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元スレキョン「なーに、ただ識ってただけさ」

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1 :

ハルヒ「東中出身、涼宮ハルヒ。只の人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、超能力者、異世界人がいたら私のところに来なさい!」

その瞬間、全世界が停止したかに思えた。
だが、俺はただただ冷静だった。
なぜかって?

何となく識っていたからだ。

これから涼宮ハルヒを中心として巻き起こる事件や出来事について、な。

2 = 1 :

――休み時間

キョン「なぁ、しょっぱなのアレは本気で言ってたのか?」

ハルヒ「…しょっぱなのアレって何?」

キョン「宇宙人、未来人、超能力者、あと異世界人がどうたらと言ってたろう」

ハルヒ「ふーん、あんた宇宙人?」

キョン「いーや、あいにく俺はただの人間さ、宇宙人でも未来人でも超能力者でも、はたまた異世界人でもないね」

ハルヒ「なら話しかけて」キョン「だがいると思ってる」

ハルヒ「……!」

キョン「この世界に宇宙人、未来人、超能力者なんてのは別にいてもおかしくはない」

ハルヒ「……たいした自信ね」

キョン「自信? 違うな、ただ俺がそう思ってるだけさ」

ハルヒ「どういうこと?」

キョン「もし本当に宇宙人、未来人、超能力者、はたまた異世界人がいるとしたら、お前ならそいつらをどうする?」

ハルヒ「とりあえず一緒に遊ぶかしら」

キョン「まぁ、お前ならそうするだろ? だが大体は政府やら悪の組織とかに隠蔽され俺達みたいな一般人には知られないよう秘密にされてるんだよ」

ハルヒ「そうなの?」

キョン「さぁな、知らね」

ハルヒ「は? 知らないってあんた! 自分で言っといて」

キョン「知らんもんは知らん、俺がただそう思ってるだけだからな」

ハルヒ「……私を馬鹿にしてたの」

キョン「いや、お前と同じさ」

ハルヒ「私と同じ?」

3 = 1 :

キョン「お前は宇宙人、未来人、超能力者、あと異世界人がいたら自分のところに来いって言ったよな」

ハルヒ「言ったわね」

キョン「はっきり言って矛盾してるんだよ」

ハルヒ「矛盾?」

キョン「少し話は変わるがお前は今まで実際に宇宙人、未来人、超能力者を見たことはあるのか?」

ハルヒ「無いわ」キッパリ

キョン「だろ? だがあの発言でお前はいるという意志表示をした。これって矛盾してるだろ?」

ハルヒ「そう言われると…」

キョン「それと同じだ。俺も今まで宇宙人、未来人、超能力者なんて見たことなんてないがこの世界のどこかにはいると思ってる。難しい理由なんていらん、ただ自分がいると思ってるならそれで良いんだよ」

ハルヒ「……アンタってなんなの?」

キョン「ただの平凡な高校生さ。まぁ捉え方は人それぞれだから俺をどう見るかはお前の勝手だがな」

ハルヒ「ふーん…」

4 = 1 :

キョン「あぁそうだ」

ハルヒ「今度は何よ?」

キョン「お前髪切れ」

ハルヒ「……は?」

キョン「いや、切った方良いって絶対、うん」

ハルヒ「な、なに? いきなり髪切れってどういう事!?」

キョン「嫌ならポニーテールとかどうだ? 似合うと思うぞ」

ハルヒ「バ、バーーーカ!!」

キョン「行っちまったな」

谷口「キョン…お前、一体どんな魔法使ったんだ? 涼宮があんな長く喋ってんの初めて見たぜ」

キョン「ベホマとかその辺じゃね? 俺も帰る、じゃあな」

谷口「あっ、ちょっと待てよ!」

国木田「キョンは涼宮さんと一体何を話してたのかな?」

朝倉「……」

5 = 1 :

――翌日

キョン「で、結局切ってきたのか」

ハルヒ「そうよ…悪い?」

キョン「いや、悪い事はない。これから俺にばっかり悪いことが起きてくんだからな」

ハルヒ「は?」

キョン「いや、なんでも」

6 = 1 :

