私的良スレ書庫
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元スレちひろ「プロデューサーさんが記憶喪失!?」
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まゆ「まゆお弁当作ってきましたぁ」
モバP「あー今日は弁当を持ってきてるから...悪いな」
........
桃華「Pちゃま本日はわたくしとディナーをご一緒しませんか?」
モバP「すまん。今日は接待があってだな」
.......
楓「折角2人で帰るんですからお酒でも飲んで行きませんか?」
モバP「この後まだ仕事があるんで.....」
.......
凛「プロデューサー。私の散歩に行こうよ」
モバP「頼むから1人で行ってくれ」
ちひろ「.....プロデューサーさん凄く気になってることを聞いてもいいですか?」
モバP「なんでしょう」カタカタ
ちひろ「なんかアイドルのこと避けていませんか?」
モバP「....」
モバP「やっぱりわかりますか?」
ちひろ「アイドルが入り始めの頃はそんなことなかったじゃないですか」
モバP「最初は俺も普通に接したんですけど徐々にアイドルたちの行動がエスカレートしていってる気がしたんで....」
モバP「このままだと週刊誌に書かれたりとかして大変かなって思ったんですよ」
モバP「俺の自意識が過剰なだけなんですかね?」
ちひろ「いえプロデューサーとしては間違ってはいないと思いますけど」
ちひろ「ただアイドルの中ではプロデューサーさんに嫌われたんじゃないかという声が....」
モバP「難しいものですね。俺の口からそれを伝えても傷ついてしまうだろうし」
ちひろ「大丈夫ですよ。私からそれとなく伝えておきます。
モバP「いいんですか?」
ちひろ「このままあの子達が落ち込んでいるのも見て入られませんし」
モバP「すみませんお願いします」
モバP「じゃ、今からスタジオに顔を出しに行くので」
ちひろ「はい。いってらっしゃい」
......
数時間後
ちひろ「......」カタカタ
プルルルル
ピ
ちひろ「はい。○○プロの千川です」
ちひろ「え?? スタジオのセットが倒れてうちのプロデューサーが下敷きに!?」
ちひろ「はい。はい。搬送先の病院は....かしこまりました」
ピ
ちひろ「プロデューサーさん.....」
......
病院
ガチャ
ちひろ「失礼します」
医者「あなたがモバPさんの会社の人ですか?」
ちひろ「はい」
医者「本来ならばご家族の方に聞いてもらいたい話なんですけど」
医者「連絡がとれないということなので代わりにお願いします」
ちひろ「はい。それでプロデューサーさんは....」
凛…間違って私のって言っちゃったんだよな?!
私のじゃなく私との間違いだよな?!
私のじゃなく私との間違いだよな?!
医者「そんなに構えないでください。軽症ですよ」
医者「外傷は頭を少し切ったくらいです」
医者「搬送中に意識が目覚めましたし」
ちひろ「そうなんですね。よかったぁ」
医者「ただ.....セットに押し倒される際に頭を打ったようで」
医者「記憶に混乱が見られます」
ちひろ「混乱.....」
医者「記憶喪失というやつですね」
医者「一時的なものですぐに記憶は戻ると考えられます」
医者「ただ頭を打っているので精密な検査は必要かと」
ちひろ「えっとなにもかも忘れているってことですか?」
医者「はい。あなたのことも自分のことも」
ちひろ「そんな....」
医者「本人の方が辛いでしょうから優しく接してあげてください」
.....
ちひろ「.....」
コンコン
ちひろ「失礼します」
モバP「.....どちら様、ですか?」
ちひろ(ああ、覚悟をしていたつもりだけどやっぱり効くわ)
ちひろ「初めまして、になるんですかね」
ちひろ「千川ちひろです。思い出せませんか?」
モバP「....すみません」
ちひろ「...そうですか」
モバP「気を遣わせてしまって申し訳ないです」
ちひろ「いえ、ゆっくり思い出していきましょう」
ちひろ「不安でしょうけど私が協力してあげます」
モバP「そういっていただけると安心します」
ガラガラ
凛「プロデューサー!」
モバP「ぷろ...誰ですか?」
凛「え....」
ちひろ「実はね凛ちゃん」
....
