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元スレシンジ「ヴンダーで暮らす」
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AAAヴンダー内 碇シンジ隔離室
サクラ「シンジさーん 晩御飯ですよぉー?」カチャ
シンジ『……あ、はい』
サクラ「……」カチャ……
シンジ『ありがとう、ございます』
サクラ「シンジさーん 晩御飯ですよぉー?」カチャ
シンジ『……あ、はい』
サクラ「……」カチャ……
シンジ『ありがとう、ございます』
シンジ『……』モグモグ
サクラ「……」
シンジ『……コレって、誰が作ってるんですか?』
サクラ「え、えぇっと。当艦の調理当番は……○○さんです」
シンジ『○○さん?』
サクラ「はい。うちの艦の中では一番料理お上手な人ですよ」
シンジ『そう、なんだ。うん、美味しいよ』
サクラ「……」
シンジ『……コレって、誰が作ってるんですか?』
サクラ「え、えぇっと。当艦の調理当番は……○○さんです」
シンジ『○○さん?』
サクラ「はい。うちの艦の中では一番料理お上手な人ですよ」
シンジ『そう、なんだ。うん、美味しいよ』
サクラ「……せやったら、もっと美味しそうに食べた方がいいですよ?」
シンジ『ん、ごめん』
サクラ「……はぁ」
シンジ『あ、でも、僕が言っていたって言わないでね』
サクラ「……そうですか」
シンジ『ん、ごめん』
サクラ「……はぁ」
シンジ『あ、でも、僕が言っていたって言わないでね』
サクラ「……そうですか」
艦内廊下
マヤ「葛城艦長……!」タッタッタ
ミサト「何か?」
マヤ「シンz……碇シンジ隔離室周辺の修復が、先ほど完了しました」サッ
マヤ「葛城艦長……!」タッタッタ
ミサト「何か?」
マヤ「シンz……碇シンジ隔離室周辺の修復が、先ほど完了しました」サッ
ミサト「そう。引き続き修復作業を続行しなさい」
マヤ「了解しました」チラッ
リツコ「……ご苦労様」
マヤ「……//////」ペコリ
青葉「……ハァ」
マヤ「了解しました」チラッ
リツコ「……ご苦労様」
マヤ「……//////」ペコリ
青葉「……ハァ」
アスカの部屋
マリ「ねぇ、どう思う?」
アスカ「何も」
マリ「何もーってこたぁなーいでしょー?」ニヤニヤ
アスカ「別に、私が思うことは何もないわよ」
マリ「ねぇ、どう思う?」
アスカ「何も」
マリ「何もーってこたぁなーいでしょー?」ニヤニヤ
アスカ「別に、私が思うことは何もないわよ」
マリ「だってぇ、わんこ君ってば、
ここに来て周り敵だらけみたいな感じだったっていうのに
アダムスの器ちゃんのお誘い断ったんだよ?
普通あの状況だったら脱走を選ぶと思うけどにゃー?」
ここに来て周り敵だらけみたいな感じだったっていうのに
アダムスの器ちゃんのお誘い断ったんだよ?
