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    元スレ金剛「テートクのハートを掴むのは、私デース!」瑞鶴「!?」

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    401 = 374 :

    元帥「金剛、と言ったな?」

    金剛「! はっ!」ピシッ

    元帥「ああ良い。楽にしたまえ」

    元帥「大将は、艦娘をどう扱っておる」

    金剛「……とても大切にしていマス。轟沈する可能性があるのならば、その可能性を徹底的に取り除き、私達が沈まない事を第一に作戦を立ててくれていマス。テートクへの信頼はとても厚いと言えマス」

    金剛「これは私だけではなく、この鎮守府の艦娘全員の総意でショウ」

    元帥「ふむ、なるほど。良い提督として働いてくれているようだな」

    元帥「それだけ大切に思っているのであれば、絶対に沈ませれないな」

    提督「……はい。私の大事な者達です」

    元帥「良い返事だ」

    元帥「ああそうそう。君に贈り物を届けに来た」

    提督「元帥自らがですか? 郵送で宜しかったのでは……」

    元帥「なに。あの厄介な敵を倒す方法と君の姿を見るついでだ。顔色を見るに、少々疲れているようじゃないか」

    提督「管理が行き届いていない証拠です。申し訳ありません」

    元帥「いや、君はむしろ働きすぎなぐらいだろう。もう少し休息を増やしてみたらどうかね」

    元帥「いやはや、やはり持ってきて良かった」コト

    402 :

    >>とてもとても悲しいものだ

    この一言で元帥のイメージが
    小太りメガネの少佐になってしまった

    403 = 374 :

    >>402
    私の中では憤怒の大総統だったのに、お前のせいで狂気の少佐になってしまった。どうしてくれる。

    404 = 374 :

    提督「……これは? 見た所、ただの水の入った小瓶ですが……」

    元帥「見た目はそうだが、実際は全く別の代物だ」

    元帥「滋養強壮の漢方を使った薬だ。長く眠る前に飲むと良いだろう。……非常に苦いのが欠点だがのう」

    元帥「漢方薬は現在、非常に入手しにくくなっておる。よって二つしか渡せん。決して無駄遣いをするんじゃないぞ?」

    元帥「身体が弱ると指揮も鈍る。そうなる前にしっかりと休みを取りなさい」

    元帥「取り扱い説明はこの紙に書いてある。注意を払って読みなさい」

    提督「……はっ。お心遣い、感謝します」

    元帥「では、儂はこれで失礼するよ。金剛、美味な茶であった」

    金剛「光栄です」ピシッ

    提督「お気を付けて」ピシッ

    405 :

    怪しいなぁ…

    406 = 374 :

    ガチャ──

    金剛「どうぞ」

    元帥「うむ」

    元帥「…………」チラ

    提督「…………」

    元帥「…………」

    ──パタン

    提督「…………」

    金剛「…………」

    提督「…………ふぅ」

    金剛「はぁー…………」

    金剛「物凄く神経を使いまシタ……」グッタリ

    提督「まったくだ」

    金剛「テートクー……私、あの元帥が苦手デス……」

    提督「私もだ。出来れば関わりたくない。……だが、立場上どうしても関わらないといけない」

    金剛「テートクが可哀想デース……」

    407 = 374 :

    金剛「その漢方薬を今すぐ飲み干したい気分ネー……」

    提督「やめておけ。相当貴重な物らしいからな」

    金剛「はーい……」

    金剛「そういえば、建造が上手くいっていないってどういう事デスか? 島風って駆逐艦ではかなり良い艦娘デスよね?」

    提督「強大な敵と戦う時、金剛なら駆逐艦と戦艦、どっちで戦う」

    金剛「ああー……そういう事デスか……」

    提督「まったく……元帥も人が悪い」

    提督「──本当、色々と困るよ」

    ……………………
    …………
    ……

    408 = 374 :

