私的良スレ書庫
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元スレほむら「思い出せない…私は何者だ?」
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夢を見た。
マミと、魔法少女になったまどかと一緒に魔女と戦う夢だ。
私は夢のせいか、おぼつかない足取りで戦っている。
二人は慣れた様子で、次々と魔女に攻撃を与えている。私は何もできない。
ほむら「……」
目を覚ます。言いようのない寂しさが、身体の内からこみ上げてきた。
二人と離れたくない。
まどかやマミは、魔法少女を殺した私を軽蔑しているだろう。
けれど私は二人と離れたくない。
私の友達だ。
暁美ほむらではない、私の友達。
さやか、まどか、マミ…。
……私は暁美ほむらなんて知らない。だから、聞かれても何も答えない。
奴とは、そんなレベルで関わらないことに決めた。
ほむら「……学校に行こう」
冷蔵庫に入れた油の浮いたラーメンを啜り、私は家を出た。
一度湯を張ったカップ麺を冷蔵庫に取っておくのは考えつかなかった
記憶失う前のほむほむを現在のほむほむが勘違いしてるのがもどかしくてやばい
以前までのほむほむがやったことって
・時間停止を悪用してあちこちから武器を盗みまくる
・小動物(QB)を執拗に追いかけて鉛玉をブチ込む
・魔法少女の本体を砕く
とハタから見ればうn外道だね
・時間停止を悪用してあちこちから武器を盗みまくる
・小動物(QB)を執拗に追いかけて鉛玉をブチ込む
・魔法少女の本体を砕く
とハタから見ればうn外道だね
実はこのほむさんは本物のほむらではなくコピーっていうロックマンゼロみたいな展開を想像した
鳩を探す気力もない。
そりゃあ目の前にいれば飛び付く気も起こる。
しかし探すまではいかない。
無気力に通学路を歩く。
ほむら「はあ」
憂鬱な気分だ。
ほむら(でも、中学生らしく交友関係で悩めるだけで、魔法少女としては上出来なのかもしれないな)
そういうことにしよう。
ほむら「よし、学校頑張ろう」
自分を奮い立たせ、私は起伏ある校門前を走り抜けた。
鳩がいなくても私は走る。
がららららら。
ほむら「おはよう」
まどか「あ……」
さやか「……」
入り口の傍にいたから不可避だと腹を括って声をかけたというのに、なんだその準備も何もしていなかったような反応は。
ほむら「さやか、昨日は大丈夫だったか?」
さやか「え?あっ……ああ、うん、おかげさまでね」
苦笑い。遠慮されているのか。わからない。
ほむら「間に合って良かったよ、丁度近くに居合わせていたからね」
さやか「ああ……うん!私は事情を知ってるけど、仁美は…その、ね?」
ほむら「おっと」
危ない危ない。魔女の話はあまり公言するものではなかった。
さやか「……本当にありがとう、感謝してもしきれないよ、ほむら」
ほむら「……気にしなくて良い、君が無事でいるだけで私はそれで嬉しいから」
腫れものを触れないように。繊細で、神経質なコミュニケーションだ。
むずがゆい。
仁美「い、いけませんわお二方……」
さやか「え?」
ほむら「ん?」
仁美が色々とうるさかったが、どうでも良さそうな事だったので私は気にせず席についた。
まどかとさやかは弁解だか何かに追われていたが。
ほむら「おはよう」
まどか「あ……」
さやか「……」
入り口の傍にいたから不可避だと腹を括って声をかけたというのに、なんだその準備も何もしていなかったような反応は。
ほむら「さやか、昨日は大丈夫だったか?」
さやか「え?あっ……ああ、うん、おかげさまでね」
苦笑い。遠慮されているのか。わからない。
