母姫

○秋のときよりもっと禍々しくなっていた…なにあれ  戦艦棲姫


ル級「…とのことです」

浮翌遊要塞「」( ゜Д゜)ポカーン

264 = 253 :


離島棲鬼「ちょ、ど、どうするのよ!?まだ来るのは先だと思ってたからそんな戦闘準備できてないんだけど」

戦艦棲姫「だ、大丈夫よ。今ソ級が食い止めてくれてると思うからその間に何か…そうだ。レ級ちゃんを呼べばいいのよ!」

ル級「レ級ちゃんですか?」

戦艦棲姫「そうよ!彼女がいれば間違いなく足止め…いや、向こうの障害になってくれるわ!!急いで伝令を」

ル級「…えーっと、レ級ちゃんなんですが…」

戦艦棲姫「えっ?」

ル級「強さ的にみんなから浮いてることを気にしてどこかの海域の巡回にいったまま帰ってきていませんが」

戦艦棲姫「」

離島棲鬼「駄目じゃん」

ル級「更に報告が一つ」ドガーン!

ル級「…ソ級、破られたみたいですね」

265 = 253 :


離島棲鬼「…っ!!いいわ、ここまできたらもうやってやるわよ」

戦艦棲姫「ええ、こうなったら長門でも大和でもどんな相手でも沈めてやるわ」

離島棲鬼「さあ、かかってきなさい!!」

ル級「…!!敵艦隊、対敵します!!」


離島棲鬼「ココマデ……クルトワ…ネ…………イイ…デショウ……」キリッ

戦艦棲姫「ナンドデモ…シズメテ…アゲル」キリリッ



「沈める…とは、面白いことを言いますね」ゴゴゴゴゴ

武蔵「まあいい、そっちがその気ならこちらも全力を出せるというものだ」ゴゴゴゴゴ

長門「駆逐たちを悲しませるとは…許せん!!」ゴゴゴゴゴ

陸奥「…さあ、危険な火遊びの始まりよ!」ゴゴゴゴゴ

赤城「ああ、それ以上何も言わないでください。おなかが減るだけですから」ゴゴゴゴゴ

加賀「できることならとっとと沈んでください、あなた達が…ね」ゴゴゴゴゴ


離島棲鬼「」

戦艦棲姫「」

ル級「あー、あかんわこれは」

266 = 253 :


戦艦棲姫「だ、大丈夫!まずは陣形を整えて」

隼鷹「ヒャッハー!!支援艦隊のおとおりだぁぁぁ!!!」ブロロロロロ!!

飛鷹「ちょっと、ちゃんと狙いなさいね」バババババ!!!

伊勢「命令!目に付いたものはとりあえず撃て!以上」ドゴォ

Z1「了解、直撃させます」ドガーン!

Z3「ドイツの底力、見せつけてやります」ドカァッ!!

日向「全く、どんな命令だよ…まあ了解」バコォォン!!

離島棲鬼「きゃぁぁぁぁ」

戦艦棲姫「くっ、他のみんなは大丈夫?」

ル級A「え、ええ…私たちは大丈夫ですが…その、そっちの浮翌遊要塞が…」ショウハ

戦艦棲姫「えっ?」クルッ

浮翌遊要塞「」\(^o^)/オワタ

浮翌遊要塞「」\(^o^)/オワタ

ル級B「だめみたいですね」

267 = 253 :


離島棲鬼「い、いやぁぁぁぁぁ!!」コンラン!

戦艦棲姫「お、落ち着いて。支援攻撃は今のが最後、ここは落ち着いて制空権を確保するのよ」

離島棲鬼「り、了解」ブロロロロ!!

戦艦棲姫「艦載機数ではこちらが有利、制空権を渡さなければこちらにも勝機が」

赤城「甘いっ!!」シュイン!

加賀「私たちの優秀さを見せてやりなさい」シュババババ!!!

バババババババキューン!!!

制空権確保!!

戦艦棲姫「ちょっ、おかしいでしょ!なんで空母二隻で制空権が確保できるのよ!」

赤城「気合です」

加賀「気合ですね」

ル級「気合の力ってすげー」

268 = 253 :


離島棲鬼「なにを感心してるの!!このままじゃまずいって言うのに」

武蔵「なに、問題ないだろ。この後の砲撃を全部避けきればいいんだ」ジャキッ

「もっとも、逃がすつもりはないですけどね」ガチャッ

長門「時間が惜しい…全力でいくぞ」ガチャガチャ

陸奥「恨むのならこの日に襲撃したことを恨んでね」ガシャン!!

