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    元スレ金剛「テートクのハートを掴むのは、私デース!」瑞鶴「!?」

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    601 :

    戦姫ちゃんがかわいいので、戦姫ちゃんにセクハラしながら寝る事にします、乙

    602 :

    乙!\難しい事が苦手な戦姫ちゃんアホの子可愛い/
    次の投下も楽しみにしてまっ!

    603 = 580 :

    乙です!楽しみに待ってます!

    604 = 570 :


    何か瑞鶴が最近空気(´・ω・`)

    605 :

    キスしたところから金剛ちゃん無双。

    606 :




    スレタイにも書いてあるからな
    提督のハートを掴むのはって

    607 :

    >>606
    親父はもっと上手く盗むって?

    608 :

    あれだな物理的にハートを盗みかねないな… 嫉妬に狂った金剛さんが。

    609 :

    それぞれの個別ルートが見たいな

    610 :

    あれ?これ瑞鶴との取り合いじゃなくて戦姫との取り合いになんじゃね?

    611 :

    ハガレンを思い出す展開だな

    612 :

    瑞鶴「────については、さっきの議論結果で問題ないわね。次の問題だけど、あの敵に対抗するにはどうしたら良いかしら」

    金剛「それが一番の問題デス……特にあの南方棲戦姫はモンスターね。私の砲撃が全く効きませんでシタ」

    「……戦艦の砲撃が効かないならば、魚雷しかないのかな」

    「でも、雷撃距離になる前に砲撃でやられちゃうわよ?」

    金剛「本当に困りまシタ……」

    瑞鶴「潜水艦があれば、まだ話は別なんでしょうね……」

    金剛「無いものねだりは良くないのデース……」

    ガチャ──

    全員「!!?」

    金剛「誰!?」ジャキッ

    提督「お前ら……何をしている……」

    瑞鶴「提督さん!? ど、どうし──!?」ハッ

    ヲ級「?」ヒョコ

    バッ──! ジャキジャキジャガジャコンガチャッ──!!

    ヲ級「!?」ビクゥ

    613 = 612 :

    金剛「提督!! 離れて!!!」

    提督「お前ら……」

    島風「早く提督こっちに──!!」

    提督「セイレツ……」

    全員「────ッッッ!!!!!!」ビックゥ

    全員「!!!」ピシッ

    提督「…………」ツカツカツカ

    シャッ──!

    提督「砲撃の恐れがあるので、夜、見張りが居ない時に電気を付けるならばカーテンを必ず閉めるようにと言っ

    たはず……」

    全員「────ッ」ガタガタガタガタ

    提督「シニタイノカ?」

    全員「ご……ごめんなさい……!」ガタガタガタガタガタガタ

    ヲ級「…………!」ガタガタガタ

    ……………………
    …………
    ……

    614 = 612 :

    瑞鶴「あ、あの……」ビクビク

    提督「…………」ジッ

    瑞鶴「ぴぃっ!?」ビクゥ

    提督「……なにかね」

    瑞鶴「あ、ぁあの……ど、どどどうして敵艦が……提督さんと……」ビクビクビクビク

    ヲ級「!」テテテ

    瑞鶴「……はぇ?」

    ヲ級「♪」ギュー

    全員「…………」

    瑞鶴「え、え? どういう事?」アワアワ

    ヲ級「♪」スリスリ

    金剛(………………瑞鶴は深海棲艦から生まれたからですかネ……?)

