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元スレちひろ「プロデューサーさんが休暇を取ってる間に」
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ちひろ「結婚のために相手方のご実家へご挨拶に行ったと噂を流しておきましたよ!」
P「え? 誰にも言ってなかったのによく分かりましたねちひろさん」
ちひろ「ええ!?」
P「ドッキリです」
ちひろ「……性格良くなりましたねプロデューサーさん」
P「そりゃこんな騒動に毎度付き合わされれば皮肉の一つも言いたくなりますよ」
ちひろ「またまたー、可愛いアイドルの慌てぶりを見て楽しんでるくせに」
P「下手な子相手なら死ぬことだってありえますし、役得くらいはないとやってられません」
ちひろ「うふふ、プロデューサーさんのそういうところ、わたし好きですよ」
P「じゃあ結婚しましょうか」
ちひろ「えっ!?」
P「ドッキリです」
ちひろ「……ぐぬぬ」
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1368193397
P「え? 誰にも言ってなかったのによく分かりましたねちひろさん」
ちひろ「ええ!?」
P「ドッキリです」
ちひろ「……性格良くなりましたねプロデューサーさん」
P「そりゃこんな騒動に毎度付き合わされれば皮肉の一つも言いたくなりますよ」
ちひろ「またまたー、可愛いアイドルの慌てぶりを見て楽しんでるくせに」
P「下手な子相手なら死ぬことだってありえますし、役得くらいはないとやってられません」
ちひろ「うふふ、プロデューサーさんのそういうところ、わたし好きですよ」
P「じゃあ結婚しましょうか」
ちひろ「えっ!?」
P「ドッキリです」
ちひろ「……ぐぬぬ」
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1368193397
――
――――
ちひろ「さて、一通り打ち合わせも終わりました。トップバッターはすでに事務所に呼んであります」
P「いつも通りのすばらしい段取りですね。仕事の時もそうあってほしいですが」
ちひろ「ありがとうございます」
P「これを褒めてると思えるあなたの面の皮を見習いたい。で、それは誰ですか?」
ちひろ「モバプロきっての正妻力、渋谷凛ちゃんです」
P「いきなり重いですねぇ……」
ちひろ「最初重い方が後々楽になりますよ?」
P「どれだけやらせるつもりなんですか。というかメンツ的に重い子だらけで圧死するのが先の気がしますが」
ちひろ「まあ、頑張ってください♪」
P「可愛く言っても誤魔化されませんよ」
ちひろ「まあ、可愛いなんてそんな……。結婚しますか?」
P「いいですよ」
ちひろ「冗談ですよね?」
P「ええ、もちろん」
ちひろ「ちぇっ」
――――
ちひろ「さて、一通り打ち合わせも終わりました。トップバッターはすでに事務所に呼んであります」
P「いつも通りのすばらしい段取りですね。仕事の時もそうあってほしいですが」
ちひろ「ありがとうございます」
P「これを褒めてると思えるあなたの面の皮を見習いたい。で、それは誰ですか?」
ちひろ「モバプロきっての正妻力、渋谷凛ちゃんです」
P「いきなり重いですねぇ……」
ちひろ「最初重い方が後々楽になりますよ?」
P「どれだけやらせるつもりなんですか。というかメンツ的に重い子だらけで圧死するのが先の気がしますが」
ちひろ「まあ、頑張ってください♪」
P「可愛く言っても誤魔化されませんよ」
ちひろ「まあ、可愛いなんてそんな……。結婚しますか?」
P「いいですよ」
ちひろ「冗談ですよね?」
P「ええ、もちろん」
ちひろ「ちぇっ」
※忘れてたが参加型 >>1は凛のみ書き溜め
初っぱなから変則シチュですが縛られることなくお好きに
――
――――
凛「おかえり。プロデューサー」
P「おう」
凛「結婚、するんだ?」
P「……ああ」
凛「そっか」
P「すまん」
凛「何で謝るの? 私に関係ないじゃん」
P「……」
凛「そこで黙るんだ」
P「……すまん」
凛「……、こっちこそごめん。ちょっと意地悪だった」
P「……ああ」
凛「私がどうこう言えることでもないよね」
初っぱなから変則シチュですが縛られることなくお好きに
――
――――
凛「おかえり。プロデューサー」
P「おう」
凛「結婚、するんだ?」
P「……ああ」
凛「そっか」
P「すまん」
凛「何で謝るの? 私に関係ないじゃん」
P「……」
凛「そこで黙るんだ」
P「……すまん」
凛「……、こっちこそごめん。ちょっと意地悪だった」
P「……ああ」
