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    元スレまどか「のんびりだらだらのほほんと」

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    451 = 55 :

    さやか「うーん。と、なると益々気になるなー……」

    マミ「キュゥべぇの若い姿?」

    さやか「はい。どんなのなんだろう……」

    ほむら(……正直変化はないと思うけど……)

    さやか「うーん……」

    マミ「そんなに気になるならクッキー食べさせてみたらどうかしら」

    ほむら「!」

    さやか「!!」

    マミ「な、なにその信じられないものを見た顔は……」

    さやか「だって、ねぇ?」

    ほむら「ええ……」

    マミ「なによ」

    さやか「マミさんがそんなことを言うとは思わなかったから……」

    ほむら「私達の中では(一部を除いて)一番良識があるのはマミだから、そんなイタズラめいたものを促すとは思わなかったのよ」

    さやか「そういうこと企むのは私かまどかだもんね」

    ほむら「ええ」

    マミ「……まぁたまにはいいじゃない」





    マミ「私だって、時々全部どうでもよくなるのよ」




    さやか「……なんかマミさんが怖い……」ボソボソ

    ほむら「受験勉強とかで疲れてるのかしら……」ボソボソ

    さやか「後で甘い物買ってくるね」ボソボソ

    ほむら「頼むわね」ボソボソ



    マミ「聞こえてるわよ」ニッコリ


    さやほむ「!!」ビクゥ


    452 = 55 :

    さやか「と、というわけでキュゥべぇにクッキーを食べさせることにしました」

    ほむら「早速キュゥべぇを呼んでみましょう」

    マミ「そうね。あ、美樹さん、シフォンケーキをお願いね」

    さやか「了解です!」


    ほむら「キュゥべぇー! 早くきて!」

    453 = 55 :

    QB「で、呼ばれてきたわけだけど……」

    QB「なんだい?」

    さやか「なにも言わずにこれを食え」

    ほむら「急ぎなさい」

    QB「な、なんだい君達藪から棒に……」

    QB「ってこれ子供クッキーじゃないか……」

    QB「なんで僕が食べないといけないんだい?」

    さやか「うるさいだまれ」

    ほむら「急いでるのよ。さっさとしなさい」

    QB(なにこの理不尽)

    QB「ね、ねぇマミ。君からもなにか言ってよ、わけがわからないよ」

    マミ「……キュゥべぇ」

    QB「なんだい?」


    マミ「いいから食べなさい」ニッコリ


    QB「!!?」

    454 = 55 :

    QB『どういうことだいさやかにほむら! マミが怖いよ!』テレパシー

    ほむら『知らないわよ! こっちが聞きたいわよ!』

    ほむら『さやかなにかしたの!?」』

    さやか『もしかしてあれかな……』

    QB『あれって!?』

    さやか『マミさんに借りてた漫画に紅茶こぼしちゃった……』

    ほむら『それよ! 謝りなさい!』


    マミ『違うわよ』ニッコリ


    さやほむQB『!!?』ビックゥ


    マミ『でも、美樹さんは後でお説教ね』

    さやか『!!?』

    455 = 55 :

    QB「と、とにかくこれを食べればいいんだね」

    マミ「えぇそうよ」ニコニコ

    ほむら「食べなさい! さっさと食べなさい!」

    さやか「……」ズーン

    QB「じゃ、じゃあいただきます……」パク

    マミ「……」ジー

    ほむら「……」ビクビク

    さやか「……」ズーン


    QB「……う」パアアアアアア


    マミ「変化が始まったわね」

    ほむら「そ、そうみたいですね」

    さやか「もうどうでもいい……」

    456 = 55 :

    QB「うぅ……」パアアアアア



    マミ「長いわね。正直面倒だわ」

    ほむら「そ、そうですね」

    さやか「ははは……」

    457 = 55 :

    QB「うぅう……」パアアアアア



    マミ「飽きたわ」

    ほむら「お茶でもどうですか?」

    マミ「いただくわ」

    さやか「絶望が私のゴールだ……」

    458 = 55 :