ちひろ説明中
凛「嘘でしょ....」
ちひろ「それが本当なんです」
モバP「すみません」
凛「そんな....」
凛「プロデューサー覚えてないの?」
凛「私の飼い主だったこと」
ちひろ「え」
モバP「え」
モバP「僕はあなたの飼い主....ああ!」
モバP「雇い主の間違いですよね!」
モバP「僕は社長か何かなんですかね?」
凛「違うよ。文字通り飼い主」
モバP「」
ちひろ「いやちが.....もごごご!」
凛「公園で首輪を付けて散歩とかしたの覚えてない?」
モバP「僕そんなことしてたんですか?」
モバP「それもこんな可愛らしい学生相手に....」
モバP「僕はやばいやつなのかもしれない....」
>>14
これから本物(意味深)にするからへーきへーき
これから本物(意味深)にするからへーきへーき
アイドルたちは、これぞチャンスと刷り込み始めるのか
いいぞもっとやれ
いいぞもっとやれ
ちひろ「ちょ、ちょっと凛ちゃんなに言ってるの!」ヒソヒソ
凛「止めないで。今がチャンスなんだから」ヒソヒソ
ちひろ(あ、これはプロデューサーさん距離置くわ)
ガラガラ
まゆ「話は聞かせてもらいましたぁ」
ちひろ(ああ面倒なのがもう1人!)
まゆ「その人に騙されないでください。プロデューサーさんの彼女であったまゆの話を聞いてください」
モバP「ええ! 僕、彼女がいたんですか!?」
まゆ「証拠に....このキス写真です♪」
モバP「ほ、ほんとだ....」
まゆ「もしかしたらぁキスをすれば記憶が戻る可能性があるのでまゆと___」
凛「このストーカーの話は信じなくていいから」
凛「写真もただのコラだし」
まゆ「うふふ、ワンちゃんがなにか言ってますけど畜生は無視してまゆとキスしましょう」
凛「は?」
モバP「えっとあの」
ちひろ(いけないこのままだとプロデューサーさんが……)
ちひろ(それにまた他のアイドルがここにやって来たらさらに地獄絵図に……)
ちひろ「……!」ガバ
凛「ちひろさん!?」
まゆ「まゆの邪魔するんですかぁ?」
ちひろ「わ、私が取り押さえている間にプロデューサーさんはどこか遠くに逃げてください!」
ちひろ「着替えは私のカバンの中に入っているので!」
モバP「え……でも……」
ちひろ「いいから! ここにプロデューサーさんがいると血の雨が降るかもしれません!」
モバP「わ、わかりました!」タッタッタ
ちひろ(それにまた他のアイドルがここにやって来たらさらに地獄絵図に……)
ちひろ「……!」ガバ
凛「ちひろさん!?」
まゆ「まゆの邪魔するんですかぁ?」
ちひろ「わ、私が取り押さえている間にプロデューサーさんはどこか遠くに逃げてください!」
ちひろ「着替えは私のカバンの中に入っているので!」
モバP「え……でも……」
ちひろ「いいから! ここにプロデューサーさんがいると血の雨が降るかもしれません!」
モバP「わ、わかりました!」タッタッタ
……
道路
モバP「とりあえず公衆トイレで着替えたけど」
モバP「ここはどこなんだろう」
モバP「それにぼくは一体……」
モバP(あの二人の話を聞くと僕は女子高生のペットを飼っていて)
モバP(凄くラブラブ? だった女子高生っぽい彼女がいたらしい)
モバP「……僕はもしかしたら性犯罪者なのか?」
道路
モバP「とりあえず公衆トイレで着替えたけど」
モバP「ここはどこなんだろう」
モバP「それにぼくは一体……」
モバP(あの二人の話を聞くと僕は女子高生のペットを飼っていて)
モバP(凄くラブラブ? だった女子高生っぽい彼女がいたらしい)
モバP「……僕はもしかしたら性犯罪者なのか?」
薫(あ、せんせぇだー!)
薫(ちょうど今からじむしょに行くところだったから一緒に――)
薫(……最近せんせぇかおると全然遊んでくれなかったしおしごとで忙しいのかも)
モバP「……」オロオロ
薫(でもなんだか困ってるみたいだしかおるが助けてあげよう!)
薫「せんせぇ!」
モバP「!」
モバP(このランドセルを背負った少女は……)
モバP(そういえばさっき僕のことを先生って)
モバP「!」
モバP(そうか! 僕は教師なんだ!)