赤城「ご安心を、私たちは戦闘に参加しませんので」

加賀「あくまで私たちは露払い、後は戦艦方にお任せいたします」

「ええ、任されました」

戦艦棲姫「」ドウスル?

離島棲鬼「」アキラメマショウ

ル級「」コンナヤクバッカ!!

269 = 253 :


 ~ ~ ~

「…というわけで、全海域制圧完了しました」

武蔵「さぁ、これで思う存分パーティが開けるというものだな」

赤城「戦闘でおなかがすいてますので料理をどんどん出してくださいね」

加賀「ご安心を、料理を残すということは間違ってもしませんので」

陸奥「全く、今度は空気を読んでほしいわね」

長門「うむ、全くだな」

提督「………」

提督「ま、まあ結果的には良かったんだけどさぁ」

提督「こんなむちゃくちゃな戦果、上にどうやって報告すればいいんだよ…」

270 = 253 :

今日はここまでです

イベント終了後投下したところで流れ的にもう遅いんですけどね
ちなみに自分はE-4までクリアできました

E-5?三隈?初風?知らない子ですね
…っていうかドロップしねぇぇぇぇぇ!!!

次のイベントに期待します。それではまた

272 :

食べ物の恨みは恐ろしいっ

273 :

三隅ばっか出やがってはっつぁんタニ―が一人も出やしなかったぜ…E4に籠ったりもしたんだがなぁ…

274 :

乙デース

275 :

オソロシイ・・・乙乙

あと>>1ちゃんはsaga入れといたほうがええんやで

276 :


~キャロットケーキ~


卯月「~♪しれいかぁーん、まぁだですかぁ~?」

提督「はいはい、今盛り付けるからもう少し待ってろよ」

卯月「はぁ~い!!」

提督「あいよ、人参たっぷりのキャロットケーキだ」

卯月「わーい!いっただきまーす!!」パクッ

提督「しっかし卯月も変わってるな、色々と選べる中で人参をつかったお菓子を選ぶなんて」

卯月「何をいってるのしれいかん!!人参は甘くてやわらかくてとっても美味しいんだぴょん!!」

提督「…それ、今度食事中に大声で言ってくれないか?駆逐艦組みが税揃いしたときにでも」

卯月「???」

277 = 276 :


提督「まあなんにせよ好き嫌いがないことはいいことだ。うん」

卯月「えっへん!!しれいかん、ありがとぴょん!!」

提督「というか卯月って人参関連なら何でも好きなのか?キャロットゼリーとかムースとか」

卯月「もっちろん!!何でもだいすきなんだぴょーん」

卯月「けど一番大好きなのは…」

提督「大好きなのは?」

卯月「生をボリボリやるのがいいんだぴょーん!!!」

提督「………」

提督「…まあ、尼突っ込まないが…ほどほどにしとけよ」

卯月「?????」

278 = 276 :


~ショートブレット~


雪風「~♪」サクサクサク

提督「………」ジーッ

雪風「~~~♪♪♪」サクサクサクサクサクサクッ!!

提督「………」ジーッ

雪風「~♪」サクサクッ

提督「はい、次の」ヒョイッ

雪風「…しれぇ、なーんで雪風をずーっと見てるんですか?」

提督「い、いや、そんなずーっとなんて見てないぞ、うん」

雪風「嘘をつかないでください!いくら雪風でも気づきます!!」

279 = 276 :


提督「あ、あのな、雪風が食べてるのを見るとなんていうか…こう癒されるんだよ」

雪風「癒し、ですか?」

提督「そうそう、こうなんといっていいか…雪風が美味しそうに食べてくるからこっちとしても嬉しくなってついつい見ちゃうんだよ」

雪風「えへへっ!そんなに美味しそうに食べてましたか?」

提督「ああ!!こっちまで元気が出てくるようだよ、だから俺のことは気にしないでどんどん食べてくれ!」

雪風「はいっ、ありがとうございます!!」

提督「………」

提督『…昔買ってたハムスターが同じような食べ方してたってのは、流石に言えないよな』

280 = 276 :


~芋ようかん~


まるゆ「て、提督、本当にやっていいんですか?」

提督「別にかまわないが…切り分けたほうが食べやすくないか?」

まるゆ「い、いえっ、贅沢、罰当たり、色々と思うところはありますが…どうしてもやってみたいんです」

提督「…ほらお茶、苦しくなったら飲むといい」ゴトッ

まるゆ「ありがとうございます!それではまるゆ…いきます!!」バクッ

提督「…芋ようかん丸かじりか、昔なにかの特撮で見たことがあったな」

まるゆ「~~~!!!」バタバタッ

提督「って言わんこっちゃない!ほらおちゃ、お茶で流し込めって」

まるゆ「~!!!」ゴクゴクッ

まるゆ「…ふぅ、あやうく轟沈するところでした」

提督「頼むからゆっくり食ってくれ、陸で、しかもい芋ようかんで轟沈したなんて冗談にもしないぞ」

まるゆ「す、すみません」

281 = 276 :


