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    元スレ久「須賀君、悩みとかない?」 京太郎「はい?」

    SS+覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★★
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    401 = 1 :

    かなり限界に近いので安価置いて寝ます

    【安価】弘世菫の悩み
    ↓1

    ※極端なエロ、グロ。著しく道徳に反する悩み
    要するに流石にこれは洒落にならないと判断したものは再安価

    402 :

    男の人とデートがしてみたい

    403 :

    少女か

    404 :

    白糸台少女多すぎ問題

    405 :

    女子相手じゃないのか(驚愕)

    406 :

    普段から誤字脱字等で死にたくなってるのに
    今回も眠気で頭がおかしくなってた鬱だ

    訂正
    ×菫「少女か」
    ○菫「少女趣味な乙女か」

    407 :

    >>402
    【安価】弘世菫の悩み:男の人とデートがしてみたい

    えっと、これってイチャイチャ風味か、菫さんマジ芸人のどっちなんだろう

    408 :

    のどっちでお願いします

    409 :

    マジのどっちピン芸人?

    410 :

    どっちも下さい(真顔)

    411 = 404 :

    のどっちも下さい?

    412 :

    菫さんはポンコツかわいいと思うの

    413 :

    そらのどっちよ

    414 = 398 :

    どっちかならイチャイチャ

    415 :

    のどっち一択ですねぇ

    416 :

    んんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwここはのどっち以外ありえないwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

    417 :

    >>407
    イチャイチャ風味で頼みます

    418 :

    クウガとアナザーアギトって完全に他所のスレのネタじゃないっすかwwwwww

    419 :


    【幕間・拉麺慕情】

    420 = 1 :


     「「いただきます」」


     須賀京太郎と弘世菫の声が夕飯時の某ラーメンチェーン店の中で重なった。

     相席で対面に座す二人は合掌し、食材に感謝の意を捧げる。


     何故こういう状況になっているのかを説明すると長くなるが――


     先日の夢乃マホの悩み相談が発端。

     弘世菫の悩みは『男の人とデートがしてみたい』。

     部室での咲の誕生日祝いも幕を閉じ、須賀京太郎は弘瀬菫を宿泊先まで送ることに。

     その際、竹井久の送って行くならデートの真似事でもしてみたら、との戯言。

     そうだ、夕飯、食べよう。一緒に。というわけである。


     ――五行で済んでしまった……木・火・土・金・水は関係ない。
     

     シチュエーション設定が適当過ぎるだろ、との指摘は勘弁して頂けると有り難い。

     時系列整理してたら、そもそもデートもどきをねじ込む時間がなさそうだった、とか。

     よくよく考えたらイチャイチャ風味は苦手だし、芸風と違う気が……申し訳ありません、とか。

     とりあえず、のどっちピン芸人は保留して好きなように書くか、とか。

     そういう大人の事情はあったりはしない。きっと、たぶん、おそらく、メイビー。

     大人になるって悲しい事なの、である。


     どうでもいいけれども、数多の子供達に特殊性癖の種子を植え付けた、

     もしくは、ある種の心的外傷を刻み込んだ、某S社のドラゴン飼育ゲーはある意味で許しがたい。

     サラマンダーよりずっと速い! ゲームとしては結構好きではあるが。


     ちなみに前者である為、歳月を経てその種は見事に芽吹いてしまったわけで。

     人生に影響出てるんですが。どう落とし前をつけてくれるんですかね。戯言だけど。

     幼少の頃の体験って結構大事だよね、というだけの話である。


     まさか、スクウェアゲーでそんな体験をするとは当時は思ってもなかったけれども。

     一部キャラの名前をプレーヤーが変えられる辺り、悪意がある気がしないでもない。

    421 = 1 :


     他し事はさておきつ。


     須賀京太郎は、まずレンゲでどろりとした粘着感のあるスープを掬い、一口含んだ。

     口の中に広がる、濃厚でずしりとした存在感のある旨味。

     黄金比を謳う11種類の野菜と鶏が織り成す見事なコラボレーション。


    京太郎(……見た目に反して意外と脂っこくないんだよな)

    京太郎(店舗によって多少の違いはあるけど……)

    京太郎(例えるなら――味の螺旋階段ってとこか)


