元スレ金剛「テートクのハートを掴むのは、私デース!」瑞鶴「!?」
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801 = 785 :
提督(ふむ。耳栓は耳栓で良いものだな。いつも以上に集中できる。……だが、時間の感覚が完全に無くなるのが)
つんつん──。
提督(ん、響か。終わったのか)スッ
提督「終わったか、響」
響「う、うん……。終わった事には終わったんだけど……」
提督「ふむ……。どうやら成功したみたいだな」
響「な、なんで分かるんだい?」
提督「頬が赤い」
響「う……。司令官……イジワルだ……笑ってる……」
提督「意地悪をしているつもりはない。お前が少し、心配だったんだ。だが、上手くいったみたいで良かったよ」ポンポン
響「あ……」
響「し……シーツを取り替えてくる!」タタタ
提督(これで響の性欲は問題解決だな。…………ああ、空き部屋の鍵を渡しておくか。今度からは流石に共同部屋ではできないだろう)
……………………
…………
……
802 = 783 :
貴様らは今までに脱いだパンツの数を覚えているか?(ヌギヌギ
俺は10枚脱いだ辺りから数えるのを止めた(キリッ
803 = 785 :
いつもより三時間くらい早いけど、今回の投下はこれで終わりです。
集中力が保てない……。連日の雨でぐったりしているのが原因だろうか……。
今回の投下量は少なくてごめんよ。
804 :
乙です
投下量が少ない…冗談言ってないで、ゆっくり休んでくださいお願いします
805 = 796 :
ゆっくり休んでおくれ、いくらでも待つからさ
806 :
乙です。気長に待ってまーす
807 = 785 :
書き忘れ。
また今日投下します。
分かってたって言う人も居るだろうけど一応。
808 = 783 :
乙
最近寒いけど風邪ひかないように気を付けてね
809 :
まぁ>>1より先に俺らが風邪をひくだろうけどな
810 :
お疲れ様。
てか、このスレ内で終わるのか別の意味で不安になるスピードと量。
811 :
駆逐ハ級が「奇襲はいいものですたい」とか言っていた最初の頃からはとうていここまでの展開は予想つかなかったなー
812 :
次スレ立ててもええんやで!
813 :
次スレあるなら嬉しいねぇ
814 = 784 :
ふむ…これは全員に性的相談を受けるかもな…
815 :
乙
全員か……
夜戦馬鹿が覚えたら、本当にそっちの夜戦馬鹿になりそうだな
816 :
>>811
ムウさんだからね。しょうがないね
817 :
良いスレを見つけた
818 :
どうも初期から、提督が湊斗景明で脳内再生されるww
819 :
全員孕ませる薄い本思い出した
820 :
ガチで色々な展開とか投げ捨てまくって尚且つ登場艦娘の数も結構減らしてそれなりのスピードとちょっとだけ一日の投下量を多くしたと思ったのにこのスレで終わる気がしない。
本当はこの時点で千歳さんとか夕立とか金剛姉妹全員とか加賀さんとか北上様とか色々と出ていたいたいけど、1スレで終わらせる気だったので犠牲となったのだ。出せない事はないと思うけど……。
ご飯食べたら投下しますね。
821 = 820 :
コンコン──。
提督「入れ」
ガチャ──パタン
金剛「テートク、お仕事はどうなっていマスか?」
提督「あと少しといった所だな。しかし、どうしてこんな夜にそれを聞きに……──ああ、すまなかった」
金剛「いえ、お休みになるのは良い事デス。テートクは普段から働き過ぎなのですヨ」
提督「……訳があってあまり休んだ気がしない」
金剛「えっ? でも睡眠中って……」
提督「昼も夕方も個人的な相談事や希望を持ち掛けられて対処していた。だが、それも提督の仕事の一つだ」
金剛「……本当に働き者ですね、提督」
提督「自分でも正直、バカ真面目な部分であると思っているよ」
金剛「本当です。もうちょっと息を抜いて下さい。……心配してしまいます」
提督「だが、もはやこれは性分だな」
金剛「もう……」
822 = 820 :
提督「──ん、仕事は終わりだ」
金剛「え、終わっちゃったんですか?」
提督「ああ。──だが、喉が渇いたな。金剛、紅茶を淹れてくれ。紅茶が空っぽだ」
金剛「え? でもそのティーカップにまだ残って──」
提督「…………」チラ
金剛(食器棚に目を……? あ──)
金剛「あ、いえ! 空っぽですね。淹れてきます♪」
提督「察しが良くて助かる」
金剛「えへー。提督の秘書ですから」
提督「うむ。今後とも頼む。──さて、今日は特別に茶菓子を出そうか」
金剛「本当ですか!?」
提督「うむ。だから、今日はとびきり美味しい紅茶を頼む」
金剛「はいっ♪」
……………………。
823 = 820 :
金剛「スコーンがあるとは思いませんでしたっ! ん~! おいしいっ! クリームティーなんて久し振りですっ!」
提督「クリームとジャムは間宮に頼んで作ってもらった。英国産でなくてすまんな」
金剛「いえ! このクロデッドクリームなんて濃厚で最高です! 間宮さんは本当に料理がお得意ですよね」サクサク
提督「……食べれなくて残念だ。甘いものは苦手だ」サクサク
金剛「提督は本当に甘い物が苦手ですよね。私は逆にプレーンで食べる事ができません」
提督「昔は私も甘党だったのだがな」
金剛「そうなのですか? 想像できません……」
提督「いつからかは分からないが、甘い物が全くダメになってな。それ以来、甘い物を食べる事は滅多にない」サクサク
金剛「そうなのですか……。なんだか悲しいですね……」サクサク
提督「実際に辛いな。正直に言うと大変だ」
金剛「ほぇ?」サク?