    コンコン──コン──。

    提督「入れ」

    ガチャ──パタン

    瑞鶴「…………提督さん、どうしたの? ドアの隙間から手紙を入れて呼び出すなんて」

    提督「非常に残念な知らせがある」

    瑞鶴「……総司令部関連?」

    提督「ああ。とうとう急かされた」

    瑞鶴「────ッ! ……思ったよりも早かったわね」

    提督「予想以上に早い。脅しながらこんな物を寄越してきたよ」コト

    瑞鶴「……水?」

    提督「見た目はな。中身は完全に別の物だ。大きな声を出すなよ」ピラ

    瑞鶴「……………………!? ……催淫剤?」

    提督「実際に滋養強壮の効果があるらしいが、その本質はそういう事のようだ」

    409 :

    >>402
    脳内再生が少佐ボイスなんだが

    410 = 374 :

    提督「まったく……注意を払ってその紙を読めと言ったからまともな物じゃないとは思ったが、まさかこんな物だったとは……」

    瑞鶴「……つまり、これを飲んでさっさとヤれと」

    提督「端的に言えばそうなるな。本当に何を考えているんだかあのクソジジイは……。深海棲艦とは全く関係ないだろうに……」

    瑞鶴「関係が無いようで、何かが関係しているのかしら……」

    提督「それなら理由を言えば良い。なのにそれをしないという事は、何か隠したい事でもあるのだろうよ」

    提督「それに書いてあるように、期限は一週間。一口飲めば効果があるとあるが……こんなもの、どこで手に入れたのやら……」

    瑞鶴「…………」

    提督「瑞鶴、その小瓶は二本ともお前に預けておく。お前の判断に任せる」

    瑞鶴「…………え? わ、私?」

    提督「ああ。心の準備が出来たらそれを持って私の所へ来てくれ」

    提督「……私も、色々と腹を括るよ」

    瑞鶴「…………ねえ。これ、今飲んでも良いの?」

    411 = 370 :

    たっぷりガチ濃厚展開でお願いします

    412 = 374 :

    提督「……ああ、構わない。が──」

    提督「──震えているぞ、瑞鶴」

    瑞鶴「…………!」

    瑞鶴「あ、あれ……? なんでだろ……」

    提督「さあな。それは私には分からない」

    提督「だが、心の奥底ではダメだと言っているんじゃないのか?」

    提督「あと一週間しかないが、逆に言えば一週間ある。焦らなくて良い。しっかりと心の整理をしてくるんだ」

    瑞鶴「……うん。ごめんね、提督さん」

    提督「なぜ謝る」

    瑞鶴「だって、私のせいで不本意に……」

    提督「誰のせいでもない。強いて言うならこの世界が悪い。大きな流れに逆らえば、身を滅ぼす結果しかないんだ……」

    瑞鶴「……うん」

    瑞鶴「提督さん、一つ約束して欲しいの」

    提督「なんだ」

    瑞鶴「……その、する……時さ、嘘でも良いから……私を恋人のように、優しくして……?」

    415 :

    提督は吊すのが大好き…つまり…

    416 = 374 :

    提督「…………」

    瑞鶴「…………」

    提督「……分かった」

    瑞鶴「…………!」

    提督「約束だ」

    ……………………
    …………
    ……

    提督「……色々と、予定が狂ったな」

    提督「そうだな……もう、無理だろう……」

    提督「──護ろう。それが、私の────」

    ……………………
    …………
    ……

    417 :

    個人的には素晴らしい更新ペースだが体壊すなよ
    しっかりと最後まで投下しきってさえくれればそれで良いんだぜ

    418 = 374 :

    すまない。急用で席を離れていた。
    これから投下しますので少々お待ちを。

    419 = 374 :

