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元スレシンジ「ヴンダーで暮らす」
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碇シンジ隔離室
シンジ「~♪ そうだ。こんなカンジだったはず……っぷ……うぅ……」
マリ『おじゃま』ガシャン
シンジ「!?」ババッ
マリ「しまーす」ガシャン
シンジ「~♪ そうだ。こんなカンジだったはず……っぷ……うぅ……」
マリ『おじゃま』ガシャン
シンジ「!?」ババッ
マリ「しまーす」ガシャン
シンジ「あ、あはは……こんばんわ、マリさん」
マリ「ちゃんと寝ないと治らないぞぉ、わんこ君」
シンジ「そうだね。でもちょっと寝付けなくて」
マリ「今君、胃腸炎でボッコボコなんぞ?
然るべき治療に従わずに治りが遅いと叱られるのはさっちんなんだからね」
シンジ「そう、だよね。 うん、寝るよ」
マリ「よろしい。 んじゃ私もそろそろ寝ようかにゃー」ゴソゴソ
マリ「ちゃんと寝ないと治らないぞぉ、わんこ君」
シンジ「そうだね。でもちょっと寝付けなくて」
マリ「今君、胃腸炎でボッコボコなんぞ?
然るべき治療に従わずに治りが遅いと叱られるのはさっちんなんだからね」
シンジ「そう、だよね。 うん、寝るよ」
マリ「よろしい。 んじゃ私もそろそろ寝ようかにゃー」ゴソゴソ
シンジ「あ、あはは……こんばんわ、マリさん」
マリ「ちゃんと寝ないと治らないぞぉ、わんこ君」
シンジ「そうだね。でもちょっと寝付けなくて」
マリ「今君、胃腸炎でボッコボコなんぞ?
然るべき治療に従わずに治りが遅いと叱られるのはさっちんなんだからね」
シンジ「そう、だよね。 うん、寝るよ」
マリ「よろしい。 んじゃ私もそろそろ寝ようかにゃー」ゴソゴソ
マリ「ちゃんと寝ないと治らないぞぉ、わんこ君」
シンジ「そうだね。でもちょっと寝付けなくて」
マリ「今君、胃腸炎でボッコボコなんぞ?
然るべき治療に従わずに治りが遅いと叱られるのはさっちんなんだからね」
シンジ「そう、だよね。 うん、寝るよ」
マリ「よろしい。 んじゃ私もそろそろ寝ようかにゃー」ゴソゴソ
シンジ「ダメだよ! 今度こそ叱られるかもしれないよ?」
マリ「昨日語り明かした仲じゃないのさー」
シンジ「やめたほうがいいよ……あんまり僕にかかわらない方が……」
マリ「だーいじょーぶ、心配しなくても」
シンジ「だって、マリさんが嫌われるかもしれないよ」
マリ「全然気にしない。だって、私も嫌われ者だし」
シンジ「え?」
マリ「……どういう意味か知りたい?」ニヤリ
マリ「昨日語り明かした仲じゃないのさー」
シンジ「やめたほうがいいよ……あんまり僕にかかわらない方が……」
マリ「だーいじょーぶ、心配しなくても」
シンジ「だって、マリさんが嫌われるかもしれないよ」
マリ「全然気にしない。だって、私も嫌われ者だし」
シンジ「え?」
マリ「……どういう意味か知りたい?」ニヤリ
シンジ「え、うん。まぁ……聞かせてくれるなら」
マリ「じゃあ、今日は寝よう! 寝てくれたら明日教えたげる」
シンジ「えぇぇ、そんなのズルイよ」
マリ「はいはい、電気消すよー」
マリ「じゃあ、今日は寝よう! 寝てくれたら明日教えたげる」
シンジ「えぇぇ、そんなのズルイよ」
マリ「はいはい、電気消すよー」
翌日
サクラ『シンジさん、食前のお薬ー……』
シンジ「zzz……」
マリ「んにゅふふふ……可愛い寝顔しとるのぉ」ツンツン
サクラ『ま……マリさん……!』
マリ「しーっ! 起きちゃうよー」ヒソヒソ
サクラ『は、破廉恥です! そんな、寝込みの男性に跨って……!//////』ヒソヒソ
マリ「……羨ましいかにゃ?」ヒソヒソ
サクラ『シンジさん、食前のお薬ー……』
シンジ「zzz……」
