私的良スレ書庫
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元スレ美琴「初めまして、御坂美琴です」一方通行「……あァ?」
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タン タン タン タン
外の廊下を誰かが歩く足音が聞こえてくる。その音はどんどん近づいてくるようだ。
「あっ! 帰って来る!!」
パイプイスからピョンと飛び降りドアの前に向かう美琴。
目的は勿論、廊下の足音の主とその人物が持ってるであろう炭酸飲料だ。
ドアの前でウズウズした気持ちを押さえ切れずピョンピョンと飛び跳ねる彼女はまるでご主人の帰りを待つ子犬のようだ。
ガチャッ
「おかえり~!」
ドアの開く音と少女の明るい声が部屋に響き渡る。
これからどうなるか分からない。
彼等の関係がどう変化するかなんて誰にも分からない。
だけど、もう少しこのままでいてくれれば―――――芳川は誰にも聞こえないようにそう囁いた。
以上です。
芳川さんはママ代わり、パパはもちろん…
ではまた~ ノシ
芳川さんはママ代わり、パパはもちろん…
ではまた~ ノシ
乙!!
まるで本当の姉妹のようだ…………これはあとで血的な意味で本当の姉妹がでるフラグ…………?
まるで本当の姉妹のようだ…………これはあとで血的な意味で本当の姉妹がでるフラグ…………?
>>1乙!
芳川さんいいな
芳川さんいいな
最近いい芳川が多くて嬉しい
SSだと激甘ニートが際立たされてるけど、本来は一方通行の育ての母みたいな立場なんだよなぁ
SSだと激甘ニートが際立たされてるけど、本来は一方通行の育ての母みたいな立場なんだよなぁ
>>210
美鈴さん遺伝子とも言える
美鈴さん遺伝子とも言える
電磁通行は少ないからなぁ……
こう言うスレがたつのは非常にありがたい
こう言うスレがたつのは非常にありがたい
電磁通行は少ないからなぁ……
こう言うスレがたつのは非常にありがたい
こう言うスレがたつのは非常にありがたい
こんばんは~
今回は脳内補完スキルをMAXにして読んで頂ければありがたいです
描写力に乏しい文章なので…すみません
では投下します!
今回は脳内補完スキルをMAXにして読んで頂ければありがたいです
描写力に乏しい文章なので…すみません
では投下します!
―――
――――――
――――――――――――
( ―――――ここは…… )
そこは果てしない暗闇
五感の機能を麻痺させるほどの黒
広いのか狭いのかすら分からない空間
そこに自分はいる
立っているのか 座っているのか 寝ているのか 宙に浮いているのか
それすら分からない
何故ここにいるのかも分からない
記憶が曖昧でどうしてここへ辿り着いたのか覚えていない
でも知ってる この空間を自分は知っている
何度も 何度も 何度も 何度も 何度も
訪れたことのある空間だ
瞼が重い
決して眠いわけではない
なのに睡魔に教われたように瞼が重い
( 閉じるな 閉じるな 閉じるな )
自らに警告する
なのに意思とは逆に瞼は下へ下へと落ちていく
( 閉じちまったら――――――― )
自分は知っている
この暗闇は次へ向かう場所へのステップに過ぎないことを
瞼を閉じた後に開かれた瞳が何を映すかを
それを自分は頑に拒んでいるということを
だからこそ警告する
( 止めろ 止めろ 止めろ 止めろ―――――― )
―――――だが警告は空しく意識の真横を通り過ぎる
ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガ
ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ
ヒュン ヒュン ヒュン ヒュン
戦車が唸りをあげながらコンクリートの上を闊歩している
警備員が大きく隊を成し敵軍を待ち構える軍隊のように銃器を構えている
耳障りなヘリコプターのプロペラ音が癇に障る
すべてがこの場所に不似合いなものばかりだ
形の違うビルや建物が立ち並ぶ学園都市
子供たちの声が似合うはずのこの街に不釣り合いな戦闘重機達
そして本来なら都市の主役である学生が今はどこにもいない
そこにいるのは自分だけ
その姿は今より少し幼い―――――3年前の自分だ
『動くなッッ!!!!』
気付けば自分の周りを烏の羽根の様に黒いスーツの男達が取り囲んでいた
手に拳銃を構えて自分に対して大声を張り上げる
うるさい
歩き出そうとする自分を捉えようとする男達
邪魔だ
歩みを止めようとしない彼に男達は拳銃を握る手に力を込める
瞬時に自分に弾丸が送られてくることを悟る
ガシャアアアアンッッッッ
銃弾を放つ音と拳銃が破裂する音が同時に鳴り響く
弾丸は彼を傷つけることなく巻戻しボタンを押したかのように通過したはずの銃口へ戻っていった
無傷の男達は恐怖・愕然それぞれの表情で少年を見る
( もォそンな顔は見飽きたンだよ )
その場でへたり込む男達の脇を通り過ぎ彼は歩き進めた
目前にある歩道橋を目指して歩く
この動作を『あのとき』からもう何回繰り返したのだろう
分からない
歩道橋から学園都市を眺める
下の道路では戦車が硬い地面を鳴らしながらこちらに向かってくる
空ではカーキー色のヘリコプターが空の青を汚していた
警備員は美しく整列してこちらに銃口を向けている
( ……ハッ )
もうこの風景は何度見ただろうか
いつもこの場面を見る度に自分は『あのとき』と同じ台詞を吐く
( ―――――くっだらねェ )
笑いたい訳じゃないのに口を歪め笑う自分がいる
楽しいのか
可笑しいのか
泣きたいのか
怒りたいのか
悲しいのか
もう分からない
分かりたくもない
今更『あのとき』の気持ちなど―――――
これですべてにシーンが終了
記憶という名の演目は幕を下ろし 現実の幕が上がり瞼を開ければ見慣れた天井が視界に現れる
それが『あのとき』を繰り返すいつもの顛末だ
だがそれは まだ終わってはいなかった
『 』
( ……? )
何処からか聞き覚えのある声がする
そしてその声を自分は知っている
だが周りを見渡してもその声の主はいない
いるわけない
いるはずがない
『 ! 』
背後からの声にビクッと肩を震わせる
声の主の存在を感じ後ろへ振り向く
『 !! 』
10m程先に自分と同じ背丈の少女が立っていた
栗色の髪を揺らし笑顔でこちらを見つめている
( なンでオマエが――― )
『 ! 』
少年の名前を呼んでいる
両手を広げ少年の元へ駆け足で向かってくる少女は笑顔のままだ
少女につられ少年も自分の手を彼女に伸ばす
少女と少年の手が触れようとした瞬間だった
バキイィィィィィィン
何かが壊れる音がした
物体が壁にぶつかり壊れる そんな音
そして届くはずだった少女の体は弾かれるように宙を舞い少年から離れていく
数秒後にドサッという音と共に地面に少女は力無く落ちる
まるでただ布に包まれただけの塊のように
少女の元から赤い液体が地面を伝いはじめる
自分の震える手を恐る恐る見る
繋ぐはずだったその手は赤く染められている
それが誰の赤なのか 答えは分かりきっていた
分かっているのに 信じられない 信じたくない
自分の顔が怒りと悲しみで醜く歪んでいくのが分かる
水中の魚のように口を無意識にパクパクと動かす