    「あら?」

    提督「今戻った」

    「おかえりなさい司令官! 皆! どうしたの? 帰ってくるのがすっごい早いじゃない」

    天龍「俺のせいだよ」中破

    龍田「も~……お洋服が~…………今度見つけたら切り刻まないと……」大破

    島風「うー……」大破

    金剛「いたたたた……」中破

    瑞鶴「この飛行甲板、もう使い物にならないわね……」大破

    提督「誰がお前のせいだと言った」

    天龍「……俺がいきなり直撃弾を受けたからこうなっちまったのは、紛れもない事実だ」

    龍田「そこに追撃してきた砲撃を、私が独断で庇ったの~。おかげでこの有様。我ながら無様よね~……」

    提督「旗艦以外を庇うなと言った憶えはない。下手をしていたら天龍は轟沈していた。庇い方に問題はあれど、良くやってくれたと私は判断している」

    提督「そこから島風が囮役になってくれなければ、恐らくどっちかが轟沈していただろう」

    420 = 374 :

    島風「……提督、ごめんなさい」

    提督「なぜ謝る」

    島風「だって……私、提督の命令を無視したんだよ?」

    提督「しっかりと私の命令をこなしたではないか」

    島風「必要以上に敵に近付いたんだよ!?」

    提督「私は、沈まないよう回避できる距離で敵の注意を引き付けてくれ、と命令したはずだが?」

    島風「普通に考えてよ!! あの距離、普通じゃ回避できないくらいの距離だったでしょ!?」

    提督「だが、お前は沈んでいない。あの距離、あの砲弾の雨の中、ギリギリまで回避し続けてくれたじゃないか」

    提督「どこが命令違反している?」

    島風「でも……でもぉ!!」

    提督「お前は、他の誰にも出来ない事を成し遂げたんだ。もっと誇って良い」ポンポン

    島風「ぅ……ぅー…………」

    龍田「あらあら~。提督さんに褒めてもらえてお顔が真っ赤~」

    421 :

    >>392
    >~艦隊気投後~
    アレか。気円斬でもしたのか

    422 :

    >>402のせいでイギリス征討歌がこの元帥のBGMになった

    423 = 374 :

    提督「そうだな、龍田にも褒めないといけない」

    龍田「あらあら、何かしら~?」

    提督「天龍が被弾した時、私は追撃が見えなかった。もし見えていたら、恐らく龍田の行動を指示していただろう」

    提督「そして、庇ったのは天龍だけではないのだろう?」

    龍田「…………どうしてそこまで分かるのでしょうかね~?」

    提督「やはりか。どうりで変な庇い方をする」

    金剛「やっぱり、あれってテートクを庇ったのデスか」

    龍田「そうよ~。だって、提督さんと提督さんを庇った天龍ちゃんの直線上の敵が攻撃したのですもの。下手をしたら、天龍ちゃんの装甲を貫通して、提督さんに当たったかもしれないでしょ~?」

    天龍「……なんで俺が提督を庇ったって分かってるんだよ」

    龍田「だって~。本当だったら避けれる弾のはずですもの~。天龍ちゃんは優しいからね~」

    龍田「きっとだけど、あの弾は提督さんに当たらなかった。でも、万が一の事を考えて庇ったのでしょ~?」

    天龍「ちぇっ……バレてるなんて、カッコ悪いな、俺」

    424 = 422 :

    >>402のせいでイギリス征討歌がこの元帥のBGMになった

    425 = 374 :

    >>421
    誤字か……申し訳ない ブラーンブラーン

    「自ら吊られている……だと……」

    426 = 402 :

    なんかスマン
    ちょっと3-2-1食っちゃ寝でまわしてくる

    427 = 374 :

    提督「いいや、あの時の姿は格好良かったぞ、天龍」

    天龍「な!? 何を言ってるんだよ提督!?」

    提督「世界水準を軽く超えた庇い方だった」

    天龍「う、うぐぐぐぐぐ……!」

    島風「やーい、天龍の顔真っ赤ー」

    天龍「────ッ!! 沈めてやろうか島風ぇえ!!!」

    島風「キャーこわーい!」

    天龍「おりゃおりゃおりゃぁあ!!」ポンポン

    島風「ひゃんっ! きゃははっ! くすぐったいってばー!」

    龍田「…………」

    龍田(頭をポンポン。自分でやるのは寂しいものね~)ポムポム

    提督「…………」チラ

    龍田「!」サッ

    提督「…………」ポンポン

    龍田「あ、あら? あらあらあらあら?」

    提督「…………」スッ

    龍田(あらあら……思ったよりも嬉しいものね~……)ホッコリ

    金剛・瑞鶴(むー……)