    提督「……色々と話さなければならない事がある」

    ……………………。

    615 = 612 :

    金剛「はー……深海棲艦にも色々と居るんですネー……」

    島風「ホントホント。破壊と殺戮しかしないのかと思ってたけど、そうじゃないのも居るのね」

    提督(とりあえず、あの深海棲艦達は提督を欲しがっていた事と、本当に相容れれないか確かめてみるという名目で連れてきたと誤魔化したが、案外上手くいくものだな。これが人徳というものか)

    提督「さて、特殊な深海棲艦も居ると分かってもらった所で、もう一人紹介しよう」

    「もう一人連れてきているのかい?」

    提督「ああ。ちょっとした事情でドアの向こうで待機してもらっている」ツカツカ

    ガチャ──

    提督「……………………」

    パタン──

    金剛「!!!!」

    「ほう」

    龍田「あらあら~……」

    瑞鶴「…………」

    戦姫「……………………」

    提督「本日、諸君等と戦った深海棲艦のトップだ」

    616 = 612 :

    金剛「っ!」ジャキッ

    戦姫「……ナンダ キサマカ」

    金剛「よくのうのうとここに来れたものですね」

    戦姫「ヨクアレデ イキテイタモノダ」

    (ちょっとちょっと!? 物凄く怖いんだけどアレ!?)フルフル

    (だ、大丈夫です!! き、き、きっと大丈夫なのです!!)フルフル

    金剛「その件についてはどうも。今度は逆の立場ですね」

    戦姫「フン ヘイキサエアレバ キサマナド────」

    提督「お前ら」

    金剛・戦姫「ひっ──!!」ビクゥ

    提督「私の城で、私の前で何をするつもりだ」

    金剛・戦姫「ご、ごめんなさい……!」ビクビク

    川内(あれ……第一印象と全然違う……)

    617 = 612 :

    提督「この通り、艦娘に対して根拠の無い恨みを持っているのが深海棲艦らしい。瑞鶴にしがみついている空母は相当な特殊だ」

    ヲ級「♪」ギュー

    提督「諸君ら艦娘にとって通常の深海棲艦は大変危険という事だけは忘れないように」

    戦姫「…………」キッ

    金剛「…………」キッ

    提督「…………」ジッ

    金剛・戦姫「!!!」ビクッ

    提督(武装解除させてきて本当に正解だった)

    提督「少しの間だが、戦姫と空母をこの鎮守府に置いておく。仲良くは……戦姫にはできないだろうが、そっちの空母にはできるかもしれないだろう。夜も深くなってくる頃だ。接するのは明日からにしてくれ」

    提督「では、解散」

    ……………………
    …………
    ……

    618 = 612 :

    「──司令官、金剛さん、瑞鶴さん、戦姫さん、空母さん、おやすみなさーい」

    ──パタン

    金剛「……それで、本当はどういう事なんデスか?」

    瑞鶴「さっきの説明、隠してる事があるわよね?」

    提督「ああ。だが……」チラ

    金剛「…………? ああ、大丈夫です。総司令部から殺される覚悟はもうしまシタから」

    提督「……瑞鶴」

    瑞鶴「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」ガタガタ

    提督「次はない」

    瑞鶴「ぴゃいっ!」ピシッ

    金剛「……それよりも、物凄く羨ましい人が一人いるのですけど」ジッ

    ヲ級「すー……すー……」

    金剛「どうして提督の膝に座って寝ているんですか」

    提督「……懐かれた」

    瑞鶴「私はともかく、懐きっぷりが半端じゃないと思うんだけど……」

    619 = 612 :

    提督「どうやらこの子達の提督と私が非常に似ているらしい」

    金剛「それでもここまで懐きますかね……?」

    戦姫「……私とこの子は提督から特に可愛がられていたからだろうな」

    瑞鶴「あ、普通に喋れるのね」

    戦姫「さっきは艦娘が何人も居たからな。二人……いや一人ならばこの憎しみも抑えれよう」

    金剛「やっぱり瑞鶴は私達と違うって分かるのデスか」

    戦姫「ただ違うという訳ではなさそうだ。特別な何かを感じる」

    瑞鶴「うん、私もよ。他の深海棲艦とは全然違う、落ち着くっていうか安心できるっていうか……そういうのがあるわね」

    戦姫「私もだ。……お前があの瑞鶴だったら良いのだがな」

    金剛「あの瑞鶴?」

    戦姫「さっきも言ったが、私とこの子は特に可愛がられていたが、もう一人居る。この子、翔鶴の妹がな」

    提督「それに、瑞鶴を一目見てすぐに懐いた。ここまでくるとそうとしか思えんよ」

    瑞鶴「翔鶴姉が、この子……」

    戦姫「いや、それでも違うだろう。お前はこの人の瑞鶴なのだろう?」

    620 = 612 :

