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元スレ久「須賀君、悩みとかない?」 京太郎「はい?」

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スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 : ★★★
タグ : - 京太郎 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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1 :

・部長と京太郎がぐだぐだしたり
・きっとギャグ
・メタ、パロ多目
・独自解釈、独自設定、キャラ崩壊あり
・安価あり
・不定期更新

SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1383918684

2 = 1 :

 ある晴れた土曜の午後。

 PCのマウスをクリックする音と、本の頁を捲る音がやたら響いて聞こえる

 そんな二人きりの部室で ――

 咲と染谷先輩は家の用事で休み。

 和と優希は茶葉が切れたとかで買出しに出ている。

 ―― 我が清澄麻雀部の部長は、唐突にそう仰られた。


 どれくらい唐突かと言えば、設定の多くを置き去りにして最終回となった漫画の如し。

 どこだってそこがエデンだから。

 先生の次回作にご期待ください。


 ……いや、あれは残り3話という前兆はあった。

 こちらはそんな前振りなどなかったわけで。

 いきなりすぎて発言の意図が読めない。

3 = 1 :

京太郎「……いきなりどうしたんですか?」

「青少年なら悩みの一つや二つはあるんじゃない?」

京太郎「一般論ではそうかもしれませんね」

「というわけで……」

「ヒサ姉に相談してみなさい!」


 読んでいた本を閉じ、悪戯っぽく微笑む部長。

 ヒサ姉って何だ、確かに部長は年上であるが。

 才色兼備で犬の苦手な幼馴染のお姉さんでは断じてないはずだ。

 でもちょっと可愛いのが悔しい。


京太郎「……で、その心は?」

「IHも終って落ち着いたことだし」

「そういう部員のケアも部長の役割の一つだと思わない?」

「おかしくはないでしょ?」


 これは雑用雑用アンド雑用だった俺に気を使ってくれているのだろうか?

 いや待て、私見ではあるが、人をからかう事が大好物な部長のことだ。

 何か裏があるのかもしれない。

 軽率にノってはいけない、注意を払うべきだ。

 悪戯好きの魔の手は、思った以上に身近にあって

 いつでも陥れようと手ぐすね引いて待っているのだから。


 ……かといって無視するのは気が引けるが。

5 = 1 :

京太郎「それはそうでしょうけど……」

京太郎「いきなり過ぎる気がするんですが、それは」


 部長が先ほど読んでいた本の背表紙に書かれたタイトルがちらりと目に入る。

 『悩み相談、ときどき、謎解き』

 ……なるほど、本に影響されたのか。


「正直に言うと、暇なのよ」

京太郎「色々と台無しですね」

「いいから相談しなさい」


 何故かエヘンという擬音が聞こえんばかりに胸を張る部長。

 胸部を強調するなら、もう少しおもちをお持ちな人にして欲しい。

 和とか和とか和とか。


京太郎「ネト麻も一区切り付いたんで、暇潰しに付き合うのはいいすけど」

京太郎「いきなり悩みを相談しろと言われても……」

「須賀君」

「こういう時は合わせてあげないと、女の子にモテないわよ?」

京太郎「すっごい理不尽な事を言われてる気がします」

6 :

ヒサ姉ひさんねえ

7 = 1 :


「もう……仕方ないわね」

「質問形式でいきましょう」

「そうね……」


「授業に付いていけないとかはない?」

「留年とかしたら目も当てられないわよ、部としての体裁もあるし」

京太郎「部長の中で俺はそういうキャラなんすか!?」

「高校生で髪を金色に染めるとか、現実なら不良の証だし……」

京太郎「これは地毛です!」

京太郎「現実とか言い出したら和とかどうなるんすか!?」

「これはこれ、それはそれよ」

京太郎「横暴だ!」
 

京太郎「……真面目に答えますけど」

京太郎「勉強で特に困ってるとかはないすね」

京太郎「苦手な教科はありますけど、赤点を取ったりするほどじゃないです」

「なるほどーなるほどー」

「面白みの欠片もないわね」

京太郎「真面目に答えたのにこの扱い、何なの」

「まあ、どうしても解らない所があればヒサ姉さんが教えてあげてもいいのよ?」

京太郎「そのネタまた引っ張るんだー」

「お礼はしてもらうけどね」

京太郎「高くつきそうなので謹んでお断りします」

「あら、精々美味しい喫茶店でご馳走してもらうとかその程度よ?」

「美人なお姉さんとデートできるんだからむしろ役得! やったね京ちゃん!」

京太郎「キャラ崩し過ぎぃ!」

京太郎「そしてそれ自分で言うのはどうなんですかね」

8 = 1 :


