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    元スレ提督「艦娘とスイーツと」

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    1 :



    注意

    ※艦隊これくしょんのssになります
    ※キャラ崩壊、口調崩壊してます
    ※補給事情、シリアス、深海棲艦等の設定をほぼ投げ捨てています 


    このssは艦娘と提督がお菓子を食べるだけのssになります。基本的にはそのスイーツに合った(思いついた)キャラを1が独断と偏見で決めるものになります。
    不満があるかもしれませんが。その点は理解していただけると有難いです



    これらが苦手な方は、注意してください
    それでも大丈夫な方は、駄文ですがお付き合いください


    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1397490860

    2 :



    ※プロローグ的な何か


    ~ 鎮守府 提督執務室 ~


    提督「さて、そろそろあいつらが戻ってくるころですね」カチャカチャ

    鳳翔「はい、演習に問題がなければまもなく報告に来るはずです」コポコポ

    提督「…で、こちらの準備のほうは?」

    鳳翔「問題ありません。このとおり万全に整えてあります」

    提督「ありがとうございます。無理いって支度をを手伝ってもらって」

    鳳翔「いんですよ。これも秘書官の務めですから。それより提督は大丈夫なのですか?」

    提督「私ですか?」

    鳳翔「はい、こういってはなんですがこんなこと提督がすることではないかと思いますので。確かにみんな喜ぶかと思いますが」

    提督「そんなことですか。それならご心配なく、これは私が好きでやってることですから」

    提督「自分なりの応援というかそんなつもりなんですけど…迷惑ですかね」

    鳳翔「迷惑だなんてそんな…!むしろここまで気を使ってもらって感謝してもし足りないぐらいです!!」

    提督「ありがとうございます。そういってもらえると少し気が楽になりますよ」

    提督「まあ後は…あいつらの意見を聞いてみてからにしましょうか」コンコン!

    3 = 2 :


    金剛「ヘーイテイトクー!第一艦隊演習から無事帰港しましたー!!」バターン!!

    利根「演習はこちらの大勝利だったぞ!まあ相手方もなかなかに固かったがな」

    加賀「あそこで金剛さんや榛名さんのクリティカルがなければかなり苦戦しましたね」

    榛名「いえ、赤城さんや加賀さんの索敵があってこそあそこで上手くいったわけですから私たちだけの力では決して…」

    赤城「謙遜しなくてもいいんですよ。事実それが勝利に繋がったわけですから」

    金剛「そうそう、もう少し榛名は自信を持つべきデース」

    北上「まあそこが榛名っちのいいところだけどね~」

    赤城「そうですね…って、提督、一体これはどうしたんですか!?」

    金剛「オウッ!この準備はティータイムですねー?」

    利根「にしてはちと豪華ではないか?お茶はともかくケーキやクッキーがこんなにもあるとは…」

    4 = 2 :


    提督「報告ご苦労様。まあとりあえずそこに掛けてくれないか?」

    榛名「提督。まさか私たちのために…!!」

    提督「半分正解で半分違う。まあお前達に食べてほしいというのは本当だが」

    北上「ありゃ、じゃあ何か別の理由があるの?」

    提督「まあそれはお茶をしながら話そうか。それじゃあ鳳翔さん」

    鳳翔「はい、今お茶を淹れていきますね」

    金剛「鳳翔さん、ありがとうございマース!!」

    鳳翔「いえ、どういたしまして」

    赤城「お菓子…ケーキ!!」ジュルリ

    加賀「赤城さん。皆さんと分け合いましょう…独り占めは許しませんよ」

    利根「目が笑っていないぞ。加賀」

    榛名「加賀さんもお菓子は譲れないみたいですね」

    5 = 2 :

     ~ ~ ~

    鳳翔「みなさん、お味はどうですか」

    金剛「それはもうとっても美味しいデース!!」

    北上「うんうん、お世辞抜きでマジで美味しいよ。大井っちに食べさせてあげたいぐらいだなー」

    利根「そんな事いって全くその気はないじゃろ?」

    北上「あ、バレた?」

    利根「そんな勢いよく食べてればなぁ。まあ我輩も人のことは言えんが」

    赤城「もぐもぐもぐもぐ」

    加賀「赤城さん。赤城さんの分のクッキーはあと三枚分ですからお忘れなく」

    赤城「もぐもぐ!」

    榛名「赤城さんはもう食べることに夢中ですね…」

    6 :

    提督は清楚系の男でおk?