     言葉にすれば、黒歴史待ったなしの意味不明な批評を脳内で行いながら、

     次いで麺の征服に取り掛かる。

     箸で麺がスープ絡むように軽く掻き混ぜ、熱さを無視し、勢い良く、食す。


     スープのこってりとした食感――食感があるのだ、いや本気で――と、

     茹で上げられた加水率高めの麺による、もちもちとした食感の合わせ技。

     Body & Soulによる味の化学反応。

     つまり、W‐Boiled Extreme だ。茹でてるだけに。


    京太郎(……スープが麺に絡みやすいのも良い)

    京太郎(チャーシュー、シナチク、九条ネギにも合ってるし)

    京太郎(特に、この九条ネギの甘みがアクセントになってて癖になる)

    京太郎(人によって好みが分かれる味っていうのは重々理解しているけど――)

    京太郎(――このラーメンのレシピを作った創業者には惜しみない賛辞を捧げたい)

    422 :

    天下一品はたまに食いたくなる

    423 :

    なんだこのテロ行為は(空腹)

    424 = 1 :


     合間に具材で味の緩急をつける事も忘れず、敬意を持って勢いを保ったまま、

     しかし味わう事は疎かにせず、麺を攻略し終えた。

     そして、最後に残ったスープを数回に分けて平らげる。

     ラーメンの鉢が机に着地する音がことりと響く――


     ご馳走様でした。


     ――九十八秒。それがラーメン一杯の完食までのタイムだった。


     お冷で喉を潤しながら、須賀京太郎は同席者に目を向ける。

     弘世菫は、艶やかな長い髪をかき上げながら、ちまちまと極力音を立てず上品に麺を啜っていた。

     彼に見られている事に気付いたのか、彼女は落としていた視線を上げ、向かいの空の鉢を見て口を開く。


    「ちょっと速く食べすぎだろう……フードファイターか?」

    京太郎「ラーメンは熱々をそのまま頂くのが流儀なもので……」

    京太郎「ちなみに箸二刀流ならもっと速くいけますよ」

    「いや、そんな事聞いてないからな」


    「……まあ、やはりこのチェーン店はこってりに限るな」

    京太郎「それには同感です」


     互いにうんうんと頷き合う。奇妙な連帯感が生まれた。

     食べ物の好みが合うと、嬉しいのって何なのだろう。


    京太郎(食べ終わるのを待つだけ、てのも手持ち無沙汰だな……)


     通りがかった店員に声を掛ける。

     胃袋もまだ余裕があることだし……もう一杯いくか、と考えた為だ。


    京太郎「あ、すいません。こってり……と餃子、追加で」

    425 = 1 :


     ・
     ・
     ・
     

    「しかし……いいのか?」

    京太郎「何がです?」

    「食事するだけではデートと言えるかどうか微妙だが……」

    「君は彼女がいるだろう?」

    京太郎「えっ」


    「うん? なんだ違うのか……」

    「てっきり竹井さんと付き合ってるとばかり」

    京太郎「いや、誤解です!」

    「ああ、そうなのか……あの距離感を見たら、な?」


    「まあ、自分で言うのも何だが……」

    「私は男女の機微に聡い、とは言えないからな。勘違いなら忘れてくれ」

    京太郎「……」


    京太郎(……距離感か)

    京太郎(端からだと、そう見える事もあるのか……)

    京太郎(咲にもちょっと前に仲が良いって言われたよな)

    京太郎(普段が普段だから特に考えたことすら無かった)


    京太郎(部長と、ねえ……)

    京太郎(あれでいて、結構可愛いところがあるのは知ってるし)

    京太郎(なんだかんだで頼りになる人だな、とは思う……)

    京太郎(悪戯好きなのと、たまに突拍子もない事をするのが欠点だけど……)

    京太郎(いや、まあ、それが即短所ってわけでもないような)

    京太郎(ありっちゃ、ありなのか?)