普通あの状況だったら脱走を選ぶと思うけどにゃー?」
アスカ「どうせ首輪が怖くて逃げられなかったんでしょ?」
マリ「……模範解答すぎてツマンナイ」プイッ
アスカ「うっざ……て言うかあんたねぇ、
アイツに関する事があると入り浸るのやめなさいよ
いい加減うっとうしいんだけど」
マリ「……模範解答すぎてツマンナイ」プイッ
アスカ「うっざ……て言うかあんたねぇ、
アイツに関する事があると入り浸るのやめなさいよ
いい加減うっとうしいんだけど」
マリ「ニヒヒー わんこ君関係ないときは普通なのに、
わんこ君関係あると姫はすぐカリカリするにゃー」ニヤニヤ
アスカ「っさいわね! アンタがニヤニヤしてるのが気にいらないっつってんのよ!」ブンッ
マリ「わっぷ」ボフッ
アスカ「これ以上何か言うなら枕じゃないものが飛んでいくけど?」
わんこ君関係あると姫はすぐカリカリするにゃー」ニヤニヤ
アスカ「っさいわね! アンタがニヤニヤしてるのが気にいらないっつってんのよ!」ブンッ
マリ「わっぷ」ボフッ
アスカ「これ以上何か言うなら枕じゃないものが飛んでいくけど?」
廊下
マリ「♪~」フラフラァ
サクラ「……あ、おつかれさまです」
マリ「~♪」ヒラヒラァ
サクラ「あはは……」
マリ「♪~」フラフラァ
サクラ「……あ、おつかれさまです」
マリ「~♪」ヒラヒラァ
サクラ「あはは……」
マリ「~~♪ 『さっちん』」
サクラ「はい? 何ですか?」
マリ「わんこ君、どうだった?」
サクラ「えーっと……」
マリ「……思ったとおりに言ってみ」クルッ
サクラ「はい? 何ですか?」
マリ「わんこ君、どうだった?」
サクラ「えーっと……」
マリ「……思ったとおりに言ってみ」クルッ
サクラ「、 はい。気持ち悪いくらいおとなしいです。遠慮の塊みたいなカンジで」
マリ「そう、まぁ、大方予測通りかにゃ」
サクラ「マリさんてシンジさんのことお詳しいんですか?」
マリ「ぜんっぜーん♪ でも姫の王子様だし、興味津々!」
サクラ「え、でも予測通りて」
マリ「姫から聞いたわんこ君だったらそうするだろう、って思ってねー」クルッ
マリ「そう、まぁ、大方予測通りかにゃ」
サクラ「マリさんてシンジさんのことお詳しいんですか?」
マリ「ぜんっぜーん♪ でも姫の王子様だし、興味津々!」
サクラ「え、でも予測通りて」
マリ「姫から聞いたわんこ君だったらそうするだろう、って思ってねー」クルッ
サクラ「あ、面会するなら、許可……」
ミサト「構わないわ」
サクラ「ひぃぃ!? 艦長!?」
マリ「……」
ミサト「……」
マリ「……ありがとうございます」プイッ
ミサト「……」
ミサト「構わないわ」
サクラ「ひぃぃ!? 艦長!?」
マリ「……」
ミサト「……」
マリ「……ありがとうございます」プイッ
ミサト「……」
サクラ「えっと、艦長? いいんですか?」
リツコ「心配には及ばないわ」
サクラ「……はぁ、せやったら、いいんですけど」
リツコ「心配には及ばないわ」
サクラ「……はぁ、せやったら、いいんですけど」
碇シンジ隔離室
シンジ『~♪……違う……~~♪』
シンジ『こうだったかな?……~♪ あ、あれっ?』
マリ→入室
マリ「~~~♪」
シンジ『!!』
シンジ『~♪……違う……~~♪』
シンジ『こうだったかな?……~♪ あ、あれっ?』
マリ→入室
マリ「~~~♪」
シンジ『!!』
マリ「ひさしぶり! わんこ君!」
シンジ『えっ……?』
マリ「覚えてない?」
シンジ『いえ……その……』フイッ
シンジ『えっ……?』
マリ「覚えてない?」
シンジ『いえ……その……』フイッ
マリ「んー、あー、大丈夫だよ。私はわんこ君のこと恨んでたりとかしないから」
シンジ『……』
マリ「信じられないかにゃ?」
シンジ『……』
マリ「……」
マリ「ま、こんなガラス隔ててたらね。信用なんてできないよね」コンコン
マリ「ってことで、権限発動ー ピッポッパ♪」
シンジ『……』
マリ「信じられないかにゃ?」
シンジ『……』
マリ「……」
マリ「ま、こんなガラス隔ててたらね。信用なんてできないよね」コンコン
マリ「ってことで、権限発動ー ピッポッパ♪」
ガシャン
シンジ「え!?」
マリ「お邪魔するよ!」
シンジ「だ、だめだよ。中に入ったら、ミサトさんに……」
マリ「私のIDなら入ってもいいことになってるってことは、
艦長も容認しているってことだよ」スタスタ
シンジ「……っ」シュバッ
マリ「お、おう?」
シンジ「え!?」
マリ「お邪魔するよ!」
シンジ「だ、だめだよ。中に入ったら、ミサトさんに……」
マリ「私のIDなら入ってもいいことになってるってことは、
艦長も容認しているってことだよ」スタスタ
シンジ「……っ」シュバッ
マリ「お、おう?」
シンジ「……な、何で近づいてくるの?」タジタジ
マリ「何もしないって、逃げるんじゃないよぉ? わんこ君」
シンジ「……っ」プルプル
マリ「そんな、目ぇ瞑ってまで怯えちゃってぇ……そんなに怖い?