    7 = 2 :


    提督「いやぁ、みんなが気に入ってくれたようで何よりだ。準備した甲斐ががあったってもんだよ」

    利根「…で、提督。話とは一体なんじゃ?まさか本当にお茶会がしたかったというわけじゃないだろ」

    提督「そうだな。みんなもだいぶ堪能してくれたみたいだしそろそろ話そうか」

    榛名「ま、まさか提督の異動命令が…!!」

    金剛「ちょ!いきなり何を言い出すんデスか!!」

    北上「あー、じゃあこれは最後の晩餐的なやつって事かな?」

    利根「北上も何を言い出すんじゃ!」

    加賀「提督…」

    提督「…お前らが望んでいるならそれも考えるが、悪いが全く違うぞ」

    榛名「そうですか…良かった!」

    8 = 2 :


    北上「いやー、つい冗談で言ってみたけど…これはないわー」

    利根「全くじゃ。ついでに言うなら提督の異動なんぞちっとも望んでおらんからな」

    金剛「万が一そんなことした日にはたとえ一人でも反逆してやるのデース…」

    加賀「その時は付き合わせてもらいますよ」

    赤城「二人とも、まだ提督が話してる途中ですから…」

    北上「あっ、赤城さんが元に戻った」

    利根「ようやく満足したようじゃな」

    赤城「流石に提督が話そうとしてるときに空気を読まずに食べませんよ」

    提督「えーっと、そうだな…まあ話す前にちょっと質問したいんだが」

    榛名「質問ですか?」

    提督「お世辞とか社交辞令とかどうでもいい。ただ率直な意見として聞きたいんだ」

    9 = 2 :


    利根「…えらく物々しいな。で、一体なんじゃ?」

    提督「…お前達は、俺に対して何か不満はないか?」

    加賀「…はぁ?」

    提督「一応俺は提督という立場でお前達を指揮している。しかし指揮しているとはいえそれだけだ」

    提督「肝心の戦闘はお前たち任せで俺からは何もできない。できることといえばお前達の無事を祈ることぐらい」

    提督「…でありならもお前達にはこれといって不満を漏らしていないだろ?俺はそこが心配になったんだ」

    提督「もしかしたら俺が不甲斐ないばかりにお前達にばかり負担を強いているんじゃないかとな」

    提督「確かにお前達からみたら頼りない提督かもしれない。だからといってお前達に負担なんてかけたくないんだ」

    提督「だから不満があるようなら…なんでもいいから言ってくれないか?」

    提督「流石に異動とかになると時間はかかるかも知れないが、なるべく有能な後任が来るように調整するつもりだ」

    10 = 2 :


    提督「だから無理しないで何かあれば」

    北上「あー、じゃあ遠慮なく言わせてもらうね」

    榛名「北上さん!?」

    北上「あのさー、提督って…馬鹿なの?」

    提督「…は?」

    北上「だってさー、今までの私たちの戦果を見てよ。今まで大本営が攻略できないところまで攻略してるんだよ」

    北上「普通上に不満があるようならここまでできないっしょ?」

    提督「い、いやそれはお前達の力があってこそであって…」

    加賀「では提督は誰がここに着任しても同じような戦果をあげれたと?」

    赤城「ここは深海棲艦との戦いにおいても最前線です。正直補給一つとっても苦労するはずです」

    加賀「しかし私たちは補給で苦労したことはない。これは提督の実力では?」

    11 = 2 :