モバP(きっとさっきの子達は元教え子で、記憶喪失をいいことに僕をからかったんだ)
モバP(あの大人の女性の方もきっと教員の同僚だ)
薫「せんせぇ……考え事?」
モバP「あ、うん。実は先生はね。昔のことを全部忘れてしまったんだ」
薫「えぇー! じゃあ、かおるも覚えてない?」
モバP「ごめんね」
薫「そんなぁ……」
モバP「そんな顔しないで。今思い出すからさ」
モバP「僕についてなにか答えられる?」
薫「せんせぇについて……? んー、優しかった!」
モバP「も、もっと具体的なのはないかな?」
薫「いっぱい遊んでくれた!」
モバP「あ、うん。実は先生はね。昔のことを全部忘れてしまったんだ」
薫「えぇー! じゃあ、かおるも覚えてない?」
モバP「ごめんね」
薫「そんなぁ……」
モバP「そんな顔しないで。今思い出すからさ」
モバP「僕についてなにか答えられる?」
薫「せんせぇについて……? んー、優しかった!」
モバP「も、もっと具体的なのはないかな?」
薫「いっぱい遊んでくれた!」
モバP「……質問を変えようか」
モバP「僕はえっとー薫ちゃんでいいのかな」
モバP「薫ちゃんになにを教えていたのかな」
薫「んーおとな(のおしごと)について!」
モバP「大人について?」
モバP(このくらいの年齢の子の教師が大人についてを教えるなんてこと……)
モバP「!」
モバP「僕はえっとー薫ちゃんでいいのかな」
モバP「薫ちゃんになにを教えていたのかな」
薫「んーおとな(のおしごと)について!」
モバP「大人について?」
モバP(このくらいの年齢の子の教師が大人についてを教えるなんてこと……)
モバP「!」
……
モバP「かおる、今日も大人について教えてやるよ」グヘヘ
薫「せんせぇ! 今日もしっかり教えてくださいねっ!」
……
モバP「あわあわわわわ!」
薫「せんせぇ?」
モバP(この子にとって僕は夜の教師だったのか!)
モバP(く……! やはり僕は性犯罪者だ!)
モバP「すまない! これ以上君とは一緒にいられない!」
薫「あ、せんせぇ! どこいくのー!?」
モバP「かおる、今日も大人について教えてやるよ」グヘヘ
薫「せんせぇ! 今日もしっかり教えてくださいねっ!」
……
モバP「あわあわわわわ!」
薫「せんせぇ?」
モバP(この子にとって僕は夜の教師だったのか!)
モバP(く……! やはり僕は性犯罪者だ!)
モバP「すまない! これ以上君とは一緒にいられない!」
薫「あ、せんせぇ! どこいくのー!?」
公園
キーキー
モバP「……」
モバP(ブランコに座ってもう何時間が経っただろう)
モバP「僕はこの世にいてはいけない存在なのかもしれない」
モバP「いっそ、ここから見えるあのビルから」
智絵里(あ……プロデューサーさんだ……)
キーキー
モバP「……」
モバP(ブランコに座ってもう何時間が経っただろう)
モバP「僕はこの世にいてはいけない存在なのかもしれない」
モバP「いっそ、ここから見えるあのビルから」
智絵里(あ……プロデューサーさんだ……)
智絵里「ぷ――」
智絵里「……」
智絵里(そういえば私最近プロデューサーさんに嫌われてるんだった……)
智絵里(プロデューサーさん……最近一緒に四葉のクローバー探しを手伝ってくれなくなって)
智絵里(避けられてる気がするし……)
モバP「……」
智絵里(でも……なにか思いつめた様子……)
智絵里「プロデューサーさん?」
モバP「ん? 君は……」
智絵里「……」
智絵里(そういえば私最近プロデューサーさんに嫌われてるんだった……)
智絵里(プロデューサーさん……最近一緒に四葉のクローバー探しを手伝ってくれなくなって)
智絵里(避けられてる気がするし……)
モバP「……」
智絵里(でも……なにか思いつめた様子……)
智絵里「プロデューサーさん?」
モバP「ん? 君は……」
モバP「そうですか。君も僕の被害者なんですね」
智絵里「被害者……? ごめんなさい……よく、わからないです……」
モバP「実は今の僕は記憶喪失なんです」
智絵里「え……? そんな……」
智絵里「私のことも……忘れてしまったんですか……?」
モバP「どうやらその様です。それでこの性犯罪者である僕に君はなにをされたんですか?」
智絵里「性犯罪者……いえ……プロデューサーさんはそんな人じゃ……」
モバP「じゃあ僕は一体なにものだって言うんですか!」