まるゆ「けどなんというか…まるゆは今とっても幸せです」

提督「また随分大げさだな」

まるゆ「確かに大げさですけど、こうして甘いものをゆっくり味わえるのって本当に幸せだと思いますよ」

まるゆ「まだまだ深海棲艦の脅威はありますけど、こういう時間があるなんて前の戦争のときじゃ考えられませんでしたから…」

提督「あっ…」

まるゆ「…だから、今、まるゆはとっても幸せなんです!」

提督「…悪かった、茶化すつもりはなかったんだが」

まるゆ「大丈夫です!!自分でも大げさだなーって思いましたし」

まるゆ「…けど、こんな時間がもっともーっと続くようにになればいいですね」

提督「………」

提督「…できる、いや、絶対にしてみせるさ」


282 :

芋羊羹で巨大化……サル顔の一般人……月給…うう、頭が…いったい何の激走なんだ…

283 = 276 :


~チョコクレープ~


陽炎「はぁっ…」

提督「どうした、えらく疲れてれるみたいだけど。はいクレープ」

陽炎「さんきゅー、いや、ちょっと色々と溜まっちゃってね」

提督「何だ?指揮に問題があるようなら話してくれれば相談に乗るぞ」

陽炎「あ、大丈夫。そういうのじゃないから」パクッ

提督「となると一体どうしたんだ?」ドウダ、アジノホウハ?

陽炎「ちょっとね…みんなから相談されることが多くて疲れちゃって」ア、アマクテイイカンジダヨ

提督「相談?」ソイツハドーモ

陽炎「うん、ほら私たち陽炎型ってだいぶ人数が増えたじゃない」

提督「今回の作戦でも天津風と浜風が入ったしな」

陽炎「…で、なぜか何かあると私に相談してくるのよ。一番艦だからかもしれないけど」

284 = 276 :


提督「まあ言い方を変えれば陽炎が一番のお姉さんがだからな。というよりそんなに困るような相談事なのか?」

陽炎「…じゃあ提督はこれをどうにかきる?」バサッ

提督「ん?何々…」


○早く改二になって時雨ちゃんとユニットを組みたいから設計図をください!!
○頼むから部屋を変えるか増やして、というより私に睡眠時間をください…
○ここに着てから毎日毎日付き合いで走り回って足がパンパンです。何とかしてください
○時々軽空母の人たちから鋭い眼光を感じるんですがどうにかできないでしょうか?
○野分ちゃん野分ちゃん野分ちゃん野分ちゃん野分ちゃん野分ちゃん野分ちゃん野分ちゃん


提督「    」

陽炎「…無理でしょ」

提督「…上層部に期待するしかないな」

陽炎「だよねー!!」

提督「まあしかたないなー」

二人「「………はぁっ」」

285 = 276 :

今日はここまでです

私事で更新が放置気味になってすいませんでした
またしばらく更新できたりできなかったりが続くかもしれませんがご了承いただけると幸いです
それでは、また

288 :

乙デース

291 :

レ級の方そろそろリミットなんで、残すならレスお願いします

292 :


~お汁粉~


まるゆ「…ふぅ、出撃帰りのお汁粉はあったまりますね」

提督「季節的には真逆だけどな」

まるゆ「海の中はまだまだ冷たいですから」

提督「そんなもんなのか?」

まるゆ「そうですよ!今日行ったキス島周辺は特に」

提督「…悪い、ちょっと鋼材が不足していてな」

まるゆ「それにしてもこのお汁粉、ちょっと甘すぎませんか?」

提督「あっ、甘すぎたか?疲れて帰ってくると思って甘めに作ってみたんだが」

293 = 292 :


まるゆ「いえ、別に甘さについては別にいいんです。まるゆも甘いのは大好きですので」

まるゆ「けど、やはり昔に比べると今は恵まれていますね」

提督「…俺は昔のことはそんなに知らないんだが、確かに今のほうが物資の面では恵まれているな」

まるゆ「昔はそれこそ骨身を削るような戦いでしたから…こんな甘いのもなんてそれこそ贅沢の極みみたいなものでしたし」

提督「…今も決して恵まれてるわけじゃないが、みんな一生懸命頑張っているんだ。こちらとしてはできることは限られてるがそれには答えないとな」

まるゆ「提督…ありがとうございます」

提督「というわけでそれを食べたらまたキス島に」

まるゆ「だからってすぐに現実を突きつけるのはやめてください!」

294 = 292 :


