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    元スレほむら「結局残ったのは巴マミのソウルジェムとまどかの抜け殻だけだった」

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    みんなの評価 : ★★★
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    851 :

    たまには生存報告が欲しいところ
    新LR適用されたらHTML化されちゃうし

    852 :


    休み時間。

    授業中もずっと視線を感じていたのだが、
    まどかの様子を見ようと振り返るとやはり美樹さやかが睨んでいた。

    まどか「さやかちゃん? どうしたの?」

    さやか「ん、なんでもないよ」

    まどか「でも……あ、どこいくの?」

    さやか「ちょっとね」

    意を決したように立ち上がりこちらに向かってきた。

    853 = 9 :


    さやか「……転校生、話がある」

    ほむら「なに?」

    寝不足だろうか? 目にくまが出来てる。

    例によって場所を変え、立ち話。

    さやか「あんたさ、昨日恭介のとこ行ったでしょ?」

    ほむら「……ええ、行ったわ」

    さやか「そんな警戒しないでよ。恭介を励ましてくれたんだって?」

    ほむら「そ、そうね。そんな感じだったかしら?」

    もの凄く睨んでいたので、恨み言でも言われるかと身構えていたのだが。

    さやか「恭介がさ、あんたにお礼を言いたいんだって」

    ほむら「別に礼をいわれるような事はしてないわ」

    さやか「そうじゃなくて!」

    ほむら「!?」

    がしっと肩をつかまれた。

    854 = 9 :


    さやか「あたしも感謝してんのよ!
         恭介あんなに一生懸命練習してたのに指が動かなっちゃって、
         医者には諦めろっていわれてさ……」

    ほむら「美樹さやか……?」

    さやか「あたしもう、どうやって励ましたらいいか判らなくなっちゃって。
         でも、もう平気だって。まだ立ち直れてないけど、大丈夫って恭介がいうんだ。
         それ転校生、あんたのおかげなんだってさ」

    ほむら「……」

    さやか「だから。恭介を頼む」

    ほむら「え」

    さやか「あたしじゃ駄目なの。あたしが落ち込んでると恭介が心配する。
         幼馴染みで付き合いが長いからさ、元気な振りしてても恭介には判っちゃうのよ。
         大変なことになってるのに、あたし、恭介の負担にしかなれないの。
         あんたならきっと恭介を支えられるわ」

    ほむら(ええと、美樹さやかはいったい何を?)

    さやか「べつに恋人になれなんて言わない。ううん、なったって構わないからさ」

    ほむら(構わないって……、ええ!?)

    855 = 9 :

    つづく

    856 :

    え……乙

    857 :

    生存確認できて何より乙

    859 :

    うわ~~~~~~~~~
    続きが早く読みたい

    860 :

    つまり、マミさんの面倒を見ながら上条の相手をしつつ魔女狩りと並行して
    まどか。を養うと同時にまどかを守りワルプルギスを倒してQBを追い払うだけか
    ( ^o^ )\

    861 :

    泥沼ほむら

    862 :

    ほむほむが過労死する勢いで問題が積み上がっていくな

    863 :

    乙。だけどさやかちゃん……。

    864 :

    ほむほむの胃が過労でマッハ

    865 :

    生麦生米生殺し……乙

    866 :

    ほむほむの過労死を狙ったQBの策略か……

    867 :

    やっと追い付いた…
    応援してるわ。

    868 :

    >860
    それに杏子ちゃんへのお礼と協力要請、
    協力要請に成功したらそこから始まるであろう人間関係の調製…

    あれ?本当にワルプル前に過労で死にそうだぞ、ほむらさん

    869 :

    >>868
    一番重要なものが抜けている
    対 ワ ル 火 力 の 集 積
    本当ならあの大火力の集積だけで一杯一杯な筈なんだぜ

    870 :

    上条に関しては、さやかの言う通りに恋人になってもさやかは曇りそう
    基本やせ我慢の子だし

    871 :

    >>869
    案外そのあたりは退院前後に集中して済ませてそうな(予測)

    872 :

    修羅場は~

    873 :

    乙乙

    874 = 873 :

    乙乙!!

    875 :

    乙マミ
    さやかに関してはこれでかえって好転するような

    876 :

    えっこれまだ終わんないの!?
    一度に3時間かけて読んだのにィ(・公・)

    877 :


    さやかは強がらずに恭介に告るといいと思うが……

    879 :

    告白しても上条がさやかを異性として見れない可能性が高いけど、玉砕しておけば気持ちの整理もつくだろう。
    ほむほむ、上条。(青)、まどか。(黄)、さやか。(赤)、仁美。(桃)の五人戦隊が浮かんだ。

    880 :

    赤・青・黒・黄・桃+緑のジュウレンジャー色なら全員参加できますよ、猿渡さん!