凛「私がどうこう言えることでもないよね」
P「……」
凛「……」
P「……」
凛「ね、どんな人?」
P「……何が?」
凛「相手の人」
P「……っ」
凛「……プロデューサー?」
P「悪い、聞かないでくれ」
凛「?」
P「少し、出てくる」
凛「う、うん……」
凛「……」
P「……」
凛「ね、どんな人?」
P「……何が?」
凛「相手の人」
P「……っ」
凛「……プロデューサー?」
P「悪い、聞かないでくれ」
凛「?」
P「少し、出てくる」
凛「う、うん……」
――
――――
ちひろ「あら? 凛ちゃん、プロデューサーさんは?」
凛「……ちひろさん」
ちひろ「?」
凛「プロデューサー、全然嬉しそうじゃなかった」
ちひろ「……っ! ……そう」
凛「どうして?」
ちひろ「それは……」
凛「私、結婚って幸せなものだと思ってた」
ちひろ「……」
凛「なのに、なんで?」
ちひろ「凛ちゃん」
凛「?」
ちひろ「凛ちゃんにだけは、話しておくわね」
――――
ちひろ「あら? 凛ちゃん、プロデューサーさんは?」
凛「……ちひろさん」
ちひろ「?」
凛「プロデューサー、全然嬉しそうじゃなかった」
ちひろ「……っ! ……そう」
凛「どうして?」
ちひろ「それは……」
凛「私、結婚って幸せなものだと思ってた」
ちひろ「……」
凛「なのに、なんで?」
ちひろ「凛ちゃん」
凛「?」
ちひろ「凛ちゃんにだけは、話しておくわね」
>>6 マジでっ!?
――
――――
P「一旦退出して、モニター室に来ました」
ちひろ『この間の収録中にね、スポンサーに気に入られちゃって……』
P「今、ちひろさんと凛は俺の結婚話(ドッキリ)についての裏について話している」
ちひろ『それが、たちの良くない人で……』
P「要約すると、収録中たちの悪い女スポンサーに見初められた俺が
このプロダクションへの資金援助と引き替えに身請け、つまり買われたという設定だ」
凛『なに、それ』
P「ちなみにその人には裏世界の繋がりももっていて、拒否したらこのプロダクションを潰すということになってる」
凛『……ひどいよ、プロデューサーは仲間じゃないの?』
ちひろ『私たちも止めたわ。社長も、会社を潰してでもって引き留めた。でも、プロデューサーさんが……』
P「そして凛たちの代わりに俺が犠牲になるという筋書きだ」
凛『……』
――
――――
P「一旦退出して、モニター室に来ました」
ちひろ『この間の収録中にね、スポンサーに気に入られちゃって……』
P「今、ちひろさんと凛は俺の結婚話(ドッキリ)についての裏について話している」
ちひろ『それが、たちの良くない人で……』
P「要約すると、収録中たちの悪い女スポンサーに見初められた俺が
このプロダクションへの資金援助と引き替えに身請け、つまり買われたという設定だ」
凛『なに、それ』
P「ちなみにその人には裏世界の繋がりももっていて、拒否したらこのプロダクションを潰すということになってる」
凛『……ひどいよ、プロデューサーは仲間じゃないの?』
ちひろ『私たちも止めたわ。社長も、会社を潰してでもって引き留めた。でも、プロデューサーさんが……』
P「そして凛たちの代わりに俺が犠牲になるという筋書きだ」
凛『……』
最初から参加型のつもりで立てたならいいだろう
他にもそういうスレあるしな
他にもそういうスレあるしな
P「……いやありえないだろ普通。一介のプロデューサーが大金持ちに気に入られるとかどこの漫画だよ」
P「そんなんで凛が騙されるとも思えないけど、ちひろさんはなぜか自信満々でいけるって言ってたんだよなぁ」
ちひろ『……』
P「……あと、話の流れ的に確実にまずくなるでしょうからそこは止めてくださいねとか言ってたけどなんだろうな」
凛『……バカ』
P「お、そろそろ次のシーンの準備だな、屋上に向かわないと……」
凛『……みんな、バカ』
ちひろ『……』
凛『……私も、バカ』
ちひろ『凛ちゃん』
凛『……私、あの人にひどいこと言った』
ちひろ『……』
凛『どうしたらいい?』
ちひろ『……たぶん、屋上にいると思うわ』
P「そんなんで凛が騙されるとも思えないけど、ちひろさんはなぜか自信満々でいけるって言ってたんだよなぁ」
ちひろ『……』
P「……あと、話の流れ的に確実にまずくなるでしょうからそこは止めてくださいねとか言ってたけどなんだろうな」
凛『……バカ』
P「お、そろそろ次のシーンの準備だな、屋上に向かわないと……」
凛『……みんな、バカ』
ちひろ『……』
凛『……私も、バカ』
ちひろ『凛ちゃん』
凛『……私、あの人にひどいこと言った』
ちひろ『……』
凛『どうしたらいい?』
ちひろ『……たぶん、屋上にいると思うわ』
上条さんとアイテムのとかあるしいいんじゃね?