智絵里「プロデューサーさんは……」
智絵里「……」
智絵里「四葉のクローバーを見つける仕事をしている人でした……!」
モバP「は!? え!?」
智絵里「被害者……? ごめんなさい……よく、わからないです……」
モバP「実は今の僕は記憶喪失なんです」
智絵里「え……? そんな……」
智絵里「私のことも……忘れてしまったんですか……?」
モバP「どうやらその様です。それでこの性犯罪者である僕に君はなにをされたんですか?」
智絵里「性犯罪者……いえ……プロデューサーさんはそんな人じゃ……」
モバP「じゃあ僕は一体なにものだって言うんですか!」
智絵里「プロデューサーさんは……」
智絵里「……」
智絵里「四葉のクローバーを見つける仕事をしている人でした……!」
モバP「は!? え!?」
モバP「なんとも……生産性のないことをしていましたね」
モバP「それにそんな仕事がこの世にあるわけが」
智絵里「本当です……! 試しに私と一緒にそこで四葉のクローバーを探しましょう……!」
モバP「……わかりました」スタスタ
モバP(四葉のクローバーを見つけるなんてそんな簡単なことじゃ……)
モバP「あ」
智絵里「早速、一つ見つけましたね……」
モバP「いや、これはたまたま」
モバP「あ、こんなところにも」
智絵里「さすがプロデューサーさん……」ウットリ
モバP「それにそんな仕事がこの世にあるわけが」
智絵里「本当です……! 試しに私と一緒にそこで四葉のクローバーを探しましょう……!」
モバP「……わかりました」スタスタ
モバP(四葉のクローバーを見つけるなんてそんな簡単なことじゃ……)
モバP「あ」
智絵里「早速、一つ見つけましたね……」
モバP「いや、これはたまたま」
モバP「あ、こんなところにも」
智絵里「さすがプロデューサーさん……」ウットリ
モバP(見える見えるぞ! 四葉のクローバーの位置が!)
ボクラハココダヨ
モバP(いや、違う。声が声が聞こえる! 四葉のクローバー達の囁き声が!)
モバP「そうか……僕は四葉のクローバーを見つけるのを生業にしていた人間なんだ!」
モバP(でも待てよ。こんな生産性のない一銭にもならないことを毎日のようにやっていた僕は……)
モバP「!」
モバP(無職! ニート! 現代社会が生んだ癌!)
モバP「そうか……僕は性犯罪者で四葉のクローバーを見つけるのが仕事と言い張るニートだったんだ!」タッタッタ
智絵里「あ……! プロデューサーさん……!」
葉っぱ取って年収1千万とかいう人もいるし四つ葉のクローバー採取職人もへーきへーき
――
事務所 屋上
モバP「たまたま駆け込んだこのビルの空が最後の僕の景色か……」
モバP「早く楽になろう。僕はこの世界では行けてはいけない人間なんだ」
小梅「プロデューサーさん……?」
モバP「……君も僕の知り合いですか」
小梅「そ、そんなところにいたら……危ないよ……?」
モバP「今から死のうとしている人間にその言葉は通じませんよ」
小梅「え……プロデューサーさん……あの子と同じようになっちゃうの……?」
モバP「どの子ですか」
小梅「そうなれば……ふふ、プロデューサーさんを独り占め……」
モバP「……」
事務所 屋上
モバP「たまたま駆け込んだこのビルの空が最後の僕の景色か……」
モバP「早く楽になろう。僕はこの世界では行けてはいけない人間なんだ」
小梅「プロデューサーさん……?」
モバP「……君も僕の知り合いですか」
小梅「そ、そんなところにいたら……危ないよ……?」
モバP「今から死のうとしている人間にその言葉は通じませんよ」
小梅「え……プロデューサーさん……あの子と同じようになっちゃうの……?」
モバP「どの子ですか」
小梅「そうなれば……ふふ、プロデューサーさんを独り占め……」
モバP「……」
小梅「でも……私……プロデューサーさんに死んでもらいたくないよ……?」
モバP「え?」
小梅「プロデューサーさんが死んだら……なんでだろう……悲しい……」
モバP「そうか。君は僕の死を惜しんでくれるんですね」
モバP「少し僕の話を聞いてください」
モバP「え?」
小梅「プロデューサーさんが死んだら……なんでだろう……悲しい……」
モバP「そうか。君は僕の死を惜しんでくれるんですね」
モバP「少し僕の話を聞いてください」
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