それはそれで失礼だよ君ぃ」
シンジ「……」
マリ「何もしないって、逃げるんじゃないよぉ? わんこ君」
シンジ「……っ」プルプル
マリ「そんな、目ぇ瞑ってまで怯えちゃってぇ……そんなに怖い?
それはそれで失礼だよ君ぃ」
シンジ「……」
マリ(聞いてた通りだと、ここで謝ってくると思ったんだけどにゃー)
マリ「OK 近づかない。わんこ君が逃げるならこの距離で話すよ」
シンジ「……そう、ですか」
マリ「あー、あと、敬語いらないよ……っていうと遠慮しそうだから
わんこ君はこれから私にタメ口で話すこと、コレ命令」ビシィッ
シンジ「っ……わかりま……わかったよ……えっと」
マリ「真希波マリ 要望としてはマリと呼んでほしい自称御年28歳!」
シンジ(あれから14年……てことは)「同い年、なのかな?」
マリ「OK 近づかない。わんこ君が逃げるならこの距離で話すよ」
シンジ「……そう、ですか」
マリ「あー、あと、敬語いらないよ……っていうと遠慮しそうだから
わんこ君はこれから私にタメ口で話すこと、コレ命令」ビシィッ
シンジ「っ……わかりま……わかったよ……えっと」
マリ「真希波マリ 要望としてはマリと呼んでほしい自称御年28歳!」
シンジ(あれから14年……てことは)「同い年、なのかな?」
マリ「そ。だから気楽にいこう、気楽に」
シンジ「……う、うん。わかったよ。マリさん」
マリ(先は長いにゃー)ハァ
シンジ「……う、うん。わかったよ。マリさん」
マリ(先は長いにゃー)ハァ
翌日
サクラ「シンジさーん ご飯ですよー」
シンジ『……どうも』
サクラ「……!? ちょ!?」
シンジ『……』ゲンナリ
サクラ「シンジさーん ご飯ですよー」
シンジ『……どうも』
サクラ「……!? ちょ!?」
シンジ『……』ゲンナリ
サクラ「マリさん! 隔離室、入って……いや、ていうか、えぇ!?」
マリ『んー? オハヨー さっちん』
サクラ「どうやってそっち側に!?」
マリ『いーからご飯頂戴よー』
サクラ「ご飯どころの話じゃあらしまへん!!」タッタッタ
マリ『あぁーん! ご飯……』
シンジ(僕の分のご飯を食べるつもりだったんだ……)
マリ『んー? オハヨー さっちん』
サクラ「どうやってそっち側に!?」
マリ『いーからご飯頂戴よー』
サクラ「ご飯どころの話じゃあらしまへん!!」タッタッタ
マリ『あぁーん! ご飯……』
シンジ(僕の分のご飯を食べるつもりだったんだ……)
数分後
ミサト「マリ、出てきなさい」
マリ『……お断りします』
ミサト「そう。なら仕方ないわね」
サクラ「マリさん! 早く出てこんと、処分されちゃいますよ!」
ミサト「諦めなさい……サクラ少尉」
サクラ「は、はい?」
ミサト「マリ、出てきなさい」
マリ『……お断りします』
ミサト「そう。なら仕方ないわね」
サクラ「マリさん! 早く出てこんと、処分されちゃいますよ!」
ミサト「諦めなさい……サクラ少尉」
サクラ「は、はい?」
ミサト「二人分の朝食の用意を」
サクラ「え?」
マリ『え?』
シンジ(ホッ……)
サクラ「え?」
マリ『え?』
シンジ(ホッ……)
ミサト「……一応言っておくけど、マリ。
貴方には与えられた権限の中で自由にする権利がある。
越権行為には口を出すけど、そうでない場合私は何も言いません」
マリ『そうですか』
ミサト「以上です」カツカツカツ
貴方には与えられた権限の中で自由にする権利がある。
越権行為には口を出すけど、そうでない場合私は何も言いません」
マリ『そうですか』
ミサト「以上です」カツカツカツ
サクラ「……え? ええんですか?」
ミサト「何か問題が?」
サクラ「あ、いえ! 何でもありません!」ビシィ!