    京太郎(……だが、しかし、そもそも相手サイドが)

    京太郎(……)

    京太郎(……)

    京太郎(……やめよう。なんかドツボに嵌ってる気がする)

    426 = 1 :


     そういえば和とならどうだろう、とふと思う。

     軽く脳内でシミュレートしてみる。

     下世話な妄想ではなく、現実的な仮定として。


     ……例えば和に告白し、交際を願いでたとする――
     
     ――うん、まず断られるだろう。

     その絵図が容易く想像がついた。ぺっこりんって感じで終わりそう。

     だよな。友達止まりだよな、きっと。

     まあ、改めて考えるまでもないか。


     そして、彼は予想に対し――さほど衝撃が追随しない事に気が付いた。

     その予想をすんなりと受け入れている自分をはっきりと自覚する。


     ……いや、ちょっと待て。

     自身の内面を整理しようと思索。


     ……これは、諦観、なのか、それとも。


    「……箸が止まっているようだが」

    京太郎「あ、ちょっと考え事してまして」

    「ふむ、悩みでもあるのか?」

    「竹井さんの真似事をするわけでもないが――」

    「良ければ話して見たらどうだ」


    京太郎「……」

    「……」


    京太郎「弘世さんは憧れと慕情の違いって何だと思います?」

    「……いきなり哲学的だな」


     彼女は水を一口飲み、視線を机に落とし黙考。

     考えが纏まったのか顔をあげ、口を開いた。

    427 = 1 :


    京太郎(……)


    「なんだか苦虫を噛み潰したような顔をしてるが……」

    「まあ、早々と結論づけることもないさ」

    京太郎「……そうですかね」

    「人の感情なんて論理的にはいかないものだ」


    京太郎「弘世さんはそういった……ままならない事はありましたか?」

    「……あるな」

    「この三年間、友人の隣で感じていたさ」


     宮永照、と彼女は呟いた。

     正確に推し量る事はできないが、複雑な感情を伺わせる、その声音。 


    「私にとって雀士としての彼女は――理解し難く……そして、その強さに憧れた存在だ」

    「つまり、私の雀士としてのある種の理想だ」


     山を見通し、他家の手牌を見透かし、正しい手順をもって、確信を伴って和了る。

     偶然によらず、常人の論理を超越し、圧倒的な強さで踏み砕く。

     ――勝つべくして勝つ、其れを体現する存在。


     本質で確率に左右されない、只人では追随できぬ異能。

     その化外の業は……鬼か仏か、将又別の何かか。

     ――唯一つ確かな事、宮永照は突き抜けている。


     弘世菫にとっての厳然たる事実だった。


    「正直な話……劣等感じみた感情を得た事もある」

    「だが、その一方で……彼女は方向音痴で、お菓子狂いで、抜けているとこもある」

    「そういう彼女の欠点も、私は友人としては世話を焼いてやらないと、と思ったり……」

    「好ましいとの感情を得たりする事もあるわけだ」


     恥ずかしいから照には言うなよと続ける。

     実際に彼女の頬には微かに朱が差していた。

     この人にも色々あるんだろうなあ、なんて感慨を須賀京太郎は覚える。

    428 = 1 :


    「まあ、だから、と言うわけでもないが……」

    「そう悄気ずに胸を張れ、男の子だろう?」

    京太郎「……なんだか頼りになるお姉さんみたいですね」

    「実際、君より年上なんだが」

    京太郎「コスプレ魔法少女が趣味な人とはイメージが違いすぎます」

    「それを今言うか……」


     彼女は拗ねた様子で自身の髪をいじりながら、目を逸らし呟いた。

     ついでに、大体あのオチは本来尭深が担当するはずだったのに、とか良く分からない事を言う。

     外見に反し、可愛らしい反応だな、と彼は思う。


     須賀京太郎は、くよくよ悩んでも仕方ない、と結論付けた。

     今思い悩んだところで解決しないと割り切った為である。

     冷めてしまった残っている餃子を平らげ、水を飲んで一息を入れる。


    「ああ、そうだ。照も世話になったようだし……」

    「良ければメールアドレスを交換しないか?」

    京太郎「あ、良いっすよ」


     互いにスマホを取り出し、赤外線で交換し合う。

     それから、弘世菫が思い出したように顔を上げ、言葉を告げる。


    「そういえば……魔法少女の件は考えてくれたか?」

    京太郎「諦めてなかったんですか、あれ……」


     当然だろう、との言葉が、弘世菫にしては珍しい茶目っ気のある笑みと共に返ってくる。

     女装は勘弁して欲しいので流されないようにしようと、須賀京太郎は胸中で誓い直した。

     結果から言えば無駄な努力ではあるが。


     まあ、とりあえず――

     この日須賀京太郎に残念なのか、それとも頼り甲斐があるのか、

     どちらか判断がつきかねる、そんな年上のメル友ができた、きっとそれだけの話。



                                                       ――了

    429 = 1 :