    QB「ぅぅうう!」パアアアアアアア・・・



    マミ「やっとみたいね」

    ほむら「そうですね」

    さやか「今なら飛べる気がする」

    459 = 55 :

    QB「ふぅ……」ババーン


    QB「この姿になるのも久しぶりだよ」



    マミ「変わってないじゃない」

    ほむら「変化なしね」

    さやか「あーいきゃーんふらーい」


    QB「うん……。ごめん」

    460 = 55 :

    マミ「どういうことよ」

    QB「いや、だって僕ってそもそも最初からこの姿だし……」

    QB「っていうか年齢っていう概念が僕に当てはまらないし……」

    マミ「……」


    QB「すいませんっしたー!!」ドゲザー



    マミ「つまらない結果ね。期待してくれた人に悪いわ」フゥ・・・

    461 = 55 :

    ほむら『ちょっとどうするのよ! マミが怒ってるわよ!』

    QB『仕方ないだろう! 僕だって頑張ったんだ! どうしようかどれだけ悩んだと思ってるんだ!』

    ほむら『色々あるでしょう! ロボットに変形するとか大猿になるとか!』

    QB『唐突過ぎて意味が分からないだろう!?』

    ほむら『この役立たず!』

    QB『ふん! どうせ僕は役に立たないさ! ざまあみろ!』

    ほむら『このド腐れ淫獣!』



    マミ『喧嘩は止めなさい』


    ほむQB『!!?』ビックゥ

    462 = 55 :

    マミ「全く、あなた達は……」

    ほむQB「ごめんなさい」

    マミ「まぁでも、キュゥべぇにクッキーを食べさせても変化はないことはわかったし……」

    マミ「これで満足したかしら? 美樹さん?」

    マミ「……」

    マミ「美樹さん?」

    ほむら「あれ?」

    QB「さっきまでそこにいたのに……」

    マミ「どこにいったのかしら……」

    ほむら「? ここに書置きがあるわよ」

    マミ「え?」

    QB「なんて書いてあるんだい?」

    ほむら「えっと……」




          
           旅に出ます。探さないで下さい。

                       さやか

    463 = 55 :

    ほむら「……」

    マミ「……」

    QB「……」


    ほむら「えっと……」

    QB「……」

    マミ「ふぅ……」


    ほむら「……とりあえず、私がケーキ買ってくるわね」

    マミ「ええ、お願い」

    QB「じゃあ僕もついて……」

    マミ「キュゥべぇは私とお留守番よ」

    QB「そんな!」

    マミ「嫌なの?」

    QB「嫌じゃ、ないです……」

    マミ「よね」ニッコリ

    ほむら「い、行ってくるわ」

    マミ「いってらっしゃい」

    QB「いってらっしゃい……。早く帰ってきて……」

    ほむら「え、ええ……」

    464 = 55 :

    さやか「あははははは!!!! 私は鳥になる!!」

    杏子「うるせー! なんだよいきなりアタシん家にきて!」

    まどか「さやかちゃんが壊れた」

    さやか「レッツフライ!」

    杏子「黙れ!!」

    まどか「ねぇねぇ杏子ちゃん。幽白の続きはどこ?」

    杏子「まどかも止めるの手伝えよ! 幽白の続きは寝室だ!」

    まどか「ありがとー」テクテク

    さやか「伊達にあの世は見てねーぜ!!」

    杏子「うるせー!!」






    ちなみにマミさんの機嫌が悪いのは、体重が増えたからです。

    465 = 55 :

