私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
元スレほむら「思い出せない…私は何者だ?」
SS+ スレッド一覧へ / SS+ とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ★★★
レスフィルター : (試験中)
和子「さーて……まぁとりあえず朝はコーヒーよね……」
和子(それからHR、一時間目は1組ねー、あのクラスは真面目なんだけど静かすぎるというか…)
カラララ
ほむら「あ」
和子「え?」
ゴポポポポ・・・
ほむら「……」
和子「…職員室で何をやっているのかしらー?暁美さーん?」
ほむら「これには並々ならぬ事情が…」
和子「聞いてもいいけどそのカップラーメンはどう弁解するつもりかしらね~」
ほむら「いや、弁解というより…このポットがボタン式じゃなくてちょっと面倒臭いというか」
和子「ふふふ、暁美さあん、そういえば日頃の事業態度の件についてもお話があるから、もうしばらくここにいましょうねえ~」
ほむら「…厄日だ」ズルズル
早く登校したというのにこのありさま。
やわらかなパイプ椅子の上で食事を摂れるというのはありがたいことだが、向かいの担任がなんとも口うるさい。
静かに麺を啜らせてほしいものだ。
和子「一人暮らしが大変なのもわかっていますけど、そういう時は先生達にも頼って欲しいですねっ」
ほむら「ふぁい」
ずるずる。
和子「クラスのみんなと馴染めているのはとても良い傾向なんですけど、逆に先生達に対する日頃の授業態度の悪化が見られてますから…」
ほむら「ふぁ」
ちゅるん。
和子「ちょっと!真面目に話している時に汁を飛ばさない!」
ほむら「あ、すいません」
向かい側に人がいるというのも珍しいので、ついやってしまった。
これはしたり。
ほむら「はあ」
やれやれ、小言慣れしないな。
しかし日頃の退屈な授業も悪いのだ。
あの範囲は何度も反復してやったようにも思えてしまうほど手ごたえがない。
テストだって同じだ。手が答えを覚えているように答案を埋めてしまう。
そういった授業中のつまらなさについては、秀才だった暁美ほむらを逆恨みしてしまおうか、という程度だ。
多少は考えめる問題用紙を配布してほしい。
ほむら(しかし、先生から態度の悪さを指摘されるのはさすがに良くないか…)
身の振りをわきまえ、ノートにマジックの案を書き記すだけに留めておくべきだろうか。
これ以上の素行の悪さはクラスでも目立ってしまうだろう。
クラスメイトから変人扱いされるのはあまり良い事ではない。
「おや、君は」
ほむら「?」
廊下を歩く私に白髪はげのおじいさんが話しかけた。
「確か、…ええと…暁美……ほむら君だったね?」
ほむら「ええ、まあ」
私はこの男を知らない。
「昨日偶然、町で君を見かけたのだが、びっくりしたよ、あのマジックショー」
ほむら「え」
「いやあ見事の一言につきますな、芸は身を助けるといいます、大事にするといいですよ」
老人は笑顔でそれだけほめちぎると、朗々と笑いながら廊下の向こうへ去っていってしまった。
さやか「よー、ほむら!」
ほむら「……おはようさやか、元気だね」
さやか「へへ、まあねえ」
まどか「おはよー、ほむらちゃん」
ほむら「ああ、おはようまどか……ねぼけた顔をしているけど大丈夫かい」
まどか「ね、ねぼけてないよ?」
仁美「おはようございます、ほむらさん」
ほむら「おはよう仁美……今日も綺麗だね」
仁美「あらっ」
さやか「どうしたんだほむら、今日は朝から随分と上の空じゃん」
まどか「さやかちゃんみたいに月曜日が嫌いなのかな」
さやか「わ、私だけじゃない!はずだぞ!」
ほむら「うん……まあ、ちょっと気になったことがあってね……」
仁美「? ほむらさんがですか?何かあったのですか?」
ほむら「ああ、気のせいかもしれないんだけどな……」
まどか「うん」
ほむら「なあ、私って……目立ってるかな」
さやか「目立ってるけど?」
仁美「目立ってますわね」
まどか「目立ってるねー」
ほむら「……そうか」
杏子「……」
QB「どうしたんだい杏子、昨日から何もしていないじゃないか」
杏子「うっさい」
QB「暁美ほむらと戦って撤退してからというもの、君は随分と行動力が落ちているね」
杏子「ほっとけ」
杏子「…もうあいつには関わらないよ…あいつがそう突き放したんだ」
杏子(マミのようにな……)ムシャ
QB「…ねえ杏子、つい最近僕が手に入れた情報なんだけど、聞いてくれるかな」
杏子「しつこいぞ、もうほむらの所には…」
QB「およそ二週間後、この近くにワルプルギスの夜がやってくる」
杏子「!!」
QB「そのために――」
杏子「オイ、なんでわかる」
QB「僕がそういった予兆を察知できるのは不思議かい?」
杏子「…それは本当なのか」
QB「あくまでも予想だし、必ず来るものとは限らないかもしれない…けれどおおよそ二週間後には、何か強大な魔女が現れるはずだよ」
杏子「……」
杏子(ワルプルギスの夜……超弩級の魔女…)
マムは相変わらず可愛いなあ
さり気無くほむひとの予感がする…!
さり気無くほむひとの予感がする…!
色々と再起動を試すべき
あんほむを期待してたのにこんなのってないよ!
あんほむを期待してたのにこんなのってないよ!
>>996
それは許さない
それは許さない
類似してるかもしれないスレッド
- ほむら「思い出せない…私は何者だ?」2 (1001) - [94%] - 2012/5/7 23:45 ★★
- ほむら「思い出せない…私は何者だ?」3 (675) - [94%] - 2012/6/8 6:15 ★★
- ほむら「時間遡行にQBがついてきた」 (512) - [42%] - 2014/9/9 5:15 ★
- あかり「最近ごらく部にいてもつまらない」 (394) - [42%] - 2016/1/12 21:45 ☆
- ほむら「拳でワルプルギス倒す」 (959) - [41%] - 2012/4/25 20:30 ★★
- あやせ「お兄さんに嫌われた…?」 (162) - [41%] - 2012/5/8 16:30 ☆
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について