「じゃあ次」

「人間関係で困ってるとかない?」

京太郎「強いて言うなら、今俺の目の前にいる人をどうにかしたいです」


「えっ……」

「須賀君、私の事そういう目で見てたの……」

「このケダモノっ! ヒトデナシっ!」


京太郎「ウェイ、ウェイ、ウェイ」

京太郎「そういう意味じゃないですから!」

「……でも乱暴するんでしょ?」

京太郎「同人みたいにロッカーでしませんからぁ!」

京太郎「っていうかしたら犯罪ですよね!?」

「男は狼なのよ~ 気をつけなさい♪」

京太郎「……それ理解してくれる人いるんすかね」

「歌は気にしちゃ駄目よ」

9 = 1 :


「もう!」

「須賀君が茶化すから悩み相談にならないじゃない」

京太郎「えっ俺のせい!?」

「……?」

京太郎「……その『何当たり前の事言ってるのこの子?』っていう目はやめて下さい」

京太郎「なんかもう、ぐだぐだですね」

「須賀君サイドに責任があるわ」


京太郎「……あー、そういえばありました、悩み」

「やっぱりあるんじゃない」

「で、どんな悩みなのかしら?」

京太郎「それはですね――」

10 = 1 :


【安価】京太郎の悩み
↓2

※エロ、グロ、著しく道徳に反する等
 流石これは洒落にならないと判断したものは最安価
(ex:実は女性の手首を切り落として持ち運びたい等々)

ついでに煙草休憩

12 :

タコスの腕が向上しない

13 :

タコスのタコス浪費による部費の枯渇

14 :

タコスェ

15 = 1 :


京太郎「タコス造りのッ! 腕前がッ! 向上しないんですッッ!」

「あー、うん」

「そうなんだ」

京太郎「なんだか投げ槍ひどい」

「とりあえず、何もそんな気合を入れて言わなくても良いとい思うのだけれど」

京太郎「気合も入りますよ!」

京太郎「俺の中では重要な課題です!」

京太郎「至高か究極を目指してこその料理人!」

「いや、あなた料理人じゃないからね」

「……それって、やっぱり優希の為なのかしら」

京太郎「あー、それもありますね」

京太郎「やっぱり、美味しそうに食べてくれると、作り甲斐がありますから」

「それ『も』?」

16 :


京太郎「……実はタコスの作り方とかハギヨシさんにメールでアドバイスをもらってて」

京太郎「折角そこまでしてもらってるのに進歩がないなんて恥ずかしいというか」

「龍門渕の執事さん――か、そういえば仲が良いみたいね」

京太郎「仲が良いというか、憧れの人というか……」

京太郎「だって……ハギヨシさん……最高だから」

「もっと大きな声でとか言わないからね?」

「そして、その言い回しは色々と誤解を招きそうだからいけないわ、須賀君」


京太郎「とにかく!」

京太郎「ハギヨシさんの弟子として師匠の面子を潰すわけにはいかないんです!」

「うわー、こんなに熱い須賀君初めて見る」


京太郎「どうしたらいいと思います?」

「……解決を図るには、やっぱり自分より腕が上の人に教えを請うしかないんじゃないかしら」

「ハギヨシさんは須賀君より美味しく作れるのよね?」

「メールで、と言っていたけれど試食して直接助言をしてもらったりとかは――」

京太郎「ないですね。ハギヨシさんの仕事もありますし」

「なら話は簡単ね、休日にでも約束して直接会ってアドバイスを仰ぎなさい」

「少なくともメールでのやり取りよりは的確に教えてくれるはずよ?」


京太郎「……」

「……どうしたの?」


京太郎「直接会うとか恥ずかしいですし……」

「乙女か!」

「どんだけ好きなの!? やっぱりそっちの趣味なの!?」

17 = 1 :

