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    元スレほむら「結局残ったのは巴マミのソウルジェムとまどかの抜け殻だけだった」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    951 = 9 :


    まどか「あ、朝ご飯食べてないよね? 先に言ってくれてたら何か持って来たのに」

    まどか「いいよ。帰ってから食べるから気にしないで」

    まどか「そう?」

    まどか「うん」

    という訳で、さやかと合流するまでは一緒に歩く。

    まどか「というか、家、帰ったら一人だよね?」

    まどか「え? うん、そうだけど?」

    まどか「ほむらちゃんが学校行ってる間ずっと?」

    まどか「そうだね」

    952 = 9 :


    まどか「その、寂しくないの?」

    まどか「うーん、それは……」

    まどか「寂しいよね? わたしだもん」

    まどか「でもほら、ほむらちゃんについて来たらこうなること判ってたし、
          それに、生きてるみんなが見られたから、わたし、結構幸せだよ?」

    まどか「でも……」

    まどか「前も言ったよね? わたしはみんなの未来を作るために来たって。
          寂しがってる暇なんてないから」

    まどか「……」(悲しそうな顔してる

    953 = 9 :


    まどか「とりあえず、ほむらちゃんが学校行ってる間も
         お掃除したり洗濯したりご飯の支度とかあるし」

    まどか「……」(今度は複雑そうな顔してる

    まどか「? どうしたの?」

    まどか「まどかさん、ほむらちゃんの『お嫁さん』みたいだよ?」

    まどか「え ////」

    「ちょっと憧れちゃう」と、そんな台詞が聞こえたところで、さやかの姿が目に入り、
    二人は分かれた。

    954 = 9 :

    続く
    埋まる前に次スレ立てて誘導すべきか悩む。
    まあ、ここはそんなに速くないしまだだと思うけど。

    955 :

    おかえり。
    続きが読めるなんてこんな嬉しいことってないよ!

    956 :


    待ってた

    さやかの扱いは難しいだろうな
    叶えたい願いが先に存在する以上
    どんなリスクを話しても逆方向につつくだけかも知れんしな

    957 :

    乙乙
    おかえりー

    958 :

    復活おめ。乙

    959 :

    おお、復活してた。
    期待してるからガンバ!

    960 :

    乙乙!
    舞ってたよ

    962 :

    このスレまだ続いてたのか・・・ともかく乙

    964 :

    最後まで読みたいので次スレ立てたら誘導してくれ

    965 :

    マミかさんVSシャルロッテ後の、ほむほむがまどか。に
    ジェムマミさん用のグリーフシードを提供するシーンは
    省略されたのかな。
    流石に戦ったら濁るよね。

    966 :

    そして一ヵ月が経った…

    967 :

    次スレは『まどか「ここは?」ほむら「私の転校前の入院先よ」』で立てる予定
    書き溜まってからじゃないと立て逃げみたいになるのでまだです。

    968 = 9 :


    朝は結局入れ違いでほむらに会えなかった‘まどか。’である。
    時間は飛んで今は午後。
    まどかは夕食の買い出しに出かけていた。

    今朝‘まどか’に「お嫁さんみたい」と指摘されてしまったが、
    実際、家では掃除・洗濯・食事の用意と主婦のような生活をしているのだ。

    まどか「ん、そろそろスーパーに行かないと」

    と、特売の時間を気にしつつ街を歩いている時だった。

    ??「ちょっと、そこのあんた?」

    まどか「え? わたし?」

    振り返って、後悔した。

    ??「やっぱり、まどかだ」

    一目散に逃げた。

    969 = 9 :


    詢子「あ、こら逃げんなっ!」

    まどか(なんでママが居るの!?)

    詢子は思い切り追いかけて来た。

    まどか(お仕事は? 会社に戻らなくていいの?)

    詢子「ちぃ、ちょっと体力落ちてんな……」

    などとぼやきつつも、しつこく追ってくる。

    まどか(まっすぐ逃げちゃ駄目だ……)

    人通りもまだ少なく、馬鹿正直に大通りを逃げていたらすぐ捕まってしまう。
    なので適当な路地に入った。

    そして二つほど角を曲がったところで、壁に張り付いて身を隠した。

    970 = 9 :


    詢子「まーどーかー」

    まどか(怖っ……)

    カツカツと靴音が近づいて来る。

    詢子「居ることは判ってるんだ。大人しく出て来な」

    まどか(まっすぐここに向かってる!?)

