私的良スレ書庫
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元スレ美琴「初めまして、御坂美琴です」一方通行「……あァ?」
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・電磁通行(幼少期捏造)
・ほのぼのラブ
・キャラ崩壊やら設定弄りアリ
・脳内補完スキル必須
初SSです。
暇つぶし的なノリで読んでいただければ嬉しいです。
・ほのぼのラブ
・キャラ崩壊やら設定弄りアリ
・脳内補完スキル必須
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――学園都市・某所――
そこは学園都市内でも屈指の敷地面積を誇る能力開発研究所。
日中ならば研究者や能力開発被験者である子供で溢れている場所。
だが今現在の時刻は午後11時。
研究所に残っている人の数は限られていた。
研究室へ向かう白衣を着た若い研究者も限られたその一人だ。
2回のノックの後、目的の研究室のドアを開ける。
そこにはパソコンに向かいながらコーヒーを啜る上司の姿が真っ先に目に入った。
「芳川先輩~こっちの資料まとめ終わったッス」
「あらありがと。助かったわ」
「そっちは終わりそうッスか?」
「もう少しで終わるわ。コーヒー飲む?」
「いただきます」
背伸びをしながら椅子から立ち上がりコーヒーを用意する。
もう何百回と繰り返してきた動作だ。
「芳川先輩は今日泊まりッスか?」
「なるべくなら職場には泊まりたくないのよね。多分帰ると思うわ」
「自分はもう3日目ッスよ…今日はギリギリ帰れそうですけど」
研究者なら誰しもがしたことのある会話。言わば挨拶のようなものだ。
だが不意にその会話も終わりを告げる。
「――彼の様子は最近どう?」
「彼?……――あぁ!」
青年がこの研究所に来て1年近くになるだろうか。
伏し目がちに『彼』のことを話題に上げる芳川を青年は何度も見てきた。
「そうッスねー……今週は例の名前の変更が受理された事を伝えました」
「……彼はなんて?」
「普通というか……いつも通りでしたよ。興味無さげに「そォか」の一言でした」
「そう……」
コーヒーカップを口元へやりながらそう呟く彼女は何処か別の事を考えているように見えた。
そして青年はずっと気になっていた疑問を持ち出す。
「随分と気にかけてるんスね」
「……彼がここへ来た3年前、彼の担当をしたのが私だったから……なんだかほっとけないのよね。今の彼を見てると」
「今とは違ったんスか?もしかして明るかったとか?」
「まさか。寧ろ逆よ。私が初めて会った時の彼は地獄や絶望だとかを全て経験しましたって顔してたわね。
久しぶりに先月会った時ーー名前の変更を申し出た時は『もう全て諦めました』って顔をしたから……気になってたのよ」
「……能力開発のカリキュラムには積極的に参加してますよ?」
「……能力では無い『なにか』を『諦めた』のかもしれないわね」
「能力では無い『なにか』……」
超能力者である彼が持ち得ないもの。それを想像してみる。
彼を特別よく知っている訳では無い青年ですら容易に想像することが出来た。
【人間】
家族・恋人・友人に限らず、誰しも生きて行く上で出会うであろう【他人という人間】の存在。
彼はそれを自ら遮断して、敢て孤独を選んだ。人間を求めること、受け入れることを『諦めた』。
そう考えれば芳川の言葉や一方通行の人を避ける態度にも合点がいく。
芳川の顔を見ると自分と同じ答えに辿り着いたのだと確信する。悲しげに眉に皺を寄せている。
「ここ『住んでる』人間は彼だけッスからね……しかも周りは研究者、学校にも行ってませんし。
……通常子供達がここに来る時間帯は、彼も彼専用の能力開発カリキュラム受けてますしね」
「そうよね……せめて彼と接するキッカケのある子がいれば何か変わるかもしれないけど」
「まぁ受け入れるかどうかは微妙ですけどね……」
「……」
確かにそうなのだ。
彼はもう人間を受け入れない準備をしている。その意識を変えることは難しいだろう。
だがこのままで良いのだろうか?
