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    元スレ久「須賀君、悩みとかない?」 京太郎「はい?」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
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    51 = 1 :

    失礼↓1

    52 :

    任せな

    53 = 1 :

    >>52
    片岡優希の恋愛観:【20】友達に噂とかされると恥ずかしいし…

    書き溜めま
    思ったよりカオスなのが来ないのはバファリンの半分なんだろうか?

    54 :

    タコス……コンマ……うっ、頭が……

    55 = 40 :

    採用サンクス
    まぁ、俺の悩みなんだけどな

    56 = 1 :


    ■□■

    優希「おっ、京太郎、出迎えご苦労!」

    京太郎「……」


    京太郎(……まさか、和がいつのまにか俺に惚れてるとは)

    京太郎(正直、読めなかった……この俺の目を持ってしても)

    京太郎(危うく一生の不覚になるところだったぜ)


    優希「そのご主人様に対する心がけは良しだじぇ、褒めてつかわす」

    京太郎(嫌われてるわけじゃないのは分かってたが……)

    京太郎(なんとなく良いとこ友達止まりかなー、とか)

    京太郎(どっかの総長兼生徒会長とズドン巫女みたいにフラグが立ってるわけないよなー、とか)

    京太郎(そんな風に思ってた自分を、諦めたらそこで試合終了だぜ? って叱ってやりたい)


    優希「……京太郎?」

    京太郎(つーことはあれか……)

    京太郎(このまま順当にいけば二人は男女交際、つまり彼氏彼女の事情に!?)


    優希「……」

    京太郎(……そういう関係になれば、当然だが大切にするつもりではある)

    京太郎(勿論遊びだけの関係なんてもっての外だ)

    京太郎(しかし、燃え上がるパッション、理屈では止められない二人……)

    京太郎(そうなれば清純異性交友が……)

    京太郎(不純異性交遊になんてことも、なきにしもあらずなわけで)

    京太郎(……)

    京太郎(……)

    京太郎(……アカン、鼻血出そう)

    京太郎(……)

    京太郎(……)

    京太郎(……きっと幸せにするからな)

    58 = 1 :


    優希「おい京太郎! 私を無視するな!」

    京太郎「…はっ!?」

    京太郎「優希いつの間に」

    優希「ちょっと前からいたじぇ」


    優希「なんか一人で百面相してたじぇ、京太郎」

    優希「最後の方は涙ぐんでたし……」

    優希「ぶっちゃけかなりキモかったじょ」

    京太郎「キ、キモいって……まあ、ちょっと考え事をしててな」

    優希「考え事? 何についてだ?」

    京太郎「そうだな――」

    京太郎「人生……かな……」


    優希「……京太郎が壊れたじぇ、麻雀のしすぎか?」

    京太郎「いや壊れてないから! そして叩くな! テレビじゃないから!」


    優希「だいたい、ご主人様を無視するなんて犬として失格だじょ?」

    京太郎「犬って言うな……ったくこのチビスケめ」

    優希「うるしゃい、うるしゃい!」

    優希「って、そんなに乱暴に頭を撫でるな! セットが崩れるだろ!」

    59 = 1 :



    ドア「ガラッ」


    「もう、部室の外で何やってるのよ」

    「ゆーきの大きな声が丸聞こえでしたよ……」


    優希「のどちゃーん助けて、京太郎がいじめる!」

    「きゃっ!」

    「もう……いきなり抱きつかないで下さい、ゆーき」


    京太郎(……あれだな)

    京太郎(女の子同士だと、あーいうスキンシップも許されるから羨ましいぜ)

    京太郎(――いや、きっと俺もあんなことやそんなことが許される立場に……!)