    脅しじゃなく、本気で判ってるのだろうか?

    上手く隠れたつもりだったが、恐怖に我慢できなくなったまどかは
    足音をたてて走り出した。

    詢子「そこか!」

    まどか(この先は行ったことないのに……)

    とにかくまっすぐは不味いってことで角を曲がったら案の定行き止まりだった。

    971 = 9 :


    そこは少し広くなっていて三方が壁に囲まれた広場のようだった。

    詢子「ふっ、追いつめたぞ?」

    まどか(どうしよう、変装してるし、誤摩化せ……ないよ。
          ママ相手にそんなの無理)


    詢子「……まどかだよな?」

    まどか「……」

    ちなみに、まどかはいつもの帽子と眼鏡の変装ぷらす、
    補導されないように‘中学生に見えないであろう地味な服装’をしている。


    972 = 9 :


    詢子「学校はどうした」

    まどか「え、えーっと、ちゃんと行ってると思うよ?」

    詢子「ふーん、そうかい……」

    まどか(怖いよぅ……)

    詢子「あたしゃあんたのせいで病人扱いさ。
       同僚はともかく上司にまで今日は休んでくれとお願いされちまったよ」

    まどか「ええと」(なんて答えればいいのか困惑

    詢子「んなこたぁどうでも良いんだよ」

    一応、説明してくれたようだ。

    その時、

    『……』

    胸にさげていた“ソウルジェム”が何かを言った。

    まどか(え? 危ないって?)

    973 = 9 :


    詢子「ん? なんだ?」

    詢子も何か気配に気づいた様子だが、
    まどかには、詢子の背後で景色が変わっていくのが見えていた。

    ??「ぶぅーーーーん!!」

    奇怪な声を立てて、ふざけた容姿をした‘何か’が飛び回る

    まどか(魔女? ううん、たぶん使い魔! ママが危ない!)

    詢子「まどかっ! 動くな!」

    まどか「え!? ちょっと」

    詢子がまどかを庇うように抱きついて来た。
    使い魔が何か攻撃らしきものを放っていたのだ。

    詢子「くっ……」

    その攻撃は直撃ではなかったものの詢子の肩をかすめていた。

    まどか(マミさんお願い!)

    緊急事態と悟ったまどかはそのまま変身し、詢子の腕の中から飛び出した。

    詢子「え? まど……か?」

    974 :


    迷わず弓を構え、飛びまわる使い魔に向かって一度に複数の矢を放った。

    まどか「ああっ、動きが速い……」

    沢山放ったのに、全部かわされてしまった。

    使い魔「ーーーーーーー」

    まどか「えっと……」

    これは魔法。ただの射的じゃないのだ。強く念じればきっと当たる。

    再び弓を引く。

    まどか「今度は逃がさないよ!」

    矢は一本だけ。
    でもさっきとは違って強く、速く。

    だが、それが使い魔に届こうかというところで、
    こんどは横から飛んで来た槍に弾かれてしまう。

    ??「ちょっとちょっと、何やってんのさ、あんた」

    975 = 9 :


    まどか「あ! 杏子ちゃん!」

    杏子「あん? おまえ何処かで会ったか?」

    まどか「え、えっと」

    杏子「まあ、いいや。あんた何やってんの?
    ありゃ魔女じゃなくて使い魔だよ。グリーフシードを持ってるわけないじゃん」

    まどか「え? 何のこと?」

    杏子「だからさ、使い魔ってのはさ4~5人ばかり食えば魔女になるんだからさ」
       そうすりゃちゃんとグリフシード落とすだろ?」

    まどか「そんな、四、五人って……」

    杏子「知らなかったのか? だったら今度から気をつけんだな」

    976 = 9 :