~ラスク~


提督「ほいっ、どうぞ。弥生」

弥生「ありがとう…提督」パクッ

提督「………」サクサクサクサク

弥生「………」サクサクサクサク

提督「お、お茶のおかわりはどうだ?」

弥生「お願い」コポコポ

提督「………」ゴクゴク

弥生「………」ゴクゴク

提督「な、なあ。何か感想はないか?」

弥生「とても美味しいです。お茶のほうもとても」

295 = 292 :


提督「いやぁ。まあ弥生が気に入ってくれたんならいいけどさ。なんかこう…リアクションがあってほしいんだが」

弥生「…すいません。そういうのはちょっと苦手なもので」

提督「まあ無理にとはいわないけどさ。少しは卯月みたいに分かりやすいリアクションがあったほうがいいと思うz」

弥生「うーん、弥生、美味しいラスクがたくさんでとっても幸せ~」

弥生「提督には教えちゃうけどね、弥生、甘いものが大好物なんだ~っぴょん!?」

提督「どぅえrふぇいおせhj!!」

弥生「………///」

提督「や、弥生。今のは…」

弥生「忘れてください」

提督「えっ」

弥生「勢いで何とかなると思ったんですが駄目でした。お願いですから忘れてください///」

提督「お、おう…」

296 = 292 :


~ハニートースト~


鈴谷「提督ー、注文のものはできたー?」

提督「…ああ、何とか用意できたよ」

提督「ほらっ、鈴谷の注文のハニートーストと…」スゥッ

提督「ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノだっ…!!」

鈴谷「おおっ、提督すごいじゃん!あんな長いのを一息でいえるなんてなかなかだよ」

提督「分かってるんだったらこんなん注文すんな!!」

鈴谷「うーん、けどやっぱ注文内容がが長いと味も微妙だなー」

提督「お前は作ってもらっといてそれか!」

297 :

お、きたか

298 = 292 :


鈴谷「冗談だって。とっても美味しいよ!けど一回は頼んでみたかったんだよねーこういう長い注文を」

提督「だったらここじゃなくて店で頼めばいいだろうが」

鈴谷「わかんないかなー提督」

鈴谷「たとえばだけどお店に行って今のを注文するとするじゃん。でさ、店員さんが反応してくれればいいけどもし(はぁ?)みたいな顔されたらどうよ」

鈴谷「間違いなく周りの人からもものすごい痛い娘に見られるじゃん。流石にそれは鈴谷的にどうかって思ってねー」

提督「…確かに想像しただけでもいたたまれなくなるな」

鈴谷「まあそれ以前にこんな長いのを一息で言える自信がないからねー。いや、ほんとすごいよ提督」

提督「…悪い、ものすごく嬉しくないわ」

299 = 292 :


~ドラ焼き~


長波「でさ、あの時の田中少将がさー」パクパク

提督「うんうん」

長波「…っとまあね、一時はどうなるかと思ったんだけどその時の指揮をした田中少将がね」モグモグ

提督「うん」

長波「いやぁ、やっぱ彼は本物でしょ。戦上手n」モグッ

提督「…長波、無礼を承知で言わせてもらう」

長波「ん、どうしたの提督?」

提督「食べるか田中少将の話しをするかどっちかにしなさい!!」

長波「ちょ、そんなに怒ることはないでしょ~ちょっと酷いよ提督」

提督「まあ急に怒鳴ったのは謝る。ただどんだけ長波は田中少将が大好きなんだ。さっきから食べながらずーっとその話しだし」

長波「えっ、提督。ひょっとして…ヤキモチ?」

提督「違うわい!!」

300 = 292 :


長波「冗談冗談、けどね、どうしてもこれを食べながらだと思い出しちゃってね」

長波「田中少将も甘いものが好物でね。特にドラ焼きが…」

提督「あっ」

長波「…また彼にも食べてもらいたいと思ったらつい、ね…」

提督「…悪い、ちょっと無粋だった」

長波「いいって、確かに私もはしゃぎ過ぎてたしね」

提督「…いや、考えてみれば長波からしてみたらパートナーみたいな存在の人だったからな」

提督「…すごい人だったんだよな」

長波「いやいや、すごいなんてもんじゃないよ!!」ガタッ

提督「あっ」

長波「いい、もう一度話すことになるけど本当に田中少将はね…」

提督『…薮蛇だったな』


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