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元スレ提督「艦娘とスイーツと」

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801 = 768 :


長門「プレゼント配りご苦労様だな。ただ、ちょっと確認させてもらえるか」

???「カ、カクニン…?」ビクビク

陸奥「そうそう、大丈夫よー。ちょっと帽子を取るだけだからね…っと!!」スポッ

サンタ?「!?」

長門「……なっ!!」

陸奥「あらっ…!?」



北方棲姫「アッ!!!」



長門「……」

陸奥「……」

二人『『北方棲姫!?』』

北方棲姫?「カ、カエシテ!!」ガシッ

802 = 768 :


陸奥「あっ、あらあらゴメンなさいねー。ところで…あなた誰だったかしら?」

北方棲姫「エッ!?」

長門「いや、失礼。ただその格好のおかげでちょっと見分けがつかなくてな」ニコニコ

陸奥「そうなの。だからちょっと教えてくれると嬉しいんだけどなーってね」ニコニコ

北方棲姫?「エーット、ソノ…」

北方棲姫?「リ、リュウジョウ!!ケイクウボリュウジョウヤ!!」

長門「龍、驤…?」

北方棲姫?「ソウ!!イマプレゼントクバリチュウナンヤネン」

長門「まぁ、似てないことは無いが…なぁ」

陸奥「そう、じゃあ龍驤ちゃん。ゴメンなさいね。プレゼントを配る邪魔しちゃって」

北方棲姫?「ダ、ダイジョウブ。ヘイキヤデ」

803 :

誇り・・・

804 = 768 :


陸奥「じゃあそんな龍驤ちゃんにお姉さんからプレゼントをあげるわね」

北方棲姫「プレゼント!?」パァァッ!

陸奥「ええ、それじゃあ後ろを見てもらえるかしら」

北方棲姫?「ウシロ!?」クルッ

「はいっ、確保完了です!!」ガシッ

北方棲姫「!!!」

武蔵「プレゼントはこれか…よしっ、こっちも無事に回収完了っと」

北方棲姫「ウソ、ウソツキ!ハナセー!!!!」バタバタ

「はいはい、大人しくしてくださいねー」ギューッ

長門「しかし、二人が通りかかってくれて助かったぞ」

武蔵「まあ、なにかややこしいことになってそうな雰囲気だったからな」

「それで、この子どうします?そのまま離すわけにはいきませんし…」

陸奥「うーん、やっぱりこのプレゼントの事もあるし提督に報告に行くのが無難じゃない?」

武蔵「そうだな…ふぅ、これ以上ややこしくならなければいいんだが…」

805 = 768 :


 ~   ~   ~ 


提督「…成程、そんなことがあったのか」

陸奥「まあ、いいタイミングだったのかしらね」

龍驤「っていうか何でうちの名前を騙ったんや!あれか、やっぱりこいつもあれなんか!!」

筑摩「いえ、ただ単に空母つながりだからだと思うんですが」

時雨「まあまあ、そのことは今は置いておこうよ。とりあえず今はこの子から話を聞くべきだと思うんだけど…」

北方棲姫「………」プイッ!

利根「肝心なこやつは黙秘か、面倒じゃの」

那珂「うーん、北方棲姫ちゃん。何でこんなことしたのかお話ししてくれないかなー?」

北方棲姫「イーッダ!!」

806 = 768 :


武蔵「まるで子供だな…いや、子供なのかもしれないが」

鳳翔「それにしても一人でここに来たということはそれなりの理由があると思いますよ」

「そうですね。流石にリスクが大きすぎますし」

「けどこのままじゃ埒が明かないよねー。どうするの、ご主人様?」

提督「ふむ…どうしても話してくれないのか?」

北方棲姫「モクヒケン!!」プイッ!

長門「どこで覚えてくるんだそんな言葉」

提督「仕方ない。君がそういうのなら…」

提督「こちらとしては、拷問をしなくてはいけないようだな」ニヤァッ

北方棲姫「!!!」ビクッ!!

807 :

おっと、事案発生か

808 :


時雨「ちょ、ちょっと。本気なの提督!?」

赤城「そ、そうですよ。そんな小さい子に拷問だなんて…」

提督「小さくても深海棲艦であることに変わりは無い。違うか?」

加賀「い、いえ…違いありませんが…」

北方棲姫「…フ、フン。ゴウモンナンテコワクナイ!!」ウガーッ

陸奥「この状況でもまだ言うのね…けど提督、流石に拷問はどうかと思うんだけど」

提督「ん?流石に傷つくようなことはしないぞ。傷が残ったら大変だしな」ガサガサ

武蔵「じゃあ自白剤とかそういう系統か?」

提督「そんなことして何かあったら大変じゃないか」ガチャガチャ

加賀「えーっと、じゃあ提督は一体何を?」

提督「これだ」シャラン!