    まんまそれ





    杏子「そういえばさ」

    さやか「ん? どした?」

    杏子「この前出てきた仁美の執事いるだろ」

    さやか「セバスチャン?」

    杏子「そう。セバスチャン」

    さやか「あの人がどうかしたの?」

    杏子「あれ、どっかで見たことあるなーって思ってたんだ」

    さやか「ほうほう」

    杏子「で、この前久しぶりにゲーセン行ったんだけどさ」

    さやか「うん」

    杏子「鉄拳ってあるじゃん」

    さやか「あるね。一回興味本位で対戦したらやりこんでる人にボッコボコにされたわー」

    杏子「それ見てわかったんだけどさ」

    さやか「なにが?」

    杏子「あの執事の人。鉄拳に出てくるキャラそのまんまだ。名前から見た目まで」

    さやか「マジで?」

    杏子「マジで」

    さやか「ちょっと画像検索してみる」カタカタ・・・

    杏子「キャラ紹介の動画とかもあるぞ」

    さやか「……あぁ。うん。あぁ」

    杏子「な?」

    さやか「うん。……御嬢様に仕えてるって辺りまでまんまだね」

    杏子「だよな……」

    さやか「……」

    杏子「……」

    466 = 55 :

    どのタイミングで秋服から冬服に変えればいいか毎年悩む




    ―買い物中

    まどか「最近寒いねー」

    ほむら「もうすっかり冬って感じね」

    まどか「うー……。やっぱりもう少し厚着してくればよかったかな」

    ほむら「だから言ったのに……」

    まどか「家にいる時はいけるかなーって」

    ほむら「甘かったわね」

    まどか「失敗したなー……」

    467 = 55 :

    まどか「そうそう、ほむらちゃんはどのタイミングでコートとか着る?」

    まどか「私毎年悩むんだー。今日は寒いけどコートを着る程じゃないかも。今着ていったら私一人だけコートで恥ずかしいかもって」

    ほむら「みんなそんなこと気にしないと思うけど……」

    まどか「そうかなー? こういう人結構いると思うけど」

    ほむら「そうかしら?」

    まどか「たぶんね」

    まどか「ねね。ほむらちゃんはどのタイミングでコートを着るの?」

    ほむら「そうね……。あまり覚えてないわ。寒くなったら着てるけど……」

    まどか「時期にしていつ頃とかは?」

    ほむら「えーっと……。11月下旬くらいかしら」

    まどか「あー、やっぱりそのくらいかー……」

    ほむら「まぁでも、寒さなんて毎年変動するものだし、そもそも寒いと感じる気温自体が人それぞれなんだからあまり気にしないでもいいと思うわよ」

    ほむら「体温が高い人もいるわけだし」

    まどか「マミさんとか温かそうだもんね」

    ほむら「……怒られるわよ」

    まどか「うぇひひ」

    468 = 55 :

    ―その頃

    マミ「くしゅん!!」ピッカチュウ

    杏子「どうした風邪か?」ピーケーファイア

    マミ「そんなことはないと思うけど……」ピッカチュウ

    さやか「誰かが噂でもしてるんじゃないですか?」デヤアー

    杏子「マミのファンとかな」ピーケーサンダー

    マミ「そ、そんなのいないわよ」シュインシュイン

    さやか「いやいや、マミさんって実は人気ありますからわからないですよー」ウワアー

    マミ「そ、そうかしら?///」ピーカーチュウ

    さやか「自信を持ってください」ハッ

    マミ「そ、そんなファンだなんて///」ピーカー・・・

    さやか(まぁ完全に憶測だけど)デヤアー

    杏子(さやかのやつ適当言ってるな)ピーケーファイア

    469 = 55 :

    まどか「うーん……。でもそれだと益々悩むなー……。いつぐらいから着たらいいんだろう」

    ほむら「細かいところを気にするのね……」

    まどか「だってー……」

    ほむら「じゃあこうしましょう」

    まどか「?」

    ほむら「15度以下ならコートを着る。このくらいの気温ならみんなも厚着しだすでしょうしちょうどいいと思うわよ」

    まどか「なるほど! それわかりやすくていいね」

    ほむら(まぁ実際は風とか雨とかで体感の寒さは変わるものだから明確な基準にはならないけど)

    ほむら(まどかが納得しているし、よしとしましょう)

    470 = 55 :