    瑞鶴「そうだけど……私、深海棲艦から建造されてるわよ?」

    戦姫「なんだと……?」

    金剛「テートク、話していなかったのですか?」

    提督「変に先入観を持たせたくなかったからな。もしやと思い、敢えて隠しておいた」

    瑞鶴「そっか……なんだか納得したかも」

    戦姫「納得?」

    瑞鶴「私ね、提督さんに初めて会った時から特別な感情があったの。自分でも不思議に思っていたけど、沈む前の提督が提督さんに似ているなら納得よ」

    戦姫「……それでも、やはりおかしいな。私達が沈んだ戦闘に瑞鶴は参加していなかった」

    戦姫「極度の体調不良で、一人母港に残っていた。沈むのはありえん。解体されているはずだ」

    提督「いや、しっかりと沈んでいるぞ。あの戦闘の話が大きすぎてあまり知られていないようだが、空母一隻が勝手に出撃をし、母港を出た直後に敵に沈められたという記事があった」

    提督「その母港がここだ」

    金剛「……本当にピタリと一致しますネ」

    621 = 612 :

    戦姫「という事は、ここは提督の鎮守府だったのか……」

    提督「そうだ。気付くと思っていたのだが、気付かなかったのか」

    戦姫「……鎮守府の名前と場所を憶えていないんです。どこの鎮守府も似たような造りですし、私達が居た頃と少し違うので気付きませんでした」

    戦姫「そっか……ここが……」

    戦姫「しかし……瑞鶴、提督の事や翔鶴の事など、本当に憶えていないのか?」

    瑞鶴「うん……。翔鶴姉の事なら少し思い出せるけど、提督の事についてはさっぱり……」

    提督「深海棲艦になると記憶などが抜け落ちるように、恐らく深海棲艦から艦娘に戻る時も記憶が抜けてしまうのだろう」

    提督「さて、そろそろ本題に入ろう。私が戦姫と話していて新たに分かった事とかな──」

    ……………………。

    622 = 612 :

    金剛「──真っ黒じゃないですか!!」

    提督「ああ、真っ黒だ。キャンパスの白地が見えないくらいにな」

    瑞鶴「…………」

    提督「どうした、瑞鶴」

    瑞鶴「あ……ちょっと話題から逸れちゃうんだけど、どうしてあの鎮守府を襲撃したのかなって思って……」

    戦姫「襲撃?」

    提督「大方、先に手を出したのはクソジジイからだろう。迎撃をするも攻撃し続けてきたので鎮守府を攻撃。といった所ではないか?」

    戦姫「そうです。さすがですね」

    戦姫「あまり戦力を削ぎたくなかったので相手にしなかったのですが、調子に乗ったのかしつこく攻撃してきたので返り討ちにしました。艦娘を物のように扱うやり方にも腹が立ち、仲間を呼んでその鎮守府も一緒に落としました」

    提督「……そういえば、どうして南方からこの鎮守府へ向かってきたんだ? 戦姫が拠点にしている場所は東南東方面だったと思うが」

    戦姫「…………羅針盤が壊れていたんです」

    提督「…………」

    金剛「…………」

    瑞鶴「…………」

    戦姫「どれだけ進んでもそれらしい場所に辿り着かなかったので羅針盤を調べてみたら……くるくる回りました……」

    623 :

    そうだよなー
    羅針盤は普通回すもんじゃないよなぁ

    624 :

    よもや絶望的な敵に萌える事になるとはww

    625 = 612 :

    提督「……………………」

    戦姫「あぅ!! そんな哀れみの目で見ないで下さい!!」アウアウ

    瑞鶴(この人アホ……?)