細かいルールとか知らんけど
細かいルールとか知らんけど
――
――――
凛「……ここにいたんだ」
P「急に空が見たくなってな」
凛「……」
P「マリッジブルーって奴だ、……って逆か、ははっ」
凛「……ちひろさんから聞いた」
P「……。そう、か」
凛「どうして?」
P「そいつはなんについてのどうしてだ?」
凛「……どうして、なにも言ってくれなかったの?」
P「お前らに話してどうなる」
――――
凛「……ここにいたんだ」
P「急に空が見たくなってな」
凛「……」
P「マリッジブルーって奴だ、……って逆か、ははっ」
凛「……ちひろさんから聞いた」
P「……。そう、か」
凛「どうして?」
P「そいつはなんについてのどうしてだ?」
凛「……どうして、なにも言ってくれなかったの?」
P「お前らに話してどうなる」
のっとりは作者が許可している場合でも禁止だけど
参加型はOKのはず
参加型はOKのはず
凛「っ」
P「プロダクションがなくなる。それがどういう意味か分かるか?」
凛「……でも」
P「他に移籍したって実績もなければ名前も売れてないお前らだ。
まともな仕事なんて回してもらえない。いや、仕事ならまだましだ」
凛「……」
P「じゃあ、諦めるか? アイドルを諦めて普通の人間になって……。
お前だけならいいかもしれない。でも、社長は? ちひろさんは?
他にも俺たちに関わっている全ての人の夢を、一緒に捨てられるのか?
そんな重さに、お前は耐えられるのか?」
凛「……」
P「確かにお前たちの知名度はまだまだ低い
でも力は確実についてきてる
ここでなら、きっとお前たちはいつか花開くはずなんだ」
凛「……」
P「……頼む。お前らの、トップアイドルのプロデューサーだったんだっていう誇りを、俺に残してくれないか」
凛「……」
P「凛っ」
P「プロダクションがなくなる。それがどういう意味か分かるか?」
凛「……でも」
P「他に移籍したって実績もなければ名前も売れてないお前らだ。
まともな仕事なんて回してもらえない。いや、仕事ならまだましだ」
凛「……」
P「じゃあ、諦めるか? アイドルを諦めて普通の人間になって……。
お前だけならいいかもしれない。でも、社長は? ちひろさんは?
他にも俺たちに関わっている全ての人の夢を、一緒に捨てられるのか?
そんな重さに、お前は耐えられるのか?」
凛「……」
P「確かにお前たちの知名度はまだまだ低い
でも力は確実についてきてる
ここでなら、きっとお前たちはいつか花開くはずなんだ」
凛「……」
P「……頼む。お前らの、トップアイドルのプロデューサーだったんだっていう誇りを、俺に残してくれないか」
凛「……」
P「凛っ」
凛「……確かに、アイドルは小さい頃からの夢だよ」
P「……ああ」
凛「今でも、諦めるなんて夢にも思えない」
P「だったら……」
凛「でも、今の夢はちょっと違うの」
P「っ」
凛「アイドルになって、テレビに出て、歌を歌って……。そのあとにね?