ほむら「間に合って良かったよ、丁度近くに居合わせていたからね」
さやか「ああ……うん!私は事情を知ってるけど、仁美は…その、ね?」
ほむら「おっと」
危ない危ない。魔女の話はあまり公言するものではなかった。
さやか「……本当にありがとう、感謝してもしきれないよ、ほむら」
ほむら「……気にしなくて良い、君が無事でいるだけで私はそれで嬉しいから」
腫れものを触れないように。繊細で、神経質なコミュニケーションだ。
むずがゆい。
仁美「い、いけませんわお二方……」
さやか「え?」
ほむら「ん?」
仁美が色々とうるさかったが、どうでも良さそうな事だったので私は気にせず席についた。
まどかとさやかは弁解だか何かに追われていたが。
仁美さんキャラがブレねぇなww
確かに会話だけ聞くと怪しく聞こえなくも無いが。
確かに会話だけ聞くと怪しく聞こえなくも無いが。
ほむら「……」
雑念は振り払おう。
気を病むことは魂の毒だ。
ソウルジェムを濁らせないためにも、神経は図太くあるべきだ。
だから私は、楽しめることを最優先に考える。
私という暁美ほむらは、それでいいのだ。
中学生女子とは、そうあるべきなのだ。
そう。黙ってマジックしよう。
“Ms.ホムホムマジック in 見滝原”
訂正線。イマイチだ。
ミス、ホムホム。ダメだ。良くない。
“Mr.ホムの青空マジックショー”
うーむ。ミスターは何かが違う。
語呂は良いと思う。私が男だったら何も問題はなかった。
けど魔法少女ありきのマジックだからな…。
“Dr.ホムのマジックショー”
シンプルイズベスト。
…会場って借りれるのだろうか。どこなら許可を出してくれるだろうか…。
まどか(…ほむらちゃん、思い詰めてる…昨日のことはやっぱり、深く聞いたりしちゃいけないのかな…)
さやか(ほむら…私は信じてるよ)
ほむら(老人ホーム…いや、ホムって名前ちょっとまずいのかな…ギャグみたいになる……)
というか、道のそばでショーをやってもOKでしたか?
いちおう、市役所何とから許可がいるはずだが。
いちおう、市役所何とから許可がいるはずだが。
>>666
路肩でギター弾いたりお経読んだりしてる人って許可取ってたのか
路肩でギター弾いたりお経読んだりしてる人って許可取ってたのか
許可取らなくたって見つからなきゃ問題ない
工場からガソリン盗んだりしてたのに今更そんなこと気にすると思ってるのか
工場からガソリン盗んだりしてたのに今更そんなこと気にすると思ってるのか
ほむら「中沢」
「ん?またマジックか、何か?」
ほむら「察し通りの御名答、さあ」
二枚のカードを提示する。
ほむら「このジョーカーか、このスペードの3か、選ぶと良い」
「んー、どっちでもいいけど」
ほむら「どちらか選ばなくてはならない時もある」
「……じゃ、ジョーカーで!」
ほむら「良いだろう、ではジョーカーをここに置く」
「うん」
ほむら「君には私が手に持ったこの裏向きのカード…なんだかわかるかな?」
「そっちはスペードの3でしょ」
ほむら「と思いきや?」ピラ
「あれ?ジョーカー?じゃあこっちが……」
「あれ?ハートのクイーン?うそ、いつの間に……」
ほむら「ふふ、どうかな」
仁美「まあ、暁美さん、上達してますわね」
さやか「そうだね…最初はひどかったよねえ」
仁美「ほむらさんは最近になって始めたのでしょうね、ふふ」
さやか「そうなの、かな?まぁ確かに、前からやっていたってわけじゃないよなー、あの腕前だと」
さやか(ほむら、前は何をしていたんだろう…想像できないや)
マミ(暁美さん……)
マミ(最近、周りで色々な事が起こりすぎて……頭がパンクしそう)
マミ(鹿目さんたちと出会って…暁美さんと出会って…)