    杏子「弱い人間を魔女が食う、その魔女をアタシたちが食う。
       そういう強さの順番なのさ。
       使い魔なんていちいち相手にしてたらやってけないぜ?」

    まどかはツカツカと杏子の前に近づき、

    杏子「なんだよ」

    そしてパンと杏子の頬をはたく。

    杏子「何しやがる!」

    まどか「きゃっ!」

    杏子はまどかを突き飛ばした。

    まどかはよろけて数歩後退したがすぐに杏子を睨み返した。

    977 = 9 :


    まどか「そんなこと言っちゃだめだよ!」

    そんなまどかの後ろには心配そうにこちらを伺っている詢子が見える。

    杏子「……ふうん。そういうことかい。
       人助けなんてくだらないことに魔法使っちゃってるわけだ」

    まどか「どうしてそんなこと言うの?
         杏子ちゃんはそんな子じゃないよ」

    杏子「るせえ! あたしの何を知ってるってんだ!
       そもそもお前何もんだ? なんであたしの名前を知ってる?」

    まどか「そ、それは……」

    杏子「まあ、いいさ。教えてやるよ。
       魔法少女ってのはな、徹頭徹尾てめえの為に力を使うもんだ。
       違うってんなら、」

    まどか「杏子ちゃん……」

    杏子「力づくで来な!」

    まどか「!!」

    979 = 9 :


    杏子が槍を振る。
    寸止めで頬をかすめるくらいのつもりだったが、
    まどかの危険を察知した‘ソウルジェム’がバリアを展開し、
    槍は盛大に弾かれてしまう。

    杏子「自動防御か。おもしれえ魔法使うな?」

    まどか「や、やめてよ」

    杏子「そこの一般人」

    詢子「!?」

    杏子「死にたくなかったらとっとと失せな。
       ここは修羅場になるぜ」

    詢子「……」(神妙な顔をするが動かない

    杏子「まあ、いいけどよ」

    まどか「杏子ちゃん?」

    杏子「言ったろ? 止めさせたかったらねじ伏せなって」

    そう言いつつ、軸線を変えるように杏子は横に移動。
    そして、

    980 = 9 :


    まどか「」

    まどかは悲鳴を上げる暇も与えてもらえなかった。

    杏子が人にあり得ない速度でまどかに接近。
    こんどはバリアごと吹っ飛ばされて、背後の壁に叩き付けられた。

    詢子「まどかっ!!」

    まどか「くぅっ……」

    バラバラとまどかがめり込んだ穴の周りから壁の破片が崩れ落ちる。

    詢子「だ、大丈夫……なのか!?」

    破片を払ってまどかが出て来たので詢子が驚いている。
    煤けている程度で、大事は無い。

    が、ダメージはあったようで、まどかはそこで膝と手をついてしまう。

    981 = 9 :


    杏子「……おい。何のつもりだ?」

    詢子「……」

    まどか「や、やめて」

    杏子「一般人がでしゃばってんじゃねえよ」

    詢子はどこに持っていたのか伸縮式警棒を手に構え、
    まどかを背にして杏子に対峙していた。

    詢子「あたしはね、こんな場面で何もしないで黙ってるような
       冷たい女じゃないんだよ」

    杏子(なんだこいつ?)

    まどか「ま、ママ、だめっ!」

    杏子(ママだぁ?)

    詢子「そうさ。あたしは鹿目まどかの母親なんだ!」

    982 = 9 :


    杏子「……うぜえ」

    杏子「超うぜえ」

    杏子は構えていた槍を肩に担ぎあげた。

    杏子「興ざめだよ」

    まどか「杏子ちゃん?」

    杏子「乳離れできてねえお子様が
       魔法少女の真似事なんかやってんじゃねえよ!」

    そう言い放って、杏子はジャンプして壁を蹴りながら上方へ跳び去ってしまった。

    983 = 9 :

    ここまで
    980超えてしまった
    やっぱり立てるか

    984 :

    おつ

    985 :

    乙乙

    おかえりー

    988 = 9 :

    次スレ立てました
    まどか「ここは?」ほむら「私の転校前の入院先よ」
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1326644606/

    990 :

    おひさし乙
    ずっと待ってた

    991 :

    お疲れ様うめ

    992 :

    乙乙

    993 :

    うめてんてー

    994 :

    うめてんてー

    995 = 9 :

    ///////////////////埋めネタ:QB「僕らは取り残されたんだよ」///////////////////

    ほむら「私の戦場はここじゃないわ」

    QB「暁美ほむら、きみは……」

    カシャン! ギュイーン!