    ……………………
    …………
    ……

    428 = 390 :

    (わっか邪魔じゃね)

    429 = 340 :

    (横から手差し入れてんだろ)

    430 = 374 :

    コンコン──。

    提督「入れ」

    ガチャ──パタン

    川内「提督ー」

    神通「失礼します……」

    那珂「こんにちはー!」

    提督「どうした、三人共。珍しい」

    川内「いやー、ちょっと気になる事があってねー」

    提督「話してみよ」

    神通「あの……私達って基本的に遠征と母港を守る事しかしてませんよね?」

    提督「ああ、そうだな」

    那珂「いやー……私達、本当に役に立ってるのかなーって……」

    提督「なるほど。役に立っている気がしていないから私に聞きに来た、と」

    431 :

    神通「はい……それで、もしよろしかったら何か新しくお仕事をくださらないかと思いまして……」

    提督「ハッキリ言っておこう。私はお前たち三人が居なかったら非常に困っている」

    那珂「……そうなのー? だって、私達ほとんど出撃してないよ?」

    提督「出撃だけが仕事ではない。遠征で資源を拾ってくるのも仕事だ。母港を守るなんて最重要任務に等しい」

    川内「遠征は分かるんだけど、母港を守るとかそんな感覚が無いんだけどなぁ……」

    提督「では川内。明らかに使用されている敵母港を発見したが、艦船が一隻も居なかったらどうする」

    川内「そりゃ勿論使えないように破壊するよ」

    提督「では、同じように敵母港を発見したが、敵が船着場をウロウロして索敵していたらどうする」

    川内「あー、確かに警戒するね。なるほど、私達がしているのって、ちゃんと母港を守ってるんだね」

    提督「ああ。そして、それは信頼しているから任せれるんだぞ」

    神通「信頼……ですか?」

    433 :

    深海棲艦が上陸スパムかけてくるのか…

    434 = 431 :

    提督「そうだ。実際に母港を襲われた際、しっかりと守れないと意味が無いだろう」

    川内「でも、基本的に二隻しか居ないよ?」

    提督「たかが二隻。されど二隻。居るのと居ないのとでは雲泥の差がある」

    提督「それに、お前達なら一人でも敵艦が二~三隻居ようと倒せるだろう?」

    那珂「確かにそれくらいなら倒せるねー。二人だったら倍かー!」

    提督「そういう事だ。これからも母港を守ってくれ」

    川内「私達のやってる事、すっごく大切だったんだね!」

    那珂「なんだか、安心しちゃったー!」

    神通「私達も、提督をお慕いしていますよ」

    提督「うむ」

    ……………………
    …………
    ……

    435 :

    提督(ちょろいな)

    436 = 431 :

    >>435
    言ったらあかん……。川内は野戦バカで那珂ちゃんは普段頭が空っぽで神通は押せ押せでいけるって思ったらアカンで。

    「司令官、吊るして良いよね」

    437 = 431 :

    「あ、司令官。丁度良かった」

    提督「うん? 響……だけではないな。暁に雷、電、どうした? もう夜中だぞ」

    「あのね! 司令官に渡したい物があるの!」

    提督「渡したい物?」

    「はい。いつもお世話になってる司令官さんに、プレゼントなのです」

    「この掛け軸よ!」バッ

    提督「第六駆逐隊……すぱしーば?」

    「スパスィーバ。日本語の発音だとなんて書けば良いのか分からなかったから、なるべく近い言葉で書かせてもらったよ」

    提督「ふむ……。すまないが、なんという意味なんだ?」

    「せーのっ──」

    暁・響・雷・電「──ありがとう!」

    438 = 431 :