全身の血の気が引いていく
( あ あ あ あ )
少女の元に駆け寄ろうとするも体が動かない
体が拒否しているのか 意識が邪魔をしているのか
動かない 息ができない
苦しい 苦しい 苦しい
( ああああああああぁぁぁ―――――――ッッッ!!!!!! )
――――――――――――
――――――
―――
「―――――ッッ!!!」
重たい瞼を無理矢理こじ開ける。
開かれた目に映るのは見慣れた天井。どこにどんなシミがあるのかすら覚えている天井だ。
周りを見渡せば見慣れた家具に空間と匂い。それが少しの安堵感をもたらす。
ここは自分の住む研究所の一室、自分の部屋だと気付く。
一方通行は自身の部屋のベッドで寝ていた。
「ハアッ……ハァッ……ハァ……ッ」
呼吸が浅い。苦しい。
まるでフルマラソンを完走した走者のように息があがっている。
一方通行は胸元のシャツを掴み落ち着ける為に自身を押さえつける。
部屋が熱いわけではないのに着ているシャツは汗でグッショリと濡れている。
「フーッ……フーッ……」
少しずつ息を吸い少しずつ息を吐く。
そうして何とか呼吸を整え、次に頭を冷静にすることに思考を向ける。
ここは自分の住む研究所で自分の部屋だ。
さっきのは【夢】だ。
そして今は【現実】だ。
「クソッ……なンで……」
暗闇から一転目を開けると10歳の頃に経験した『あのとき』に身を投じている。
おそらく一生忘れることは無いであろうあの出来事。
一方通行はその【夢】をもう幾度となく見てきた。
何回 何十回と。
だがこの一週間それは形を変えまた自分の前にやってきた。
しかも新しく登場人物を加えて。
「……なンでアイツが……」
美琴だ。【夢】の最後に現れた少女は美琴だった。
そして彼女の体は一方通行に触れること無く弾かれ宙を舞った。
まるで自分の『反射』を食らったかのように。
【夢】なのに手には生々しい赤い液体がこびり付く感覚が残っている。
【夢】なのにあの時の絶望感が体全身を這いずり回る。
【夢】なのに未だに汗が止まらない。
「…………ふざけンな」
ギリリッと鈍く重い歯軋りの音が鳴る。
「ふッッざけンなクソがァァァァァァ!!!!!」
バキバキバキバキイィィッッッ――――――
握りしめた拳をコンクリートの壁に叩き付けると部屋は悲鳴をあげた。
能力によって生み出された扇型の亀裂は壁の一辺を壊滅状態にした。
「ハァ……ハァ……」と息切れを起こしながらも握りしめた拳を緩めない。
何故彼女が【夢】に出てきたのだ。
あの【夢】はいつも自分に自分の立場を分からせる為の警告のようなものだった。
何故美琴が―――――
「ッ!」
答えを探し当てたようにハッと目を見開き、一方通行はゆっくりと顔を歪め笑いだす。
「くはッ……そォか……そォいうことかよォ……」
そうだ。自分は忘れていた。
美琴に出会う前の自分を、その自分が何を自らに課したのかを。
美琴と関わるようになってからの自分はどこか油断していた。
彼女といることで自分を普通の人間だと思い込んでいた。
だから忘れていたのだ。自分が『超能力者』であることを。
そして自らに課した決意すら。
(なに忘れてたンだ俺ァ……)
ククッと乾いた喉が鳴る。
一方通行が自身に課した決意
それは『無敵になること』
戦う意志すら奪う存在……それが無敵。
それになれば無闇やたらに近寄ってこなければ攻撃することも無い。誰も傷つけなくて済む。
傷つけたくないし、傷つきたくない。最大級の自己防衛が『無敵になること』だった。
だから自分への決意表明として持っていた名前を捨て能力名でもある『一方通行』を名前にした。
その名を聞くだけで震え上がる、そんな存在になれば良い。そう思った。