    「なんだか寒気が」

    優希「のどちゃん風邪か?」

    「10月とはいえ、気をつけないといけないわよ?」


    京太郎「部長、そういえば相談の方は」

    「ええ、終わったわ」

    「無事お悩み解決! ぶい!」

    「……解決してないです」

    60 = 1 :


    優希「悩み?」

    「部長に悩みを聞いてもらってたんです」

    「久さんのお悩み相談室、ときどき、謎解きよ」

    京太郎「謎解きもするつもりなんですか、プロットにないんですが」

    「プロットは投げ捨てるものよ、須賀君」


    優希「のどちゃんの悩み……」

    優希「!」

    優希「きっと、おっぱいのことだじぇ!」

    「ふぇっ」

    京太郎「えっ」

    「ゆ、ゆーき……女の子がそんな大きな声で……」

    優希「あれ、違った? のどちゃんセンサーが鈍ったか?」

    「そ、その、なんというか……」

    「部長! 意味ありげに笑ってないで助けてください!」

    「仕方ないわね……この話題はここまで、はい! やめやめ」


    「そうね……優希は悩みとかない?」

    「今なら出血大サービス格安で相談を承るわ!」

    京太郎「いつから相談料を取る流れに」


    優希「悩み……」

    「……あるんですね」

    京太郎「元気印のお前にしては意外だな」


    優希「えっと……その……でも……」

    「……ああ」

    「須賀君、時間を潰してきて頂戴」

    京太郎「えっ」

    「二度は言わないわよ? いい?」

    京太郎「アッハイ」

    「ちなみに部室に入ってきたり、盗み聞きとかしたら容赦なく潰すから」

    京太郎「それ部長の芸風じゃないですよね!」

    61 = 1 :

    ■□■

    62 = 1 :

    思ったより優希が動かしにくい、かわいいのに何故、一旦QK

    63 :

    ふーむ

    64 :


    「邪魔者は追い払ったし、一安心ね」


     からかうように言い、ウィンク一つする部長。

     こちらの意図をすぐに汲んでくれたのが素直にありがたいと思う。


    「……そうだ、和、喉が渇いたし、悪いけど何か飲み物を三人分入れてくれない?」

    「はい……セイロンのアイスを作り置きしてましたね」

    「お茶うけはどうしましょうか?」

    「任せるわ」


    「さて……」

    (優希、言いにくければ無理に言わなくていいわよ)

     
     ――そう耳打ちされる。

     ああ……この人はお見通しなんだ。

     
     そういえば、一体いつだっただろうか。

     はっきりと自覚したのは……

     多分、始まりは何でもないような、どこにでも有るようなありふれた事で。

     いつの間にか、側にいていつも笑わせてて欲しいって。

     欲を言えばきりがなくて。
     
     望みは言わない――いや違うか……言えない臆病な私だけれど。

     きっと今の私には、あいつ以上はいないんだろう。

    65 = 1 :


    「……ゆーき、悩みというのは……」


     のどちゃんが紅茶を手渡してくれながら、どこか困った表情で問いかけてくる。

     ……心配かけちゃったかな。


    優希「その……私って……ほら……女の子らしくないから……」

    「そんな事はありません、ゆーきは可愛くて女の子らしいです、そう決まっています」


      ……一刀両断された。

      即答すぎてちょっと怖いじょ、のどちゃん。


    「……まさか……誰かがそんな事を?」

    優希「えっと、そういうわけじゃなくて私ってお子様体型だし……」

    「そんな事でゆーきの魅力が損なうわけじゃありません」

    「まあまあ……『例えばだけど』将来、好きな人が出来たとして」

    「その人の好みじゃなかったらどうしよう? みたいな漠然とした不安って事よね?」


     部長が助け舟をだしてくれる。

     でも本当はそれだけじゃない。

     あいつ自身は気付いてないかもしれないけど。

     きっとあいつには急に恋しくなったり、焼き餅を妬いたり。

     特別をたくさんくれて、大切にしてあげたい人がいるだろうから。

     ……でも、そうだからこそ輝いて見えたのかもしれない。

    66 = 1 :