    まどか「成程ね~。15度以下かー」

    ほむら「それよりも……」

    まどか「? ほむらちゃん?」

    ほむら「寒いんでしょう? 震えてるじゃない」

    まどか「う、うん」

    ほむら「ほら、こうやってくっつけばあたたかいわよ」

    まどか「わわ、……ほんとだあたたかい……」

    ほむら「でしょ?」

    まどか「うん……。でも歩きにくくない?」

    ほむら「平気よ。まどかとなら歩きにくいくらい」

    まどか「ほんと?」

    ほむら「ほんと」

    まどか「……うぇひひ」

    ほむら「どうしたの? 急に笑ったりして」

    まどか「えへへ。なんでもなーい。あったかいねー」

    ほむら「えぇ。あたたかいわ」

    471 = 55 :

    まどか「ほーむらちゃん」

    ほむら「なに?」

    まどか「うぇひひ。呼んでみただけだよー」

    ほむら「もう……」

    ほむら「……まどか」

    まどか「なーに?」

    ほむら「私も、呼んでみただけよ」

    まどか「もー、ほむらちゃん」

    ほむら「……」

    まどか「……」

    ほむら「ふふふ」

    まどか「えへへ」

    ほむら「じゃあ早く買い物終わらせましょう。マミ達が待ってるわ」

    まどか「そだね。でも、急がなくてもいいかな」

    ほむら「でも……」

    まどか「いーの。のんびりいこ? ね」

    ほむら「……。そうね。マミ達も家でだらだらしてるでしょうし」

    まどか「うん!」






    そんなのほほんとしたまどか達の日常の一コマでした。

    472 = 55 :

    今日はここまででー。


    幼児化が人気なのはあれです。
    ほら可愛いじゃないですか。子供って。

    だからです。

    あ、言っときますけど僕はロリコンじゃないですよ。
    ただ、子供が、特に幼ない女の子が好きなただの一般人です。

    ほんとですよ? ほんとだよ?




    コメントとかありがとうございー。
    血沸き肉踊ります。



    ……ほんとに僕ロリコンじゃないからね?


    ではまたー。

    473 :


    セバスチャンのそっくりさんがいるって事は三島家のそっくりさんもいるに違いない

    474 :

    うん、君はロリコンじゃないね。
    ロリコンだね。

    475 :

    わぁい~ロリコン

    476 :

    炉じゃないってことはぺか

    477 :

    うへえ、ロリコンか

    478 :

    ちげーし、ロリコンじゃねーし

    小さい可愛い女の子が好きなだけだし

    だからロリコンじゃねーし

    479 = 55 :

    10月30日 ハロウィン


    ほむら「……」

    TV<今日はハロウィンということで……

    ほむら「ハロウィン……。そういえば今日だったわね」

    ほむら「……」

    ほむら「一応用意しときましょう」


    <お邪魔しまーす


    ほむら「まどかね。待ってて今行くわ!」






    まどか「てぃひひ。とりっくおあとりーと!」

    ほむら「はい」

    まどか「え。なんで用意してあるの」

    ほむら「どうしてかしらね」

    480 = 55 :

    まどか「むー……」

    ほむら「不服そうね」

    まどか「せっかく面白いイタズラ思いついたのに……」

    ほむら「どんなイタズラ?」

    まどか「ないしょー」

    ほむら(どんなイタズラかしら……)

    ほむら「それよりもその衣装可愛いわね」

    まどか「でしょー。パパに作ってもらったんだ」

    ほむら「ドラキュラかしら?」

    まどか「そうそう。これ凝っててねー。この、背中の羽の部分動くんだー」パタパタ

    ほむら「凄いわね……。どう作ってるのかしら……」

    ほむら(……一つ気になるのだけど、この恰好のまま家に来たのかしら)


    <たのもー!!