    しんみり風にしたつもりだけど、くっそ疲れるこれ
    そういや阿知賀勢もやった方がいいのかな、こっちは確実にギャグにできるはず
    距離的整合性は投げ出すことになるけど

    安価【お悩み相談相手】

    1 鶴賀の面子
    2 ともきー&一ちゃん

    ↓1

    432 = 1 :

    >>430
    2 ともきー&一ちゃん

    【安価】一ちゃんの悩み
    ↓1

    【安価】ともきーの悩み

    ↓2

    ※極端なエロ、グロ。著しく道徳に反する悩み
    要するに流石にこれは洒落にならないと判断したものは再安価

    433 :

    服装について

    434 :

    最近のPCパーツ事情

    435 :

    ちょと待って書き上げたヤツ1個投下できてないし何故

    436 = 1 :

    >>426>>427の間


    「そうだな、個人的な意見だが……」

    「どちらも強く惹かれるという事には変わりないと思う」


    「違いは……知りたいと思うかそうでないかではないか?」

    「見ているだけで満足せず、良い所も悪いところも含めて、知りたい、理解したい」

    「本質的には解り合えなくても、結局表層で触れ合うだけしかできなくても……」

    「そう願うかどうか、そして相手の特別になりたいかどうかの差ではないかな」


    「まあ、憧れは理解から最も遠い感情、と言うしな」

    京太郎「それ漫画の科白ですよね」

    「ん、そうだが……一握りの真実ではあると思う」


     互いに苦笑し合う。


     ……和を知りたいと強く想った事はあっただろうか。

     彼女だって人間だ。選り好みだってあるだろう。

     どうしても反りが合わない部分は存在するはずだ。

     それを含めて理解したい、今までよりも自分から踏み込みたいと願った事は。

     思い返し、熟考し、結論する――無かったのではないだろうか……


     ――だとしたら。

     彼女に一目会った時に感じたこの想いは。

     自分の理想を彼女に重ねあわせただけの。

     綺麗なものだけ見ていたい、都合の良い部分しか見ようともしない。

     ある意味では偶像崇拝と何ら変わらない――


     渦巻く思考の中

     『高嶺の花』

     そんな単語がふと頭によぎる。


     それは、すとん、と須賀京太郎の胸に落ちた。

     否定したい気持ちが無いわけではないが……

     彼にとっての原村和は正にそうである事に得心してしまう。

    437 :

    違和感なかったからそういう表現かと思ってたわ

    438 = 1 :

    ぐだぐだですいません、吊りたい

    >>433 一ちゃんの悩み:服装について

    >>434 ともきーの悩み:最近のPCパーツ事情

    439 = 1 :

    結構難しい気がちょいシチュと内容考えます
    迷ったらどっかでコンマ判定入れるということで……
    明日に備えて寝ますー

    440 = 437 :

    おつやすみー

    441 :

    ギャグにもっていくなら、なぜあのNAGANOスタイルを周囲は理解してくれないのか?とかかな
    とか書いた俺は、実は淑女な一ちゃんを見たいが為にネタ潰しをする外道なんだが

    442 :

    あの服装でどうやってマジックのタネを服の下に仕込むかってのだったら頭かかえちゃうよな

    443 :


    今さら服装の悩みとか草生やしていいのかどうか悩むぞ一ちゃん……

    444 :

    いやむしろ中々好みの服が見つからないというごく普通…普通?の悩みかもしれんぞ

    445 = 1 :

    関係無いですけど、週末の楽しみの一つである某スレまとめ読みしたら
    コメディからの~ガチバトルで驚愕……実に素晴らしい
    京咲にガチ剣劇で殺し愛させたくなる、文句無しに純愛だよね殺し愛、純愛最高
    資料揃えるのが面倒なのでやりませんが


    コンマ判定:一ちゃんの服装についてのあれこれ
    01~25 更なる高みへ――
    26~75 時代がボクに追いついていない!
    76~98 偶には普通の服の方がいいのかな?
    ゾロ目  そ、の……実は、だけ、ど……ボクも恥ずかしいんだよ?

    ↓1

    446 :

    そいや

    447 :

    正直一番面白くなりそうなコンマとったな

    448 = 1 :

    >>446【61】:時代がボクに追いついていない!

    「ボクは悪くない」
    把握
    家訓で痴女服を半強制されてる乙女な一ちゃんはいなかった

    多分夜から

    449 :

    よっしゃ痴女やんけ!(歓喜)


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