    提督「……それは、お前達に苦労をかけたくはないからであって、別に…」

    金剛「そのほかにも開発や入渠や戦術等等、提督が指導してくれなければここまで上手く回ってませんヨ」

    榛名「そうですね。むしろ提督がここまでやってくれるほうが珍しいのでは?」

    金剛「デスねー」

    利根「…あくまで噂だが艦娘自体を使い捨ての道具として見てない提督もいると聞く。無論環境については言わずもがなだ」

    利根「それなのにこの環境を作り上げている提督の何処に不満を持てと?」

    北上「…って事よ。みんなこんな風に思っているのに提督が一人だけで空回りしてればそりゃー馬鹿じゃないかって聞きたくもなるよねー」

    提督「……」

    北上「提督はさ、提督自身が思っている以上にみんなに頼られてるんだよ?」

    北上「まあ不満があると言われればそれだけだね。もう少し自覚してくださいってことで」

    提督「…みんな、ありがとう」

    12 = 2 :


    鳳翔「だから言ったじゃないですか。みんな不満なんてないと」

    赤城「鳳翔さんも同じような質問を受けていたんですか?」

    鳳翔「はい、そのときも皆さんと同じことを言ったんですが納得されなくて…」

    提督「いや、鳳翔さんは秘書官を勤めているから建前だけでも言ってくれているのかと思って…」

    加賀「ここまで来るともう馬鹿を通り越して病気ですね」

    榛名「…ですね」

    提督「…まあみんなの気持ちは分かった。そこまで気にしすぎた俺が馬鹿だったよ」

    利根「まあ我輩たちに気を使ってくれていたのは有難いがな」

    13 = 2 :


    提督「とは言えど俺がお前達にできることは少ない。だからちょっとした提案なんだが…」

    榛名「なんでしょうか?」

    提督「お前達のためにこんな風にお茶会を開きたいんだが…どうだ?」

    利根「お茶会じゃと?」

    提督「ああ、といっても今みたいに大人数じゃなくて一人一人でだ」

    赤城「一人一人とは何か理由でもあるんですか?」

    提督「俺が一人一人もてなしたいからだ」

    加賀「…すいません。説明を」

    提督「今回はこうやってクッキーやケーキを用意したが、やはり食べ物の好みは一人一人違うだろ?」

    提督「だから俺がリクエストを聞いてそれを用意する。それを食べてお前達には少しでも戦闘の疲れを取ってもらう。…でもってもし不満があるようならその場で話を聞きたい。大まかな感じとしてはこうだな」

    北上「一人一人提督がもてなすのか。なんかホストみたいだねー」

    提督「ホストほど上手接待はできないがな」

    14 = 2 :


    榛名「成程、だから一人一人という訳ですか」

    提督「流石に人数が多くなると用意も大変だからな。俺が不甲斐ないせいもあるが」

    金剛「提督と、二人っきりでティータイム…!」

    榛名「でしたら、榛名も全力で…!!」

    利根「なにやら邪念を感じるが…我輩はいいと思うぞ?」

    北上「私も。それにしても提督も物好きだねー。さっきも言ったけど特に不満はないのにさー」

    提督「まあ俺の自己満足とでも思ってくれ」

    赤城「しかしみんなのリクエストを聞くとなるとそれだけでも大変そうですけど大丈夫なんですか?」

    加賀「そうですね。鳳翔さんも毎回色々なものを作るのは重労働でしょうし…」

    提督「あーその点は大丈夫。作るのは俺だから」

    赤城「なるほど提督ですか。それなら安心…えっ?」

    15 = 2 :