マリ「んにゅふふふ……可愛い寝顔しとるのぉ」ツンツン
サクラ『ま……マリさん……!』
マリ「しーっ! 起きちゃうよー」ヒソヒソ
サクラ『は、破廉恥です! そんな、寝込みの男性に跨って……!//////』ヒソヒソ
マリ「……羨ましいかにゃ?」ヒソヒソ
サクラ『そういう話じゃなく……!』ヒソヒソ
サクラ『ていうか、普通に! 起きてくださいシンジさん! 襲われてますよ!』
シンジ「え?」
マリ「オハヨーございますにゃー♪」
シンジ「っ!? なっ //////」
マリ「起きちゃったかー、失敗失敗~」シュタッ
サクラ『ていうか、普通に! 起きてくださいシンジさん! 襲われてますよ!』
シンジ「え?」
マリ「オハヨーございますにゃー♪」
シンジ「っ!? なっ //////」
マリ「起きちゃったかー、失敗失敗~」シュタッ
シンジ「//////」
マリ「朝ごはんみたいだよわんこ君。早く起きなって」
シンジ「わ、わかってるよ」モタモタ
マリ「ああ、別なところも起っきしちゃって勃ってるのに立てません、と」
シンジ サクラ「『マリさん!!!!」』
マリ「朝ごはんみたいだよわんこ君。早く起きなって」
シンジ「わ、わかってるよ」モタモタ
マリ「ああ、別なところも起っきしちゃって勃ってるのに立てません、と」
シンジ サクラ「『マリさん!!!!」』
数分後
シンジ「お粥だ」パァァ
サクラ『○○さんに事情話したら、内緒で作ってくれはりました』
シンジ「あ……」
サクラ『……○○さんはご飯作ってくれてるだけです。
お礼言うくらい、気にせず言うたってください』
シンジ「うん、じゃあ、ありがとうございますって、伝えてください」
サクラ『はいはい』
シンジ「お粥だ」パァァ
サクラ『○○さんに事情話したら、内緒で作ってくれはりました』
シンジ「あ……」
サクラ『……○○さんはご飯作ってくれてるだけです。
お礼言うくらい、気にせず言うたってください』
シンジ「うん、じゃあ、ありがとうございますって、伝えてください」
サクラ『はいはい』
シンジ「……」モグモグ
マリ「私もお粥かー、味気にゃーい」フーフー
サクラ『我慢してください』
マリ「梅干うまーい!」
サクラ『はぁ……』
マリ「でももうちょっとボリュームもほしいにゃー」フーフー
サクラ『ここに特別な食事もってくるなんて事してるのばれたら、居心地悪ぅなりますよ』
マリ「え、それって」
マリ「私もお粥かー、味気にゃーい」フーフー
サクラ『我慢してください』
マリ「梅干うまーい!」
サクラ『はぁ……』
マリ「でももうちょっとボリュームもほしいにゃー」フーフー
サクラ『ここに特別な食事もってくるなんて事してるのばれたら、居心地悪ぅなりますよ』
マリ「え、それって」
サクラ『ここにいる間は同じ食事してもらいます。シンジさんが食べられへん時は断食です』
マリ「そっ! そんにゃあ!」
サクラ『嫌でしたらここで寝泊りするのやめたらええやないですか』
マリ「えー、でもぉ……」
マリ「そっ! そんにゃあ!」
サクラ『嫌でしたらここで寝泊りするのやめたらええやないですか』
マリ「えー、でもぉ……」
サクラ『……それはそれとして、まだ食べてへんのですか?』
マリ「だって熱いんだもん」フーフー
食後
シンジ「あの、マリさん」
マリ「んにゃー?」カコカコ カコカコ
シンジ「昨日の事なんですけど」
マリ「ん、あー、嫌われ者の話?」カコカコ
シンジ「どういう意味なのかな、って、思って」
シンジ「あの、マリさん」
マリ「んにゃー?」カコカコ カコカコ
シンジ「昨日の事なんですけど」
マリ「ん、あー、嫌われ者の話?」カコカコ
シンジ「どういう意味なのかな、って、思って」
マリ「……んー、それなんだけどねぇ。やっぱり言うのやめとくわー」パタコン
シンジ「そう、か。まぁ、言えないなら聞かないよ」