    「……うん、これあくまで一般論だけど」

    「そういう基準だけで選ぶ人ばかりではないわね」

    「……あと、なんとなくだけど貴女が好きになる人はそういう人じゃない気がするわ」

    「普通なら分が悪く、根拠なんてない事だけど……」

    「それでいつも勝っちゃう私を信じてみなさい?」


     この声が枯れるくらい好きといえばいいのだろうか。

     小さい光のような恋心に気づいて欲しい。

     ……でも「ゆうき」とは名ばかりで臆病なままの私では

     口に出すこともなく、伝わることもなく。

     きっと叶うこともなくて、終わることもないんだろう。


    「あと…もし、そんな理由で貴女と振るやつがいたら――」

    「また相談しなさい、私が殴ってあげるから」

    「そうですよ、その殴るというのはどうかと思いますが……」

    「困ったらいつでも相談して下さい」

    「ゆーきは、私の大切な友達なんですから……」

    優希「……」

    「……」

    「……」

    67 = 1 :


    優希「……てい」

    「きゃっ! だからいきなり抱き着くのは……」

    優希「良いではないか良いではないか」

    「ちょっと、ゆ、ゆーき、そ、そんなところ……」

    優希「のどちゃんパワー充電だじぇ」

    優希「分けてもらえば、私もばいんばいんになれるかもしれないしな!」


    「……ま、いつも通りって事ね」

    「仲良き事は素晴らしきかな、平和で結構!」

    「私の今の状況は素晴らしくも平和でもないです!」


     そんな感じできゃっきゃ、うふふとか。

     紅茶とお茶菓子を片手にガールズトークめいたアトモスフィアで

     小一時間経ったりがあったりなかったりとか。

    68 = 1 :

    ■□■


    京太郎(……いつまで時間を潰せばいいんだろうか)

    京太郎(忘れられてないよな……)

    京太郎(俺、部室に戻れないんだし、まさかな……)


     ついでに、そんな感じで一人時間を潰す京太郎がいたとかいなかったとか。 




                            【清澄高校麻雀部のある日の午後編】 ――カンッ

    69 = 1 :

    乙女だと超難産だった訴訟
    なんか和が優希好きすぎな気がするが、高校を選ぶ基準が多分優希だったって事で一つ
    本日分終

    とりあえずプロットという名の思いつきの都合上安価

    【安価】染谷まこの悩み
    ↓1

    ※エロ、グロ、著しく道徳に反する等
    流石にこれは洒落にならないと判断したものは再安価

    70 :

    お調子者の3年と1年のコンビに手を焼いてる

    71 = 1 :

    >>70
    染谷まこの悩み:お調子者の3年と1年のコンビに手を焼いてる

    今更ながらギャグ部分でネタ入れ過ぎな感が……寝ますー

    73 :

    おっつー

    74 = 1 :

    ちょっと迷ったのでコンマ判定

    京太郎と麻雀についてのあれこれ
    1~20 清澄の看板に泥を塗ってしまった……
    21~80 京太郎「麻雀って楽しいよな!」マホ「ですよね!」
    81~99 意地があんだよ!男の子にはなあ!!
    00 其れは――悪鬼の物語、英雄を志す者は無用である

    ↓1

    75 :

    意地が

    77 :

    いちどころじゃなくに足りなかったね(ガッカリ

    78 = 1 :

    >>75
    京太郎と麻雀についてのあれこれ:【79】京太郎「麻雀って楽しいよな!」マホ「ですよね!」
    麻雀大好き!っと

    京太郎「出来る出来ないが問題じゃない……やるんだよ!!」や

    「邪悪!断つべし!」 京太郎「正義――断つべし!」なんてなかった

    79 :

    つまり京マホか

    81 = 1 :

    すいません再優先事項が出来たので多分夜から

    82 = 76 :

    了解

    83 :

    把握

    84 :

    京マホきたか(ガタッ

    85 :

    京マホと聞いて

    86 :

    優先事項 もしかして:パニキ

    87 = 1 :

    >>86
    DIO様に対するエンヤ婆と同じ位に敬愛してます(肉の芽済み)

    88 :

    ひええ
    鬱は勘弁やで

    89 = 1 :