    まどか「さやかちゃんだ」

    ほむら「道場破りにでも来たかのような掛け声ね」

    481 = 55 :

    さやか「でたなほむら!」

    ほむら「私の家なんだからそれはそうでしょう」

    さやか「ふっふっふ……。今日がなんの日か知ってるかな?」

    ほむら「何よそのテンション」

    さやか「わかるまい。世間知らずのほむらにはわかるまい……」

    ほむら「いいから早く話を進めなさい」

    さやか「よかろう! では……」



    さやか「とりっくおあとりーと!!!!」ババーン



    ほむら「はい」

    さやか「なんで!?」

    ほむら「なんででしょうね」

    482 = 55 :

    さやか「……」ズーン

    まどか「さやかちゃんいらっしゃーい」

    さやか「あ、うん。ってまどかその恰好……」

    まどか「ドラキュラです!」ブイ

    さやか「なるほどこれでバレたわけか」

    ほむら「違うわよ」

    まどか「私もお菓子もらったもん」

    さやか「……くそう」

    ほむら「私にイタズラなんて百万ループ早いわ」

    さやか「どんな単位だよ」

    483 = 55 :

    さやか「はぁ……。せっかく凄いイタズラ思いついたのに……」

    まどか「さやかちゃんも? 私もなんだー」

    ほむら「一応聞くけどどんなイタズラなの?」

    さやか「ないしょ」

    ほむら(でしょうね)

    ほむら「それよりさやかのそれはフランケンシュタインかしら?」

    さやか「そうだよ。かっこいいっしょ」

    ほむら「かっこいいというより可愛らしいわね」

    まどか「ね」

    さやか「そんな! この剣とかいい味出してない?」

    ほむら「なんでフランケンシュタインに剣なのよ」

    まどか「関係ないよね」

    さやか「いやほら、フランケンだけに振らん剣。みたいな?」

    ほむら「……」

    まどか「……」

    さやか「……」

    ほむら「……」

    まどか「……」

    さやか「マジすいませんでした」

    484 = 55 :

    ほむら「まぁさやかは後で罰を与えるとして」

    まどか「たまにこういう親父系の入るよね。減点だよね」

    さやか「本当にごめんなさい……」


    <おーいほむらー


    まどか「杏子ちゃんだ」

    さやか「杏子だね」

    ほむら「行ってくるわ」

    485 = 55 :

    杏子「とりっくおあとりーと」

    ほむら「はい」

    杏子「ん。さんきゅ」

    ほむら「用意していたことに驚かないのね」

    杏子「だってほむらもアタシ等の行動は読めるだろ?」

    ほむら「まぁそうね」

    杏子「後はマミから徴収だな」

    ほむら「まどかとさやかは?」

    杏子「あいつ等は自分が驚かすことが先走って、自分のことまで気が回らないだろ」

    ほむら「さすがね」

    杏子「上がるぞ?」

    ほむら「ええ、いらっしゃい」

    杏子「お邪魔します」

    486 = 55 :

    まどか「いらっしゃーい」

    さやか「おさきー」

    杏子「んー」

    まどさや「とりっくおあとりーと!!」

    杏子「ほれ」

    まどさや「なんで!!?」

    杏子「なんでだろうな」

    ほむら「なんででしょうね」

    まどさや「????」

    487 = 55 :

    杏子「ふぅ……。お茶がうまい」

    さやか「なんか年よりくさいよ杏子。せっかく可愛い衣装着てるのに」

    まどか「っていうか杏子ちゃんも仮装してくるとは思わなかったかな」

    ほむら「ウィッチね」

    杏子「これは仁美が無理矢理……」

    さやか「すごい手が込んでるねー」

    まどか「たかそー……」

    杏子「アタシは嫌だって言ったのに……」

    さやか「なんで? 可愛いじゃん」

    まどか「だよね」

    ほむら「ミニスカートがいいわね」

    さやか「杏子足綺麗だもんね」

    まどか「うん」

    杏子「ジロジロ見んな」

    488 = 55 :