809 = 768 :


「これは…鈴?」

提督「そう、演奏とかで使う小さな鈴がいくつもついた楽器だ」シャラシャラ

提督「さて、君は今身動きは出来ない状態にある。その君の耳元でこれを一定間隔で鳴らす」

赤城「それって洗脳とかで使う手段ですよね。けど時間がかなりかかると思いますが」

提督「そして、だ。その間君にはこれを見てもらうことになる」ガサッ

北方棲姫「!!!」ビクゥッ!!!

提督「ほう、君も知っているか。それは好都合だな」

「そ、それは…もうネタを超えて見るだけでも拷問とまで言われてる実写映画『デビルマン』!!」

那珂「うわぁ…確かにこれは拷問だね」

提督「たとえ君が目を閉じたとしても耳から音は入ってくる。そう、あの棒読みが、鈴の音に合わせてだ」

提督「さぁ、このままだと君は鈴の音を聞くだけでデビルマンを思い出すことになる。これはとても辛いことだと思うが…まだ話す気にはならないか?」

北方棲姫「ハ、ハナス!!ハナスカラソレダケハユルシテーーー!!」

提督「そうか。それはよかった。こちらとしてもこれだけは使いたくなかったからな」

時雨「それより拷問の代わりにもなるあの映画って一体…」

「見れば分かりますよ。まあ見た後、後悔すると思いますけど」

810 = 768 :


   ~   ~   ~


イ級「知ってる?今日ってクリスマスなんだって (´・ω・`)」

ロ級「知ってるー。けど僕たちには意味ないよねー (´・ω・`)」

二級「こんなところまではサンタさんもきてくれないしね(・ω・、))」

ハ級「けどさー、プレゼントがもらえるんだったらもらいたいよねー (´・ω・`)」

ロ級「そうだねー(・ε・`*)」

北方棲姫「…?ミンナ、ナンノハナシヲシテルノ?」

ハ級「あっ、北方棲姫ちゃん、実は…カクカクしかじか(/・ω・)」

ロ級「これこれうまうまで(/・ω・)」

北方棲姫「サンタサンノプレゼント…」

イ級「ここにも来てくれたら嬉しいなって言ってたんだー(´‐ω‐)=з」

811 = 768 :


北方棲姫「………」ポクポクポク…

北方棲姫「…!!!」チーン!

北方棲姫「…!!ワカッタ、イマカラサンタサンノトコロニイッテクル!!」

北方棲姫「ソシテプレゼントヲモラッテクルノ!!」

二級「本当に!!ワーイ!!ヾ(*・ω・)ノ」

ハ級「けど北方棲姫ちゃん。サンタさんのいる場所はわかるの?」

北方棲姫「ダイジョウブ!!キットアエル!!」

北方棲姫「コノキモチガアレバ、ゼッタイニダイジョウブ!!」

北方棲姫「ジャア、サッソクイッテクルネー!!」スタタタター!!

ロ級「あっ、気をつけてねーヾ(´・ω・`)」

イ級「プレゼントが無くてもガッカリしないから気にしないでいいよー(*´・ω・)ノシ」

812 = 768 :


  ~  ~  ~


提督「……で、格好つけて出て来たけど、サンタさんのいる場所が分からずとりあえずここに着てみたらちょうどプレゼントがあったからこれを持って帰ろうとしていた…と」

北方棲姫「……」コクッ

利根「なんというか、理由を知るとアホらしいのぉ」

那珂「けど優しくて那珂ちゃんはいいと思うけどなー?」

長門「確かにそこは認める。が、やった手段を考えると褒められたものではないな」

龍驤「…で、提督、どないすんねん?」

提督そうだな「………よしっ」

北方棲姫「!!!」ビクッ!


ゴチーーーン!!!


「うわー、絵に描いたようなゲンコツだー」

陸奥「けど深海棲艦にゲンコツって通用するのかしら?逆に提督の手を傷めそうだけど」

北方棲姫「…イターイ!!!」ビエーッ!!

時雨「効果はあったみたいだね」

813 = 768 :


提督「全く…どんな理由があったにしても盗みは重罪だ。このゲンコツはその分だ。反省しなさい」

北方棲姫「ウゥ…」ジワッ

提督「…さてと、鳳翔さん。まだお菓子の材料って残ってましたっけ?」

鳳翔「ええ、確かまだあったはずですが」

加賀「…提督、一体何を?」

提督「さて、北方棲姫。君がもう二度とこんな事をしないと約束するのなら今から君たちの分のプレゼントを用意するが…?」

北方棲姫「!!!ホ、ホント!?」パァァッ!