     今、俺こと須賀京太郎は染谷先輩の実家でもある、雀荘『roof-top』で麻雀を打っている。

     IHが終わったのを機に、偶に染谷先輩に頼んで麻雀の練習がてらにバイトをさせてもらっているのである。


     卓に牌を置く音が淡々と響く。

     同卓している面子は――

     『まくりの女王』『Reversal Queen』、藤田靖子プロ。

     そして全国区でも屈指の魔物級、龍門渕高校エース、『牌に愛された子』、天江衣。


     ……どうしてこうなったんだっけ。

     『roof-top』に着いていつも通りバイト用の執事服に着替えて――

     何故か、メイド服着用の部長もroof-topにいて――

     何故か、藤田プロと天江さんが一緒に来店して――

     『須賀君、こういうのも経験だし……半荘いっとくぅ?』なんて軽いノリの部長の発言もあって――

     『いいっすね~、いっちょ御指南よろしくお願いします』なんてほいほい答えちゃったわけで――

     ああ、俺のせいか……


     現在の状況はオーラス、トップ目は天江さん。

     次いで離された位置で2位の部長、僅差の3位の藤田プロ。

     ――俺は遠く離されたラス目。

    90 :

    点数残ってんのかすげえな

    91 = 83 :

    よくオーラスまで持ったな

    92 = 88 :

    凄い健闘しとるやん!

    93 = 1 :


     それぞれの一位条件は……

     部長――トップ目跳満直撃、倍満自摸以上。

     藤田プロ――トップ目満貫直撃、跳満自摸、ラス親に付き連荘を狙う可能性もある。

     そして俺――トップ目へ役満直……


     うん! 無理! というか焼き鳥である。ノーホーラである。

     むしろ一度も聴牌すら出来きていない。なにこれ、ひどい。


     ちなみに起親の天江さんから開幕早々にダマで跳満の直撃を食らった。

     ……トリプル役満でミンチじゃなかった事を喜ぶべきなのだろうか。


     化物を倒すのはいつだって人間だ、という言葉はあるものの……

     それを成せるのは、きっと……

     原石から専用の器具を使うことなく宝石を削りだし研磨するかの如き

     気の遠くなるような研鑽の上で結実した技術と

     戦況を整え、在るかどかも分からない機をただ只管待ち

     それを見逃さない狂気にも似た精神力も持つような人間であり。

     そこから更に、そう更に、運という要素が噛み合って初めて起こりえる事なのだろう。


     ――もしくは人間ではあるものの、ある意味化物と同種の、無頼の異端か。

     そのどちらにも当て嵌らない俺には関係ない話ではある。


     まあ、きっと焼き鳥に関しては俺の打ち回しが悪かったのだろう。

     事実、藤田プロと部長は場況を読み、鳴きを駆使し数回細かい和了を拾っている。

     ……後で部長に場況判断とか質問しとこう。

    94 = 1 :


     そんなオーラス、藤田プロの親での最終局面、煮詰まった終盤戦。
     
     そこで立直――と天江さんの声が上がった。

     なんかハマーン様ばりのプレッシャーというか……

     物理的な圧力すら伴うと錯覚するかのような威圧感というか……

     色々と怖いんですが、それは。

     咲は良く勝てたな。


     とりあえず天江さんの唯一の現物で、壁でもある二筒対子を一枚切って凌ぐ。

     山も残り僅かで、すわ、このままでは海底コースかと思ったのも束の間。

     槓――と晒される藤田プロの手中の東4枚。


     海底潰しか……

     あ、槓ドラもろ乗りした。

     藤田プロもその悪役っぽい笑顔が凄い怖いのでやめて下さい。

     嶺上開花は……無し。


     藤田プロ、部長共に自摸切り。

     ここで俺が取るべき選択肢は……ベタ降り。
     


     もう一枚の二筒に手を掛け――打つ。


     その結果。

     ロン――と藤田プロの和了宣言で終局となった。

    95 :

    連荘しないのか

    96 = 1 :