マリ「アリガトね。言いたくなったら私のほうから言うよ」
マリ「さってと、そいじゃ私は、そろそろ行かなくちゃ、だね」
シンジ「行くの?」
シンジ「そう、か。まぁ、言えないなら聞かないよ」
マリ「アリガトね。言いたくなったら私のほうから言うよ」
マリ「さってと、そいじゃ私は、そろそろ行かなくちゃ、だね」
シンジ「行くの?」
マリ「うん。あ、でも、その布団必要になるかもしれないから、置いといて」
シンジ「ま、また来るの? マリさんがいいなら別にいいけど……いいのかな?」
マリ「権限がありますからにゃー」ガシャン
マリ『じゃ、しばしのお別れー バイバーイ』フリフリ
シンジ「えっと、バイバイ」フリフリ
シンジ「ま、また来るの? マリさんがいいなら別にいいけど……いいのかな?」
マリ「権限がありますからにゃー」ガシャン
マリ『じゃ、しばしのお別れー バイバーイ』フリフリ
シンジ「えっと、バイバイ」フリフリ
アスカの部屋
アスカ「……どういうことなのよ。コネ眼鏡」
マリ「どうって、そのまんまの意味だにゃー」
アスカ「ふっざけんじゃないわよ! さっきのメール……」
アスカ「……どういうことなのよ。コネ眼鏡」
マリ「どうって、そのまんまの意味だにゃー」
アスカ「ふっざけんじゃないわよ! さっきのメール……」
~~~~~~~~~
差出人:コネ眼鏡
題:Re
内容:わんこ君なら隣で寝てるけど?
~~~~~~~~~
差出人:コネ眼鏡
題:Re
内容:わんこ君なら隣で寝てるけど?
~~~~~~~~~
アスカ「……アンタ、マジであそこで寝泊りしてるの?」
マリ「三日ほど」
アスカ「!? 姿を見せないと思ったら……アンタそんな事」
マリ「だって、わんこ君ってば激しいんだもん」
アスカ「―――っ!!! やっぱり、アンタそういうこと……っ!」
マリ「凄かったよ……わんこ君の……大きくて、すっごい……」トロン
アスカ「聞きたくない聞きたくない聞きたくない!!!!不潔!」
マリ「胃腸炎」
アスカ「ふけ……え?」
マリ「三日ほど」
アスカ「!? 姿を見せないと思ったら……アンタそんな事」
マリ「だって、わんこ君ってば激しいんだもん」
アスカ「―――っ!!! やっぱり、アンタそういうこと……っ!」
マリ「凄かったよ……わんこ君の……大きくて、すっごい……」トロン
アスカ「聞きたくない聞きたくない聞きたくない!!!!不潔!」
マリ「胃腸炎」
アスカ「ふけ……え?」
シンジ隔離室
シンジ(ポラリータ?……違うな、何だっけ、えっと、プラリータ? あ、近い近い)ボー
シンジ(そうそう、プラシーボだ)
ドタバタドタバタ……
シンジ(何の音だろ?)
ゼーハーゼーハー……
シンジ(結構、扉の外の音聞こえるんだな)
フーフー……ッ!
ガシャン
アスカ『……』
シンジ「!」ビクッ
シンジ「アスカだ……あ、あれ?」
シンジ(ポラリータ?……違うな、何だっけ、えっと、プラリータ? あ、近い近い)ボー
シンジ(そうそう、プラシーボだ)
ドタバタドタバタ……
シンジ(何の音だろ?)
ゼーハーゼーハー……
シンジ(結構、扉の外の音聞こえるんだな)
フーフー……ッ!
ガシャン
アスカ『……』
シンジ「!」ビクッ
シンジ「アスカだ……あ、あれ?」
ガラスの向こう側
アスカ「バカシンジ……相変わらずシケた面してるわね」
シンジ『……』
アスカ「何よ、驚きのあまり声も出ないってわけ?」
シンジ『……?』
アスカ「はぁ、まぁいいわ」
アスカ「ていうかねぇ! アンタ、バッカじゃないの!?
コネ眼鏡と一緒に寝てるんですって!?」
アスカ「バカシンジ……相変わらずシケた面してるわね」
シンジ『……』
アスカ「何よ、驚きのあまり声も出ないってわけ?」
シンジ『……?』
アスカ「はぁ、まぁいいわ」
アスカ「ていうかねぇ! アンタ、バッカじゃないの!?