芳川も人間性を失った研究者を何人も見てきた。人の命を何とも思わない、ただ成果しか頭に無い人間。
そんな人間の皮をかぶった【怪物】を目の当たりにした時、力を手に入れ、欲に溺れた人間の恐ろしさを感じた。
(このままじゃ、貴方はただの【怪物】になってしまうわよ……)
そんな警告にも似た言葉を自らの心の内でしか言えないことを歯がゆく思う。
「……そろそろ自分帰りますね」
「引き止めちゃって悪かったわね。色々ありがと」
「こちらこそ。それじゃ失礼します」
ドアを開けようとドアノブに手を掛けた時。用件を一つ伝え忘れていたことに気付く。
「そうそう!伝え忘れてました!
さっき渡した資料なんですけど、来週1人女の子が特別に能力測定に来るらしいんスよ」
「あらそうなの?」
「なんでも今レベル3でこのままいけばレベル5にいけるんじゃないかって言われてる有望株なんだとか。
今いる学校じゃ、その子の能力測定が出来ないからここに来るそうです。
細かい検査やテストをするらしいですから、二泊三日泊まりがけで行なうらしいんですよ?
まぁ本音は上層部が研究対象として調べたがってるんだと思いますけど」
「分かったわ。この資料はその子のデータなのね」
「はい。なので目通しておいて下さいね~」
言葉が終わらない内にドアが閉まる。
ふぅっと一息つきコーヒーを啜りながら資料に目を通す。
名前は御坂美琴。11歳のあどけない少女の写真がクリップで添付されている。
「この娘……」
頭の片隅にあるさっきまで話題に上がっていた少年の顔が浮かべる。
目の前にある少女の写真。二泊三日。キッカケ。
何かが繋がる気がした。
「……試してみる価値はあるわね」
ほんの少しの悪戯心と好奇心に満ちた表情を浮かべ、カップに残っていた濃いブラックコーヒーを一気に飲み干す。
――――――――――――
――――――
―――
「ここかな?能力開発研究所って」
研究所と言うよりもお金持ちが通っている病院といった方が適切であろう、能力開発研究所の前に彼女は立っていた。
研究所の敷地に入ると庭園とまではいかないが美しく手入れされたガーデンスペースがあり、そこを抜けると研究所の建物が構えていた。
まるでここに来た人間が「研究所」という未知の領域を怖がらせない為の配慮の様に思えた。
自分だけ学校を休めるという特権を得た少女・御坂美琴は少しだけ舞い上がっていた。
とはいっても2日分の着替えの入った斜め掛けのバッグの重さを苦痛と感じない程度だが。
一人で出掛ける事自体が初めてであったが、今の精神状態では不安要素が入り込む隙はなかった。
「……よしっ!行きますか!」
自動ドアが開き、研究所内の様子が目に入る。
一歩踏み入れると清潔だが少しばかり寂しげな印象のロビーが広がっていた。
何人か白衣の人間が行き来している位で人も疎らのようだ。
「えぇっと……」
少しの不安に駆られた美琴はキョロキョロと周りを見回す。確か担当者がロビーで自分を待っていると言ってたからだ。
すると目線の端から肩につかない長さの髪型をした白衣の女性が近づいてきた。
「あなたが御坂美琴さん?」
「! はい!」
「初めまして御坂さん。今回の能力測定の担当責任者の芳川桔梗です。今回はよろしくね」
「はい!よろしくお願いします、芳川さん」
「で、いきなりなんだけどここへ来たのは初めて?」
「初めてです」
「そうよね。今回の能力測定はこの研究所の各研究室に移動して行なう事になってるの。
本当は私がついていてあげられれば良いんだけど、そうゆう訳にはいかなくてね。
だから代わりの人をよこしたから、今回はその人と一緒に行動を共にしてほしいと思うの。いいかしら?」
「はい!分かりました」
「良かった。それじゃあその人を紹介するわね。一緒に来てくれる?」