キョン「なぁハルヒ」

ハルヒ「何よ」

キョン「お前、全部の部活動に入ってみたらしいな」

ハルヒ「そうよ、悪い?」

キョン「悪くないってさっきも言ったろ、なに? そんなに俺に叱ってもらいたいのか?」

ハルヒ「バカ」


キョン「まぁ話を戻すぞ。どうせお前の事だから面白い部活なんて無かったんだろ?」

ハルヒ「そうよ! これっぽっちも面白く無かったわ! 本当つまんない部ばかりだった!」

ハルヒ「高校入れば少しは変な部活ぐらいあると思ったのに…」

キョン「そんなお前に提案なんだが」

ハルヒ「何よ?」

キョン「自分で部、作れば良くね?」

ハルヒ「……」

ハルヒ「それよ」ハッ

7 :

キョンがハルヒを振り回す展開は割と好きだ
往々にしてハルヒの毒が抜けて可愛く見える

8 = 1 :

ハルヒ「何でこんな簡単な事に気づかなかったのかしら!?」

キョン「俺が知る訳ないだろうに」

ハルヒ「そうと決まれば早速行動よ! アンタは…」

キョン「新たな部を立ち上げるには5人以上の部員、顧問の教師、名称、責任者、活動内容などを決める必要がある」

ハルヒ「えっ」

キョン「あとこれ、部の立ち上げに必要な学校に申請する書類な」バサッ

ハルヒ「えっ」

キョン「あぁ、あと放課後に文芸部室に来てくれ。今はほとんど使われてないはずだからあそこを部室に使おう」

ハルヒ「えっ、えっ?」

9 = 1 :

――放課後

ハルヒ「ここが文芸部室ね…」

キョン「そうだ、ちなみに長門にはもう使用許可をもらってる」

ハルヒ「長門って誰?」

キョン「中に入れば分かる、お邪魔しまーす」ガチャ

ハルヒ「ちょっ、思い切り良すぎよアンタ!」

10 = 1 :

キョン「おーっす長門ォ」

長門「……」

ハルヒ「……」

長門「……」

ハルヒ「……」

長門「貴方は昼休みの時に来た…」

ハルヒ「返事遅っ!」

11 = 1 :

キョン「早速だがこの部室を使わせてもらうぞ」

長門「どうぞ」

ハルヒ「ずいぶん簡単なのね」

キョン「あと長門にはこれから俺らの部に入ってもらう」

ハルヒ「えっ」

長門「よろしく」

ハルヒ「本当に簡単ね…」

12 = 1 :

キョン「よし、これで3人目確保だな」

ハルヒ「何か話しの流れについていけない…」

キョン「それはそうと次はどんな部員が欲しい?」

ハルヒ「うーん、そうね…マスコットキャラ的な子が欲しいわね」

キョン「なら2年の『朝比奈みくる』って人がオススメだ」

ハルヒ「何その子、可愛いの?」

キョン「まぁ見れば分かる」

ハルヒ「じゃあ明日の休み時間に会って来ようかな」

キョン「じゃ、また明日~」

ハルヒ「あっ、ちょっと待ちなさいよ!」

長門「……」ポツーン

13 = 1 :

――翌日

ハルヒ「…ねぇキョン」

キョン「ん? 朝比奈さんに会って来たんだろ」

ハルヒ「えぇ会って来たわ…何よあの子、いろいろ反則じゃない」

キョン「だろ?」

ハルヒ「キョンのくせになかなかのセレクションじゃない。あの胸を見た瞬間、揉みしだきたくなったわ…」

キョン「やめとけ、バニーガール着せるのもな」

ハルヒ「えっ」

14 = 1 :

――放課後

ハルヒ「というわけで連行して来ましたー」

みくる「こ、ここどこですか~? 何で私、連れてこられたんですか~?」ビクビク

キョン「……」ガチャッ

みくる「な、何で鍵締めるんですかー!?」

ハルヒ「ナイス、キョン!」

長門「……」

15 = 1 :

キョン「というわけで朝比奈さん、我が部に入部して下さい」

みくる「というわけってどういうことですかー!? 全然意味が分かりませーん!」

キョン「素直に入部するかハルヒによるハレ晴レ痛快マッサージどっちが良いですか?」

ハルヒ(キラーン)

みくる「入部します」

16 = 1 :

みくる「で、でも私、文芸部って何をするのか…」

ハルヒ「我が部は文芸部ではないわ」

みくる「えっ」

キョン「これからハルヒが言うので心して聞いてください」

みくる「はぁ…」

キョン「はい、ハルヒさんどうぞ!」

ハルヒ「我が部の名前は……S・O・S・団よ!!」

みくる「え、SOS団…ですか?」

ハルヒ「そうよ、ちなみに意味は」キョン「S=世界を O=大いに盛り上げるための S=涼宮ハルヒの団、だ」

ハルヒ「えっ」

17 = 1 :

