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元スレ姫「疲れた、おんぶして」勇者「はいはい」
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姫「うん、『鐘』みたいな音がした後に勇者の書いた物が見えたの」
勇者「俺もその『鐘』の音聴こえて、それから姫の声が聞こえたんだ」
ジャラッ
姫「……これで?」
勇者「その首飾りと俺の『ロトの印』が共鳴したせいだな」
姫「そうなの?」
勇者「それ以外分からない……最初から俺は姫の記憶だけしか戻らないと思ってた」
姫「え……?」
勇者「あの『ぼうけんのしょ』に魔法が宿ってるかどうかも、本当に賭けだったんだ」
姫「つまり偶然ってこと?」
勇者「……『奇跡』かな、姫のその首飾りも含めてさ」
姫「……」ジャラッ
姫(……この首飾りに触れてると、体がふわふわする)
勇者「……あっ」
姫「どうしたの」
勇者「さっきメイドを驚かせちゃったな、と思って」
姫「あっ……さっきの私たち、別人みたいだったもんね」
勇者「後で謝りに行こうか」なでなで
姫「うん」ぎゅっ
姫「……勇者の頭、真っ白になったね」
勇者「……だな」
姫「金髪とか黒髪も良かったけど、真っ白だと変だね」
勇者「金髪? あれ、洞窟の時覚えてたのか」
姫「私を初めて助けてくれる前までは金髪だったでしょ」
勇者「あー、全部思い出したんだもんな……」
勇者「なんか……疲れたな」
姫「ね」
勇者「……パーティー、メイドに頼んでサボるか」
姫「でもお父さんが呼びに来るよ」
勇者「………姫、ずっと話す機会なくてごめん」ぎゅっ
姫「ふぇっ」ぎゅっ
勇者「……だから、今は伯爵の奴が王様の代わりになってる」
姫「………」
勇者「……」
姫「……………」
勇者「…………」
姫「………」ぎゅっ
勇者「……」なでなで
< コンコンッ
メイド「勇者さん、姫様? 伯爵王様が呼んでます」
メイド「……」
伯爵王「退きなさい」
伯爵王「……扉を壊せ」
伯爵兵「はっ!」
―――――― 「『デイン』」
バヂィィンッッ!!
伯爵兵「ぐああっ!?」ドサッ
伯爵王「なっ……」
< ドガァッ!!
勇者「よ、メイド」
姫「……」ぎゅっ
メイド「勇者さん!? って、姫様が背中にいるってことは……」
メイド「仲直りしたんですね」
勇者「喧嘩したと思ってたならそう思ってくれ」
伯爵王「っ!? まさか、本当に姫が……」よろよろ
姫「……死んだと思ったなら、残念でしょうね」
姫「伯爵、……癪だけどアンタにラダトームは任せるわ」
メイド「え……何故ですか姫様っ!!」
姫「私が決めたの、ラダトームは伯爵に任せるとね」
姫(……この男は苦手だけど、きっとこの国を守ってくれるから)
勇者(………)ギロッ
伯爵王「ひっ……?」
勇者「……もう行くぞ、姫」
姫「うん、ありがとう勇者」ぎゅっ
勇者「掴まってろよ」
メイド「勇者さん! どこに行くんですか!!」
勇者「悪いなメイド、色々心配させたりさ」
姫「ごめんねメイド」
メイド「ぇ、いやあの……」
勇者「心配するな、『姫と一緒に』竜王倒しに行くだけだ」
―――――― 「『ルーラ』!」
―――― ヒュバァァァッ
メイド「……行っちゃった」
勇者「こんばんは」
主人「ややっ!? 今朝来て直ぐに出てった人じゃないか!」
勇者「はは……悪かった」
姫「数日間泊めてくれる?」ぴょこっ
主人「おや、お嬢さんまで元気になっちまって……」
勇者「色々あったんだ」
姫「色々ね?」ぎゅっ
主人「……何だか知らんが、まだ部屋はそのままだから数日間泊めてやるよ」
勇者「料金は後で払うよ」
主人「まいど」
主人(……にしても幸せな顔してんなこの2人)
『次回』
主人「ゆうべはおたのしみでしたね」2828
おやすみなさい
おうじょのあいだっけ、重要アイテムのひとつ
こういう風に細かくネタが入ってるとニヤリとしちゃうよな
こういう風に細かくネタが入ってるとニヤリとしちゃうよな
姫「勇者ー? はやくはやくー」
< 「ちょっと待ってくれ、ここのハンドタオルは小さくて……」
姫「タオル着けなくてもいいのに」
ガチャッ
勇者「……一緒に入浴するなら必要なんだよ」
姫「どっちから頭洗う?」
勇者「別にどっちでもいいなー」
姫「じゃあまた勇者洗ってよ」
勇者「はいはい」
姫「あ、待って!」
勇者「ん?」
姫「……優しくしてね」
勇者「はいはい(かわいい)」
勇者「痒い所ないか?」ごしごし
姫「んぅ……」
勇者「んぅ?」
姫「後ろをちょっと強くして」
勇者「はいはい」ぐしぐし
姫「……~~っ」
勇者「どう?」
姫「首筋お願い」
勇者「頭じゃないな」
勇者「よしっと」ざばっ
姫「ひゃんっ!」
勇者「次は体か、俺は風呂に浸かってるよ」