    「そういう意味よ、司令官」

    提督「────」

    「……あ…………お気に召さなかったかい、司令官……」

    提督「いや、面食らってしまって声が出なかった」

    提督「ありがとう。いつも私の為に動いてくれて、本当にありがとう」

    「ひゃっ」ナデナデ

    「ん……」ナデナデ

    「あ……」ナデナデ

    「はわわ……」ナデナデ

    提督「この掛け軸は部屋に飾っておこう。皆が書いたのかね?」

    「絵と文字と書いたのは私だよ」

    「私はこの花飾りを作ったの」

    「私は材料を集めたわ!」

    「仕上げは私がしました」

    提督「そうか。皆が協力して作ったのだな」

    439 = 431 :

    「大切にしてよね?」

    提督「勿論だとも」

    「特に暁が喜ぶよ」

    「ちょ、ちょっと響!」

    「なんせ、考案と指揮をしたのって暁だもんね」

    「暁ちゃん、すごく一生懸命だったのです」

    「あ、あああ……バラしちゃって……もー!!」

    提督「こらこら、夜中だから静かにしなさい」

    ……………………。

    金剛「──あら? この掛け軸、どうしたのデスか?」

    提督「電たちが作ってくれた。とても素晴らしい品だと思うよ」

    金剛「……本当。とても優しい気持ちになりマス。これは愛が詰まってマスね」

    提督「ああ。慕われているようで嬉しいよ」

    ……………………
    …………
    ……

    440 :

    揃ってデレ期か。和むなぁ

    441 = 431 :

    >>440
    デレ期で和んだか? コメディも良かったか? 突如訪れる絶望へのカウントダウンを数える準備はOK?

    442 = 431 :

    神通「あの、提督さん……」

    提督「うん? どうした神通」

    神通「ここ四日ほど、遠征は警備任務だけですけど、大丈夫なのですか……?」

    提督「その事か。安心しろ。ただの保険だ」

    神通「保険、ですか?」

    提督「南方の強力な敵艦がこっちへ進行している、というのは五日前から知っているだろう」

    神通「だから、戦力の増強へ?」

    提督「そうだ。金剛、瑞鶴を中心に艦隊の錬度を高め、ついでに艦娘のデータも手に入ると思っていたのだが……まさか一隻も手に入らないとはな……」

    神通「運が悪かったのでしょうか……」

    提督「さてな……ん?」

    電報妖精「提督さーん、緊急電報だよー」

    444 :

    ピンチなときは提督がトランスフォームするんでしょ

    445 :

    嫌な悪寒……

    446 :

    島風に追いつく提督がいれば何の問題もない

    447 = 431 :

    提督「緊急電報? ……暗号で送ってきたのか。一体どこの誰だ」

    電報妖精「なんかやたら急いでたよ」

    提督「ふむ……」サラサラ

    神通「え。復号キーを憶えているんですか……?」

    提督「一応な」

    神通(それって本当はいけない事なんじゃ……)

    提督「……………………」

    提督「神通、全員を提督室へ呼べ。演習も全て中断。緊急招集だ」

    ……………………。

    提督「緊急事態だ」

    金剛「何があったのデスか?」

    提督「……………………」

    提督「鎮守府が一つ、襲撃された」

    449 = 431 :

    天龍「なっ──!?」

    川内「襲撃されたって……」

    瑞鶴「どういう事なの!?」

    提督「どうしたもこうしたも、そういう事だ。更に、悪い知らせはこれだけではない」

    提督「一つ──この襲撃に迎撃をした総司令部長の元帥が行方不明となった」

    金剛・瑞鶴「────────!!」

    「総司令部長……?」

    提督「天皇陛下の次に偉い人だと思ってくれて良い。私たち海軍のナンバー2」

    提督「そして、海軍で一番実力を持っているお方だ」

    「……そんな人が負けてしまったのかい?」

    提督「ああ。完全に敗北だそうだ。艦娘は全て轟沈。敵の46cm級砲撃が元帥の居た部屋に直撃。その建物は勿論、砲弾を雨の如く撃ち込まれ母港全体が崩壊したらしい」

    提督「まず生きていないだろう。死体が上がるかどうかさえ怪しい」

    450 = 445 :

    ひでぇ……


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