コネ眼鏡と一緒に寝てるんですって!?」
シンジ『……?』
アスカ「真希波マリよ! あ、コネ眼鏡のやつ、あの布団で……!」
シンジ『……』
アスカ「こら! 視線そらすな、話聞けぇ!!」
シンジ『……』ハァ
アスカ「ため息つきたいのはこっちのほうよ!
アンタ、マリに迫られて変なことしたら、承知しないんだからね!」
アスカ「真希波マリよ! あ、コネ眼鏡のやつ、あの布団で……!」
シンジ『……』
アスカ「こら! 視線そらすな、話聞けぇ!!」
シンジ『……』ハァ
アスカ「ため息つきたいのはこっちのほうよ!
アンタ、マリに迫られて変なことしたら、承知しないんだからね!」
シンジ『……』フラフラ
アスカ「あ、ちょ! 寝るな。バカシンジ! あんたそこまで生意気になっちゃったわけ!?」
ミサト「……」
アスカ「あ、んのクソガキ……あくまで無視するわけね」
ミサト「……」
アスカ「いいわよ、別に……アンタなんかそこで勝手にのたれ[ピーーー]ばいいんだわ」
ミサト「……」
アスカ「……私を、あんな目に合わせておいて……無視するなんて、最低ね
屑よ、アンタは屑だわ」
ミサト「……貴方に権限を与えないで正解だったわ」
アスカ「!?!?!? み、ミサト!? い、いつからいたのよ」
アスカ「あ、ちょ! 寝るな。バカシンジ! あんたそこまで生意気になっちゃったわけ!?」
ミサト「……」
アスカ「あ、んのクソガキ……あくまで無視するわけね」
ミサト「……」
アスカ「いいわよ、別に……アンタなんかそこで勝手にのたれ[ピーーー]ばいいんだわ」
ミサト「……」
アスカ「……私を、あんな目に合わせておいて……無視するなんて、最低ね
屑よ、アンタは屑だわ」
ミサト「……貴方に権限を与えないで正解だったわ」
アスカ「!?!?!? み、ミサト!? い、いつからいたのよ」
ミサト「……アスカ大尉。貴方にはこの部屋において、三つの規制がされている」
アスカ「規制、ですって!?」
ミサト「一つは、この部屋への進入禁止。
もう一つは、ガラスの向こうへの音声の伝達禁止
そして、ガラスの向こうへの映像の伝達禁止」
アスカ「……え?」
ミサト「今は貴方の姿も音声も、彼には一切届いておらず、こちらから向こうが見えるだけ」
アスカ「……ど、どうしてそんな規制を、私に?」
アスカ「規制、ですって!?」
ミサト「一つは、この部屋への進入禁止。
もう一つは、ガラスの向こうへの音声の伝達禁止
そして、ガラスの向こうへの映像の伝達禁止」
アスカ「……え?」
ミサト「今は貴方の姿も音声も、彼には一切届いておらず、こちらから向こうが見えるだけ」
アスカ「……ど、どうしてそんな規制を、私に?」
ミサト「理由は、貴方が彼に与える精神的ストレスが、今の彼にとっては治療の邪魔だから」
アスカ「治療?……っハ! 艦長様ともあろうかたが、おやさしい事で!」
ミサト「……」
アスカ「あんな大罪人飼い殺しにするくらいなら、
いっそのことこのまま症状悪化させて殺しちゃいなさいよ!
アンタがヴンダーの総意なら、そうするべきなんでしょう!?」
アスカ「治療?……っハ! 艦長様ともあろうかたが、おやさしい事で!」
ミサト「……」
アスカ「あんな大罪人飼い殺しにするくらいなら、
いっそのことこのまま症状悪化させて殺しちゃいなさいよ!
アンタがヴンダーの総意なら、そうするべきなんでしょう!?」
ミサト「……」
アスカ「……」
ミサト「……とにかく、貴方が碇シンジに会うには時期尚早。
話す事があるのなら、規制が解かれた後にして
……それからマリ!」
マリ「……はーい」
アスカ「……」
ミサト「……とにかく、貴方が碇シンジに会うには時期尚早。
話す事があるのなら、規制が解かれた後にして
……それからマリ!」
マリ「……はーい」
ミサト「アスカ大尉をこの部屋に入れたのは貴方ね?