姫「え? 洗ってくれないの」
勇者「背中だけならいいけど」
姫「ー♪」ニコニコ
勇者「……はいはい」なでなで
姫「えへへ///」
勇者(……えへへって、前はこんな感じだったっけ)ごしごし
勇者(姫が一週間の間で色々体験したせいか?)ごしごし
勇者(まあ……気のせいかもしれないな)ごしごし
勇者(考えてみたら、一週間も姫と離れ離れになったのは初めてだったし)ごしごし
勇者(………ん? そういえば)ごしごし
姫「ゆ……勇者っ、ね?」
勇者「ああごめん、どうかしたか」ごしごし
姫「…と、途中から……胸ばっかりになってる…っ」びくっびくっ
勇者「 」
勇者「……///」ごしごし
姫「……」
勇者「……////」ごしごし
姫「……」
勇者「……~~/////」ごしごし
姫「勇者、もうお風呂に入ってて良いから……顔がどんどん真っ赤になってるよ」
勇者「……はい//////」
姫「終わったから次いいよ勇者」
勇者「んー」←冷静になった
姫「私が勇者の頭洗うよ♪」
勇者「おっ、じゃお願いしようかな」
姫「真っ白な頭を泡で更に真っ白にしちゃうんだからね!」
勇者「優しくしてな」
姫「やーだよっ」
勇者「OK (かわいい……)」
姫「痒い所ある?」がしがしがし
勇者「ないかな」
勇者(い、いてぇ……)
姫「もう流す?」
勇者「うん」
姫「よいしょ」ざばっ
勇者「ぐああああああ!!?」←傷ついた頭皮に染みた
姫「……ごめん」チャプッ
勇者「いや、ホイミしたから全然平気だけどさ」
姫「……」
勇者「……気にし過ぎだって」
姫「勇者の体洗いたかった」
勇者「どっちにしろダメだったから諦めてくれ」
姫「……ふぁ」
勇者「眠いか?」ごしごしっ←姫の頭拭いてる
姫「……うん」うつらうつら
勇者「疲れたもんな、姫が一番大変だったよな」なでなで
姫「……勇者、ベッド」
勇者「はいはい、寝るか」がしっ
姫「……zZZ」
勇者「おやすみ」ぱさっ
スタスタ
勇者(確か下の食堂に本があったな、少し読んでから寝るか)
勇者「っ」クラッ
勇者(……さっき『デイン』使ってかなり疲労が来てるな、10日寝てないし)
勇者(やっぱり寝よう)スタスタ
勇者(……暑い)
勇者(寝苦しいな、布団はいらないか)スッ
姫「っ」ぎゅっ
勇者(……なるほど暑いわけだ)
勇者「姫、姫のベッドはそっちだぞっと」ぐいっ
姫「お願い」ぎゅっ
勇者「起きてたのか? ……!」
勇者(……泣いてる)
勇者「……」なでなで
姫「……」
勇者「ちょっと気になってたんだよ、姫の事」
姫「……」ぎゅっ
勇者「『全部思い出した』って事はさ、姫が俺にどういう感情を抱いてるか既に俺が知ってるって事なんだ」
姫「……?」すっ
勇者「もう機会を待つ必要もない訳だしさ……姫に応えようと思う」
姫「………勇者? それって」
勇者「いや、正直……恥ずかしい話だけどさ……」
勇者「言わなくてもわかってるんじゃないかと思ってたんだ」
勇者「………でも、姫も俺と同じように1人で泣いてるなら……せめて伝えてあげなきゃと思って」
姫「……」 ドキ ドキ
勇者「その………」
姫「うん……っ」 ドキ ドキ ドキ
勇者「…好きだ、ひめ
姫「!」ちゅっ
勇者「!!!??」
姫「……好き?」すっ
勇者「……」←てっきり王様が亡くなって自分と同じ悲しみに襲われてるのだと思ってたので、混乱
姫「勇者、私の事好き?」
勇者「……」コクコク
姫「私ね、全部思い出したんだよ?」
姫「だからあの夜勇者にしてあげた事覚えてるんだよ?」
勇者「……」コクコク
姫「だから私、全然寂しくないし勇者にやっと本当の気持ちを教えて貰って幸せ」
姫「……きっとお父さんも喜んでくれる気がするの」ぎゅっ
勇者「……」
勇者(やっぱり姫は俺より強いな……)
―――― ちゅっ
< ギシッ……ドンッ
< 「ひゃぁ……!」
主人「……ほう」
勇者「いっつつ……何するんだいきなり」
姫「ごご、ごめんねっ!? まさかこんな簡単に勇者が押し倒せるって思ってなくて」
勇者「当分は普通の人間にも力じゃ勝てないくらい、今の俺は疲労してるからな…」
姫「そうなの?」
勇者「ああ、ところで何で急に押し倒したりなんか……?」
姫「……ずっと前に勉強したでしょ、『ふうふのいとなみ』って」
勇者「っ!? あれは王族の為の、正しくない知識だからな!?」
姫「えっ」
姫「……じゃ、こうやって[ピー]するのも?」
勇者「ダメっ」
勇者(…………)
がばっ
姫「ひゃっ?」
勇者「……俺は、知ってるだけで実際に『そういう事』はしたことないんだ」
姫「う、うん」
勇者「だから……痛かったら、言うんだぞ?」
姫「……♪」ちゅっ
勇者「……」なでなで
主人「ゆうべはおたのしみでしたね」2828
勇者(な、なぜにバレている―――― ッッ!!?)