マミ(疑って…暁美さんと一緒に戦って…ソウルジェムの真実を知って…暁美さんと戦って……暁美さんに許されて)
――引いてごらん
マミ(……暁美さん)
キィィ・・・
マミ「!」
ほむら「…ああ、やっぱり昼は屋上だね」
マミ「暁美さん…!」
ほむら「マミ、あの」
マミ「昨日はごめんなさい!」
ほむら「……え?」
マミ「…暁美さんは暁美さんだもの…私を助け、励まして…救ってくれた」
マミ「その暁美さんは、絶対に嘘なんかじゃないものね…昨日の私は、本当に愚かだったわ」
マミ「……ごめんね…聞かれたくない事、暁美さんもあるのにね」
ほむら「……マミ…」
マミ「だから、暁美さん…私のそばにいて?離れないで…」
ほむら「……」
ほむら「……ありがとう、マミ」
ほむさんとしても離れていかれるのは辛いから、軽めの共依存かねぇ
高い空にやや高い雲が流れる。
向こうから吹く風が清々しい。
マミを抱きしめる。
マミも私を抱きしめた。
深い意味はない。
これが友達なのだと、そう思うからだ。
マミの体温により、私の中の寂しさが一つ、埋まった。
私は一人ではない。
暁美ほむらの汚れすら包んでくれる、素晴らしい友達ができた。
私は彼女を守る。再び心に決めた。
向こうから吹く風が清々しい。
マミを抱きしめる。
マミも私を抱きしめた。
深い意味はない。
これが友達なのだと、そう思うからだ。
マミの体温により、私の中の寂しさが一つ、埋まった。
私は一人ではない。
暁美ほむらの汚れすら包んでくれる、素晴らしい友達ができた。
私は彼女を守る。再び心に決めた。
汚れ扱いされるほむほむ…ww
でも実際人間関係はじめほむほむより遥かにうまくやれてるしなぁ
でも実際人間関係はじめほむほむより遥かにうまくやれてるしなぁ
>>1は子持ち…だと…?(盲目
え、>>1 は子持ちししゃもなのか
妬いてよし煮てよしだな。
妬いてよし煮てよしだな。
>>687
やめてwwwwww
やめてwwwwww
それをしばらく放置すると
何ということをしてくれたのでしょう!
逞しいほむさんが
何ということをしてくれたのでしょう!
逞しいほむさんが
>>692
鳩を追いかけてどこかへと…
鳩を追いかけてどこかへと…
もしも、このほむらが失敗してループして
そこに本編ほむらがいたらカオスだよな
そこに本編ほむらがいたらカオスだよな
マジシャンだから分裂するんじゃね?
まて、そうなると某小説の杏子のようにメガほむ、本ほむ、マジほむの3人に分裂するんじゃないか
まて、そうなると某小説の杏子のようにメガほむ、本ほむ、マジほむの3人に分裂するんじゃないか
ここまで性格が変化してると
織莉子とも仲良くなれる余地がある気すらする
織莉子とも仲良くなれる余地がある気すらする
放課後になった。
今日はあっという間に過ぎていった。
ここ最近はあっという間なのだが。
一際に早かった。
入院していた頃は随分と時間が長く感じられていたのだが。
生きていて退屈しないのは素晴らしい。
人間でも魔法少女でも。
ほむら「さやか、まどか」
さやか「ん?どした、ほむら」
ほむら「工場で黒猫を見なかった?」
さやか「黒猫……?」
まどか「あっ…私、見たよ、ちっちゃいこでしょ?」
ほむら「そう、ワトソン…昨日は置いてけぼりにしちゃったからね、どこにいるかわかる?」
さやか(ワトソン……)
まどか「う、うーん……私、車の下にいるのを偶然見ただけで…今はもういないかも」
ほむら「……そうか」
ワトソン、無事なら良いのだが。
連れ戻そう。まだマグロ缶が残っている。
さやか(……恭介…)
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