アスカ大尉はこの部屋に入る権限を有していない。
手引きによって引き入れる事は越権行為よ」
マリ「……私は止めましたー」
ミサト「わかってていってるのでしょう?
処分は下さないから、とにかく規制が解けるまで
アスカをこの部屋に入れる事は遠慮しなさい」
マリ「……はい」
ミサト「わかったなら、両名部屋の外へ」
マリ アスカ「……」トボトボ
アスカ大尉はこの部屋に入る権限を有していない。
手引きによって引き入れる事は越権行為よ」
マリ「……私は止めましたー」
ミサト「わかってていってるのでしょう?
処分は下さないから、とにかく規制が解けるまで
アスカをこの部屋に入れる事は遠慮しなさい」
マリ「……はい」
ミサト「わかったなら、両名部屋の外へ」
マリ アスカ「……」トボトボ
ガラスの向こう側
シンジ(ガラスの向こうが見えるようになった……)
シンジ(アスカはいなくなったけど、代わりにミサトさんがいる。あれ?)
ミサト『……碇、シンジ君』
シンジ「え、あ、はい」
ミサト『体調不良は、すぐにサクラ少尉に伝えるように』
シンジ「すみません。言い出せなくて」
ミサト『……』カツカツカツ
シンジ「あ、あの! ミサトさん」
ミサト『……』カツカ……クルッ
シンジ「あ、えっと……ごめんなさい、なんでもないです」
ミサト『……そう』カツカツカツ
シンジ(ガラスの向こうが見えるようになった……)
シンジ(アスカはいなくなったけど、代わりにミサトさんがいる。あれ?)
ミサト『……碇、シンジ君』
シンジ「え、あ、はい」
ミサト『体調不良は、すぐにサクラ少尉に伝えるように』
シンジ「すみません。言い出せなくて」
ミサト『……』カツカツカツ
シンジ「あ、あの! ミサトさん」
ミサト『……』カツカ……クルッ
シンジ「あ、えっと……ごめんなさい、なんでもないです」
ミサト『……そう』カツカツカツ
ガシャン
リツコ「……」
ミサト「……」
リツコ「艦長室の人払い、する?」
ミサト「……必要、ないわ」
リツコ「……」
ミサト「……」
リツコ「艦長室の人払い、する?」
ミサト「……必要、ないわ」
昼飯
サクラ『鮭まぶしてあるみたいですよ。食べやすいように、○○さんエラい工夫してくれてはります』
シンジ「うん。凄く美味しい」
サクラ『そうです。美味い飯には美味いと言って、ありがとうって言うのが礼儀です』
サクラ『たとえ殺したいほど憎んでる相手でも、不味そうに食われるよりはイイもんです』
シンジ「……」モグモグ
サクラ『……』
サクラ『鮭まぶしてあるみたいですよ。食べやすいように、○○さんエラい工夫してくれてはります』
シンジ「うん。凄く美味しい」
サクラ『そうです。美味い飯には美味いと言って、ありがとうって言うのが礼儀です』
サクラ『たとえ殺したいほど憎んでる相手でも、不味そうに食われるよりはイイもんです』
シンジ「……」モグモグ
サクラ『……』
シンジ「……ねぇ。僕が嫌われてるのは、どうしようもないと思うけど……」
サクラ『……』
シンジ「……マリさんが嫌われてるのは、おかしくないかな?」
サクラ『私は嫌ってませんけど……まぁ、エヴァのパイロットは得てして嫌われるんです』
シンジ「エヴァのパイロットが、皆?」
マリ『おっと! その話はそこまでだよ!』
サクラ『マリさん』
サクラ『……』
シンジ「……マリさんが嫌われてるのは、おかしくないかな?」
サクラ『私は嫌ってませんけど……まぁ、エヴァのパイロットは得てして嫌われるんです』
シンジ「エヴァのパイロットが、皆?」
マリ『おっと! その話はそこまでだよ!』
サクラ『マリさん』