提督「ここ数年ずっと頭を使う事ばかりなのと小食が災いし、血糖値が低くなり過ぎてたまに倒れる」
金剛「た、倒れる!?」
824 :
炭水化物取れば良いんじゃ…
825 = 786 :
そんな言い訳するくらいならスレ立てずに自分のブログにでも書けばいいのに
短編書いててパートまたぐならそれは纏めきる能力がないからともかく
中編くらいの容量あるんだから自分のやりたかった展開省いてまで1スレで終わらすのは理解できん
826 = 820 :
あかん。
ちょっと身体がやばい事になりかけた。
最低三十分くらい席を外します。
827 :
>>826が糖分不足なんじゃないか(がくぶる)いってらっさい
828 = 784 :
>>826
マジで糖分不足か
829 :
進化するんだろ
抗わずに身を任せろ
830 :
このスレをあまあまにしよう(提案)
831 = 820 :
提督「ああ。低血糖だ。私の場合は無自覚低血糖というものらしい。いきなり目の前が緑色の世界になって倒れる」
金剛「そ、そうなる前に糖分を摂取すれば良いのでは……いくら苦手でも、食べれない事はないですよね?」
提督「それなんだが、甘い物を口にすると吐く」
金剛「そこまで嫌いですか……」
提督「オブラートに包んで呑み込むという手段が一番良いとは思ったのだが、あれでもよく吐く。砂糖は私に何か恨みでもあるのかと思うよ」
金剛「じゃあどうやって糖分を取ってるのですか……?」
提督「倒れた時に、さっき言ったオブラートで包んだ砂糖を呑む。倒れる程になると流石に呑み込めるらしい。ただの一時的な認知障害かもしれないが」
金剛「……あの、その低血糖の対処法について色々と教えてもらって良いですか? もし提督が低血糖で意識不明になったら大変です」
提督「……そうだな。その時は助けてくれるか?」
金剛「勿論ですよ! 私は提督の秘書です!」
提督「感謝する。私が倒れた時、私に意識があればオブラートで包んだ砂糖と水が必要だ。最悪、水は無くても構わないが砂糖は二十グラムくらい欲しい。」
金剛「二十グラムってどれくらいなのですか?」
提督「この角砂糖が六個分だな。ポケットに常備している」
832 = 820 :
金剛「ふむふむ……。意識が無かった場合はどうするのですか?」
提督「唇と歯茎の間に砂糖を塗り込んでくれ。くれぐれも水に溶かした物を入れるんじゃないぞ?」
金剛「あれ、どうしてですか? 根拠は無いのですが、水に溶かした方が良いと思ってしまいました」
提督「意識の無い人間に液体を飲ませると、気管に水が入る可能性がある。とても危険だ」
金剛「なるほど……。でも、唾液で溶けた場合も危なくないですか?」
提督「勿論危ない。だから、飲み込めないように頭が少しだけ垂れるようにしてくれ。特に私の場合、意識が戻った瞬間に吐く可能性もある」
金剛「はい! 他に何か注意事項とかありますか?」
提督「……そうだな。意識が無く、砂糖を塗り込んで十分経っても回復しない場合はもう一回塗り込んでくれ」
金剛「ふむふむ……」
金剛「そういえば、どうして口に入れておくだけで良いんですか?」
提督「粘膜があるからだ。口、胃、腸の粘膜は基本的に同じ物だ」
金剛「同じ……初めて知りました」