それが終わったら、ここはよかった、ここはダメだったって言ってもらって
そして、最後に、頑張ったな、って笑いながら頭をなでてくれる人がいる」
凛「それがね、今の私の夢だよ」
P「……凛」
凛「あなたが側で見ててくれないと、やだ」
P「……」
凛「あなたがいなくちゃ、意味ないよ」
P「……」
凛「私、あなたが」
P「駄目だ」
凛「っ」
P「俺は戻る。……凛はちょっとここで頭冷やしてけ」
凛「……っ、プロデューサー!!!」
P「……ああ」
凛「今でも、諦めるなんて夢にも思えない」
P「だったら……」
凛「でも、今の夢はちょっと違うの」
P「っ」
凛「アイドルになって、テレビに出て、歌を歌って……。そのあとにね?
それが終わったら、ここはよかった、ここはダメだったって言ってもらって
そして、最後に、頑張ったな、って笑いながら頭をなでてくれる人がいる」
凛「それがね、今の私の夢だよ」
P「……凛」
凛「あなたが側で見ててくれないと、やだ」
P「……」
凛「あなたがいなくちゃ、意味ないよ」
P「……」
凛「私、あなたが」
P「駄目だ」
凛「っ」
P「俺は戻る。……凛はちょっとここで頭冷やしてけ」
凛「……っ、プロデューサー!!!」
――
――――
凛「待ってよプロデューサー! ……っ!?」
テッテレー
ちひろ「はい、ドッキリ大成功~~~!」
凛「!?!?!?」
ちひろ「結婚とか悪徳スポンサーとか嘘です」
凛「……」
凛「…………」
ギギギギギ
凛「……プロ、デューサー?」
P「ごめんなさいでした!!!」
凛「……」
P「……凛?」
凛「……」
P「……凛、さん?」
――――
凛「待ってよプロデューサー! ……っ!?」
テッテレー
ちひろ「はい、ドッキリ大成功~~~!」
凛「!?!?!?」
ちひろ「結婚とか悪徳スポンサーとか嘘です」
凛「……」
凛「…………」
ギギギギギ
凛「……プロ、デューサー?」
P「ごめんなさいでした!!!」
凛「……」
P「……凛?」
凛「……」
P「……凛、さん?」
凛「バカ」
P「……ぉう」
凛「サイテー」
P「……ぐぅ」
凛「すごい、心配したのに」
P「あぅあぅあぅ……」
凛「……一週間」
P「?」
凛「一週間の予定、全部私にくれたら許してあげる」
P「ぐはっ……!?」
凛「……ダメ?」
P「あぐぐ……。ちょっと待て、何とかやりくりして……」
凛「……なんてね」
P「???」
凛「ふふ、ドッキリのお返し」
P「」
凛「ビックリした?」
P「」
凛「? プロデューサー?」
ちひろ「……気絶してますね」
凛「……はぁ」
P「……ぉう」
凛「サイテー」
P「……ぐぅ」
凛「すごい、心配したのに」
P「あぅあぅあぅ……」
凛「……一週間」
P「?」
凛「一週間の予定、全部私にくれたら許してあげる」
P「ぐはっ……!?」
凛「……ダメ?」
P「あぐぐ……。ちょっと待て、何とかやりくりして……」
凛「……なんてね」
P「???」
凛「ふふ、ドッキリのお返し」
P「」
凛「ビックリした?」
P「」
凛「? プロデューサー?」
ちひろ「……気絶してますね」
凛「……はぁ」
乙
こういう時ままゆや和久井さんが来ると鉄板すぎてかえってあれ何で他の子が見たい気もするww
こういう時ままゆや和久井さんが来ると鉄板すぎてかえってあれ何で他の子が見たい気もするww
レギュレーションがいまいちわからん
Pが休暇を取ったのは婚約者の田舎に行くため」が共通条件? それ以外は自由?
Pが休暇を取ったのは婚約者の田舎に行くため」が共通条件? それ以外は自由?