    金剛(こんなアホに私は……)ズーン…

    ……………………。

    瑞鶴「その黒い総司令部を調べる為にここへ来たのね?」

    戦姫「ああ。総司令部を叩き潰す手伝いをすれば私達の提督になるのも考えると言ってくださったのでな」

    金剛(考える、ね。考えるだけで、なるとは言っていないのに気付いているのでショウか……。それとも、テートクは艦娘と深海棲艦、両方の提督にでも?)

    提督「そういう事だ。勝手に決めてすまない」

    金剛「ノー、謝らないでくだサーイ! 私はテートクについていきますネー」

    瑞鶴「私もよ。提督さんについていくわ。……それに、総司令部の事も気になるしね」

    提督「話は纏まったな。もうこんな時間だ。寝るとしよう」

    金剛・瑞鶴・戦姫「はいっ」

    戦姫「貴方のベッドはあちらで宜しいのですよね?」

    金剛「待ちなさい。何をする気ですか」

    626 :

    じゃあヲ級ちゃんは僕と寝ましょうねー

    627 = 612 :

    戦姫「一緒に寝るだけだが、何か?」

    瑞鶴「!?」

    金剛「提督は渡しません。空き部屋がありますのでそっちを使って下さい」

    戦姫「私の提督になってもらう為にも、私はこの人を篭絡しないといけない」

    金剛「か、身体で奪う気ですか!? だからそんな格好で提督を誘惑しているのですか!!」

    戦姫「いや……これは、服がもう無くてな…………。それに、なぜか服を着るとその瞬間、服が消えてしまうんだ……」

    瑞鶴「うわぁ……なんだか一気に不憫になったわ……」

    戦姫「いつもこうしていたら流石に慣れたさ」

    提督「……それはそれで問題がないか?」

    戦姫「気持ちの切り替えです。性行為をする時に裸を見られるのは流石に恥ずかしいですよ?」

    金剛「やっぱりヤる気じゃないですか!!!」

    戦姫「せんよ。本丸を落とすなら外堀からだ」

    提督(しっかりとは憶えれてないんだな)

    628 = 570 :

    憲兵さ――――――ん!!

    629 = 612 :

    金剛「……信用できません。提督!! 私も一緒に寝ます!」

    戦姫「寝惚けてお前を殺すかもしれんぞ」

    提督「そんな事をしたらどうなるか分かっているだろうな」

    戦姫「ぴぃっ!!! ごめんなさい!!」ビクゥ

    提督「それに、風紀的に問題があるだろう。許可などできん」

    金剛「既に私、提督と二回寝ているんですけど?」

    瑞鶴「私も一回──って、二回ですって!?」

    金剛「はい♪ 一回分、私の勝ちネ!」

    瑞鶴「提督さん……ズルいよぉ……!」

    ヲ級「~~~……」

    提督「静かにしろ。起きる──ん?」

    金剛・瑞鶴・戦姫「…………」ジー

    提督「…………」

    金剛・瑞鶴・戦姫「…………」ジー

    提督「…………分かった、一緒に寝よう。狭いのは文句言うなよ」

    ……………………。

    630 = 581 :

    川内型の空気っぷり

    631 :

    那珂ちゃんが悪いよー那珂ちゃんが!

    632 = 612 :

    >>630
    正直、川内型は扱いにくいですね。
    それぞれの個性が物語と非常に絡みにくいからです。
    天龍型も然り。

    633 = 612 :