ミサト「……」カツカツカツ
ミサト「何か問題が?」
サクラ「あ、いえ! 何でもありません!」ビシィ!
ミサト「……」カツカツカツ
数分後 シンジ側
サクラ『はぁ、もってきましたよー』
マリ「ありがとねん♪ さっちん」
サクラ『別にええですけど……マリさんが処分されへんか心配でしたよ』
マリ「真っ先に報告しに行ったくせにー」
サクラ『さっさと出て貰わんと、何かあってからじゃ遅いからです!』カチャカチャ……
サクラ『はぁ、もってきましたよー』
マリ「ありがとねん♪ さっちん」
サクラ『別にええですけど……マリさんが処分されへんか心配でしたよ』
マリ「真っ先に報告しに行ったくせにー」
サクラ『さっさと出て貰わんと、何かあってからじゃ遅いからです!』カチャカチャ……
シンジ「あ、ありがとうございます。いただきます」
マリ「いっただきまーす!」
モグモグ
シンジ(厚切りベーコンとトースト、サラダ。
人工肉の味と、なんか不自然な野菜の味……)
マリ「いっただきまーす!」
モグモグ
シンジ(厚切りベーコンとトースト、サラダ。
人工肉の味と、なんか不自然な野菜の味……)
マリ「ごちそうさまー!」
シンジ「早っ!」
マリ「男の子なのにわんこ君ってば食べるの遅いぞー」
サクラ『マリさんが早いだけと違います?』
マリ「それは否定しないけど、でも本当に食べるの遅いね」
シンジ「あ、ごめんなさい。今食べ終わるから」
シンジ「早っ!」
マリ「男の子なのにわんこ君ってば食べるの遅いぞー」
サクラ『マリさんが早いだけと違います?』
マリ「それは否定しないけど、でも本当に食べるの遅いね」
シンジ「あ、ごめんなさい。今食べ終わるから」
サクラ『別に、急がなくてもいいですよ』
マリ「ンフフー、わんこ君てば、気ぃ使いすぎだよ?」
シンジ「いや、でも……」モグモグ
サクラ『……どーせ残すんですから』ボソッ
シンジ「……」
マリ「……残す?」
マリ「ンフフー、わんこ君てば、気ぃ使いすぎだよ?」
シンジ「いや、でも……」モグモグ
サクラ『……どーせ残すんですから』ボソッ
シンジ「……」
マリ「……残す?」
サクラ『物資ギリギリやっちゅうのに、残しはるんですよ。この人』
マリ「……」
シンジ「……」
マリ「……」
シンジ「……」
数分後
マリ「……さっちんも居なくなったし、出るなら今かねー」
シンジ「行くの?」
マリ「うん。また来るね」
シンジ「いや、もう来ない方が……」
マリ「また来る」
シンジ「……」
マリ→隔離室出る
マリ「……さっちんも居なくなったし、出るなら今かねー」
シンジ「行くの?」
マリ「うん。また来るね」
シンジ「いや、もう来ない方が……」
マリ「また来る」
シンジ「……」
マリ→隔離室出る
シンジ「……」
シンジ「……」
シンジ「……」
シンジ「うっぷ……」ダダダ
シンジ→トイレ
シンジ「うげぇぇぇぇ……」
シンジ「……」
シンジ「……」
シンジ「うっぷ……」ダダダ
シンジ→トイレ
シンジ「うげぇぇぇぇ……」
数分後 ヴンダー内 管理室
マリ「……」キョロキョロ
リツコ マヤ「……?」
マリ「ちょっと、『リツコ様』。お話が……」コソコソ
マリ「……」キョロキョロ
リツコ マヤ「……?」
マリ「ちょっと、『リツコ様』。お話が……」コソコソ
リツコ「……忙しくはないからある程度は対応できるけど
艦長に気付かれたくないことなのかしら?」
マリ「艦長というか、艦内の誰にも、気付かれたくないことなんです、けど」
リツコ「そう、なら。私に言うべきことではないわね」
マリ「リツコ様……」シュン
マヤ「先輩……」
艦長に気付かれたくないことなのかしら?」
マリ「艦長というか、艦内の誰にも、気付かれたくないことなんです、けど」
リツコ「そう、なら。私に言うべきことではないわね」