キョン「さて、これで4人目確保なわけだが」

ハルヒ「あと一人、どうしようかしらね…」

ハルヒ「そうだ、謎の」キョン「謎の転校生なんてどうだ」

ハルヒ「えっ」

キョン「こんな時期にやって来る転校生なんて十分謎の資格があると思わんか?」

ハルヒ「……そ、そうね。そうしましょう」

キョン「んじゃー今日は解散、じゃあなー」

ハルヒ「ちょっ勝手に決めるんじゃないわよ!」

みくる「……」ポツーン

長門「…ユニーク」

18 = 1 :

これでちょうどアニメ第1話のところが終わりです。

キョンが前もってハルヒの行動を潰していくのでハルヒが可愛く見えます。

ちなみに森さんは俺の嫁。

19 :


キョンは予知能力を持った超能力者だったということか

20 :

やばい、これは期待!!なんて俺得スレ!!

21 = 7 :


>>7では投下中に失礼しました
何故か一段落しているものと勘違いしてました
期待してます

22 :

いいね、コレは期待できる
支援

23 = 1 :

オマケ


キョン「何の本読んでんだ?」

長門「……」スッ

キョン「面白い?」

長門「…ユニーク」

キョン「どういうとこが?」

長門「……全部」

キョン「本が好きなんだな」

長門「……わりと」

キョン「俺も本が好きでな」

長門「……そう」

キョン「『とある魔術の禁書目録』っていう本なんだが」

~30分後~

長門「ぜひとも読みたい」キラキラ

キョン「じゃあ今度持ってくるよ」

長門「分かった」ワクワク

24 :

一巡した世界

25 :

ニ話目更新します。

26 = 25 :

――翌日

キョン「パソコンを買ってきた」ドサッ

ハルヒ「えっ何で?」

キョン「このご時勢にパソコンもないなんて許される事じゃないだろう」

ハルヒ「誰が許さないっていうのよ…」

キョン「別に良いだろ? 俺の実費なわけだし」

ハルヒ「それもそうね」

キョン「ただ文芸部室はインターネットを繋げられる環境じゃないんだよな」

ハルヒ「それじゃあどうするのよ」

キョン「ちょっとコンピ研行ってくる。あと長門を借りてくぞ」

ハルヒ「別に良いけど…」

キョン「分かった、おーい長門ー!」

長門「…呼んだ?」ヒョコッ

キョン「ちょっと俺について来てくれないか?」

長門「…分かった」

キョン「んじゃ、行ってくるぜ」

ハルヒ「あっうん、行ってらっしゃい」

ガチャッ バタン

ハルヒ「……パソコンね、何に使うのかしら?」

27 = 25 :

コンピ研部長「何だい、僕に何か用かい?」

キョン「いや~コンピュータ買ったんですけど~パソコンの配線が分かんなくて~教えてもらえないかな~?と」

コンピ研部長「……その為にコンピ研に来たと?」

キョン「えぇ」

コンピ研部長「い、いや初心者には難しい作業なのは分かるけど悪いが僕らも暇じゃないんだ…」

キョン「そんな事言わずにこれで何とか~」スッ

長門「……」

コンピ研部長「だからって女の子を献上されてもね…」

28 = 25 :

キョン「ではちょっとパソコンをお借りしてもよろしいですか?」

コンピ研部長「ん? まぁ構わないけど…」

キョン「よし長門、行ってこい」

長門「……」スタスタ

長門「……」カチッ

長門「……」カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

コンピ研部長「な、何てスピードだ! 早すぎて目が追いつかない!」

キョン(昼休みに練習させた甲斐があったな)

29 = 25 :

キョン「どうですか? パソコンの配線を繋いで頂けるなら彼女をコンピ研に仮入部させてもよろしいんですが」

コンピ研部長「ほ、本当に!? 良いのかい?」

キョン「構わんだろ? 長門」

長門「」コクッ

キョン「だ、そうです」

コンピ研部長「よーし、今日中に使えるようにしてあげるよ!」

キョン「ありがとうございまーす」

30 = 25 :

ハルヒ「あら、使えるようになったんだ」

キョン「コンピ研の方々が一日でやってくれました」

みくる(ジェバンニ!?)