    榛名「て、提督…今何と?」

    提督「いや、俺が作るから大丈夫たって言ったんだが…」

    金剛「………」

    金剛「ハァァァァァァl!!?」

    提督「そんな大声を出さなくても…あー。やっぱり男が菓子を作るのは気持ち悪いか」

    加賀「いえ、気持ち悪いとかそれ以前に…提督ってお菓子作りができるんですか?」

    提督「自慢じゃないが自信はあるぞ。その証拠がそれだ」

    利根「それってまさか…これは全部提督が?」

    提督「久しぶりに作ってみたからカンが鈍ってるかとも思ったんだが、まあ大丈夫みたいで良かったよ」

    北上「鳳翔さんが作ったのかたのかと思ってた…」

    鳳翔「いえ、私は準備を手伝っただけでお菓子作りは提督が一人でやったんですよ」

    金剛「悔しいですが、私たち姉妹よりも絶対に上手いデース…」

    提督「ちなみに他にも色々と作れるぞ。和洋中何でも。流石に飴細工とかは無理だがな」

    赤城「そこまでできたらもう職人ですよ…」

    16 = 2 :


    金剛「けど提督の手作りスイーツを食べれるならなおさら望むところデース!!」

    赤城「私もです。ところで順番とかは決めているんですか?」

    提督「ああ、その辺は戦闘でMVPを取った順番に…」

    金剛「」ガタッ

    加賀「」ガタッ

    提督「…しようとも思ったんだが、そうすると不公平なことになるから完全にランダムになるようにしたよ」

    加賀「くっ!」

    金剛「残念デース…」

    提督「って言うかお前らが全力を出すような気がしたから止めたんだよ」

    榛名「私も賛成ですが…提督は大丈夫なのですか?ただでさえ提督の仕事があるのにその上私たちのためにそこまでしなくても…」

    提督「なーに、少しでもお前達のために何かしてやりたいと思っていたんだ。だからそんなに気にするなって」

    榛名「提督…!」

    17 = 2 :


    北上「あー、ちょっと感動してるところ悪いんだけどさ」

    提督「ん。どうしたんだ」

    北上「提督。今からちょーっと大変になるみたいよー」

    提督「大変になる?またなんでだ」

    北上「理由はまあ…後ろを見たら?」

    提督「後ろ?窓がどうしたt」


    チョット!ナニミンナデオチャカイナンテヒライテルノ!!
    コレハサスガニユルサレナイワネ…
    ネェサマ…シンジテタノニ!!
    アラアラ、コレハセツメイシテモラワナイトネ
    プップクプゥーーー!!!
    ムネカ!ヤッパリムネナンカ!!


    提督「 」

    北上「まあ、その…がんばってね」



    この後、全員に説明した(&お菓子を振舞って納得してもらった)

    18 = 2 :

    プロローグ終了

    次から本編という名の短編連作です

    20 = 2 :


    ~アイスクリーム~


    長門「…で、記念すべき提督のもてなしの第一号が私か」

    提督「ああ、まあゆっくりくつろいでくれ」

    長門「そうさせてもらおう。で、頼んでいたものだが…」

    提督「こちらに用意してあるぞ。ほら」

    長門「おお、これは…!!」

    提督「ただのバニラアイスというのも芸がないからな。色々と用意させてもらったぞ。もちろん自家製だ」

    長門「おお、このピンク色のは苺か!それでこの茶色いのがチョコ。で、この緑色なのが…」

    提督「抹茶だな。後は胡桃を練りこんだナッツ風味、後は小豆を練りこんだ餡子風味…こんなもんか」

    長門「ああ聞いているだけで我慢ができん!早速いただくぞ!!」ガツガツ

    提督「焦って食べるなよー、艦娘といえど頭に刺激がいくぞ」

    長門「ふふっ、そんなことがこの長門に~!!!」キーン!!

    提督「いわんこっちゃない。ほらお茶だ」スッ

    長門「す、すまない…つい」ゴクゴク

    21 = 2 :


    提督「しかし、そこまで長門ってアイスが好きだったのか。意外だな」

    長門「いや、そこまで隙というわけでは…ただな」

    提督「ただ?」

    長門「大和がいる手前、私が大声でアイスが食べたいと叫ぶのはいささか抵抗がな…」

    提督「あー、あれか」

    長門「私にも…私にもアイスを作れる能力があれば!」

    提督「そこまで意地を張らなくてもいいとは思うが」

    長門「分かっている。あくまでこれは私の意地みたいなものだ」

    長門「しかし、それでも購えない…アイスの魅力からは!!」ググッ

    提督「まあなんだ。誰も見ていないんだ、思う存分食べておけ」

    長門「提督、感謝する…!」

    長門「この恩は、必ず戦果で返して見せるぞ!!!」

    提督「…こっちとしてはまさかアイスでここまで感謝されるとは思わなかったがな」

    22 = 2 :