ロビーにあるエレベーターに乗り込みながら美琴は『代わりの人』がどんな人物か予想してみる。
女性か男性か、厳しい人か優しい人か、無口な人かおしゃべり好きな人か…………
(優しい人だと良いなぁ……)
エレベーターの扉が開かれ、芳川は美琴に着いてくる様に促す。
自分の研究室に向かう芳川は自分の鼓動が微かに早くなっているのが分かった。
(らしくないわね……緊張しているのかしら)
これから美琴に会わせる人物。
今日から3日間、その人物と美琴がうまく過ごせるか……はたまた人間関係を築くキッカケになるか……
その二点の疑問だけが彼女の鼓動を早くしていた。
思考をグルグル廻している内に、目的地であるその人物が待っているであろう研究室へ着いてしまった。
「……ここよ」
ガチャッとドアを開けると室内には一人の少年が立っていた。
芳川にとっては見慣れた少年。
美琴にとっては初めて会う少年。
「……!!!」
少年を見て美琴は息を呑んだ。
髪は雪の様に透き通るような白。肌も髪ほどでは無いが白く儚い。
そして紅い瞳。
(……キレー……)
一度見つめてしまったらもう離せないのではないだろうか。事実、美琴は少年から目が離せなかった。
何故か自分の頬が熱を帯びていくような気がした。
「……御坂さん?」
「……ふえっ!?は、はい!?なんですか???」
芳川の声に夢から覚めたような声をあげる。
美琴は思考を今に戻してここに来た目的を思い出す。
そうだ。自分は能力測定にしにきて、この部屋へ『代わりの人』に会いに来たのだ。
「紹介するわね。この子が今回御坂さんと一緒に行動してもらう
一方通行(アクセラレータ)よ」
「えっと……」
ペコリとお辞儀をして初めて会う人間に対する常套句を口にする。
少年の表情は分からない。
「初めまして、御坂美琴です」
「……あァ?」
御坂美琴と一方通行の初めて出逢いだった。
――――――――――――
少年は不機嫌だった。
理由は三日前に遡る。
一日のスケジュールを終えた彼は自室へ戻る廊下を歩いていた。
すると自室の前に見覚えのある人間が壁に背をもたれながら立っていた。
「……なンの用だ」
「あらご挨拶ね。……久し振りね、一方通行」
芳川桔梗。この研究所に来て初めて自分の能力開発担当者となった人間。
担当者が変わってからは時折言葉を交わす程度で、改めて会話するのは確かに久し振りだ。
とは言っても彼自身会話らしい会話を誰かと交わす事はここ最近なかったのだが。
「……」
「……実は貴方に頼みたいことがあるのよ」
「……ハァ?」
「三日後の金曜日午前10時に私の研究室に来てちょうだい。その時に詳細を説明するわ。
あ、その日のカリキュラムは全部免除になってるから心配しないで」
「ちょ……ちょっと待て」
「それだけよ。金曜の10時よ。忘れないで」
「オイ」
それだけ言うと芳川は半ば呆然としている一方通行の前から去っていく。
「……なンなンだよ……」
(下手に内容を言うと来ない可能性があるから、これくらい濁しといた方が良いわよね……あとは……)
早足で歩きながら芳川は自分の計画の算段をつけていた。
そして三日後の金曜・午前10時現在。
(どォなってンだ……オイ)
いきなり呼び出されたかと思えば『一緒に行動』?何を言ってるんだ??
一方通行は自分の目線を少し落とし、目の前の少女を見る。
斜め掛けのバッグの紐を両手でギュッとつかんだ少女。肩まで届く茶色い髪。大きな瞳が自分を見つめている。
柔らかそうな頬はなぜか熱を持ったようにほんのり赤くなっている。
「彼女は御坂美琴さん。今回能力測定の為にここに来たの。
貴方には今日から三日間、彼女の付添人として御坂さんについていてもらうわ」
「……ハァ!?今なンつったァ!??」
「はいはい今から説明するから。御坂さん、ここで動きやすい格好に着替えてくれる?