    杏子「今日一日これで仕事だったんだぞ……。動きにくかった……」

    さやか「なんで? そんなに変わる?」

    まどか「普段はメイド服なんだよね?」

    杏子「そうだけど……。ちょっと高いところに登ろうとしたらミニだから……」

    ほむら「見えるのね」

    杏子「と、いうより見てくるだな」

    さやか「誰が?」

    まどか「職場の男の人?」

    杏子「いや、仁美」

    さやか「マジか……」

    杏子「あわよくば写真に撮ろうとしてくるからな……」

    まどか「……なんかゴメンね?」

    杏子「いや、まどかが謝らなくてもいいよ。ただ、あいつ最近アタシをおもちゃにして遊ぶんだよな……」

    ほむら「苦労してるのね……」

    杏子「まぁ給料はいいから……」

    さやか「それ込みなんだろうね」

    まどか「凄い環境だね」

    ほむら「とりあえずお疲れ様……」

    杏子「はぁ……」






    <お邪魔しまーす


    まどか「マミさんだ」

    さやか「マミサンだね」

    杏子「マミだな」

    ほむら「行ってきます」

    489 = 55 :

    マミ「トリックオアトリート!」

    ほむら「はい」

    マミ「まぁそうよね」

    ほむら「正直マミは微妙なラインだったわ」

    マミ「私も自分でそう思ってたんだけどね。みんなはもう来てるみたいね」

    ほむら「ええ。みんな仮装してるわよ」

    マミ「楽しみね」

    490 = 55 :

    まどか「いらっしゃーい」

    さやか「おさきでーす」

    杏子「よう」

    マミ「お邪魔します」

    まどさや杏「とりっくおあとりーと!」

    マミ「はい」

    まどか「ですよね」

    さやか「そんな気はしてた」

    杏子「さんきゅ」

    マミ「佐倉さんトリックオアトリート」

    杏子「ん」

    マミ「ありがとう」

    まどか「なんで私達には言わないんですかー?」

    さやか「ひいきだー」

    マミ「あら、用意してるの?」

    まどか「うぇひひ」

    さやか「えへへ」

    ほむら「完全に読まれてるわね」

    491 = 55 :


    さやか「マミさんはかぼちゃのお化けですか?」

    まどか「フリル可愛いー」

    杏子「手作りの辺りさすがだな」

    ほむら「ジャックランタンね」

    マミ「ジャックランタンって男の人だけど、まぁいいかなってね」

    まどか「かぼちゃの中で光ってるのってライトですか?」

    マミ「そ。中身をくりぬくのに苦労したわ……」

    杏子「中身は?」

    マミ「ちゃんと調理して持ってきたわよ」

    さやか「やった!」

    492 = 55 :

    さやか「でもこうなると……」

    まどか「だね」

    杏子「確かに」

    マミ「そうねぇ……」

    ほむら「なによ。じっとこっちを見て」

    さやか「だってほむらだけ普段着じゃん」

    まどか「ダメだよ。せっかくのハロウィンなのに」

    杏子「ほむらだけノーダメージはずるい」

    マミ「なにか衣装はないの?」

    ほむら「そう言われても……。用意なんてしてないわよ」





    仁美「お話は聞かせてもらいましたわ!!」ガラッ



    杏子「仁美!?」

    さやか「どうして押入れから!?」

    マミ「中におかしいところはないわよ!?」

    ほむら「どういうことよ!?」

    まどか「仁美ちゃんいらっしゃーい」

    仁美「はい。お邪魔します」ニッコリ

    杏子「和むな!」

    さやか「質問に答えろ!」

    仁美「まぁまぁ細かいことはお気になさらず」

    マミ「細かくないわよ!?」

    ほむら(引っ越そうかしら……)

    493 = 55 :

    仁美「ところで衣装がなくてお困りだとか」

    ほむら「別に困ってはないのだけど……」

    仁美「いけませんわ。せっかくのハロウィン。衣装がなくては楽しめませんわ」

    さやか「凄い。相変わらず話を聞かない」

    杏子「職場でもあんな感じだ」

    マミ「ある意味最強ねこの子」

    まどか「ちなみに仁美ちゃんはお姫様の恰好です」

    ほむら「キラキラしすぎてまぶしいわね」

    494 = 55 :