ハルヒ「でもこのパソコン何に使うのよ?」

キョン「SOS団のサイトを立ち上げようと思ってな」

ハルヒ「…良い考えね、それ!」

みくる「サイト…ですか?」

キョン「えぇ、インターネットを使えば不思議な出来事と巡り会う可能性も高まるでしょう」

ハルヒ「頭良いわね、キョン! 今日から副団長に任命するわ!」

キョン「ワーイ、ヤッター」

みくる(目が笑ってない…)

31 = 25 :

ハルヒ「じゃあ今日の団活はこれで終わり、最後の人は鍵閉めてねー」

みくる「私も用事があるのでお先に失礼しまーす」

キョン「じゃ、また明日ー」

ガチャッ バタン

キョン「……さて長門、俺に何か用か?」

長門「……」スッ

キョン「これを読めばいいのか?」

長門「……」コクッ

キョン「いや、正確には中のしおりを、か…」ペラッ

長門「…!」

キョン「なに何?『午後七時、光陽園駅前公園にて待つ』…か」

キョン「別に長くならない用事ならここで話してくれても構わんぞ?」

長門「……」

キョン「ハルヒに聞かれたくない話なんだろ? アイツは戻って来ないから大丈夫だ」

長門「…分かった」

キョン「で、話しってのは?」

長門「涼宮ハルヒと私のこと…貴方に教えておく」

キョン「ほう」

長門「涼宮ハルヒと私は普通の人間じゃない」

キョン「識ってるよ」

長門「……え?」

32 = 25 :

キョン「この銀河を統括する情報統合思念体によって作られた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェース、俗に言う宇宙人、それがお前だろ? 長門」

長門(なぜ知って…?)

キョン「お前の仕事は涼宮ハルヒを観察し、それを情報統合思念体に報告すること。産み出されてから3年間、お前はそうして生きてきたんだろ? しかし至って3年間正常だったはずのハルヒの近くに俺というイレギュラーが現れた、違うか?」

長門「……そう」

キョン「はっきり言おう、全部識ってた」

長門「……なぜ? 貴方はこの地球に有り触れたただの人間なはず」

キョン「なぜかって聞かれてもなぁ、識ってるもんは識ってるんだよ」

長門「……分からない、理解…できない」

キョン「そうだな強いて1つだけ言うなら…」

キョン「人間ナメんな」ボソッ

長門「!!」

キョン「あぁそうだ、あと朝倉についてなんだが」

長門「……彼女がどうかした?」

キョン「アイツ今度俺のこと殺そうとするからその時はよろしく~じゃあな」ガチャッ バタン

長門「……」

長門「分からない、彼という人間が…」

33 = 25 :

はい、ここまでで2話と3話の始まりの部分が終わりました。

長門のセリフは長いからキョンでだいぶはしょりました。

ちなみに長門は俺の妹。

34 :

乙!
俺の嫁のみくると、愛人のきょこたんは渡さないからな
妻妾同姦(笑)

35 :

キョンがDQNに見えた俺は末期

36 :

いやこのキョンはDQNだ

37 = 25 :

3話目始まります。

古泉が空気になってます(笑)

38 = 25 :

キョン「長門、オセロしないか?」

長門「…オセロって何?」

みくる「結構面白いですよ」

~10分後~

みくる「ま、負けです~」

キョン「ほう、なかなかやるじゃないか長門」

長門「……そう」

キョン「じゃあ次は俺が相手だ」

~10分後~

キョン「俺の勝ちだな」

長門「」

みくる「」スゲェ

39 = 25 :

バターン

ハルヒ「いやーゴメンゴメン、いろいろ話してたら遅くなっちゃって」

キョン「ん、そいつが噂の転校生か」

古泉「はじめまして、本日1年9組に転校してきた古泉一樹と言います。ふつつか者ですがどうぞよろしくご享受願います」

キョン「あぁ、よろしく」

みくる「えーと、あっ!」フラッ

古泉「危…!」

キョン「キャッチ!」ガシッ

みくる「キ、キョン君ありがとうございます~!」

キョン「いえいえ」

古泉「……」

長門「ユニーク(笑)」

40 = 25 :

ハルヒ「これでようやく5人揃ったわね!」

キョン「あぁ完璧だ、鶴屋さんもいれば尚更な」

みくる「えっ」

ハルヒ「よーし、SOS団! これから本格的に頑張って行きまっしょーい!」

キョン「じゃあ俺帰るな」

ハルヒ「は? ちょっと待ちなさいよ!」

古泉「登場早々いきなり放置ですか…」

長門「私は慣れた」

みくる(何でキョン君は鶴屋さんの事を…?)