>>1だがちくしょうなぜ誰も投下しないんだ
ちひろ「さあ次のプロデューサードッキリチャレンジはー?」
P「……、!? いやあれはシャレになりませんて!!」
ちひろ「シャレにならないのはあれに限った話でもないですけどねー」
P「……実際俺、よく生きてますよね」
ちひろ「実は死ぬたびに生き返ってるんじゃありません?」
P「この人でなし!」
ちひろ「ふふふ、まああることないこと吹き込んだのでいい感じに煮詰まってますよ?」
P「いやいや俺はまだ死にたくないんですが」
ちひろ「アイドルの可愛い姿を見るためですよ?」
P「……しかし」
ちひろ「大丈夫骨は拾ってあげますよ」
P「……任せましたよ、死んだら化けて出てやりますから」
ちひろ「あら、私のところに出てくれるなんて光栄ですね!」
P「そういう意味じゃねえ!!」
ちひろ「さあ次のプロデューサードッキリチャレンジはー?」
P「……、!? いやあれはシャレになりませんて!!」
ちひろ「シャレにならないのはあれに限った話でもないですけどねー」
P「……実際俺、よく生きてますよね」
ちひろ「実は死ぬたびに生き返ってるんじゃありません?」
P「この人でなし!」
ちひろ「ふふふ、まああることないこと吹き込んだのでいい感じに煮詰まってますよ?」
P「いやいや俺はまだ死にたくないんですが」
ちひろ「アイドルの可愛い姿を見るためですよ?」
P「……しかし」
ちひろ「大丈夫骨は拾ってあげますよ」
P「……任せましたよ、死んだら化けて出てやりますから」
ちひろ「あら、私のところに出てくれるなんて光栄ですね!」
P「そういう意味じゃねえ!!」
※正直キャラ合ってるか分からん
――
――――
P「……ただいま」
巴「……」
P「巴?」
巴「……」
P「……巴さん?」
巴「聞こえんのう」
P「!?」
巴「ぶんぶん虫がうるさいわ」
P「え」
巴「……」
P「……」
巴「……ふん」
P「その……、巴。怒ってるのか?」
巴「なんでうちが怒る必要があるんじゃ!」
P「いや、その……。結婚の件で」
巴「……ふんっ」
P「……」
巴「まあ怒っとるんとは違うが、言わせてもらわないかんことはあるのぅ」
――
――――
P「……ただいま」
巴「……」
P「巴?」
巴「……」
P「……巴さん?」
巴「聞こえんのう」
P「!?」
巴「ぶんぶん虫がうるさいわ」
P「え」
巴「……」
P「……」
巴「……ふん」
P「その……、巴。怒ってるのか?」
巴「なんでうちが怒る必要があるんじゃ!」
P「いや、その……。結婚の件で」
巴「……ふんっ」
P「……」
巴「まあ怒っとるんとは違うが、言わせてもらわないかんことはあるのぅ」
P「……」
巴「Pよ、うちと組んだ最初の時、アンタなんちゅーた」
P「……」
巴「巴をトップアイドルにしてやる、そういうたよな?」
P「……」
巴「うちはこがーちゃらちゃらのひらひらはよう着らん
けど目の中にアンタの本気を感じたけぇアイドルやっとった」
P「……」
巴「売れん時は悲惨じゃったな。二人で一つのカップ麺食うのがやっとじゃったり車で雑魚寝もいつものことじゃったのう」
P「……」
巴「それでもうちは楽しめとった。衣装なんかはともかく
アンタの本気でトップアイドルにしてやるっていう心意気を感じたからじゃ」
P「……」
巴「その甲斐もあってうちもそれなりに名前が売れ出したわ
しかし道は半ば、アンタの言うたトップアイドルはこんなもんじゃないじゃろ」
P「……」
巴「それを……」
P「……」
巴「ここで、アンタが手を離すんかっ! 女にうつつを抜かして結婚かっ!」
P「……別に事務所を辞めるわけじゃないぞ」
巴「……そ、そんな半端が通る思うんか!!」
巴「Pよ、うちと組んだ最初の時、アンタなんちゅーた」
P「……」
巴「巴をトップアイドルにしてやる、そういうたよな?」
P「……」
巴「うちはこがーちゃらちゃらのひらひらはよう着らん
けど目の中にアンタの本気を感じたけぇアイドルやっとった」
P「……」
巴「売れん時は悲惨じゃったな。二人で一つのカップ麺食うのがやっとじゃったり車で雑魚寝もいつものことじゃったのう」
P「……」
巴「それでもうちは楽しめとった。衣装なんかはともかく
アンタの本気でトップアイドルにしてやるっていう心意気を感じたからじゃ」
P「……」
巴「その甲斐もあってうちもそれなりに名前が売れ出したわ
しかし道は半ば、アンタの言うたトップアイドルはこんなもんじゃないじゃろ」
P「……」
巴「それを……」
P「……」
巴「ここで、アンタが手を離すんかっ! 女にうつつを抜かして結婚かっ!」
P「……別に事務所を辞めるわけじゃないぞ」
巴「……そ、そんな半端が通る思うんか!!」
P「……」
巴「トップアイドルにするっちゅーことは生半可なことと違うじゃろ