提督「ああ、約束するよ。で、どうする?」

北方棲姫「ウン、ヤクソクスル!!ダカラオネガイ!!」

提督「うん、いい返事だ。それじゃあ、もう一仕事と行きますかね」

鳳翔「あら、それなら私もお手伝いしますよ」

提督「いや、これは自分の我侭でやることですから鳳翔さんは別に…」

鳳翔「あら、私も提督と同じですよ。私の我侭でやるんですから」ニコッ

提督「……ありがとうございます」

814 = 768 :


「て、提督。けどそれじゃあ結果的に敵に塩を送るようなものでは…?」

提督「お菓子じゃ戦闘もできないだろ。それに…」

筑摩「それに?」

提督「深海棲艦たちにも、クリスマスプレゼントがあってもいいよなーって思っただけだ」

武蔵「…はぁっ、やはり提督はとことん甘いな」

「そこがご主人様のいいところなんですけどねー」

赤城「ちなみに私たちの分は…」

提督「後でみんなが配ってくれるからそれで我慢しなさい」

赤城「(´ω`。)グスン」

陸奥「あらあら、赤城はこういう所は相変わらずねー」

北方棲姫「アリガトウ!ホントウニアリガトウ!!!」

815 = 768 :


  ~  ~  ~ 



イ級「わーい!!お菓子の詰め合わせだー!!ヾ(*・∀・)/」

ロ級「北方棲姫ちゃん、本当にサンタさんのところに行ってきたの?Σ(・ω・ノ)ノ」

北方棲姫「ウ、ウン!ガンバッタ」

二級「ありがとう、北方棲姫ちゃんのおかげで最高のクリスマスになったよ.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.」

ハ級「あっ、食べるときは濡れないように食べないと(・∀´・+)」

北方棲姫「ジャア、ホカノミンナニモクバッテクルネ」トテトテトテトテ

ロ級「分かった、それと本当にありがとーヽ(´∀`。ヽ)」

北方棲姫「ウン、ドウイタシマシテ」



北方棲姫「アリガトウ…サンタサン!!」

北方棲姫「ウウン…アリガトウ、テイトク!!!」

816 = 768 :


ソ級「…というのが、今回の事の顛末です。報告は以上ですね」

中間棲姫「そう。ソ級、偵察と監視ご苦労様」

戦艦棲姫「成程ね、あそこの提督がそんな事をしてくれたの」

飛行場姫「変わっているというか…まあ、北方棲姫ちゃんが無事で何よりですが」

装甲空母姫「それにしても私たちの分まであるとは思わなかったわね。オマケにこれ、ちゃんと防水仕様になってるし」

中間棲姫「私達、基本的に海上にいますし気を使ってくれたのでしょうか?」

駆逐棲姫「といってもすぐに食べちゃうんですけど」ガサガサ

レ級「…うんっ、とっても美味しいです!!」モグモグ

飛行場姫「まあ、結果的にはみんなも喜んでますし良かったんじゃないですか?」

戦艦棲姫「全く、敵からこんな情けを受けるとはねぇ」

ソ級「何かこちらからも送りますか?クリスマスプレゼントとして」

戦艦棲姫「送るっていっても何を送れって言うのよ…」

817 = 768 :






レ級「!!!」ピコーン!




818 = 768 :


 ~  後日  ~ 


提督「……なぁ、長門。どういうことか説明をしてくれ」

長門「いや、いつもどおり海域を巡回警備していたら、何故か海上に大きなプレゼント箱があってな、放置するのもどうかと思って持ってきたんだ」

陸奥「ええ、間違いないわ。もしかしたら北方棲姫ちゃんからのお礼かなーって思ったのだけど…」

「まあ、ちょっと重かったりしたのですけど、どうせなら提督の前で開封しようということになりまして」

武蔵「悪いがドッキリじゃないぞ、っていうか私たちも驚いてるんだかな」

赤城「…で、どうします。提督」

提督「どうしますって言われてもなぁ…」

加賀「プレゼント…って言っていいのでしょうか。これは」




レ級「戦艦レ級です!よろしくお願いします!!!」ニコニコ



提督「すいません、ややこしくなりそうなのでお帰りください」




end

819 = 768 :

以上でクリスマス短編終了です

っていうより大晦日なのにクリスマスネタやってる時点でおかしいんですけどね( ゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャヒ
次は正月ネタ…の予定です。またお正月を過ぎるかも知れませんが

それでは皆様。良いお年を

820 :


よかった……お菓子を食べれない菊月はいなかったんだね
お正月ネタも楽しみにしてます

821 :

レっちゃんって仲間内では居心地悪そう
だから自分をプレゼントに・・・(涙

822 :

乙乙、良いお年を

824 :

乙です。
しかしレ級か懐かしいなぁ

825 :

正月ネタ待ってる

827 :


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