    881 :

    >>879
    公式ガイドで対談でヤバイ域の鈍感なだけで
    意識する余地がないわけじゃないっぽいこと言われてるから
    異性として見れないわけではないと思うよ

    882 :

    さやか・・・・・・
    ほむら[ピーーー]気か。

    885 :

    まあいいからsageとsagaをメール欄に入れておけ

    886 :

    名前欄には何も入れなくていい
    あと、これに対する返信は要らない

    887 :

    続きーーー

    888 :

    ほむほむのお仕事♪
    ・マミさんの精神維持
    ・まどかの監視
    ・さやかの魔女化阻止
    ・上条の見舞い
    ・杏子への協力要請
    無理っしょ。

    889 = 888 :

    ほむほむのお仕事♪
    ・マミさんの精神維持
    ・まどかの監視
    ・さやかの魔女化阻止
    ・上条の見舞い
    ・杏子への協力要請
    無理っしょ。

    890 :

    えるしっているか
    かきこまなくてもおちない

    893 :

    さすがに13日くらいには書き込んであると思うけど

    895 :


    さやか「恭介ってわりとイケメンでしょ? お買い得だよ?」

    ほむら「ちょっ、そ、そんな事いわれても……」

    さやか「一時的でも良いからさ。恭介が立ち直るまででもかまわないよ。だから……」

    意表をつかれてしまい、ほむらもつい動揺してしまったが、
    美樹さやかは自分で何を言っているか判ってないのではないだろうか?
    なにやら、思い詰めて訳が分からなくなっている気がする。

    ほむらは、一息深呼吸をしてから言った。

    ほむら「……それは『一時的の方が良い、立ち直るまでにして欲しい』の
         間違いじゃないのかしら?」

    さやか「え!?」

    声がひっくり返った。

    896 = 9 :

    ほむら「あなたの手に負えない間、私にケアを頼んで、
         立ち直ったらもとの鞘に戻りたいって聞こえるのだけど」

    さやか「も、元のサヤってなによ。恭介とあたしはただの幼馴染なんだからべつに」

    ほむら(反応するの、そこなの? 私は『男の子が好き』とかよく判らないけど……)

    さやか「そ、そりゃ、『大切な』って言ってくれたけど、べつにあれは……」

    ほむら(……たぶんこういえば)

    ほむら「『好き』なんでしょ?」

    さやか「」

    赤くなった。

    ほむら「上条恭介を守るためなら私でも利用しようって、そういうことかしら?」

    897 = 9 :


    さやか「……わ、悪い?」

    ほむら(あ、開き直った)

    さやか「そうよ。あたしは恭介が好き」

    ほむら「だったらどうして私なんかに頼むの?
         あなたらしくないわ」

    さやか「……だって」

    ほむら「?」

    さやか「あんたは、女のあたしから見ても美人だし、成績も優秀だし、スポーツも万能だし」

    ほむら「……」

    さやか「あたしで敵う訳ないじゃない!」

    ほむら(こっちが本音なのかしら?)

    さやか「あんたはあたしに出来ない事を恭介にしてくれたのよ。
         だからこれからも恭介を支えてあげてよ」

    そう言い放つ美樹さやかだが、表情は暗い。

    898 = 9 :


    ほむら「はぁ……」

    さやか「なによ」

    ほむら「私には無理よ」

    さやか「どうして? じゃあ、なんで恭介に会ったの?」

    ほむら「私が上条恭介に会ったのは美樹さやか、あなたに契約させないためよ」

    さやか「あたし……?」

    ほむら「あなたは上条恭介の腕の治療を願って契約する可能性が高かった」

    さやか「なに? それだけの理由で?」

    ほむら「そうよ」

    さやか「じゃあ、あんたは、ライバルを増やしたくないってだけの理由で、
         恭介の心をもてあそんだっていうの?」

    899 = 9 :


    ほむら「ま、待って誤解よ」

    さやか「誤解ってなによ!」

    ほむら「私はあなたが後悔するって判っているのに契約なんてして欲しくなかったのよ。
         上条恭介に会ったのは、どうすれば契約しなくて済むか探る為で……」

    さやか「なに? じゃあ、あたしの為だって言いたいの?」

    ほむら「そうよ。私は魔法少女同士の競争なんて興味ない。
         グリフシードに困っている訳ではないわ」

    さやか「それこそ大きなお世話よ。なんであんたがそんなこと気にするのよ。
         あたしにはあんたがあたしのこと心配しているようには見えないんだけど」

    ほむら「それは……」

    さやか「というよりむしろ、あたしのことなんてどうでも良いけど、
         なにか必要があって仕方なく関わってる気がするわ」

    ほむら「……」

    900 = 9 :


    ほむら「……そう。やっぱりあなたには判ってしまうのね」

    ほむら「そうよ。その通り。あなたが魔法少女になると、
         結果的にまどかをが苦むことになる。
         それが許せないのよ」

    さやか「なんで、まどかが出てくるのよ……」

    ほむら「私はまどかだけが幸せになれればそれで良いの。
         他はどうでも良い。
         でもあの子は優しすぎて周りの人たちの不幸に心を痛めてしまう。
         だからよ」

    さやか「……訳判んないわ」

    ほむら「別にあなたは理解してくれなくて良いわ」

    さやか「本気なの?」

    ほむら「ええ」


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