    ほむら「……」

    QB「……」

    ほむら「え」

    QB「え」


    ほむら「魔法が発動しない? まさかそんな!?」

    QB「……ああ、なるほど」

    ほむら「何なの? 何をした!?」

    QB「何もしてないさ。君の、いや、暁美ほむらの魔法はやはり時間跳躍だったようだね」

    ほむら「何……を?」

    QB「自分の姿をよく見てみるが良いさ」

    ほむら「変身が、解けている!?」

    QB「なにを言ってるんだい、変身どころか君は魔法少女ですらないじゃないか」

    996 = 9 :

    ///////////////////埋めネタ:QB「僕らは取り残されたんだよ」///////////////////

    ほむら「ソウルジェムがない……、そんな……どうして」

    QB「時間遡行者暁美ほむらの記憶を丸ごともらっている君のことだ」

    ほむら「え」

    QB「もう何が起こったか薄々判ってるんじゃないかい?」

    ほむら「それじゃあ、私は……」

    QB「そうさ。君は正真正銘、僕とは契約していない『この時間軸の暁美ほむら』さ」

    ほむら「なんてこと? 上書きされて一つの存在になっていた訳じゃなかったの?」

    QB「そうなるね。かなり特殊な魔法だったようだ」

    ほむら「じゃあ毎回私のように取り残された存在がいたのね」

    QB「それはどうかな?」

    ほむら「?」

    QB「身体の中にある魂が、毎回激しい魔女との戦闘に耐えられたとは思えないよ。
      大抵は途中で逝ってしまったんじゃないかな?」

    ほむら「そう。……私は運が良かったのね」

    QB「まあ、この状況だから、それもどうかと思うけどね」

    ほむら「……そうだったわね」(見上げる

    997 = 9 :

    ///////////////////埋めネタ:QB「僕らは取り残されたんだよ」///////////////////

    ほむら「……動かないわね。10日くらいで地球が滅ぶのじゃなかったかしら?」

    QB「期間はエネルギーの規模から推定したにすぎないんだ。
      実際の魔女の行動は予想がつかないよ」

    ほむら「そう……」

    QB「ところで暁美ほむら、君は黙って死ぬつもりかい?」

    ほむら「何の話かしら? この期に及んで私に選択肢があるような言い方ね」

    QB「その通りさ。判ってるだろう? 君はまだ『契約してない』んだ」

    ほむら「この星から立ち去るのじゃなかったの?」

    QB「最後に契約して君の願いくらいは、叶えてあげようと思ってね」

    ほむら「どういう風の吹き回しかしら?
         おまえは目的のために合理的行動しかしないのじゃなかったかしら?」

    QB「その合理的行動さ。君は気づいていないだろうけど、
       君の魔法的素質がここにきて跳ね上がっているんだ」

    ほむら「私の素質?」

    QB「そうさ。これは今まで魔法少女である同質の魂と同化していたのが原因か、
      それとも現時点で地球の滅亡を知る唯一の存在であるがゆえの因果が作用
      しているのか、あるいはその両方なのか、
      理由はどうあれ君の持つ魔法係数があり得ないほどの数値に
      なっているんだ」

    ほむら「……あり得ないといっても、まどか程じゃないのでしょう?」

    998 = 9 :

    ///////////////////埋めネタ:QB「僕らは取り残されたんだよ」///////////////////

    QB「まどかは別格だよ。
      君の素質は……そうだね、どんなくだらない願い事で契約しても
      素で魔力が巴マミを楽々凌駕する位といえば判りやすいかな?」

    ほむら「その魔力でどうしろと? その程度では『あれ』に勝てないのでしょう?」

    QB「残念ながらね。
       あり得ないとは言ったが君の規模の魔力係数は前例が無かったわけじゃない。
       でも逃げることくらいなら出来るかもしれないよ?」