ただただ絶対的なチカラが欲しかった。
そう決意してから彼は周りにいる人間を拒絶し始めた。
自分の瞳に無敵の二文字しか入らないように、自分に鎖を繋いだのだ。
その決意を【夢】で思い出すなんて 我ながら笑えてくる。
戻らなくては 無敵を望んだあの時の自分に。
ひたすら無敵を目指し孤独を望む自分に。
ここで立ち止まるわけにはいかないのだ。
(ハッ……友達ゴッコなンて似合わねェンだよ……クソが)
薄笑いを浮かべながら両瞼に手で蓋をする。
一瞬美琴の顔が脳裏でちらつく。
彼女と出会う前からしてきたことをすればいい。
むしろ最近の自分がおかしかったのだ。友達の真似事のようなことをしている自分が。
もう美琴に会ってはいけない。
(アイツといると……俺はおかしくなるンだ)
彼女と過ごした日々を思い出して一方通行は悲し気に笑う。
振り回されていながらもそれを心地よく思う自分を自嘲するように。
(アイツも……俺といたら……)
【夢】で見た美琴の姿を思い出し掌に爪が食い込むほど拳を握りしめる。
一方通行は顔を落とし白い前髪は彼の紅く揺らぐ瞳を覆い隠す。
部屋の窓から場違いな程に明るい朝日が差し込んでくる。
時計は現在午前7時、曜日は土曜日。
それは6時間後に美琴がやってくることを指していた。
――――――――――
「ふふふ♪ ふふふ♪ ふ・ふ・ふ~♪」
研究所1階のロビーに流れる鼻唄は彼女のご機嫌な気分を象徴していた。
美琴はロビーに置かれたソファーに座りニコニコしながらお気に入りのフレーズを口ずさむ。
ソファーに深く座ると床に足が着かない。
だから背中を背もたれにすべて預けサンダルを履いた足を浮かせプラプラと遊ばせる。
小花柄の入った白いキャミソールワンピースの裾がフワフワ揺れるのが楽しい。
それが母親から送られてきたおNEWのワンピースだからだろうか、着ているだけで嬉しくてたまらない。
(まだかな~ 一方通行)
いつもロビーのソファーに座っていると面倒臭そうな顔をした一方通行がやってくる。
溜息まじりに「また来たのか」と言ってくるのを無視して彼に着いて行く。そして2人で遊ぶ場所を探しに行くのだ。
毎回当たり前のように繰り返す恒例行事。それが美琴は好きだった。
気付けば一方通行と出会って2ヶ月が経っていた。
今の時刻は午後1時。
いつも一方通行は時間ピッタリに来ることはない。5分10分遅れてくるのが常だった。
もう少しすれば研究所の奥から彼はやってくる。ロビー奥の出入り口に視線を送りながら待つのも身に付いた習慣だ。
(ふふふ♪ 今日はお土産があるんだからねー!)
美琴の手には握られているのは2つのキーホルダー。
それは彼女のお気に入りのキャラクターであるゲコ太とピョン子の顔をかたどったものだ。
厚手のプラスティックで出来ているそれは掌サイズでキャラクターの頭にストラップ用の紐が取り付けてある。
街中でこの景品が入ったガチャガチャで見つけて飛びついたのは先週の話。
両の手で足りる回数でこの2つを手に入れられたのは滅多に無い幸運だと美琴は神様に感謝した。
(まったく一方通行ってば……ゲコ太の可愛さを全然分かってないんだからっ!!!)
ゲコ太の話をするたびに一方通行から帰ってくる言葉は大体決まっていた。
「どこが可愛いンだよ」
「リアルのカエルは嫌いなクセになンでこっちは良いンだよ」
「ガキが」
美琴は毎度の如く反論するようにゲコ太への愛を語るが彼は「ハイハイ ソォデスネェ」と返すだけ。
その適当な言葉が美琴の神経を逆撫でさせては前髪からパチパチッと電気を発生させていた。
(へへーん!これを見ればこの子達の可愛さが伝わるでしょー!!)