41 = 25 :

――土曜、不思議探索

ハルヒ「うわっアンタ早いわね」

キョン「まぁな、でも俺より長門の方が先だったぞ」

長門「……」

ハルヒ「でもまだ集合時間の3時間前よ?」

キョン「なぜか一番最後に来た奴は罰金をとられると思ってな」

ハルヒ「チッ」

キョン「舌打ちすんな」

42 = 25 :

古泉「どうやら僕が最後のようですね」

みくる(集合時間の1時間前に全員集合って…)

ハルヒ「う~ん、最後に来た人は罰金にしようと思ったんだけど…今回はなし!」

キョン「チッ」

古泉「何で舌打ちしたんですか」

43 = 25 :

キョン「ところで集まったは良いがどうするんだ?」

ハルヒ「二手に別れて市内を探索するわ、くじ引きで班を決めましょう」

キョン「では朝比奈さん、よろしくお願いします」

みくる「えっ」

ハルヒ「ちょ、ちょっと! くじ引きだって言ってるじゃない? さっさと引きなさい!」

キョン「へいへい」
くじ引きの結果

キョン・みくる班

ハルヒ・長門・古泉班

ハルヒ「」

みくる「」

キョン「なっ?」

44 = 25 :

ハルヒ「言っとくけどサボったら[ピーーー]わよ!」

キョン「へーい」

ハルヒ「返事ィ!」

キョン「しただろ!?」

ハルヒ「気持ちがこもってない!」

キョン「なんじゃそりゃ!?」

古泉「それでは我々は先に行きましょうか、涼宮さん」

ハルヒ「しっかりやりなさいよ!」

キョン「分かったって」

みくる「行っちゃいましたね…じゃあ私達も」

キョン「そうですね、ゲーセンにでも行きましょう」

みくる「…えー」

45 = 25 :

――ゲーセン

キョン「ははっ、[ピーーー]ゾンビ共!」バンッバンッ

みくる「あ、あのー」

キョン「おぉボス登場!」バンッバンッ

みくる「お話しがー」

キョン「[ピーーー]! [ピーーー]オラァ!」バンッバンッ

みくる「……怖い」ガタガタ

46 = 25 :

キョン「で、話しって何です?」キリッ

みくる「ふぇっ? ゲームやってたんじゃ!?」

キョン「もう終わりましたよ、最高得点で」

みくる「……じゃあお話しさせて頂きますね」

みくる「実は私」キョン「未来人なんです」

みくる「えっ」

キョン「でしょ? 朝比奈さん」

みくる「な、何で知ってるんですか…?」

キョン「禁則事項です」

みくる「!!」

キョン「じゃあそろそろ戻りますか」

みくる「え? まだ話しは」

キョン「分かってますって、ハルヒを観察してるのも、朝比奈さんがTPDDを使って未来から来てるのも、胸に星型のホクロがあるのも全部識ってますよ」

みくる「な…んで?」

キョン「だから言ってるじゃないですか、『全部識ってた』って」

みくる「……」

キョン「さっ、待たせるとうるさい奴がいるのでさっさと戻りましょう」

みくる「……はい」

みくる(どうして知ってるの? もしかしてキョン君も未来から!?)

みくる(…って星型のホクロ!?)

47 :

これは目が離せん
期待してます

48 = 25 :

ハルヒ「昼もまたくじ引きをするわよ!」

キョン「よろしくな、長門」

長門「…?」

ハルヒ「だーかーらー! くじ引きで決めるって言ってんでしょ! さっさと引けバカキョン!」

くじ引きの結果

キョン・長門班

ハルヒ・みくる・古泉班

ハルヒ「」

キョン「なっ?」

49 = 25 :

ハルヒ「じゃあ私達はこっち! アンタらはあっちね!」プンスカ

キョン「何怒ってんだ?」

ハルヒ「怒ってないわよ!」

キョン「じゃあ行くか、長門」

長門「……了解」

ハルヒ「ぐぬぬ…」

みくる「涼宮さん、顔が怖いですぅ…」

50 = 25 :

――図書館

キョン「やっぱり長門とならここが一番だな」

長門「……」ジー

キョン「好きな本読んでていいぞ」

長門「…!」テクテク

キョン「今のうちに貸し出しカード作っとくかな」


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