提督「一般生活では必要の無い知識だからな。知らなくて当然だろう。──これだけ憶えていれば特に問題ないはずだ」
833 = 820 :
金剛「ありがとうございます提督!」
提督「いや、私こそ礼を言う。ありがとう。そして、頼む」
金剛「はいっ!」
金剛「……ところで、この鎮守府に来てから倒れた事は……」
提督「…………」
金剛「……あるんですね」
提督「……島風が来た日に倒れている」
金剛「提督」
提督「すまん」
金剛「もう……。それって定期的にくるものなのですか?」
提督「基本的には大体の目安がある。島風がここに来た日を考えると、二週間から三週間の間に倒れるだろうな」
金剛「ニ週間からですね。憶えておきます」
提督「迷惑を掛ける」
金剛「もっと綺麗な言葉で言って欲しいです」
提督「……頼りにしているぞ」
金剛「はいっ♪」
……………………
…………
……
834 :
すごく…フラグです…
835 = 820 :
コンコン──。
金剛「……………………」
金剛「……おかしいですネー」
瑞鶴「おはよう金剛さん──って、どうしたの?」
金剛「ん、おはようございマス瑞鶴。テートクが返事をしないので、どうしたのかなと思いまして……」
瑞鶴「提督さんが? 珍しいわね」
金剛「勝手に入る訳にもいきまセンし……どうしまショウか」
瑞鶴「たぶん寝てるのよ。提督さん、働き者だし」
金剛「だと良いのですケド……」
龍田「おはよ~」
天龍「ん? どうした、二人共?」
瑞鶴「おはよう」
金剛「龍田、天龍。おはようございマス。……ノックをしても提督が返事をしないのデス」
龍田「あら……何があったのかしら……」
836 :
即日倒れてるじゃないですかやだー
837 = 820 :
天龍「寝てるんじゃないのか?」
瑞鶴「私もそうだとは思うんだけど」
金剛「ムー……」
瑞鶴「この通り、ね?」
龍田「金剛ちゃんは提督さんが大好きだものね~」
金剛「ハイ! 勿論です!」
龍田「良い笑顔だわ~。ちょっとだけ嫉妬しちゃう」
瑞鶴「え、提督さんに?」
龍田「金剛ちゃんによ~? それだけ大事に扱われてるって事だもの」
天龍「大事になら俺達もそうされてないか?」
龍田「なんとなくだけど、金剛ちゃんと瑞鶴ちゃんは特に大事にされてると思うのよね~」
龍田「なんとなく、なんだけどねぇ?」ニッコリ
金剛・瑞鶴「…………っ!」ゾクッ
838 = 820 :
雷「あら、どうしたの?」
電「おはようございます、なのです」
響「おはよう、皆」
暁「おはよう。入らないの?」
島風「おはよー」
金剛「ノックをしても提督が返事をしないのデス」コンコン
電「まだ眠っているのでしょうか……」
雷「寝てるんじゃない?」
島風「私も寝てると思うなー」
響「司令官は頑張り過ぎなぐらいだからね」
暁「そうよね。たまにはゆっくり休まないといけないわ」
川内「あれー? どうしたの?」
神通「何かあったのですか?」
那珂「みんなー! おっはよー!!」
龍田「少しは声量を考えなさい?」ニッコリ
那珂「ご、ごめんなさい……」
839 = 820 :
金剛「こういう訳なのデス……」コンコン
神通「…………? 返事が無いですね……」
川内「疲れて深く眠っちゃってるんじゃないの?」
那珂「これは……事件の臭いがするね。ズバリ、提督は死んで──」
ジャキンッ──!!