    瑞鶴「提督さんを真ん中にして、私達の寝る場所は左右とあとは……」

    戦姫「……上?」

    金剛「譲りません」

    瑞鶴「私もよ」

    提督「却下だ馬鹿者。左右二人ずつだ」

    瑞鶴「金剛さんと戦姫さんは一緒じゃない方が良いわよね。なんだか色々と危なそうだし」

    金剛「そうね」

    戦姫「私も、下手したら殺しかねないからそれでお願いしたい」

    提督「さらっと物騒な事を言うな」

    瑞鶴「あと……私、提督さんと戦姫さんの間が良いなぁ……」

    戦姫「間? どうしてだ?」

    瑞鶴「なんだか、お父さんとお母さんみたいで……。お父さんとはなんだかまた違うと思うんだけど……」

    戦姫「それは良いな。私も賛成だ」

    634 = 612 :

    提督「あとは金剛とヲ級だな」

    ヲ級「すー……」

    金剛「私は端っこが良いです」

    瑞鶴「あら、意外ね?」

    提督(嫌な予感しかしないな)

    金剛「だってー、提督との子供みたいじゃないですかー」

    提督「…………」

    瑞鶴「くっ……!!」

    金剛「ふふーん♪」

    提督「仲良くしなかったら全員追い出す」

    金剛・瑞鶴「仲良くしますっ」

    金剛「それでは、私は備蓄倉庫から毛布を取ってきますね」

    提督(予備の毛布を少し多めに申請しておいて良かったよ)

    ……………………。

    635 = 612 :

    金剛「それでは、電気を消しますねー。………………よいしょ」モゾモゾ

    提督「ギリギリだが、思ったよりは大丈夫みたいだな」

    金剛「ですねー。私も落ちる心配はしなくて良いみたいね」

    金剛「……それにしても、こうしてみると家族みたいです」

    提督(また嫌な予感が)

    瑞鶴「本当ね。……でも、この場合誰が提督さんの奥さんになるの?」

    提督「……………………」

    戦姫「まず、内側の人は子供だな」

    瑞鶴「……悔しいけどその通りだと思うわ」

    金剛「それじゃあ、私と戦姫、どっちがお嫁さんなのですか?」

    提督「…………まさかとは思うが、それは私に聞いているのか」

    金剛「はい。提督じゃないと決着が付きそうにないでーす」

    提督「……面倒だ。両方で良いじゃないか」

    636 = 626 :


    > 瑞鶴「提督さんを真ん中にして、私達の寝る場所は左右とあとは……」
    >
    > 戦姫「……上?」

    ここをぼーっと読んでたら肉布団をイメージしてしまった死にたいorz

    637 = 612 :

    金剛「ここは日本でーす。一夫多妻制は認められていませんよー?」

    提督「ここは私の城だ。そんなもの知らん」

    瑞鶴「大胆ね……提督さん」

    戦姫「どっちが第一夫人なのですか?」

    金剛「どっちですか提督?」

    瑞鶴「私……第三夫人でも良いわよ?」

    提督「よっぽど外で寝たいらしい」

    金剛・瑞鶴・戦姫「おやすみなさい」

    提督「よろしい。おやすみ」

    ──モゾ。

    瑞鶴「…………」

    提督「?」

    瑞鶴「────」チュ

    提督「……………………」

    瑞鶴(おやすみのキス……。今度こそおやすみ、提督さん)コソッ

    提督「…………」

    提督(……本当、金剛と瑞鶴をどうしたら良いのか…………)

    ……………………
    …………
    ……

    638 = 612 :

    提督「総司令部の大将宛に電報を送った。明日には全員この鎮守府へ来るだろう」

    金剛「全員を集めてどうするのデスか?」

    提督「奴等の目論見を全て聞き出す為に信用を得る」

    金剛「だから戦姫とヲ級を連れて来たのデスね」

    提督「ああ」

    戦姫(どういう事だろう……)

    瑞鶴「えっと……いまいち分からないんだけど、どういう事なの?」

    提督「深海棲艦とは会話どころか意思疎通もできていない、というのが現状だ」

    提督「だが、私は既に瑞鶴という深海棲艦を基盤に造られた艦娘を所有している。そこに深海棲艦を従えている所を見せたらどうなる」

    瑞鶴「えっと……自分達の知らない、深海棲艦の秘密を知っていると思われる?」

    639 = 612 :