    ~ベルギーワッフル~


    提督「お待たせ。生クリームとチョコソースをトッピング。仕上げにフルーツでよかったか?」

    若葉「うむ、感謝する。提督」

    提督「しかし、なんというか…若葉がベルギーワッフルを食べたいなんていうとは思わなかったぞ」

    若葉「うん?それは私らしくないと?」

    提督「そういう意味じゃなくてだな…こう、もう少しカロリーメイトとかウィダーとか効率を重視しそうなのが好きそうに見えたからさ」

    若葉「ふっ、まるで機械だな。というか提督は頼まれたらそれも作れるのか?」

    提督「似たようなものは作れるだろうが完全再現は無理だな。だからその点はまあほっとしているんだが」

    若葉「…確かに私の態度が堅いというのは自覚している」

    若葉「けどな、こういうのが洒落たのが嫌いなわけじゃないんだ」

    若葉「まあ流石にみんなの前でベルギーワッフルが食べたいなんていった日にはなんて言われるか分からないがな」

    23 = 2 :


    若葉「だからだな、その…」

    提督「?」

    若葉「こういう、みんなの前で無理しなくてもいい機会を作ってくれた提督には、その…感謝している」

    提督「…どういたしまして」

    若葉「…ありがとう、提督」ボソッ

    提督「若葉、今なんていった!?」

    若葉「~!!!なんでもない!冷めないうちにいただくぞ!」

    提督「だから若葉、今なんて」

    若葉「くどい!聞いてなかった提督が悪い!!」

    若葉「~///!!!」パクパク

    提督「……」

    提督『ヤバイ、ちょっとドキッとした』

    24 = 2 :


    ~カツ丼~


    赤城「パクパクもぐもぐ」

    提督「…ああ、確かに俺はお前達に満足して欲しいとはいったさ」

    赤城「ムシャムシャゴックン」

    提督「なるべくお前達の希望にはこたえてやりたい。その気持ちは本当だ」

    赤城「ガツガツムシャムシャ…」

    提督「で、それを踏まえてだ。お前に一ついいたいことがある」

    赤城「もぐもぐカチャチャ…ふぅ、ご馳走様でした」

    提督「カツ丼はおやつじゃねぇだろぉぉぉぉ!!!」

    25 = 2 :


    赤城「提督、堪能させてもらいました。ありがとうございます」

    提督「どういたしまして、じゃなくてだなぁ。そもそも作った俺が問題なんだけどさぁぁぁぁ!!」

    赤城「カツの揚げ具合、卵の半熟具合、割り下の配合…どれをとっても絶品でした」

    提督「だからそうじゃなくってさぁ。おやつにカツ丼って言うのがねぇぇぇぇ!!」

    赤城「あとアクセントの三つ葉がいいですね。まさに名脇役といったとこでしょうか」

    提督「色々と褒めてくれるのは嬉しいんですけど、まずは話をきいてくれませんかぁぁぁ?」

    赤城「さて提督。恥ずかしい話なんですがお代わりはありませんか?あればとても嬉しいのですが…」

    提督「畜生!想定した通りだ!おまちどぉぉぉ!!!」ドンッ!!

    赤城「ふふっ、提督も楽しそうで何よりです」

    26 = 2 :

    今日はここまでです。

    こんな感じでお菓子に合わせて艦娘を書いていく感じになります
    艦娘のリクエストがあればどうぞ
    もっとも、お菓子については完全に1のイメージになりますが

    それではまた

    27 :

    大量に食うとは思ったけどスイーツですらねえのは予想外だよ!