女をあ、愛するのと、同じようなことじゃ」
P「……」
巴「Pよ、アンタ二人の女を愛せるんか」
P「……それは」
巴「アンタはそんな器用な男と違うんじゃ」
P「……じゃあ、どうしろって言うんだ」
巴「別れぇ」
P「!?」
巴「ちぃと話つけちゃるけぇ、呼び出しぃ」
P「……それはできない」
巴「あ?」
P「……」
巴「いまなんちゅーた」
P「できない、といった」
巴「……聞こえん」
P「……できないんだ、それは」
巴「……」
P「……」
巴「トップアイドルにするっちゅーことは生半可なことと違うじゃろ
女をあ、愛するのと、同じようなことじゃ」
P「……」
巴「Pよ、アンタ二人の女を愛せるんか」
P「……それは」
巴「アンタはそんな器用な男と違うんじゃ」
P「……じゃあ、どうしろって言うんだ」
巴「別れぇ」
P「!?」
巴「ちぃと話つけちゃるけぇ、呼び出しぃ」
P「……それはできない」
巴「あ?」
P「……」
巴「いまなんちゅーた」
P「できない、といった」
巴「……聞こえん」
P「……できないんだ、それは」
巴「……」
P「……」
巴「なあ、P」
P「……」
巴「……うちとの約束と、その女。どっちが大事なんじゃ」
P「……」
巴「……答えられんか」
巴「勝手に盛り上がって、張り切って、アンタが喜ぶ顔が嬉しくて」
P「……」
巴「その裏であんたは好きな女とよろしくやっとって」
P「」
巴「そんなん、うちが阿呆みたいじゃ……」
P「……」
巴「……もうええ。そんなに好きなら勝手にせぇ」
P「……」
巴「ただ、……担当は代わってくれ。しばらく顔は見とうないんじゃ」
P「……、いやだ」
巴「!?」
P「……」
巴「……うちとの約束と、その女。どっちが大事なんじゃ」
P「……」
巴「……答えられんか」
巴「勝手に盛り上がって、張り切って、アンタが喜ぶ顔が嬉しくて」
P「……」
巴「その裏であんたは好きな女とよろしくやっとって」
P「」
巴「そんなん、うちが阿呆みたいじゃ……」
P「……」
巴「……もうええ。そんなに好きなら勝手にせぇ」
P「……」
巴「ただ、……担当は代わってくれ。しばらく顔は見とうないんじゃ」
P「……、いやだ」
巴「!?」
P「俺は巴と離れたくない」
巴「……な、なにを今更。だったらその女を連れてこんかい!」
P「それはできない」
巴「……ふざけちょるんか?」
P「そうじゃない」
巴「?? なにを言ってるんじゃ」
P「……」
スッ
テッテレーッ
ちひろ「どっきり大成功、ですねっ」
巴「」
巴「……な、なにを今更。だったらその女を連れてこんかい!」
P「それはできない」
巴「……ふざけちょるんか?」
P「そうじゃない」
巴「?? なにを言ってるんじゃ」
P「……」
スッ
テッテレーッ
ちひろ「どっきり大成功、ですねっ」
巴「」
――
――――
ちひろ「うふふふふー」
巴「」
ちひろ「……『勝手に盛り上がって、張り切って、アンタが喜ぶ顔が嬉しくて』」
巴「!!」
ちひろ「……『うちが阿呆みたいやないか……』」
巴「……」
ブルブル
ちひろ「いやー巴ちゃん可愛いですねぇ……」
P「……ノーコメントで」
巴「……ふ、ふふふふふ」
ちひろ「あら?」
巴「……二人とも、覚悟はええんじゃろな……?」
ちひろ「あらあらー?」
P「……お手柔らかにお願いします」
巴「さーて、のぅ……?」
ニヤァ
ちひろ・P「」
ちひろ「いやーあやうく泣いたり笑ったりできなくなるところでしたね」
P「」
ちひろ「あら、プロデューサーさん? プロデューサーさーん?」
P「」
ちひろ「……まあそのうち起きるでしょ。今のうちに次の仕込みを……」
P「」
おわり
――――
ちひろ「うふふふふー」
巴「」
ちひろ「……『勝手に盛り上がって、張り切って、アンタが喜ぶ顔が嬉しくて』」
巴「!!」
ちひろ「……『うちが阿呆みたいやないか……』」
巴「……」
ブルブル
ちひろ「いやー巴ちゃん可愛いですねぇ……」
P「……ノーコメントで」
巴「……ふ、ふふふふふ」
ちひろ「あら?」
巴「……二人とも、覚悟はええんじゃろな……?」
ちひろ「あらあらー?」
P「……お手柔らかにお願いします」
巴「さーて、のぅ……?」
ニヤァ
ちひろ・P「」
ちひろ「いやーあやうく泣いたり笑ったりできなくなるところでしたね」
P「」
ちひろ「あら、プロデューサーさん? プロデューサーさーん?」
P「」
ちひろ「……まあそのうち起きるでしょ。今のうちに次の仕込みを……」
P「」
おわり
「結婚するんだ」
事務所のデスクでパソコンと睨めっこしていた俺は呟くように言う。
隣のデスクでアクセサリー作りに没頭していた裕美は
少し不思議そうな顔でこちらを見る。
「誰が…?」
…あ、あれ?