マリ『そんな事言ったら私が、姫のほかにはわんこ君くらいしか友達いないみたいじゃないのさ』
サクラ『わかってますよぉ。私と、アスカさんと、シンジさんだけですよね?』
マリ『なんでやねん! って言わせたいんでしょ。ハーイハイ』ナデナデグシャグシャ
サクラ『やーんもう! 冗談きついですわー!』
シンジ「ふ、あはは」
サクラ『わかってますよぉ。私と、アスカさんと、シンジさんだけですよね?』
マリ『なんでやねん! って言わせたいんでしょ。ハーイハイ』ナデナデグシャグシャ
サクラ『やーんもう! 冗談きついですわー!』
シンジ「ふ、あはは」
マリ『! わんこ君が笑った』
サクラ『ここに来て初めてですね。 28とは思えないあどけない笑顔やわぁ』
シンジ「ちょ、やめてよ、そういう風に人の顔見るの……//////」
マリ『えっへへー、間近で見て辱めてやるー!』
ガシャン
サクラ『全く、あっちゅうまに入ってしまうんですね』
マリ「ただいまー!」ガバッ
シンジ「わっ、ただいまって……」
サクラ『ここに来て初めてですね。 28とは思えないあどけない笑顔やわぁ』
シンジ「ちょ、やめてよ、そういう風に人の顔見るの……//////」
マリ『えっへへー、間近で見て辱めてやるー!』
ガシャン
サクラ『全く、あっちゅうまに入ってしまうんですね』
マリ「ただいまー!」ガバッ
シンジ「わっ、ただいまって……」
サクラ『隔離室にただいま言う人がいますか』
マリ「まーいいじゃん。私はわんこ君気に入ってここにいるんだし
わんこ君もたまーに二人でいてあげないと寂しくて死んじゃうよ?」
シンジ「たまーに、ってここ最近ずっとじゃないか」
マリ「おぉん? 言うねぇ、わんこ君ってば」グイ
シンジ「ふぁ、や、やめふぇよ」
マリ「まーいいじゃん。私はわんこ君気に入ってここにいるんだし
わんこ君もたまーに二人でいてあげないと寂しくて死んじゃうよ?」
シンジ「たまーに、ってここ最近ずっとじゃないか」
マリ「おぉん? 言うねぇ、わんこ君ってば」グイ
シンジ「ふぁ、や、やめふぇよ」
マリ「ふふん、わんこ君、良いこと教えてあげようか?
この部屋ってね。私の権限があれば外部との音と映像を遮断できるんだよ」
シンジ「さっきみたいに?」
マリ「アレよりもっと強固。外からもこちら側が見えないようにするの」
シンジ「え……」
この部屋ってね。私の権限があれば外部との音と映像を遮断できるんだよ」
シンジ「さっきみたいに?」
マリ「アレよりもっと強固。外からもこちら側が見えないようにするの」
シンジ「え……」
マリ「なんとなくわかったかな? つまり、
ゴウモン しても ばれない んにゃよ」ズイッ
サクラ『ちょ、ちょっと、マリさん?』
マリ「権限発動ー! 裏コード132!」
ヴン……
ゴウモン しても ばれない んにゃよ」ズイッ
サクラ『ちょ、ちょっと、マリさん?』
マリ「権限発動ー! 裏コード132!」
ヴン……
ガラスの向こう側
サクラ「ほ、ホンマに何も見えへん! 聞こえへん!」
サクラ(アカン! シンジさんのストレスがマッハで、胃袋に穴空いてまう!
でもマリさんほどの権限なんて私には……)
サクラ「マーリーさーん!! ちょ、開けてちょーだいよー!」バンバン
サクラ(ええい! ダメでもともと! ID認証……)
サクラ「ほ、ホンマに何も見えへん! 聞こえへん!」
サクラ(アカン! シンジさんのストレスがマッハで、胃袋に穴空いてまう!
でもマリさんほどの権限なんて私には……)
サクラ「マーリーさーん!! ちょ、開けてちょーだいよー!」バンバン
サクラ(ええい! ダメでもともと! ID認証……)
シンジ(何で開いたんだろ?)