姫「……////」
勇者「……はぁ、厨房借りていいか」
主人「え? 朝食なら俺がつくるぞ」
勇者「姫は俺が作った物の方がいいんだよ」
姫「勇者の作った料理は美味しいんだよね♪」
勇者「……///」なでなで
姫「~♪」
主人(朝からなんだこれは……)
勇者(さて、と……一晩寝ただけじゃまだ体力も回復してないから無茶は出来ないな)
コック「お客さん、手伝う事は?」
勇者「野菜と皿を用意してくれればいい」
勇者(朝は簡単なサラダに適当なものでいいか)
―――― シャキィッッ!!
―――― ゴォォッ!! ジュバンッ!!
―――― ジュワァッッ!! シャカシャカシャカシャカシャカッッ!!
―――― スパンッッ!! シャッ・・ゴパンッ!!
勇者「『スクランブルエッグとフィッシュフライ、ハニーワッフル、霜降り肉のカルパッチョ風サラダ』・・・っと」
コック「……」
※のちにこのコックは、ラダトーム王家からの「料理長にならないか?」 という話を蹴ったそうな
勇者「フィッシュフライとか作ってみた、どうだ」
姫「……」モグモグ
姫「勇者」
勇者「んっ、うん? (め、珍しく無表情!?)」びくっ
姫「あーん」すっ
勇者「……へ」
姫「お口あーんしてよっ」
勇者「…」
勇者「あーんっ」
姫「えいっ♪」ひょい
勇者「モグモグ ……」
姫「~♪」モグモグ
勇者「……」ゴク
姫「ゴク どう?」
勇者「…いや、美味しいと思う」
姫「えへへ♪……私にもあーん♪」
勇者「……あ、ぁあ! なるほど!」
主人(何がなるほどなんだ……)
コック(なんという『あーん』の破壊力)
姫「んー、お腹いっぱい」
勇者「部屋で休むか?」
姫「うん、勇者おねがい」すっ
勇者「はいはい」がしっ
姫「勇者違う! おんぶじゃなくて、抱っこ」
勇者「え? おぅ…」ぎゅ
姫「ふふん♪」ぴとっ
勇者「よっと」
姫「ありがとう勇者」にこっ
勇者「どういたしまして」なでなで
姫「勇者、隣にきてきてっ」
勇者「?」
姫「……お昼寝、しよ?」ぎゅーっ
勇者「……」
姫「・・・ゆーしゃっ♪」もぞもぞ
勇者「……」なでなで
ぎゅっ
姫「ふぁっ……えへへ、勇者……」ぎゅ
姫(……あ)ぴとっ
< ドキ ドキ ドキドキ ドキ ドキドキ ドキ ドキ
姫「……勇者、すごいドキドキしてる?」
勇者「……ん」なでなで
勇者「……姫、前に比べたらすごい変わったよ」
姫「そうかな」
勇者「なんかさ……今までなら直ぐに姫がして欲しい事がわかったのに、分からないんだ」
姫「悪いこと?」
勇者「悪いことじゃない、姫が前よりもっと大切というか……どうしようもない位愛おしくなってきた」
姫「ふーん……やっぱり昨日したえっちのせいかもね」
勇者「かな……」ぎゅっ
主人「あさからおたのしみでしたね」2424
勇者「……覗きか」ギロッ
主人「俺の部屋の上があんたらなんだよ!」
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