…ちひろさん噂は流したって言ってたはずだけど…?
事務所のデスクでパソコンと睨めっこしていた俺は呟くように言う。
隣のデスクでアクセサリー作りに没頭していた裕美は
少し不思議そうな顔でこちらを見る。
「誰が…?」
…あ、あれ?
…ちひろさん噂は流したって言ってたはずだけど…?
「お、俺…かな?」
「そうなの?」
裕美は少しびっくりした顔で俺を見る。
「あっ、あぁ…」
裕美が偶然聞いていないだけなのだろうか…?
「えっ、えっと…?」
「こういう時なんて言えばいいんだろうね…?」
「そうなの?」
裕美は少しびっくりした顔で俺を見る。
「あっ、あぁ…」
裕美が偶然聞いていないだけなのだろうか…?
「えっ、えっと…?」
「こういう時なんて言えばいいんだろうね…?」
「お、おめでとう…?」
「お、おう。ありがとう」
凄く調子が狂う。
「そっか…プロデューサーもそういう歳だもんね…」
裕美は少し寂しそうに笑う。
「お、おう。ありがとう」
凄く調子が狂う。
「そっか…プロデューサーもそういう歳だもんね…」
裕美は少し寂しそうに笑う。
「お仕事は…」
「プロデューサーは…続けるんだよね…?」
少し不安そうにこちらを見つめてくる裕美。
「…そうだな。お前らをほっぽっとくほど無責任じゃないからな」
正直そこまで設定を考えていなかった。
「そっか」
そう言うと裕美は視線を作りかけのアクセサリーを持った手元に戻す。
「プロデューサーは…続けるんだよね…?」
少し不安そうにこちらを見つめてくる裕美。
「…そうだな。お前らをほっぽっとくほど無責任じゃないからな」
正直そこまで設定を考えていなかった。
「そっか」
そう言うと裕美は視線を作りかけのアクセサリーを持った手元に戻す。
「えっとさ…」
俺はなんとも言えない空気になりそうだったのを遮って一言。
「嘘なんだ。結婚の話」
「な、なんちゃってってやつ…?」
何も反応が無いので振り向くいて裕美の方を見てみると
裕美はソファから立ち上がってゆっくりと俺の隣まで歩いてくる。
俺はなんとも言えない空気になりそうだったのを遮って一言。
「嘘なんだ。結婚の話」
「な、なんちゃってってやつ…?」
何も反応が無いので振り向くいて裕美の方を見てみると
裕美はソファから立ち上がってゆっくりと俺の隣まで歩いてくる。
「うん、知ってるよ」
はは、やっぱりか…。
「バレてたかぁ…」
「あはは、私をアイドルにしたのはプロデューサーさんだよ…?」
「演技のお仕事だって一杯したし…」
そうだったな。
「えへへ、そういえば、私の演技どうだったかな?」
「参った、完敗だよ」
俺がそう言って両手をあげて降参のポーズをすると
ニコリと笑顔を浮かべる裕美。
こりゃもう騙せそうにないな…。
はは、やっぱりか…。
「バレてたかぁ…」
「あはは、私をアイドルにしたのはプロデューサーさんだよ…?」
「演技のお仕事だって一杯したし…」
そうだったな。
「えへへ、そういえば、私の演技どうだったかな?」
「参った、完敗だよ」
俺がそう言って両手をあげて降参のポーズをすると
ニコリと笑顔を浮かべる裕美。
こりゃもう騙せそうにないな…。
裕美は小さく微笑みを浮かべながら事務所の窓を開けて深呼吸をする。
「それに……」
『嘘つきさんがモテるはずないもんね?』
ごもっともだ。
開いた窓ガラスに映る俺は苦笑いを浮かべていた。
END
「それに……」
『嘘つきさんがモテるはずないもんね?』
ごもっともだ。
開いた窓ガラスに映る俺は苦笑いを浮かべていた。
END
なるほどとは言ったが正直自分の頭のせいかいまいち流れが掴めてない気がする
プロデューサーは嘘をついてるけど、それを『嘘つきはモテない』でとがめてるというか釘を刺した?