外で待ってるわ。荷物はここに置きっぱなしで大丈夫だから」
「あ、はい!」
目に見えて狼狽している一方通行の様子を見て、彼を連れて廊下に出る。
「……どォゆうことだオイ」
「さっき説明した通りよ。彼女はここに来るのが初めて。
一人でこの研究所内の部屋を一日中、それも三日間まわるのは無理。だから貴方に付添人として指名したの」
「だからなンで俺なンだよォ!!!」
「貴方ならこの研究所の部屋という部屋の場所を知りつくしている。付添人としては適任でしょ?」
「お前らがやりゃあイイだろォが!!!」
「私達だって暇じゃないの。貴方なら今日のカリキュラムが無ければ明日明後日と休みでしょ?」
「…………チッ やってられっか……」
ここまでは想定内。
舌打ちをしながらその場を立ち去ろうとする一方通行に『トドメの一言』を言い放つ。
「言っとくけどこの件を断ったら、貴方三日間食事抜きになるわよ」
「ハアァァァァァ!!!????」
「食堂の担当者に言っといたのよ。この三日間『一方通行が女の子と2人で来ない限り食事を出さないで』って」
「……芳川……テメェ!!!」
ギリギリと歯を食いしばり悔しげに自分を睨む彼を見て、芳川は勝利の確証を得る。
するとタイミングを見計らったかのように美琴のいる研究室のドアが開く。
「……あのぉ~……」
ドアが開いた隙き間から申し訳無さそうに2人を見つめながら美琴が出てくる。
淡い桜色のパーカーに半ズボンという格好。どうやら着替え終わったようだ。
「あら着替え終わったのね。あとは彼と一緒に能力測定の研究室をまわってね」
「はい!」
「一方通行。これが三日間のスケジュール。能力測定が行なわれる研究室のことや他の詳細も書いてあるわ」
「……」
渡された紙の束がまるで重たいダンベルのように感じる。
どうして俺が。面倒臭い。関わりたくない。この場から立ち去りたい。
ネガティブな思考が頭の中を支配する。
「それじゃ私は仕事に戻るわ。御坂さんも何かあったら彼に頼りなさい。
あとはよろしくね、一方通行」
それだけ言い残すと軽やかな足取りで彼女はその場から去っていった。
少年と少女だけを取り残して。
「……」
「……」
「えっと……三日間よろしくおねがいします!」
ペコリと本日2回目のお辞儀を一方通行に向ける。
(……マジかよ……)
今現在の彼の本心だった。
この頃ーーー上条当麻は魔術師と命賭けの戦いをしていたーーーーー
とりあえず以上です。
おかしな所や誤字脱字は指摘してくれると有り難いです。
かなりスローペースですがお付き合いいただければ嬉しいです!
おかしな所や誤字脱字は指摘してくれると有り難いです。
かなりスローペースですがお付き合いいただければ嬉しいです!
>>1
なるほど、難しい心理描写が必要な題材と思う。期待
なるほど、難しい心理描写が必要な題材と思う。期待
>>23
美琴のツンデレって超能力者に至る過度のプライドが深く起因してる気がするんだが
美琴のツンデレって超能力者に至る過度のプライドが深く起因してる気がするんだが
そこのスレの人が気分悪くしてんだよ気持ち悪い
自治中心的な糞餓鬼がギャーギャー喚いてんじゃねえよ栃木さん(笑)
レスすんな構ってちゃん(笑)
偉そうにって言ってるけどお前の方が偉そうだよな(笑)
そんなに君は偉い立場なのかな(笑)そんなに上からギャーギャー言える立場なのかな?(笑)
迷惑かけてないって言ってるけど、レスしたスレもう一回行って見たら?
気持ち悪いとか、もうくんなとか言われてるんじゃないのかな(笑)
あっ、見ても書き込まないでね気持ち悪いから、君は迷惑かけてるから(笑)
本当は構って欲しかったんだよね(笑)自分にレスして欲しかったんだよね(笑)
『俺に指図すんな』一匹狼(笑)お疲れさん(笑)
黙れよ屑が、もう二度とレスすんなよ?お前のせいで色んなスレが汚されてんだよ
そんな事も分からないんなら二度とレスしない方が良いよ?ただただ人を不快にさせるだけだから
お前みたいなのを社会の底辺って言うんだろうなー
もうどうしようも無いもんな(笑)学生なら中二病とかで済ませられるけど
大人になったらどうしようも無いもんな
俺このコテ見たら無視するようにするわ、絶対にとは言わないけど出来たらみんなにも無視して欲しい
後名無しNIPPER君よ、君に書ける大作なんて無いからねwwwwwwwwwwwwwwww俺は出来る!!とか思って
立てたんだろうけど、君に書けるなら世界のみんな大作書けるからwwwwwwww
小学生でも君より良い作文書けるんじゃ無いのかなwwwwwwwwwwww
自治中心的な糞餓鬼がギャーギャー喚いてんじゃねえよ栃木さん(笑)
レスすんな構ってちゃん(笑)
偉そうにって言ってるけどお前の方が偉そうだよな(笑)
そんなに君は偉い立場なのかな(笑)そんなに上からギャーギャー言える立場なのかな?(笑)
迷惑かけてないって言ってるけど、レスしたスレもう一回行って見たら?