へへっと得意げな顔でキーホルダーを見つめる。
ピョン子を自分に、そしてゲコ太を一方通行にプレゼントしよう。
喜ぶか分からないがプレゼントというものは何を貰っても嬉しいはずだ。
「あげる」ということが重要なのだから。使わないとしてもせめて貰ってくれれば良い。
その反面、頭の片隅で囁く『お揃いのプレゼント』というキーワードはとてもむず痒く感じたが、
(お揃いなのはちょっと恥ずかしい気もするけど違うキャラだし大丈夫だよね?)と自己完結して誤摩化した。
キーホルダーを手の上で転がせながら美琴はふと先週の一方通行を思い出す。
(そういえば……この前会ったとき、ちょっとヘンだったよね)
いつも仏頂面で決して笑うことはない彼だが先週は様子がいつもと違ったように見えた。
通常のそれとは異なって、どこか上の空でいつもより伏せ目がちに視線を落としていた。
元々言葉数の多くないので何を思っているのかはその時全く分からなかった。
(う~ん……これで元気になってくれれば良いんだけど)
キーホルダーの紐を持ちゲコ太をユラユラ揺らしながらそう思った。
自分なら速攻で元気になるけどなぁ……と苦笑いしながらゲコ太を見つめた。
しかし
5分経っても 10分経っても 30分経っても 1時間経っても
一方通行は現れない
(……何かあったのかな……)
なかなか来ないことに最初はイライラしたものの、時間が進むにつれそれは心配という気持ちに変わっていった。
この研究所内にいるのにこんなにも長い時間来ないのはやっぱりおかしい。
彼に何かあったのだろうか……病気?怪我??ネガティブ要素ばかりが思考を働かせている。
落ち着かなくてソファーに座ってもいられない。
サンダルを鳴らしながらその場を右往左往してしまう。彼の無事を確かめるには研究所の中に入らなくては―――。
(中に入りたいけど私一人が勝手に入っていいのかな……でも私のことを知ってる人は多いし良いんじゃない?でもでもでも……)
「―――――あら? 御坂さん?」
背後からした声に勢い良く振り向くとそこには見慣れた女性がいた。
「芳川さんっっ!!!」
眉をハの字にして半泣き状態の声をあげた美琴に芳川はギョッとした。
駆け寄ってきて自分の白衣にしがみつく美琴は明らかにいつもと違う。
「どうしたの?? そんな顔して一体何が…………ってあら?」
何かに気付いたのか芳川は素早く左腕につけた腕時計に目をやる。
時刻は2時15分。なのに美琴は一人でロビーにいる。一人で。
「一方通行は?彼まだ来てないの??」
コクコクと頷く美琴は不安そうな表情から驚いたように芳川を見つめ返した。
「へ? 芳川さん知らないの??」
「ええ」
「じゃ、じゃあ一方通行が病気したり怪我したりっていうわけじゃ……」
「そんな報告受けてないからそれは無いと思うわ」
「よかったあぁぁ~」と胸を撫で下ろし安心する美琴は余程一方通行の身を心配していたようだ。
心配が空振りで終わったのは良かったが、新たにまたひとつの疑問が浮かんだ。
「あれ?じゃあなんで来ないんだろ??」
「そうね……確かに変ね」
「あの……私探してきても良いですか?」
「え?」
「何か心配なんです。この前もちょっとヘンだったし……」
「ん~……そうねぇ……」
「お願いしますっっ!!」
「……分かったわ。でも無闇に研究室には入っては駄目よ、分かった?
あとここは広いから迷ったらときは壁にあるマップをみること。あと無茶はしないこと」
「はいっ!」
「私も探してみるから。あと見つからなくても5時にはロビーに戻ること、いいわね?」
「はいっっ!!」
互いの携帯番号を交換し合い何かあった場合に連絡する約束をして美琴と芳川は別れた。
・・・・・・
・・・・
・・
―――――タッタッタッタッタッ
サンダルで廊下を走る音が木霊する。
美琴は大きく翻るワンピースの裾も気にせず走り続ける。
「ハッ……ハッ……ハッ……」
息をきらせながら美琴はキョロキョロと周りを確認しながら廊下を駆ける。
あの白髪頭を探して。
(もう! どこ行っちゃったのよぉ……)
(一方通行……)
このまま仲良くなっていくかと思ったけど…きついなあ
今後の展開への期待が高まるばかり
乙!
今後の展開への期待が高まるばかり
乙!
仲良く友達ゴッコなんて似合わないけどここの一方通行には幸せになって欲しい
この一方さんなら妹たちと出会ったらぷんたにあったミサカ妹と仲良くなったスレみたいに最終的には実験に参加する展開になりそうで怖い・・・・
妹達には悪いけど美琴と仲良くなって妹達の製造を止めて欲しいわ。
妹達には悪いけど美琴と仲良くなって妹達の製造を止めて欲しいわ。
やっぱりそう簡単にいかないよね…
美琴が一方通行のトラウマを取り除いてくれたらいいなぁ
美琴が一方通行のトラウマを取り除いてくれたらいいなぁ
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