    仁美「セバスチャン! 例のあれを」

    セバスチャン「は」

    さやか「出たな鉄拳」

    まどか「鉄拳?」

    杏子「気にすんな」

    ほむら(あ、そういえばまんまね)

    マミ(あー、そういえば……)

    495 = 55 :

    仁美「では、このセバスチャンに作らせた衣装をどうぞお召しになって下さい」ニッコリ

    さやか「あの人こんなもんまで作れるんだ」

    杏子「ってことはアタシのこれもか」

    マミ「万能すぎるでしょう」

    まどか「なんか可哀想だね」

    ほむら「妖精の衣装ですって……」

    仁美「きっとお似合いになりますわ」ニッコリ

    ほむら(き、着たくない……)

    496 = 55 :

    ほむら「……」

    仁美「お似合いですわ」

    まどか「かわいいー」

    さやか「似合ってるっちゃ似合ってるけど……」

    杏子「凄まじくヒラッヒラしてるな」

    マミ「幼稚園のお遊戯会で園児が着るやつみたいね」

    ほむら「……」

    マミ「とりあえず撮るわね」

    ほむら「やめて!」

    497 = 55 :

    ほむら「……」ズーン

    さやか「まぁ、なんでか落ち込んでるほむらは放っておいて」

    まどか「仁美ちゃん! とりっくおあとりーと」

    仁美「はい、どうぞ」ニッコリ

    さやか「なん……」

    まどか「だと……」

    杏子(いや、そりゃ用意してくるだろ)

    マミ(衣装まで持ってきてお菓子持ってこないわけないわよね)

    498 = 55 :

    さやか「くそう。仁美なならいけると思ったのに……」

    まどか「お菓子おいしい……」

    杏子「かぼちゃのプリンかー」

    マミ「本当においしい……。レシピを教えてほしいわね」

    仁美「セバスチャン」

    セバスチャン「巴様。これを……」

    マミ「あ、これはどうもご丁寧に……。ありがとうございます」

    杏子「おい、ほむら、うめーぞこれ」

    ほむら「放っておいて……」

    杏子「いつまで落ち込んでんだよ……。ほら、あーん」

    ほむら「……あーん」

    ほむら「おいしい」

    杏子「だろ」

    499 = 55 :

    仁美「では私はこれで……」

    まどか「もういっちゃうの?」

    さやか「もう少しゆっくりしていけばいいのに」

    仁美「ありがとうございます。ですがこれから見滝原に住む子供達にお菓子を配るという使命がありますので……」

    マミ「え」

    杏子「配るの? 自分から?」

    仁美「ええ」ニッコリ

    ほむら(この子、ハロウィンをクリスマスと勘違いしてないかしら……)

    仁美「それでは御機嫌よう」ババババババ


    さやか「帰るときはヘリなんだ」

    まどか「なんか慣れたね」

    杏子「近所の人も慣れてきたみたいだよな」

    ほむら「最近、見滝原に住む人の適応力がありすぎて怖くなってきたわ」

    マミ「同感ね……」

    500 = 55 :

    さやか「でもこれでみんな仮装完了だね」

    まどか「みんなかわいいー」

    マミ「ところで美樹さんはどうして剣を持ってるの?」

    杏子「フランケンシュタインって剣持ってたっけ?」

    まどか(あ、それ聞いちゃうんだ)

    ほむら(まぁ気になるわよね)

    さやか「よくぞ聞いてくれました!」

    マミ「?」

    杏子「なんか意味あんの?」

    さやか「フランケンだけに、振らん剣。ってな感じ?」

    マミ「……?」

    杏子「……。おいほむら、まどか。どうしてくれんだよ」

    まどか「私達のせい!?」

    ほむら「濡れ衣よ!」

    さやか「うん。悲しくなってきた」

    マミ「……、ねぇ美樹さん」

    さやか「はい?」

    マミ「さっきのどういう意味かしら?」

    さやか「……」


    杏子「うわぁ……」

    まどか「無自覚な追い討ちだ」

    ほむら「えげつないわね」


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