マリ(ちぇーっ)
サクラ(何で二人とも半脱ぎなんやろ)
シンジ マリ「……」クンズホグレツ
マリ(ちぇーっ)
サクラ(何で二人とも半脱ぎなんやろ)
シンジ マリ「……」クンズホグレツ
サクラ「はっ! ちゃう、ちゃうねん。なんで扉開いてん!?」
マリ「そりゃ、さっちんはお世話係だし?」パッ
シンジ「マリさん、服直したほうがいいよ//////」
サクラ「……」
サクラ「なんやー、せやったらウチずっと中に入れたんやないですか……」
マリ「そーだね」ナオシナオシ
サクラ「……」カツカツカツ
マリ「そりゃ、さっちんはお世話係だし?」パッ
シンジ「マリさん、服直したほうがいいよ//////」
サクラ「……」
サクラ「なんやー、せやったらウチずっと中に入れたんやないですか……」
マリ「そーだね」ナオシナオシ
サクラ「……」カツカツカツ
サクラ(サードインパクトの元凶
碇シンジ
お兄ちゃんの、お兄ちゃんたちの命を奪った張本人)ツカツカ
シンジ「っ……」ビクッ
サクラ(なんや、こんな簡単やったんや
一発殴るの
私に、こないな権限与えられてたなんて……)ツカツカ……
碇シンジ
お兄ちゃんの、お兄ちゃんたちの命を奪った張本人)ツカツカ
シンジ「っ……」ビクッ
サクラ(なんや、こんな簡単やったんや
一発殴るの
私に、こないな権限与えられてたなんて……)ツカツカ……
シンジ「……」
サクラ「フンッ!」ドゴォ
シンジ「っ……!!!!」
ドタァ
マリ「うひぃ……いったそー……」
サクラ「フンッ!」ドゴォ
シンジ「っ……!!!!」
ドタァ
マリ「うひぃ……いったそー……」
サクラ「すまんなぁ、シンジさん。
私はアンタを殴らなあかん。殴っとかな気が済まへんのや」
シンジ「……ごめん」
サクラ「謝ってもらっても何にもなりません
……もう、どうしようもないことやのですから
まぁ、アンタがエヴァに乗らんでくれる事こそが誠意やと思います」
シンジ「……」
サクラ「それだけはお願いします」
サクラ「謝ってもらっても何にもなりません
……もう、どうしようもないことやのですから
まぁ、アンタがエヴァに乗らんでくれる事こそが誠意やと思います」
シンジ「……」
サクラ「それだけはお願いします」
シンジ(……僕は、やっぱりエヴァに乗るべきじゃなかったのかな)
シンジ(最初から乗っていなければ、皆……)
サクラ「……で、こっからは、シンジさんの親友の妹として、接します」
シンジ「……?」
サクラ「お兄ちゃん、いつもゆうてはりました。
センセは、何もかも一生懸命頑張ってる。
何があってもセンセの味方せなアカン。
センセが何か間違ごうた時も、ちゃんと叱って、助けてやれって。
だから、これからは私、全力でシンジさんの味方します」
シンジ「……トウジが……?」
センセは、何もかも一生懸命頑張ってる。
何があってもセンセの味方せなアカン。
センセが何か間違ごうた時も、ちゃんと叱って、助けてやれって。
だから、これからは私、全力でシンジさんの味方します」
シンジ「……トウジが……?」
サクラ「お兄ちゃんだけが理由じゃありません。
シンジさんはずっと、ずっと戦ってきてくれたんですもん
私、ちゃんとそれを知ってるから、やから私はシンジさんの味方です」
シンジ「……っ……」ッ
サクラ「……シンジさん、頑張ったのに、こないなことになってしもて
辛かったですやろ?」
シンジ「……っ、……そんな、こと……」
シンジさんはずっと、ずっと戦ってきてくれたんですもん
私、ちゃんとそれを知ってるから、やから私はシンジさんの味方です」
シンジ「……っ……」ッ
サクラ「……シンジさん、頑張ったのに、こないなことになってしもて
辛かったですやろ?」
シンジ「……っ、……そんな、こと……」
サクラ「ええですよ。『今』は私、トウジの妹です。
シンジさんのこと、そんな嫌いやありません」
シンジ「でも……僕……」ボロボロ
サクラ「守りたかったんですよね。 皆のために戦ったんですよね。
本当はシンジさんおらへんかったらこの世界すらもないってこと、
私はちゃんとわかってます」ギュッ
シンジさんのこと、そんな嫌いやありません」
シンジ「でも……僕……」ボロボロ
サクラ「守りたかったんですよね。 皆のために戦ったんですよね。
本当はシンジさんおらへんかったらこの世界すらもないってこと、
私はちゃんとわかってます」ギュッ
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