+++

18 :

きゅふふ

19 :

>>18
カンちゃん寒い

20 = 1 :



ドア「ガラッ」


「……二人とも、部室で何をしてるんですか?」

「須賀君の叫び声が聞こえてましたよ」

京太郎「あ、和、おかえり」

「おかえり和」

「はい、ただいまです」

「それで一体何があったんですか?」

「そうね、須賀君の魂の叫びを聞いてたというか……」

「……意味が分かりません」

「私も言ってて良くわからなくなったわ」


京太郎「まあ、なんというか部長に悩みを聞いてもらってたんだ」

「悩み、ですか?」

「そうそう、ヒサ姉のお悩み相談」

京太郎「部長、気に入ったんですかそのネタ?」

「和も悩んでる事があったりしない?」

「うーん、そうですね――」

21 = 1 :


と、まあこんな感じでグダグダとお悩み相談していくスレ
メインは部長と京太郎、地文は疲れたのでたまにしかしないはず
予防線を張ってるけれどもなるだけ安価部分は取り込む予定
本日分は終わりー


【安価】和の悩み
↓3

※エロ、グロ、著しく道徳に反する等
流石にこれは洒落にならないと判断したものは最安価

24 :

胸がまた大きくなった

26 :

おぉー、これまた俺得なスレだ

確かにあの最終回は納得いかん(スレチスマン

のどっちまだデカくなるんかwww

28 :


おいおいどこまで育っちゃうんですか清澄のおっぱいさんは
もしかして周りのメンバーからおっぱい吸ってるんじゃ

29 = 1 :

>>24
和の悩み:胸がまた大きくなった

30 = 1 :


「……」

「……」

京太郎「……」

「ええっと…そのですね…」

「どうしたの?」

「……その……話しづらいというか」


 チラチラとこちらに視線を送り、頬を赤らめもじもじとする和。


 かわいい、お持ち帰りしたい、おもちだけに。

 嗚呼、そうか――

 かわいいという概念が電子の世界へ顕現した存在、それがのどっちなんだな。

 そんな世界の真理に辿り着く。

 片腕と片足を持っていかれても悔いはない。

 
 そう言えば、和は小学生の頃からすばらなおもちの持ち主だったらしいと咲から聞いた。

 小五ロリ、しかも巨乳、まさに悟り。


 ……しかし、そんなに恥ずかしい悩みなのだろうか。

 清楚を絵に描いたような和であるが。

 もしかして、あれな感じの悩みだったりするんだろうか。

 ……うへへへへ。


「……須賀君、なんだか顔がだらしないことになってるわよ」

31 = 1 :


 その時、圧倒的閃き。

 ――京太郎に電流走る。

 それほどの閃光、光が、京太郎の脳を刺す――


 年頃の女の子の悩み相談と言えば恋愛事(京太郎偏見)
 
 そして、こちらを見る和のどこか潤んだ視線(京太郎主観)

 想い人に言いたくても言い出せない乙女心(京太郎妄想)

 
 これらが意味するところは……








 和は俺に惚れている(確信)

 一体いつフラグがっ……!?

 もしかして、あの時かっ……!?

 脳内でざわ……ざわ…という擬音が響く。


 と、いうことは以前、家でネト麻をしながら咲に『和って俺に対して脈があると思う?』と聞いたところ

 『……京ちゃんが今打ってる局で、地和を和了る可能性位にはあるんじゃないかな』

 ――その時、配牌で聴牌はしていない――との、つっけんどんな答えが返ってきたが

 あれは間違いだったらしい。


「……須賀君、今度はなんだか鼻と顎が尖って見えるんだけど大丈夫?」

32 = 1 :