気持ち悪いとか、もうくんなとか言われてるんじゃないのかな(笑)
あっ、見ても書き込まないでね気持ち悪いから、君は迷惑かけてるから(笑)
本当は構って欲しかったんだよね(笑)自分にレスして欲しかったんだよね(笑)
『俺に指図すんな』一匹狼(笑)お疲れさん(笑)
黙れよ屑が、もう二度とレスすんなよ?お前のせいで色んなスレが汚されてんだよ
そんな事も分からないんなら二度とレスしない方が良いよ?ただただ人を不快にさせるだけだから
お前みたいなのを社会の底辺って言うんだろうなー
もうどうしようも無いもんな(笑)学生なら中二病とかで済ませられるけど
大人になったらどうしようも無いもんな
俺このコテ見たら無視するようにするわ、絶対にとは言わないけど出来たらみんなにも無視して欲しい
後名無しNIPPER君よ、君に書ける大作なんて無いからねwwwwwwwwwwwwwwww俺は出来る!!とか思って
立てたんだろうけど、君に書けるなら世界のみんな大作書けるからwwwwwwww
小学生でも君より良い作文書けるんじゃ無いのかなwwwwwwwwwwww
>>1のレスの誤字でそう『ゆ』うって見ると栃木ドラゴン思い出して吹くわwwwwwwwwwwwwwwww
>>30
こいつどんだけ暇なんだよ
こいつどんだけ暇なんだよ
>>30
暇すぎるんだろうな
暇すぎるんだろうな
>>30は色々なところで貼られてる荒らしだからスルー推奨
あっあっあwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ご主人様wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
凄いですっwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ご主人様wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
凄いですっwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
せっかくIDあぼんしてるのに、安価つけるから気になって見ちゃうじゃないか
沢山のレスありがとうございます!ものすごく嬉しいです。
誤字の指摘も有り難いです~ 今後気をつけますね。
では投下します。
誤字の指摘も有り難いです~ 今後気をつけますね。
では投下します。
「…………」
残された2人の間に流れる沈黙。
それを破ったのは一方通行の諦めを漂わせる溜息だった。
(必要以上に関わると面倒臭ェし、チャッチャと済ませるか……)
「……とりあえず行くぞ」
「は、はい!」
背を向けて歩き出す一方通行について行く美琴。
少し早足の少年に一生懸命ついて行こうとする少女。端から見ればカルガモの親子の様な図だ。
一方通行は無言で手元の資料のスケジュールに目を通しはじめる。
(採血検査、心電図検査にレントゲン、脳波検査ねェ……1日目は身体検査って訳か)
(……真っ白だぁ……触ったら柔らかくて気持ち良さそう……)
美琴といえば今から行なわれる能力測定よりも目線の先にあるものが気になってしかたない。
白い頭、というより目の前の少年・一方通行に。
(どんなひとなんだろう……)
気になる――だが後ろ姿では表情もなにもかも見えない。
元来彼女が持ち合わせていた好奇心が少しだけ疼くような気がした。
「着いたぞ」
ぶっきらぼうな声によって能力測定を受けにきた現実に彼女を引き戻す。
着いた先は先程までいた芳川の研究室と似たドア。
「ここで待ってるから……行ってこい」
「はい!」
美琴は視線を合わせ『行ってきます』と聞こえてきそうな眩しげな表情を向ける。
扉の向こうに消えた彼女を目で送りながら、内心その表情にギクリとした自分に気付く。
何故自分にあんな表情を向けるのか。
気付けば手に持つ紙に書かれた【能力測定参加者名:御坂美琴】の文字をジッと見つめていた。
――――数分後、扉の向こうから現れた彼女は涙目になりながら右腕を押さえて出てきた。
部屋に入る前の表情とのあまりのギャップに、必要以上に関わるまいという意識を瞬間的に置き去りにしてしまった。
「どォした」
「……なんで」
「ハ?」
「なんで……ちゅ、注射するって……教えてくれなかったんですか!!!!」
「ハアァァ??」
確か最初の検査は採血検査。
右腕を押さえてるのはそういう訳か。だが何故涙目?そして何故自分は責められている?疑問が尽きない。
「わ、私……ちゅ、注射苦手で……だから……その……こここ心の準備が……」
「……なンだそンなことかよ」
「なッ!?そんなこと!??