    ほむら「意味が無いわ。まどかが魔女になってしまったこの世界はもう……」

    QB「諦めるのかい?」

    ほむら「いいえ。過去に行った『私』は諦めてないわ」

    QB「この世界を捨ててね」

    ほむら「そうよ。残された私はこの時間軸の運命を受け入れるしか無いのよ」

    QB「それで良いのかい?」

    ほむら「お前は、私から得られるエネルギーが欲しいみたいだけど、
        私には何のメリットも無いわ」

    QB「本当にそうかな?」

    ほむら「私は『まどかだったもの』に取り込まれて消えるのよ。邪魔をしないで」

    QB「確かに君は今、戦い続ける運命に捕われていない。
       繰り返しの戦いの記憶をもつ君がその選択をするのも判らなくはないさ」

    ほむら「何が言いたいの?」

    QB「でも君は勘違いしてはいないか?
      君は別に戦いの運命から解放された訳ではない。
      いや、君は戦いを始めてすらいないじゃないか。
      それは過去へ跳んだあの暁美ほむらの記憶だ。
      君の経験ではない」

    ほむら「……」

    999 = 9 :

    ///////////////////埋めネタ:QB「僕らは取り残されたんだよ」///////////////////

    QB「君は勝手に身体を乗っ取っとられて、
      君の世界がこんな結末にされてしまったことが、
      悔しくはないのかい?」

    ほむら「それをおまえの口から言うの?」

    QB「それも含めてだよ。君自身は何もしていないじゃないか。
      何も出来ないまま終わってしまっていいのかい?」

    ほむら「それは……」

    QB「諦めたらそれまでだ。でも君なら運命を変えられるよ」

    QB「避けようのない運命なんて君が覆せばいい」

    QB「そのための力が、君には備わっているんだから」

    ほむら「私が覆したい運命は、おまえの力が及ばない所にあるのよ?」

    QB「高い確率でそういう願いをするだろうね。判ってるさ」

    ほむら「じゃあなんで?」

    QB「これだけの素質を持った子が目の前にいて
      契約をすすめないなんてありえないよ」

    ほむら「エネルギー回収の見込みがないとしても?」

    QB「可能性はゼロじゃないさ」

    ほむら「合理的判断ってわけ?」

    QB「その通りだよ」

    ほむら(こいつの言うことは道理が通っている。
        魔力係数の話もおそらくミスリードを誘うような詭弁ではない。
        だとすると……)

    QB「だから……」

    ほむら「……」

    QB「……僕と契約して、魔法少女になってよ!」

    ほむら「手元に銃が無いことが悔やまれるわ……」

    1000 = 9 :

    埋めネタへのレスは次スレに書いてもいいけどほどほどにね
    ///////////////////埋めネタ:QB「僕らは取り残されたんだよ」///////////////////

    QB「……それは契約した後にでもすることだね」

    ほむら「風が吹いて来たわ」

    QB「魔女が活動を始めたようだね」

    ほむら(まどかが「行くなら早く行け」と言ってるようだわ)

    ほむら「……ひとつ聞いて良いかしら?」

    QB「なんだい?」

    ほむら「私が契約したらワルプルギスの夜には勝てるのかしら?」

    QB「それは君次第じゃないかな?
      願い事で力を望んだとしても、
      単純な力比べでは勝負にならないだろう。
      まどかに一撃で倒されたとはいえ、あれでも特殊な魔女だからね。
      でも戦い方に相性があるように、工夫次第では良い線行くと思うよ」

    ほむら「工夫次第で拮抗できる位の力はつくってことよね?」

    QB「そうさ。まあ、願い事が過去に戻ることで確定なら、
      どこまで行けるか判らないけど、
      さっき過去に跳んだ暁美ほむらよりは格段に強くなれるだろうね」

    ほむら「……判ったわ。契約する」

    QB「そうか。じゃあ、教えてごらん。君はどんな祈りで、ソウルジェムを輝かせるのかい?」

    ほむら「私は――――」

    ――――
    ――

    (1000なら続かない)


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