    提督「そう。奴等の本当の目的は何かは知らないが、瑞鶴のような強力な艦娘を造ろうとしているのは事実。それを餌にする」

    瑞鶴「でも、戦姫さんと翔鶴姉を連れて行っても、信用させるのには弱いんじゃない? 深海棲艦が提督さんに従うハッキリとした理由がないと……」

    提督「深海棲艦も艦娘に戻りたがってるとでも言おう。戦姫はこの通り会話ができる。深海棲艦側の圧倒的勝利を目前に瑞鶴を見た戦姫が対話を希望し、そこで協力関係となったとしておこう」

    提督「本当は金剛が戦ったが、そこは瑞鶴が戦ったという事にする。三人共、良いな?」

    金剛・瑞鶴・戦姫「はいっ」

    提督「念の為に、口裏合わせで他の艦娘達にも『戦姫と戦ったのは瑞鶴だった』と言うようにしておく。これでまずバレないだろう」

    提督「作戦は以上。各自自由にして良い」

    ……………………
    …………
    ……

    640 = 612 :

    提督「戦姫、聞きたい事がある」

    戦姫「はい、なんでしょうか?」

    提督「私達と戦った時、こちらの戦艦よりも長い射程で撃ってきたよな。あれはどういう事だ?」

    戦姫「私の装備は46センチ砲です。見た所、あの艦娘の主砲は35.6センチ砲。私の射程より短くて当たり前でしょうね」

    提督「46センチ……なんだその馬鹿げた数字は。16インチ砲と呼ばれているものでも40センチ程度だぞ」

    戦姫「極秘……とまでは言いませんが、ほとんど知られていないでしょうね。この砲のおかげで戦艦のアウトレンジから砲撃が可能です」

    提督「ふむ……開発妖精に頼んでみるか」

    戦姫「……それよりも、どうしてあなたの艦娘達は装備が充実していないのですか? どれも良い装備とは言えなかったのですけれど……」

    提督「天が私に微笑んでくれていないだけだ。あと、各資材の適切な投入量も分からないので試行錯誤というのもある。ついでに資材が乏しくて回数を重ねる事もできないのが現状だ」

    戦姫「あ、それでしたら──」

    ……………………。

    641 :

    大和確定?

    642 = 612 :

    開発妖精「ヒャッホォーウ!! また良いのが出来たよー! 今度は46センチ三連装砲だ!!」

    金剛「……凄いデスねこのレシピメモ」

    提督「ああ。今までの失敗が嘘のようだ」

    戦姫「全ての配分を憶えている訳ではないのですが、お役に立てたようで何よりですっ」

    提督「うむ。感謝する」ナデナデ

    戦姫「あ……」

    金剛「!」

    提督「む。嫌だったか」スッ

    戦姫「いえ! もっとお願いします!!」

    提督「ふむ」ナデナデ

    戦姫「はにゃー……提督みたい……」

    643 :

    俺も大和かとおもった。

    644 = 581 :

    46cmなら大和だな うん

    645 :

    勝手に陸奥で想像してたわ
    むっちゃんだって装備できるもん!

    646 = 612 :

    提督「父も同じように?」ナデナデ

    戦姫「はいー……。こうされるのがとても好きでしたー……」

    提督(……蛙の子は蛙というものか。本当に似ているのだな、父と私は)

    開発妖精「おぉっほぉー!! 32号対水上電探がきたああああ!!!!」

    提督「…………素晴らしい」ナデナデ

    戦姫「はぅー……」ホッコリ

    金剛(ぅー……羨ましいです……──っと、そろそろ資材が危ないですね)

    ……………………
    …………
    ……

    647 = 612 :

    ちょっとご飯食べてきますね。少々お待ちをー。

    648 :


    アホの娘かわいい

    649 = 570 :


    戦姫ちゃん可愛い

    650 = 602 :


    戦姫ちゃんアホの子可愛い


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