マリ「リツコ様……」シュン
マヤ「先輩……」
リツコ「……それにしても、管理室は暑いわね。 そうだ、マリ」
マリ「にゃんですか……?」シュン
リツコ「涼しい部屋に案内して頂戴。今は忙しくないから艦内ならどこでもいいわ」
マヤ「せんぱぁい……」キュンッ
マリ「リツコさまぁ!」ガバッ
リツコ「暑いって言ってるのに……」
マリ「にゃんですか……?」シュン
リツコ「涼しい部屋に案内して頂戴。今は忙しくないから艦内ならどこでもいいわ」
マヤ「せんぱぁい……」キュンッ
マリ「リツコさまぁ!」ガバッ
リツコ「暑いって言ってるのに……」
碇シンジ隔離室
シンジ『~♪ うーん、だめだ。 思い出せない……』
ガシャン
リツコ「なるほどね」
マリ「えっと、その」
リツコ「で? どうしてほしいの?」
シンジ(マリさんがリツコさんを連れてきた?)
シンジ『~♪ うーん、だめだ。 思い出せない……』
ガシャン
リツコ「なるほどね」
マリ「えっと、その」
リツコ「で? どうしてほしいの?」
シンジ(マリさんがリツコさんを連れてきた?)
マリ「あの、わんこ君体調悪いみたいで……診てあげてくれないかにゃ、って」
マヤ「? シンジ君の体調管理は、サクラちゃんに任せているんじゃ……?」
リツコ「でも、わざわざ私を連れてくるくらいだから、何か考えがあってのことなのよね?」
マリ「ええ、まぁ」
リツコ「わかりました。 シンジ君?」
シンジ『! は、はい』
リツコ「診察の時間よ」
マヤ「? シンジ君の体調管理は、サクラちゃんに任せているんじゃ……?」
リツコ「でも、わざわざ私を連れてくるくらいだから、何か考えがあってのことなのよね?」
マリ「ええ、まぁ」
リツコ「わかりました。 シンジ君?」
シンジ『! は、はい』
リツコ「診察の時間よ」
一時間後 サクラ自室
リツコ「……重度の胃腸炎……ね」
サクラ「ホンマに、すんませんでしたぁ!」
リツコ「……このメモの通り、あとはよろしくね」
サクラ「うぅぅ……はいぃ……」
リツコ「サクラ少尉。シンジ君の世話係は、とても大変だと思うわ。
だから色々考慮して今回のことは内緒にしておきます」
リツコ「……重度の胃腸炎……ね」
サクラ「ホンマに、すんませんでしたぁ!」
リツコ「……このメモの通り、あとはよろしくね」
サクラ「うぅぅ……はいぃ……」
リツコ「サクラ少尉。シンジ君の世話係は、とても大変だと思うわ。
だから色々考慮して今回のことは内緒にしておきます」
サクラ「……そこまでして貰う資格、ウチにあるんでしょうか」メソメソ
リツコ「今回の問題は、『貴方の注意不足』程度の問題じゃないのよ
遠慮の塊みたいなシンジ君は、注意して見ても気付かせてくれないのよ
それと今後、定期的にマリとシンジ君を接触させるようにして」
サクラ「え? マリさんを、ですか?」
リツコ「今回の問題は、『貴方の注意不足』程度の問題じゃないのよ
遠慮の塊みたいなシンジ君は、注意して見ても気付かせてくれないのよ
それと今後、定期的にマリとシンジ君を接触させるようにして」
サクラ「え? マリさんを、ですか?」
リツコ「シンジ君は今、回りが自分を憎んでる人ばかりだと思っている
まぁ、実際その通りよね。
碇シンジ隔離室のドアの開閉に関する権限を
艦内の人間全員に持たせたらどうなると思う?」
サクラ「間違いなく、シンジさん殺されますね」
まぁ、実際その通りよね。
碇シンジ隔離室のドアの開閉に関する権限を
艦内の人間全員に持たせたらどうなると思う?」
サクラ「間違いなく、シンジさん殺されますね」
リツコ「そして、もちろんシンジ君は貴方も、
自分を憎んでいる人間だと思っている」
サクラ「それは……」
リツコ「否定しなくてもいいわ。
複雑でしょうけど、それでも隠せない敵意が、貴方にはある」