    28 = 19 :

    たまにめっちゃ食べたくなるよね、カツ丼

    29 :

    まぁチョコレートケーキに、カカオの粉じゃなくてホイルの千切り振りかけろと言われるよりゃましだ
    >>1乙。期待してる

    30 :

    もう赤城にはでかいガム食わせとけば良いんじゃねーのかな…

    31 :

    乙乙

    潮っぱいとかみたいなーって

    32 :

    カツ丼アイスとかトンカツパフェってのがあってだな・・・

    33 :

    ブレない赤城さんが好きになってきてしまった
    ところで響はまだですか

    34 :

    ???「スイーツに使うフルーツと言えばいちごです。カツ丼が大丈夫ならいちごパスタも大丈夫ですよね」

    35 = 31 :

    >>34
    オラ仕事いくぞ橘ぁ!

    36 :

    ドリンクはカレーでいいですか赤城さんwwww



    >>34今日は駆逐艦コスで撮影だ橘ぁ!

    37 :



    Z1やZ3が見てみたいかも

    38 :

    また面白そうなスレに出会ったな
    僕は長良が見たいです

    39 = 2 :


    ~ミルクプリン~


    「あ、あの…提督。本当にこんなことをしてもらってもいいんですか?」

    提督「いいからいいから。ちょうど今用意ができたところだよ。ほら座って座って」

    「は、はい…」ストッ

    提督「はい、潮のリクエストのミルクプリンだぞ」

    「うわぁ…すごくおっきいですね」

    提督「小さいのだと物足りないかと思って特別サイズを用意してみたんだ。ただミルクプリンなんて作ったことなかったからさ、調べながら作ってみたんだが…まあ食べてみてくれないか」

    「分かりました。それではいただきます」パクッ

    提督「…どうだ?」

    「なんですかこれ!とっても美味しいですよ!!」ニパァァ!!!

    提督「美味しいか。いやー良かった良かった。それなりに自信はあったんだが潮が気にいらなかったらどうしようかと思ってたんだ」

    「いえ、今まで食べたプリンの中でも一番の味です!!」

    提督「んなオーバーな…まあ嬉しいけどな」

    40 = 2 :


    提督「ところで、潮は普通のプリンよりミルクプリンのほうが好きなのか?」

    「そうですね、普通のプリンももちろん好きですがこのミルクプリンのほろっと崩れる食感が好きなんです」

    提督「まあ食感のほうがゼラチンを使っているから、しかし、やはり…」

    「…提督、どうかしたのですか?」

    提督「いや、なんでもないさ。ただな…」

    「?」バイーン

    提督「食べるものでもそれなりに影響って出るもんなんだなーって思っただけさ」

    「???」バインバイーン!!

    41 = 2 :


    ???「今ウチのこと思ったやつ、今なら爆撃だけで許したるから出てこいやぁ!!」

    42 = 2 :


    ~シベリア~


    提督「………」ジーッ

    「…どうしたの提督。私の食べる姿をまじまじと見て」モグモグ

    提督「いや、なんていうかさ…響がシベリアを食べるってすごいシュールだと思ったんだよ」

    「確かにシュールかもね。ただ一番シュールなのはこれじゃないかな」

    「カステラ生地に羊羹をはさんだだけなのに、その名前がシベリアなんだからね」

    提督「それについては諸説あるみたいだが、実際のところ本当に好きなのか?言葉のつながりだけで決めたんじゃ…」

    「そんなことはないよ。せっかく提督に造ってもらえるのにそんな冗談みたいな事で決める訳ないじゃないか」

    「ただ、ちょっと自分に似てる気がしてね」

    提督「シベリアがか?」

    43 = 2 :


    「うん、だって考えてみて。カステラは元々はポルトガルのお菓子。そして羊羹は日本のお菓子。それが組み合わさってこんな美味しいお菓子になったんだよ」

    「どこか違う土地で違う道を見つけるなんてさ、本当、何があるかなんて分からないよね。私もまあ、そうだったから…」

    提督「響…」

    「…ゴメン、ちょっと暗くなっちゃったね。そんなつもりはなかったんだけど」

    提督「いや、響の立場を考えれば分からなくもないよ。っとそうだ、響に一つ聞いてみたかったんだが」

    「なんだい?答えられる範囲なら答えるけど」

    提督「ソ連にシベリアみたいなお菓子って…」

    「あるわけないよ」

    提督「デスヨネー」

    44 :

    まな板...いやなんでm(ドゴォン)

    45 :


    ~あんパン~


    長良「提督ー、おっじゃましまーす!!」バッターン!!