         ・
         ・
         ・


    京太郎「いやー、やっぱりプロは凄いっすね。天江さんもですけど」

    「良い経験になったでしょ」

    靖子「天江との以前の対局の名誉挽回にはなったかな?」

    「ころもは今回、本調子ではなかったからな、満月の時はもっと凄いぞ!」

    靖子「ふむ……機会があればまた打つか、まあ負ける気はないが」

    「大言壮語……返り討ちにしてくれる……って撫でるな! 子供扱いするな!」


    京太郎「一つ教えて欲しいのが最後の和了なんですが」

    靖子「ああ、あれか」

    京太郎「飛び無しルールで一度見逃す意味があったのかなと」

    靖子「ふむ……須賀君、目線や仕草にまで完全に気を配れとは言わないが……」

    靖子「理牌位は気を使ったほうがいい」

    京太郎「あー、もしかして癖があります?」

    靖子「ああ、まず現物を切り出す時に対子から落として回る局面が多いんだが」

    靖子「更にそれを理牌で端に置く癖があるぞ」

    京太郎「うっす、注意します」

    「靖子、凄いじゃないプロみたい」

    靖子「いやプロだからな私」

    靖子「こういった麻雀での悩みなんかは良く聞かれるからな」

    靖子「後進の指導位は出来てこそ――プロだろう?」

    97 = 1 :

    ごめミスに気付いた

    ×槓――と晒される藤田プロの手中の東4枚。
    ○槓――と晒される自摸牌の東と藤田プロの手中の東3枚。

    98 = 1 :

    アカン説明した気になってしてないのがもう1個

    ×ロン――と藤田プロの和了宣言で終局となった。
    ○ロン――と藤田プロの和了宣言と24000の申告で終局となった。
     

    99 = 1 :


    「ああ、そういえば悩みといえば……」

    京太郎「……部長、まさかここでもするんですか?」

    「当然よスレの趣旨だもの、ということで久さんのお悩み相談室!」

    京太郎「力技で強引に持って行きましたね」

    「須賀君、ギャグでの細かい事は気にしちゃ駄目よ」


    「というわけで、靖子何かない?」

    靖子「悩みか……いきなりだな」

    靖子「そうだな……ああ……最近なんだかカツ丼に飽きてきてな」

    「えっ」

    「えっ」

    京太郎「えっ」

    靖子「何この反応」


    「そんな……靖子がカツ丼に飽きるなんて……」

    「これは由々しき事態ね……靖子の存在自体が消滅しかねないわ」

    「驚天動地、奇々怪々……天変地異の前触れか?」

    京太郎「藤田プロ……味覚が変わるような衝撃的な事でもあったんですか?」

    京太郎「例えば小鍛治プロに麻雀を楽しまされたとか?」

    靖子「お前達にとって、私がカツ丼に飽きるのはそこまでのことなのか……」


    京太郎「話はわかりました、一週間待って下さい……」

    京太郎「俺が本当のカツ丼をお見せしますよ!」

    靖子「私、来週長野にはいないんだが」

    靖子「というか一週間って一体何を作るつもりなんだ?」

    靖子「究極のメニュー的なサムシングなのか?」

    100 = 1 :


    「須賀君」

    「それでは根本的な解決にならないわ」

    「例え、その場しのぎで究極のカツ丼を作ったとしても……」

    「普段から食べられるわけじゃないのよ」

    「靖子の主食である、ありふれたオーソドックスなカツ丼に飽きてるなら解決にならない……」

    靖子「待て、別に毎日カツ丼を食べているわけじゃないからな」

    「えっ」

    「えっ」

    京太郎「えっ」

    靖子「お前達が私をどういう目で見てるか良く分かった、特に久と天江、後で覚えてろよ」


    「とにかく……飽きるっていうことはその味に慣れてしまっているという事……」

    「それを解決する手段の一つは様々な味のバリエーション……」

    京太郎「……確かに一理あります、ただそれはどちらかといえば……」

    「ええ、邪道ではあるけど……この際、背に腹は変えられないわ」

    「つまり――トッピングっていうのはどうかしら!」

    京太郎「部長……!」


    京太郎「真面目に悩み相談を受ける気があったんですね」

    京太郎「まずそこに驚愕しましたよ、俺」

    「貴方は私の事をどういう目で見てるのかしら? 虎口拳決めるわよ?」

    京太郎「虎口拳は流石に洒落にならないので勘弁して下さい」


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