京太郎「……すまん、和、すぐ気付かなくて」

「二度も無視された!?」

京太郎「俺が席を外せばいいんだよな?」


 須賀京太郎はクールに去るぜ。

 女の子に恥をかかせるのは紳士じゃないからな。


「あっはい、ありがとうございます」

「なんだか色々と勘違いしてる気がするのは、私の気のせいかしら……」


 何を言ってるんです部長、既に条件はクリアされたわけで。

 あとはこのルートをただひたすら突っ走るのみです。


京太郎「部長、ちょっと時間を潰してきます」

「……そうしてちょうだい」















 ちなみに、後日こっそり部長に教えてもらおうとして。

 胸がまた大きくなったという悩みであったのと

 ――正直興奮した


 『須賀君の胸への視線をどうにかできないでしょうか?』

 と、割りと切実に相談された事を伝えられ――

 『本人に直接、注意した方が早いじゃない? だから言うけど……』

 『女の子はそういう視線に敏感なんだから気をつけたほうがいいわ、あんまり酷いと嫌われるわよ?』

 とは部長の言――


 かなり本気で死にたくなったのは別の話である。

33 = 1 :


■□■

「それで悩みというのは?」

「深刻な悩みというわけじゃないのですけど……」

「ふむふむ」

「あの……なんていうか……その……」

「恥ずかしい話ですけど……胸、また大きくなっちゃいまして……」

「……」


「……何でそこで沈黙するんでしょうか?」

「……いえね、ちょっと絶句しちゃって」

「もしかして咲と優希が成長する余地を吸って育ってるんじゃ――」

「そんなオカルトありえません!」

「そのまま育つと牌を胸で倒してチョンボしちゃったりするんじゃないかしら?」

「パイだけに」

「上手くないうえにセクハラです! 訴えますよ」


「根本的に解決を図るには……外科手術?」

「流石にそこまでするつもりはないです……」

「なら打つ手はないわね」

「他人事ですね」

「他人事だもの、しかも人によっては羨ましがる類の悩みだわ」

「…… 揺れると痛いですし、肩凝りも酷いので良い事はないです……」

「それに……その……男性の視線が……」

「あー、それは、ねえ」

「見られると恥ずかしいですし、辛いです……」


「……須賀君とかどうなの?」

「……不躾には見てこない分、不快と言うほどではないですが」

「たまに視線を感じますね……できればやめて欲しいです……」

「ふむ、その点だけなら改善できるわね」

「?」


「それは私に任せなさい」

「良く分かりませんが、ありがとうございます」

34 = 1 :

+++

35 = 1 :


地の文はたまにと言ったのが早速嘘になった

そして久がボケ、京太郎ツッコミの予定だったのにおかしい、何故

36 = 1 :


即興は難しい(確信)
そうだ、書き溜め、しよう。ということで

【安価】お悩み相談をする人

※長野在住、原作キャラ、宮永咲以外
※無効の場合1個ズレ

↓1

↓2

↓3

38 :

41 = 1 :

>>37 衣
>>39 優季
>>40 カツ丼さん

個別で悩み安価なんですが、↓1でいいすか?

42 = 1 :

変換がアホだった訴訟

>>37 衣
>>39 優希
>>40 カツ丼さん

取り敢えず安価

【安価】天江衣の悩み
↓1

※エロ、グロ、著しく道徳に反する等
流石にこれは洒落にならないと判断したものは再安価

44 = 1 :

>>43 天江衣の悩み:連続okなら辛いものが好きだが凄く苦手なのがつらい

【安価】片岡優希の悩み
↓1

※エロ、グロ、著しく道徳に反する等
流石にこれは洒落にならないと判断したものは再安価

46 = 1 :

>>45 片岡優希の悩み:恋愛相談

【安価】カツ丼さんの悩み
↓1

※エロ、グロ、著しく道徳に反する等
流石にこれは洒落にならないと判断したものは再安価

47 = 38 :

カツ丼に飽きてきた

48 = 1 :

>>47 カツ丼さんの悩み:カツ丼に飽きてきた

……カツ丼さんのレゾンデートルが消失する可能性が微レ存?

まとめ
天江衣の悩み:連続okなら辛いものが好きだが凄く苦手なのがつらい
片岡優希の悩み:恋愛相談
カツ丼さんの悩み:カツ丼に飽きてきた

49 :

カツ丼さん存在消失してしまうん?

50 = 1 :

唐突だけどコンマ判定

片岡優希の恋愛観
01~50 友達に噂とかされると恥ずかしいし…
51~98 そら押せ押せよ
ゾロ目 まさかの……


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