    提督「おい、元気なのはいいことだがドアはもう少し大人しく開けんかい!!」

    長良「ごめんなさーい、いや提督のお菓子が食べれれると思うとどうも嬉しくなっちゃっいまして」ゼェゼェ

    提督「楽しみにしててくれたのは正直嬉しい、ただなんでそんなに息を切らしてるんだ?」

    長良「食べる前に今日の分のトレーニングを終わらせようと思ってちょっとがんばってきちゃいました!!」

    提督「また無茶なことを…」

    長良「そんなに大変じゃないですよ?提督もどうですか?」

    提督「お前に付き合って最後には入渠していったしてしていった五十鈴や名取を見ているからな、丁重にお断りさせていただくよ」

    長良「まったく、あの二人もオーバーですよね」

    提督「お前の基準がおかしいだけだからな」

    46 = 45 :


    長良「…うん、疲れたときにはあんパンに牛乳!これですよね」モグモグ

    提督「刑事の張り込みに見えないこともないがな」

    長良「けどこのあんパン、普通のとちょっと小さめですけどどうしたんですか?」

    提督「おやつ用につまみやすいように小さくしたんだよ。それなら二口ぐらいで食べれるだろ?」

    長良「成程、言われてみれば確かに食べやすいです」パクパクモグモグ

    提督「だからといってあんまりぽんぽん詰め込むなよ。最悪のどに詰まらせるぞ」

    長良「大丈夫ですって…さて」

    提督「もう食べ終わったのか、えらく早いな」

    長良「体力を回復させるために、ちょっと横にならせてもらいますねー」ゴローン

    提督「せめて自分の部屋で寝ろぉぉぉぉ!!!

    47 = 45 :


    ~バウムクーヘン~


    提督「はいよ、本場…とまではいかないだろうけど今さっき焼き上げてきたばかりの出来立てだぞ」

    Z3「Danke schon.…本当に焼きたてなんですね」

    提督「ああ、しっかしいざ作ってみると疲れるな。これは」

    Z3「まあ普通は家庭で作るようなものじゃありませんから。むしろよく作れたものだと思いますよ」

    提督「まあやる気を出せばこんなもんさ。そういえば何かつけるか?クリームとかなら少し待ってもらえれば用意できるが」

    Z3「いえ、このままいただきます。そのままの味を楽しみたいので」

    Z3「では…」パクッ

    提督「…どうだ」

    Z3「Es schmeckt!!とても素晴らしいです。提督」

    48 = 45 :


    提督「おう、そりゃ良かった。はいコーヒー」

    Z3「どうも…うん、やはりこれにはコーヒーが合います」

    提督「そういえばここに着任してから結構経ったけど少しはここには慣れたか?日本とドイツだと色々と勝手の違うところもあると思うんだが」

    Z3「安心してください。皆さんに良くしてもらったおかげで随分慣れましたよ」

    提督「それならいいんだが…やはり向こうが恋しくなったりは?」

    Z3「恋しくない…といえば嘘になりますが、提督にこれを作ってもらったおかげで少し気が楽になりました」

    Z3「ただ、また向こうが恋しくなった時は…また作ってもらえますか?」

    提督「別にかまわないが、今度はみんなと食べような?」

    Z3「…!!はいっ」

    49 = 45 :

    今日はここまでです…なんですが、誰か即興でやってもらいたい艦娘はいますか?
    もしいるなら今から取り掛かりますが、どうでしょうか?

    もしいないようでしたら今日はここまでにします。

    それでは、また

    50 :

    おるで


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