サクラ「……」
自分を憎んでいる人間だと思っている」
サクラ「それは……」
リツコ「否定しなくてもいいわ。
複雑でしょうけど、それでも隠せない敵意が、貴方にはある」
サクラ「……」
リツコ「ミサトは論外 アスカもあの調子……
だけどそこにマリというニュートラルな存在が現れた
彼女なら、彼の心の支えになれるかもしれない」
サクラ「……心の支え」
リツコ「更にマリは、シンジ君との距離が一番近かったと思われるアスカから
シンジ君に関する多くの情報を有している。
シンジ君の不調に気付けたのもコレが理由ね」
サクラ「……単に、彼が気を使いすぎて臆病なんと違います?」
だけどそこにマリというニュートラルな存在が現れた
彼女なら、彼の心の支えになれるかもしれない」
サクラ「……心の支え」
リツコ「更にマリは、シンジ君との距離が一番近かったと思われるアスカから
シンジ君に関する多くの情報を有している。
シンジ君の不調に気付けたのもコレが理由ね」
サクラ「……単に、彼が気を使いすぎて臆病なんと違います?」
リツコ「そうね。彼はとても臆病
しかも極め付けに、敵意を持っている相手が世話係
誰にも頼れるわけがない。
頼っても面倒くさいと思われてもっと嫌われるかもしれない。
碇シンジは、そういう人間よ」
サクラ「……」
しかも極め付けに、敵意を持っている相手が世話係
誰にも頼れるわけがない。
頼っても面倒くさいと思われてもっと嫌われるかもしれない。
碇シンジは、そういう人間よ」
サクラ「……」
リツコ「ホンマめんどくさい人やわーシンジさんて って考えてるわね?」
サクラ「め、めめめめ滅相も!」
リツコ「考えて見なさい
精神的には14歳の少年が、無意識のうちに世界を滅亡させてしまって、
その被害者に、恨まれつつも世話をされる状況」
サクラ「……」
リツコ「頼りたくても頼れないのよ。
でも死にたくても怖くて[ピーーー]ない。 死なせてももらえない」
サクラ「め、めめめめ滅相も!」
リツコ「考えて見なさい
精神的には14歳の少年が、無意識のうちに世界を滅亡させてしまって、
その被害者に、恨まれつつも世話をされる状況」
サクラ「……」
リツコ「頼りたくても頼れないのよ。
でも死にたくても怖くて[ピーーー]ない。 死なせてももらえない」
リツコ「ホンマめんどくさい人やわーシンジさんて って考えてるわね?」
サクラ「め、めめめめ滅相も!」
リツコ「考えて見なさい
精神的には14歳の少年が、無意識のうちに世界を滅亡させてしまって、
その被害者に、恨まれつつも世話をされる状況」
サクラ「……」
リツコ「頼りたくても頼れないのよ。
でも死にたくても怖くてできない。 死なせてももらえない」
サクラ「め、めめめめ滅相も!」
リツコ「考えて見なさい
精神的には14歳の少年が、無意識のうちに世界を滅亡させてしまって、
その被害者に、恨まれつつも世話をされる状況」
サクラ「……」
リツコ「頼りたくても頼れないのよ。
でも死にたくても怖くてできない。 死なせてももらえない」
サクラ「……」
リツコ「……かわいそうだと思わない?」
サクラ「……でも、大罪人です」
リツコ「っ ごめんなさい、お喋りが過ぎたわね。
とりあえず、薬とかはこっちで手配するから、なくなったら私に直接
……いいわね?」
サクラ「はっ、はいぃ! 恐縮です!」
リツコ「……かわいそうだと思わない?」
サクラ「……でも、大罪人です」
リツコ「っ ごめんなさい、お喋りが過ぎたわね。
とりあえず、薬とかはこっちで手配するから、なくなったら私に直接
……いいわね?」
サクラ「はっ、はいぃ! 恐縮です!」
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