それとも逆に、バレバレだし、嘘がつけない(下手な)Pさんのことが……、的な流れ?
あと裕美の演技に完敗ってことは裕美さん嘘つき上手ってことになるけどそこはコンプレックス的ななにか?
そんな風に考えてみたんだ
プロデューサーは嘘をついてるけど、それを『嘘つきはモテない』でとがめてるというか釘を刺した?
それとも逆に、バレバレだし、嘘がつけない(下手な)Pさんのことが……、的な流れ?
あと裕美の演技に完敗ってことは裕美さん嘘つき上手ってことになるけどそこはコンプレックス的ななにか?
そんな風に考えてみたんだ
そんなに難しく考えなくてもいい感じなの。
演技が下手なプロデューサー
↓
気づいているけど乗ってあげる裕美
↓
ネタばらし
↓
私も演技だったよ。騙されてくれたかな?
↓
参った、完敗だよ
↓
嘘つきさんはモテないよ(嘘吐く人が好かれて結婚出来るわけないよね)っていう裕美の意地悪
演技が下手なプロデューサー
↓
気づいているけど乗ってあげる裕美
↓
ネタばらし
↓
私も演技だったよ。騙されてくれたかな?
↓
参った、完敗だよ
↓
嘘つきさんはモテないよ(嘘吐く人が好かれて結婚出来るわけないよね)っていう裕美の意地悪
解説おありがとうござい、納得いたしました
地の文の雰囲気もいいですな
地の文の雰囲気もいいですな
ばたーんっ
李衣菜「ぷぷっぷろぷろプロデューサー!!」
P「どうした李衣菜、えらくロックな登場だな」
P(ターゲットは李衣菜か……可愛い反応をしてくれそうだ)
李衣菜「えっそうですか? いやー参っちゃうなぁ……って違いますよ!」
李衣菜「プロデューサー、結婚するってホントですか!?」
P「あぁ、そうだよ。この前の休暇に、向こうのご両親にも挨拶しに行った」
李衣菜「あ、挨拶……!」フラッ
李衣菜「ぷぷっぷろぷろプロデューサー!!」
P「どうした李衣菜、えらくロックな登場だな」
P(ターゲットは李衣菜か……可愛い反応をしてくれそうだ)
李衣菜「えっそうですか? いやー参っちゃうなぁ……って違いますよ!」
李衣菜「プロデューサー、結婚するってホントですか!?」
P「あぁ、そうだよ。この前の休暇に、向こうのご両親にも挨拶しに行った」
李衣菜「あ、挨拶……!」フラッ
P「どうしたんだ李衣菜、顔真っ青じゃないか」
李衣菜「だって、だって! ほ、ホントに? ホントに結婚しちゃう、の……?」
P「そう言ってるだろう? まぁ、確かにみんなにはすぐ言うべきだと思ったけど」
李衣菜「そんな……なんで」
P「なんでって……俺だって男だ、好きな女性くらい――」
李衣菜「だ、ダメッ!!」
P「!」
李衣菜「だって、だって! ほ、ホントに? ホントに結婚しちゃう、の……?」
P「そう言ってるだろう? まぁ、確かにみんなにはすぐ言うべきだと思ったけど」
李衣菜「そんな……なんで」
P「なんでって……俺だって男だ、好きな女性くらい――」
李衣菜「だ、ダメッ!!」
P「!」
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