那珂「……え? た、龍田さん……? この槍は……?」ビクッ
龍田「あら~? 煩い蝿が居ると思ったんだけどなぁ~。……次は手元が狂っちゃうかも」
那珂「もう言いません……調子に乗ってごめんなさい……」ビクビクビク
金剛「…………」
提督『二週間から三週間の間に倒れるだろうな』
金剛「…………」
提督『ここ数年ずっと頭を使う事ばかりなのと小食が──』
金剛「……まさか」
瑞鶴「え?」
840 = 820 :
金剛「────ッ!」ガチャッ
金剛「提督!! 大丈夫ですか!?」
提督「…………」
金剛「────────うそ?」
金剛「提督!! 提督!!!」ユサユサ
瑞鶴「え、ちょ……ちょっと……? 何があったの?」
金剛「────ッ」
金剛「…………よかった」ホッ
島風「ど、どうしたの?」
金剛「息はしてるみたい……」
響「良かった……生きてるんだね」
瑞鶴「でも、だったらなんで起きないのかしら……」
金剛「それは分かりません……救護妖精を呼んできましょう。島風、お願いできますか?」
島風「うん! 全力で行ってくるね!!」
金剛「熱は……ないみたいですね……。脈は……ダメです、分かりません……。でも呼吸は安定していますね……普通の寝息です」
龍田「本当に何があったのかしら……」
……………………。
841 = 820 :
救護妖精「過労だろうね、たぶん」
金剛「たぶん……ですか?」
救護妖精「脈はちょっと弱いけど呼吸は安定してるし、熱も無い。普段の働きを見るに精神に問題は無かったと思うけど、働き過ぎだとは思ってたわ」
救護妖精「ハッキリ言うと、現状では分かんないね。だから普段の姿での判断しかできない。精密検査とかすれば話は別だろうけど、勝手に採血するのはまずいしねー。一日待って意識が戻らなかったら無理矢理でも血を採って検査するよ。意識が戻ったら問答無用で診察するから、秘書の貴女も協力してね?」
金剛「はい。お願いします」
救護妖精「それじゃあ、静かにしてあげてやりな~」
金剛「…………はぁ~~~~……………………」ペタン
暁「こ、金剛さん。気持ちは分かるけど、汚れちゃうわよ?」
金剛「ごめんなさい……腰が抜けて…………もう少しこのままでいさせて……」
瑞鶴「提督さん……」
……………………。
842 = 820 :
金剛「…………」ヂー
瑞鶴「…………」チラ…ボー
暁(あの二人、大丈夫かしら……)
川内(かなり参っちゃってるね……金剛さんは結局あの体勢のまま提督をずっと見てるし、瑞鶴さんはボーっとしては一目見るのを繰り返してる……)
神通(私達は邪魔になりそうですね……。部屋に戻りましょう?)
響「……………………」
電(響ちゃん?)
響(────え、ああうん。私も行くよ)
響「…………」
響(司令官……)
……………………
…………
……
843 = 820 :
提督「ん……」
提督(いかん……つい熟睡してしまったか……。────金剛、瑞鶴?)
提督「金剛、起きているか?」
金剛「ん……ぅ?」
瑞鶴「んん……──提督さん!?」
金剛「!!!」ガバッ
金剛「提督!!」
提督「すまんな、二人共。……もう十時か。いかん、寝すぎた。すぐに仕事に──」
金剛「提督……身体がおかしい所はありますか?」
提督「いや、ない。すぐに職務へ──」
パァン──!
提督「────」
金剛「…………」
瑞鶴「ちょっ……! こ、金剛さん!?」
844 = 820 :
金剛「バカ……」
提督「…………」
金剛「何……一人で背負っているんですか……」
提督「…………」
金剛「なんで……私達に頼ってくれないんですか……」
金剛「私達は、そんなに役立たずですか。信用に置けませんか」
金剛「どうしてですか……。どうしてなのですか……提督……」
提督「…………」
瑞鶴「…………」オロオロ
金剛「答えて……答えてください…………」
提督「…………」
提督「……金剛」スッ
金剛「ッ!!」ビクン
金剛「…………っ!」フルフルフル
提督「──すまなかった」ナデナデ
金剛「────────え?」キョトン
845 = 820 :
提督「お前達に苦労を掛けさせないようにしていたつもりだったが、心配させてしまった」
金剛「……………………」ジワ
金剛「────ッ!」ガバッギュゥゥ
提督「…………」ナデナデ
金剛「どうし、てですか……怒ってくれるなら……気が、楽になったのに……ひっく」
金剛「優し……されたら……ぐすっ……泣い…………ちゃ、うぁ…ぅあぁああぁぁぁぁ……!」
提督「……約束する。今後、無茶はしない」ナデナデ
金剛「ぅ、ひっく……っぅぅ…………」コクコク
提督「ちゃんと、頼りにする」ナデナデ
金剛「ぅぁ、あぁ…………ひくっ……ぐす……」コクコク
提督「嬉し泣きだけにできなくて、すまない」ナデナデ
瑞鶴「……………………」
瑞鶴(……羨ましいって思った自分が情けない)ギリ
……………………
…………
……
846 = 820 :
ダメだ。保たない。
提督みたいにならないよう今日は安静にしておきます。
>>827-828
マジでこれでした。砂糖をジャリジャリ食べてきました。甘い。気持ち悪い。吐きそう。
炭水化物を取れば良い話ですけど、小食なので食べ過ぎると今度は死ねる。
また明日投下します。
847 = 784 :
>>846お疲れさん。無理すんなよな。
848 :
乙です
健康第一。体が資本だぜよ
849 = 834 :
乙
マジで提督=>>1だったのか…
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