わわわ私にとっては大事な事なんですッ!!
大体ここで何するか分かってたのになんで教えてくれなかったんですかッッ!!!」
「苦手かなンて知らねェし、お前が聞かなかったんじゃねェか」
「普通教えてくれるでしょ!?~~~~いじわるッ!!バカッッ!!!」
「バ!?……なンだとテメェ!!!」
大声をあげながら睨み合う美琴と一方通行。
そんな2人の大声は他の部屋にまで届いていたらしく、「なんだなんだ?」と何人もの白衣の人間が廊下に出てくる。
その状況は2人を冷静な意識へ向かわせるには充分だった。
「……チッ 行くぞ」
「……」
この場からとにかく離れなければ。
無言のまま2人の足は次の目的地へ向かわせる。
我に返った美琴は俯く顔を真っ赤させながら脳内ではもう一人の自分が叫んでいた。
(あああ~~~ッッ!!初対面の人になにバカとか言っちゃってんのよぉぉぉ!!!)
彼が怒るのも当たり前だ。自分より年下の人間にバカ呼ばわりされたのだから。
売り言葉に買い言葉とはいえ自分の暴言は完全にアウト。
初対面でしかも『気になる』と感じていた人物に放った暴言。気まずい所の話じゃない。
顔色を赤や青に変えさせながら美琴の頭は後悔の波にのまれていた。
ふいに前を歩く一方通行に目をやる。やはり表情は見えない。
(~~~~ッこうなったら!)
「ッ!?」
美琴の手は後ろから一方通行の黒い長袖シャツの袖を掴んでいた。
表情を見たくても怒ってるのではと思うと顔を上げられない。俯いて目をぎゅっと瞑る。
「……なンだよ」
「さっきは……その、ご、ごめんなさい……」
「……別にどォでも「それでも!」……ハァ?」
「それでも……ごめんなさい」
「……分かったから離せ」
「お……怒ってない?」
「離せ」
パッと美琴の手はシャツを解放する。
するとスタスタと一方通行は歩き出してしまう。
(―――やっぱり怒ってるじゃん)
気持ちが重くなっているのが分かったがなんとか追いつこうと必死でついていく。
廊下を少し歩き進めた所で急に一方通行が止まる。
「次、ここ」
「え?」
研究室のドア。次の能力測定を行なう場所のようだ。
「あぁ……はい」
なるべくなら次の検査にいく前にこの雰囲気を打破したかった。まぁ原因は自分にあるのだが……。
そう思いながらドアノブに手を掛けようとした時―――
「オイ」
「はい?」
「……心電図」
「え?」
「……次の検査、心電図検査」
「……!!!」
『大体ここで何するか分かってたのになんで教えてくれなかったんですかッッ!!!』
『普通教えてくれるでしょ!?』
言ってる本人がそっぽを向いているせいで彼の表情が全く見えない。でも―――
「はい!行ってきます!!」
パッと花が咲いたような笑顔を彼に向けて美琴はドアを開けた。
とりあえず以上です。
思ってたより量が少ないですが…スミマセン
ちなみに2人はアニメのロリ美琴とショタセラレータをちょこっと成長させた姿でイメージしてます。
それでは~
思ってたより量が少ないですが…スミマセン
ちなみに2人はアニメのロリ美琴とショタセラレータをちょこっと成長させた姿でイメージしてます。
それでは~
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